JP5356589B1 - 押し寿司 - Google Patents

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Abstract

【課題】 押し型に収容されており、予め小片に分割されていてかつ押し型から取り出しやすい押し寿司を提供する。
【解決手段】 握った寿司飯11に寿司種12を合わせた複数個の握り寿司1が、押し型2に並べて収容され、該押し型2内で押圧される。また、それぞれの前記握り寿司1において、前記寿司種12が、前記寿司飯11の上面と、側面の少なくとも一部を覆うものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、押し型により押圧して形成される押し寿司に関する。
従来、寿司飯と寿司種を押し型に収容し、押し型内で押圧して形成された押し寿司がある。一般的な押し型は、矩形の枠体に底板と蓋板を設けたもので、寿司飯および寿司種は底板と蓋板に挟まれて押圧される。このようにして形成された押し寿司は、押し型から取り出されて販売されるものもあるが、押し型に収容された状態で販売されるものも多い。この場合、輪ゴムなどの弾性部材によって、押圧状態が維持されている。
このように押し型に収容された状態で販売される押し寿司においては、食べる際に切り分けることに手間がかかる点が問題であった。また、予め切れ目が入っているものもあるが、元々一体であった寿司飯および寿司種に切れ目を入れてから押圧することになるので、切り分けた個々の小片同士が密着してしまい、押し型から取り出しにくいものであった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、押し型に収容されており、予め小片に分割されていてかつ押し型から取り出しやすい押し寿司を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項の発明は、握った寿司飯に寿司種を合わせた複数個の握り寿司が、押し型に並べて収容され、該押し型内で押圧されるものであって、それぞれの前記握り寿司において、前記寿司飯の上面と一方の側面が前記寿司種に覆われ、下面と他方の側面が覆われておらず、一の前記握り寿司の寿司種の、寿司飯の一方の側面を覆う部分が、隣接する前記握り寿司の寿司飯の、寿司種に覆われていない他方の側面に当接しており、並べた前記握り寿司を笹の葉でまとめて包み込んであることを特徴とする。なお、寿司飯の側面とは、寿司飯を略直方体として、上面に直交する四面のうち、広い方の対向する二面のことである。
本発明のうち請求項の発明は、前記寿司種が複数種類であることを特徴とする。
本発明のうち請求項の発明によれば、押し寿司の小片(それぞれの握り寿司)同士が初めから別体のものであるから、従来の押し寿司のように、押し型に収容されて一体となった寿司飯および寿司種に切れ目を入れる場合に比べて、小片同士の密着度が低くなる。そして、各小片(それぞれの握り寿司)において、寿司種が寿司飯の上面のみならず一方の面をも覆うものであるから、これらを押し型に並べて収容して押圧した際に、寿司飯同士が当接しないので、小片同士の密着度がさらに小さくなり、より押し型から取り出しやすい。
本発明のうち請求項の発明によれば、小片(それぞれの握り寿司)ごとに異なる寿司種を用いることができる。これは従来の押し寿司では不可能なことであり、一つの押し寿司で多様な寿司種を味わうことができる。
本願発明の押し寿司の第一実施形態の斜視図である。 押し寿司の第一実施形態の分解図である。 押し寿司の小片同士の密着についての説明図であり、(a)は第一実施形態を、(b)は第一参考例を、(c)は従来品を示す。 し寿司の第二参考例の斜視図である。
本発明の押し寿司の具体的な構成について、図面に基づいて説明する。この押し寿司の第一実施形態は、寿司種12として味付けしたマスを用いた、いわゆる鱒寿司である。そして、図1および図2に示すように、マスの握り寿司1を、押し型2に並べて収容し、押し型2内で押圧したものである。
まず、握り寿司1は、一般的な方法で作られるものである。すなわち、握った寿司飯11の上に、味付けして薄切りにしたマスからなる寿司種12を載せたものである。ただし、図3(a)に示すように、寿司種12の大きさは、寿司飯11の上面よりも大きく、寿司種12が、寿司飯11の上面と、一方の側面(上面に直交する四面のうち、広い方の対向する二面)の全部を覆っている。
次に、押し型2は、正方形の枠体21と、底板22と、蓋板23と、押圧棒25とを備えるものであり、これらは何れも木製である。底板22と蓋板23は、何れも枠体21の内部にちょうど納まる大きさの正方形であり、底板22の下面と、蓋板23の上面には、それぞれ二本ずつ補強材24が取り付けられている。何れの補強材24も、底板22または蓋板23の辺に平行している。ただし、底板22の補強材24は、底板22の一辺の長さよりも長く、枠体21の外寸に等しい長さであり、一方、蓋板23の補強材24は、蓋板23の一辺の長さに等しく、すなわち枠体21の内寸に等しい長さである。また、押圧棒25は、枠体21の外寸よりも長いものであって、底板22の補強材24の下側と、蓋板23の補強材24の上側に、それぞれ二本ずつ当接させるものである。押圧棒25は、何れも補強材24に直交して設けられ、上下で位置が揃えられており、上下の押圧棒25の両端にそれぞれ輪ゴム26をかけることで、輪ゴム26の弾性力によって枠体21の内容物を押圧する。
そして、押し寿司を作るにあたっては、まず、枠体21の下側に底板22を取り付ける。底板22の補強材24は枠体21の下面に係合し、底板22は枠体21の下端に位置する。次に、枠体21内に笹の葉3を敷く。この笹の葉3は、後述のように並べた握り寿司1をまとめて包み込むだけの長さを有するものである。そして、笹の葉3の上から、握り寿司1を枠体21内に並べていく。本実施形態では、握り寿司1が二列に並べられており、一列に四個、計八個の握り寿司1が収容される。すべての握り寿司1を収容したら、握り寿司1を笹の葉3で包み、枠体21の上側に蓋板23を取り付ける。さらに、底板22の下側と蓋板23の上側に押圧棒25を当接させ、上下の押圧棒25に輪ゴム26をかける。すると、輪ゴム26の弾性力により蓋板23が枠体21内に押し込まれ、収容した握り寿司1が押圧される。
このように構成した本発明の押し寿司の特徴を以下に説明する。まず比較として、従来の押し寿司は、図3(c)に示すように、押し型に収容されて一体となった寿司飯111および寿司種112に後から切れ目を入れるものであり、小片101同士の密着度が高い。また、寿司種112は寿司飯111の上面に載っているだけであるから、寿司飯111同士が広い面積で当接する。これに対し、本発明の押し寿司は、図3(a)に示すように、小片(それぞれの握り寿司1)同士が初めから別体のものであるから、小片同士の密着度が低くなる。また、各小片(それぞれの握り寿司1)において、寿司種12が寿司飯11の上面のみならず一方の側面の全部をも覆うものであるから、これらを押し型2に並べて収容して押圧した際には、ある小片の寿司種12と、隣接する小片の寿司飯11が当接し、寿司飯11同士は当接しない。よって、本発明の押し寿司は、押し型2から取り出しやすく、食べやすいものとなっている。なお、食べる際には、蓋板23のみを取り外して、枠体21から小片を取り出すようにしてもよいし、蓋板23と枠体21を取り外して、底板22を皿として利用してもよい。
また、第一参考例として、図3(b)に示すように、握り寿司1の寿司種12が、寿司飯11の上面および両方の側面の全部を覆うものであってもよい。このように構成した各小片(それぞれの握り寿司1)を押し型2に並べて収容して押圧した際には、ある小片の寿司種12と、隣接する小片の寿司種12同士が当接し、寿司飯11同士は当接しないので、第一実施形態と同様に、押し型2から取り出しやすく、食べやすいものとなっている。
なお、本発明の押し寿司に用いる寿司種としては、マスのほか、サバ、ブリ、アジ、カニ、シロエビ、甘エビなど、種々のものが挙げられる。また、押し寿司に用いる寿司種は、生のままではなく、何らかの手を加えるものであるが、これについても、酢締め、昆布締め、焼き、燻し、漬けなど、寿司種の種類に合った種々の方法を用いることができる。
そして、本発明の押し寿司においては、寿司種を複数種類とすることもできる。すなわち、異なる寿司種を用いた握り寿司を、一つの押し型に収容するものである。これは、押し型に直接寿司飯と寿司種を収容する従来の押し寿司では不可能なことであり、一つの押し寿司で多様な寿司種を味わうことができる。
また、図4に示した第二参考例のように、それぞれの握り寿司1を、シート状の昆布4で巻いてもよい。この場合の寿司種12も、先に例示した種々のものを用いることができる。これにより、寿司種12を昆布締めにして、食味を向上させ、かつ長持ちさせるとともに、握り寿司1同士が直接接触しないので、押し型2から取り出しやすい。さらに、シロエビのように崩れやすい寿司種12の場合、このように一貫ずつ昆布4で巻くことにより、崩れにくくなる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、押し型は、正方形以外に、長方形やその他の多角形、あるいは円形など、どのような形状であってもよい。また、握り寿司は、人の手によって握られたものでもよいし、機械によって握られたものでもよい。さらに、寿司種は上記のように寿司飯の一方または両方の側面の全部を覆うものであることが望ましいが、側面の少なくとも一部を覆うものであれば、押し型に並べて収容して押圧した際に、寿司飯同士は当接しないか、当接してもその面積が小さくなるので、従来品よりも押し型から取り出しやすい。また、第二参考例において、昆布以外に、湯葉や、その他のシート状の食品を用いてもよい。あるいは、握り寿司を一貫ずつ巻くのではなく、並べた握り寿司同士の間に昆布やガリを挟んでもよい。
1 握り寿司(小片)
2 押し型
11 寿司飯
12 寿司種

Claims (2)

  1. 握った寿司飯に寿司種を合わせた複数個の握り寿司が、押し型に並べて収容され、該押し型内で押圧されるものであって、それぞれの前記握り寿司において、前記寿司飯の上面と一方の側面が前記寿司種に覆われ、下面と他方の側面が覆われておらず、一の前記握り寿司の寿司種の、寿司飯の一方の側面を覆う部分が、隣接する前記握り寿司の寿司飯の、寿司種に覆われていない他方の側面に当接しており、並べた前記握り寿司を笹の葉でまとめて包み込んであることを特徴とする押し寿司。
  2. 前記寿司種が複数種類であることを特徴とする請求項1記載の押し寿司。
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