JP5363211B2 - ゴルフ練習場 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のプレイヤーが同時に使用可能なゴルフ練習場に関する。
従来のゴルフ練習場においては、打席から飛来してきたゴルフボールが落下する落下面(ゴルフグリーン)を、前後方向の中間部が谷となる側面視V字状の傾斜面に形成しておき、打席から飛来してくるゴルフボールが、落下面を囲むネットや壁等にはね返された後、または直接、上記傾斜面に落下し、その傾斜面に沿って転動した後、上記谷の部分に設けた集球溝に落下し、その集球溝に導かれて、ピット装置に集められ、そこで、または専用の洗浄装置に送られて、洗浄された後、分配装置の配管を通して、プレーグラウンドの各打席に設けられたティーアップ装置に自動供給されるようにしたものが多い(例えば、特許文献1および2参照)。
また、落下面を、打撃台に向かって下り傾斜するスロープに形成しておき、そのスロープに沿って転動してくるゴルフボールを、打撃台の下に設けた回収通路を介して、打撃台に設けた回収部に導くようにしたものもある。
実公平7−45253号公報 特開平7−112045号公報
特許文献1および2に記載されているゴルフ練習場は、集球溝や、集球したゴルフボールを貯留するピット装置、さらには、ゴルフボールを各打席のティーアップ装置に供給するための搬送コンベヤや輸送用ポンプ等の多くの装置を必要とし、構造が複雑で、導入コストが高くつくだけでなく、定期的なメンテナンスや故障の発生に対応しなければならず、ランニングコストも高くつくという問題がある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、複数の打席を並設したゴルフ練習場において、大掛かりな装置を用いることなく、各打席から打ったゴルフボールを、効率よく回収して、各打席のティーアップ装置に導くことができるようにすることを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 各々がティーアップ装置を備える複数の打席を左右方向に並べて設けたプレーグラウンドの前方に、前記打席から飛来してきたゴルフボールが落下する落下面を配設したゴルフ練習場において、プレーグラウンドの前端における各打席に対応する個所に、対応するティーアップ装置にゴルフボールを導くゴルフボール導入口を設け、前記落下面に、各ゴルフボール導入口から前方に向かって上向き傾斜するとともに、両側縁が平面視において前記ゴルフボール導入口から前方に向かって拡開する第1傾斜面と、互いに隣接する1対の打席の中間点から前方を向く稜線から、前記第1傾斜面の側縁に向かって下向き傾斜する第2傾斜面とを設ける。
このような構成とすると、各打席から、それに対応するゴルフボール導入口に向かって下向きに収束する傾斜面によって定められる方向角度範囲内に向かって打撃されたゴルフボールは、正面の壁またはネットにはね返された後、または直接、上記傾斜面に落下した後、その傾斜面に沿って転動し、ゴルフボール導入口よりティーアップ装置に導かれ、ティーアップ装置によりティーアップされて、繰り返し打撃練習に使用することができる。
したがって、従来のような大掛かりなゴルフボール回収装置を介することなく、打席より打ったゴルフボールを、効率よく回収して、各打席のティーアップ装置に導くことができる。特に、各打席から、それに対応するゴルフボール導入口に向かって収束する傾斜面によって定められる方向角度範囲内に向かって打撃されたゴルフボールは、確実に上記打席のティーアップ装置に回収され、その回収効率がよい。
また、打席から打たれた大部分のゴルフボールは、前記第1傾斜面に落下して、打席側にはね返され、最終的にゴルフボール導入口に確実に導かれる。
(2) 上記(1)項において、単一の打席の左右両側に、ティーアップ装置とゴルフボール導入口とを設ける。
このような構成とすると、上記打席においては、プレイヤーは、右打ちおよび左打ちのいずれによってもプレーすることができ、特に、少数の左打ちのプレイヤーにも対応することができる。
(3) 上記(2)項において、単一の打席の左右両側に設けたゴルフボール導入口の前方に、前方に向かって上向き傾斜する共通の傾斜面と、該傾斜面に沿って後方に向かって転動してきたゴルフボールを、左右いずれかのゴルフボール導入口に選択的に導くガイド手段とを設ける。
このような構成とすると、右打ちのプレイヤーがプレイするときは、ガイド手段を、右打ち用のティーアップ装置に接続されたゴルフボール導入口にゴルフボールが案内されるようにしておき、左打ちのプレイヤーがプレイするときは、ガイド手段を、左打ち用のティーアップ装置に接続されたゴルフボール導入口にゴルフボールが案内されるようにしておくことにより、ゴルフボールが、使用しない方のティーアップ装置に接続されたゴルフボール導入口に導入されるのを防止することができる。
(4) 上記(3)項において、ガイド手段を、共通の傾斜面の左右方向の中間部に枢着され、前記傾斜面に沿って後方に向かって転動してきたゴルフボールを、左方のゴルフボール導入口に導く第1位置と、右方のゴルフボール導入口に導く第2位置とに回動可能なダンパとする。
このような構成とすると、ダンパを第1位置か第2位置に切り換えるだけで、使用モードを、右打ち用と左打ち用とに簡単に切り替えることができる。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、ティーアップ装置を、ゴルフボール導入口より導入したゴルフボールを、ティーの上端に載置して、各打席のプレーグラウンド上面に設けた供給孔より上昇させるようにしたものとする。
このような構成とすると、ティーアップ装置へのゴルフボールの供給手段の構成を簡素化することができ、ティーアップ装置に、従来のような大掛かりなゴルフボール回収装置からゴルフボールを供給する必要がなくなる。
本発明によると、複数の打席を並設したゴルフ練習場において、大掛かりな装置を用いることなく、各打席から打ったゴルフボールを、効率よく回収して、各打席のティーアップ装置に導くことができる。
本発明のゴルフ練習場の第1の実施形態の平面図である。 同じく、右側部を斜め前方より見た斜視図である。 図1のIII−III線に沿う拡大縦断側面図である。 図3図示のティーアップ装置を、閉塞板を外した状態で示す平面図である。 第1参考例における、図2と同様の斜視図である。 第2参考例における、図2と同様の斜視図である。 本発明の第2の実施形態における、図2と同様の斜視図である。
次に、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は、本発明のゴルフ練習場の第1の実施形態を示す。なお、図1における上方(図中の符号「14」側)を後方、下方(図中の符号「8」側)を前方、左方を左方、右方を右方とする。
図1および図2に示すように、このゴルフ練習場は、前壁1、後壁2、および両側壁3、3により囲まれた部屋4の床面5(図3参照)における後壁2寄りの部分に設けた、左右方向に長いステージ状のプレーグラウンド6を備えている。
各壁1〜3の内側には、必要に応じて、ネット7が張設されている。また、部屋4が広い場合や、屋外においては、前壁1、後壁2、または側壁3を、ネット7のみで構成することもある。
プレーグラウンド6には、複数(図示の例では6個)の打席8が、前後方向を向く仕切板9によって仕切られて、左右方向に並べて形成されている。
各打席8には、ティーアップ装置10が、プレーグラウンド6内に埋没するようにして設けられている。
6個の打席8のうち、右端のものを除く5個の打席8には、1個のティーアップ装置10が、右打ち用として、各打席8の右側部に配設されており、右端の打席8には、2個のティーアップ装置10、10が、右打ち用(右側部のもの)と左打ち用(左側部のもの)として、両側部に設けられている。
プレーグラウンド6の前端面6aには、各打席8に対応する個所、図示の例では、各ティーアップ装置10の前端に対応する個所に、対応するティーアップ装置10にゴルフボール11を導くゴルフボール導入口(以下単に導入口という)12が設けられている。
右端の打席8においては、単一の打席8の左右両側に、ティーアップ装置10と導入口12とが設けられている。
プレーグラウンド6の前方における部屋4の床面5上に設けられ、かつ打席8から飛来してきたゴルフボール11が落下する落下面(ゴルフグリーン)13には、各導入口12に向かって下向きに収束する傾斜面14が設けられている。この落下面13は、人工芝により形成するのが好ましいが、単なる板材等により形成することもできる。
図1に示す例では、各傾斜面14は、各導入口12から前方に向かって上向き傾斜するとともに、両側縁が平面視において導入口12から前方に向かって拡開する第1傾斜面14aと、互いに隣接する1対の打席8、8の中間点、すなわち仕切板9の位置から前方を向く稜線15から、第1傾斜面14aの側縁に向かって下向き傾斜する第2傾斜面14bとからなるものとしてある。図2には、第1および第2傾斜面14a、14bの下向き傾斜方向を矢印で示してある。
右端の打席8の前方における落下面13には、その打席の中央から前方を向く稜線15が形成され、その稜線15を挟む左右両側に、第1傾斜面14aと第2傾斜面14bとからなる1対の傾斜面14、14が設けられている。
図3および図4に示すように、各ティーアップ装置10は、プレーグラウンド6内に埋没するようにして、床面5上に設けられた、上面が開口する直方体状のケース16と、このケース16の上端開口部を閉塞するようにして、ケース16上に着脱自在に載置され、かつプレーグラウンド6の上面と整合するようにした前後1対の閉塞板17、18と、ケース16の前部に設けられたボール送り装置19と、ケース16の後部に設けられたティーアップ機20とを備えている。
ボール送り装置19は、前部の整列装置21と後部の縦送り装置22とからなっている。
前部の整列装置21は、上記導入口12と整合するようにして、ケース16の前端面に設けた開口23より縦送り装置22の供給位置24に向かって下傾するとともに、平面視においてホッパー状に後方に向かって収束するガイド25と、このガイド25の底板25a上に前後方向に摺動自在に載置された平面視三角形のスライド板26と、縦送り装置22における左右方向を向く駆動軸27に固着されたクランク28に、クランクピン29をって後端部が連結され、かつ前端部がスライド板26に、左右方向の軸30をもって連結された連接杆31とを備え、駆動軸27とクランク28とが、送り用モータ32(図4参照)の作動により回転させられることによって、連接杆31を介して、スライド板26が前後方向に往復運動させられ、導入口12よりガイド25内に導入された多数のゴルフボール11を、目詰まりすることなく、1個ずつ整然と供給位置24に供給しうるようになっている。
また、この整列装置21は、クランク28の回転に伴うスライド板26の前後動作により、ガイド25およびそれに連なる導入口12周辺の傾斜面14を振動させて、導入口12周辺に積み重なるようにして凝集した多数のゴルフボール11の積み重なり状態を解消させる振動装置としての機能をも備えている。
縦送り装置22は、上記駆動軸27に固嵌したスプロケット33と、その上方において、ケース16に枢支したスプロケット34とに掛け回した無端チェーン35に、複数のボール受け爪36を、回走方向に等間隔をもって外向きに突設し、送り用モータ32の作動により、駆動軸27とスプロケット33とを、図3における時計回りに回転させることにより、供給位置24にあるゴルフボール11を、ボール受け爪36上に載置して、ティーアップ機20における傾斜樋37の前端部上まで上方に搬送しうるようになっている。
ティーアップ機20は、傾斜樋37の後方に設けた左右方向を向く駆動軸38を、ティーアップ用モータ39(図4参照)により、図3における時計回りに回転させることにより、駆動軸38に固嵌したボール送りドラム40を同方向に回転させ、ボール送りドラム40と一体的に設けたボール送り爪41により、傾斜樋37の後端部におけるゴルフボール11を、後方に向かって下傾する案内樋42の前部に移載しうるようになっている。
また、駆動軸38に固嵌したクランク43が、ボール送りドラム40と一体となって回転することにより、クランク43の遊端部に突設したクランクピン44が、後部に設けた長手方向を向く長孔45に摺動自在に嵌合するようにした前後方向を向くクランクレバー46の後部を、上下方向に回動しうるようになっている。
クランクレバー46の前部には、長手方向を向く長孔47が設けられており、この長孔47を、ケース16に架設した左右方向を向く軸48に摺動自在に嵌合することにより、クランクレバー46は、軸48を中心として回動しうるとともに、長孔47内を軸48が相対的に遊動しうる範囲において、前後方向に移動しうるようになっている。
クランクレバー46の後端部は、ケース16内に設けた上下方向を向くガイドレール49に沿って上下動可能とした昇降体50に、左右方向を向く軸51をもって連結されている。
昇降体50上には、上端でゴルフボール11を支持しうるようにしたゴム等の弾性体からなる円筒状のティー52の下端が固着されている。
ティー52は、クランク43の回転に伴うクランクレバー46の上下回動により、図3に示すように、後部の閉塞板18に設けた供給孔53を通って上方に突出し、上端で支持したゴルフボール11を、プレーグラウンド6の上面より高い位置に保持する上昇位置と、図示は省略したが、上端が案内樋42の後端より下方に位置する下降位置との間を上下動することができる。
昇降体50の上面、またはティー52内には、ティー52の上端にゴルフボール11が存在するか否かを判別する判別センサ(図示略)が設けられている。
クランクレバー46の前端部と、その下方におけるケース16の適所との間には、引張コイルばね54が張設され、クランクレバー46における軸48より後方の部分、昇降体50、ティー52等の重量とバランスさせ、ティー52の昇降時におけるティーアップ用モータ39の負荷を軽減できるようにしてある。
クランクレバー46の前端部における長孔47の下方には、下方に向かって延出する二股部55が設けられており、この二股部55により、傾斜樋37の下端部に設けたスライド板56の側面に突設したピン57を前後から挟むことにより、クランクレバー46の回動および前後動により、ピン57を介してスライド板56を前後動させ、傾斜樋37におけるゴルフボール11の詰まりを防止しうるようにしてある。
このような構成のティーアップ装置10によると、主電源(図示略)を投入した状態で、判別センサが、ティー52上にゴルフボール11が存在しないことを検出すると、ティーアップ用モータ39が作動させられ、クランク43とボール送りドラム40とが、図3における時計回りに回転させられて、クランクレバー46の下向き回動により、ティー52が下降位置まで下降させられるとともに、傾斜樋37上の最後端のゴルフボール11が、ボール送り爪41により、案内樋42上に移載され、案内樋42上を後方に転動して、下降位置におけるティー52の上端に載置される。
引き続くクランク43の回転により、ティー52は、上端にゴルフボール11を載置した状態で、供給孔53を通って、図3に示す上昇位置まで上昇し、そこで停止する(その停止の指令は、クランク43の回転を検出するロータリーセンサまたはリミットスイッチ等より発するようにすればよい)。
ティーアップ用モータ39の作動と同時に、送り用モータ32が作動させられ、無端チェーン35が、予め定めた1ピッチ分だけ無端回走させられて、供給位置24に位置しているゴルフボール11が、傾斜樋37の前端部に移載され、補充される。
また、無端チェーン35の回走とともに、スライド板26が前後動させられて、ガイド25内に導入された多数のゴルフボール11が前後動させられ、そのうちの1個が、目詰まりすることなく、供給位置24に供給される。
したがって、導入口12より回収されたゴルフボール11は、ティー52上のゴルフボール11がプレーヤーによって打たれる度毎に、1個ずつ後方に送られて、自動的にティーアップされる。
以上は、ティーアップ装置10の主要な構成と作用を説明したものであるが、実際には、ティーアップ装置10には、ティーアップされるゴルフボール11の数をカウントする計数装置や、ゴルフボール11の供給を円滑に行うための各種センサが設けられ、また各打席8には、ティーアップ装置10を制御する制御装置等が設けられるが、それらについては本発明に直接関係しないため、詳細な説明は省略する。
第1の実施形態は、上記のような構成としてあるので、各打席8から、それに対応する導入口12に向かって下向きに収束する傾斜面14によって定められる方向角度範囲内に向かって打撃されたゴルフボール11は、正面の前壁1もしくはネット7にはね返された後、または直接、上記傾斜面14に落下した後、その傾斜面14に沿って転動し、導入口12よりティーアップ装置10に導かれ、ティーアップ装置10によりティーアップされて、繰り返し打撃練習に使用することができる。
したがって、従来のような大掛かりなゴルフボール回収装置を介することなく、打席8より打ったゴルフボール11を、効率よく回収して、各打席8のティーアップ装置に導くことができる。特に、各打席8から、それに対応する導入口12に向かって収束する傾斜面14によって定められる方向角度範囲内に向かって打撃されたゴルフボール11は、確実に上記打席8のティーアップ装置10に回収され、その回収効率がよい。
また、傾斜面14を、第1傾斜面14aと第2傾斜面14bとからなるものとすると、打席8から打たれた大部分のゴルフボール11は、第1傾斜面に落下して、打席側にはね返され、最終的にゴルフボール導入口に確実に導かれる。
第1の実施形態においては、落下面13を、第1傾斜面14aと第2傾斜面14bとからなる傾斜面14を備えるものとしてあるが、例えば、図5に示す第1参考例のように、落下面13を、各導入口12から前方に向かって上向き傾斜する谷線61を形成し、この谷線61の両側に、谷線61に向かって下向き傾斜する傾斜面62、62を有するものとしたり、図6に示す第2参考例のように、落下面13を、各導入口12を中心として放射方向に上向き傾斜する、すり鉢状の傾斜面63を備えるものとしたりすることができる。
なお、図5および図6において、第1の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号をもって図示し、それらについての詳細な説明は省略する(後述する本発明の第2の実施形態においても同様とする)。
第1参考例のような構成とすると、落下面13上に落下したゴルフボール11は、最終的に谷線61に沿って1列に整列して、導入口12に導かれるので、導入口12に円滑に進入することができ、導入口12に複数のゴルフボール11が乱雑に殺到して、詰まるといった現象を解消することができる。
また、第2参考例のような構成とすると、傾斜面63のどこに落下したゴルフボール11も、理論的には直線状の最短距離のコースを通って、導入口12に向かって転動し、効率よく導入口に回収することができる。
図7は、本発明のゴルフ練習場の第2の実施形態を示す。
この実施形態においては、右端の単一の打席8の左右両側に設けた導入口12の前方に、前方に向かって上向き傾斜する共通の傾斜面64と、この傾斜面64に沿って後方に向かって転動してきたゴルフボール11を、左右いずれかの導入口12に選択的に導くガイド手段65とを設けてある。
図7に示す例では、ガイド手段65は、共通の傾斜面64の左右方向の中間部に、傾斜面64と直交する軸66をもって枢着され、かつ傾斜面64に沿って後方に向かって転動してきたゴルフボール11を、左方の導入口12に導く実線で示す第1位置と、右方の導入口12に導く2点鎖線で示す第2位置とに回動可能としたダンパ67としてある。
プレーグラウンド6の前端面6aには、ダンパ67の後端部が回動しうるようにするための平面視円弧状の凹入部68が設けられている。
第2の実施形態においては、右打ちのプレイヤーがプレイするときは、ガイド手段65を、右打ち用のティーアップ装置10に接続された導入口12にゴルフボール11が案内されるようにしておき、左打ちのプレイヤーがプレイするときは、ガイド手段65を、左打ち用のティーアップ装置10に接続された導入口12にゴルフボール11が案内されるようにしておくことにより、ゴルフボール11が、使用しない方のティーアップ装置10に接続された導入口12に導入されるのを防止することができる。
また、ガイド手段65をダンパ67としたことにより、ダンパ67を第1位置か第2位置に切り換えるだけで、使用モードを、右打ち用と左打ち用とに簡単に切り替えることができる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、幾多の変形した態様での実施が可能である。
例えば、ガイド手段65を、互いに上下反転させて、共通の傾斜面64上に、左右いずれかの側縁に沿わせて載置することにより、左右1対の導入口12のいずれか一方を閉塞し、かつ傾斜面64上を後方に向かって転動してくるゴルフボール11が、傾斜辺に沿って、他方の導入口12に導かれるようにした平面視三角形のブロックとしてもよい。
また、本発明は、落ち葉や塵埃等の混入のおそれの少ない室内用のゴルフ練習場に適しているが、屋外用のゴルフ練習場にも適用できることはいうまでもない。
1 前壁
2 後壁
3 側壁
4 部屋
5 床面
6 プレーグラウンド
6a前端面
7 ネット
8 打席
9 仕切板
10 ティーアップ装置
11 ゴルフボール
12 ゴルフボール導入口
13 落下面
14 傾斜面
14a第1傾斜面
14b傾斜面
15 稜線
16 ケース
17、18 閉塞板
19 ボール送り装置
20 ティーアップ機
21 整列装置
22 縦送り装置
23 開口
24 供給位置
25 ガイド
25a底板
26 スライド板
27 駆動軸
28 クランク
29 クランクピン
30 軸
31 連接杆
32 送り用モータ
33、34 スプロケット
35 無端チェーン
36 ボール受け爪
37 傾斜樋
38 駆動軸
39 ティーアップ用モータ
40 ボール送りドラム
41 ボール送り爪
42 案内樋
43 クランク
44 クランクピン
45 長孔
46 クランクレバー
47 長孔
48 軸
49 ガイドレール
50 昇降体
51 軸
52 ティー
53 供給孔
54 引張コイルばね
55 二股部
56 スライド板
61 谷線
62、63、64 傾斜面
65 ガイド手段
66 軸
67 ダンパ
68 凹入部

Claims (2)

  1. 各々がティーアップ装置を備える複数の打席を左右方向に並べて設けたプレーグラウンドの前方に、前記打席から飛来してきたゴルフボールが落下する落下面を配設したゴルフ練習場において、
    プレーグラウンドの前端における各打席に対応する個所に、対応するティーアップ装置にゴルフボールを導くゴルフボール導入口を設け、前記落下面に、各ゴルフボール導入口から前方に向かって上向き傾斜するとともに、両側縁が平面視において前記ゴルフボール導入口から前方に向かって拡開する第1傾斜面と、互いに隣接する1対の打席の中間点から前方を向く稜線から、前記第1傾斜面の側縁に向かって下向き傾斜する第2傾斜面とを設けたことを特徴とするゴルフ練習場。
  2. 単一の打席の左右両側に、ティーアップ装置とゴルフボール導入口とを設けた請求項1記載のゴルフ練習場。
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