JP5366199B2 - 作業機械の遠隔診断方法 - Google Patents
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Description
事業所の端末機器17上においてパソコン中継ソフトウェアSof3を起動させる。
パソコン中継ソフトウェアSof3の起動が完了したか否かを判定する。
パソコン中継ソフトウェアSof3の起動が完了したら、端末機器17にユーザIDとパスワードを入力して、管理部15のサーバ15s上のサーバ中継ソフトウェアSof2との接続を試みる。
管理部15のサーバ中継ソフトウェアSof2と接続したか否か、すなわちユーザを認証したか否かを判定する。
ユーザ認証が完了したら、端末機器17のパソコン中継ソフトウェアSof3を通して、接続先の作業機械Mを指定し、すなわち端末機器17よりプロダクトIDを入力し、サーバ中継ソフトウェアSof2と作業機械Mの動態管理用コントローラ25との接続を試みる。
サーバ中継ソフトウェアSof2と作業機械Mの動態管理用コントローラ25とが接続したか否か、すなわち端末機器17より入力したプロダクトIDを作業機械Mの動態管理用コントローラ25が認証したか否かを判定する。
プロダクトIDを認証したら、端末機器17はサーバ15sなどを通して作業機械Mとの接続を完了する。
故障診断ソフトウェアSof1が持つ機能のうち車両からのデータ取得機能以外のトラブルシュート機能を利用するか否かを選択する。
ステップ8において単なるデータ取得機能のみを選択した場合(NOの場合)は、接続先の作業機械Mを確認する確認ステップを省略して、作業機械Mが有するデータを、管理部15のサーバ15sまたは作業機械Mの動態管理用コントローラ25から取得する。
故障診断ソフトウェアSof1が持つトラブルシュート機能を利用する場合は、端末機器17により指定された作業機械Mと、通信回路により接続された作業機械Mとが合致していることの確認が必須となるので、端末機器17の表示装置上に表示された指示内容(例えばキースイッチ・オン)にしたがい、端末機器17側のサービスマンまたはエンジニアから、作業機械Mの稼働現場にいるサービスマンまたはエンジニアに対して、携帯電話17phなどを用いて、一定時間内に指示内容通りの操作を実施してもらうように伝達する。
端末機器17のパソコン中継ソフトウェアSof3は、作業機械Mの動態管理用コントローラ25から得られる情報を元に、指示操作が実行されたか否かを確認する。
1つの指示操作の実行が確認されたら、パソコン中継ソフトウェアSof3上に表示される同一または異なる他の指示内容にしたがい、稼働現場にいるサービスマンまたはエンジニアに携帯電話17phなどを用いて、再度、一定時間内に指示内容通りの同一または異なる他の操作を実施してもらうように伝達し、この異なる指示操作が実行されたか否かを確認する。
所定の複数の指示操作の実行が確認されたら、端末機器17と通信回路により接続された作業機械Mが、サービスマンまたはエンジニアが操作中の作業機械Mであることを確認する確認作業が完了する。
端末機器17は、動態管理用コントローラ25からの信号により、作業機械Mの搭載エンジン22を始動するキースイッチがオフ位置にあるか、他の位置(オン位置またはスタート位置)にあるかを判定して表示する。
キースイッチがオフ位置にある場合は、端末機器17側のサービスマンまたはエンジニアから携帯電話17phなどにより作業機械Mの作業者に対しキースイッチをオン位置またはスタート位置にするよう指示を出す。
キースイッチがオン位置またはスタート位置にあるとともに接続が確認された作業機械Mに対して、端末機器17上のパソコン中継ソフトウェアSof3を起動したままの状態で、故障診断ソフトウェアSof1を起動する。
故障診断ソフトウェアSof1により故障診断、設定の変更、テスト出力を行い、稼働現場にいるサービスマンまたはエンジニアと連携してトラブルシュートを実施する。
作業機械Mの各種機器のセンサ類で検出された警告情報すなわちエラーログ(エラーコード)は、管理部15に送信されるか、または管理部15から定期的に作業機械Mへエラーログを取りに行き、管理部15のサーバ15s内の諸情報データベースに蓄積される。
不具合発生箇所のデータ(エンジン回転数、圧力、温度など)を取得して、それらの基準データと比較する。
不具合発生箇所のデータと基準データとの誤差が許容値の範囲内か否かを判定する。
ステップ23の判定で、ある不具合発生箇所のデータと基準データとの誤差が許容値の範囲内にある場合は(ステップ23NO)、全ての不具合発生箇所のデータと基準データとの誤差が許容値の範囲内か否かを判定し、許容値の範囲内でない誤差がある場合(NO)はステップ21に戻って、その不具合状況をチェックし、また、全ての誤差が許容値の範囲内にある場合は、トラブルシュートを終了する。
ステップ23の判定で不具合発生箇所のデータと基準データとの誤差が許容値の範囲外である場合は、その許容値範囲外の不具合発生状況のリストを作成し、各不具合発生状況に対して故障診断ソフトウェアSof1による遠隔調整が可能か否かを判定する。
故障診断ソフトウェアSof1により作業機械Mの機体制御プログラムを変更する機能で不具合状態を解消できる場合は、端末機器17から入力されたデータを管理部15のサーバ15sなどを経て作業機械Mの動態管理用コントローラ25から機体コントローラ(マシンECM)21またはエンジンコントローラ(エンジンECM)23に送信して、機体制御プログラムまたはエンジン制御プログラム中の設定値を変更することで、作業機械Mの不具合発生箇所の設定値を変更するなどの遠隔調整を行なう。
故障診断ソフトウェアSof1による遠隔調整が不可能な場合は、作業機械Mのサービスマンまたはエンジニアに携帯電話17phまたはモニタコントローラ24を通じて指示を出す。
作業機械Mの消耗部品、破損部品の交換、ステップ26では調整不能な部品の調整などをする。
Sof1 故障診断ソフトウェア
14 無線通信網としての無線キャリアネットワーク
15 管理部
15s サーバ
16 通信回線網
17 端末機器
21 機体コントローラ
22 搭載エンジン
23 エンジンコントローラ
25 動態管理用コントローラ
Claims (4)
- 端末機器を通信回線網を介し管理部のサーバに接続し、
管理部のサーバを、無線通信網を介して、端末機器で指定した作業機械の機体の機器を制御する機体コントローラおよび搭載エンジンの燃料噴射を制御するエンジンコントローラを含む機体内ネットワークと無線通信網とをデータ中継する作業機械内の動態管理用コントローラに接続し、
端末機器とこの端末機器で指定した作業機械とが通信回線網、サーバおよび無線通信網を介して正しく接続されていることを確認し、
この確認が完了した場合のみ、端末機器上で故障診断ソフトウェアを起動して、端末機器から通信回線網、サーバおよび無線通信網を介し作業機械の動態管理用コントローラ、機体コントローラまたはエンジンコントローラを通じて行なう作業機械のトラブルシュートを許可し、
このトラブルシュートでは、端末機器から故障診断ソフトウェアにより管理部のサーバまたは作業機械の動態管理用コントローラにアクセスして作業機械の不具合発生箇所および不具合内容を特定する故障診断をし、故障診断ソフトウェアにより不具合状態を解消できる場合は、端末機器から入力されたデータを管理部のサーバを経て作業機械の動態管理用コントローラから機体コントローラまたはエンジンコントローラに送信して、機体制御プログラムまたはエンジン制御プログラム中の設定値を変更することで、作業機械の不具合発生箇所の設定値を遠隔調整する
ことを特徴とする作業機械の遠隔診断方法。 - トラブルシュートは、作業機械の搭載エンジンを始動するキースイッチがオン位置にあることを条件として許可される
ことを特徴とする請求項1記載の作業機械の遠隔診断方法。 - トラブルシュートは、故障診断に加えて、設定の変更およびテスト出力を伴なう
ことを特徴とする請求項1または2記載の作業機械の遠隔診断方法。 - 管理部のサーバは、
作業機械の搭載エンジンを始動するキースイッチがオフ位置のときでも、作業機械の動態管理用コントローラから定期的に発信された作業機械の動態データを無線通信網を介して受信し蓄積する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の作業機械の遠隔診断方法。
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