JP5370166B2 - 電子回路システム - Google Patents

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本発明は、半導体集積回路に搭載され、所定の回路動作を行った結果として得られる信号を外部に出力する信号出力回路を有してなる電子回路システムに関する。
半導体集積回路(IC)等の電子回路については、従来より外来ノイズ、すなわち不要輻射である電磁波の影響を受けて誤動作が発生することが問題となっている。図7は、IC1について広く行われているノイズ対策例を示す。IC1には、例えば加速度センサや圧力センサなどのセンサエレメント2と、そのセンサエレメント2より出力されるセンサ信号について、増幅や調整等の処理を行い外部に出力するセンサ回路3とが形成されている。そして、ICチップ1上の電源ライン4や信号出力(又は入力)ライン5等に抵抗素子6(a,b)とコンデンサ7(a,b)とによるローパスフィルタ8(a,b)を構成し、電源端子や出力端子を介して侵入するノイズの高周波成分を減衰させるようにしている。
しかしながら、このような対策では、フィルタ8を構成する抵抗素子6を電源ライン4等に直列に挿入するため、電源レベルの低下を抑制する必要から抵抗素子4の抵抗値を大きくするのに限界があり、また、チップ上に形成するコンデンサ7の容量も、素子サイズの制約からあまり大きくすることができない。その結果、フィルタ8の遮断周波数を十分に下げることができず、ノイズ成分を有効に除去できないという問題があった。
ノイズ対策に関する従来技術として、特許文献1には、放射線測定器(個人線量計)について、電源ラインに及び信号ライン対する電磁ノイズの影響を遮断するため、充電可能な電池124,126を有する第1,第2バッテリ部110,114を内蔵し、充電された状態の第1,第2バッテリ部110,114により動作可能に構成したものが開示されている。
特開2000−131437号公報
しかしながら、特許文献1の放射線測定器は個人が被曝した放射線の線量を計測するものであり、所謂携帯型(ハンディタイプ)に構成されることを前提としているので、ハウジング10にもある程度の容積があり、充電可能な電池124,126を内蔵することも容易である。したがって、放射線測定器を使用しない間に第1,第2バッテリ部110,114を充電しておき、放射線測定器を使用する際には、充電された状態の第1,第2バッテリ部110,114を使用することが可能となっている。これに対してICでは、二次電池を内蔵することは想定できない。また、特許文献1のように、ある程度の大きさを有する製品に適用することを前提としない限り、外付けした二次電池からICに電源を供給することも想定できない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源の供給経路を伝搬するノイズの影響を受けないように信号出力回路を動作させることができる電子回路システムを提供することにある。
請求項1記載の電子回路システムによれば、半導体集積回路に搭載される信号出力回路に供給する電源を充電電荷により保持するコンデンサを備え、充放電切替え手段によって、外部より供給される電源によりコンデンサを充電させるか、コンデンサに保持された電源(電荷)を信号出力回路に供給させるかを切替える。また、信号出力回路により出力される信号のレベルを保持して外部に出力するサンプルアンドホールド回路(以下、S/H回路と称す)を備え、制御手段は、充放電切替え手段が、放電側となる場合はS/H回路に(当該回路側から見た場合の)入力信号レベルをサンプルさせ、充電側となる場合は前記サンプルレベルをホールドさせるように交互に切替え制御する。
すなわち、信号出力回路からの出力信号をS/H回路がサンプルする期間は、信号出力回路に対しては、コンデンサの充電電荷が電源として供給されているので、外部より電源が直接供給される経路は遮断されている。これにより、信号出力回路は、前記電源供給経路を介して伝搬しようとする電磁ノイズの影響を受けない状態で動作して、信号を出力することができる。
そして、コンデンサが外部電源によって充電されている期間に、S/H回路がサンプルレベルをホールドして外部に出力するので、信号出力回路が電磁ノイズの影響を受けない状態で動作した結果出力した信号を、S/H回路を介して外部に出力できる。したがって、半導体集積回路及びその集積回路を含む構成上の制約から、二次電池のような電源を使用することが困難であっても、コンデンサの充電電荷を利用して、外来ノイズの影響を回避した結果得られた信号を、外部に出力することが可能となる。尚、上記の構成において、充放電切替え手段,S/H回路,制御手段などの構成要素は、外部電源が常時供給されて動作することは言うまでもない。
請求項2記載の電子回路システムによれば、半導体集積回路に搭載される第1,第2信号出力回路にそれぞれ供給する電源を、充電電荷により保持する第1,第2コンデンサを備え、第1,第2充放電切替え手段によって、外部より供給される電源により第1,第2コンデンサを充電させるか、各コンデンサに保持された電源を第1,第2信号出力回路に供給させるかをそれぞれ切替える。また、第1,第2信号出力回路により出力される信号を、選択して外部に出力する出力切替え手段を備え、制御手段は、第1充放電切替え手段が充電側,放電側となる場合に、第2充放電切替え手段が放電側,充電側となるように切替えさせると共に、出力切替え手段に、充放電切替え手段が充電側となっている信号出力回路の出力信号を交互に選択させる。
すなわち、出力切替え手段を介して外部に出力される信号は、常にコンデンサの充電電荷が供給されて、外部より電源が直接供給される経路が遮断されている側の信号出力回路となる。したがって、請求項1のようにS/H回路を用いることなく、外来ノイズの影響を回避した結果得られた信号を常時得ることができる。
請求項3,4記載の電子回路システムによれば、信号出力回路を、センサ素子が検出した物理量に応じて出力するセンサ信号について増幅・調整等の信号処理を行うセンサ回路とする。すなわち、半導体集積回路として構成されるセンサ素子及びセンサ回路は電磁ノイズの影響を受け易いため、センサ回路に適用すればノイズの影響を排除した高精度のセンサ信号を得ることができる。
請求項5記載の電子回路システムによれば、センサ信号切替え手段により、1つのセンサ素子が出力するセンサ信号を、第1,第2センサ回路の一方に出力するように切替える。そして、制御手段は、充放電切替え手段が充電側となっているセンサ回路にセンサ信号を出力するようセンサ信号切替え手段を制御するので、センサ素子を共通化して請求項4と同様の効果を得ることができる。
請求項6記載の電子回路システムによれば、制御手段に、所定周波数のクロック信号を出力するクロック信号発生回路を備え、各切替え手段を、クロック信号の2値レベル変化に応じて切替えを行うように構成するので、クロック信号に同期させて、各部における電源や信号の切替えを一括して行うことができる。
第1実施例であり、ICの構成を示す機能ブロック図 動作タイミングチャート 第2実施例を示す図1相当図 図2相当図 第3実施例を示す図1相当図 図2相当図 従来のICにおけるノイズ対策例を示す図
(第1実施例)
以下、第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。尚、図7と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。本実施例のIC(半導体集積回路)11には、図7と同様にセンサエレメント(センサ素子)2及びセンサ回路(信号出力回路)3が形成されている。そして、IC11の電源端子12と、センサ回路3に繋がる電源ライン13との間には、切替えスイッチ(充放電切替え手段)14が挿入されている。切替えスイッチ14の固定接点Aは電源端子12に接続され、固定接点Bは電源ライン13に接続され、可動接点MはIC11の端子15に接続されている。切替えスイッチ14は、例えばマルチプレクサを用いても良い。前記端子15とIC11のグランド端子16との間には、容量が例えばμFオーダーのコンデンサ17が外付けされている。
すなわち、切替えスイッチ14の可動接点Mが固定接点A側にある場合、コンデンサ17は、IC11の外部より供給される電源によって充電される。一方、前記可動接点Mが固定接点B側にある場合、コンデンサ17は充電された電荷を放電し、電源としてセンサ回路3及びセンサエレメント2に供給する。IC11は、例えばCR発振回路などで構成されるクロック発生回路(制御手段)18を備えており、クロック発生回路18より出力されるクロック信号で切替えスイッチ14の可動接点Mを切替えるようになっている。クロック信号のレベルがハイの場合に可動接点Mは固定接点A側となり、例えばクロック信号のレベルがロウの場合に可動接点Mは固定接点B側となる。
また、センサ回路3の出力端子は、サンプルアンドホールド回路(以下、S/H回路と称す)19を介して出力端子20に接続されている。そして、S/H回路19のサンプル/ホールド制御も、クロック発生回路18より出力されるクロック信号により行われる。クロック信号のレベルがロウの場合にS/H回路19は入力信号レベルをサンプルし、クロック信号のレベルがハイの場合にS/H回路19はサンプルした信号レベルをホールドする。
次に、本実施例の作用について図2を参照して説明する。図2に示すタイミングチャートのように、(a)クロック信号レベルがハイの場合に(b)可動接点Mは固定接点A側となってコンデンサ17を充電し、(c)S/H回路19はサンプルした信号レベルをホールドする。一方、(a)クロック信号のレベルがロウの場合に(b)可動接点Mは固定接点B側となり、コンデンサ17は充電電荷を放電してセンサ回路3等に電源を供給し、その時(c)S/H回路19は、センサエレメント2が出力したセンサ信号をサンプルする。以上の制御を、クロック信号の周期毎に繰り返す。
すなわち、S/H回路19がセンサ信号をサンプルする場合、センサ回路3には、コンデンサ17より電源が供給されているので、電源端子12との接続は遮断された状態にある。したがって、この期間にセンサエレメント2及びセンサ回路3は、電源端子12を介して侵入しようとする電磁ノイズの影響を受けない状態で、センサ信号を出力することができる。尚、クロック信号の周波数は、例えば数10kHz〜100数10kHz程度となるが、センサ回路3等の消費電力,その消費電力に基づき設定されるコンデンサ17の容量に応じて、必要な充電時間を確保できるように設定する。
以上のように本実施例によれば、IC11に搭載されるセンサエレメント2及びセンサ回路3に供給する電源を充電電荷により保持するコンデンサ17を備え、切替えスイッチ14によって、外部より供給される電源によりコンデンサ17を充電させるか、コンデンサ17に保持された電源をセンサ回路3に供給させるかを切替える。また、センサ回路3により出力される信号のレベルを保持して外部に出力するS/H回路19を備え、クロック発生回路18は、切替えスイッチ14が放電側となる場合はS/H回路19に入力信号レベルをサンプルさせ、充電側となる場合はそのサンプルレベルをホールドさせるように交互に切替え制御する。したがって、センサエレメント2及びセンサ回路3は、外部電源の供給経路を介して伝搬しようとする電磁ノイズの影響を受けない状態で動作して、信号を出力することができる。
そして、コンデンサ17が外部電源によって充電されている期間に、S/H回路19がサンプルレベルをホールドして外部に出力するので、センサ回路3が電磁ノイズの影響を受けない状態で動作した結果出力した信号を、S/H回路19を介して外部に出力できる。したがって、IC11を含む構成上の制約から二次電池のような電源を使用することが困難でも、コンデンサ17の充電電荷を利用して、外来ノイズの影響を回避した結果得られた信号を外部に出力することができる。
また、IC11上に構成されるセンサエレメント2及びセンサ回路3は電磁ノイズの影響を受け易いので、センサ回路3に適用することでノイズの影響を排除した高精度のセンサ信号を得ることができる。そして、クロック信号発生回路18より出力されるクロック信号の2値レベル変化に応じて切替えスイッチ14及びS/H回路19の制御を行うので、クロック信号に同期させて、各部における電源や信号の切替えを一括して行うことができる。
(第2実施例)
図3及び図4は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第2実施例のIC(半導体集積回路)21には、第1実施例のセンサエレメント2及びセンサ回路3と同じ構成のセンサエレメント2及びセンサ回路3が、もう1組設けられている(前者の組の符号に(1)を付し、後者の組の符号に(2)を付す)。それに併せて切替えスイッチ14(2),コンデンサ17(2)が追加されており、S/H回路19は削除されている。切替えスイッチ14(2)の可動接点M(2)は、IC21の端子15(2)を介してコンデンサ17(2)の一端に接続されている。
また、IC21には切替えスイッチ(マルチプレクサ)22(出力切替え手段)が追加されており、その固定接点(1)はセンサ回路3(1)(第1信号出力回路)の出力端子に接続され、固定接点(2)はセンサ回路3(2)(第1信号出力回路)の出力端子に接続され、可動接点M(3)は出力端子20に接続されている。切替えスイッチ14(1),14(2)(第1,第2充放電切替え手段)及び22は、何れもクロック発生回路18より出力されるクロック信号によって切替えが制御される。
すなわち、クロック信号のレベルがハイの場合に切替えスイッチ14(1)の可動接点M(1)は固定接点A側,切替えスイッチ14(2)の可動接点M(2)は固定接点C側,切替えスイッチ22の可動接点M(3)は固定接点(1)側となり、クロック信号のレベルがロウの場合に可動接点M(1)は固定接点B側,可動接点M(2)は固定接点D側,切替えスイッチ22の可動接点M(3)は固定接点(2)側となる。尚、図2において、クロック発生回路18より出力されるクロック信号は複数の系統に分かれて示されているが、何れも同相のクロック信号である。
次に、第2実施例の作用について図4を参照して説明する。図4に示すタイミングチャートのように、(a)クロック信号のレベルがハイの場合に(b)切替えスイッチ14(1)(回路(1)スイッチ)の可動接点M(1)は固定接点A側,(c)切替えスイッチ14(2)(回路(2)スイッチ)の可動接点M(2)は固定接点D側,(d)切替えスイッチ22(出力スイッチ)の可動接点M(3)は固定接点(2)側となる。この時、コンデンサ17(1)(第1コンデンサ)は充電され、コンデンサ17(2)(第2コンデンサ)はセンサ回路3(2)側に電源を供給し、出力端子20にはセンサ回路3(2)からのセンサ信号が出力される。
一方、(a)クロック信号のレベルがロウの場合に(b)可動接点M(1)は固定接点B側,(c)可動接点M(2)は固定接点C側,(d)切替えスイッチ22の可動接点M(3)は固定接点(1)側となる。この時、コンデンサ17(1)はセンサ回路3(1)側に電源を供給し、コンデンサ17(2)は充電され、出力端子20にはセンサ回路3(1)からのセンサ信号が出力される。以上の制御をクロック信号の周期毎に繰り返すことで、センサ回路3(1),3(2)は、一方のコンデンサ17が充電側となっている期間に他方のコンデンサ17が放電側となるように交互に切り換えられる。これにより、出力端子20には、コンデンサ17の充電電荷によって電源が供給されている側の、センサエレメント2及びセンサ回路3からのセンサ信号が常に出力されるようになる。
以上のように第2実施例によれば、切替えスイッチ14(1,2)によって、外部電源によりコンデンサ17(1,2)を充電させるか、コンデンサ17(1,2)に保持された電源をセンサ回路3(1,2)に供給させるかを切替える。また、クロック発生回路18は、切替えスイッチ14(1)が充電側,放電側となる場合に、切替えスイッチ14(2)が放電側,充電側となるように切替えさせると共に、切替えスイッチ22に、切替えスイッチ14が充電側となっているセンサ回路3の出力信号を交互に選択させるようにした。したがって、切替えスイッチ22を介して外部に出力される信号は、常にコンデンサ17の充電電荷が供給されて、外部電源の供給経路が遮断されている側のセンサ回路3となるので、S/H回路19を用いることなく、外来ノイズの影響を回避した結果得られた信号を常時得ることができる。
(第3実施例)
図5及び図6は本発明の第3実施例を示すものであり、第2実施例と異なる部分について説明する。図5に示す第3実施例のIC31は、第2実施例のIC21におけるセンサエレメント2を1つだけにした場合の構成を示す。この場合、センサエレメント2に対して供給される電源は、切替えスイッチ32(センサ素子電源切替え手段)を介してセンサ回路3(1)側,3(2)側に切り換えられる。そして、センサエレメント2が出力するセンサ信号は、切替えスイッチ33(デマルチプレクサ,センサ信号切替え手段)を介して2つのセンサ回路3(1),3(2)に振り分けられる。
切替えスイッチ32,33の切替え制御も、クロック発生回路18が出力するクロック信号によって行われる。クロック信号のレベルがハイの場合に切替えスイッチ32の可動接点M(4)はセンサ回路3(2)側となり、クロック信号のレベルがロウの場合に可動接点M(4)センサ回路3(1)側となる。
次に、第3実施例の作用について図6も参照して説明する。クロック信号の2値レベルに応じて、(f)切替えスイッチ32(エレメントスイッチ)及び(d)切替えスイッチ33(入力スイッチ)が、(e)切替えスイッチ22(出力スイッチ)と共にセンサ回路3(1),3(2)側を交互に選択するように切り換えられることで、1つのセンサエレメント2より出力されるセンサ信号を、センサ回路3(1),3(2)に交互に入力させて、第2実施例と同様の動作を行わせることができる。
以上のように第3実施例によれば、切替えスイッチ33により、1つのセンサエレメント2が出力するセンサ信号を、センサ回路3(1,2)の一方に出力するように切替え、クロック発生回路18は、切替えスイッチ14が充電側となっているセンサ回路3にセンサ信号を出力するよう切替えスイッチ33を制御するので、センサエレメント2を共通化して第2実施例と同様の効果を得ることができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
コンデンサは、信号出力回路の消費電力,コンデンサの容量と切替え用クロック信号周波数との関係等から、形成可能である場合は半導体集積回路上に形成すれば良い。
センサ素子及びセンサ回路に適用するものに限らず、半導体集積回路に搭載され、所定の回路動作を行った結果として得られる信号を外部に出力する信号出力回路であれば適用可能である。
図面中、2はセンサエレメント(センサ素子)、3はセンサ回路(信号出力回路)、11はIC(半導体集積回路)、14は切替えスイッチ(充放電切替え手段)、17はコンデンサ、18はクロック発生回路(制御手段)、19はサンプルアンドホールド回路、21はIC(半導体集積回路)、22は切替えスイッチ(出力切替え手段)、31はIC(半導体集積回路)、33は切替えスイッチ(センサ信号切替え手段)を示す。

Claims (6)

  1. 半導体集積回路に搭載され、所定の回路動作を行った結果として得られる信号を外部に出力する信号出力回路と、
    この信号出力回路に供給する電源を、充電電荷により保持するコンデンサと、
    外部より前記半導体集積回路に供給される電源によって前記コンデンサを充電させるか(充電側)、前記コンデンサに保持された電源を前記信号出力回路に供給させるか(放電側)を切替える充放電切替え手段と、
    前記信号出力回路により出力される信号のレベルを保持して外部に出力するサンプルアンドホールド回路と、
    前記充放電切替え手段が前記放電側となる場合に、前記サンプルアンドホールド回路に前記信号出力回路により出力される信号のレベルをサンプルさせ、
    前記充放電切替え手段が前記充電側となる場合に、前記サンプルアンドホールド回路のサンプルレベルをホールドさせるように交互に切替え制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電子回路システム。
  2. 半導体集積回路に搭載され、同一の回路動作を行い、その結果として得られた同一の信号を外部に出力する第1,第2信号出力回路と、
    これらの信号出力回路にそれぞれ供給する電源を、充電電荷により保持する第1,第2コンデンサと、
    外部より前記半導体集積回路に供給される電源によって前記第1,第2コンデンサを充電させるか(充電側)、前記コンデンサに保持された電源を前記第1,第2信号出力回路に供給させるか(放電側)をそれぞれ切替える第1,第2充放電切替え手段と、
    前記第1,第2信号出力回路により出力される信号を、選択して外部に出力する出力切替え手段と、
    前記第1充放電切替え手段が前記充電側,前記放電側となる場合に、前記第2充放電切替え手段が前記放電側,前記充電側となるように切替えさせると共に、
    前記出力切替え手段に、前記充放電切替え手段が前記充電側となっている信号出力回路の出力信号を交互に選択させるように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電子回路システム。
  3. 前記信号出力回路は、センサ素子が検出した物理量に応じて出力するセンサ信号について増幅・調整等の信号処理を行うセンサ回路であることを特徴とする請求項1記載の電子回路システム。
  4. 前記第1,第2信号出力回路は、センサ素子が検出した物理量に応じて出力するセンサ信号について増幅・調整等の信号処理を行う第1,第2センサ回路であることを特徴とする請求項2記載の電子回路システム。
  5. 1つのセンサ素子が出力するセンサ信号を、前記第1,第2センサ回路の一方に出力するように切替えるセンサ信号切替え手段を備え、
    前記制御手段は、前記充放電切替え手段が前記充電側となっているセンサ回路に前記センサ信号を出力するよう、前記センサ信号切替え手段を制御することを特徴とする請求項4記載の電子回路システム。
  6. 前記制御手段は、所定周波数のクロック信号を出力するクロック信号発生回路を備え、
    前記各切替え手段は、前記クロック信号の2値レベル変化に応じて切替えを行うように構成されることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の電子回路システム。
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