JP5361327B2 - 心電図同期画像処理装置、方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

心電図同期画像処理装置、方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、心電図に同期させて撮影した心臓の断層画像を処理する技術に関し、特に、心電図同期SPECT法(Single Photon Emission Computed Tomography)で撮像した画像を処理する技術に関する。
非侵襲的に、心臓などの生体臓器の断層画像を撮影し、これを解析して医師の診断に役立てることが従来から行われている。この一つの手法として、心電図同期SPECT法(Single Photon Emission Computed Tomography)が知られている。そして、心電図同期SPECT法により撮影した画像を処理する技術が、例えば特許文献1、2に記載されている。
特開平8−147476号公報 特開2006−153867号公報
上記特許文献1,2に記載されているように、従来は、心電図同期SPECTの画像解析は、心臓の運動の解析を目的とするものが多い。
ところで、心臓の検査においては、心臓に負荷がかかる状態を作り出し、安静時の状態を比較することによって、心臓に何らかの異常が発見されることがある。しかしながら、各フェーズで心臓の形状が異なるにもかかわらず、その異なる形状のまま解析が行われていた。
そこで、本発明の目的は、異なる条件下で撮影した心電図に同期させて断層撮影した心臓の画像を比較して、それぞれの条件における心臓の状態の相違を検出することである。
本発明の一つの実施態様に従う心電図同期画像処理装置は、一の被験者を、第1の条件下において、心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚の原フェーズ画像からなる第1原画像群、及び前記一の被験者を、第1の条件とは異なる第2の条件下において、心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚の原フェーズ画像からなる第2原画像群を記憶した記憶手段と、前記第1原画像群の各原フェーズ画像をそれぞれ標準化したN枚の標準フェーズ画像を含む第1標準画像群と、前記第2原画像群の各原フェーズ画像をそれぞれ標準化したN枚の標準フェーズ画像を含む第2標準画像群と、を生成する標準化手段と、前記第1標準画像群のN枚の標準フェーズ画像及び前記第2標準画像群のN枚の標準フェーズ画像の、互いに対応するフェーズの標準フェーズ画像同士を比較する比較手段と、を備える。
好適な実施形態では、前記比較手段は、互いに対応するフェーズの標準フェーズ画像同士の差分をとり、N枚の差分画像を生成し、生成したN枚の差分画像に基づいて有意差検定を行うようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記第1標準画像群のN枚の標準フェーズ画像と、前記第2標準画像群のN枚の標準フェーズ画像のカウント値のベースライン調整を行う調整手段を、さらに備え、前記比較手段は、前記調整手段による調整後の標準フェーズ画像を用いて比較を行うようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記標準化手段は、前記第1原画像群の各原フェーズ画像、及び前記第2原画像群の各原フェーズ画像を、それぞれの画像中の心臓領域が所定の基準形状になるように標準化してもよい。
好適な実施形態では、前記標準化手段は、前記第1原画像群及び第2原画像群の各原フェーズ画像における、それぞれの心臓領域の位置合わせを行って、全原フェーズ画像を重ねた合成画像を生成し、生成した合成画像に基づいて、前記基準形状を設定するようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記基準形状は、前記第1原画像群の中の1枚の原フェーズ画像の心臓領域の形状であってもよい。
好適な実施形態では、前記標準化手段は、各原フェーズ画像に基づいて、それぞれに対応するポーラーマップを生成し、生成されたポーラーマップを前記標準フェーズ画像としてもよい。
好適な実施形態では、前記第1の条件は、前記被験者を安静にさせた安静状態であり、前記第2の条件は、前記被験者に負荷をかけた負荷状態であってもよい。
好適な実施形態では、前記第1画像群及び第2画像群は、心電図同期SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)画像であってもよい。
以下、本発明の一実施形態に係る心電図に同期した断層画像の解析システムについて、図面を用いて説明する。本実施形態では、心筋の血流及び機能の解析を行うための心電図同期SPECT法に基づいて撮影した画像の解析を行う心電図同期SPECTの画像解析を例に説明するが、本発明は、これ以外にも、心電図に同期させたPET(Positoron Emission Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)、CT(Computed Tomography)、超音波による断層画像に対しても適用することができる。
まず、図1は、本発明の第1の実施形態にかかる心電図同期SPECTの画像解析システムの全体構成図である。すなわち、本システムは、心電図同期SPECT法で被験者の心臓の断層画像を撮影する断層画像再構成システム1と、断層画像再構成システム1が撮影した時系列の画像データの解析を行う画像解析装置100とを備える。
断層画像再構成システム1では、図示しないSPECT撮像機器が64方向から撮像した投影データに基づいて、対象物の断層像を再構成する。断層画像再構成システム1が再構成するSPECT画像は、被験者の左心室の長軸垂直断層像(Vertical Long Axis;VLA画像という)、長軸水平断層像(Horizontal
Long Axis;以下、HLA画像という)及び短軸断層画像(Short Axis;以下、SA画像という)である。
断層画像再構成システム1は、心電図と同期させて、各フェーズ(位相)におけるVLA画像、HLA画像及びSA画像のフェーズ画像を撮影する、心電図同期SPECTを行う。例えば、図2に示すように、心電図のR波同士の間隔(R−R間隔:心臓の運動の1周期)をN等分し、R−R間隔の1/Nのサンプリング周期で各フェーズ画像(図3にはSA画像のフェーズ画像のみを示す)を撮影する。図2は、あるフェーズ(T=T1)における状態を示す。この撮影は、少なくとも1周期以上の間継続して行われる。断層画像再構成システム1は、同一部位について、複数の周期に渡り、同一フェーズの画像を重ね合わせて、N枚のフェーズ画像を生成する。なお、図2ではN=8の例を示したが、Nは任意であって、例えば、16,20,32などでもよい。
以下の実施形態では、画像解析システム10がSA画像の解析を行う場合を例にとって説明するが、画像解析システム10は、VLA画像及びHLA画像の解析を行うこともできる。
図3は、SA画像の説明図である。ここでは主に心臓の左心室200のSA画像を例にとって説明する。同図に示すように、心基部210と心尖部220とを結ぶ直線に対して垂直な断面の画像がSA画像240である。心臓の運動の1周期における所定のフェーズにおいて、複数のフェーズ画像240が得られる。この各フェーズ画像240間の距離は、予め定められているスライス間隔dである。従って、各フェーズにおいて再構成されるフェーズ画像の枚数(スライス枚数)は、患者により異なる。以後の処理の便宜のため、このスライス枚数は後述するように所定の枚数に規格化される。なお、断層画像再構成システム1が、スライス間隔dを可変として、所定のスライス枚数だけフェーズ画像を撮影する場合、規格化は不要となる。
また、本実施形態では、安静状態の被験者を撮影した心電図同期SPECTの安静画像群と、所定の負荷がかけられている被験者を撮影した心電図同期SPECTの負荷画像群とを用意する。つまり、安静画像群及び負荷画像群は、それぞれ、同一の箇所についてN枚のフェーズ画像から構成される。
以下の実施形態では、同一箇所のSA画像であって、N=8枚のフェーズ画像を用いて説明する。また、後述する標準化された標準フェーズ画像、ないしは標準画像(安静標準画像、負荷標準画像)と明確に区別するため、断層画像再構成システム1から得られた、標準化されていないフェーズ画像を原フェーズ画像、ないしは原画像(安静原画像、負荷原画像)と呼ぶ。
改めて図1を参照する。画像解析装置100は、例えばプロセッサ及びメモリなどを備えるコンピュータシステムにより構成され、以下に説明する画像解析装置100内の個々の構成要素または機能は、例えば、コンピュータプログラムを実行することにより実現される。
画像解析装置100は、標準化処理部110と、ベースライン調整部120と、差分画像生成部130と、有意差検定部140と、出力処理部150とを備える。画像解析装置100には、表示装置2及び印刷装置3が接続されている。また、画像解析装置100は、画像データの記憶部として、安静原画像記憶部161と、負荷原画像記憶部162と、安静標準画像記憶部171と、負荷標準画像記憶部172とを有する。
安静原画像記憶部161には、被験者を安静状態にして撮影した8枚の原フェーズ画像である安静原画像RO1〜RO8(安静原画像群)が格納される。
負荷原画像記憶部162には、被験者を負荷状態にして撮影した8枚の原フェーズ画像である負荷原画像SO1〜SO8(負荷原画像群)が格納される。
安静標準画像記憶部171には、標準化処理部110によって安静原画像RO1〜RO8が標準化された標準フェーズ画像である安静標準画像RS1〜RS8(安静標準画像群)が格納される。
負荷標準画像記憶部172には、標準化処理部110によって負荷原画像SO1〜SO8が標準化された標準フェーズ画像である負荷標準画像SS1〜SS8(負荷標準画像群)が格納される。
標準化処理部110は、安静原画像記憶部161及び負荷原画像記憶部162に格納されている各原フェーズ画像の心臓領域の形状を標準化して、標準フェーズ画像を生成する。例えば、標準化処理部110は、各原画像の心臓領域の形状が所定の基準形状になるように、それぞれの原画像に対して画像処理を行う。ここで、基準形状は、例えば、安静原画像または負荷原画像のいずれか1枚の原画像の心臓領域の形状としても良いし、図4に示す方法で定めても良い。
図4は、心臓領域の基準形状の定め方の一例を示す。すなわち、標準化処理部110は、安静原画像ROである8枚のフェーズ画像(RO1〜RO8)と、負荷原画像SOである同じく8枚のフェーズ画像(SO1〜SO8)のすべてを足し合わせて、合成画像Gを生成する。すなわち、標準化処理部110は、全16枚のフェーズ画像(RO1〜RO8、SO1〜SO8)のそれぞれ対応する画素の値(カウント値)を足し合わせて、1枚の合成画像Gを得る。合成画像Gの各画素値を足し合わせた画像の枚数で割って、平均画像としても良い。標準化処理部110は、この合成画像Gまたは平均画像に基づいて、基準形状を定める。例えば、標準化処理部110は、この合成画像Gまたは平均画像の画素値が所定の閾値以上の領域を抽出して、基準形状としても良い。
標準化処理部110は、別の手法によって標準化してもよい。例えば、標準化処理部110は、各原画像RO1〜RO8、SO1〜SO8をすべてポーラーマップ形式に変換することによって、標準化しても良い。つまり、標準化処理部110は、安静原画像RO1〜RO8及び負荷原画像SO1〜SO8のそれぞれに対応するポーラーマップを生成する。ここで生成された各ポーラーマップが、それぞれ対応する安静標準画像RS1〜RS8及び負荷標準画像SS1〜SS8となる。この場合、以降の処理はすべてポーラーマップ形式で行われる。
ここからは、図1とともに図5も参照しながら説明する。
標準化処理部110は、安静原画像記憶部161に格納されている安静原画像RO1〜RO8を標準化した安静標準画像RS1〜RS8を安静標準画像記憶部171に格納し、負荷原画像記憶部162に格納されている負荷原画像SO1〜SO8を標準化した負荷標準画像SS1〜SS8を負荷標準画像記憶部172に格納する。
ベースライン調整部120は、安静標準画像記憶部171に格納されている安静標準画像RS1〜RS8、及び負荷標準画像記憶部172に格納されている負荷標準画像SS1〜SS8を正規化する。これは、安静原画像RO1〜RO8と負荷原画像SO1〜SO8の撮影条件は必ずしも同じではないので、それぞれの画素値のベースラインを合わせるものである。
ベースライン調整部120は、例えば、安静標準画像RS1〜RS8の合成画像及び負荷標準画像SS1〜SS8の合成画像の最大値が同じになるように、安静標準画像RS1〜RS8及び負荷標準画像SS1〜SS8のベースラインを調整したり、あるいは、安静標準画像RS1〜RS8及び負荷標準画像SS1〜SS8の同一フェーズのフェーズ画像の最大値が同じになるようにベースラインを調整したりしても良い。なお、ベースライン調整は、安静原画像記憶部161及び負荷原画像記憶部162に記憶されている、原画像に対して行っても良い。
差分画像生成部130及び有意差検定部140は、安静標準画像RS1〜RS8と負荷標準画像SS1〜SS8の互いに対応するフェーズのフェーズ画像同士を比較する比較手段として機能する。つまり、差分画像生成部130が差分画像D1〜D8を生成して、有意差検定部140が差分画像D1〜D8の有意差検定を行って、安静標準画像RS1〜RS8と負荷標準画像SS1〜SS8で差があるか否かを検証する。
差分画像生成部130は、互いに対応するフェーズの安静標準画像RS1〜RS8と負荷標準画像SS1〜SS8との差分画像D1〜D8を生成する。つまり、本実施形態では、安静標準画像RS1〜RS8及び負荷標準画像SS1〜SS8は、それぞれ8枚のフェーズ画像を有するので、8フェーズの差分画像D1〜D8が生成される。
有意差検定部140は、8枚の差分画像D1〜D8のそれぞれ対応する画素の値を用いて、有意差検定を行う。例えば、有意差検定部140はt検定を行って、その結果を示すtマップを生成する。この有意差検定によって、差があると判定された画素に対応する心臓の領域が、特徴領域として抽出される。
出力処理部150は、有意差検定部140による判定結果を、表示装置2または印刷装置3に出力する。例えば、出力処理部150は、有意差検定部140が生成したtマップを表示装置2または印刷装置3に出力する。
図6に示すフローチャートを用いて、画像解析装置100の処理手順を説明する。
まず、断層画像再構成システム1によって生成された安静原画像RO1〜RO8,負荷原画像SO1〜SO8が、安静原画像記憶部161及び負荷原画像記憶部162に安静原画像RO1〜RO8,負荷原画像SO1〜SO8が格納される(S10)。
次に、標準化処理部110が安静原画像RO1〜RO8及び負荷原画像SO1〜SO8をそれぞれ標準化して、安静標準画像RS1〜RS8及び負荷標準画像SS1〜SS8を生成する(S20)。
ベースライン調整部120が安静標準画像RS1〜RS8及び負荷標準画像SS1〜SS8のベースライン調整を行って、画素値を正規化する(S30)。
差分画像生成部130が、安静標準画像RS1〜RS8と負荷標準画像SS1〜SS8の差分画像D1〜D8を生成する(S40)。
有意差検定部140は、差分画像D1〜D8の有意差検定を行って、安静標準画像RS1〜RS8と負荷標準画像SS1〜SS8との間に差があるか否かを検定する(S50)。
出力処理部150は、有意差検定部140による検定結果を出力する(S60)。
これにより、安静時と負荷時の心臓の状態の差異を検出することができる。特に、心電図同期SPECTの各フェーズ画像を標準化することにより、全フェーズの画像を同じ基準で比較することができるので、心臓の状態検出をより正確に行うことができる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る心電図同期SPECTの画像解析システムの全体構成図である。同図において、第1の実施形態と同じ構成要件には同一の符号を付している。
本実施形態の画像解析装置300は、主に、第1の実施形態の画像解析装置100と以下の点が相違する。すなわち、画像解析装置100では、上述したように、原画像を標準画像に標準化した後、差分画像を生成している。これに対して、画像解析装置300では、標準画像を生成する前に、まず原画像から直接、差分画像を生成し、この差分画像の心臓領域の形状を基準形状へ標準化する。
画像解析装置300の構成要素は、図7に示す通りであり、主な処理の手順は以下の通りである。
(1)画像解析装置300が、安静原画像RO1〜RO8及び負荷原画像SO1〜SO8を、それぞれ、安静原画像記憶部161,負荷原画像記憶部162に格納する。
(2)ベースライン調整部120が安静原画像RO1〜RO8及び負荷原画像SO1〜SO8のベースライン調整を行う。
(3)差分画像生成部130が、ベースライン調整された安静原画像RO1〜RO8及び負荷原画像SO1〜SO8の、同じフェーズ画像同士の8枚の差分画像を生成する。
(4)標準化処理部110は、各差分画像の心臓領域の形状を基準形状へ標準化する。
(5)有意差検定部140は、標準化された8枚の差分画像の有意差検定を行う。
(6)出力処理部150は、有意差検定の結果を出力する。
これにより、安静原画像と負荷原画像の対応するフェーズ同士を比較して差分画像を生成し、その後、差分画像において標準化を行った場合でも、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる心電図同期SPECTの画像解析システムの全体構成図である。 心電図と画像を撮像するフェーズとの関係を示す図である。 心臓のSA画像について説明する図である。 心臓領域の基準形状の定め方の一例を示す。 画像解析手順を示す説明図である。 画像解析装置100の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる心電図同期SPECTの画像解析システムの全体構成図である。
符号の説明
1 断層画像再構成システム
2 表示装置
3 印刷装置
10 画像解析システム
100、300 画像解析装置
110 標準化処理部
120 ベースライン調整部
130 差分画像生成部
140 有意差検定部
150 出力処理部
161 安静原画像記憶部
162 負荷原画像記憶部
171 安静標準画像記憶部
172 負荷標準画像記憶部

Claims (13)

  1. 一の被験者を、第1の条件下において、心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚の原フェーズ画像からなる第1原画像群、及び前記一の被験者を、第1の条件とは異なる第2の条件下において、心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚の原フェーズ画像からなる第2原画像群を記憶した記憶手段と、
    前記第1原画像群の各原フェーズ画像をそれぞれ標準化したN枚の標準フェーズ画像を含む第1標準画像群と、前記第2原画像群の各原フェーズ画像をそれぞれ標準化したN枚の標準フェーズ画像を含む第2標準画像群と、を生成する標準化手段と、
    前記第1標準画像群のN枚の標準フェーズ画像及び前記第2標準画像群のN枚の標準フェーズ画像の、互いに対応するフェーズの標準フェーズ画像同士を比較する比較手段と、を備える心電図同期画像処理装置。
  2. 前記比較手段は、互いに対応するフェーズの標準フェーズ画像同士の差分をとり、N枚の差分画像を生成し、生成したN枚の差分画像に基づいて有意差検定を行うことを特徴とする請求項1記載の心電図同期画像処理装置。
  3. 前記第1標準画像群のN枚の標準フェーズ画像と、前記第2標準画像群のN枚の標準フェーズ画像のカウント値のベースライン調整を行う調整手段を、さらに備え、
    前記比較手段は、前記調整手段による調整後の標準フェーズ画像を用いて比較を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の心電図同期画像処理装置。
  4. 前記標準化手段は、前記第1原画像群の各原フェーズ画像、及び前記第2原画像群の各原フェーズ画像を、それぞれの画像中の心臓領域が所定の基準形状になるように標準化することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の心電図同期画像処理装置。
  5. 前記標準化手段は、前記第1原画像群及び第2原画像群の各原フェーズ画像における、それぞれの心臓領域の位置合わせを行って、全原フェーズ画像を重ねた合成画像を生成し、生成した合成画像に基づいて、前記基準形状を設定することを特徴とする請求項4記載の心電図同期画像処理装置。
  6. 前記基準形状は、前記第1原画像群の中の1枚の原フェーズ画像の心臓領域の形状であることを特徴とする請求項4記載の心電図同期画像処理装置。
  7. 前記標準化手段は、各原フェーズ画像に基づいて、それぞれに対応するポーラーマップを生成し、生成されたポーラーマップを前記標準フェーズ画像とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の心電図同期画像処理装置。
  8. 前記第1の条件は、前記被験者を安静にさせた安静状態であり、前記第2の条件は、前記被験者に負荷をかけた負荷状態であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の心電図同期画像処理装置。
  9. 前記第1画像群及び第2画像群は、心電図同期SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)画像であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の心電図同期画像処理装置。
  10. コンピュータが、
    一の被験者を、第1の条件下において心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚のフェーズ画像からなる第1原画像群、及び前記一の被験者を、第1の条件とは異なる第2の条件下において心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚のフェーズ画像からなる第2原画像群を、記憶手段に記憶するステップと、
    前記第1原画像群の各フェーズ画像において、それぞれの画像中の心臓領域が基準形状になるように、前記各フェーズ画像をそれぞれ標準化したN枚の標準フェーズ画像を含む第1標準画像群を生成するステップと、
    前記第2原画像群の各フェーズ画像において、それぞれの画像中の心臓領域が前記基準形状になるように、前記各フェーズ画像をそれぞれ標準化したN枚の標準フェーズ画像を含む第2標準画像群を生成するステップと、
    前記第1標準画像群のN枚の標準フェーズ画像及び前記第2標準画像群のN枚の標準フェーズ画像の、互いに対応するフェーズの標準フェーズ画像同士を比較するステップと、を有する心電図同期画像の処理方法。
  11. 一の被験者を、第1の条件下において心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚の原フェーズ画像からなる第1原画像群、及び前記一の被験者を、第1の条件とは異なる第2の条件下において心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚の原フェーズ画像からなる第2原画像群を記憶した記憶手段と、
    前記第1原画像群のN枚の原フェーズ画像及び前記第2原画像群のN枚の原フェーズ画像の、互いに対応するフェーズの原フェーズ画像同士の差分である、N枚の差分画像を生成する差分画像生成手段と、
    前記N枚の差分画像をそれぞれ標準化したN枚の標準差分画像を生成する標準化手段と、
    前記N枚の標準差分画像を比較する比較手段と、を備える心電図同期画像処理装置。
  12. コンピュータが、
    一の被験者を、第1の条件下において心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚のフェーズ画像からなる第1原画像群、及び前記一の被験者を、第1の条件とは異なる第2の条件下において心電図に同期させ、かつ1周期をN分割して心臓を断層撮影したN枚のフェーズ画像からなる第2原画像群を、記憶手段に記憶するステップと、
    前記第1原画像群のN枚の原フェーズ画像及び前記第2原画像群のN枚の原フェーズ画像の、互いに対応するフェーズの原フェーズ画像同士の差分である、N枚の差分画像を生成するステップと、
    前記N枚の差分画像をそれぞれ標準化したN枚の標準差分画像を生成するステップと、
    前記N枚の標準差分画像を比較するステップと、を行う心電図同期画像の処理方法。
  13. 請求項10または請求項12に記載の方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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