JP5363642B1 - 楽譜保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】一枚ものの楽譜を複数枚、楽器の譜面立てに安定した状態で立てかけるための楽譜保持具を提供する。
【解決手段】屏風状に折り曲げ可能に連結された複数の基板1よりなる楽譜保持具において、楽譜固定具を有する基板の底部に断面U字状のスライダがガイドレール上に形成されている。隣り合った2枚の基板が同一平面になる状態にしたうえで、スライダをガイドレール上を移動させてスライダの略中央部が折り曲げ部5になるように配置する。この操作を展開しようとする基板のすべてに行うことで、展開する基板すべてが同一平面になるような状態になる。この状態の楽譜保持具の中央部が、狭い譜面台の中央部に来るように配置すると、重さがバランスして安定して譜面台に載せられるばかりでなく、譜面台から外れた基板も譜面台に沿った同一平面を維持できるために、必要な枚数の楽譜を同一平面状で一覧できる。
【選択図】図6
【解決手段】屏風状に折り曲げ可能に連結された複数の基板1よりなる楽譜保持具において、楽譜固定具を有する基板の底部に断面U字状のスライダがガイドレール上に形成されている。隣り合った2枚の基板が同一平面になる状態にしたうえで、スライダをガイドレール上を移動させてスライダの略中央部が折り曲げ部5になるように配置する。この操作を展開しようとする基板のすべてに行うことで、展開する基板すべてが同一平面になるような状態になる。この状態の楽譜保持具の中央部が、狭い譜面台の中央部に来るように配置すると、重さがバランスして安定して譜面台に載せられるばかりでなく、譜面台から外れた基板も譜面台に沿った同一平面を維持できるために、必要な枚数の楽譜を同一平面状で一覧できる。
【選択図】図6
Description
本発明は、一枚ものの楽譜を複数枚、楽器の譜面立てに安定した状態で立てかけるための楽譜保持具に関する。
一枚ものの楽譜とは、冊子状や屏風状につながるのではなく一枚一枚が独立した楽譜のことであるが、近年この一枚ものの楽譜がインターネットやコンビニエンスストアなどで容易に購入できるようになり、多く利用されるようになっている。そしてこのような楽譜を譜面立てにそのまま立てかけておくと、演奏中に不意に倒れてしまったり、風によって飛んでしまうなど、演奏が途中で途切れてしまいかねない欠点が存在する。
そこで一枚ものの楽譜を、楽譜ホルダーに入れて、楽譜を安定した状態で保持するような工夫がなされており、このようにすれば一枚ものの楽譜が、不意に倒れたり、風で飛んだりしにくくなる。
ただし既成の楽譜ホルダーは楽譜3枚保持するものもあるが、2枚を保持するものがほとんどである。(非特許文献1参照)
ただし既成の楽譜ホルダーは楽譜3枚保持するものもあるが、2枚を保持するものがほとんどである。(非特許文献1参照)
そこで枚数の多い楽譜を用いるときには、全ページを一目で閲覧できる組み換え自在なクリアファイルなどの利用が考えられる。この組み換え自在なクリアファイルでは、両面クリアなポッケトの両側に、脱着可能にして、折り曲げ自在な接続部が設けられているので、楽譜の枚数に応じてクリアファイルの枚数を決めて、それらを接続させれば、楽譜を一目で閲覧できることになる。(特許文献1参照)
有限会社三栄社、"楽譜ホルダー"、[online]、[平成24年9月5日検索]、インターネット<URL: http://www.seihon3ei.jp/gakufu.htm#gakufu1>
しかしながら、上述の従来ある製品としての非特許文献1に示された楽譜ホルダーでは、保持できる楽譜が2ないし3枚程度にとどまることになり、枚数の多い楽譜では対応できないことになる。また3枚の楽譜を保持できるホルダーでは、狭い譜面立てに立てかける場合には、折り畳みが自由にできる構造のために、譜面立てから外れるページが折れ曲がり楽譜の読みとりが難しくなる。
特許文献1に示される発明では、枚数の多い楽譜の場合にも対応可能であるが、折り曲げ自在の接続部を持つために、狭い譜面立てに立てかける場合には、譜面立てから外れるページは、折れ曲がってしまい、不安定になると同時に、譜面立てと同じ平面を保持できないので、一目で全ページを見ることはできない。
本発明は、従来の製品あるいは発明では困難な、枚数の多い一枚ものの楽譜を、狭い譜面立てに一目で閲覧可能に立てかけること可能とするためになされたものである。
上記目的を達成するため、請求項1記載の楽譜保持具は、屏風状に折り曲げ可能に連結された複数の基板よりなる楽譜保持具において、楽譜固定具を有する基板の底部に設けられるガイドレール上に、隣り合わせる基板の連結部の上に移動可能な断面U字状のスライダが形成されたことを特徴としている。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の楽譜保持具において、スライダが弾性材料であることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、屏風状に折りたためるので、不要な部分を折りたたみ、1枚ものの楽譜を必要な枚数収納し、楽譜保持具を一目で閲覧できる状態にして楽譜立てに置くことができる。また、それに加えて、展開された基板の隣り合わせたガイドレール上にスライダを移動させて、基板が連結部で折れ曲がることを防ぐことができ、かつ譜面台に平行な平面とすることができるので、すべての楽譜を一目で閲覧可能となる。
請求項2記載の発明では、スライダが弾性体で構成されているので、ガイドレールの形状に対応しやすく、また基板の隣接部にスライダが移動しやすい。
本発明は基板底部にガイドレールとスライドを有する特徴を持つものであるが、
その構造と効果について図1ないし図14を用いて具体的に説明する。
その構造と効果について図1ないし図14を用いて具体的に説明する。
図1に示すように本実施例の楽譜保持具は、複数の基板1が屏風状に折り曲げ可能になるように折り曲げ部5を介して連結されており、その基板1には楽譜6を基板上に固定する楽譜保持ガイド2が、基板1の左右に設けられている。楽譜6は基板1の左右に設けられた楽譜保持ガイド2に上から差し込まれて保持されるが、楽譜ガイド2の底の部分は図3に示されるように閉じられていて、下に落ちない構造となっている。また基板1の底部にはガイドレール3が基板1の横幅一杯に形成されていて、その上を左右に移動可能に断面U字状のスライダ4がガイドレール3上に設けられている。
本楽譜保持具は、一枚ものの楽譜複数枚を狭い譜面立てに、一覧できる状態で安定的に立てることを目的にしているので、図1に示すように折り曲げできる状態のままでは、狭い譜面立てに安定して立てことはできないし、楽譜を一覧できない。
そこで図2に示すように、スライダ4を隣り合った2枚の基板が同一平面になる状態にしたうえで、スライダ4をガイドレール3上を移動させてスライダ4の略中央部が折り曲げ部5になるように配置する。
この操作を展開しようとする楽譜の枚数に対応した基板の折り曲げ部にすべて行うことで、図2に示すように、展開する基板すべてが同一平面になるようにガイド4が配置される。この状態になると展開しようとする基板すべてが同一平面になると同時に折り曲げがなしえない状態に固定されるので、本楽譜保持具の略中央部が譜面台の中央部と一致するように譜面台に載せれば、譜面台が狭く本楽譜保持具に載らない部分が出てきても、本楽譜保持具は重さがバランスする形で、譜面台上に載せることが可能になるばかりでなく、譜面台から外れた基板も譜面台に沿った同一平面を維持できるために、必要な枚数の楽譜を同一平面状で一覧でき、演奏をスムースに行うことができる。
そこで図2に示すように、スライダ4を隣り合った2枚の基板が同一平面になる状態にしたうえで、スライダ4をガイドレール3上を移動させてスライダ4の略中央部が折り曲げ部5になるように配置する。
この操作を展開しようとする楽譜の枚数に対応した基板の折り曲げ部にすべて行うことで、図2に示すように、展開する基板すべてが同一平面になるようにガイド4が配置される。この状態になると展開しようとする基板すべてが同一平面になると同時に折り曲げがなしえない状態に固定されるので、本楽譜保持具の略中央部が譜面台の中央部と一致するように譜面台に載せれば、譜面台が狭く本楽譜保持具に載らない部分が出てきても、本楽譜保持具は重さがバランスする形で、譜面台上に載せることが可能になるばかりでなく、譜面台から外れた基板も譜面台に沿った同一平面を維持できるために、必要な枚数の楽譜を同一平面状で一覧でき、演奏をスムースに行うことができる。
基板1の底部におけるガイドレール3とスライダの構造については図3に示すように、基板底部に基板上部の厚さよりも若干厚みのあるガイドレール3が設けられている。そしてその厚みのあるガイドレール3を覆う形で、断面が略U字状のスライド4がはめ込まれていて、スライド4のU字状溝の上部には、図4に示すようにスライダ4が下方向に抜けないようにするために、突起形状が設けられている。
そしてスライド4は、ガイドレール3上を左右に自由に移動でき、かつ隣り合わせる基板底部のガイドレール上にも移動可能となる形状となっている。
図4はスライド4の形状概観を示す斜視図であるが、上部に突起のあるU字型溝を有し、かつ隣り合う基板の折り曲げ部5の上に移動することで、楽譜保持具の折り曲げを防止して、楽譜保持具が一つの面を構成するように保持し、狭い譜面台の上に置かれても、譜面台から外れた基板があっても、基板の重さを支えることができるように、スライド4の長さは、基板の横幅に比して、略半分程度の長さを有している。
なお図3には折り曲げ部は図示していない。
そしてスライド4は、ガイドレール3上を左右に自由に移動でき、かつ隣り合わせる基板底部のガイドレール上にも移動可能となる形状となっている。
図4はスライド4の形状概観を示す斜視図であるが、上部に突起のあるU字型溝を有し、かつ隣り合う基板の折り曲げ部5の上に移動することで、楽譜保持具の折り曲げを防止して、楽譜保持具が一つの面を構成するように保持し、狭い譜面台の上に置かれても、譜面台から外れた基板があっても、基板の重さを支えることができるように、スライド4の長さは、基板の横幅に比して、略半分程度の長さを有している。
なお図3には折り曲げ部は図示していない。
図5は隣り合わせた基板1を折り曲げ可能につなぎ合わせるために設けられる折り曲げ部5の拡大図である。折り曲げ部5は左右の基板の側端面に固着する形で設けられる折り曲げ可能なシート状のものであるが、基板を折り畳んだ際に、基板1の厚みに加えて、楽譜保持ガイド2、ガイドレール3、スライド4などの厚みがあっても、隣り合わせた基板の平面が平行になるように折り曲げられるように、一定の幅を有している。
図6は本実施例の特徴がもっとも活かされるグランドピアノにおいて使用する場合の譜面台8並びに譜面台竿9より上の構造を示したものである。図7は図6の正面図であるが、図7に示すようにグランドピアノにおいて楽譜を立てかける譜面板7の底は譜面台竿9が支える構造となっている。そして譜面台竿9の両側には譜面台8があるが、この譜面台の上面は、譜面台竿9よりも若干高くなっていて、譜面台8の外側には譜面台レール10があり、この上面は譜面台8と同じである。
このような構造であるので、図7から分かるようにA4版の大きさの楽譜4枚程度まででは、譜面板7に立てかけて使う場合に、楽譜保持具の底は譜面台竿9の上面が支えることになり、安定した状態で設置できる。しかし5枚あるいはそれ以上の枚数の場合には、楽譜保持具の幅が譜面台竿9の範囲を越えるので、楽譜保持具の底が譜面台竿9ではなくその両側の譜面台8上面にかかることになる。
このような場合に、楽譜保持具の底の両端が譜面台8上面に支えられることになり、楽譜保持具の底の中央部の大部分は譜面台竿9の上面よりも浮いた状態になる。このような状態においても楽譜保持具が安定的に譜面板7に立てかけられるためには、楽譜保持具の底が横一直線で固定的に維持される必要があるが、本実施例のように楽譜保持具の基板の底面に構成されるガイドレールを、それぞれ隣り合うガイドレール同士をスライドを移動させることで、つなぎ合わせれば、横一直線状態に保持できるので、楽譜保持具の底の両端が譜面台8上面で支えられ、中央部が譜面台竿9から浮いていても、譜面板に安定的に立てかけ可能となる。
また譜面保持具の底を横一直線に維持できると同じように、譜面板7から外れた部分でも、基板1を横一直線の面を維持できるので、楽譜が折れ曲がって見にくくなることもなく、本実施例では楽譜7枚程度であれば、グランドピアノの演奏者はこれらの楽譜を一目で見渡すことができる。もちろん7枚よりも多い枚数でも楽譜保持具を安定的に立てかけることは可能であることは言うまでもないが、楽譜を一目で見渡すことは難しくなる。
このような構造であるので、図7から分かるようにA4版の大きさの楽譜4枚程度まででは、譜面板7に立てかけて使う場合に、楽譜保持具の底は譜面台竿9の上面が支えることになり、安定した状態で設置できる。しかし5枚あるいはそれ以上の枚数の場合には、楽譜保持具の幅が譜面台竿9の範囲を越えるので、楽譜保持具の底が譜面台竿9ではなくその両側の譜面台8上面にかかることになる。
このような場合に、楽譜保持具の底の両端が譜面台8上面に支えられることになり、楽譜保持具の底の中央部の大部分は譜面台竿9の上面よりも浮いた状態になる。このような状態においても楽譜保持具が安定的に譜面板7に立てかけられるためには、楽譜保持具の底が横一直線で固定的に維持される必要があるが、本実施例のように楽譜保持具の基板の底面に構成されるガイドレールを、それぞれ隣り合うガイドレール同士をスライドを移動させることで、つなぎ合わせれば、横一直線状態に保持できるので、楽譜保持具の底の両端が譜面台8上面で支えられ、中央部が譜面台竿9から浮いていても、譜面板に安定的に立てかけ可能となる。
また譜面保持具の底を横一直線に維持できると同じように、譜面板7から外れた部分でも、基板1を横一直線の面を維持できるので、楽譜が折れ曲がって見にくくなることもなく、本実施例では楽譜7枚程度であれば、グランドピアノの演奏者はこれらの楽譜を一目で見渡すことができる。もちろん7枚よりも多い枚数でも楽譜保持具を安定的に立てかけることは可能であることは言うまでもないが、楽譜を一目で見渡すことは難しくなる。
図8は本実施例で、楽譜の枚数が少ない場合の使用例を示すもので、7枚の基板1の内で、右側の3枚分を折り畳んだ場合である。図では折り畳み状態が分かるように、折り畳んだ部分を少し角度を付けて表示しているが、使用する場合には表側になっている基板1の裏面に密着する形で使うので、折り畳んで基板1が2枚重なる部分でもその厚さはわずかであるので、譜面台に安定的に立てかけることができる。このようにすれば4枚以下の楽譜の場合に、グランドピアノ、アップライトピアノ、電子オルガンなどの鍵盤楽器などの演奏において、一枚ものの楽譜を安定した状態で、かつ一目で楽譜を閲覧することができる。
図9は本実施例の楽譜保持具を基板1の大きさになるように折り畳んだ状態のもので、基板1、楽譜保持ガイド2、ガイドレール3、スライドの厚みは小さいので、7枚の基板があっても、折り畳んでしまえば1冊のノート程度の厚さになることを示している。従って7枚の基板はあっても、本実施例の楽譜保持具は持ち運びも容易である。
図10は本実施例において、基板1に異なる大きさの楽譜を収容できるようにした場合で、基板の表面にはA4の大きさの楽譜が収容できる楽譜保持ガイド2が基板1の両側に設けられている。また同じ基板1の裏面にはB5の大きさの楽譜保持ガイド11が設けられている。この楽譜保持ガイド11が、すべての基板の表面と裏面に設けられれば、一つの楽譜保持具でA4及びB5の大きさのどちらの大きさの楽譜にも対応可能になる。
また基板の表面にA4とB5の両方の楽譜保持ガイドを設けることも可能であるし、その場合には裏面にはまた別の大きさの楽譜保持ガイドを設けることが可能になり、多くの大きさの楽譜を用いることができる。さらには楽譜保持ガイドを可動型にして、楽譜の大きさに応じて楽譜保持ガイドを動かして対応する構造もあり得る。
また基板の表面にA4とB5の両方の楽譜保持ガイドを設けることも可能であるし、その場合には裏面にはまた別の大きさの楽譜保持ガイドを設けることが可能になり、多くの大きさの楽譜を用いることができる。さらには楽譜保持ガイドを可動型にして、楽譜の大きさに応じて楽譜保持ガイドを動かして対応する構造もあり得る。
実施例2の場合について、図11ないし図14を用いて説明するが、図1ないし図10で示した構成要素については同一符号を付している。
実施例2は実施例1における基板の枚数が4枚の場合である。図11に示すように、基板1は折り曲げ部5を介してつながっていて、それぞれの基板1には、楽譜6を保持するための楽譜保持ガイド2が基板1の左右両側に設けられている。また基板1の底部にはガイドレール3が基板1の横幅一杯に存在し、そしてガイドレール3上には、ガイドレール3に沿って移動可能なスライド4があり、スライド4は隣接する基板の間にある折り曲げ部上に移動することができる。
実施例2は実施例1における基板の枚数が4枚の場合である。図11に示すように、基板1は折り曲げ部5を介してつながっていて、それぞれの基板1には、楽譜6を保持するための楽譜保持ガイド2が基板1の左右両側に設けられている。また基板1の底部にはガイドレール3が基板1の横幅一杯に存在し、そしてガイドレール3上には、ガイドレール3に沿って移動可能なスライド4があり、スライド4は隣接する基板の間にある折り曲げ部上に移動することができる。
本実施例でも図11のように折り曲げ可能な状態では、狭い譜面立てに立てかけた場合に、譜面立てから外れた基板は折れ曲がるので、安定して立てかけることができないばかりでなく、折れ曲がる基板上の譜面は読取りが難しくなる。
そこで図12に示すようにスライダ4が隣り合う基板の折り曲げ部5に移動させる作業を、楽譜を展開する基板4枚が平面になるように行うと、4枚の基板が一つの平面の状態で固定されるので、狭い譜面立てに立てかけても、楽譜保持具を安定的に立てかけることが可能であると同時に、4枚の楽譜を一目で読み取ることができる。
そこで図12に示すようにスライダ4が隣り合う基板の折り曲げ部5に移動させる作業を、楽譜を展開する基板4枚が平面になるように行うと、4枚の基板が一つの平面の状態で固定されるので、狭い譜面立てに立てかけても、楽譜保持具を安定的に立てかけることが可能であると同時に、4枚の楽譜を一目で読み取ることができる。
図13は本実施例を折り畳んで、図14のような管楽器などの演奏によく使われる譜面立てに立てかける場合の例を示している。このように本実施例では、楽譜を2枚程度立てかける場合にも対応できると同時に、4枚以内の枚数の楽譜に対応可能である。
実施例1の7枚の場合には、図14のような譜面立てに立てかける場合には、折り畳みを3回行う必要があり、楽譜保持具の厚みが増すと同時に、譜面立てに立てかけた時には、安定性が悪くなるなどの欠点があるので、管楽器などの演奏に使われる譜面立てなどの場合には、本実施例のような基板が4枚の場合が対応しやすい。
実施例1の7枚の場合には、図14のような譜面立てに立てかける場合には、折り畳みを3回行う必要があり、楽譜保持具の厚みが増すと同時に、譜面立てに立てかけた時には、安定性が悪くなるなどの欠点があるので、管楽器などの演奏に使われる譜面立てなどの場合には、本実施例のような基板が4枚の場合が対応しやすい。
本実施例の場合においても、実施例1で示したように基板の表面にはA4版の楽譜を固定する楽譜保持ガイドを裏面にはB5版の楽譜の楽譜保持ガイドを設けることによって、両方の大きさの楽譜のどちらにも対応可能にすることができる。
また基板の表面にA4とB5の両方の楽譜保持ガイドを設けることも可能であるし、その場合には裏面にはまた別の大きさの楽譜保持ガイドを設けることが可能になり、多くの大きさの楽譜を用いることができる。さらには楽譜保持ガイドを可動型にして、楽譜の大きさに応じて楽譜保持ガイドを動かして対応する構造もあり得る。
また基板の表面にA4とB5の両方の楽譜保持ガイドを設けることも可能であるし、その場合には裏面にはまた別の大きさの楽譜保持ガイドを設けることが可能になり、多くの大きさの楽譜を用いることができる。さらには楽譜保持ガイドを可動型にして、楽譜の大きさに応じて楽譜保持ガイドを動かして対応する構造もあり得る。
請求項1乃至請求項2に記載の楽譜保持具は、基板1同士がつながらないばらばらの場合にも、各基板1上に設けられている、ガイドレール3をスライダ4で結ぶことで、使用可能であるし、この場合にはガイドレールとスライダを基板の上部にも設けることで、より安定性のある楽譜保持具として用いることが可能である。
請求項1乃至請求項2に記載の楽譜保持具は、楽譜以外の1枚ものの資料を一目で閲覧しなければならい場面でも利用できる。
1…基板、2…楽譜保持ガイド、3…ガイドレール、4…スライド、5…折り曲げ部、6…楽譜、7…譜面板、8…譜面台、9…譜面台竿、10…譜面台レール、11…楽譜保持ガイド
Claims (2)
- 屏風状に折り曲げ可能に連結された複数の基板よりなる楽譜保持具において、楽譜固定具を有する基板の底部に設けられるガイドレール上に、隣り合わせる基板の連結部の上に移動可能な断面U字状のスライダが形成されたことを特徴とする楽譜保持具。
- 前記スライダが弾性材料であることを特徴とする請求項1記載の楽譜保持具。
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