JP5362026B2 - 通信障害要因推定方法、その推定方法を備えた通信装置およびプログラム - Google Patents

通信障害要因推定方法、その推定方法を備えた通信装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信障害要因推定方法、およびその推定方法を備えた通信装置に関する。
ネットワークを介して接続される通信装置間で、通信の切断もしくは品質劣化などの障害が発生した場合、障害の要因を推定する技術が特許文献1に開示されている。その特許文献1の発明では、通信装置とネットワークの負荷を観測することにより、障害要因がネットワークと通信装置のいずれに存在するかを推定している。
特開P2007-189615号公報
特許文献1の推定方法では、論理的に接続されていない、パケットフィルタソフトによりパケットが廃棄されているなどの障害の要因を推定するものではないため、ユーザが障害に対して適切な対応をとることができなかった。
本発明の目的は、通信障害が発生した場合に、要因を詳細に推定することができる通信障害要因推定方法、およびその推定方法を備えた通信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、実施形態の通信障害要因推定方法は、中継装置を介して通信を行う第1通信装置と第2通信装置との間の通信障害要因を推定する方法であって、前記第2通信装置に対して応答パケットを要求するパケットを送信し、前記パケットを送信してから任意時間内に、前記第2通信装置からの前記応答パケットを受信するか否かを判定し、前記応答パケットが受信されない場合に、受信した特定のパケットを廃棄するフィルタ機構を前記第1通信装置が有しているか否かを調べる第1の調査を実行し、前記フィルタ機構を前記第1通信装置が有している場合に、前記フィルタ機構が通信障害要因であると判定することを特徴とする。
本発明によれば、通信障害が発生した場合に、障害の要因を詳細に推定することができる。そのため、通信障害の原因をいち早く検出することができる。
本発明の実施形態に係る通信システムを示す図。 同実施形態に係る通信障害要因推定の手順を示すフローチャート。 同実施形態に係るクライアント端末においてサーバ端末を指定する画面の例。 同実施形態に係る接続性障害要因推定の手順を示すフローチャート。 同実施形態に係るクライアント端末において通信品質を選択する画面の例。 同実施形態に係る品質障害要因推定の手順を示すフローチャート。 同実施形態に係る無線区間有無判定の手順を示すフローチャート。 同実施形態に係るクライアント端末の構成を示す図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムを示す図である。本実施形態の通信システムは、通信装置(以下、クライアント端末という)100、通信装置(以下、サーバ端末という)200、ネットワーク300で構成される。クライアント端末100と通信装置200は、ネットワーク300を介して接続される。ネットワーク300はインターネットのような大規模な有線ネットワークでもよいし、LAN(Local Area Network)のような小規模なネットワークでもよい。また、有線ネットワークでも、更には無線ネットワークでもよい。
本実施形態では、ネットワーク300はLAN400、HGW(Home GateWay)500、WAN(Wide Area Network)600を含む。クライアント端末100はLAN400に接続し、サーバ端末200はWAN600に接続している。LAN400とWAN600とは、HGW500に接続されている。すなわち、HGW500はクライアント端末100とサーバ端末200間の通信を中継する中継端末の役割を果たしている。HGW500はLAN400とWAN600の両方に接続するため、2つのネットワークインタフェースを有する。
クライアント端末100およびサーバ端末200は、例えばPCとテレビ、又はPCと携帯電話、又はテレビと携帯電話などの組合せである。なお、以降の説明では、データの通信方式としてTCP/IP 関連プロトコルを想定するが、同等のことを実施できるならば他のプロトコルや通信方式でもよい。
図2は、本実施形態における通信障害要因推定方法の手順を示すフローチャートである。ここでは、クライアント端末100が、この通信障害要因推定方法を実行するものとする。しかし、クライアント端末100ではなく、サーバ端末200がこの通信障害要因推定方法を実行するものであってもよい。
クライアント端末100が通信障害要因推定方法の実行を開始する条件は、例えば、クライアント端末100においてユーザが特定の実行コマンドを入力することである。または、ユーザが特定のボタンやアイコンをクリックして実行を指示するものでもよい。または、クライアント端末100が、定期的に自動的に実行するものでもよい。あるいは、クライアント端末100からTCPのような応答を要求するパケットを送信した場合に、任意時間内(予め決めておいた時間でもよく、適宜変更した時間でもよい)に応答を受信しない場合に実行するものでもよい。
図2において、まず、クライアント端末100は、接続対象の通信装置(ここでは、サーバ端末200)と接続されているかどうかを調べる(ステップS1)。具体的には、クライアント端末100は、サーバ端末200宛にパケットを送信する。なお、クライアント端末100が接続を調べる対象とする端末(すなわち、サーバ装置200)の指定は、図3に示すようにユーザがURLを入力してもよいし、あらかじめ定められた端末としてもよい。
クライアント端末100が送信するパケットは、サーバ端末200に応答信号を要求するパケットを用いる。例えば、TCPのコネクションを確立するためのパケットである。この場合、クライアント端末100は、パケットのTCPヘッダのSYNフラグビットに「1」を設定して送信する。このパケットを受信したサーバ端末200は、TCPのルールに従って、TCPヘッダのSYNフラグビットとACKフラグビットに「1」を設定したパケットを、応答としてクライアント端末100宛に返信する。または、上記パケットの代わりに、クライアント端末100は ICMP ECHO REQUESTパケット(Ping)を送信してもよい。この場合は、サーバ端末200から応答信号として ICMP ECHO REPLYパケットが返信される。
これらの方法において、クライアント端末100は、サーバ端末200から応答信号を受信すれば、サーバ端末200と接続していると判定する(ステップS1の“Yes”)。一方、一定の時間が経過しても応答信号が受信できなければ、サーバ端末200と接続されていないと判定する(ステップS1の“No”)。
サーバ端末200と接続されていないと判定した場合(ステップS1の“No”)、クライアント端末100は、接続障害要因推定を行う(ステップS2)。
図4は、接続障害要因推定の詳細な手順を示すフローチャートである。図4において、まず、クライアント端末100は、HGW500がWANにおけるIPアドレスを取得しているかを確認する(ステップS2_1)。具体的には、クライアント端末100は、Get External IP Addressアクションを記述した XML ファイルにSOAP Actionヘッダを付けて、HTTP POSTでHGW500に送信する。HGW500からの応答信号として、クライアント端末100がXMLファイル(IPアドレスが設定されている)を受信すれば、HGW500はWAN600におけるIPアドレスを取得済みであると判定する。一方、HGW500からの応答信号として、クライアント端末100が「SOAP ERROR」あるいは「HTTP ERROR」を受信すれば、HGW500はWAN600におけるIPアドレスを有していないと判定する。
HGW500がWAN600におけるIPアドレスを取得済みである場合には(ステップS2_1の“Yes”)、クライアント端末100がパケットフィルタソフト(特定パケットを廃棄するフィルタ機構)を備えているかどうかを調べる(ステップS2_2)。例えば、クライアント端末100は、いくつかの一般的なパケットフィルタソフトの名称が、インストール済みソフトウェアのリストに含まれているかを文字列照合により調べる。あるいは、パケットフィルタソフトを備えている場合には、パケットの宛先アドレス(ここではサーバ端末200)や通信プロトコルが、通信を許可しないフィルタリストとして設定ファイルに登録されていないことを調べてもよい。
クライアント端末100がパケットフィルタソフトを備えている場合には(ステップS2_2の“Yes”)、パケットフィルタソフトが障害要因があると推定する(ステップS2_4)。つまり、パケットフィルタソフトがパケットを廃棄しているために、クライアント端末100とサーバ端末200とが接続されないと判定する。
クライアント端末100がパケットフィルタソフトを備えていない場合には(ステップS2_2の“No”)、サーバ端末200とHGW500との間(ここではWAN600)に障害要因があると推定する(ステップS2_5)。
一方、ステップS2_1で、HGW500がWAN600におけるIPアドレスを取得していない場合には(ステップS2_1の“No”)、クライアント端末100は、HGW500とサーバ端末200間(ここではWAN600)でリンクアップしているか否かを調べる(ステップS2_3)。すなわち、クライアント端末100は、Get Link Layer Max Bit Ratesアクションを記述したXMLファイルにSOAP Actionヘッダを付けて、HTTP POSTでHGW500に送信する。HGW500からの応答信号として、クライアント端末100がXMLファイル(WANの上りリンクと下りリンクの最大リンク速度が記載されている)を受信すれば、HGW500は正常にWAN600にリンクアップしていると判定する。一方、HGW500からの応答信号として、クライアント端末100が「SOAP ERROR」あるいは「HTTP ERROR」を受信すれば、HGW500はWAN600にリンクアップしていないと判定する。
HGA500がWAN600にリンクアップしている場合には(ステップS2_3の“Yes”)、HGW500の設定に障害要因があると推定する(ステップS2_6)。つまり、HGW500の設定に問題があるため、HGW500がWANにおけるIPアドレスを取得できず、クライアント端末100とサーバ端末200間の接続が確立されないと判定できる。
一方、HGA500がWAN600にリンクアップしていない場合には(ステップS2_3の“No”)、HGW500におけるWAN600とのユーザインタフェースに障害要因があると推定する(ステップS2_7)。例えば、ケーブルが物理的に抜けているためにサーバ端末200と接続されないと判定する。
以上のステップS2_1〜ステップS2_7により、クライアント端末100は、サーバ端末200との間の接続障害の要因を推定する。その後、クライアント端末100は、推定した障害要因を表示部等に出力する。例えば、図8の表示部150に「パケットフィルタソフトの設定を確認してください」や「HGWのケーブルが抜けていないか確認してください」といった、障害要因に応じたメッセージを表示する。
図2に戻り、ステップS1でサーバ端末200と接続していると判定した場合(ステップS1の“Yes”)、クライアント端末100は、サーバ端末200との間の通信品質を調べる(ステップS3)。通信品質とは、例えば動画のストリーミング配信における映像の乱れ具合などである。通信品質を調べる方法として、例えば、クライアント端末100がサーバ端末200から動画データをストリーミング受信してクライアント端末100の表示部150に表示する。そして、表示される映像が乱れているか否かをユーザに選択入力させる。または、ユーザが動画の視聴状況などから通信品質が十分であるか否かを、図5に示すようにユーザに選択させてもよい。この場合、あらかじめ通信品質を認識していることを前提とする。あるいは、ping等を用いてパケットロス率を測定し、あらかじめ定めた閾値よりもパケットロス率が高い場合に、通信品質が低いと判定してもよい(ステップS3の“No”)。
ステップS3で、通信品質が低いと判定した場合(ステップS3の“No”)、クライアント端末100は、品質障害要因推定を行う(ステップS4)。
図6は、品質障害要因推定の詳細な手順を示すフローチャートを示す。図6において、まず、クライアント端末100とサーバ端末200との間に無線区間が存在するか否かの判定(無線区間有無判定)する(ステップS4_1)。
図7は、無線区間有無判定の詳細な手順を示すフローチャートである。図7では、クライアント端末100からの要求に従って、HGW500が無線区間有無判定を実行するものとする。
図7において、まず、クライアント端末100からHGW500へ、無線区間有無判定の開始を指示するパケットを送信する。HGW500はこのパケットを受信し、無線区間有無の判定を開始する(ステップS1001)。
次に、HGW500は、クライアント端末100宛に、ICMP ECHO REQUESTパケット(ping)をユニキャスト送信する(ステップS1002)。ユニキャストのpingで使用するパラメータ(データサイズやパケット間隔、パケット送信回数など)は、事前に設定されているものとする。クライアント端末100はICMP ECHO REQUESTパケットを受信すると、ICMP ECHO REPLYパケットをHGW500に返信する。HGW500は、クライアント端末100からのICMP ECHO REPLYパケットの受信数と、自装置が送信したICMP ECHO REQUESTパケットの送信数を用いて、パケットロス率を計算する(ステップS1002)。計算したパケットロス率は、HGW500の内部メモリ等に記憶される。
次に、HGW500は、ICMP ECHO REQUESTパケット(ping)をブロードキャスト送信する(ステップS1003)。ブロードキャストのpingで使用するパラメータ(データサイズやパケット間隔、パケット送信回数など)は、ステップS1002におけるユニキャスト送信時と同じ値を使用する。また、ブロードキャスト送信ではICMP ECHO REQUESTパケットの宛先IPアドレスとして、例えば「255.255.255.255」などのブロードキャストアドレスを設定する。そして、ステップS1002と同様に、HGW500は、クライアント端末100からのICMP ECHO REPLYパケットの受信数と、自装置が送信したICMP ECHO REQUESTパケットの送信数を用いて、パケットロス率を計算する。計算したパケットロス率は、HGW500の内部メモリ等に記憶される。
次に、HGW500は、ユニキャスト送信時とブロードキャスト送信時のパケットロス率をそれぞれメモリから取得し、両者の差を計算する。そして、計算したパケットロス率の差を、既定の閾値と比較する(ステップS1004)。
パケットロス率の差が閾値よりも小さい場合(ステップS1004の“No”)、HGW500はクライアント端末100との間に無線区間が存在しないと判定する(ステップS1005)。
一方、パケットロス率の差が閾値よりも大きい場合(ステップS1004の“Yes”)、HGW500はクライアント端末100との間に無線区間が存在すると判定する(ステップS1006)。
上記の無線区間有無判定の終了後、HGW500は、判定結果をクライアント端末100に通知する。
図6に戻り、ステップS4_2で無線区間が存在すると判定された場合(ステップS4_2の“Yes”)、クライアント端末100は、無線区間が通信障害要因であると判定する(ステップS4_3)。すなわち、無線区間は有線区間よりも伝播環境等によりパケットロスが発生しやすいので、通信品質が劣化している状況である。
HGW500とクライアント端末100との間に無線区間が存在すると判定された場合、以後の通信では無線区間の存在を考慮した送信制御を行うことができる。例えば、TCP (Transmission Control Protocol)のように輻輳制御を有する通信方式では、無線区間特有のパケットロスを考慮した輻輳制御アルゴリズムを使用する。また、例えば音声や映像などのマルチメディアデータの転送では、無線区間特有のパケットロスに対する耐性が高いエンコード方式を採用する。
一方、HGW500とクライアント端末100の間に無線区間が存在しないと判定された場合は(ステップS4_2の“No”)、一般的には無線回線よりも通信品質が高いとされる有線回線によりHGW500とクライアント端末100が接続されていると想定し、より通信効率の高い方式でデータ送受信を行う(ステップS4_4)。例えば、TCPのようなフロー制御を行う通信方式では、ウィンドウの増減をより積極的に行うことで通信効率を向上させることができる。また、音声や映像などのマルチメディアデータの転送ではビットレートの高いエンコード方式を採用することができる。以上の処理で、推定処理を終了する。
次に、本実施形態におけるクライアント端末100の構成を説明する。図8に、クライアント端末100を示す。クライアント端末100は、推定部110、送信部120、受信部130、探索部140を有する。
推定部110は、上述の通信障害要因推定方法を実行する。通信障害要因推定方法に従って、前述した各種パケットの送信を送信部120に指示する。パケット送信後、送信したパケットに対する応答パケットを任意時間内に受信したか否かの情報を受信部130から受け取る。さらに応答パケットを受信した場合には、当該応答パケットの内容を、受信部130から受け取る。
また、推定部110は、通信障害要因推定方法に従って、パケットフィルタソフトがインストールされているかの調査を、探索部140に指示する。その後、調査結果として、パケットフィルタソフトの有無を、探索部140から受け取る。
推定部110は、受信部130から通知される応答パケットの有無と応答パケットの内容、および探索部140から通知されるパケットフィルタソフトの有無に基づいて、前述した通信障害要因推定方法の手順に従って通信障害要因を推定する。
送信部120は、推定部110からの指示に従って、パケットを送信する。
受信部130は、他の通信装置(ここでは、サーバ端末200やHGW500)が送信するパケットを受信する。さらに、受信部130は、パケット受信の有無や、受信したパケットの内容を推定部110に通知する。
探索部140は、推定部110からの指示に従って、自端末にパケットフィルタソフトがインストールされているか否かを調査する。そして探索部140は、調査結果として、パケットフィルタソフトの有無を、推定部110に通知する。
探索部140は、推定部110に含まれていてもよい。また、クライアント端末100は、推定部110において推定した通信障害要因を出力して、ユーザに通知するための表示部150をさらに備えていてもよい。
本実施形態の通信障害要因推定方法によれば、通信障害が発生した場合に、通信障害要因を具体的に推定することができる。また、推定した通信障害要因をユーザに通知することで、ユーザが障害に対して適切な対応をとることができる。
尚、本実施形態ではネットワークプロトコルとしてIPv4を仮定して説明したが、ネットワークプロトコルはIPv6でもよい。さらには、以上で説明した内容と同等手順、効果が得られればTCP/IP以外の通信プロトコルを用いてもよい。
また、本実施形態の通信障害要因推定方法は、クライアント端末100とサーバ端末200が同じLANに接続されているシステムにおいて、実施してもよい。この場合、通信障害要因推定方法におけるWAN600に関する手順(ステップS2_1:HGW500がWAN600におけるIPアドレスを取得しているかどうかの確認及びステップS2_3:HGW500がWLAN600にリンクアップしているかどうかの確認)は行わない。
尚、本発明は上記実施形態をそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
100・・・クライアント端末
200・・・サーバ端末
300・・・ネットワーク
400・・・LAN
500・・・HGW
600・・・WAN
110・・・推定部
120・・・送信部
130・・・受信部
140・・・探索部
150・・・表示部

Claims (11)

  1. 中継装置を介して通信を行う第1通信装置と第2通信装置との間の通信障害要因を推定する方法であって、
    前記第2通信装置に対して応答パケットを要求するパケットを送信し、
    前記パケットを送信してから任意時間内に、前記第2通信装置からの前記応答パケットを受信するか否かを判定し、
    前記応答パケットが受信されない場合に、受信した特定のパケットを廃棄するフィルタ機構を前記第1通信装置が有しているか否かを調べる第1の調査を実行し、
    前記フィルタ機構を前記第1通信装置が有している場合に、前記フィルタ機構が通信障害要因であると判定することを特徴とする通信障害要因推定方法。
  2. 前記中継装置が論理的に前記第2通信装置と接続されているか否かを調べる第2の調査を実行することを特徴とする請求項1記載の通信障害要因推定方法。
  3. 前記第2の調査は、前記中継装置がネットワークアドレスを取得しているか否かを調べ、前記ネットワークアドレスを取得していない場合に、前記中継装置が論理的に前記第2通信装置と接続されていないと判定することを特徴とする請求項2に記載の通信障害要因推定方法。
  4. 前記中継装置が物理的に前記第2通信装置と接続されているか否かを調べる第3の調査を実行することを特徴とする請求項1又は2記載の通信障害要因推定方法。
  5. 前記第3の調査は、前記中継装置と前記第2の通信装置との間のリンクアップ状況を調べ、前記リンクアップ状況がエラーを示す場合に、前記中継装置が物理的に前記第2通信装置と接続されていないと判定することを特徴とする請求項4に記載の通信障害要因推定方法。
  6. 前記応答パケットが受信された場合に、前記中継装置と前記第1通信装置との間に無線区間が存在するか否かを調査する第4の調査を実行することを特徴とする請求項1に記載の通信障害要因推定方法。
  7. 前記第4の調査は、前記中継装置と第1通信装置との間のユニキャスト通信における第1のパケットロス率と、前記中継装置と第1通信装置との間のブロードキャスト通信における第2のパケットロス率と、を測定し、前記第1のパケットロス率と前記第2のパケットロス率とを比較し、前記第2のパケットロス率の方が高い場合に、前記無線区間が存在すると判定することを特徴とする請求項6に記載の通信障害要因推定方法。
  8. 前記第4の調査は、前記無線区間が存在する場合に、前記無線区間が通信障害要因であると判定し、パケットの送信方法を変更することを特徴とする請求項7に記載の通信障害要因推定方法。
  9. 前記第1の調査に基づき判定した通信障害要因を表示することを特徴とする請求項1に記載の通信障害要因推定方法。
  10. 中継装置を介して他の通信装置と通信を行う通信装置であって、
    前記他の通信装置との間の前記通信に障害が発生した場合に、障害要因を推定する推定部と、
    前記推定部の指示に従ってパケットを前記他の通信装置に送信する送信部と、
    前記他の通信装置からの応答パケットを受信する受信部と、
    特定のパケットを廃棄するフィルタ機構の有無を、前記推定部の指示に従って探索する探索部とを備え、
    前記推定部は、
    前記受信部が前記他の通信装置から任意時間内に前記応答パケットを受信するか否かを判定し、前記応答パケットが受信されない場合に、受信した特定のパケットを廃棄するフィルタ機構を自通信装置が有しているか否かを前記探索部に調べさせる第1の調査を実行し、前記フィルタ機構を有している場合に、前記フィルタ機構が通信障害要因であると判定することを特徴とする通信装置。
  11. 中継装置を介して通信を行う第1通信装置と第2通信装置との間の通信障害要因を推定するプログラムであって、
    前記第2通信装置に対して応答パケットを要求するパケットを送信し、
    前記パケットを送信してから任意時間内に、前記第2通信装置からの前記応答パケットを受信するか否かを判定し、
    前記応答パケットが受信されない場合に、受信した特定のパケットを廃棄するフィルタ機構を前記第1通信装置が有しているか否かを調べる第1の調査を実行し、
    前記フィルタ機構を前記第1通信装置が有している場合に、前記フィルタ機構が通信障害要因であると判定することを特徴とするプログラム。
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