JP5359335B2 - 車両のクラッチ制御装置 - Google Patents
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Description
急加速時、あるいは低μ路での加速時などにおいて、駆動輪スリップが生じた場合、駆動輪速度が、従動輪速度に対し、スリップ判定速度閾値Vth以上大きな値になるか、あるいは、スリップ判定加速度閾値ath以上となると、ステップS1→S2の処理が成される。そして、駆動輪の加速度が一定でなく、かつ、トルク抑制制御により駆動輪加速度を一定に制御できないと判定された場合、ステップS2→S3→S5の処理に基づいて、変速が禁止される。
a)統合コントローラ14は、左右駆動輪LT,RTの回転数変化が不安定な変速制限状態となった場合には、変速を禁止するようにした。よって、左右駆動輪LT,RTの回転数変化が不安定になって、ドグクラッチ構造の第2クラッチCL2の入力側部材101と出力側部材102とが回転速度不一致状態で噛合されるのが制限され、ギヤ鳴りやギヤの破損やショックなどの発生を抑制できる。
以下に、他の実施例について説明するが、これら他の実施例は、実施例1の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、実施例1あるいは他の実施例と共通する構成については共通する符号を付けることで説明を省略する。
実施例2では、図12に示すように、締結時間演算部201、許容差回転加速度演算部202、変速許可判断部203、を備えている。
締結時間Tc
=制御サンプリング時間+電気的遅れ時間+機械的応答遅れ時間 ・・・(1)
なお、機械的な応答遅れ時間は、温度などによって変動するため、温度を入力とするマップを用いて、締結時間Tcを演算するようにしている。
許容差回転加速度=(クラッチ許容差回転)/締結時間Tc ・・・(2)
変速許可判断部203は、許容差回転加速度演算部202で演算した許容差回転加速度と、実際の第2クラッチCL2の入力側部材101と出力側部材102との差回転加速度とを比較し、実際の駆動輪加速度が、許容差回転加速度以下であれば変速を許可する。すなわち、変速許可判断部203では、第2クラッチCL2の入力側の回転数(モータ回転数)と、出力側の回転数(駆動輪速)とを入力し、差回転加速度を演算する。
以上のように、実施例2では、左右駆動輪LT,RTの回転速度変化が、変速を禁止する状態であっても、ドグクラッチ式の第2クラッチCL2における実際の差回転加速度が、許容差回転加速度内であれば、変速禁止をキャンセルするようにした。
7 第2クラッチ出力回転数センサ(車両状態検出手段)
10 アクセルセンサ(車両状態検出手段)
11 エンジン回転数センサ(車両状態検出手段)
12 クラッチ油温センサ(車両状態検出手段)
13 ストローク位置センサ(車両状態検出手段)
14 統合コントローラ(制御手段)
22 ブレーキセンサ(車両状態検出手段)
23 パーキングブレーキセンサ(車両状態検出手段)
30 車速センサ(車両状態検出手段)
31 車輪速センサ(車両状態検出手段)
32 ブレーキセンサ(車両状態検出手段)
33 パーキングブレーキセンサ(車両状態検出手段)
101 入力側部材
102 出力側部材
AT 自動変速機
ath スリップ判定加速度閾値
CL2 第2クラッチ(ドグクラッチ)
Eng エンジン(駆動源)
LT 左駆動輪
RT 右駆動輪
MG モータジェネレータ(駆動源)
MO モータ(駆動源)
Vth スリップ判定速度閾値
Claims (6)
- 駆動輪に駆動力を与える駆動源と、
この駆動源と前記駆動輪との間に介在されて、前記駆動源から伝達される回転数を変速させて前記駆動輪へ伝達する変速機と、
この変速機と前記駆動源との間に設けられ、駆動力を伝達する噛合状態と、駆動力を伝達しない切断状態とに切換可能なドグクラッチと、
前記駆動輪の回転速度を含む車両状態を検出する車両状態検出手段と、
この車両状態検出手段が検出する車両状態に応じて、前記変速機の変速を制御するとともに、前記変速機の変速中は、前記ドグクラッチを前記切断状態とするとともに、変速終了後に、前記噛合状態とする制御手段と、
を備えた車両のクラッチ制御装置であって、
前記制御手段は、
前記駆動輪の回転速度の変化が、駆動輪スリップが生じている状態を含み前記ドグクラッチの入力側と出力側との回転速度不一致が生じ得るあらかじめ設定された変速制限状態である場合は、変速を制限する変速制限判定処理を実行し、
かつ、前記駆動輪スリップが生じた場合、駆動輪スリップを抑制するトルク抑制制御を実行し、
さらに、前記変速制限判定処理では、前記駆動輪スリップが生じたときに、前記トルク抑制制御により、前記駆動輪スリップが前記変速制限状態に該当しない状態に移行可能と判定した場合は、前記変速制限をキャンセルすることを特徴とする車両のクラッチ制御装置。 - 前記変速制限判定処理では、前記変速制限状態を示す駆動輪スリップが生じた状態において、駆動輪加速度が略一定の場合は、変速制限をキャンセルすることを特徴とする請求項1に記載の車両のクラッチ制御装置。
- 駆動輪に駆動力を与える駆動源と、
この駆動源と前記駆動輪との間に介在されて、前記駆動源から伝達される回転数を変速させて前記駆動輪へ伝達する変速機と、
この変速機と前記駆動源との間に設けられ、駆動力を伝達する噛合状態と、駆動力を伝達しない切断状態とに切換可能なドグクラッチと、
前記駆動輪の回転速度を含む車両状態を検出する車両状態検出手段と、
この車両状態検出手段が検出する車両状態に応じて、前記変速機の変速を制御するとともに、前記変速機の変速中は、前記ドグクラッチを前記切断状態とするとともに、変速終了後に、前記噛合状態とする制御手段と、
を備えた車両のクラッチ制御装置であって、
前記制御手段は、前記駆動輪の回転速度の変化が、悪路など路面に凹凸のある非安定路面走行状態を含み前記ドグクラッチの入力側と出力側との回転速度不一致が生じ得るあらかじめ設定された変速制限状態である場合は、変速を制限する変速制限判定処理を実行し、
前記変速制限判定処理では、前記駆動輪の加速度が、あらかじめ設定されたハンチング閾値を超えた場合に、前記非安定路面走行と判定することを特徴とする車両のクラッチ制御装置。 - 駆動輪に駆動力を与える駆動源と、
この駆動源と前記駆動輪との間に介在されて、前記駆動源から伝達される回転数を変速させて前記駆動輪へ伝達する変速機と、
この変速機と前記駆動源との間に設けられ、駆動力を伝達する噛合状態と、駆動力を伝達しない切断状態とに切換可能なドグクラッチと、
前記駆動輪の回転速度を含む車両状態を検出する車両状態検出手段と、
この車両状態検出手段が検出する車両状態に応じて、前記変速機の変速を制御するとともに、前記変速機の変速中は、前記ドグクラッチを前記切断状態とするとともに、変速終了後に、前記噛合状態とする制御手段と、
を備えた車両のクラッチ制御装置であって、
前記変速機は、相対的に変速比が大きな低ギヤ段と、相対的に変速比が小さな高ギヤ段と、を備え、
前記制御手段は、前記駆動輪の回転速度の変化が、前記ドグクラッチの入力側と出力側との回転速度不一致が生じ得るあらかじめ設定された変速制限状態である場合は、変速を制限する変速制限判定処理を実行し、
前記変速制限判定処理では、前記変速制限時に、前記変速機が低ギヤ段である場合、前記低ギヤ段での許容速度範囲内に速度を制限する速度制限処理を実行することを特徴とする車両のクラッチ制御装置。 - 駆動輪に駆動力を与える駆動源と、
この駆動源と前記駆動輪との間に介在されて、前記駆動源から伝達される回転数を変速させて前記駆動輪へ伝達する変速機と、
この変速機と前記駆動源との間に設けられ、駆動力を伝達する噛合状態と、駆動力を伝達しない切断状態とに切換可能なドグクラッチと、
前記駆動輪の回転速度を含む車両状態を検出する車両状態検出手段と、
この車両状態検出手段が検出する車両状態に応じて、前記変速機の変速を制御するとともに、前記変速機の変速中は、前記ドグクラッチを前記切断状態とするとともに、変速終了後に、前記噛合状態とする制御手段と、
を備えた車両のクラッチ制御装置であって、
前記制御手段は、前記駆動輪の回転速度の変化が、前記ドグクラッチの入力側と出力側との回転速度不一致が生じ得るあらかじめ設定された変速制限状態である場合は、変速を制限する変速制限判定処理を実行し、
前記変速制限判定処理において、変速制限判定時に、前記ドグクラッチの締結指令から実際に締結するまでに要する締結時間を演算し、前記締結時間に基づいて、前記入力側部材と前記出力側部材との、許容差回転内で締結可能な駆動輪加速度である許容差回転加速度を演算し、実際の駆動輪加速度が前記許容差回転加速度以下であれば、変速を許可する変速禁止緩和処理を実行することを特徴とする車両のクラッチ制御装置。 - 前記変速制限判定処理では、前記変速制限状態として、制動実行状態が含まれることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の車両のクラッチ制御装置。
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