JP5358383B2 - 変位センサ - Google Patents

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Description

本発明は、変位センサに関するものである。
従来、三角測量の原理を用いて対象物の変位や対象物の表面形状等を測定するための変位センサが知られている(例えば特許文献1参照)。この変位センサは、投光部から投光した光を対象物に照射させ、その対象物からの反射光をイメージセンサにて受光し、そのイメージセンサの各画素における受光量から受光中心位置を検出し、その受光中心位置に基づいて対象物の変位などを測定する。
具体的には、例えば図9の実線で示すようにイメージセンサの各画素の受光量(受光信号レベル)が順次読み出されるときに、各画素の受光信号レベルと予め設定されたしきい値とを比較し、受光信号レベルがしきい値以上となる画素範囲(ハッチング参照)を演算範囲に設定する。そして、この設定した演算範囲にて受光信号レベル分布(受光波形)のピーク位置又は重心位置を求め、その求めた位置を上記受光中心位置として検出する。
このような受光中心位置の検出方法では、予め設定されたしきい値との比較によって演算範囲を設定するようにしたため、受光信号レベルを読み出しつつ演算範囲を設定することができる。このため、受光波形のピーク位置又は重心位置を高速に算出することができ、ひいては受光中心位置を高速に検出することができる。また、演算範囲が所定範囲に制限されるため、受光波形のピーク位置又は重心位置を算出するための演算負荷を軽減することができる。
特開2002−286425号公報
ところで、上記受光波形(各画素の受光信号レベル)は、投光部から出射される光の光量が一定であったとしても対象物の表面(被照射面)の状態によって変化する。例えば対象物の表面が白色等の反射率の高い面の場合は図9の実線で示すように受光信号レベルが高くなる一方で、対象物の表面が黒色等の反射率の低い面の場合は図9の一点鎖線で示すように受光信号レベルが低くなる。このように受光信号レベルに差が生じる対象物を測定対象とする場合には、上述したような予め設定した固定のしきい値では上記演算範囲を設定できなくなる場合がある。すなわち、図9の一点鎖線で示す受光波形のように各画素の受光信号レベルが極端に低くなり、受光波形のピーク値が上記しきい値よりも低くなると、しきい値以上の画素が存在しないため、上記演算範囲を設定することができない。このため、このような場合には受光波形のピーク位置又は重心位置を算出することができなくなり問題である。なお、測定対象の対象物の種類に応じてユーザがしきい値を変更することにより上記問題を回避することも可能であるが、このような変更作業はユーザ(とくに、不慣れなユーザ)にとっては判断が難しく煩雑である。
そこで、受光中心位置を検出するための別の方法として、読み出されたイメージセンサの各画素の受光信号レベルを比較して受光波形における受光信号レベルのピーク値を検出し、そのピーク値に基づいてしきい値を設定して演算範囲を設定する方法が考えられる。この方法では、受光信号レベルが上記設定されたしきい値以上となる範囲を演算範囲に設定し、その演算範囲にて受光波形の重心位置を求め、その求めた位置を上記受光中心位置として検出する。この方法によれば、実際の受光信号レベルに応じてしきい値が設定されるため、対象物の表面の状態に関係なく最適な演算範囲を設定することができる。このため、受光波形の重心位置を高精度に算出することができ、ひいては受光中心位置を高精度に検出することができる。
しかし、この方法では、各画素の受光信号レベルをすべて読み出さなければ受光波形のピーク値を検出することができないため、各画素の受光信号レベルをすべて読み出した後でなければ上記しきい値及び上記演算範囲を設定することができない。したがって、リアルタイムに変位量計算(受光中心位置の検出)を行うような高速処理の場合にはこの方法を適用することはできない。
このように、上記受光中心位置の検出方法における高速処理と高精度処理とは、いわゆるトレードオフの関係にあり、いずれかに関して所望とする条件を満たそうとすれば、他方の条件がより低いものにならざるを得ない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、高速、且つ高精度に受光中心位置を検出可能な変位センサを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、対象物に光を照射する投光手段と、一列状に配置された画素群を含み一次元又は二次元状に配置された複数の画素を備え、前記対象物からの反射光を受光して受光量に応じた受光信号を出力する撮像素子と、前記受光信号に基づいて一列状に配置された画素群上の受光中心位置を検出する受光位置検出手段とを備え、前記受光中心位置に基づいて前記対象物の測定を行う変位センサであって、前記各画素の前記受光信号を順次読み込むごとに、画素間の受光信号の変化量を測定する動作を前記一列状に配置された画素群の各受光信号に対して繰り返し行う変化量測定手段と、前記変化量測定手段で測定された変化量が所定値に達したときの画素の受光信号のレベルをしきい値に設定するしきい値設定手段とを有し、前記受光信号を順次読み込むごとに、前記受光信号レベルと前記しきい値を比較し、前記受光信号のレベルが前記しきい値以上となる画素を所定の画素範囲に設定する範囲設定手段を備え、前記受光位置検出手段は、前記所定の画素範囲内の前記受光信号からそのピーク位置又は重心位置を求めて前記受光中心位置として検出することをその要旨とする。
この構成によれば、受光信号の変化量が所定値に達したときの画素の受光信号のレベルをしきい値に設定するようにしたため、受光信号のレベルの大小による影響を低減した上でしきい値を設定することができる。これにより、順次読み込まれる受光信号のレベルに適したしきい値を設定することができる。そして、そのしきい値以上となる画素範囲にてピーク位置又は重心位置を求めるようにした。このため、ピーク位置又は重心位置を高精度に求めることができ、ひいては受光中心位置を高精度に検出することができる。
さらに、上述のようにしきい値を設定した後、順次読み込まれる受光信号のレベルがしきい値以上であるかを判定することによって所定の画素範囲を設定することができる。このため、受光信号のレベルを読み込みながら、所定の画素範囲を設定することができるため、所定の画素範囲を高速に設定することができる。したがって、ピーク位置又は重心位置を高速、且つ高精度に求めることができ、ひいては受光中心位置を高速、且つ高精度に検出することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の変位センサにおいて、前記変化量測定手段は、前記受光信号を二次微分して二次微分信号を生成し、前記しきい値設定手段は、前記二次微分信号が正値から負値に変化するゼロクロスするときの画素の受光信号のレベルを前記しきい値として設定することをその要旨とする。
これにより、二次微分信号が正値から負値に変化するゼロクロス点における画素の受光信号のレベルがしきい値に設定される。ここで、上記ゼロクロス点は、受光信号のレベルの立ち上がり時に発生し、且つ受光信号のレベルの大小に関わらず発生する。このため、このゼロクロス点における画素の受光信号のレベルをしきい値に設定することにより、受光信号のレベルの大小による影響を好適に低減した上で、順次読み込まれる受光信号のレベルに適したしきい値を設定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の変位センサにおいて、前記変化量測定手段は、前記受光信号を一次微分して一次微分信号を生成し、前記しきい値設定手段は、前記一次微分信号のレベルが一旦上昇した後に下降し始めたときの画素の受光信号のレベルを前記しきい値に設定することをその要旨とする。
これにより、一次微分信号のレベルが一旦上昇した後に下降し始めたときの画素の受光信号のレベルがしきい値に設定される。ここで、上記一次微分信号の変化点は、受光信号のレベルの立ち上がり時に発生し、且つ受光信号のレベルの大小に関わらず発生する。このため、この一次微分信号の変化点における画素の受光信号のレベルをしきい値に設定することにより、受光信号のレベルの大小による影響を好適に低減した上で、順次読み込まれる受光信号のレベルに適したしきい値を設定することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の変位センサにおいて、前記しきい値の設定後に、該しきい値の設定された画素群の受光信号に対する、前記変化量測定手段による微分演算を停止させる制御手段を備えることをその要旨とする。これにより、変化量測定手段による微分演算にかかる演算負荷を軽減することができる。
請求項5に記載の発明は、前記範囲設定手段で設定された前記所定の画素範囲の画素数を計測する計測手段と、前記計測手段で計測された画素数が所定範囲外となる場合に、前記範囲設定手段に前記所定の画素範囲の再設定を行わせる制御手段とを備えることをその要旨とする。
これにより、所定の画素範囲内の画素数が所定範囲外となる場合に、所定の画素範囲を再設定することができる。したがって、例えばノイズなどによって所定の画素範囲が設定された場合に、所定の画素範囲を設定し直すことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の変位センサにおいて、前記撮像素子は、前記一列状に配置された画素群を含み二次元状に配置された複数の画素を備えて構成され、前記変化量測定手段は、前記撮像素子の各一列ごとに、前記変化量を測定するよう構成され、前記しきい値設定手段は、前記撮像素子の各一列ごとに、前記しきい値の設定を行うよう構成され、前記範囲設定手段は、前記撮像素子の各一列ごとに、前記所定の画素範囲を設定するよう構成され、前記受光位置検出手段は、前記撮像素子の各一列ごとに、前記受光中心位置の検出を行うことをその要旨とする。
これにより、撮像素子の各一列ごとに、変化量の測定、しきい値の設定、及び所定の画素範囲の設定を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の変位センサにおいて、前記撮像素子の各列ごとに設定された前記所定の画素範囲の画素数が所定レベル画素数以上異なる場合に、前記範囲設定手段に前記所定の画素範囲の再設定を行わせる制御手段を備えることをその要旨とする。
これにより、撮像素子の各列ごとに設定された所定の画素範囲の画素数が所定レベル画素数以上異なる場合に、所定の画素範囲を設定し直すことができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の変位センサにおいて、前記受光位置検出手段は、前記所定の画素範囲内の前記受光信号の読み取りが終了した後、直ちに、前記所定の画素範囲内の前記受光信号からそのピーク位置又は重心位置を求めて前記受光中心位置として検出することをその要旨とする。
これにより、所定の画素範囲設定後、直ちに、ピーク位置又は重心位置を求めて受光中心位置として検出することができるため、受光中心位置の検出速度を向上させることができる。
本発明によれば、高速、且つ高精度に受光中心位置を検出することができる。
本実施形態における変位センサの電気的構成を示すブロック図である。 変位センサの一部を示す概略構成図である。 変位センサの一部を示す斜視図である。 走査線と受光像との関係を示す模式図である。 受光中心位置の検出処理を示すフローチャートである。 (a)〜(c)は、受光中心位置の検出処理を説明するための波形図である。 (a)、(b)は、受光中心位置の検出処理を説明するためのシミュレーション結果である。 変形例の受光中心位置の検出処理を説明するための波形図である。 従来の受光中心位置の検出処理を説明するための波形図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。なお、図1は本実施形態の変位センサ10の電気的構成を示すブロック図であり、図2は変位センサ10の一部を示す概略構成図であり、図3は変位センサ10の一部を示す斜視図である。
図2に示すように、変位センサ10は、レーザ光源11及び二次元CCD14を備えている。この変位センサ10は、レーザ光源11から出射された光を挿通板12のスリット12Aを通過させて線状にし、その線状の光を対象物Wの表面に照射させ、その対象物Wからの反射光を二次元CCD14の撮像面14A上にて受光する。このとき、撮像面14A上に形成される受光像(受光中心位置)は、変位センサ10と対象物の表面(被照射面)までの距離に応じて変化するため、対象物Wの表面の形状に応じて変化する。例えば対象物Wの表面が平坦である場合には、撮像面14A上に形成される受光像は上記スリット12Aの開口形状と同じ形状(例えば直線状)になる。また、図3に示すように対象物Wの表面が凹凸状である場合には、撮像面14A上に形成される受光像も凹凸形状となる。このため、撮像面14A上に形成される受光像(受光中心位置)に基づいて対象物Wの表面形状等を測定することができる。
なお、本実施形態の対象物Wは、反射率が互いに異なる複数の部分を有し、反射率が不均一なものである。具体的には、対象物Wは、低反射率の材料(例えば黒色樹脂)からなり上面に開口部W1A(図2参照)が形成された本体部W1と、高反射率の材料(例えばアルミなどの金属)からなり上記開口部W1Aを塞ぐための蓋部W2とを有する。
次に、変位センサ10の電気的構成を図1にしたがって説明する。
図1に示すように、変位センサ10は、レーザ光源11と、挿通板12と、レーザ駆動回路13と、二次元CCD14と、CCD駆動回路15と、当該変位センサ10全体を制御する制御部16と、データ処理部17と、メモリ18とを備える。
レーザ光源11は、制御部16によって駆動制御されるレーザ駆動回路13から供給される駆動電流に基づいて、レーザ光を対象物Wに投光(照射)する。この対象物Wからの反射光は、二次元CCD14の撮像面14A上に入射される。なお、撮像面14Aは、図4に示すように行列状に配置された複数の画素(受光素子:黒丸参照)によって構成されている。そして、二次元CCD14は、撮像面14Aの各画素に入射(受光)された光を、その受光量に応じたレベルの電気信号(受光信号)に変換してCCD駆動回路15に出力する。このCCD駆動回路15は、撮像面14A上に形成される線状の受光像の厚み方向に沿った走査線L(図4参照)毎に上記受光信号を順次読み取り、その受光信号を制御部16に出力する。これにより、制御部16は、図6(a)に示すような一次元の受光量分布に相当する時系列の受光信号(受光波形)を走査線L毎に得る。なお、走査線L上の画素は、レーザ光源11から投光されるレーザ光(対象物Wからの反射光)が移動する方向に沿って一列状に配置された画素群によって構成されている。
この制御部16は、CCD駆動回路15からの受光信号に基づいて、走査線L毎に受光中心位置を検出して対象物Wの表面形状を測定する。詳述すると、上記二次元CCD14の撮像面14Aにおける反射光の受光中心位置は変位センサ10から対象物Wの表面までの距離に応じて変化し、これに伴って上記受光中心位置に対応する受光波形の重心位置も変化する。そこで、制御部16は、走査線L毎に読み取られた受光信号に基づいて、図6(a)に示すような受光波形における重心位置を算出し、その算出した重心位置を該当走査線Lの受光中心位置として検出する。そして、制御部16は、このような各走査線L上における受光中心位置を検出する処理を各走査線Lについてそれぞれ行う。これにより、図4に示すような線状の受光像を得ることができ、光が照射された部位の表面形状や高低差等を測定することができる。さらに、制御部16は、当該変位センサ10と対象物Wとを相対的に移動させつつ同様の表面形状測定を各部位に対して行うことにより、対象物W全体の表面形状についても測定することが可能である。
なお、データ処理部17は、有線又は無線により当該変位センサ10に接続される外部機器との間でデータの双方向通信が可能になっている。
次に、各走査線Lにおける受光中心位置の検出処理を図5及び図6にしたがって説明する。図5は受光中心位置の検出処理を示すフローチャートであり、図6は受光中心位置の検出処理を説明するための波形図である。なお、図6において、縦軸及び横軸は、説明を簡潔にするため、適宜拡大、縮小して示している。
図5に示すステップS1において、制御部16は、レーザ駆動回路13を通じて駆動電流をレーザ光源11に供給し、そのレーザ光源11からレーザ光を対象物Wに向けて投光させる。すると、この対象物Wからの反射光が二次元CCD14の撮像面14A上に受光され、その撮像面14A上に線状の受光像が形成される。続いて、制御部16は、二次元CCD14から走査線L毎に出力される受光信号をCCD駆動回路15に読み取らせる(ステップS2)。すると、図6(a)に示すような受光波形(受光信号レベル分布)が走査線L毎に得られる。
ここで、上述したように対象物Wは反射率が不均一であるため、走査線Lの位置によって受光信号レベルの大きさが異なる。すなわち、低反射率の本体部W1に対応する走査線Lでは図6(a)の実線で示すように各画素の受光信号レベルが低くなり、高反射率の蓋部W2に対応する走査線Lでは図6(a)の一点鎖線で示すように各画素の受光信号レベルが高くなる。このため、従来のように固定のしきい値に基づいて重心演算のための演算範囲を設定する場合には、低反射率の本体部W1に対応する走査線Lにおける受光中心位置を検出できないという問題が発生し得る。そこで、本実施形態の制御部16は、上記問題を解消するように以下のステップS3〜S5の処理によって重心演算のための演算範囲を設定するようにした。なお、ここでは、低反射率の本体部W1に対応する走査線Lにおける受光波形(実線の波形)を例にして説明する。
図5に示すステップS3において、制御部16(変化量測定手段)は、CCD駆動回路15から走査線L毎に順次入力される受光信号(図6(a)の実線参照)を時間で二次微分し、図6(c)に示すような二次微分信号を生成する。制御部16は、各画素の受光信号が入力されるごとに、上記二次微分信号の生成を走査線L上の画素の各受光信号に対して繰り返し行う。なお、図6(b)は、受光信号を時間で一次微分した一次微分信号を示したものである。このときの一次微分信号は、単位時間(所定時間)あたりの受光信号の変化量を表し、二次微分信号は、単位時間あたりの一次微分信号の変化量を表わしている。
続いて、制御部16(しきい値設定手段)は、図6に示すように、二次微分信号が最初に正値から負値に変化するゼロクロス点C1を検出し、そのゼロクロス点C1における画素Aの受光信号レベルをしきい値Dに設定する(図5のステップS4)。
次に、制御部16(演算範囲設定手段)は、受光信号レベルがしきい値D以上となる画素範囲(図6(a)のハッチング参照)を、受光波形の重心位置を算出する重心演算を実施する演算範囲に設定する(ステップS5)。具体的には、制御部16は、しきい値Dに設定された画素Aを演算範囲の開始点とし、その後順次入力される受光信号レベルとしきい値Dとを比較し、受光信号レベルがしきい値Dよりも低くなる画素B1を演算範囲の終了点とする。すなわち、本例では、画素Aから画素B1までの画素範囲が演算範囲に設定される。
次いで、制御部16(受光位置検出手段)は、上記演算範囲に設定された画素範囲の受光信号に対して重心演算を行って、その画素範囲の重心位置、すなわち受光波形の重心位置を算出し、算出した重心位置を受光中心位置として検出する(ステップS6)。
このように受光信号の二次微分信号が正値から負値に変化するゼロクロス点C1における画素Aの受光信号レベルをしきい値Dに設定したため、対象となる受光波形の受光信号レベルに適したしきい値Dを設定することができる。ここで、上記ゼロクロス点C1は、受光波形の立ち上がり時における変化量に応じて一旦上昇した一次微分信号が下降し始めるときに発生するものであり、受光信号レベルの大小に関わらず発生する。このようなゼロクロス点C1における画素Aの受光信号レベルをしきい値Dに設定することにより、受光波形の立ち上がり時における受光信号レベルをしきい値Dに設定することができる。このため、受光波形におけるピーク値よりも前にしきい値Dを設定でき、且つ上記ピーク値よりも低い受光信号レベルをしきい値Dに設定することができる。そして、このような受光波形に適したしきい値D以上の画素範囲を演算範囲に設定するようにしたため、受光信号レベルの大小の影響を受けることなく、受光波形に適した演算範囲を設定することができ、高精度に演算範囲を設定することができる。さらに、上述のように設定したしきい値Dと受光信号レベルとを比較することで演算範囲を設定するようにしたため、各画素の受光信号レベルを読み出しながら演算範囲を設定することができ、高速に演算範囲を設定することができる。したがって、この演算範囲にて重心演算を行うことにより、受光波形の重心位置を高速且つ高精度に算出でき、ひいては高速且つ高精度に受光重心位置を検出することができる。
そして、上述したステップS3〜S6の処理を走査線L毎に実行し、各走査線Lの受光中心位置を検出することにより、図4に示すような線状の受光像を得ることができ、対象物Wの表面形状を検出することができる。
ここで、受光信号の二次微分信号を利用して演算範囲を設定する方法としては以下のような方法も考えられる。すなわち、二次微分信号が正値から負値に変化するゼロクロス点C1における画素Aから、二次微分信号が負値から正値に変化するゼロクロス点C2における画素B2までの画素範囲を演算範囲に設定する方法である。このゼロクロス点C1,C2の画素A,B2を演算範囲に設定する方法であっても、図6に示すような理想的な受光波形であれば、演算範囲の終了点となる画素B2を上記画素B1と略同様の位置に設定することができる。このため、上記実施形態と略同様の演算範囲を設定することができる。
但し、図7(a)に示すように、実際の受光波形の場合には、外乱等のノイズの影響によって二次微分信号の変化が大きくなり、二次微分信号が正値から負値に変化するゼロクロス点と二次微分信号が負値から正値に変化するゼロクロス点が多数存在することがある(黒丸参照)。このような場合には、上記ゼロクロス点の画素を演算範囲に設定する方法では、複数の演算範囲(図7(a)のハッチング参照)が設定されることになる。このため、ここで設定された演算範囲に基づいて重心演算を実行すると、複数の重心位置が算出されることになり、受光中心位置の検出精度が低下する。
これに対して、図5のステップS3〜S5の処理によって演算範囲を設定する場合には、図7(b)に示すように、ノイズの影響によって受光波形が変動し、その受光波形の二次微分信号が大きく変動したとしても、その受光波形に適した演算範囲を設定することができる。詳述すると、二次微分信号が最初に正値から負値に変化するゼロクロス点C1における画素Aの受光信号レベルをしきい値に設定し、そのしきい値以上の画素範囲を演算範囲に設定するため、上記ゼロクロス点C1後の二次微分信号の変動による影響を受けない。このため、ノイズなどの影響を受けることなく、当該受光波形に適した演算範囲を設定することができる。これにより、受光波形の重心位置を精度良く算出することができ、ひいては受光中心位置を高精度に検出することができる。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)受光信号の二次微分信号が正値から負値に変化するゼロクロス点C1における画素Aの受光信号レベルをしきい値Dに設定し、そのしきい値D以上の画素範囲を演算範囲に設定するようにした。このように受光信号の変化量が所定値(ゼロクロス点C1)に達したときの受光信号レベルをしきい値Dに設定することにより、各画素の受光信号レベルの大小に関係なく、対象となる受光波形に適したしきい値Dを設定することができる。このため、受信演算のための演算範囲を高精度に設定することができる。また、受光信号レベルを読み出しながら演算範囲を設定することができるため、高速に演算範囲を設定することができる。したがって、高速、且つ高精度に受光波形の重心位置を算出することができ、ひいては受光中心位置を高速、且つ高精度に検出することができる。さらに、ユーザによるしきい値の設定変更等の煩雑な作業も必要ない。
(2)また、ゼロクロス点C1における画素Aの受光信号レベルをしきい値Dに設定し、そのしきい値D以上の画素範囲を演算範囲に設定したことにより、受光波形にノイズなどが乗っても、そのノイズの影響を受けることなく、受光波形に適した演算範囲を設定することができる。したがって、ノイズの影響を受けることなく、受光波形の重心位置及び受光中心位置を高精度に検出することができる。
(3)しきい値Dを設定する際に、二次微分信号が最初に正値から負値に変化するゼロクロス点C1を検出するようにした。このゼロクロス点C1は、図6(a)の実線や一点鎖線で示すような受光信号レベルのピーク値が存在する受光波形であれば必ず存在する。このため、このゼロクロス点C1における画素Aの受光信号レベルをしきい値Dに設定することにより、各画素の受光信号レベルの大小に関わらず、受光波形に適したしきい値Dを確実に設定することができる。
(4)重心演算を実施する演算範囲を所定範囲(受光信号レベルがしきい値D以上の画素範囲)に制限したため、重心演算にかかる演算負荷を軽減することができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、二次微分信号が最初に正値から負値に変化するゼロクロス点C1を検出し、そのゼロクロス点C1における画素Aの受光信号レベルをしきい値Dに設定するようにしたが、これに限定されない。すなわち、所定時間あたりの受光信号の変化量が所定値に達したときの画素の受光信号レベルをしきい値Dに設定する方法であれば、しきい値Dの設定方法を適宜変更してもよい。このように受光信号の変化量に基づき演算範囲を設定するようにすれば、受光信号レベルの大小による影響を低減することができるため、高精度に演算範囲を設定することができる。
・例えば図8に示すように、受光信号を一次微分した一次微分信号が一旦上昇した後に下降し始めたとき(点E1)の画素A1の受光信号レベルをしきい値Dに設定するようにしてもよい。
・また、受光信号の一次微分信号が予め設定された所定値F1以上になったとき(点E2)の画素A2の受光信号レベルをしきい値Dに設定するようにしてもよい。なお、所定値F1は、受光波形の立ち上がりを検出するのに十分な受光信号の変化量に対応した値に設定することが好ましい。
・また、受光信号の二次微分信号が一旦上昇した後に下降し始めたとき(点E3)の画素A3の受光信号レベルをしきい値Dに設定するようにしてもよい。
・あるいは、受光信号の二次微分信号が予め設定された所定値F2以上になったとき(点E4)の画素A4の受光信号レベルをしきい値Dに設定するようにしてもよい。なお、所定値F2は、受光波形の立ち上がりを検出するのに十分な一次微分信号(受光信号の変化量)の変化量に対応した値に設定することが好ましい。
・上記実施形態におけるステップS4において、制御部16(制御手段)は、しきい値Dを設定した後に、受光信号に対する微分演算を停止させるようにしてもよい。これにより、微分演算にかかる演算負荷を軽減することができ、ひいては受光中心位置を検出するための処理負荷を軽減することができる。
・上記実施形態におけるステップS5で演算範囲を設定後に、直ちに、その演算範囲内の画素の受光信号に基づいて重心演算を行うようにしてもよい。すなわち、演算範囲設定後に読み込まれる受光信号(図6(a)の例では、画素B1以降に読み込まれる画素の受光信号)を読み込む前に重心演算を開始するようにしてもよい。これによれば、走査線L上の全ての画素の受光信号を読み出してから重心演算を行う場合に比べて、受光中心位置の検出速度を向上させることができる。
・上記実施形態における制御部16(計測手段、制御手段)は、ステップS5で設定された演算範囲内の画素数を計測し、その計測した画素数が所定範囲外となる場合に、演算範囲の再設定を行うようにしてもよい。この場合には、ステップS4で設定したしきい値Dを再設定してから演算範囲の再設定を行うことが好ましい。例えば一旦設定された演算範囲内の画素数が所定範囲外である場合に、制御部16は、再度ステップS4でしきい値の設定を行う。すなわち、制御部16は、上記実施形態の例では、二次微分信号が正値から負値に変化するゼロクロス点を再度検出し、そのゼロクロス点における画素の受光信号レベルをしきい値に設定する。そして、制御部16は、その再設定したしきい値以上の画素範囲を演算範囲に設定する。これによれば、例えばノイズなどによって受光信号が変動し、それに伴って受光信号の変化量が所定値に達してしきい値及び演算範囲が設定された場合であっても、その設定された演算範囲内の画素数が所定範囲外であれば、再度演算範囲を設定し直すことができる。このため、上記所定範囲は、ノイズによって設定される演算範囲を除去できる画素数に設定されることが好ましい。また、上記構成によれば、演算範囲内の画素数が所定の画素数よりも多い(所定範囲外である)場合にも、再度演算範囲を設定し直すことができる。
・上記実施形態における制御部16(制御手段)は、各走査線Lごとに設定された演算範囲の画素数が所定レベル画素以上異なる場合に、演算範囲の再設定を行うようにしてもよい。例えば当該走査線Lで設定された演算範囲の画素数と、その隣接する走査線Lで設定された演算範囲の画素数とを比較して、それらの画素数の差が所定レベル画素以上である場合には、演算範囲の設定が異常であると判断し、再度演算範囲の設定を行うようにしてもよい。
・上記実施形態では、ステップS3〜S5で設定した演算範囲にて重心演算を行って、受光波形の重心位置を走査線L上の受光中心位置として検出したが、これに限定されない。例えば上記演算範囲内で受光信号レベルがピーク値となるピーク位置を走査線L上の受光中心位置として検出するようにしてもよい。また、上記演算範囲内の画素群の中心位置を走査線L上の受光中心位置として検出するようにしてもよい。
・上記実施形態では、二次元CCD14上での受光信号レベルに基づいて重心位置を検出するようにしたが、これに限定されない。例えば二次元CCD14上での受光信号レベルに所定のノイズ除去処理等を行って、得られたノイズ除去後の信号に対して上記ステップS3〜S6の処理を実行するようにしてもよい。
・上記実施形態では、挿通板12のスリット12Aを介して板状のレーザビームを出射することで、対象物Wの表面に線状に光を照射させる構成としたが、これに限定されない。例えば比較的細い光芒の光を対象物Wの表面に照射させつつ、その照射点を所定方向に移動させることで対象物Wの表面に線状に光を照射させる構成としてもよい。
・上記実施形態では、対象物Wの表面に線状の光を照射させる構成としたが、これに限定されない。例えば対象物Wの表面にスポット光を照射させる構成としてもよい。
・上記実施形態では、投光手段としてレーザ光源11を用いたが、他の投光手段を用いてもよい。
・上記実施形態では、撮像素子として二次元CCD14を用いたが、図6(a)のような受光波形が得られる素子であれば他の撮像素子に変更してもよい。例えば撮像素子として二次元CMOSを用いてもよい。
・上記実施形態では、撮像素子として二次元撮像素子(二次元CCD14)を備える変位センサ10に具体化したが、撮像素子として一次元撮像素子(例えば、一次元CCDや一次元CMOS)を備える変位センサに具体化してもよい。
・上記実施形態では、変位センサ10内の制御部16にて受光中心位置の検出処理を実行するようにしたが、これに限定されない。例えば変位センサ10にコントローラを接続し、そのコントローラ内で受光中心位置の検出処理を実行するようにしてもよい。
10…変位センサ、11…レーザ光源(投光手段)、12…二次元CCD(撮像素子)、16…制御部(受光位置検出手段、変化量測定手段、しきい値設定手段、範囲設定手段、計測手段、制御手段)。

Claims (8)

  1. 対象物に光を照射する投光手段と、
    一列状に配置された画素群を含み一次元又は二次元状に配置された複数の画素を備え、前記対象物からの反射光を受光して受光量に応じた受光信号を出力する撮像素子と、
    前記受光信号に基づいて一列状に配置された画素群上の受光中心位置を検出する受光位置検出手段とを備え、前記受光中心位置に基づいて前記対象物の測定を行う変位センサであって、
    前記各画素の前記受光信号を順次読み込むごとに、画素間の受光信号の変化量を測定する動作を前記一列状に配置された画素群の各受光信号に対して繰り返し行う変化量測定手段と、
    前記変化量測定手段で測定された変化量が所定値に達したときの画素の受光信号のレベルをしきい値に設定するしきい値設定手段とを有し、
    前記受光信号を順次読み込むごとに、前記受光信号のレベルと前記しきい値を比較し、前記受光信号のレベルが前記しきい値以上となる画素を所定の画素範囲に設定する範囲設定手段を備え、
    前記受光位置検出手段は、前記所定の画素範囲内の前記受光信号からそのピーク位置又は重心位置を求めて前記受光中心位置として検出することを特徴とする変位センサ。
  2. 請求項1に記載の変位センサにおいて、
    前記変化量測定手段は、前記受光信号を二次微分して二次微分信号を生成し、
    前記しきい値設定手段は、前記二次微分信号が正値から負値に変化するゼロクロスするときの画素の受光信号のレベルを前記しきい値として設定することを特徴とする変位センサ。
  3. 請求項1に記載の変位センサにおいて、
    前記変化量測定手段は、前記受光信号を一次微分して一次微分信号を生成し、
    前記しきい値設定手段は、前記一次微分信号のレベルが一旦上昇した後に下降し始めたときの画素の受光信号のレベルを前記しきい値に設定することを特徴とする変位センサ。
  4. 請求項2又は3に記載の変位センサにおいて、
    前記しきい値の設定後に、該しきい値の設定された画素群の受光信号に対する、前記変化量測定手段による微分演算を停止させる制御手段を備えることを特徴とする変位センサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の変位センサにおいて、
    前記範囲設定手段で設定された前記所定の画素範囲の画素数を計測する計測手段と、
    前記計測手段で計測された画素数が所定範囲外となる場合に、前記範囲設定手段に前記所定の画素範囲の再設定を行わせる制御手段とを備えることを特徴とする変位センサ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の変位センサにおいて、
    前記撮像素子は、前記一列状に配置された画素群を含み二次元状に配置された複数の画素を備えて構成され、
    前記変化量測定手段は、前記撮像素子の各一列ごとに、前記変化量を測定するよう構成され、
    前記しきい値設定手段は、前記撮像素子の各一列ごとに、前記しきい値の設定を行うよう構成され、
    前記範囲設定手段は、前記撮像素子の各一列ごとに、前記所定の画素範囲を設定するよう構成され、
    前記受光位置検出手段は、前記撮像素子の各一列ごとに、前記受光中心位置の検出を行うことを特徴とする変位センサ。
  7. 請求項6に記載の変位センサにおいて、
    前記撮像素子の各列ごとに設定された前記所定の画素範囲の画素数が所定レベル画素数以上異なる場合に、前記範囲設定手段に前記所定の画素範囲の再設定を行わせる制御手段を備えることを特徴とする変位センサ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の変位センサにおいて、
    前記受光位置検出手段は、前記所定の画素範囲内の前記受光信号の読み取りが終了した後、直ちに、前記所定の画素範囲内の前記受光信号からそのピーク位置又は重心位置を求めて前記受光中心位置として検出することを特徴とする変位センサ。
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