JP5357736B2 - 収納物保持構造 - Google Patents

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Description

本発明は外壁用役物に収納される収納物の保持構造に関する。
従来、例えば特許文献1に示される外壁用役物やカバーが知られており、これらは建物外壁に沿って設けられる竪樋を収納するために用いられる。
前記外壁用役物は長尺且つ断面略凹状の収納部を有している。該収納部は建物外壁に形成された屋外側に開口する縦溝部内に配設され、この収納部に端部が呼び樋や集水枡に接続された竪樋が収納される。この竪樋は建物外壁面の縦溝部に配設された収納部に収納されるので、竪樋の建物外壁面からの突出量を抑えて外観を向上できる。またカバーは外壁用役物の屋外側に取り付けられ、前記外壁用役物に収納された竪樋を覆い隠す。
特開2008−133605号公報
ところで前記収納部に収納される竪樋は、建物に設けられた呼び樋や集水枡に接続されることで保持される。このため収納部に収納された竪樋と外壁用役物に取り付けられたカバーとの位置が合わず、カバーが外壁用役物に収納された竪樋に当たってカバーが取り付けられないという事態が生じる恐れがある。無論、竪樋が屋外側にずれた位置に設けられることをある程度見越して、カバーが竪樋から屋外側に大きく離れた位置に配置されるようにすれば、カバーが竪樋に当たることは防止できるが、この場合はカバーの外壁面からの突出量が増して見栄えが良くない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、カバーを外壁用役物に収納された収納物に対して正確に位置合わせして取り付けることができ、カバーが収納物に当たって取り付けられなくなったりすることを防止でき、しかも見栄えの良い収納物保持構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の収納物保持構造は以下の構成を有する。建物外壁3に形成された屋外側に開口する縦溝部5内に外壁用役物1が有する長尺且つ断面略凹状の収納部9が配設される。収納部9に上下に長い収納物が収納されると共に該収納物が収納部9の内面に形成された保持部11で保持される。カバー2が外壁用役物1に形成された係合片部17に係合されることで、外壁用役物1の屋外側取り付けられ、該カバー2の屋内側の面が収納物に当接され、該カバー2で収納部9及び収納物の屋外側が覆われる。
この収納物保持構造にあっては、収納物がカバー2が取り付けられる外壁用役物1の収納部9の内面に形成された保持部11にて保持されるので、カバー2を収納物に対して正確に位置合わせして外壁用役物1に取り付けることができる。このためカバー2が収納物に当たって外壁用役物1に取り付けられない事態が生じることを防止できる。またカバー2を屋内側の収納物に近づけて外壁用役物1に取り付けることができるので、カバー2の屋外側への突出量を抑えることができ、見栄えが良い。さらにカバー2は収納物と保持部11を含む収納部9の屋外側を覆うことができ、この点でも外観を向上させることができる。
本発明にあっては、カバーを外壁用役物に収納された収納物に対して正確に位置合わせして取り付けることができ、カバーが収納物に当たって取り付けられなくなったりすることを防止でき、しかも外観を向上できる。
本発明の実施形態の外壁用役物及びカバーを用いて丸型竪樋を外壁に設けた状態を示す水平断面図である。 同上の一部図示を省略した斜視図である。 同上の外壁用役物にカバーを取り付ける前の状態を示す水平断面図である。 同上の外壁用役物及びカバーを用いて凹溝を有する角型竪樋を外壁に設けた状態を示す水平断面図である。 同上の一部図示を省略した斜視図である。 同上の外壁用役物及びカバーを用いて凹溝を有さない角型竪樋を外壁に設けた状態を示す水平断面図である。 同上の一部図示を省略した斜視図である。 本実施形態の外壁用役物に竪樋を収納保持したときに各弾性片部に作用する力を矢印で示した説明図であり、(a)は竪樋が丸型竪樋の場合であり、(b)は竪樋が角型竪樋の場合である。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。本実施形態の収納物保持構造では、図1乃至8に示される外壁用役物1と、外壁用役物1の屋外側に取り付けられるカバー2を用いて竪樋4を収納保持するものであり、つまり外壁用役物1に収納される収納物は竪樋4からなる。
外壁用役物1は、薄板鋼板による板金加工で連続的に一体形成された長尺物であり、建物外壁3に形成された屋外側に開口する縦溝部5に配設される。縦溝部5は、奥面が外壁本体6で構成され、両側の側面が、外壁本体6の屋外側に横方向に並設された胴縁7と、外壁本体6に胴縁7を介して横方向に並設された窯業系サイディング等の外装パネルからなる外装材8で構成されている。
外壁用役物1は幅方向を左右方向とすると左右対称の部材であって、断面略凹状且つ長尺で縦溝部5に屋外側に開口するよう配設される収納部9と、収納部9の幅方向両側の側片部14の屋外側縁から外側方に向けて突出する覆部10とを備えている。収納部9の厚み(屋内外方向の長さ)は縦溝部5の溝深さよりもやや大きく、また収納部9に配設される竪樋4の厚み(屋内外方向の長さ)よりも小さい。
収納部9の両側片部14には、収納部9に収納された竪樋4の外面に当接して竪樋4を保持する保持部11が形成されている。両保持部11は収納部9の屋外寄りの箇所に収納部9の長手方向に亘って形成されている。各保持部11は、収納部9の両側片部14に形成された内側方に突出する突出部12の先端に形成され、収納部9の幅方向外側に向かって突となる断面弧状に形成されている。各保持部11の弧の両側部分は突出部12より突出して先端が自由端となった弾性片部16で構成されている。
両保持部11の収納部9幅方向内側に臨む面13は互いに対向し、保持部11の長手方向で見て、曲率半径が図1等に示される丸型竪樋4aの外周面の曲率半径よりもわずかに小さくなっている。各保持部11の屋内外方向の長さは、図4に示される角型竪樋4bの外側面に形成された凹溝15の溝幅よりも長くなっている。収納部9の両側片部14の屋外側縁には、収納部9の幅方向内側に向かって突出する係合片部17が形成されている。
外壁用役物1は縦溝部5内に配置された収納部9の底部をねじ等の固着具を用いて外壁本体6に固着することで取り付けられる。この取付状態では、外壁用役物1の両側の覆部10が対応する外装材8の側端部の屋外側を覆う。各覆部10と外装材8の間はシール材等により防水がなされる。
外壁用役物1の収納部9に竪樋4を収納保持するには、両保持部11間に屋外側から弾性片部16を変形させながら竪樋4を挿入し、各保持部11の面13を竪樋4の側端部外面に当接する。これにより竪樋4は一部が収納部9よりも屋外側に突出した状態で収納部9に収納保持される。
収納部9には、左右幅が同じ複数種類の竪樋4、具体的には図1に示される丸型竪樋4a、図4に示される凹溝15を有する角型竪樋4b、及び図6に示される凹溝15を有さない角型竪樋4cを収納保持できる。
すなわち両保持部11の間に竪樋4が挿入されると、断面形状が異なる竪樋4a〜4cのいずれを挿入した場合も、図8(a)及び図8(b)に示すように各弾性片部16が竪樋4によって図中矢印で示す収納部9の幅方向外側に向かって押圧されて弾性変形し、これら弾性片部16が竪樋4の外側面に弾接し、これによって竪樋4の屋内外方向の中央部が両保持部11間に挟持される。
なお図4のように角型竪樋4bの屋内外方向の中央部には長手方向に亘って形成された凹溝15が形成されているが、収納部9に角型竪樋4bを収納保持した場合、各保持部11は両弾性片部16が角型竪樋4bの凹溝15を挟んだ外側面に弾接するため、支障なく角型竪樋4bを保持することができる。
また図4や図6のように収納部9に角型竪樋4b、4cを収納保持した場合、弧状の各弾性片部16は角型竪樋4b、4cのフラットな側面部によって押圧され、このときの各弾性片部16の外側方への変形量は丸型竪樋4aを収納保持する場合と比較して若干大きくなる。このため両保持部11によって角型竪樋4b、4cが挟持される力は丸型竪樋4aを保持するときより大きくなり、両保持部11が角型竪樋4b、4cが屋内外方向に外れやすい略直線状に変形するにも関わらず、角型竪樋4b、4cを確実に保持できる。このように外壁用役物1は収納部9内に複数種類の竪樋4を保持することができて、汎用性に優れている。
カバー2は外壁用役物1と略同じ長さの長尺物であり、外壁用役物1の長手方向亘って設けられ、収納部9に収納保持された竪樋4が屋外側に脱落することを防止する。カバー2は外装材8と外観を合わせるため外装材8と同じ材料で形成されている。
カバー2は、外壁用役物1に収納保持される竪樋4が、図1に示される丸型竪樋4a、図4に示される凹溝15を有する角型竪樋4b、及び図6に示される凹溝15を有さない角型竪樋4cのいずれの場合にも用いることができる。
カバー2は、断面が屋内側に開口した略凹状のカバー部19で主体が構成され、カバー部19の両側片部20は屋内側程幅方向外側に位置するよう傾斜している。
カバー部19の幅方向の両端部には収納部9の両側に形成された係合片部17の夫々に係合される被係合部21が形成されている。各被係合部21は、側片部20の屋内側端部から内側方に向けて突出した縁片部22の内縁から屋内側に向けて突出する断面く字状のばね片部で構成されている。
カバー2を建物外壁3に設けられた外壁用役物1に取り付けるには、図3の矢印に示されるように屋外側からカバー2を外壁用役物1側に移動して、両被係合部21を両係合片部17の間を通して収納部9に挿入する。すると、両被係合部21は、対応する係合片部17にて収納部9の幅方向内側に向かって押圧され、両被係合部21が対応する係合片部17を乗り越えたときに弾性復帰して対応する係合片部17の屋内側に係合され、これによりカバー2が外壁用役物1の屋外側に取り付けられる。
この取付状態においては、図1等に示されるように両側片部20間に竪樋4a〜4cの屋外側部分が配置され、カバー部19は竪樋4に当接して屋内側に押圧する。これによって収納部9に収納保持された竪樋4はより一層屋外側に外れ難くなり、竪樋4は建物外壁3に強固に取り付けられる。またカバー2は両被係合部21を収納部9両側の係合片部17の夫々に係合することにより簡単に外壁用役物1に取り付けることができる。
以上説明した本実施形態では、竪樋4がカバー2が取り付けられる外壁用役物1の収納部9の内面に形成された保持部11にて保持されるので、カバー2を竪樋4に対して正確に位置合わせして外壁用役物1に取り付けることができる。このためカバー2が竪樋4に当たって外壁用役物1に取り付けられない事態が生じることを防止できる。またカバー2を屋内側の竪樋4に近づけて外壁用役物1に取り付けることができ、カバー2の屋外側への突出量を抑えることができ、見栄えが良い。さらにカバー2は竪樋4と保持部11を含む収納部9の屋外側を覆うことができ、この点でも外観を向上させることができる。
なお本実施形態では、外壁用役物1が設けられる縦溝部5を外壁本体6、胴縁7、及び外装材8にて構成したが、縦溝部5はこれに限定されるものではない。また、外壁用役物1及びカバー2も適宜設計変更可能である。例えば外壁用役物1は、保持部11を収納部9の突出部12を設けていない側片部14に設ける等してもよく、また断面弧状以外のものであってもよい。また、本実施形態の外壁用役物1によって収納保持される収納物は竪樋4であるが、外壁用役物1はエアコンの配管などのその他の管状体や、アンテナ線や電線等の配線を収納保持するものであってもよく、つまり収納物は建物の外壁に沿って設けられる上下に長いものであればよく、収納物が配線である場合には、外壁用役物とこれに取り付けられたカバーとで収納部に収納保持された配線が挟まれて断線することも防止できる。
1 外壁用役物
2 カバー
3 建物外壁
5 縦溝部
9 収納部
11 保持部

Claims (1)

  1. 建物外壁に形成された屋外側に開口する縦溝部内に外壁用役物が有する長尺且つ断面略凹状の収納部が配設され、収納部に上下に長い収納物が収納されると共に該収納物が収納部の内面に形成された保持部で保持され、カバーが外壁用役物に形成された係合片部に係合されることで、外壁用役物の屋外側取り付けられ、該カバーの屋内側の面が収納物に当接され、該カバーで収納部及び収納物の屋外側が覆われたことを特徴とする収納物保持構造。
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