JP5369635B2 - 回転角度位置検出装置および回転角度位置検出方法、並びに回転角度位置検出装置を備えたモータ - Google Patents
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Description
従来、高精度な回転角度位置を検出するレゾルバとしては、例えば、レゾルバロータの歯数に対するレゾルバステータのステータポール数(極数)を一定の関係に設定したVR型レゾルバが知られている(特許文献1)。
また、特許文献2記載の技術にあっては、RDCの分解能に応じた容量の補正データが必要となるため、高分解能になるほどメモリ容量が増大するという問題があった。すなわち、補正データは、レゾルバの機械角全周(機械角360°)にわたってレゾルバから出力されるレゾルバ信号を所定周期でサンプリングし、サンプリングして得られた信号値と理想値との差分(誤差)として作成する。そして、RDCにおいて、同周期でサンプリングして得られた信号値から、これに対応する補正データを減算することにより補正を行う。したがって、各信号値を補正し高精度な出力を得るには、信号値と補正データとが1対1で対応する必要があるため、分解能(サンプリング周期)を向上させると、その分だけ補正データの容量も大きくなる。
ここで、誤差の周期性の単位となる領域とは、多極レゾルバの機械角全周にわたって取得される位置検出信号に含まれる誤差の周期性について、その1周期を構成する領域をいう。誤差の周期が多次的である場合は、1次成分の1周期を構成する領域であってもよいし、2次以上の成分のうち任意の次数成分の1周期を構成する領域であってもよい。以下、発明5の回転角度位置検出方法において同じである。
このような構成であれば、部分補正データが位置検出信号の平均値に基づいて作成されているので、精度の向上を図ることができる。
このような構成であれば、部分補正データが位置検出信号の中央値に基づいて作成されているので、精度の向上を図ることができる。
さらに、発明7の位置検出装置によれば、精度の向上を図ることができるという効果が得られる。
一方、発明8の位置検出方法によれば、発明1の位置検出装置と同等の効果が得られる。
さらに、発明12の回転角度位置検出装置によれば、部分補正データが位置検出信号の平均値に基づいて作成されているので、精度の向上を図ることができるという効果が得られる。
一方、発明14の回転角度位置検出方法によれば、発明9の回転角度位置検出装置と同等の効果が得られる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図5は、本発明に係る位置検出装置および位置検出方法、並びに回転角度位置検出装置および回転角度位置検出方法の第1の実施の形態を示す図である。
まず、本実施の形態に係るレゾルバ装置100の構成を説明する。
レゾルバ装置100は、図1に示すように、固定子であるステータ22と、回転子であるロータ12と、ロータ12とステータ22の間に介在してロータ12を回転可能に支持するクロスローラ軸受14と、ロータ12の回転角度位置を検出する単極レゾルバ30aおよび多極レゾルバ30iとを有して構成されている。ここで、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14は、径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置されている。
内輪14aは、ステータ22の内壁体22aに軸方向に押圧された状態で固定されている。具体的には、ステータ22の内壁体22aの上端を内輪14aの下面に当接させ、内輪押え26の押圧部26bを内輪14aの上面に接触させ、内輪押え26をボルト26aでステータ22の内壁体22aに締結することにより固定される。
なお、ステータ22は、ボルト24aにより固定板24に固定され、ロータ12は、モータ(後述)の回転軸の外周面に嵌合している。
図2は、制御システムの構成を示すブロック図である。
制御システムは、図2に示すように、モータ310と、モータ310の回転軸の外周面に嵌合するレゾルバ装置100と、レゾルバ装置100からのレゾルバ信号に基づいて回転角度位置を検出する中継装置200と、中継装置200で検出した回転角度位置に基づいてモータ310を制御するモータ制御装置300とを有して構成されている。
切換スイッチ54は、与えられたスイッチ切換信号に基づいて、増幅器52と単極レゾルバ30aの共通端子COM1とを接続する接続状態、および増幅器52と多極レゾルバ30iの共通端子COM2とを接続する接続状態のいずれかに切り換える。
単極レゾルバ30aからは、互いに位相が120°異なる3相の単極レゾルバ信号が出力される。3相の単極レゾルバ信号は、電流/電圧変換器56aにより電流/電圧変換され、3/2相変換器58aにより2相の単極レゾルバ信号(sin信号、cos信号)に変換される。そして、2相の単極レゾルバ信号は、アナログスイッチ60に出力される。
アナログスイッチ60は、与えられたABS/INC切換信号に基づいて、単極レゾルバ信号および多極レゾルバ信号のいずれかを通過させてRDC64に供給する。
RDC64は、移相器62からのRef信号に基づいて、アナログスイッチ60からの単極レゾルバ信号または多極レゾルバ信号を所定周期でサンプリングし、サンプリングして得られた信号値をデジタル角度信号φとして出力する。
CPU68は、位置検出信号出力部72を介して、回転角度位置検出データを示す回転角度位置検出信号をモータ制御装置300に出力する。また、制御信号入出力部70を介してモータ制御装置300との間で制御信号を入出力し、異常検出信号出力部74を介して異常検出信号をモータ制御装置300に出力する。
図3は、粗補正データを時系列上にプロットしたグラフである。
多極レゾルバ信号用の粗補正データは、図3に示すように、多極レゾルバ30iの機械角全周にわたって多極レゾルバ30iから出力される多極レゾルバ信号をRDC64のサンプリング周期のn(nは2以上の整数)倍の間隔でサンプリングし、サンプリングして得られた信号値と理想値との差分(誤差)として作成する。図3は、n=16の例である。
CPU68は、マイクロプロセッシングユニット等からなり、メモリ66の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図4のフローチャートに示す回転角度位置算出処理を実行する。
回転角度位置算出処理は、多極レゾルバ信号を補正して回転角度位置を算出する処理であって、CPU68で実行されると、図4に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、サンプリングタイマを起動し、ステップS102に移行して、サンプリングタイマの値に基づいてサンプリングタイミングになったか否かを判定し、サンプリングタイミングになったと判定したとき(Yes)は、ステップS104に移行する。
L=K−(Mm+On×((M(m+1)−Mm)/N)) …(1)
上式(1)において、Kはデジタル角度信号値を、Nは粗補正データの測定間隔をそれぞれ示す。図3の例では、N=nとなる。
また、Onは、mod(j/N)により得られる値を示す。ここで、「mod()」は、括弧内の除算の余りを求める演算式である。
これに対し、対応デジタル角度信号値以外のデジタル角度信号値Kについては、上式(1)においてOn=1〜N−1となるので、そのデジタル角度信号値の時系列上前に位置する粗補正データMmと、そのデジタル角度信号値の時系列上後に位置する粗補正データM(m+1)が補間され、その補間結果Mm+On×((M(m+1)−Mm)/N)を減算することにより補正される。
一方、ステップS102で、サンプリングタイミングになっていないと判定したとき(No)は、サンプリングタイミングになるまでステップS102で待機する。
なお、単極レゾルバ信号を補正して回転角度位置を算出する処理も、図4の回転角度位置算出処理と同様に構成される。そして、単極レゾルバ信号および多極レゾルバ信号について回転角度位置が算出されると、回転角度位置をメモリ66から読み出し、読み出したそれら回転角度位置を成分とする高精度な回転角度位置を示す回転角度位置検出データを生成する。
以下、80極の多極レゾルバ30iを用い、RDC64の分解能が5242880[p/r](1極を65536分割)、粗補正データの測定間隔が1024[p]である場合を例にとって説明する。
モータ310が回転すると、ロータ12に回転トルクが付与され、ロータ12が回転する。そして、レゾルバ30a、30iにより、ロータ12と一体に回転するレゾルバロータ18a、18iとの間のリラクタンス変化が検出され、レゾルバ信号が出力される。
中継装置200では、サンプリングタイミングになると、ステップS104、S106を経て、CPU68により、多極レゾルバ信号のデジタル角度信号値が取得され、取得されたデジタル角度信号値およびメモリ66の粗補正データに基づいて回転角度位置Lが算出される。
デジタル角度信号には、図5(a)に示すように、多極レゾルバ30iの一歯の電気角全周において正弦波状の誤差が含まれている。このデジタル角度信号値に対して、粗補正データに基づいて直線補間演算により補正を行うと、図5(b)に示すように、対応デジタル角度信号値だけでなくそれ以外のデジタル角度信号値も比較的適切に補正される。その結果、誤差がほぼゼロとなり、高精度な回転角度位置Lを得ることができる。
モータ制御装置300では、回転角度位置検出データに基づいてモータ310が制御される。
また、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14が径方向同一平面上に配置されているので、レゾルバ装置100の高さ(軸方向の長さ)を小さくすることができる。
さらに、本実施の形態では、直線補間演算により粗補正データを補間する。
さらに、本実施の形態では、レゾルバ装置100は、単極レゾルバ30aおよび多極レゾルバ30iを備え、メモリ66の粗補正データに基づいて、単極レゾルバ信号のデジタル角度信号値および多極レゾルバ信号のデジタル角度信号値をそれぞれ補正して回転角度位置を算出し、算出したそれら回転角度位置を成分とする高精度な回転角度位置を示す回転角度位置検出データを生成する。
さらに、本実施の形態では、レゾルバ装置100は、内輪14aおよび外輪14bを有するクロスローラ軸受14と、内輪14aに支持されるステータ22と、外輪14bに支持されるロータ12と、ロータ12の回転角度位置を検出するレゾルバ30a、30iとを備え、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14を径方向の同一平面上に配置した。
これにより、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができるので、アキシャル荷重およびラジアル荷重に対する剛性を維持しつつ、モーメント荷重によるギャップ変化を低減することができる。
上記第1の実施の形態において、レゾルバ30a、30iは、発明5ないし7の回転センサに対応し、レゾルバロータ18a、18iは、発明1または8の被検出体に対応し、レゾルバステータ20a、20iは、発明1または8の検出手段に対応し、メモリ66は、発明1または8の粗補正データ記憶手段に対応している。また、ステップS104は、発明1の位置検出信号値取得手段、または発明8の位置検出信号値取得ステップに対応し、ステップS106は、発明1若しくは3の位置補正手段、または発明8の位置補正ステップに対応している。
なお、上記第1の実施の形態においては、直線補間演算により粗補正データを補間するように構成したが、これに限らず、多項式近似による補間演算により粗補正データを補間するように構成することもできる。
粗補正データが図6に示すような場合は、例えば、多項近似式として下式(2)を用いる。
f(x)=0.0008x3−0.0586x2+1.9792x−3×10-12 …(2)
そして、回転角度位置Lは、下式(3)により算出することができる。
L=K−f(j) …(3)
上式(3)によれば、対応デジタル角度信号値以外のデジタル角度信号値Kについては、そのデジタル角度信号値の時系列上前に位置する粗補正データMmと、そのデジタル角度信号値の時系列上後に位置する粗補正データM(m+1)が多項式近似による補間演算により補間され、その補間結果を減算することにより補正される。
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、図7に示すように、機械角全周において発生する誤差が周期性を有し、ステータポール数/相数ごとに誤差が繰り返されることを見出した。そこで、このような特性を利用し、粗補正データを作成する必要最小限の基準角度領域Rを求め、基準角度領域Rの粗補正データに基づいて機械角全周分の補正を行えば、メモリ容量をさらに低減することができる。
R=nrt/(nsp/N) …(4)
例えば、80歯3相の多極レゾルバ30iについてステータポール数を24個に設定した場合、基準角度領域Rは、80×(24/3)=10歯分となる。上記第1の実施の形態の例では、5242880[p/r]/10244[p]=5120ポイント分の粗補正データが必要であったところ、この場合は、5120ポイント×10歯/80歯=640ポイント分の粗補正データで足りる。したがって、粗補正データの容量は、640ポイント×2[byte]=1.28[Kbyte]となり、上記第1の実施の形態のさらに1/8ですむ。従来との比較では、1/8192ですむ。
また、上記第1の実施の形態においては、RDC64でデジタル角度信号を補正しなかったが、これに限らず、補正機能付きRDCに適用することもできる。
中継装置200は、図8に示すように、補正データを記憶するメモリ76と、メモリ76の補正データに基づいてデジタル角度信号を補正するRDC78とを有して構成されている。その他の構成は、図2と同様である。
これにより、RDC78およびCPU68の両方で補正を行うことができるので、精度の向上をさらに図ることができる。逆に、精度を同程度にしようとすれば、メモリ66のメモリ容量を低減することができる。
また、上記第1の実施の形態においては、レゾルバ装置100の内側が回転するインナーロータ式で構成したが、これに限らず、レゾルバ装置100の外側が回転するアウターロータ式で構成することもできる。
また、上記第1の実施の形態においては、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14を径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置したが、これに限らず、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14の配置順序は任意とすることができる。
また、上記第1の実施の形態においては、クロスローラ軸受14を適用したが、これに限定するものではなく、4点接触玉軸受、アンギュラ玉軸受、深溝玉軸受、円筒ころ軸受、円錐ころ軸受などを適用してもよい。この場合、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができる転がり軸受を採用することが好ましい。かかる転がり軸受としては、例えば、4点接触玉軸受が該当する。
内輪15aは、ステータ22の内壁体22aに軸方向に押圧された状態で固定されている。具体的には、ステータ22の内壁体22aの上端を内輪15aの下面に当接させ、内輪押え26の押圧部26bを内輪15aの上面に接触させ、内輪押え26をボルト26aでステータ22の内壁体22aに締結することにより固定される。
このように、ロータ12を回転可能に支持する軸受として4点接触玉軸受15を採用することにより、耐荷重を保ちつつ、摩擦トルクを低く抑えることが可能となり、回転時の損失を低く抑えることができる。また、クロスローラ軸受に用いられる転動体(ころ)よりも玉軸受に用いられる転動体(玉)のほうが接触が少ないので、軸受の回転時の発熱を抑えることができ、より高速回転が可能な位置検出器が実現できる。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図10ないし図15は、本発明に係る位置検出装置および位置検出方法、並びに回転角度位置検出装置および回転角度位置検出方法の第2の実施の形態を示す図である。
図10は、レゾルバ装置100の軸方向の断面図である。
レゾルバ装置100は、図10に示すように、固定子であるステータ22と、回転子であるロータ12と、ロータ12とステータ22の間に介在してロータ12を回転可能に支持するクロスローラ軸受14と、ロータ12の回転角度位置を検出する単極レゾルバ30aおよび多極レゾルバ30iとを有して構成されている。ここで、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14は、径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置されている。
内輪14aは、ステータ22の内壁体22aに軸方向に押圧された状態で固定されている。具体的には、ステータ22の内壁体22aの上端を内輪14aの下面に当接させ、内輪押え26の押圧部26bを内輪14aの上面に接触させ、内輪押え26をボルト26aでステータ22の内壁体22aに締結することにより固定される。
なお、ステータ22は、ボルト24aにより固定板24に固定され、ロータ12は、モータ(後述)の回転軸の外周面に嵌合している。
図11は、制御システムの構成を示すブロック図である。
制御システムは、図11に示すように、モータ310と、モータ310の回転軸の外周面に嵌合するレゾルバ装置100と、レゾルバ装置100からのレゾルバ信号に基づいて回転角度位置を検出する中継装置200と、中継装置200で検出した回転角度位置に基づいてモータ310を制御するモータ制御装置300とを有して構成されている。
切換スイッチ54は、与えられたスイッチ切換信号に基づいて、増幅器52と単極レゾルバ30aの共通端子COM1とを接続する接続状態、および増幅器52と多極レゾルバ30iの共通端子COM2とを接続する接続状態のいずれかに切り換える。
単極レゾルバ30aからは、互いに位相が120°異なる3相の単極レゾルバ信号が出力される。3相の単極レゾルバ信号は、電流/電圧変換器56aにより電流/電圧変換され、3/2相変換器58aにより2相の単極レゾルバ信号(sin信号、cos信号)に変換される。そして、2相の単極レゾルバ信号は、アナログスイッチ60に出力される。
アナログスイッチ60は、与えられたABS/INC切換信号に基づいて、単極レゾルバ信号および多極レゾルバ信号のいずれかを通過させてRDC64に供給する。
RDC64は、移相器62からのRef信号に基づいて、アナログスイッチ60からの単極レゾルバ信号または多極レゾルバ信号を所定周期でサンプリングし、サンプリングして得られた信号値をデジタル角度信号φとして出力する。
CPU68は、電源投入後は、スイッチ切換信号を切換スイッチ54に出力することにより単極レゾルバ30aに励磁信号を供給し、RDC64から単極レゾルバ信号のデジタル角度信号φを入力する。このとき、アナログスイッチ60および切換スイッチ54の切換タイミングが同期するように、アナログスイッチ60にABS/INC切換信号を出力する。次いで、スイッチ切換信号を切換スイッチ54に出力することにより多極レゾルバ30iに励磁信号を供給し、RDC64から多極レゾルバ信号のデジタル角度信号φを入力する。そして、この動作を所定周期で繰り返し行う。
CPU68は、位置検出信号出力部72を介して、回転角度位置検出データを示す回転角度位置検出信号をモータ制御装置300に出力する。また、制御信号入出力部70を介してモータ制御装置300との間で制御信号を入出力し、異常検出信号出力部74を介して異常検出信号をモータ制御装置300に出力する。
図12は、多極レゾルバ30iの補正前の位置検出誤差を示すグラフである。
多極レゾルバ30iの機械角全周において発生する誤差は、図12に示すように、ステータポール数/相数ごとに繰り返される。同図の例では、機械角45°ごとに誤差が繰り返し発生している。そこで、このような特性を利用し、補正データを作成する必要最小限の基準角度領域Rを求め、基準角度領域Rの補正データを部分補正データとして用意する。
R=nrt/(nsp/N) …(1)
そして、多極レゾルバ信号用の部分補正データは、基準角度領域Rに属する多極レゾルバ信号をサンプリングし、サンプリングして得られた信号値と理想値との差分(誤差)として作成する。
CPU68は、マイクロプロセッシングユニット等からなり、メモリ66の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図13および図14のフローチャートに示す回転角度位置算出処理を実行する。
図13は、単極レゾルバ30aの回転角度位置算出処理を示すフローチャートである。
回転角度位置算出処理は、単極レゾルバ信号を補正して回転角度位置を算出する処理であって、CPU68で実行されると、図13に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS204では、単極レゾルバ信号のデジタル角度信号値をRDC64から取得し、ステップS206に移行して、取得したデジタル角度信号値からメモリ66の単極レゾルバ信号用の補正データを減算することにより回転角度位置を算出し、ステップS208に移行する。
一方、ステップS202で、サンプリングタイミングになっていないと判定したとき(No)は、サンプリングタイミングになるまでステップS202で待機する。
図14は、多極レゾルバ30iの回転角度位置算出処理を示すフローチャートである。
回転角度位置算出処理は、多極レゾルバ信号を補正して回転角度位置を算出する処理であって、CPU68で実行されると、図14に示すように、まず、ステップS300に移行する。
ステップS300では、サンプリングタイマを起動し、ステップS302に移行して、サンプリングタイマの値に基づいてサンプリングタイミングになったか否かを判定し、サンプリングタイミングになったと判定したとき(Yes)は、ステップS304に移行する。
ステップS312では、算出した回転角度位置をメモリ66に格納し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
なお、単極レゾルバ信号および多極レゾルバ信号について回転角度位置が算出されると、回転角度位置をメモリ66から読み出し、読み出したそれら回転角度位置を成分とする高精度な回転角度位置を示す回転角度位置検出データを生成する。
以下、80歯3相の多極レゾルバ30iを用い、ステータポール数が24個、RDC64の分解能が5242880[p/r](1極を65536分割)である場合を例にとって説明する。この場合、基準角度領域Rは、上式(1)により、80×(24/3)=10歯分となる。
モータ310が回転すると、ロータ12に回転トルクが付与され、ロータ12が回転する。そして、レゾルバ30a、30iにより、ロータ12と一体に回転するレゾルバロータ18a、18iとの間のリラクタンス変化が検出され、レゾルバ信号が出力される。
中継装置200では、サンプリングタイミングになると、ステップS204、S206を経て、CPU68により、単極レゾルバ信号のデジタル角度信号値が取得され、取得されたデジタル角度信号値およびメモリ66の補正データに基づいて回転角度位置が算出される。
デジタル角度信号には、図15(a)に示すように、多極レゾルバ30iの機械角全周にわたって誤差が含まれている。同図の例では、機械角45°ごとに誤差が繰り返し発生している。これらのデジタル角度信号値に対して、部分補正データに基づいて各区分領域ごとに補正を行うと、図15(b)に示すように、誤差が約1/3となり、高精度な回転角度位置を得ることができる。
モータ制御装置300では、回転角度位置検出データに基づいてモータ310が制御される。
また、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14が径方向同一平面上に配置されているので、レゾルバ装置100の高さ(軸方向の長さ)を小さくすることができる。
さらに、本実施の形態では、レゾルバ装置100は、内輪14aおよび外輪14bを有するクロスローラ軸受14と、内輪14aに支持されるステータ22と、外輪14bに支持されるロータ12と、ロータ12の回転角度位置を検出するレゾルバ30a、30iとを備え、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14を径方向の同一平面上に配置した。
これにより、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができるので、アキシャル荷重およびラジアル荷重に対する剛性を維持しつつ、モーメント荷重によるギャップ変化を低減することができる。
上記第2の実施の形態において、メモリ66は、発明9または14の部分補正データ記憶手段に対応し、ステップS204は、発明11の第2位置検出信号値取得手段に対応し、ステップS304は、発明9の位置検出信号値取得手段、または発明14の位置検出信号値取得ステップに対応している。また、ステップS306は、発明11の位置特定手段に対応し、ステップS308、S310は、発明9若しくは11の回転角度位置補正手段、または発明14の回転角度位置補正ステップに対応している。
なお、上記第2の実施の形態においては、基準角度領域Rに属する多極レゾルバ信号に基づいて作成された部分補正データを用いたが、これに限らず、各区分領域に属しかつ対応する多極レゾルバ信号の平均値に基づいて作成された部分補正データを用いることもできる。
多極レゾルバ信号用の部分補正データは、図16に示すように、各区分領域ごとに、多極レゾルバ30iから出力される多極レゾルバ信号をサンプリングし、各区分領域における同一位置の多極レゾルバ信号の平均値を算出し、算出した平均信号値と理想値との差分として作成する。
デジタル角度信号には、図17(a)に示すように、多極レゾルバ30iの機械角全周にわたって誤差が含まれている。これらのデジタル角度信号値に対して、平均値の部分補正データに基づいて各区分領域ごとに補正を行うと、図17(b)に示すように、誤差が約1/5となり、高精度な回転角度位置を得ることができる。
これにより、精度の向上をさらに図ることができる。
これにより、精度の向上をさらに図ることができる。
これにより、さらに正確に特定することができるので、精度の向上をさらに向上することができる。
図18は、中継装置200が補正機能付きRDCを備える場合の制御システムの構成を示すブロック図である。
中継装置200は、図18に示すように、補正データを記憶するメモリ76と、メモリ76の補正データに基づいてデジタル角度信号を補正するRDC78とを有して構成されている。その他の構成は、図11と同様である。
また、上記第2の実施の形態においては、中継装置200を設けて構成したが、これに限らず、中継装置200の機能を実現する回路基板をレゾルバ装置100に内蔵して構成することもできる。この場合、アナログ信号であるレゾルバ信号を伝送する線路長を短くすることができるので、ノイズ等の影響による精度の低下を抑制することができる。
図19は、アウターロータ式のレゾルバ装置100の軸方向の断面図である。
図19に示すように、レゾルバ装置100は、固定子であるハウジングインナ110と、回転子であるロータ12と、ロータ12とハウジングインナ110の間に介在してロータ12を回転可能に支持する4点接触玉軸受15とを有して構成されている。
ロータ12とハウジングインナ110の間には、ロータ12の回転角度位置を検出するレゾルバ30が設けられている。
なお、ロータ12を回転可能に支持する軸受の種類は、4点接触玉軸受15に制限されることはなく、目的に応じて適宜選択される。4点接触玉軸受の他の軸受の種類としては、例えば、クロスローラ軸受、アンギュラ玉軸受、深溝玉軸受、円筒ころ軸受、円錐ころ軸受が挙げられる。これらの中でも、モーメント荷重、アキシャル荷重およびラジアル荷重を同時に受けることができる4点接触玉軸受が特に好ましい。
また、上記第2の実施の形態においては、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14を径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置したが、これに限らず、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14の配置順序は任意とすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
上記第1および第2の実施の形態においては、EEPROM等からなるメモリ66に補正データを記憶するように構成したが、CPU68の外部メモリとしてメモリ66を配置した場合、データの読込処理に多くの時間を要する。結果として、回転動作中に中継装置200より出力される回転角度位置検出データは、実回転角度位置に対し大きく遅れたものとなる可能性があった。
図20は、中継装置200の構成の一部を示すブロック図である。
CPU68は、図20に示すように、補正データ(粗補正データまたは部分補正データを含む。)を記憶する内部メモリ68aと、演算処理を行う演算部68bとを有して構成されている。
このように、外部メモリではなく内部メモリ68aに補正データを記憶することにより、データの読込処理に要する時間を短縮することができるので、回転動作中に実回転角度位置に対し遅れの少ない回転角度位置検出データを出力することができる。内部メモリ68aは、データの読込が高速に行える半面、外部メモリに比して一般にメモリ容量が小さいが、上記第1および第2の実施の形態に示す補正方法を採用し、メモリ容量を低減することができるので、内部メモリ68aに補正データを記憶させるということが可能になるのである。
上記第3の実施の形態において、CPU68は、発明15または16の演算手段に対応し、内部メモリ68aは、発明15の粗補正データ記憶手段、または発明16の部分補正データ記憶手段に対応している。
12 ロータ
14 クロスローラ軸受
14a 内輪
14b 外輪
14c クロスローラ
30a、30i レゾルバ
18a、18i レゾルバロータ
20a、20i レゾルバステータ
22 ステータ
12a、22a 内壁体
12b、22b 外壁体
26 内輪押え
28 外輪押え
200 中継装置
50 発振器
52 増幅器
54 切換スイッチ
56a、56b 電流/電圧変換器
58a、58b 3/2相変換器
60 アナログスイッチ
62 移相器
64、78 RDC
66、76 メモリ
68 CPU
70 制御信号入出力部
72 位置検出信号出力部
74 異常検出信号出力部
300 モータ制御装置
310 モータ
Claims (6)
- 回転子の1回転につき基本波成分が多周期となる位置検出信号を出力する多極レゾルバから前記位置検出信号を入力し、入力した位置検出信号に基づいて前記回転子の回転角度位置を検出する回転角度位置検出装置であって、
前記位置検出信号をサンプリングして得られる位置検出信号値を取得する位置検出信号値取得手段と、
前記多極レゾルバの機械角全周にわたって取得される前記位置検出信号のうち誤差の周期性の単位となる領域を含む前記機械角全周の一部の領域に属するものに基づいて作成された部分補正データを記憶する部分補正データ記憶手段と、
前記位置検出信号値取得手段で取得した位置検出信号値および前記部分補正データ記憶手段の部分補正データに基づいて前記回転子の回転角度位置を補正する回転角度位置補正手段とを備え、
前記多極レゾルバは、複数の相のそれぞれに対応して複数の極が形成されかつ前記各相の極に巻き付けたコイルにより電機子巻線が形成されたレゾルバステータと、前記レゾルバステータの極に対向して円周方向に複数の歯が形成されたレゾルバロータとを有し、前記レゾルバロータと前記レゾルバステータとの間のリラクタンスが前記レゾルバロータの位置により変化するレゾルバであり、
前記多極レゾルバの相数をN、前記レゾルバステータの極数をn sp 、前記レゾルバロータの歯数をn rt とし、前記一部の領域は、n rt /(n sp /N)であり、
前記回転角度位置補正手段は、前記機械角全周を前記誤差の周期性の単位で区分したときの各区分領域ごとに、当該区分領域に属する前記位置検出信号値を前記部分補正データに基づいて補正することを特徴とする回転角度位置検出装置。 - 請求項1において、
さらに、回転子の1回転につき基本波成分が1周期となる第2位置検出信号を出力する単極レゾルバの前記第2位置検出信号をサンプリングして得られる第2位置検出信号値を取得する第2位置検出信号値取得手段と、
前記第2位置検出信号値取得手段で取得した第2位置検出信号値に基づいて、前記区分領域における前記位置検出信号値の位置を特定する位置特定手段とを備え、
前記回転角度位置補正手段は、前記位置特定手段で特定した位置に対応する前記部分補正データに基づいて前記位置検出信号値を補正することを特徴とする回転角度位置検出装置。 - 請求項1および2のいずれか1項において、
前記部分補正データは、前記各区分領域に属しかつ対応する前記位置検出信号の平均値に基づいて作成されていることを特徴とする回転角度位置検出装置。 - 請求項1および2のいずれか1項において、
前記部分補正データは、前記各区分領域に属しかつ対応する前記位置検出信号の中央値に基づいて作成されていることを特徴とする回転角度位置検出装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の回転角度位置検出装置を備えたことを特徴とするモータ。
- 回転子の1回転につき基本波成分が多周期となる位置検出信号を出力する多極レゾルバから前記位置検出信号を入力し、入力した位置検出信号に基づいて前記回転子の回転角度位置を検出する回転角度位置検出方法であって、
前記位置検出信号をサンプリングして得られる位置検出信号値を取得する位置検出信号値取得ステップと、
前記多極レゾルバの機械角全周にわたって取得される前記位置検出信号のうち誤差の周期性の単位となる領域を含む前記機械角全周の一部の領域に属するものに基づいて作成された部分補正データを記憶する部分補正データ記憶手段の部分補正データ、および前記位置検出信号値取得ステップで取得した位置検出信号値に基づいて前記回転子の回転角度位置を補正する回転角度位置補正ステップとを含み、
前記多極レゾルバは、複数の相のそれぞれに対応して複数の極が形成されかつ前記各相の極に巻き付けたコイルにより電機子巻線が形成されたレゾルバステータと、前記レゾルバステータの極に対向して円周方向に複数の歯が形成されたレゾルバロータとを有し、前記レゾルバロータと前記レゾルバステータとの間のリラクタンスが前記レゾルバロータの位置により変化するレゾルバであり、
前記多極レゾルバの相数をN、前記レゾルバステータの極数をn sp 、前記レゾルバロータの歯数をn rt とし、前記一部の領域は、n rt /(n sp /N)とされ、
前記回転角度位置補正ステップは、前記機械角全周を前記誤差の周期性の単位で区分したときの各区分領域ごとに、当該区分領域に属する前記位置検出信号値を前記部分補正データに基づいて補正することを特徴とする回転角度位置検出方法。
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