JP5364288B2 - 傾斜コイルアセンブリ、傾斜コイルアセンブリを含むマグネットアセンブリ及び、傾斜コイルアセンブリを製造する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、全般的には磁気共鳴撮像(MRI)システムに関し、また具体的にはMRIシステム内の傾斜コイル(複数のこともある)を直接冷却するためのシステム及び装置に関する。
磁気共鳴撮像(MRI)は、X線やその他の電離放射線を用いずに人体の内部の画像を作成することが可能な医用撮像様式の1つである。MRIは強力なマグネットを用いて強力で均一な静磁場(すなわち、「主磁場」)を発生させている。人体(あるいは、人体の一部)が主磁場内に置かれると、組織の水や脂肪の水素原子核に関連する核スピンが偏向を受ける。このことは、これらのスピンに関連する磁気モーメントが主磁場の方向に特異的に整列することになり、これによって当該軸(慣例では、「z軸」)の方向に小さな正味の組織磁化が得られることを意味する。MRIシステムはさらに、電流を加えたときに空間変動するより振幅が小さい磁場を発生させる傾斜コイルと呼ばれる構成要素をさらに備える。典型的には傾斜コイルは、z軸に沿って整列すると共に、x軸、y軸またはz軸のうちの1つの方向で位置に応じて振幅が直線的に変動するような磁場成分を発生させるように設計されている。傾斜コイルの効果は単一の軸に沿って、その磁場強度に対してまた同時に核スピンの共鳴周波数に対してわずかな傾斜を生成させることにある。その軸が直交した3つの傾斜コイルを使用すれば、身体内の各箇所において標識共鳴周波数を生成することによってMR信号が「空間エンコード」される。水素原子核の共鳴周波数、あるいはその近傍の周波数にあるRFエネルギーのパルスを発生させるためには無線周波数(RF)コイルが使用される。RFコイルを使用すると核スピン系に対して制御された方式でエネルギーが追加される。次いで核スピンがその静止エネルギー状態まで緩和して戻ると、RF信号の形でエネルギーが放たれる。この信号はMRIシステムによって検出されて、コンピュータ及び周知の再構成アルゴリズムを用いて画像になるように変換される。
患者スキャンの間に、磁場傾斜を生成させる傾斜コイルアセンブリの傾斜コイル(複数のこともある)は大量の熱を消費する。傾斜コイルが発生させた熱を除去するために冷却システムまたは装置が設けられることがある。傾斜コイルの達成可能な最大性能は使用される冷却システム(複数のこともある)の熱除去機能によって制限されることがある。最近のハイパワーMRI撮像シーケンスでは、傾斜コイルが発生させる熱のレベルがより大きくなりこれを除去することがますます困難となっている。さらに、傾斜コイル内部の温度上昇に関するまたスキャン中の患者ボア内における結果としての温度上昇に関する制限が課せられることが、積極的な撮像シーケンスのためのデューティサイクルに制限を生じさせることがある。
MRIシステムで使用される傾斜コイルアセンブリは、エポキシ樹脂などの材料を用いて一体に結合させた内側及び外側傾斜コイルアセンブリからなる遮蔽型傾斜コイルアセンブリとすることがある。典型的には、内側傾斜コイルアセンブリはX、Y及びZ傾斜コイル対または組の内側(または、主)コイルを含み、また外側傾斜コイルアセンブリはX、Y及びZ傾斜コイル対または組のそれぞれの外側(または、遮蔽)コイルを含む。Z傾斜コイルは典型的には、円柱状の表面(または、マンドレル)の周りに導体をらせん状に巻き付けた円筒状となっている。トランスバースX及びY傾斜コイルは、絶縁裏当て層を備えた銅パネルから形成させるのが一般的である。隣接する周回間に中間周回間隔(または、ギャップ)を残すように銅層内に導体周回パターン(例えば、指紋パターン)が切られることがある。
従来の冷却システムの1つは、内側傾斜コイルアセンブリの外側面上に配置させた主Z傾斜コイル向けの中空導体を使用することを含む。次いで傾斜コイルアセンブリが発生させた熱を除去するために、中空のZ導体内に冷却用流体を通過させることがある。しかしこうした冷却配置は、内側傾斜コイルアセンブリのトランスバースX及びY傾斜コイルに対して直接冷却を提供していない。典型的には、トランスバースX及びY傾斜コイルが発生させた熱は、内側傾斜コイルアセンブリの傾斜コイル間にある絶縁層を介して中空のZ傾斜コイルに転送しなければならない。したがってその熱伝達は、絶縁層材料(例えば、ガラス−エポキシ樹脂)の熱抵抗によって制限されることがある。
追加的な冷却を提供するために、例えば内側傾斜コイルアセンブリの内径上に専用の冷却チャンネル(複数のこともある)が設けられることがある。追加的な冷却の提供に関する別の選択肢は、内側傾斜コイルアセンブリのトランスバースX傾斜コイルに関して中空の導体を使用することである。しかし追加的な専用の冷却チャンネルまたは追加的な中空の内側傾斜コイルによって、傾斜コイルアセンブリ半径方向スペースが増大すると共に、さらに主X、Y及びZ傾斜コイルが半径のより大きくなった位置まで移動することになる。これらの結果、傾斜コイルアセンブリの傾斜強度が低下することがある。
したがって、傾斜コイルアセンブリに半径方向スペースを追加することなく熱の除去、並びに傾斜コイル内部の温度上昇の制御を可能にした傾斜コイル冷却システムに対する要求が存在する。
一実施形態では、磁気共鳴撮像(MRI)システムの傾斜コイルアセンブリを冷却するためのシステムは、複数の導体とその各々が該複数の導体の周回間に配置される複数の中間周回チャンネルとを備えた第1の表面を有する傾斜コイルと、該中間周回チャンネルを封止するために該傾斜コイルの第1の表面に付着させた封止層と、を備えており、該中間周回チャンネルは冷却用流体を搬送するように構成されている。
別の実施形態では、磁気共鳴撮像(MRI)システムの傾斜コイルアセンブリ(50)において、複数の導体と該複数の導体の周回間にある複数の中間周回チャンネルとを備えた第1の表面を有する傾斜コイルを冷却するための装置は、該傾斜コイルの中間周回チャンネル内に配置させた冷却用流体を搬送するように構成された少なくとも1つの冷却用チューブを含む。
本発明は、同じ参照番号が同じ部分を示している添付の図面に関連して取り上げた以下の詳細な説明によりさらに完全に理解できよう。
図1は、一実施形態による例示的なマグネットアセンブリの側方立面断面概要図である。マグネットアセンブリ10はその形状が円筒状(cylindrical)や環状(annular)であり、MR画像を取得するために磁気共鳴撮像(MRI)システム内で使用されることがある。マグネットアセンブリ10は、超伝導マグネット12、傾斜コイルアセンブリ14及びRFコイル16(ただし、構成要素はこれらに限らない)を含む。マグネットコイル、クライオスタット素子、支持体、懸架部材、端部キャップ、ブラケットその他などの様々な別の要素は明瞭にするために図1から省いてある。円筒状の患者ボリュームまたはスペース18は患者ボアチューブ20によって囲繞されている。RFコイル16は、患者ボアチューブ20の外表面上に装着されると共に、傾斜コイルアセンブリ14内部に装着されている。傾斜コイルアセンブリ14は離間した共軸性関係でRFコイル16の周りに配置されており、またこの傾斜コイルアセンブリ14はRFコイル16を円周方向で囲繞している。傾斜コイル14はマグネット12の内部に装着されると共に、マグネット12によって円周方向で囲繞されている。
患者または撮像対象(図示せず)は患者テーブルまたはクレードル(図示せず)上で中心軸22に沿ってマグネットアセンブリ10内に挿入することができる。中心軸22は、マグネット12が発生させる主磁場Bの方向と平行なマグネットアセンブリ10のチューブ軸方向と一致している。RFコイル16は、患者または対象に無線周波数磁場パルス(または、複数のパルス)を印加するために利用できること、並びに対象から戻されたMR情報を受け取るために利用できることはMR撮像技術分野でよく知られていることである。傾斜コイルアセンブリ50は、撮像ボリューム18内の点を周知の方式で空間エンコードするために使用される時間依存の傾斜磁気パルスを発生させる。
超伝導マグネット12は、例えば半径方向に整列させると共に長軸方向に間隔を設けており、その各々が同一の大きな電流を搬送できるような幾つかの超伝導コイル(図示せず)を含むことがある。この超伝導コイルは、患者ボリューム18内部に均一性が高い磁場Bを生成するように設計されている。超伝導マグネット12は、超伝導コイルの温度をコイルが零点抵抗を有する超伝導状態となるような適当な臨界温度未満に維持するように設計された極低温エンベロープ24内部の極低温環境内に封入されている。極低温エンベロープ24は、例えばマグネット巻き線を周知の方式で包含しかつ冷却するためのヘリウム容器と熱遮蔽とを含むことがある。超伝導マグネット12及び極低温エンベロープ24はマグネット容器28(例えば、クライオスタット容器)によって囲繞されている。マグネット容器28によって真空が維持されると共に、さらに極低温エンベロープ24及び超伝導マグネット12に熱が転送されるのを防止している。常温ボア26はマグネットアセンブリ10の内側円柱状の表面によって規定される。
傾斜コイルアセンブリ14は自己遮蔽型傾斜コイルアセンブリとすることがある。図2は、一実施形態による遮蔽型MR傾斜コイルアセンブリを長手方向中心軸を通過する面で切ってみた断面図である。傾斜コイルアセンブリ14は、共通軸34に対して同心円状に配置させた円筒状の内側傾斜コイルアセンブリまたは巻き線30と円筒状の外側傾斜コイルアセンブリまたは巻き線32とを備える。内側傾斜コイルアセンブリ30はX、Y及びZ傾斜コイルの内側コイルを含み、かつ外側傾斜コイルアセンブリ32はX、Y及びZ傾斜コイルのそれぞれの外側コイルを含む。傾斜コイルアセンブリ14はMRIシステムの主マグネット(例えば、図1に示したマグネット12など)のボア内に挿入し、軸34を主マグネットのボア軸と整列させることがある。傾斜コイルアセンブリ14の各コイルはコイルに電流を通過させ、MR撮像における要求に従ってボア内に傾斜磁場を発生させることによって付勢されることがある。
内側傾斜コイルアセンブリ30と外側傾斜コイルアセンブリ32の間のスペースのボリューム36は例えば、エポキシ樹脂、粘弾性樹脂、ポリウレタン、その他などの結合用材料によって満たされることがある。別法として、ガラスビーズ、シリカ、アルミナなどの充填材料を伴うエポキシ樹脂を結合用材料として用いることがある。内側傾斜コイルアセンブリ30と外側傾斜コイルアセンブリ32はこれらのそれぞれの端部位置において端部リング38及び40に結合させることがある。端部リング38及び40は、内側傾斜コイルアセンブリ30と外側傾斜コイルアセンブリ32を半径方向に離間した共軸性関係で保持するように設けられる。端部リング38及び40は、ブラケット、ねじ、その他などの締結用デバイス(図示せず)を用いて内側傾斜コイルアセンブリ30と外側傾斜コイルアセンブリ32に対して固定とさせることがある。端部リング38及び40は、ボリューム36内でエポキシ(または、別の結合用材料)が硬化すなわち固まる間に内側及び外側傾斜コイルアセンブリ30及び32を所望の離間した共軸性関係で保持している。エポキシが硬化した後、端部リング38及び40は除去されるのが典型的である。図1及び2に関連して上述した円筒状アセンブリとは別のマグネット及び傾斜トポロジーが使用されることもあることを理解されたい。例えば分割開放型MRIシステムにおける平坦な傾斜幾何学構成では、以下で記載するような本発明の実施形態が利用されることもある。
円筒状傾斜コイルアセンブリ14の傾斜コイル、あるいは上で言及したような別の傾斜コイルトポロジーで利用される傾斜コイルが発生させた熱を除去するために、冷却システムまたは装置が設けられることがある。図3は、一実施形態による冷却システムを含む遮蔽型傾斜コイルアセンブリ積み上げ体の断面概要図である。図3に示した積み上げ体内の傾斜コイルの順序は単に例示であること、並びに本明細書に記載した冷却システムは別の傾斜コイル順序で使用されることもあることを理解されたい。図3では、傾斜コイルアセンブリ50は内側傾斜コイルアセンブリ52及び外側傾斜コイルアセンブリ54を含む。内側傾斜コイルアセンブリ52と外側傾斜コイルアセンブリ54を結合させるためにはエポキシ樹脂などの結合用材料56が使用される。傾斜コイルアセンブリ50は、対応する主コイルと遮蔽傾斜コイルの間に最大の半径方向離間が提供されるように構成されることが好ましい。外側傾斜コイルアセンブリ54は、Y傾斜遮蔽コイル58、X傾斜遮蔽コイル62及びZ傾斜遮蔽コイル64を備える。これら様々な遮蔽コイルは、例えばガラス−エポキシ樹脂などの材料とし得る絶縁層60によって互いから離間させている。一実施形態では、Z傾斜遮蔽コイル64は、例えば水、エチレンまたはプロピレングリコール混合物などの冷却剤を搬送するように構成された中空の導体とすることがある。別法として、Z傾斜コイル64は銅パネルから形成されることがある。
内側傾斜コイルアセンブリ52は、Z傾斜主コイル66、Y傾斜主コイル70及びX傾斜主コイル74を備える。これら様々な主コイルは、例えばガラス−エポキシ樹脂などの材料とし得る絶縁層60によって互いに離間させている。Y傾斜主コイル70は、あるパターンまたはトレース(例えば、「指紋」または「拇印」パターン)で切断(または、エッチング)し得る銅シートまたはボードを含む。その結果、冷却チャンネルとして使用し得るY傾斜主コイル70の個々の導体(または、周回)間に複数のグルーブまたは中間周回スペース78が生成される。X傾斜主コイル74もまた、あるパターンまたはトレース(例えば、「指紋」または「拇印」パターン)で切断(または、エッチング)し得る銅シートまたはボードを含む。冷却チャンネルとして使用し得るX傾斜主コイル74の個々の導体(または、周回)間に複数のグルーブまたは中間周回スペース76が生成される。一実施形態では、Z傾斜主コイル66は冷却剤(または、冷却用流体)を搬送するように構成された中空の導体とすることがある。別法としてそのZ傾斜主コイル66は、冷却チャンネルとして使用し得る中間周回グルーブを含む切断パターンを有する銅シートまたはボードから形成されることがある。
Y傾斜主コイル70の中間周回グルーブ78とX傾斜主コイル74の中間周回グルーブ76は内側傾斜コイルアセンブリ52に冷却を提供するために使用されることがある。具体的には、トランスバースY及びX傾斜主コイル70、74の中間周回グルーブ78及び76を冷却チャンネルとして使用してトランスバースY及びX傾斜主コイルの直接冷却を提供することがある。中間周回グルーブ78、76を冷却チャンネルとして使用することによって、傾斜コイルアセンブリの半径方向サイズを小さく保つことができ、また傾斜コイルの半径方向位置をより低く維持することができる。図3に示すように、例えば水、エチレン、プロピレングリコール混合物などの冷却剤(または、冷却用流体)を搬送するように中間周回グルーブ78及び76が封止されて使用されることがあり、またこの冷却剤によってトランスバース傾斜コイルが発生させた熱が除去される。したがって中間周回グルーブ76、78は冷却用流体と密着した状態とさせている。
Y傾斜主コイル70の中間周回グルーブ78を封止するために封止層68が設けられることがあり、またX傾斜主コイル74の中間周回グルーブ76を封止するために封止層72が設けられることがある。封止層68及び72を生成するためには様々な方法が使用されることがある。一実施形態では、パネルコイル(例えば、X傾斜主コイル74及び/またはY傾斜主コイル70)の最上部にシート状のガラス−エポキシ(例えば、B−stageエポキシガラスプリプレグ(prepreg))を配置させ、これを真空圧力含浸(VPI)処理前に硬化させて、傾斜コイルアセンブリ50の製作中に例えば絶縁層60を付着させることがある。別法としてその封止層68、72は、硬化処理中に傾斜コイルアセンブリ50が受ける最大温度を超える融解温度を有する中実の物質(例えば、すず−鉛、プラスチック、その他)で中間周回グルーブ78、76を事前充填することによって生成されることがある。この充填物質は、傾斜コイルアセンブリ50内に含浸したエポキシがグルーブ78、76を満たすことを防止する。硬化処理過程が完了した後、充填物質の最上面及び銅パネル表面上にエポキシの層が形成される。傾斜コイルアセンブリ50は、中間周回チャンネルを満たすのに使用した物質の融解温度を超えるように加熱されることがある。次いで充填物質を融解させて冷却チャンネルを通して排出している。別の実施形態ではその封止層は、隣接する傾斜コイルの裏当てボードまたはサブストレート(例えば、傾斜コイルの銅シートまたはボードの裏当て向けに使用される)によって形成させることがある。例えば、X傾斜主コイル74向けの封止層は、Y傾斜主コイル70の裏当てボードまたはサブストレートによって形成されることがある。
上で言及したように、次いで封止した中間周回グルーブ78、76を用いて、トランスバース主傾斜コイル70及び74のそれぞれを冷却するための冷却用流体を搬送することがある。図3では冷却システムがY及びX傾斜主コイル70、74内に実現されるように表しているが、別の実施形態ではその冷却システムは上述のY及びX傾斜主コイルと同じ方式で銅パネルから形成したZ傾斜主コイル66内に実現されることがある。
別の実施形態では冷却用チューブが、図4に示すように中間周回グルーブ内で使用されることがある。上で言及したように、Y傾斜主コイル70の中間周回グルーブ78及びX傾斜主コイル74の中間周回グルーブ76は、内側傾斜コイルアセンブリ52のトランスバースY及びX傾斜主コイル70、74に対して直接冷却を提供するために使用されることがある。図4に示した実施形態では、Y傾斜主コイル70の中間周回グルーブ78内に冷却用チューブ82が設けられることがある。冷却用チューブ82は非電気伝導性の薄壁冷却用チューブであること(例えば、B−stageガラス−エポキシから製作すること)が好ましい。冷却用チューブ82は中間周回グルーブ78内に押し入れられエポキシによって中間周回グルーブ78に結合させることがある。例えば水、エチレン、プロピレングリコール混合物などの冷却用流体が冷却用チューブ82を介して搬送され、トランスバースY傾斜主コイル70が発生させた熱を除去するために使用されることがある。さらに、X傾斜主コイル74の中間周回グルーブ76内に、冷却用チューブ84が設けられることがある。上で言及したように、冷却用チューブ84は非電気伝導性の薄壁の冷却用チューブであることが好ましい。冷却用チューブ84は中間周回グルーブ76内に押し入れられ、エポキシによって中間周回グルーブに結合させることがある。次いで冷却用チューブ84を介して冷却用流体を搬送し、これを用いてトランスバースX傾斜主コイル74が発生させた熱を除去することがある。図4では冷却システムがY及びX傾斜主コイル70、74内に実現されるように表しているが、別の実施形態ではその冷却システムは上述のY及びX傾斜主コイルと同じ方式で銅パネルから形成したZ傾斜主コイル66内に実現されることがある。
図3に示した中間周回グルーブ78、76及び図4に示した冷却用チューブ82、84は、例えば冷却剤供給ライン及び帰還ライン(図示せず)を介して遠隔の熱交換器/冷凍機(図示せず)と結合させることがある。遠隔の熱交換器/冷凍機は、中間周回グルーブ78、76(図3参照)にあるいは冷却用チューブ82、84(図4参照)に冷却剤を導きトランスバース傾斜主コイル70、74の周囲を循環させるために使用されることがある。冷却剤は、中間周回グルーブ78、76または冷却用チューブ82、84を通るようにポンピングを受けると傾斜主コイルから熱を吸収し、この熱を遠隔の熱交換器/冷凍機に搬送する。次いでこの熱は例えば、熱交換/冷凍機によって大気中に排出される。中間周回グルーブまたは冷却用チューブに対する流入及び流出マニホールドの数は、要求される流量、伝熱係数及び許容可能な圧力低下が提供されるように様々とすることができる。図5は、一実施形態による傾斜コイル冷却システム向けの例示的な流入及び流出マニホールド箇所を表した斜視概要図である。流入マニホールド箇所140と流出マニホールド箇所142は例えば、対応するY傾斜コイルパネル間のギャップ内で90°及び180°の位置にあるX傾斜主コイル146の各四分パネルの内部とすることがある。別法としてその流入及び流出マニホールドは、X及びY傾斜コイルへのZ傾斜コイル周回間に、あるいはZ傾斜コイル周回を通過するように位置決めされることがある。チャンネル長さ選択及び/または中間周回間隔に対する調整を用いると、異なる中間周回冷却チャンネル間でより均一なフロー分布を提供することが可能となる。
様々な実施形態では、冷却システムを1つまたは複数の主傾斜コイルパネルの形で実現させることがある。別の実施形態ではその冷却システムを、遮蔽用外側傾斜コイルアセンブリの1つまたは複数のパネル傾斜コイルの形で実現させることがある。
この記載では、本発明の実施形態(最適の形態を含む)を開示するため、並びに当業者による本発明の製作及び使用を可能にするために例を使用している。特許性のある範囲は添付の特許請求の範囲によって規定していると共に、当業者により行われる別の例を含むことができる。こうした別の例は、本特許請求の範囲の文字表記と異ならない構造要素を有する場合や、本特許請求の範囲の文字表記と実質的に差がない等価的な構造要素を有する場合があるが、本特許請求の範囲の域内にあるように意図したものである。任意の処理法や方法の各工程の順序及びシーケンスは、代替的な実施形態に応じて変更されるまたは順序構成し直されることがある。
その精神を逸脱することなく別の多くの変更形態や修正形態を実施することができる。こうした変更及びその他の変更の範囲は、添付の特許請求の範囲から明らかであろう。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
一実施形態による例示的なマグネットアセンブリの側方立面断面概要図である。 一実施形態による例示的なMR傾斜コイル組アセンブリを長手方向中心軸を通過する面で切ってみた断面図である。 一実施形態による冷却システムを含む遮蔽型傾斜コイルアセンブリ積み上げ体の断面概要図である。 代替的実施形態による冷却システムを含む遮蔽型傾斜コイルアセンブリ積み上げ体の断面概要図である。 一実施形態による傾斜コイル冷却システム向けの例示的な流入及び流出マニホールド箇所を表した斜視概要図である。
符号の説明
10 マグネットアセンブリ
12 超伝導マグネット
14 傾斜コイルアセンブリ
16 RFコイル
18 患者ボリュームまたはスペース
20 患者ボアチューブ
22 中心軸
24 極低温エンベロープ
26 常温ボア
28 マグネット容器/クライオスタット容器
30 内側傾斜コイルアセンブリまたは巻き線
32 外側傾斜コイルアセンブリまたは巻き線
34 軸
36 内側と外側傾斜コイルアセンブリの間のボリュームまたはスペース
38 端部リング
40 端部リング
50 傾斜コイルアセンブリ
52 内側傾斜コイルアセンブリ
54 外側傾斜コイルアセンブリ
56 結合用材料
58 Y傾斜遮蔽コイル
60 絶縁層
62 X傾斜遮蔽コイル
64 Z傾斜遮蔽コイル
66 Z傾斜主コイル
68 封止層
70 Y傾斜主コイル
72 封止層
74 X傾斜主コイル
76 グルーブまたは中間周回スペース
78 グルーブまたは中間周回スペース
82 冷却用チューブ
84 冷却用チューブ
140 流入マニホールド箇所
142 流出マニホールド箇所
146 X傾斜主コイル

Claims (10)

  1. 磁気共鳴撮像(MRI)システムの傾斜コイルアセンブリ(50)あって、
    複数の導体を規定するとともに、その各々が該複数の導体の周回間に配置される複数の中間周回チャンネル(78)を規定する導体のパターンを備えた第1の傾斜コイル(70)であって、該第1の傾斜コイル(70)が、その内側に配置された第2の傾斜コイル(74)とは反対側の第1の表面を有する前記第1の傾斜コイル(70)と、
    前記中間周回チャンネル(78)を封止するために前記導体のパターンに渡って前記第1の傾斜コイル(70)の前記導体のパターンの第1の表面に付着させたシート状の封止層(68)と、
    前記中間周回チャンネル(78)内に配置された冷却用流体と、
    を含む傾斜コイルアセンブリ(50)
  2. 前記第1の傾斜コイル(70)はトランスバースY傾斜コイルである、請求項1に記載の傾斜コイルアセンブリ(50)
  3. 複数の導体を規定するとともに、その各々が該複数の導体の周回間に配置される複数の第2の中間周回チャンネル(76)を規定する第2の導体のパターンを備え前記た第2の傾斜コイル(74)であって、該第2の傾斜コイル(74)が、その外側に配置された前記第1の傾斜コイル(70)に面する第1の表面を有する前記第2の傾斜コイル(74)と、
    前記第2の中間周回チャンネル(78)を封止するために前記第2の導体のパターンに渡って前記第2の傾斜コイル(74)の前記導体のパターンの第1の表面に付着させたシート状の第2の封止層(72)と、
    前記第2の中間周回チャンネル(78)内に配置された第2の冷却用流体と、
    を含む、請求項1または2に記載の傾斜コイルアセンブリ(50)。
  4. 前記傾斜コイルアセンブリ(50)は内側傾斜コイルアセンブリ(52)及び外側傾斜コイルアセンブリ(54)を含み、かつ該内側傾斜コイルアセンブリ(52)は第1及び第2の傾斜コイル(70、74)備える、請求項1乃至3のいずれかに記載の傾斜コイルアセンブリ(50)
  5. 前記封止層(68)はガラス−エポキシから製作されている、請求項1乃至4のいずれかに記載の傾斜コイルアセンブリ(50)
  6. 前記複数の中間周回チャンネル(78)内に配置させた少なくとも1つの冷却用チューブ(82)を備える、請求項1乃至5のいずれかに記載の傾斜コイルアセンブリ(50)
  7. 前記少なくとも1つの冷却用チューブ(82)は前記中間周回チャンネル(78)に対してエポキシを用いて結合されている、請求項6に記載の傾斜コイルアセンブリ(50)
  8. 冷却用流体を搬送するように構成された中空の導体を含む第3の傾斜コイル(66)であるZ傾斜コイル(66)と、
    前記封止層(68)と前記Z傾斜コイル(66)との間に配置される絶縁層(60)を備える、請求項1乃至7のいずれかに記載の傾斜コイルアセンブリ(50)。
  9. MR画像を取得するために磁気共鳴撮像システム内で使用されるマグネットアセンブリ(10)であって、
    中心軸(22)を有する円筒状の超伝導マグネット(12)と、
    前記超伝導マグネット(12)によって円周方向で囲繞されている、請求項1乃至7のいずれかに記載の傾斜コイルアセンブリ(50)と、
    患者ボアチューブ(20)の外表面上に装着されると共に、前記傾斜コイルアセンブリ(50)の内側に装着されるRFコイル(16)と、
    を含む、マグネットアセンブリ(10)。
  10. 請求項1乃至8のいずれかに記載の傾斜コイルアセンブリ(50)を製造する方法であって、
    サブストレート上に前記第1の傾斜コイル(70)を配置する工程と、
    中実の充填物質で前記複数の中間周回チャンネル(78)を事前充填する工程と、
    前記第1の傾斜コイル(70)の前記第1の表面に前記封止層(68)となるシート状のガラス−エポキシを配置する工程と、
    前記シート状のガラス−エポキシを硬化させる工程と、
    前記複数の中間周回チャンネル(78)を満たす前記充填物質を、その融解温度を超えるように加熱する工程と、
    融解した前記充填物質を排出する工程と、
    を含む、方法。
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