JP5362473B2 - 信号処理装置 - Google Patents
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Description
このようなレーダ装置では、信号発生部21は、目標に向けて放射されるべき送信波を示すベースバンド信号を生成し、そのベースバンド信号は、周波数変換部22tによって周波数変換され、かつ電力増幅部23によって電力増幅された後、サーキュレータ24を介して空中線25から目標に向けて送信波として送信される。
(1) 遅延部26dは、信号発生部21によって通知され、かつ既述のベースバンド信号(送信波)に同期した同期信号に基づいて、受信ベースバンド信号をレンジ方向に対応付けつつ取り込み、その受信ベースバンド信号の瞬時値を奇数N(≧3)個(レンジ方向に対応する。)の離散値の列としてファーストイン・ファーストアウト方式により順次蓄積する。
したがって、目標の誤警報確率は、必ずしも高くは維持されなかった。
しかし、このような技術は、コスト、実装その他の制約に阻まれて必ずしも適用できるとは限らなかった。
すなわち、目標から到来した波動信号の瞬時値がとるべき最小の値は、操作者の意図に応じて柔軟に設定可能となる。
すなわち、目標から到来し得る波動信号の瞬時値の平均値は、操作者の意図に応じて柔軟に設定可能となる。
すなわち、前記平均値は、操作者の意図する精度で柔軟に求められる。
本発明によれば、構成が大幅に複雑化することなく、目標の識別のために参照される信号のSN比が高められる。
図1は、本発明の一実施例を示す図である。
本実施形態と図3に示す従来例との構成の相違点は、信号処理部26に代えて信号処理部11が備えられ、この信号処理部11の構成は、以下の点で信号処理部26の構成と異なる点にある。
(2) スイッチ11swのメーク接点には、減算部26sの出力が接続される。
(4) 乗算器11mの出力は比較器11cの第一の入力に接続され、その比較器11cの出力はスイッチ11swの制御端子に接続される。
以下、図1および図2を参照して本実施形態の動作を説明する。
乗算器11mは、平均化部26aによって出力される閾値THと、係数設定部11kを介して操作者によって設定され、あるいは可変された係数Kとの積として副閾値thを求める。
しかし、上記離散値Sdが副閾値th未満である期間には、スイッチ11swの共通接点を同スイッチ11swのメーク接点に接続し、その状態を維持する。
しかし、このような係数Kは、予め定数として設定されてもよく、受信ベースバンド信号に対して施される信号処理、あるいは表示部27に採用される指示方式に適した信号処理の結果に基づいてどのように設定されてもよい。
しかし、このような閾値THは、本発明の作用効果が既述の通りに達成されるならば、例えば、指数平滑法その他の多様な積分処理に基づいて算出されてもよい。
しかし、このような数(N−1)は、例えば、操作者の指示、適用されるレンジ、受信ベースバンド信号の統計的な性質その他に応じて適宜設定され、あるいは可変されてもよい。
しかし、このような平均値の算出のために参照される瞬時値は時間軸上で隣接しない瞬時値の列であってもよく、これらの瞬時値の数(N−1)はどのように設定されてもよい。
しかし、本発明は、例えば、レンジ方向、スキャン方向、スイープ方向の任意の組み合わせ、表示部27によって実現される指示形式に適した多様な受信ベースバンド信号の処理にも適用可能である。
しかし、信号処理部11の全てまたは一部は、例えば、既述の処理と等化な処理を実現するソフトウェアが組み込まれたDSP(Digital Signal Processor)として構成されてもよい。
11c 比較器
11k 係数設定部
11m 乗算器
11sw スイッチ
21 信号発生部
22r,22t 周波数変換部
23 電力増幅部
24 サーキュレータ
25 空中線
26a 平均化部
26aj レベル補償部
26d 遅延部
26s 減算部
27 表示部
Claims (5)
- 目標から到来した波動信号と前記波動信号の瞬時値の平均値との差を求める信号抽出手段と、
前記波動信号の瞬時値と、所定の係数と前記平均値との積とを比較する比較手段と、
前記波動信号の瞬時値が前記積より大きい場合と小さい場合とに、それぞれ前記波動信号の瞬時値と前記差とを選択し、前記選択された瞬時値および差の列を前記目標の識別に供する選択手段と
を備えたことを特徴とする信号処理装置。 - 請求項1に記載の信号処理装置において、
前記係数の設定または可変にかかわる操作を実現する係数設定手段を備えた
ことを特徴とする信号処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の信号処理装置において、
前記目標の識別結果の指示方式に整合する演算手順に基づいて前記平均値を求める平均処理手段を備えた
ことを特徴とする信号処理装置。 - 請求項3に記載の信号処理装置において、
前記平均処理手段は、
前記波動信号の瞬時値の内、時間軸上で隣接しない瞬時値を含む瞬時値の列に基づいて前記平均値を求める
ことを特徴とする信号処理装置。 - 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の信号処理装置において、
前記平均値の算出に供される前記波動信号の瞬時値の数の設定または可変にかかわる操作を実現する瞬時値数設定手段を備えた
ことを特徴とする信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009174454A JP5362473B2 (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009174454A JP5362473B2 (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011027588A JP2011027588A (ja) | 2011-02-10 |
JP5362473B2 true JP5362473B2 (ja) | 2013-12-11 |
Family
ID=43636503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009174454A Active JP5362473B2 (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5362473B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JPS5816571U (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-01 | 日本電気株式会社 | レ−ダ受信装置 |
JP2596614B2 (ja) * | 1989-08-25 | 1997-04-02 | 株式会社トキメック | 信号処理方法および信号処理装置 |
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2009
- 2009-07-27 JP JP2009174454A patent/JP5362473B2/ja active Active
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JP2011027588A (ja) | 2011-02-10 |
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