JP5363959B2 - 製袋包装機、及びその組立方法 - Google Patents
製袋包装機、及びその組立方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5363959B2 JP5363959B2 JP2009270132A JP2009270132A JP5363959B2 JP 5363959 B2 JP5363959 B2 JP 5363959B2 JP 2009270132 A JP2009270132 A JP 2009270132A JP 2009270132 A JP2009270132 A JP 2009270132A JP 5363959 B2 JP5363959 B2 JP 5363959B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- receiving member
- cylinder
- packaging material
- bag making
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Description
図1は、本発明の一実施形態に係る製袋包装機を搭載した組合せ計量システムの斜視図である。図1において、組合せ計量システム10は、主として、組合せ計量機2と製袋包装機3とから成る。
製袋包装機3は、製袋包装ユニット5とフィルム供給ユニット6とを含む。フィルム供給ユニット6は、製袋包装ユニット5の筒形成機構13にシート状のフィルムFを供給するユニットであって、製袋包装ユニット5に隣接して設けられている。
図2及び図3に示すように、筒形成機構13は、フォーマ13aと、チューブ13bと、スプレッター13cとを有している。フォーマ13aは、チューブ13bを取り囲むように配置されている。シート状のフィルムFは、フォーマ13aとチューブ13bとの間を通るときに角筒状に成形される(以後、フィルムFを角筒状フィルムFmとよぶ)。
図2に示すように、プルダウンベルト機構14は、チューブ13bに巻き付いた角筒状フィルムFmを吸着して下方に連続搬送するため、チューブ13bを挟んで左右両側にそれぞれベルト14cを有している。プルダウンベルト機構14は、吸着機能を有するベルト14cを駆動ローラ14aおよび従動ローラ14bによって回して角筒状フィルムFmを下方に運ぶ。
縦シール機構15は、チューブ13bの正面側に位置し、シール用受け部材132の平面部132aと対峙する。縦シール機構15は、ヒータ、及び角筒状フィルムFmの重なり部分に接触するヒータベルトを有しており、角筒状フィルムFmの重なり部分を一定の圧力で平面部132aに押しつけながら加熱して縦にシールする。角筒状フィルムFmの重なり部分は、平面部132aで受けられているので密着し易く、完全にシールされる。
横シール機構17は、筒形成機構13、プルダウンベルト機構14、および縦シール機構15の下方に配置されている。この横シール機構17は、2つのシールジョー17a,17bをD字状に旋回させながら、角筒状フィルムFmを一対のシールジョー17a,17bで挟み込んで横シール部分を形成する。
ガセット形成機構18は、折り込み部材18a,18bを備えている。図2および図3に示すように、折り込み部材18a,18bは薄肉の板状部材である。折り込み部材18a,18bは、円形の軌道に沿って移動しながら、角筒状フィルムFmの鉛直中心線を中心として左右の側面を挟み込むように、角筒状フィルムFmの一部に当接する。このとき、角筒状フィルムFmの一部には、内側へと折り込まれた部分(ガセットG)が形成される。
制御部40は、組合せ計量機2の制御および製袋包装機3の制御を行うものであって、CPU、ROM、RAMなどから構成されている。制御部40は、図1に示す操作スイッチ類7やタッチパネル式ディスプレイ8から入力された操作および設定に従って、フィルム供給ユニット6においてフィルムローラ6bを回転させてフィルムFを繰り出させる送出モータ(図示せず)、および製袋包装ユニット5の各機構の駆動部分を制御する。また、制御部40は、組合せ計量機2および製袋包装機3に設置されている各種センサから必要な情報を取り込み、その情報を各種制御において利用する。
シート状のフィルムFは、フィルム供給ユニット6から筒形成機構13に送られ、フォーマ13aからチューブ13bに巻き付けられて角筒状に成形された後、プルダウンベルト機構14によって下方に搬送される。フィルムFは、チューブ13bに巻き付けられたとき、その両端部が周面上で重ね合わせられ、その重ね合わせ部分が縦シール機構15によって縦にシールされる。
(1)
製袋包装機3では、搬送されてくるフィルムFを角型のチューブ13bの外周に沿って巻き付かせて角筒状フィルムFmを形成し、その角筒状フィルムFmの重なり部分をシールする。シール用受け部材132の平面部132aは、シール用受け部材132がチューブ本体131の取付板131aに装着されたとき、チューブ13bのエッジコーナー130bdを形成する。平面部132aは、取付板131a表面の仮想延長面と、取付板131aに隣接する側面130adの仮想延長面とが交差する、仮想交差線まで延びている。角筒状フィルムFmの重なり部分は、その仮想交差線を跨ぐことなく平面部132aと対峙している。平面部132aは、角筒状フィルムFmの重なり部分がシールされるときその重なり部分を角筒状フィルムFmの内側から受けるので、重なり部分は密着し易くなり、完全にシールされる。
製袋包装機3では、フォーマ13aがチューブ13bを取り囲んでいる。フォーマ13aには、チューブ13bが挿入される角孔が形成されている。フォーマ13aとチューブ13bとは、フォーマ13aの角孔の開口からチューブ13bが挿入されることによって組み立てられる。シール用受け部材132はチューブ13bに着脱自在であるので、組立作業者はシール用受け部材132が装着されていないチューブ13bをフォーマ13aに挿入した後でシール用受け部材132をチューブ13bに装着すればよく、フォーマ13aとチューブ13bとの組立作業が容易である。
図6は、筒形成機構の斜視図である。図6において、シール用受け部材132の平面部132a上に緩衝材133が貼付されている。縦シール機構15が角筒状フィルムFmの重なり部分をシール用受け部材132の平面部132aに向かって押さえて加熱するとき、完全な平面で均等に押えることは容易ではなく実際には押し力が不十分な領域が存在し、その領域はシール不良になる可能性がある。しかし、平面部132aに緩衝材133が貼付されることによって、角筒状フィルムFmの重なり部分を押す面に緩やかな凹凸が存在する場合でも、緩衝材133がその凹凸に倣って変形するので、押し力不足になり易い凹部分にも確実に押し力が伝わる。その結果、シール不良が防止される。
上記実施形態では、チューブ13bの上部の漏斗部13d(図2参照)は正四角錘状であるが、第2変形例では、図6に示すような変形漏斗部13eを採用している。図6において、チューブ13bのシール用受け部材132側を正面にした状態で変形漏斗部13eを視たとき、変形漏斗部13eは左右非対称形状である。また、組合せ計量機2から計量済みの被包装物が変形漏斗部13e内に投入されるとき、その被包装物が傾斜壁13ea上に落ちるように、組合せ計量機2の中心線Y1と製袋包装機3の中心線Y2とが一致していないように組み立てられている。その結果、クロワッサンなどのような外形が大きい被包装物が投入されても、被包装物が斜面を転がるように流れ、一気にチューブ13bに入ることが抑制されるので、詰まり難くなる。
上記実施形態では、シール用受け部材132が装着されるための取付板131aがチューブ本体131に溶接等によって固定されているが、シール用受け部材がチューブ本体に直に装着されてもよい。
13 筒形成機構
13a フォーマ(カバー部材)
13b チューブ(角型筒体)
13c スプレッター
15 縦シール機構
131,231 チューブ本体(筒本体)
131a 取付板(第1側面部)
132,232 シール用受け部材
132a,232a 平面部
133 緩衝材
231a 取付部(第1側面部)
Claims (4)
- 角型筒体を有し、搬送されてくる包材を前記角型筒体の外周に沿って巻き付かせ、前記包材の端部同士を前記包材の搬送方向に沿って重ねて筒状包材を形成する、筒形成機構と、
前記筒状包材の搬送方向に沿って重なる前記筒状包材の重なり部分をシールするシール機構と、
を備え、
前記筒形成機構の前記角型筒体は、
前記角型筒体の複数の側面およびコーナーを形成する筒本体と、
前記角型筒体の一部を形成するシール用受け部材と、
を含み、
前記筒本体が形成する複数の前記側面のうち少なくとも1つの前記側面に、前記シール用受け部材が装着される第1側面部が設けられており、
前記シール用受け部材は、前記第1側面部に着脱自在であり、前記第1側面部に装着されているとき前記第1側面部と平行な方向に且つ前記第1側面部の外周面よりも外方に位置して前記角型筒体のコーナーの一部を形成する平面部を有し、
前記平面部は、前記筒状包材の重なり部分が前記シール機構によってシールされるとき前記重なり部分を前記筒状包材の内側から受ける、
製袋包装機。 - 前記シール用受け部材の前記平面部は、少なくとも前記筒本体の前記第1側面部の仮想延長面と、前記筒本体が形成する複数の前記側面のうち前記第1側面部に隣接する前記側面の仮想延長面とが交差する、仮想交差線まで延び、
前記筒状包材の前記重なり部分は、前記仮想交差線を跨ぐことなく前記平面部と対峙しており、
前記シール機構は、前記重なり部分を前記平面部に向かって押さえて加熱する、
請求項1に記載の製袋包装機。 - 前記シール用受け部材の前記平面部に、緩衝材が貼付されている、
請求項2に記載の製袋包装機。 - 前記筒形成機構が前記筒状包材を外側から覆うカバー部材を有する請求項1に記載の製袋包装機、の組立方法であって、
前記カバー部材には予め前記角型筒体が挿入される開口部が形成されており、
前記シール用受け部材が装着されていない前記角型筒体が前記開口部に挿入された後、前記シール用受け部材が前記角型筒体に装着される、
製袋包装機の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009270132A JP5363959B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 製袋包装機、及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009270132A JP5363959B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 製袋包装機、及びその組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011111198A JP2011111198A (ja) | 2011-06-09 |
JP5363959B2 true JP5363959B2 (ja) | 2013-12-11 |
Family
ID=44233834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009270132A Expired - Fee Related JP5363959B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 製袋包装機、及びその組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5363959B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015024849A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 株式会社川島製作所 | 角型製袋充填筒用ホッパー |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4814716B1 (ja) * | 1967-08-01 | 1973-05-09 | ||
JPH0215402U (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-31 | ||
JP3744948B2 (ja) * | 1993-11-30 | 2006-02-15 | 株式会社川島製作所 | 縦形製袋充填包装機 |
JP4875877B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2012-02-15 | 株式会社東京自働機械製作所 | ヘム付き袋製袋装置 |
JP2008273540A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Ishida Co Ltd | 製袋包装機 |
-
2009
- 2009-11-27 JP JP2009270132A patent/JP5363959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011111198A (ja) | 2011-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5749939B2 (ja) | 製袋包装機 | |
EP2489284A1 (en) | Zipper tape, packaging bag with zipper tape, method for producing packaging bag with zipper tape and production device therefor | |
JP5789457B2 (ja) | 製袋包装機 | |
EP2441685A1 (en) | Manufacturing method for packaging bag with zipper tape and manufacturing apparatus therefor | |
US8776484B2 (en) | Form-fill-seal machine | |
JP2012236621A (ja) | 製袋包装機 | |
EP2853496B1 (en) | Drug dividing and packaging device | |
JP2008189332A (ja) | 熱封止装置およびこれを備えた包装装置 | |
WO2010140242A1 (ja) | 抽出バッグの製造方法 | |
JP5727972B2 (ja) | ブリスターパック、ブリスターパック製造装置及びブリスターパックの製造方法 | |
JP2010006383A (ja) | 製袋包装機 | |
US9650168B2 (en) | Thread material cutting device | |
CN107848639B (zh) | 密封装置、泡罩包装机和泡罩包装件的制造方法 | |
JP5363959B2 (ja) | 製袋包装機、及びその組立方法 | |
JP2010208678A (ja) | 易開封加工装置、製袋充填方法および製袋充填装置 | |
JP2021147097A (ja) | 製袋包装機 | |
JP2005059936A (ja) | 縦型多列四方シール自動充填包装機における縦シール機構 | |
JP5947639B2 (ja) | 製袋包装機 | |
JP5601897B2 (ja) | 充填包装機 | |
CN110023192B (zh) | 制袋包装机 | |
JP2010111123A (ja) | 製袋機 | |
JP2023018947A (ja) | 横シール装置 | |
JP5643674B2 (ja) | 包装機 | |
JP5331496B2 (ja) | 易開封加工装置、製袋充填方法および製袋充填装置 | |
JP5224339B2 (ja) | 縦形製袋充填包装機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5363959 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |