JP5356153B2 - 工具ホルダ及び工具把持方法 - Google Patents
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Description
また、熱伸縮部材の収縮に伴うスライド部材のスライド動作を、このスライド動作方向と交差する方向の締め付け動作に変換することによって、工具を確実に把持することが可能となる。
更なる形態の工具ホルダは、第1〜第4のステップを少なくとも含む。
第1のステップは、前述の工具ホルダと実質的に同様の工具ホルダを準備するステップとされる。第2のステップは、第1のステップで準備した工具ホルダにおいて、熱伸縮部材を加熱して把持スリーブの長軸方向に沿って伸長させることによってスライド部材をホルダ先端側にスライド動作させるとともに、当該スライド動作を締め付け部による工具の締め付け動作の解除動作に変換するステップとされる。第3のステップは、第2のステップの後、把持スリーブの工具把持空間に工具を挿入するステップとされる。第4のステップは、第3のステップで工具把持空間に工具が挿入された後、熱伸縮部材を除熱して把持スリーブの長軸方向に沿って収縮させることによって弾性部材の弾性付勢力にしたがってスライド部材をホルダ後端側にスライド動作させるとともに、当該スライド動作を締め付け部による工具の締め付け動作に変換し、これにより工具把持空間に挿入された工具の長軸方向と交差する方向に関して当該工具を締め付けるステップとされる。
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
110…ホルダ本体
110a…ホルダ先端部
120…工具把持機構
130…把持スリーブ
131…工具把持空間
134…被係合部
134a…傾斜面
135…開口縁部
136…スリット
136a…スリット底部
137…クリアランス
140…スライドリング
142…係合部
142a…傾斜面
143…熱伸縮部材
143a…ネジ部
144…加熱領域
200…工具
201…工具端部
Claims (4)
- 工具を把持し、所定の加工作業に供するための工具ホルダであって、
当該工具ホルダのハウジングを形成するホルダ本体と、
前記工具を把持する工具把持機構と、
を備え、
前記工具把持機構は、
前記ホルダ本体に取り付けられる長尺筒状の把持スリーブと、
前記把持スリーブの長軸方向に沿って前記把持スリーブ内に形成され、前記工具が把持される工具把持空間と、
前記把持スリーブの長軸方向にスライド動作可能に設けられたスライド部材と、
前記ホルダ本体及び前記スライド部材の双方にわたって取り付けられ、加熱によって前記把持スリーブの長軸方向に沿って伸長する一方、冷却によって前記把持スリーブの長軸方向に沿って収縮する熱伸縮部材と、
前記工具把持空間に挿入された前記工具の長軸方向と交差する方向に関して当該工具を締め付ける締め付け部と、
前記熱伸縮部材の収縮によって生じる前記スライド部材のホルダ後端側へのスライド動作を、前記締め付け部の前記工具の長軸方向と交差する方向への締め付け動作に変換する一方、前記熱伸縮部材の伸長によって生じる前記スライド部材のホルダ先端側へのスライド動作を、前記締め付け動作の解除動作に変換する変換部と、
を含む構成であることを特徴とする工具ホルダ。 - 請求項1に記載の工具ホルダであって、
前記締め付け部は、前記把持スリーブを用いて構成され、
前記変換部は、前記把持スリーブの板厚をホルダ先端側に向けて傾斜状に縮小して形成される傾斜面と、前記スライド部材がホルダ先端側から前記傾斜面に係合する係合部と、を含み、
前記締め付け部は、前記スライド部材のホルダ後端側へのスライド動作の際、前記係合部が係合した前記傾斜面にしたがって前記工具の長軸方向と交差する方向へ撓み動作する一方、前記スライド部材のホルダ先端側へのスライド動作の際、前記撓み動作が解除されることを特徴とする工具ホルダ。 - 請求項2に記載の工具ホルダであって、
前記変換部の前記係合部は、前記スライド部材の板厚をホルダ先端側に向けて傾斜状に拡張して形成された第2の傾斜面からなり、当該第2の傾斜面が前記傾斜面に面接触で係合する構成であることを特徴とする工具ホルダ。 - 工具ホルダにおいて工具を把持する工具把持方法であって、
ホルダ本体に取り付けられる長尺筒状の把持スリーブと、
前記把持スリーブの長軸方向に沿って前記把持スリーブ内に形成され、前記工具が把持される工具把持空間と、
前記把持スリーブの長軸方向にスライド動作可能に設けられたスライド部材と、
前記ホルダ本体及び前記スライド部材の双方にわたって取り付けられ、加熱によって前記把持スリーブの長軸方向に沿って伸長する一方、冷却によって前記把持スリーブの長軸方向に沿って収縮する熱伸縮部材と、
前記工具把持空間に挿入された前記工具の長軸方向と交差する方向に関して当該工具を締め付ける締め付け部と、
を有する工具ホルダを準備する第1のステップと、
前記第1のステップで準備した前記工具ホルダにおいて、前記熱伸縮部材を加熱して前記把持スリーブの長軸方向に沿って伸長させることによって前記スライド部材をホルダ先端側にスライド動作させるとともに、当該スライド動作を締め付け部による工具の締め付け動作の解除動作に変換する第2のステップと、
前記第2のステップの後、前記把持スリーブの前記工具把持空間に前記工具を挿入する第3のステップと、
前記第3のステップで前記工具把持空間に前記工具が挿入された後、前記熱伸縮部材を冷却して前記把持スリーブの長軸方向に沿って収縮させることによって前記スライド部材をホルダ後端側にスライド動作させるとともに、当該スライド動作を前記締め付け部による工具の締め付け動作に変換し、これにより前記工具把持空間に挿入された前記工具の長軸方向と交差する方向に関して当該工具を締め付ける第4のステップと、
を含むことを特徴とする工具把持方法。
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JP2009197296A JP5356153B2 (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | 工具ホルダ及び工具把持方法 |
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JP2009197296A JP5356153B2 (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | 工具ホルダ及び工具把持方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2011045965A JP2011045965A (ja) | 2011-03-10 |
JP5356153B2 true JP5356153B2 (ja) | 2013-12-04 |
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DE19958832A1 (de) * | 1999-11-30 | 2001-05-31 | Otto Bilz, Werkzeugfabrik Gmbh & Co | Spannfutter zum Spannen von Werkzeugen durch Schrumpfsitz |
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- 2009-08-27 JP JP2009197296A patent/JP5356153B2/ja not_active Expired - Fee Related
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