JP5359512B2 - エンジン始動用の蓄電池の状態表示装置 - Google Patents

エンジン始動用の蓄電池の状態表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、エンジン始動用の蓄電池の寿命や異常等を判別するための状態表示装置に関るものである。
車両のエンジン始動用の蓄電池の寿命や、異常等を判別する目的で、様々な形式のバッテリーテスタが提案されている。例えば、特許文献1で、本願発明の発明者は、車両の運転状態を判別し、この運転状態に応じて所定の蓄電池電圧を設定し、各運転状態毎の所定の蓄電池電圧と、実測の蓄電池電圧を照合することによって、蓄電池が、正常、充電系異常、充電不足、放電異常及び蓄電池の寿命終了のどの状態にあるのかを判別する車両用蓄電池の状態表示装置を提案した。
特許文献1では、蓄電池の状態表示結果を、複数のLEDの発光色、点灯、消灯あるいは点滅等の表示組み合わせで表示することが例示されている。
特許文献2には、蓄電池に一体に電池状態検知装置を備え、この電池状態検知装置には、電池の充電状態、温度、放電回数、稼働時間等のデータ信号を、電池の使用履歴データとして蓄積しておき、この使用履歴データをLED等の発光信号に変換して送信する機能を有し、この発光信号を電池状態検知装置とは別体で設けた履歴読み出し装置に受信させ、ここから発光信号から得られる電池状態を、プリンタで表示する例が示されている。
特許文献2で例示された方法によれば、電池の状態を例えば18通りに判別して表示できるため、特許文献1のLEDのみで表示する手法に比較して多くのユーザに電池の状態をより正確に告知することができる。
特開2003−327061号公報 特開2008−289220号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2の蓄電池の状態表示装置では、ユーザに告知しうる状態表示結果は、蓄電池の点検時点での結果のみであり、例えば、「蓄電池寿命終了」との判別結果が得られた場合、ユーザは、当該蓄電池が初期状態から不良だったのではないかとの疑念を抱く場合等もあった。また、「蓄電池状態が良好」との結果が得られた場合において、今後、蓄電池の状態がどのように推移するかが不明であり、必ずしもユーザが納得あるいは理解しやすい表示が行なえているとは言えず、結果として、ユーザが蓄電池の状態に応じた適切な対処が取れない場合もあった。
前記した課題を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、エンジン始動用の蓄電池の状態表示装置であって、前記蓄電池の状態に関連する互いに異なる複数のパラメータを計測するパラメータ取得手段と、前記パラメータの履歴を記憶する第1の記憶手段と、前記パラメータに基いて前記蓄電池の状態を表示する表示手段を有し、前記表示手段において、複数の前記パラメータから選択されるパラメータ(x)としてエンジン停止時の蓄電池電圧(Vs)を横軸もしくは縦軸のいずれか一方の座標軸とするとともに、パラメータ(y)として前記蓄電池のエンジン始動時における電圧降下(△V)あるいは前記蓄電池の使用頻度(P)を他の一方の座標軸として、これら2つの前記座標軸で形成されたグラフを表示し、前記グラフは前記蓄電池の状態に応じた領域に区画され、前記パラメータ(x)と前記パラメータ(y)で規定される座標点の時系列的な変化を、前記グラフ上に表示することを特徴とするエンジン始動用の蓄電池の状態表示装置を示すものである。
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載のエンジン始動用の蓄電池の状態表示装置において、前記パラメータ取得手段と前記第1の記憶手段は第1の構造体に収納され、前記表示手段は前記第1の構造体とは別体の第2の構造体に収納され、前記第1の構造体に前記第1の記憶手段に記憶された情報を電磁波信号として変調して出力する送信手段を有し、前記第2の構造体に、前記電磁波信号を受信して前記パラメータの履歴データに復調する受信手段と、これら履歴データを記憶する第2の記憶手段を有し、前記第2の記憶手段に記憶された前記パラメータに基いて、前記表示手段に前記蓄電池の状態を表示することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に係る発明は、請求項1もしくは2に記載のエンジン始動用の蓄電池の状態表示装置において、前記第1の構造体に前記パラメータに基いて、前記蓄電池の状態を可視光を発する発光デバイスで表示する第2の表示手段を備えたことを特徴とする。
本発明のエンジン始動用の蓄電池の状態表示装置は、前記の構成を有し、蓄電池の状態が2次元のグラフ上で、使用開始時から現在に至るまで、時系列にどのように推移したかを点検者やユーザに明瞭に告知することができる。また、使用開始時からの蓄電池の状態変化の傾向も表示されるため、将来的にその蓄電池がどのような状態に至るかを予測できる。また、蓄電池の状態に応じた適切な対応方法を確実に告知できるといった、様々な顕著な効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態における蓄電池の状態表示装置の構成を示す図 (a)蓄電池の状態表示形態の一例を示す図(b)蓄電池の状態表示形態の他の一例を示す図 (a)蓄電池の他の状態表示形態の一例を示す図(b)蓄電池の他の状態表示形態の他の一例を示す図 蓄電池の状態表示形態の一例を示す図 本発明の第2の実施形態における蓄電池の状態表示装置の構成を示す図
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による蓄電池6の状態表示装置1の構成を示す図である。蓄電池6は、車両用のエンジン始動用の蓄電池である。したがって、図1には示さないが、蓄電池6は、車両に搭載され、エンジン始動用のセルモータやECU等の各種補機類に電力を供給する。なお、蓄電池6としては、鉛蓄電池を用いることができるが、これに限定されるものではなく、他の二次電池であってもよい。
蓄電池6は、エンジン始動用セルモータに電力を供給することによって、エンジンを始動する。エンジン始動後は、エンジンの駆動力を用いてオルタネータで発電が行なわれる。発電された電力は、レギュレータで蓄電池6の充電に適切な電圧値および/もしくは電流値に変換した後、蓄電池6の充電に用いられる。
状態表示装置1は、蓄電池6の状態に関連する複数のパラメータを取得するパラメータ取得手段2を備える。蓄電池6の状態に関連するパラメータの例として、エンジンが停止し、車両負荷がない状態(但し、通常の車両で発生する5mA〜30mA程度の暗電流は車両負荷のない状態と見做す)での蓄電池6の電圧Vs、エンジン始動時の蓄電池の電圧降下△V、内部抵抗値IR、充電頻度(例えば、1週間(168時間)における累積充電時間)、蓄電池6の使用頻度(例えば、1週間(168時間)における車両運転時間)等が列挙されるが、これらに限定されるものではない。
これらのパラメータは、蓄電池6の電圧、あるいはその時間変化によって得ることができる。なお、時間変化は、パラメータ取得手段2に含まれる、計時手段による時間計測によって得ることができる。なお、計時手段は図1には、示していないが、パラメータ取得手段2および後述する第1の記憶手段3をマイコンあるいはこれと等価なデジタル回路で構成する場合、当然のことながら、これらの動作に必要なクロック回路を有しているため、このクロック回路の動作によって、計時を行なえばよい。
例えば、エンジン停止状態で、車両負荷がない状態は、蓄電池6の電圧がほぼ一定、すなわち、放電終了直後あるいは充電終了直後の蓄電池6の分極(電解液中の希硫酸濃度が、電極界面と電解液バルクとの間で差がある、すなわち濃度分極)を除けば、電圧の時間変化がほぼ無いか、あっても無視しうる程度となり(一例として、10mV/セル・分)、かつ、蓄電池6の電圧Vsは、蓄電池6の純然とした開路電圧(OCV)よりも低い値となり、その範囲は蓄電池6の設計要素(電解液中の希硫酸濃度、正極と負極の活物質比率、活物質あるいは電解液中への添加剤、さらには正極と負極の格子合金成分等)や、充電状態(SOC:State of charge)によっても異なるが、一例として、セル当り1.95V〜2.25Vの範囲となる。したがって、上記条件を満たした場合の蓄電池6の電圧を電圧Vsと判定することができる。なお、この判定は、例えば、パラメータ取得手段2の内部で実行することができる。
また、エンジン始動時の蓄電池6の電圧降下△Vの計測方法としては、エンジン始動時に蓄電池6から、セルモータへ流れる放電電流が、蓄電池容量に対して5CA〜8CA程度の高率電流であることから、前記したクロックを用いて、所定時間間隔(例えば10mS間隔)で計測している蓄電池6の電圧Vの時間変化が、例えば、セル当り0.25V/10mS以上である場合に、この電圧Vの時間変化をエンジン始動時の時間変化△Vとすればよい。
また、内部抵抗値IR(Internal Resistance)の計測方法としては、例えば、パラメータ取得手段2中にIR計測用抵抗を内蔵させておき、蓄電池6が無負荷と見做せる状態である時点で、IR計測用抵抗で蓄電池6を微小放電量、放電したときの蓄電池6の電圧Vの電圧Vsからの電圧降下△V′と、IR計測用抵抗の両端電圧V′より、蓄電池6の直流法による内部抵抗IRを得ることができる。すなわち、IR計測用抵抗の抵抗値をR′とした際に、オームの法則により、蓄電池6の放電電流i=V′/R′であるから、内部抵抗IR=((△V′×R)/V′)により、蓄電池6の内部抵抗IRを取得することができる。なお、これらの演算は、例えば、パラメータ取得手段2で行なえばよい。
次に、充電頻度(例えば、1週間(168時間)における累積充電時間)としては、蓄電池6の電圧から充電状態であるかどうかを判定することができる。例えば、1週間内に、蓄電池6の電圧が、セル当り2.30V以上にある累積時間tを前記した計時手段で演算すればよい。また、前記した1週間という時間も、計時手段で計測すればよい。
また、蓄電池6の使用頻度は、例えば、1週間(168時間)という所定の期間の中で、前記した蓄電池6の電圧Vsを検出していない時間、すなわち、蓄電池6の電圧変動が所定以上であるか、蓄電池6の電圧Vsの範囲外にある時間を蓄電池6の使用時間Tとして計時手段で累積計時して得、この使用時間Tを前記した所定の期間(上記の例では、1週間(168時間)で除算した値として得ることができる。なお、1週間という所定期間は、前述したと同様、計時手段で計測すればよい。
以上、蓄電池6の状態に関連するパラメータとその取得手法を例示したが、本発明は、これに限定されるものでなく、蓄電池6の状態に関連するものであれば、他の公知のパラメータ(例として、蓄電池6の温度およびその変化、蓄電池6のインピーダンス)であってもよく、これらパラメータの取得方法として、前記したもの以外の、公知の手法を採用することができる。
本発明では、前記した、蓄電池6の状態に関連するパラメータから選択された互いに異なるパラメータ(x)とパラメータ(y)の少なくとも2個のパラメータの履歴データを第1の記憶手段3に記憶させる。
具体的には、パラメータ(x)をエンジン停止時の蓄電池の電圧Vsとし、パラメータ(y)をエンジン始動時の蓄電池の電圧降下△Vあるいは蓄電池の使用頻度(P)として、時間の経過とともに、履歴データが第1の記憶手段に蓄積される。
そして、図2(a)および図2(b)に示したように、パラメータ(x)を横軸22とし、パラメータ(y)を縦軸23として、これら2つの座標軸で形成されたグラフ20を表示手段4で表示する。
グラフ20は蓄電池6の状態に応じた領域、すなわち上記の例では、区画線21により、第1領域、第2領域、第3領域および第4領域に区画され、パラメータ(x)とパラメータ(y)で規定される座標点28aの時系列的な変化を、グラフ20上に表示するものである。
図2(a)を例に挙げて説明すると、第1領域24、第2領域25、第3領域26および第4領域27に、それぞれの領域における蓄電池6の状態を説明する注釈24a、注釈25a、注釈26aおよび注釈27aが表示される。
また、横軸22には横軸注釈22aが表示され、縦軸には縦軸注釈23bが表示される。なお、これらの注釈は、ユーザに解りやすい表示にとどめるため、必ずしも、対応するパラメータの単位や、その数値を具体的に表示する必要はない。
なお、蓄電池6の状態を示す座標点28aの中で、最初に得られた、すなわち、蓄電池6の使用開始時の座標点28aの表示は、蓄電池6の現在の状態を示す座標点28aの表示と異なった表示とすることが好ましい。図2(a)の例では、使用開始時の座標点28aを「+」とし、現在の状態を示す座標点28aの表示を「×」とした例を示している。また、さらに好ましくは、これら最初と最後の座標点28aにそれぞれ対応する「使用開始時」等の表示を行なう。
なお、グラフ20を表示する表示手段としては、プリンタ等の印字デバイス、あるいはLCDパネルや、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の公知の表示デバイスを用いることができる。
また、使用開始時を検知する手法としては、例えば、第1回目のエンジン始動を検出してからラメータ(x)およびパラメータ(y)の履歴を蓄積していけばよい。なお、第1の記憶手段3の記憶容量の制約上、蓄電池6の使用期間が経過するにしたがって、第1の記憶手段3の履歴データの一部を消去することによって、時間的に隣接する座標点28aの時間間隔を次第に長くすれば、蓄電池6の寿命が予想以上に長い場合においても、蓄電池6の使用開始から、蓄電池6に何らかの処置が必要な状態に至るまでの状態の座標点列28を表示することが記録でき、第1の記憶手段3の記憶容量の制約によって、現時点での蓄電池6のデータが記憶できなくなるという、不具合を避けることができ、より好ましい。
履歴データを消去する場合には、消去後に第1の記憶手段3に残存した履歴データの時間間隔が、均一になるよう、履歴データを消去することが好ましい。なぜならば、座標点28a間の時間間隔を均等とすることにより、座標点28a間の距離が離れてきた場合は、蓄電池6の状態変化がより速く進行し、座標28a間の距離が隣接したときは、蓄電池6の状態の時間変化は少なく、蓄電池6の状態が安定した状態にあることが、蓄電池6の点検者やユーザに、速やかに告知しうるからである。
本発明の構成によれば、例えば、図2(a)および図2(b)の表示結果を例にとれば、蓄電池6の状態の時系列的な変化が表示される。図2(a)に示した例では、使用開始時には状態が良好であった蓄電池6が時間の経過とともに、充電不足状態になっていく傾向を速やかに理解できうる。また、図2(b)に示した例では、使用開始時には状態が良好であった蓄電池6が極板劣化により寿命にいたる状況が速やかに理解できうる。
したがって、蓄電池6の点検者やユーザは、蓄電池6の状態が初期からどのように変化して、今現在、どのような対処が必要かということを速やかに認識しえるという顕著な効果を奏する。
また、本発明によれば、現在の蓄電池6の状態が良好であっても、蓄電池6の点検者やユーザは、蓄電池6の状態を示す座標点列28がどの領域に向かっていくかを予測できることから、蓄電池6の点検者やユーザに対して、蓄電池6が使用不能に至るまでに、適切な予防措置を告知でき、さらには、蓄電池6の状態が良好でない場合、その蓄電池6が初期不良であったのかどうかということも判別できるという、顕著な効果を奏する。
以上、パラメータ(x)として、蓄電池6の電圧Vs(エンジン停止時の蓄電池電圧)、パラメータ(y)として、エンジン始動時の蓄電池6の電圧降下△Vを採用した例を示したが、パラメータ(x)とパラメータ(y)の両方あるいは一方を他のパラメータと置換することもできる。
図3(a)、図3(b)および図4は、いずれも、パラメータ(x)を、前記した蓄電池6のエンジン停止時の電圧Vsとして横軸22に配置し、パラメータ(y)を蓄電池6の使用頻度を選択下場合のグラフ20′による表示結果を示す図である。
蓄電池6の停止時の電圧Vs、および蓄電池6の使用頻度は前記した手法により、得ることができる。なお、蓄電池6の使用頻度は、車両に用いるエンジン始動用の場合、車両の使用頻度と実質的に同等に扱うことができる。
グラフ20′の例では、グラフ20′は、区画線21によって、領域24、領域25および領域26の3つの領域に区画され、それぞれの領域での蓄電池6の充電状態を示す注釈24a、注釈25aおよび注釈26aが示される。
グラフ20′に示した表示例においても、グラフ20で示した表示例と同様、パラメータ(x)とパラメータ(y)との値によって、グラフ20′上に座標点28aが所定時間間隔で、プロット表示することによって、座標点列28を表示する。また、座標点列28における時間的両端に位置する、すなわち、蓄電池6の使用開始時および現時点での状態を示す座標点28aの表示形態を他の座標点28aと異なる表示形態として、グラフ20′における座標点28aの時間の前後関係をより明瞭に表示することができる。
グラフ20′に示した表示形態例では、使用開始時から現在にいたるまでの、蓄電池6の充電状態の計時変化を視覚的に明瞭に蓄電池6の点検者あるいはユーザ等に表示することができ、それに応じた対処を促すことができる。すなわち、図3(a)に示した例では、使用開始時には、充電状態が良好であった蓄電池6が、使用頻度が少ないがために充電不足となっていることを点検者あるいはユーザに明瞭に告知することができる。また、図3(b)に示した例では、使用開始時には、充電状態が良好であった蓄電池6が、車両の充電系異常のために充電不足になっていることを告知でき、同じ充電不足であっても、取るべき対処方法が異なることを明瞭に告知できる。
また、蓄電池6の現在の状態を示す座標点28aが、充電状態が良好であることを示す領域24内にあった場合においても、座標点列28の伸びる方向によって、将来的に蓄電池6の状態がどの領域になるかを予測することができるという、顕著な効果を奏する。
図4は、グラフ20′の他の表示結果例を示す図であり、使用頻度が、ある時点で急に高くなることによって、一旦、充電不足になった後、再び良好な充電状態になった表示結果例を示す。このような場合、座標点28aの時間系列が不明となる場合があるので、時間的に隣接する座標点28aが、グラフ20′上で離間した位置に表示される場合、この不連続な座標点を、不連続座標点28bとして他の座標点28aと異なる形態で表示すれば、蓄電池6の状態の時系列変化を誤って把握することはない。また、不連続座標点28bに変えて、不連続な座標点28間を結ぶ補間線プロット28cを表示してもよい。
また、図4の表示例では、蓄電池6の使用途中、すなわち、車両の使用途中で、使用頻度が大きく変化したことが示されているが、このような不連続な座標点28が生じる場合、蓄電池6、すなわち、車両の使用モードが変化したことが一目瞭然となる。これは、例えば、車両(蓄電池6)の使用者が異なる、あるいは使用者は同一でも一度の走行距離が異なる等の情報をも、グラフ20′の表示により、蓄電池6の点検者あるいはユーザに告知することができるという、顕著な効果を奏する。
また、グラフ20′においても、前記したグラフ20と同様、なお、第1の記憶手段3の記憶容量の制約上、蓄電池6の使用期間が経過するにしたがって、第1の記憶手段3の履歴データの一部を消去することが可能であり、その形態として、グラフ20の説明で記載した形態をグラフ20′に適用できることは言うまでもない。
また、グラフ20およびグラフ20′に示した2つの表示形態において、使用開始時の蓄電池6の状態も把握できるため、蓄電池6の初期不良の検出と、初期不良であることを点検者あるいはユーザに告知しうるという、顕著な効果を奏する。
さらに、グラフ20とグラフ20′の複数の表示を、同時に表示することも可能であり、蓄電池6の状態変化を、蓄電池6の点検者あるいはユーザに対してさらに詳細に告知でき、好ましい。
なお、パラメータとして、前記した例の他、蓄電池6の状態と関連するパラメータであれば用いることができるものの、好ましくは、選択するパラメータから、蓄電池6の使用時間Tあるいは蓄電池6の使用開始時から現在にいたるまでの経過時間T′、および、これら使用時間Tあるいは経過時間T′から一義的に得られるパラメータであって、パラメータ中の時間の次数が0以外のパラメータであり、かつ他の変数(電圧、温度等)を含まないパラメータ(以下、パラメータA)は選択しないことが好ましい。
このようなパラメータAとしては、例えば、蓄電池の使用時間T、さらには蓄電池6の設定保証期間T″から使用時間Tを差し引いた(T″−T)等がこれに該当する。なお、蓄電池6(あるいは車両)の使用頻度は、時間の次数が0であるため、選択から除くことが好ましいパラメータAには該当しない。
また、車両の走行距離D、および走行距離Dと無次元の定数を組み合わせて得られるパラメータ(以下、パラメータB)は、選択するパラメータから除くことが好ましい。
以上のパラメータAとパラメータBを除く理由としては、蓄電池の状態に変化が殆ど生じていない場合においても、パラメータAとパラメータBは、状態変化に関係なく、一定方向にのみ変化するパラメータであるため、グラフ上での座標点が変化していくからである。
したがって、座標点の位置変化は、蓄電池6本体の状態変化に、時間経過あるいは走行距離の増大による位置変化が加わったものとなり、点検者あるいはユーザが表示から認識しうる座標点の位置変化から、時間経過あるいは走行距離の増大による位置変化分を差し引いて、蓄電池6本体の状態変化のみを直接的な表示によって得ることが困難であるからである。
また、グラフ内の領域の設定も時間経過あるいは走行距離の増大を加味したものとなるため、状態判別の誤差も、パラメータがパラメータAでも、パラメータBでもない場合に比較して、より大となる傾向にある。
本発明の第1の実施形態における、より好ましい形態では、パラメータより、前記したパラメータAおよびパラメータBを除くことによって、蓄電池6の状態に変化がないならば、走行距離D、使用時間T等の多寡に関らず、蓄電池6の状態を示す座標点28aの位置が一定、もしくは大きく変動しない状態表示となり、状態別の領域設定の精度がより高まるとともに、点検者やユーザは、蓄電池6の状態をより的確に認識できるという、顕著な効果を奏する。
なお、表示手段4に、パラメータ(x)およびパラメータ(y)から構成されるグラフ表示を主な状態表示として表示し、パラメータ(x)もしくはパラメータ(y)のいずれか一方、あるいは両方をのぞくパラメータの対から構成されるグラフを副の状態表示として併せて表示することもできる。
また、このように、表示手段4に、複数のグラフを表示する場合、グラフ間でパラメータを共有してもよく、それぞれが異なるパラメータを用いてもよい。
さらに、図1に示した、グラフを表示する表示手段4に加えて、LED等の発光デバイスやスピーカ等の音響デバイスを第2の表示手段5として併設してもよい。例えば、第2の表示手段5をスピーカとし、蓄電池6の状態を電子音声で出力することができる。また、電池要交換等、蓄電池6の状態が、急ぎ対処すべきときにある場合は、第2の表示手段5として、赤色LEDの点滅等で、点検者やユーザに対して表示手段4の表示の確認を促すことも可能であり、好ましい。
なお、本発明の状態検知装置1における、パラメータ取得手段2、第1の記憶手段3、表示手段4および第2の表示手段5は、蓄電池6よりの電力によって駆動するものであってよいが、表示手段4を駆動するに必要な電力が、蓄電池6の容量に対して大きく、蓄電池6の無視できない容量低下をもたらす場合には、表示手段4を外部電源によって駆動してもよい。
また、状態表示装置1を蓄電池6内に内蔵した構成としてもよい。
また、表示手段4での表示実行を指示する手法として、状態検知装置1に設けたスイッチを操作することによるものであってよいが、例えば、エンジン始動時の蓄電池6の電圧降下(△V)を検知して際に状態表示を実行する形態を採用できる。このような構成によれば、スイッチを用いる必要がないことから、状態検知装置1の信頼性の面で好ましい。
なお、状態表示装置1におけるパラメータ取得手段2や第1の記憶手段3は、アナログ・デジタルコンバータ、マイクロコンピュータおよびこれらに電源を供給するための安定化電源回路で構成すればよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態による蓄電池6の状態表示装置10は、前記した第1の実施形態による状態表示装置1に以下の構成を付加したものである。すなわち、図5に示したように、パラメータ取得手段2と第1の記憶手段3は第1の構造体11に収納された構成を有する。
一方、表示手段4は第1の構造体11とは別体の第2の構造体12に収納され、第1の構造体11に第1の記憶手段3に記憶された情報を電磁波信号として変調して出力する送信手段7を有する。なお、第1の構造体11には、第1の実施形態で述べたところの第2の表示手段5を設けてもよい。
そして第2の構造体12に、前記した電磁波信号を受信してパラメータの履歴データに復調する受信手段8と、これら履歴データを記憶する第2の記憶手段9を有する。そして、第2の記憶手段9に記憶されたパラメータに基いて、表示手段4に蓄電池6の状態を表示する。なお、表示の形態は、第1の実施形態で開示した構成を適用する。
電磁波信号としては、赤外光から可視光といった、光信号あるいは、超短波あるいは極超短波の電波信号であってよい。
第2の実施形態は、第1の構造体11と第1の表示手段4を含む第2の構造体12とが別体であるので、第1の表示手段4を蓄電池6に近接して常時配置できない場合に好適であり、第1の構造体を蓄電池6に内蔵させる、あるいは蓄電池6もしくは蓄電池6に近接した場所、例えば蓄電池6の断熱カバー(図示せず)に設置する。蓄電池6の点検時に、第2の構造体12の受信手段8を第1の構造体から送信される電磁波信号を受信可能な位置に近接させればよい。
第2の実施形態においては、第1の構造体11へ蓄電池6から電力が供給される。なお、エンジン車両に状態表示装置10を適用する場合、第1の構造体11への電力供給は、車両の発電装置および蓄電池6のいずれか一方、もしくは両方から行なえばよい。
表示手段4での表示開始の制御形態としては、第1の実施形態において記載したように、例えば、エンジン始動時の電圧低下を検出時に、送信手段7から蓄電池6の状態を示す信号を電磁波信号として送信させることが好ましい。
また、本発明の第2の実施形態をエンジン車両に適用する場合、車室内に配置したディスプレイ装置を表示手段4として利用可能である。例えば、カーナビゲーションシステムのディスプレイを表示手段4として用いることができる。カーナビゲーションシステム本体には、受信手段8と第2の記憶手段9を内蔵する。このような場合、第1の構造体11と第2の構造体12として用いるカーナビゲーションシステム間の通信は、例えば、ブルートゥース(登録商標)で規定された通信仕様にしたがい、2.4GHz帯(極超短波帯)での通信によって蓄電池6の状態をカーナビゲーションシステムに送信することができる。
本発明の第2の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、表示手段4を蓄電池6から離間した位置に配置することができるので、表示手段4における表示サイズ(例えば、LCDパネルやプリンタ出力にて表示する場合には、当該パネルのインチ数や、プリンタ出力紙のサイズ)の制約が少なくなるため、好ましい。
本発明は、エンジン始動用の蓄電池に適用でき、通常の車両用蓄電池や、建設機械、農機用の蓄電池等、エンジンを使用する様々な機器用に適用できる。
1 状態表示装置
2 パラメータ取得手段
3 第1の記憶手段
4 表示手段
5 第2の表示手段
6 蓄電池
7 送信手段
8 受信手段
9 第2の記憶手段
10 状態表示装置
11 第1の構造体
12 第2の構造体
20 グラフ
21 区画線
22 横軸
22a 横軸注釈
23 縦軸
23b 縦軸注釈
24 第1領域
24a 注釈
25 第2領域
25a 注釈
26 第3領域
26a 注釈
27 第4領域
27a 注釈
28 座標点列
28a 座標点
28b 不連続座標点
28c 補間線プロット

Claims (3)

  1. エンジン始動用の蓄電池の状態表示装置であって、
    前記蓄電池の状態に関連する互いに異なる複数のパラメータを計測するパラメータ取得手段と、
    前記パラメータの履歴を記憶する第1の記憶手段と、
    前記パラメータに基いて前記蓄電池の状態を表示する表示手段を有し、
    前記表示手段において、
    複数の前記パラメータから選択されるパラメータ(x)としてエンジン停止時の蓄電池電圧(Vs)を横軸もしくは縦軸のいずれか一方の座標軸とするとともに、
    パラメータ(y)として前記蓄電池のエンジン始動時における電圧降下(△V)あるいは前記蓄電池の使用頻度(P)を他の一方の座標軸として、これら2つの前記座標軸で形成されたグラフを表示し、前記グラフは前記蓄電池の状態に応じた領域に区画され、
    前記パラメータ(x)と前記パラメータ(y)で規定される座標点の時系列的な変化を、前記グラフ上に表示することを特徴とするエンジン始動用の蓄電池の状態表示装置。
  2. 前記パラメータ取得手段と前記第1の記憶手段は第1の構造体に収納され、
    前記表示手段は前記第1の構造体とは別体の第2の構造体に収納され、
    前記第1の構造体に前記第1の記憶手段に記憶された情報を電磁波信号として変調して出力する送信手段を有し、
    前記第2の構造体に、前記電磁波信号を受信して前記パラメータの履歴データに復調する受信手段と、これら履歴データを記憶する第2の記憶手段を有し、
    前記第2の記憶手段に記憶された前記パラメータに基いて、前記表示手段に前記蓄電池の状態を表示する請求項1に記載のエンジン始動用の蓄電池の状態表示装置。
  3. 前記第1の構造体に前記パラメータに基いて、前記蓄電池の状態を可視光を発する発光デバイスで表示する第2の表示手段を備えた請求項1もしくは2に記載のエンジン始動用の蓄電池の状態表示装置。
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