JP5359855B2 - バッテリ固定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、バッテリユニットを脱着可能なバッテリ固定装置に関する。
電気自動車は、搭載されたバッテリユニットに蓄電された電力によって走行することができる。しかし、バッテリユニットに蓄電された電力が放電された場合には、バッテリユニットを充電するか、もしくはバッテリユニットを交換する必要がある。バッテリユニット交換方式の電気自動車では、電気自動車から放電されたバッテリユニットを外し、予め充電されているバッテリユニットを装着することで、電気自動車の走行を連続して可能とするものである。
バッテリユニット交換方式の電気自動車としては、車両の底部にバッテリユニットを取り付け可能とした電気自動車がある。このタイプの電気自動車では、通常、車両の下面よりバッテリユニットの脱着が行われる。特許文献1には、バッテリ交換装置を利用したバッテリユニットの交換方法が記載されている。特許文献1に記載の電気自動車では、バッテリユニットの交換時に、電気自動車をバッテリ交換装置の上方に移動させる。電気自動車が移動されると、バッテリ交換装置より車両の底部に向けて交換テーブルが上昇する。交換テーブルが車両底部に設けられたバッテリ取付部まで到達したら、バッテリユニットを車両から外し、バッテリユニットが交換テーブルに乗せられる。
そして、バッテリユニットが乗せられた交換テーブルは下降し、バッテリ交換装置内に収納された後、所定の格納場所に運ばれる。そして、別の格納場所に格納されていた充電済のバッテリユニットが交換テーブルまで運ばれ、バッテリユニットが乗せられた交換テーブルが車両に向けて上昇する。バッテリユニットが車両のバッテリ取付部に配置されたら、バッテリをロックすることで、車両に充電済のバッテリが搭載される。
また、特許文献2には、バッテリ取付部に配置されたバッテリユニットを、車両側に設置された複数のロック装置によって固定する方法が記載されている。上記のロック装置におけるバッテリユニットの固定装置には、スライドドアを備えた車両のスライドドアロック装置が利用されている。図8(a)、図8(b)には、スライドドアのロック装置を用いたバッテリユニットのロック装置100を示す。
ロック装置100は、ベース部材101、回転部材110、規制部材120と、付勢部材121よりなっている。ベース部材101は、車両下側に向けて開口され、バッテリユニットのバッテリケースに設けられた棒状のストライカ130を収容可能な長孔102を有している。回転部材110は、ベース部材101に支軸111によって回転可能に固定され、U字形のロック溝112とラッチ部113を有している。規制部材120は、回転部材110のラッチ部113と当接することで回転部材110の回転を規制する部材である。付勢部材121は、弾性体で形成されており、規制部材120を常に一方向に付勢させている。
図8(a)に示すように、バッテリユニットが取り付けられていない状態のロック装置100は、長孔102の開口に対し、回転部材110のロック溝112の開口が重なるように配置されている。そして、バッテリユニットを搭載するために、位置合せが行われたバッテリユニットが車両下側より上昇されると、バッテリユニットに設けられたストライカ130が、ベース部材101の長孔102の開口、および、回転部材110のロック溝112の開口より挿入される。そして、図8(b)に示すように、ストライカ130の上方への移動によって、回転部材110が支軸111を中心に反時計方向に回転され、ストライカ130をベース部材101の長孔102と回転部材110のロック溝112によって包囲した状態となる。さらに、規制部材120が回転部材110のラッチ部113に当接する事で、回転部材110の回転が規制され、ストライカ130がベース部材101及び回転部材110によって支持され、車両にバッテリユニットがロックされた状態となる。
特開平6−262951号公報 特開2002−362162号公報
前述のスライドドアのロック装置を利用したロック装置100をバッテリ取付部の周囲に複数設け、バッテリユニットを固定する方法では、ロック状態において、バッテリユニットの重量を可動部である回転部材110の支軸111および、回転部材110の回転を規制する規制部材120で受けとめることになる。さらに、バッテリユニットの重量が、回転部材110によるバッテリユニットの規制を解除する方向に常にかかることになる。そのため、蓄電可能な電力の容量を増やすためにバッテリユニットの重量が重くなることが多い電気自動車においては、ロック装置100に対して必要十分な強度および信頼性を保つためには、回転部材110の支軸111およびラッチ部113、規制部材120等を高強度にする必要がある。それによる、部品の大型化や質量の上昇、さらには、コストの上昇、燃費の悪化を招くことになる。
なお、特許文献2に記載されている構成で、バッテリユニットの重量を回転部材110によって受けとめる必要がないように、ベース部材101の長孔102を回転部材110の支軸111の上方まで配置させ、ストライカ130をベース部材101にて支持するように形成することも考えられる。しかしながら、そのように構成すると、バッテリユニットが車両に対して、水平方向に移動することとなり、余分なスペースが必要となる。
本発明の目的は、重量の重いバッテリユニットを搭載しても、部品の大型化や質量を上昇させることの無いバッテリ固定装置を提供する事である。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の本発明では、被固定部を有するバッテリユニットを、車両底部に設けられるバッテリ固定部に固定するためのバッテリ固定装置であって、前記バッテリ固定装置は、前記バッテリ固定部の周囲に取り付けられ、下方より前記被固定部の一部を収容可能な第1凹部を有する第1部材と、軸心を中心として回転可能に支持され、前記被固定部の一部を収容可能な第2凹部を有する第2部材とからなり、前記第1凹部は、前記軸心の軸方向の平面視において、前記軸心を含むように開口されており、前記第2部材は、前記第1凹部及び前記第2凹部に前記被固定部の一部を収容した状態で回転可能となるように形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の本発明によれば、直接バッテリユニットの重量を支える第2部材は、回転することで被固定部を開放状態と固定状態とを変更することができる。そのため、第2部材の開口方向を上方に回転移動した固定状態では、バッテリユニットの重量による荷重方向(鉛直下方向)と、バッテリ固定装置の解除方向、すなわち第2部材の回転方向(固定状態では、水平方向)とを不一致とする事ができる。よって、バッテリ固定状態を維持するための力を小さくする事ができ、バッテリ固定状態を維持するための装置の大型化を防ぐ事ができる。
請求項2に記載の本発明では、前記第2部材は、前記第1部材によって回転可能に支持され、前記第1部材および前記第2部材の一方は、円柱状の内側部であり、前記第1部材および前記第2部材の他方は、内周が円周であり、前記内周が前記内側部の外周面と当接する外側部であることを特徴とする。そのため、直接バッテリユニットの重量を支える第2部材を、円周面によって第1部材が支えることができ、第1部材にかかる力を分散する事ができる。
請求項3に記載の本発明では、前記第1部材が外側部を構成し、前記第2部材が内側部を構成するとともに、前記第1部材の内周と前記第2部材の外周とが全周にて当接することを特徴とする。そのため、外側に配置される第1部材の固定が行いやすく、安定して固定することができる。また、第1部材と第2部材の接触面が大きくなり、第1部材が第2部部材を支える力をより分散させる事ができる。なお、第1部材の内周と第2部材の外周とが全周にて当接するとは、第1部材の第1凹部、および第2部材の第2凹部を除く周面が当接すればよい。
請求項4に記載の本発明では、前記第2凹部は、前記軸心の軸方向の平面視において、前記軸心を含むように開口されており、前記第1凹部の開口方向と前記第2凹部の開口方向を一致させ、前記被固定部を収容した状態から、前記第2凹部の開口方向を前記第1凹部の開口方向に対し、180度回転させた状態へ移行させると、前記被固定部が車両上方へ移動することを特徴とする。そのため、第2部材を回転させることで、バッテリユニットを車両方向に近づける事ができ、車両とバッテリユニットとの隙間を小さくすることができる。
請求項5に記載の本発明では、前記第2部材を回転駆動させる駆動手段を備えることを特徴とする。そのため、バッテリの固定を行うための第2部材の回転を容易に行うことができる。
請求項に記載の本発明では、第2部材の回転駆動を規制する規制部材を備えることを特徴とする。そのため、車両の振動等によってバッテリが不慮に脱落すること防止することができる。
本願発明は、重量の重いバッテリユニットを搭載しても、部品の大型化や質量を上昇させることの無いバッテリ固定装置を提供するという優れた効果を奏する。
本発明の車両およびバッテリ交換装置の概要を示す側断面図ある。 本発明の車両の下断面図である。 本発明の実施形態に係るバッテリユニットの斜視図である。 (a)本発明の第1の実施形態に係るバッテリ固定装置の斜視図である。 (b)同分解図である。 (a)本発明の第1の実施形態に係るバッテリ固定装置のバッテリユニット固定前の状態を示す平面図である。 (b)同バッテリユニットの固定後の状態を示す平面図である。 (a)本発明の第2の実施形態に係るバッテリ固定装置のバッテリユニット固定前の状態を示す平面図である。 (b)同バッテリユニットの固定後の状態を示す平面図である。 (a)本発明の第3の実施形態に係るバッテリ固定装置の斜視図である。 (b)同分解図である。 (a)従来のバッテリ固定装置のバッテリユニット固定前の状態を示す平面図である。 (b)同バッテリユニットの固定後の状態を示す平面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る電気自動車のバッテリ固定装置30を図1ないし図5に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、電気自動車10の底部11には、バッテリユニット20を車両下方より脱着可能なバッテリ固定部12が設けられている。バッテリ固定部12は
車両底部のフロアパン、サイドメンバロッカー部や左右のサイドメンバロッカー部間に橋渡しされるリンフォース等の車両底面骨格部14、及び、バッテリ固定部12に取り付けられたバッテリユニット20を保護する枠体13によって構成されている。枠体13は、鉄材によって枠組みされ、車両底面骨格部14に取り付けられている。また、車両底面骨格部14には、枠体13の内周に接する様にバッテリ固定装置30が取り付けられる。
この実施形態では、枠体13における車両前方に位置する辺に接する様に2つ、また、左右に位置する枠体13の辺に接する様にそれぞれ1つづつのバッテリ固定装置30が取り付けられている。また、枠体13には、車両下部に向けてテーパ状に広がる車両側ガイド片15が各辺にそれぞれ2つ取り付けられている。また、枠体13には、バッテリユニット20と電気的に接続される車両側電気カプラ(図示せず)が取り付けられている。
図3に示すように、電気自動車10に取り付けられるバッテリユニット20は、バッテリケース21の中に複数のバッテリセル、及び、コントローラ(ともに図示せず)が搭載されている。バッテリケース21の側面には、バッテリ固定装置30に支持される事でバッテリユニット20を車両に固定するための被固定手段としてのストライカ22が取り付けられている。ストライカ22は、ボルト等でバッテリケース21に固定されるベースプレート23と、ベースプレート23より垂直方向に伸びるピン状のロッド部材24より形成されている。
この実施形態では、車両前方(図3における右方)に対応する面には、2つのストライカ22が取り付けられ、車両側面に対応する各面にはそれぞれ1つのストライカ22が取り付けられている。また、バッテリユニット20を車両のバッテリ固定部12に取り付けた状態で、車両側ガイド片15に対応する箇所には、半円筒状のバッテリ側ガイド片25が取り付けられている。また、バッテリケース21における車両側電気カプラに対応した箇所には、バッテリケース側電気カプラ(図示せず)が設けられており、バッテリユニット20がバッテリ固定部12に配置された状態では、車両側電気カプラとバッテリ側電気カプラが接触し、電気的に接続された状態となる。なお、バッテリユニット20は、一つのバッテリセルのみによって構成されていても良い。
図4(a)、(b)に示すように、バッテリ固定装置30は、第1部材および外側部としての外筒41、第2部材および内側部としての円柱状部材51、駆動手段としての駆動モータ36より構成されている。外筒41は、内周が円周状の筒部42と、筒部42の両開口を閉塞し、かつ一方向に向けて幅が広がるように伸びる蓋部43と、蓋部43の上部に設けられ、車両底面骨格部14への取り付け面を形成するフランジ部44より構成される。蓋部43における、フランジ部44と反対方向には、蓋部43の下端部より筒部42の内周の中心軸C通るように下方より直線上に伸びた第1凹部としての外筒凹部45が形成されている。
なお、外筒凹部45はバッテリユニット20に設けられるストライカ22のロッド部材24の太さより若干大きく形成されており、外筒凹部45の開口端部は、端部に向けて開口幅が大きくなるようにテーパ状に形成されている。また、筒部42における下端においても、外筒凹部45のテーパ状に形成された開口幅と同じ幅の切れ込みが形成されている。また、筒部42の斜め上面には、切り欠き部46が形成されている。
円柱状部材51は、外周が円である円柱状に構成される。円柱の外周の直径は外筒41の筒部42の内周の直径より若干小さく形成されており、外筒41の筒部42内に収納可能とされている。円柱状部材51の外周には、円柱が略コ状に切り欠かれた第2凹部としての円柱凹部52が一箇所形成されている。円柱凹部52の形状は、外筒凹部45と略同一に形成されている。また、円柱状部材51の外周面の一部には、ギヤを形成する円柱ギヤ部53が形成されている。
駆動モータ36は、車内に配置された切替スイッチを介して車両に取り付けられているバッテリに接続されている。駆動モータ36は、切替スイッチを手動で切り替えることによって駆動電流が供給されると、駆動電流に応じて軸が正逆回転するモータ部37と、モータ部37の軸に取り付けられるモータギヤ部38とで構成される。モータ部37は図示しないホルダによって枠体13に取り付けられている。なお、駆動モータ36は、駆動電流が供給されていない状態では、モータが回転しないように設定されており、本実施の形態では、駆動モータ36が規制手段として機能する。
外筒41と円柱状部材51は、外筒41内部に円柱状部材51を挿入した状態で車両底面骨格部14に取り付けられている。また、外筒41の切り欠き部46は、切り欠き部46から円柱状部材51の円柱ギヤ部53が表出するように形成されており、円柱ギヤ部53とモータギヤ部38が噛合うように駆動モータ36が枠体13に固定されている。この状態で、駆動モータ36を正回転させると、モータギヤ部38と円柱ギヤ部53との噛合いを通じて、円柱状部材51が右方向(図5(b)矢印Aの方向)に回転される。また、駆動モータ36を逆方向に回転させると、円柱状部材51が左方向(図5(b)矢印Aと逆方向)に回転される。
なお、この実施形態では、外筒41の筒部42内周の直径に対し円柱状部材51外周の直径が若干小さく形成されているが、外筒41の筒部42内部に円柱状部材51を挿入した状態では、円柱状部材51の回転軸心Dは、筒部42の内周の中心軸Cとほぼ一致する。また、外筒凹部45および円柱凹部52は、円柱状部材51の回転軸心Dの軸方向における平面視において、円柱状部材51の回転軸心Dを含むように開口されている。外筒凹部45および円柱凹部52において、円柱状部材51の回転軸心Dから各凹部の開口と反対側に位置する最深部までの距離は、バッテリユニット20に取り付けられているストライカ22のロッド部材24の半径よりやや大きく設定されている。そのため、外筒41に対して円柱状部材51を回転させ、外筒凹部45の開口方向と円柱凹部52の開口方向を正反対とした状態では、外筒凹部45と円柱凹部52の重なり合う部分における車両上下方向の距離は、ストライカ22のロッド部材24の直径より若干大きくなる程度となる。
次に電気自動車10のバッテリユニット20を交換するバッテリ交換装置60の例について説明する。
図1に記載されているように、バッテリ交換装置60は、下部は地下に配置され、上部は地上に配置されている。バッテリ交換装置60の上部には、電気自動車10を積載可能な水平な積載台61が設けられ、積載台61にはバッテリユニット20及びバッテリユニット20を昇降する昇降手段62が昇降及び通過可能な開口部63が設けられている。さらに積載台61上部には、開口部63を挟んで、電気自動車10のバッテリ固定部12が開口部63上方に配置されるように電気自動車10の車幅方向の位置決めを行う一対の位置決めレール64が設置される。そして、位置決めレール64の一端には、電気自動車10のバッテリ固定部12が開口部63上方に配置されるように電気自動車10の前後方向の位置決めを行う二コブ山形状の車輪止め65が設置されている。
なお、電気自動車10において、前輪16の車軸に対するバッテリ固定部12の位置は全車種において規格化し、統一しておく事が望ましい。そして、電気自動車10のバッテリ交換の際には、電気自動車10の前輪16間に位置決めレール64が配置されるように電気自動車10を移動する。そして、前輪16が二コブ山形状の車輪止め65の中央に位置するように停車することで、電気自動車10のバッテリ固定部12とバッテリ交換装置60の昇降手段62とにおいて、ある程度の位置合せを行う。これによって、車輪止め65へのタイヤの当接状態の違いに起因する車両前後方向におけるバッテリ固定部12の位置と、昇降手段62との位置のずれを数十mm程度に抑えることが可能である。
バッテリ交換装置60には、積載台61の開口部63を通り、上下方向に昇降可能な位置に昇降手段62が設けられている。昇降手段62は、電気自動車10より取り外したバッテリユニット20をバッテリ交換装置60内に収容、又は、バッテリ交換装置60内に保管されていたバッテリユニットを電気自動車10のバッテリ固定部12へ移載するための装置であり、基台66、移載テーブル67、アーム68、移載テーブル67を昇降させるための油圧シリンダ69より構成されている。
バッテリ交換装置60内の昇降手段62の周りにはチェーンコンベア71からなる運搬手段70が設置されている。運搬手段70は、バッテリユニット20を昇降手段62との間で移載する移載位置と、図示しないバッテリ貯蔵手段との間において、バッテリユニット20を運搬する装置である。なお、バッテリ貯蔵手段とは、回収された使用済みのバッテリユニット20を一時貯蔵するとともに、充電された充電済みバッテリユニット20を貯蔵する装置であり、例えば、自動倉庫で構成される。
このように構成されたバッテリ交換装置60によって、電気自動車10に搭載されているバッテリユニット20が交換される。バッテリユニット20の交換時には、電気自動車10を、バッテリ交換装置の積載台61上に移動させ、電気自動車10の前輪16を車輪止め65の二コブ山形状の中央に位置するように停止させる。停止後、バッテリ交換の指令がだされると、バッテリ交換装置60は、油圧シリンダ69を駆動することで、移載テーブル67を上昇させ、バッテリ固定部12に収容されているバッテリユニット20の底面に移載テーブル67を当接させる。
当接後、車内に設けられた図示しない駆動モータの切替スイッチを手動で切り替える事によって、電気自動車10にバッテリユニット20を固定しているバッテリ固定装置30のロックを解除する。その後、バッテリ交換装置60は油圧シリンダ69を駆動することで移載テーブル67を下降させ、バッテリユニット20はバッテリ交換装置60内に収容される。収容されたバッテリユニット20は運搬手段70によって、バッテリ貯蔵手段に運ばれ保管される。
そして、バッテリ貯蔵手段に貯蔵されていた他の充電済みのバッテリユニット20がバッテリ貯蔵手段より取り出され、運搬手段70によって昇降手段62まで運ばれる。昇降手段62に運ばれたバッテリユニット20は、昇降手段62によって上昇される。バッテリ固定部12とバッテリユニット20との位置のずれは、バッテリユニット20が上昇時に、バッテリユニット20に取り付けられたバッテリ側ガイド片25および車両側ガイド片15が接触することによって修正される。バッテリユニット20の上昇を続けると、双方のガイド片によってバッテリユニット20の位置ずれや傾きが補正され、バッテリユニット20がバッテリ固定部12に挿入される。
なお、車両の底部11のバッテリ固定部12の周囲には複数の押圧スイッチ(図示しない)が取り付けられており、全てのスイッチが移載テーブル67によって押圧されると、バッテリユニット20がバッテリ固定部12に収容された状態として検知される。バッテリ固定部12にバッテリユニット20が収納された状態が検知されたら、車内に設けられた図示しない切替スイッチを手動で作動し、バッテリ固定装置30を施錠することで、バッテリユニット20がロックされ、電気自動車10のバッテリが交換される。
次に前記のように構成されたバッテリ固定装置30の作用を図5(a)、(b)を用いて説明する。
図5(a)には、バッテリ固定装置30のロックが解除されている状態を示す。図5(a)のように、開錠状態では、円柱凹部52は、その開口方向が外筒凹部45の開口方向と同一となるように車両下方を向くように配置されている。この状態で、バッテリ交換装置60によってバッテリユニット20が上昇されると、バッテリユニット20に取り付けられているストライカ22のロッド部材24がバッテリ固定装置30の下方より上昇される。なお、前記のように、バッテリ固定装置30の外筒41、円柱状部材51の各凹部に対するロッド部材24の位置は、車両に配置される車両側ガイド片15とバッテリに取り付けられるバッテリ側ガイド片25が当接することによって修正されており、各凹部の真下にロッド部材24が配置されるようになっている。
バッテリユニット20がさらに上昇されると、ロッド部材24の一部が外筒凹部45、円柱凹部52内に収容される。前記に記載のように、押圧スイッチが押圧され、バッテリユニット20がバッテリ固定部12に収容された状態では、ロッド部材24が外筒凹部45、円柱凹部52の最深部に配置される。押圧スイッチが全て押圧された状態で、切替スイッチを手動で切り替えると、駆動モータ36が正回転で駆動され、外筒41に対して円柱状部材51が右回りに回転する(図5(b)矢印Aの方向)。
なお、駆動モータ36の回転量は円柱状部材51が180度回転する量が予め設定されており、円柱凹部52の開口方向が車両上方を向くと駆動モータ36の回転が停止するようになっている。図5(b)に示すように円柱凹部52の開口方向が車両上方を向くと、ロッド部材24が外筒凹部45、円柱凹部52で包囲され、バッテリユニット20がロックされたロック状態となる。なお、ロック状態では、駆動モータ36が回転しないように設定されており、車両の振動などで円柱状部材51が回転しないように規制されている。
逆にバッテリ固定装置30がロック状態であり、移載テーブル67がバッテリユニット20に対して当接している状態で、切替スイッチを手動で切り替えると、駆動モータ36が逆回転で駆動され、外筒41に対して円柱状部材51が左回り(図5(b)矢印Aと逆方向)に回転する。なお、駆動モータ36の回転量は円柱が180度回転する量が予め設定されており、円柱凹部52の開口方向が車両下方を向くと、駆動モータ36の回転が停止するようになっている。駆動モータ36の回転が停止し、円柱凹部52の開口方向が車両下方を向くと図5(a)に示すようにロッド部材24が開放可能になり、バッテリユニット20のロックが解除された開錠状態となる。
この実施形態では、以下の効果を得ることができる。
(1)バッテリ固定装置30は、バッテリ固定部12周囲に取り付けられ、下方よりストライカ22のロッド部材24の一部を収容可能な外筒凹部45を有する外筒41と、回転軸心Dを中心として回転可能に支持され、ストライカ22のロッド部材24の一部を収容可能な円柱凹部52を有する円柱状部材51とからなり、外筒41は、円柱状部材51の回転軸心Dの軸方向平面視において、円柱状部材51の回転軸心Dを含むように開口されており、円柱状部材51は外筒凹部45及び円柱凹部52にストライカ22のロッド部材24の一部を収容した状態で回転可能となるように形成されている。そのため、円柱凹部52の開口方向が上方を向くように回転移動させたバッテリユニット20の固定状態では、バッテリユニット20の重量による荷重方向(鉛直下方向)とバッテリ固定装置30の開錠方向である第2部材の回転方向(車両水平方向)とを不一致とすることができる。そのため、バッテリ固定装置30において、バッテリユニット20の重量を支える機構と、バッテリ固定装置の解除を規制する機構とを分けることができ、バッテリ固定装置30の小型化及び信頼性を上げることができる。また、バッテリ固定装置の解除を規制する機構の大型化及び重量の増加を抑えることができる。
(2)、円柱状部材51は、外筒41によって回転可能に支持され、円柱状の円柱状部材51と、内周が円周で形成され円柱状部材51の外周面と当接する外筒41により構成されるため、外筒41と、外筒41によって回転可能に支持された円柱状部材51が、円周面によって接触することから、バッテリユニット20の重量を面によって支えるため、良好に受けることができ、バッテリ固定装置の一部の大型化を防止、および軽量化を図ることができる。
(3)車両に固定される外筒41が円柱状部材51の外側に配置されるため、外筒41を固定しやすく、また、安定して固定することができる。
(4)外筒41の内周全面と円柱状部材51の外周全面が当接支持されているため、外筒41と円柱状部材51の接触面が大きくなり、外筒41が円柱状部材51を支える力をより分散させる事ができる。
(5)円柱状部材51を回転駆動させる駆動モータ36を備える。そのため、円柱状部材51の回転が容易であり、バッテリユニット20の固定を容易に行うことができる。
(6)駆動モータ36に駆動電源が供給されない状態では、駆動モータ36は回転しないように設定されているため、車両の振動等によって円柱状部材51が意図せずに回転し、円柱凹部52の開放方向が下を向く事を防止することができる。それにより、バッテリユニット20が不慮に脱落すること防止することができる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態であるバッテリ固定装置31を図6にしたがって説明する。この実施形態では、外筒凹部の最深部に対して、円柱凹部の最深部を浅く設定する点が第1の実施形態と異なっている。第1の実施形態と基本的に同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図6(a)、(b)に示すように、第1の実施の形態に比べて、外筒47の外筒凹部48の最深部を車両上方向に、円柱状部材54の円柱凹部55の最深部を車両下方向に移動するように構成し、バッテリユニット20のロックが解除された開錠状態において、最深部を偏心させる。また、外筒凹部48の最深部は、円柱凹部55の最深部にストライカ22のロッド部材24を収容した状態で回転可能となるように、ロッド部材24の回転範囲より若干大きく形成されている。なお、円柱凹部55の開口方向を外筒凹部48開口方向に対して180度回転させたバッテリユニット20をロックするロック状態において、外筒凹部48最深部と円柱凹部55最深部の距離は、第1の実施形態の対応する距離と同じく、ストライカ22のロッド部材24の直径より若干大きくなる程度に設定されている。
上記のように構成されたバッテリ固定装置31では、円柱凹部55の最深部が短く設定されているため、バッテリ固定装置31が開錠状態では、バッテリユニット20が第1の実施形態に比べ、下方に位置する。しかしながら、第1の実施形態に比べ、外筒凹部48の最深部が開口方向と反対側に移動していること、円柱凹部55の最深部が開口方向側に移動していることより、駆動モータ36によって円柱状部材54が180度回転されると、バッテリユニット20を上方である車両側に移動させることができる。
これによって、第2の実施形態では、第1の実施形態の効果に加え、車両の底部11とバッテリユニット20の間の隙間をより少なくすることができ、車両の底部11とバッテリユニット20間の防水や異物混入を防ぐ事ができる。なお、車両の底部11に弾性部材等を配置させ、防水、防塵を行っている場合においては、バッテリ固定装置31によりバッテリユニット20を車両側へ引き上げる事が容易に可能となる。そのため、バッテリユニット20を弾性部材により確実に圧着させることができ、防水、防塵効果をより高める事ができる。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態であるバッテリ固定装置32を図7(a)、(b)にしたがって説明する。この実施形態では、第1部材および内側部としての円柱状部材81が円柱の一側面において枠体13に固定されており、第2部材および外側部としての外筒91が円柱状部材81に対して、回転可能に取り付けられている点が第1の実施形態と異なっている。第1の実施形態と基本的に同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図7(a)、(b)に示すように、バッテリ固定装置32は枠体13に固定されている円柱状部材81と、円柱状部材81によって回転可能に支持されている外筒91と、外筒91を回転させるための駆動モータ36によって構成されている。円柱状部材81は、円柱状に形成され、円柱の円状の一側面において枠体13に取り付けられている。円柱状部材81には、枠体13に取り付けた状態で、車両の下方端部より円柱の中心軸Eを通るように下方より直線上に伸びた第1凹部としての円柱凹部82が形成されている。円柱凹部82の開口端部は、端部に向けて開口幅が大きくなるようにテーパ状に形成されている。
外筒91は、内周が円周状で構成される筒部92と、筒部92の一側面を覆う蓋部93で構成される。筒部92の内周は、円柱状部材81の外周とほぼ同等に形成されており、外筒91の開口される一側面より円柱状部材81を挿入可能とされている。蓋部93には、筒部92の外周端部から筒部92の中心軸Fをとおるように直線状に切り欠かれた第2凹部としての外筒凹部94が形成されている。外筒凹部94の形状は、円柱凹部82と略同一に形成されている。また、外筒91の筒部92の外周面の一部には、ギヤを形成する外筒ギヤ部95が形成されている。
なお、外筒91の開口される一側面端部の外周には、凸部96が形成されており、枠体13に溶接等で取り付けられる抜け留め97に係留されることで、円柱状部材81に対して枠体13と反対方向に離間しないようにされている。
駆動モータ36は、モータギヤ部38が外筒ギヤ部95と噛合うように枠体13に取り付けられている。
以上のように構成されたバッテリ固定装置32では、第1の実施形態と同様に、バッテリユニット20がバッテリ固定部12に配置された状態では、ストライカ22のロッド部材24の一部が外筒凹部94及び円柱凹部82に収容される。この状態で、駆動モータ36を正回転で駆動させることで、駆動モータ36のモータギヤ部38、および、外筒ギヤ部95を通じて外筒91を回転させることができる。駆動モータ36によって外筒91を180度回転させたロック状態では、円柱凹部82と外筒凹部94との重なり合った部分でストライカ22のロッド部材24を保持することができる。なお、円柱凹部82及び外筒凹部94の形状を、第2の実施形態のように偏心させることも可能である。
この実施形態では、第1の実施形態の効果としてあげる(1)、(4)、(5)、(6)の効果を得る事ができることに加え、さらに、次の効果を得る事ができる。
(7)外筒91は、円柱状部材81によって回転可能に支持され、円柱状の円柱状部材81と、内周が円周で形成され円柱の外周面と当接する外筒91により構成される。そのため、円柱状部材81と、円柱状部材81によって回転可能に支持された外筒91が、円周面によって接触することから、バッテリユニット20の重量を面によって支えるため、良好に受けることができ、バッテリ固定装置の一部の大型化を防止、および軽量化を図ることができる。
(8)駆動モータ36によって回転させる第2部材である外筒91を円柱状部材81が内部より支持しているため、駆動モータ36のモータギヤ部38と噛合うギヤを外筒91へ形成すればよく、回転させる構成が簡素化することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ バッテリ固定装置30、31、32、および、対応するストライカ22の配置に関して、枠体13の内周に接するように、車両前辺に2つ、側辺に一つづつ配置したが、それに限らず、バッテリユニット20を安定して固定することができれば配置、および個数はどのように設定しても良い。例えば、ストライカ22をベースプレート23と、逆U字状に形成されたロッド部材にて構成し、バッテリユニット20の上面に複数配置し、対応する車両底面にバッテリ固定装置を配置して、上面より吊り下げるようにしてもよい。また、第1の実施形態のように車両底面骨格部14に取り付けられていても良いし、第3の実施形態のように枠体13に取り付けられていても良い。
○ 被固定部としてのストライカ22の形状はピン状に限定されず、ベースプレート23と、逆U字状に形成されたロッド部材にて構成されたストライカをバッテリユニット20の側面に取り付けても良い。
○ 第1の実施の形態及び第2の実施形態において、外筒41、47の内周と円柱状部材51、54の外周がほぼ同じ大きさの円周より構成されていたが、これに限らず、円柱状部材51、54の外周を外筒41、47の円周より小さい円周にしてもよい。この場合であっても、円柱の中心軸を含むように外筒凹部45、48を形成し、円柱状部材51、54を180度回転させた状態で、外筒凹部45、48と円柱凹部52、55とによって、ストライカ22のロッド部材24を保持する事ができればよい。
○ 第1の実施の形態及び第2の実施形態において、外筒41,47の内周を円周としたが、これに限られず、外筒41、47の内部で円柱が回転できるように形成されていればよい。
○ 回転可能に支持された第2部材51、54、91の回転を、第2部材51、54、91に円柱ギヤ部53、または、外筒ギヤ部95を設け、駆動モータ36のモータギヤ部38と噛合わせることで行ったが、これに限定されず、例えば、駆動モータ36の回転軸を第2部材の回転軸に連結させることで回転させてもよい。
○ 車両に固定される第1部材41、47、81によって、第2部材51、54、91を回転可能に支持するようにしたが、それに限らず、第2部材51、54、91を他の部材によって回転可能に支持するようにしても良い。
10…電気自動車、 12…バッテリ固定部、 20…ストライカ、 24…ロッド部材(被固定部)、 36…駆動モータ(駆動手段、規制手段)、 41…外筒(第1部材、外側部)、 45…外筒凹部(第1凹部)、 47…外筒(第1部材、外側部)、 48…外筒凹部(第1凹部)、 51…円柱状部材(第2部材、内側部)、 52…円柱凹部、 54…円柱状部材(第2部材、内側部)、 55…円柱凹部、 81…円柱状部材(第1部材、内側部)、 82…円柱凹部(第1凹部)、 91…外筒(第2部材、外側部)、 94…外筒凹部(第2凹部)

Claims (6)

  1. 被固定部を有するバッテリユニットを、車両底部に設けられるバッテリ固定部に固定するためのバッテリ固定装置であって、
    前記バッテリ固定装置は、前記バッテリ固定部の周囲に取り付けられ、下方より前記被固定部の一部を収容可能な第1凹部を有する第1部材と、
    軸心を中心として回転可能に支持され、前記被固定部の一部を収容可能な第2凹部を有する第2部材とからなり、
    前記第1凹部は、前記軸心の軸方向の平面視において、前記軸心を含むように開口されており、
    前記第2部材は、前記第1凹部及び前記第2凹部に前記被固定部の一部を収容した状態で回転可能となるように形成されていることを特徴とするバッテリ固定装置。
  2. 前記第2部材は、前記第1部材によって回転可能に支持され、
    前記第1部材および前記第2部材の一方は、円柱状の内側部であり、前記第1部材および前記第2部材の他方は、内周が円周であり、前記内周が前記内側部の外周面と当接する外側部であることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ固定装置
  3. 前記第1部材が外側部を構成し、前記第2部材が内側部を構成するとともに、前記第1部材の内周と前記第2部材の外周とが全周にて当接することを特徴とする請求項2に記載のバッテリ固定装置。
  4. 前記第2凹部は、前記軸心の軸方向の平面視において、前記軸心を含むように開口されており、
    前記第1凹部の開口方向と前記第2凹部の開口方向を一致させ、前記被固定部を収容した状態から、前記第2凹部の開口方向を前記第1凹部の開口方向に対し、180度回転させた状態へ移行させると、前記被固定部が車両上方へ移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバッテリ固定装置。
  5. 前記第2部材を回転駆動させる駆動手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバッテリ固定装置。
  6. 前記第2部材の回転駆動を規制する規制手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のバッテリ固定装置。
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