JP5355782B2 - 制御装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置及び方法に係り、特に、表示画面のレイアウト設定・変更に伴う操作性の向上に資する。
特許文献1には、複数の画面を備える表示装置におけるカーソル移動の際、表示画面の識別番号を選択すると、その識別番号に対応する表示画面にカーソルを移動させるカーソル移動方法が開示されている。
また、特許文献2には、ユーザがポインタの移動先となる目的のマークを指定すると、ユーザにより設定された画面範囲のイメージデータを取り込み、その中から目的のマークを検出し、検出したマークの位置情報を取得してポインタを移動させるポインタ移動方法が開示されている。
特開2000-330687号公報 特開2003-330593号公報
上記特許文献1、2は、複数の表示画面間に亘るカーソルやポインタの移動について考慮されているものの、画像やウィンドウの移動については考慮されていない。通常、画像やウィンドウの移動する場合には、マウスにより移動対象となる画像やウィンドウをドラッグする必要があるが、複数の表示画面、特に表示装置を跨って移動する場合には、ドラッグ操作に伴うマウス移動量や視線移動量が長くなるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、画像やウィンドウの移動に伴う操作性の向上に資する制御装置及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る制御装置は、少なくとも一以上の画面のレイアウトを設定するためのレイアウト設定要素を表示制御する第一表示制御手段と、前記レイアウト設定要素上における、前記画面のレイアウトの設定操作を受け付ける操作受付手段と、前記レイアウト設定要素により設定されるレイアウトに従って、前記画面の表示制御を行う第二表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る制御方法は、少なくとも一以上の画面のレイアウトを設定するためのレイアウト設定要素を表示制御し、前記レイアウト設定要素上における、前記画面のレイアウトの設定操作を受け付け、前記レイアウト設定要素により設定される前記レイアウトに従って、前記画面の表示制御することを特徴とする。
本発明によれば、レイアウト設定要素上で画面レイアウトを設定すると、そのレイアウトに従って画面を表示できるため、複数の表示装置がある場合に、レイアウト設定要素を見るだけで複数の表示装置の画面を確認することができ、実際に画面がある位置まで視線を動かしたり、カーソルの移動操作やドラッグ操作を行なったりしなくても、各表示装置の画面表示や変更を行うことが出来る。また、表示装置が1台の場合でも、表示画面の指定時における画面切替え回数を減らすことが可能となり、操作性が向上する。
検査情報表示システムの全体構成を示すブロック図 表示装置の全体構成を示すブロック図 画像表示プログラムを示すブロック図 参照候補・プロトコル・レイアウト記憶部33に格納されるデータの一例を示す模式図 画像表示システムの処理の流れを示すフローチャート 検査一覧画面の一例を示す模式図 第一実施形態における検査データ操作画面の初期状態を示す模式図 図7の検査データ操作画面60に含まれるヒストリエリア70を拡大表示した模式図 図7の検査データ操作画面60に含まれるシェアウィンドウ90を拡大表示した模式図 図7の状態において背面に位置するシリーズパネルの画面表示例を示す模式図 図7の状態において画像配置パネル110を重畳表示した画面表示例を示す模式図 図11の状態においてサムネイル画像75eをドラッグした画面表示例を示す模式図 図12に対応するシリーズパネルの画面表示例を示す模式図 第二実施形態において、画像配置パネルを表示した画面表示例を示す模式図 図14の状態におけるモニタ16とモニタ17の画面表示例を示す模式図 図14の状態においてサムネイル画像75eを選択した画面表示例を示す模式図 図16の状態においてサムネイル画像75eをドラッグした画面表示例を示す模式図 図17の状態におけるモニタ16とモニタ17の画面表示例を示す模式図 第一実施形態で用いる座標変換テーブルを示す模式図 第二実施形態で用いる座標変換テーブルを示す模式図
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。同一機能を有する構成及び同一の処理内容の手順には同一符号を付し、その説明の繰り返しを省略する。
本実施形態では、同一被検体の過去検査の履歴と、診断対象となる基準検査と比較観察や比較参照の候補となる過去検査を抽出して表示する検査情報表示システムに、本発明にかかる制御装置及び方法を適用する場合を例に説明する。なお、「過去検査」には、各種医用画像撮影装置により撮影された医用画像と、血液検査、病理検査、生体検査、心電図などの各種医用検査の検査データと、を含む。また、他病院や診療所の紹介状などの検査に従属する情報を含んでもよい。
まず、図1に基づいて本実施形態に係る検査情報表示システムと、本実施形態に係る表示装置のハードウェア構成について説明する。図1は、本実施形態に係る検査情報表示システムの全体構成を示すブロック図である。
検査情報表示システム8は、検査技師が患者や検診者(以下、これらをまとめて被検体という)を撮影して医用画像を作成し、読影医師などがこの医用画像を参照して診察のための読影を含む閲覧を行なうことができるようにしたシステムであって、医用画像撮像装置(モダリティともいう)1と、画像ワークステーション2と、医用画像の検像を行う検像端末3及び検像端末3に接続される画像表示装置3a、3bと、医用画像とその付帯情報が格納される画像サーバ4と、医用検査結果とその付帯情報が格納される検査データサーバ5と、読影端末6及び読影端末6に接続される画像表示装置6a、6bと、が、ネットワーク7を介して接続されて構成される。
モダリティ1は、X線撮影装置、X線CT装置、MRI装置などの医用画像撮像装置であって、患者の所定部位を撮影して撮影医用画像を作成する。画像ワークステーション2は、モダリティ1で作成された撮影医用画像を基に、3次元(立体)画像処理やPerfusion解析などの処理を行なった医用画像(以下、後処理医用画像という)を生成する。検像端末3は、モダリティ1からの撮影医用画像や画像ワークステーション2からの後処理医用画像を、未検像医用画像として受信し、かかる未検像医用画像の内容確認や修正、加工などの検像を行う。
画像サーバ4は、検像端末3で検像した医用画像と被検体情報とを関連付けて格納・管理する。検査データサーバ5は、血液検査、検体検査、生体検査、心電図などの医用検査の検査結果データと被検体情報とを関連付けて格納・管理する。読影端末6は、画像サーバ4や検査データサーバ5から所定の医用画像や検査データを取得し、それらの医用画像や検査データを参照して読影医師が読影あるいは閲覧を行なうための端末装置である。
画像サーバ4は、モダリティ1で撮影された医用画像と、その医用画像に付帯する付帯情報とを関連付けて格納する。この付帯情報には、被検体情報(例えば、被検体の識別ID、被検体の氏名、被検体の病名や症状名からなるプロブレム名)と、検査属性情報(例えば、モダリティの種類、検査日、撮影部位)と、医用画像のサムネイル画像と、が含まれる。
検査データサーバ5は、血液検査、組織(検体)検査、心電図データなどの各種医用検査結果のデータと、この検査結果のデータに付帯する情報とを関連付けて格納する。検査結果データの付帯情報には、被検体情報(例えば、被検体の識別ID、被検体の氏名、被検体の病名や症状名からなるプロブレム名)と、検査属性情報(例えば、検査の種類、検査日)と、が含まれる。
読影端末6は、下記第一実施形態では一の画像表示装置6aと接続され、第二実施形態では、二つの画像表示装置6a、6bと接続される。
モダリティ1と画像ワークステーション2と検像端末3は検査技師室に設置されて主に検査技師によって使用され、読影端末6は担当の読影医師の読影室に設置されて主に読影医師によって使用される。使用状態は読影端末6のみであってもよい。
次に図2に基づいて、本発明に係る検査情報表示装置としての読影端末6のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る表示装置の全体構成を示すブロック図である。
読影端末6は、各部を制御するCPU10と、CPU10が全体の制御を実行するための制御プログラムや、画面表示などのための各種アプリケーションプログラムが実行時にロードされる主メモリ11と、上記アプリケーションソフトや、画像サーバ4及び検査データサーバ5から取得した医用画像や検査データ、更には、モニタ16、17で表示される画面のレイアウトやこのレイアウトに付加される被検体情報やマーカ、タグ、検査アイコンなどのデータが不揮発的に格納される磁気ディスク12と、ネットワーク7に接続されて通信制御を行なう通信制御部13と、表示用の画像情報を一時記憶する表示メモリ14、15と、表示メモリ14に記憶されている画像情報を用いて画像表示を行なうモニタ16と、表示メモリ15に記憶されている画像情報を用いて画像表示を行なうモニタ17と、モニタ16、17の表示画面を操作するためのマウス19及びコントローラ18と、各種パラメータ設定用の操作キーや操作スイッチを備えたキーボード20と、が内部バス21を介して相互に接続されて構成される。なお、主メモリ11は磁気ディスク12で説明した機能を有している。制御方法は、以下に説明する個々の制御プログラムで実現される。
ここで、表示メモリ14とモニタ16とは、図1の画像表示装置6aを構成しており、表示メモリ15とモニタ17とは、図1での画像表示装置6bを構成している。ここでは、モニタ16、17の2台構成を例に説明しているが、モニタは何れか一台のみであってもよい。
なお、モニタ16、17の表示画面にタッチパネルが設けられていてもよく、この場合には、モニタ16、17の表示画面でのタッチ操作により、マウス19やキーボード20の代わりに必要なデータを入力することができる。また、情報の記憶媒体として、磁気ディスク12の代わりに、あるいは磁気ディスク12とともに、CD−ROMや光磁気ディスクなどの他の記憶媒体を用いることもできる。
次に図3に基づいて読影端末6に内蔵される画像表示プログラムについて説明する。図3は、画像表示プログラムを示すブロック図である。画像表示プログラムは、大きくは、共通プログラム30と、被検体の検査履歴を表示するヒストリエリアの制御を行うヒストリエリアプログラム31と、参照候補となる過去検査を表示するシェアウィンドウの制御を行うシェアウィンドウプログラム32と、画面レイアウトを設定する画像配置パネルを表示し、それに従って画面表示を行う画面レイアウトプログラム34と、を備える。
共通プログラム30は、読影端末6のユーザをユニークに識別するユーザIDの入力に基づいて認証処理を行うユーザ認証部30aと、診断対象の候補となる医用画像や医用検査の検査データ(以下「検査データ」という)をリスト表示した検査一覧画面を表示する検査一覧表示制御部30bと、検査一覧画面上において、診断対象となる医用画像又は検査データ(以下「基準検査」という)を選択し、画像サーバ4又は検査データサーバ5に対して、基準検査と、その基準検査と同一被検体の過去検査の抽出指示を行う検査抽出指示部30cと、画像サーバ4又は検査データサーバ5から抽出された基準検査及び過去検査を取得(受信)する画像取得部30dと、検査履歴の表示エリアと過去検査の表示エリアを含む検査データ操作画面を表示する検査データ操作画面表示制御部30eと、を備える。画像サーバ4と検査データサーバ5は一つのサーバで構成されてもよい。画像サーバ4と検査データサーバ5が一つのサーバで構成されている場合は、過去検査の抽出を一つのサーバについて行う。
ヒストリエリアプログラム31は、画像表示装置6aの画面上において、横軸が医用画像及び検査データの検査日を示す時間軸、縦軸が被検体属性や検査属性を示す情報軸からなる検査履歴エリアに、医用画像のサムネイル画像及び検査データを示す検査アイコンを配列するヒストリエリア表示制御部31aと、検査日の時系列を示す時間軸を設定する時間軸設定部31bと、基準検査及び過去検査の検査属性や被検体属性を選択して、その属性に基づく情報軸を設定する情報軸設定部31cとを備える。
ヒストリエリア表示制御部31aは、医用画像の付帯情報にサムネイル画像がある場合にはそれを読出し、含まれない場合は、医用画像のサムネイル画像を生成して、ヒストリエリアに配列する。また、ヒストリエリア表示制御部31aは、検査データの検査種類を示す検査アイコンをヒストリエリアに配列する。
シェアウィンドウプログラム32は、画像サーバ4及び検査データサーバ5に対して基準画像に対する参照候補となる過去検査の抽出を行う参照候補抽出部32aと、抽出された参照候補を、ヒストエリアとは異なる検査データ操作画面の画面領域からなるシェアウィンドウに表示するシェアウィンドウ表示制御部32bとを備える。
画像レイアウトプログラム34は、表示画面に対応したレイアウト領域を備えた画像配置パネルを表示するパネル表示部34aと、レイアウト領域内に画像やウィンドウを配置する配置処理部34bと、レイアウト領域において設定されたレイアウトに従ってモニタに画像やウィンドウを表示するモニタ表示制御部34cとを備える。モニタ表示制御部34cは、単独でモニタの表示制御を行ってもよいし、OSのモニタ制御モジュールに対して、画像及びウィンドウとそれらの表示位置とを指示する処理を行ってもよい。
上記各プログラムは、読影端末6の主メモリ11にロードされ、CPU10が実行することにより、ハードウェアと協働してその機能が実現される。
主メモリ11又は磁気ディスク12には、ユーザの識別情報と基準検査を用いた診断目的示すルーチン名と基準検査の検査種別と、に対応付けられた参照候補となる過去検査を、比較読影・参照する順序(以下「参照手順又は読影プロトコル」という。)に沿って定義したデータ(図4参照)を記憶する参照候補・プロトコル・レイアウト記憶部33と、レイアウト領域とモニタの絶対座標との対応を示す座標変換テーブル(図19、20参照)とが備えられる。
図4に基づいて、参照候補・プロトコル・レイアウト記憶部33に格納されるデータについて説明する。図4は、参照候補・プロトコル・レイアウト記憶部33に格納されるデータの一例を示す模式図である。このデータは、ユーザ名、ルーチン名、基準検査の検査種別と、これらに応じた参照候補及びその参照手順(プロトコル)が関係づけられている。
これらの参照候補のシェアウィンドウ内における配置パターンとして3つのレイアウトが定められる。さらに、ユーザは、各プロトコルにおいて、診断のポイントを示すコメントを参照候補と関連付けて記入してもよい。このコメントは、後述するヒストリエリア上に表示されるサムネイル画像の横にポップアップ表示してもよい。
参照候補やプロトコル、レイアウトは、図示しないGUIからユーザが任意に設定してもよいし、参照候補抽出部32aがログイン後に継続して記録された参照候補の参照手順やレイアウトに基づいて、自動的にレイアウトや参照手順を生成してもよい。
シェアウィンドウ表示制御部32bは、選択されたレイアウトに沿って参照候補となる医用画像や検査データを表示する。また新たな基準画像が選択されると、当該新たな基準画像に対応する参照候補を、シェアウィンドウ内に変更表示する。更に、ヒストリエリア内のサムネイル画像又は検査アイコンがシェアウィンドウ内にドラッグアンドドロップされると、シェアウィンドウの画面分割を行い、分割画面の大きさに合わせて表示されていた検査とドラッグアンドドロップされたサムネイル画像又は検査アイコンに対応する検査との画面サイズを調整して表示する。
<第一実施形態>
第一実施形態は、読影端末6が一の画像表示装置6aと接続され、画像表示装置6aに検査データ操作画面と、基準検査や過去検査の結果である医用画像及び検査データを表示するシリーズパネルと、を切り替え表示する実施形態である。読影医であるユーザは、診断する医用画像又は検査データ(以下「基準検査」という)を選択し、同一被検体の過去検査をヒストリエリア内に検査履歴として表示するとともに、比較読影・参照する候補となる過去検査をシェアウィンドウとを含む検査データ操作画面を表示する。更に、検査データ操作画面上において画像配置パネルを表示して、シリーズパネル内の医用画像や検査データの配置(レイアウト)を指定し、指定どおりのレイアウトで医用画像と検査データを表示する。
以下、図5〜図13、図19に基づいて第一実施形態について説明する。図5は、画像表示システムの処理の流れを示すフローチャートである。図6は、検査一覧画面の一例を示す模式図である。図7は、第一実施形態における検査データ操作画面の初期状態を示す模式図である。図8は、図7の検査データ操作画面60に含まれるヒストリエリア70を拡大表示した模式図である。図9は、図7の検査データ操作画面60に含まれるシェアウィンドウ90を拡大表示した模式図である。図10は、図7の状態において背面に位置するシリーズパネルの画面表示例を示す模式図である。図11は、図7の状態において画像配置パネル110を重畳表示した画面表示例を示す模式図である。図12は、図11の状態においてサムネイル画像75eをドラッグした画面表示例を示す模式図である。図13は、図12に対応するシリーズパネルの画面表示例を示す模式図である。図19は、第一実施形態で用いる座標変換テーブルを示す模式図である。以下、図5の各ステップに沿って、本実施形態に係る画像表示システムの処理の流れを説明する。
(ステップS1)
ユーザ(読影医:日立Drとする。)は、読影端末6の操作を開始するにあたり、ユーザをユニークに識別するユーザIDを入力する。ユーザ認証部30aは、ユーザIDを用いてログイン処理を行う(S1)。ヒストリエリアプログラム31は、ユーザIDと、以後のステップにおいてユーザが参照する検査の順序と、を関連付けて記憶し、参照候補を決定する処理に用いてもよい。
(ステップS2)
ユーザが、読影端末6のマウス19またはキーボード20の操作、もしくはモニタ16の表示画面でのタッチ操作により、検査一覧画面の表示指令を行うと、検査一覧表示制御部30bは、主メモリ11又は磁気ディスク12から検査一覧画面のレイアウトが読み出して表示メモリ14に転送し、モニタ16に検査一覧画面を表示する。図6は、検査一覧画面の一例を示す模式図である。図6の検査一覧画面50には、「(被検体)ID」、「氏名」、「モダリティ」、「検査日」のフィールドが備えられる。そして、検査日「2009.06.06」に撮影された医用画像の付帯情報が検査一覧画面50にリスト表示される。
(ステップS3)
ユーザは、診断する検査を検査一覧画面50上において診断する検査のレコードをマウス19、キーボード20、又は図示しないタッチパネルにより指定する。本実施形態では、基準検査として、被検体名「日立A郎」の医用画像(検査日:2009/06/06、モダリティ:CT、検査部位:下腹部:ルーチン名:大腸癌)を用いて、大腸癌の診断を行う場合を例に説明する。
ユーザは、検査一覧画面50の「日立A郎」の2009/06/06に撮影された「CT」画像をマウス19でクリックして選択する。選択された検査の詳細情報は、モニタ16の検査一覧画面50とは別の領域からなる詳細画面51に表示される。ユーザは、選択終了後、検査一覧画面50に備えられた「検査データ操作画面」アイコン52をクリックする。なお、図6の検査一覧画面50では、医用画像のみが記載されているが、血液検査や病理検査などの画像を伴わない検査データの一覧もリスト表示してもよい。
(ステップS4)
検査抽出指示部30cは、基準画像の被検体(本実施形態では「日立A郎」)を抽出条件とし、画像サーバ4及び検査データサーバ5に対して過去の検査の検索・抽出・送信の指示を行う。画像サーバ4及び検査データサーバ5は、この指示に従って、各検査を抽出する。抽出された各検査には、例えば、被検体の識別ID、被検体の氏名、モダリティの種類、検査日時を含む付帯情報が付いている。画像サーバ4及び検査データサーバ5は、各検査と付帯情報とをネットワーク7を介して読影端末6に送信する。画像取得部30dは、各検査と付帯情報とを受信して主メモリ11又は磁気ディスク12に記憶する。
(ステップS5)
検査データ操作画面表示制御部30eは、検査データ操作画面のフレームを主メモリ11又は磁気ディスク12から読みして、表示メモリ14に転送し、モニタ16に検査データ操作画面50を表示する(S5)。これにより、モニタ16の表示画面は、ステップS2の検査一覧画面50から図7の検査データ操作画面60へ遷移する。
検査データ操作画面60は、被検体を特定する情報を表示する被検体情報エリア61と、画像配置パネルを表示するための「画像配置パネル」ボタン62と、基準画像や過去検査に係る医用画像及び検査データを表示するウィンドウからなるシリーズパネルに表示切替を行うための「シリーズパネル」ボタン63と、被検体の検査履歴を表示するヒストリエリア70と、基準画像や基準検査データを診断する上で、参照候補となる検査を表示するシェアウィンドウ90とを含んで構成される。被検体情報エリア61には、基準画像の被検体の「被検体ID」及び「氏名」が表示される。図7では、ステップS3で選択された「日立A郎」が表示される。ヒストリエリア70は、ヒストエリアプログラム31により表示制御され、シェアウィンドウ90は、シェアウィンドウプログラム32により表示制御される。
(ヒストリエリア)
ヒストリエリア表示制御部31aは、主メモリ11又は磁気ディスク12から過去検査の付帯情報に含まれる「検査日」及び「モダリティ」及び「検査種類」を読出す。その「検査日」情報に基づいて、時間軸設定部31bは、検査日の時系列を示す時間軸72を設定する。また、情報軸設定部31cは、検査の種類、検査部位、被検体の病名やプロブレム名などの属性を示す情報軸73を設定する。
ヒストリエリア表示制御部31aは、横軸が時間軸72、縦軸が情報軸73からなる検査履歴エリア74を生成する。そして、検査の付帯情報を参照して、検査履歴エリア74内の該当する位置に、各検査に対応したサムネイル画像及び検査アイコン、例えば基準画像に付帯するサムネイル画像75a、及び検査データの種類に応じた検査アイコン、例えば、血液検査を示すアイコン75b、微生物検査を示す検査アイコン75cを、検査履歴エリア74内にマトリックス状に配置して(図8参照)、ヒストエリア70を生成する。続いて、ヒストリエリア表示制御部31aは検査データ操作画面60内の所定位置(図7では検査データ操作画面60の上半分)にこのヒストリエリア70を表示する。
(シェアウィンドウ)
シェアウィンドウ90は、検査を表示する検査エリア91と、検査エリア91の各検査の配置(以下「レイアウト」という)を選択するための「レイアウト選択」ボタン92と、新規のレイアウトを登録するための「レイアウト登録」ボタン93と、を備える。
検査データ操作画面60の操作に応動して、参照候補抽出部32aは、参照候補・プロトコル・レイアウト記憶部33から、基準検査の検査種類と読影医(初期設定ではステップS1でログインしたユーザ)に対応した参照手順を読出し、その基準検査の検査種別に応じた参照候補となる検査を特定する。そして、主メモリ11又は磁気ディスク12から特定した参照候補となる検査の医用画像又は検査データを読み出す。本実施形態では、図4に従って、2009/06/06のCT画像を基準画像に対応する7つの参照候補、参照候補1:2009/02/23の胸部CR画像91a、参照候補2:2009/03/03の腹部CT画像91b、参照候補3:2008/11/01の心臓のIVR透視画像(TV)91d、参照候補4:2009/06/06の頭部MRI画像91c、参照候補5:2009/06/01の血液検査データ91f、参照候補6:2009/04/20の病理検査データ91e、参照候補7:2009/02/02の心電図が読み出される。
続いて、シェアウィンドウ表示制御部32bは、ユーザID及び基準画像の検査種別に対応した参照候補のレイアウト、例えば図4のレイアウト2を、参照候補・プロトコル・レイアウト記憶部33から読み出す。そして、参照候補となる過去検査を、読み出したレイアウトに沿って検査データ操作画面60のシェアウィンドウ90内に配置する。その結果、シェアウィンドウ90内に検査91a〜91dが表示される(図9参照)。
一方、モニタ表示制御部34cは、モニタ16の画面に画像表示画面100を開く。本実施形態では、検査データ操作画面60の背面に図10の画像表示画面100が開かれる。画像表示画面100は、被検体氏名と被検体IDを表示する被検体エリア101と、検査データ操作画面60への表示切替を指示する「検査データ操作」ボタン102と、医用画像や検査データを表示する画像表示エリア107とを備える。モニタ表示制御部34cは、画像表示エリア107内にステップS3で選択された基準検査の医用画像104a〜104dの4つのCT画像を初期表示する。
なお、初期状態では、検査データ操作画面60を最前面に表示するように設定されているが、画像表示画面100が最前面に表示されるように設定してもよい。
(ステップS6)
ユーザが、検査データ操作画面60の「画像配置パネル」ボタン62をマウス19によりクリックすると、パネル表示部34aが画像配置パネルを検査データ操作画面60の上に重畳表示する(図11参照)。
画像配置パネル110は、モニタ16の表示画面に対応したレイアウト領域103を備える。第一実施形態では、読影端末6に一つのモニタ16が接続されており、初期設定においてモニタ16の画像表示画面100の表示画面を画面レイアウトの設定対象として選択されているため、図11の画像配置パネル110では、パネル表示部34aは、画像表示画面100に対応したレイアウト領域103だけを設ける。
図11の画像配置パネル110のレイアウト領域103には、図10の画像表示画面100の画像表示エリア107で表示されているCT画像104a、104b、104c、104dの縮小画像104a1、104b1、104c1、104d1が表示されている。CT画像104a、104b、104c、104dは、基準検査の医用画像であり、サムネイル画像75aに相当する医用画像である。
パネル表示部34aは、モニタ16の画像表示エリア107の絶対座標と、画像配置パネル110のレイアウト領域103の座標とを関連付けた図19の座標変換テーブルを生成し、主メモリ11又は磁気ディスク12に記憶する。図19の座標変換テーブルは、モニタ16の絶対座標とレイアウト領域103の相対座標(この相対座標は、画像配置パネル110上の任意の点、例えば左上の1点を基準とする相対座標である)との変換テーブルである。画像配置パネル110が検査データ操作画面60上においてマウス19によりドラッグされると、レイアウト領域103がそれに伴って移動するため、座標変換テーブルではレイアウト領域103の相対座標を用いて定義しているが、画像配置パネル110がモニタ16上の固定された位置に表示される場合には、レイアウト領域103も絶対座標を用いて定義してもよい。なお、本実施形態では、座標変換テーブルを用いたが、座標算出に用いるデータは本例に限らない。
(ステップS7)
この状態で、ユーザが図11の検査データ操作画面60のサムネイル画像75eをマウス19で選択して、レイアウト領域103内の縮小画像104c1が表示されている位置にドラッグする(S7)。図12の斜線がついたサムネイル画像75aが選択されたサムネイル画像に相当する。また、サムネイル画像の選択は、ユーザがシェアウィンドウ中の91aを選択しても可能である。
(ステップS8)
配置処理部34bは、ドラッグされたサムネイル画像75eに対応する医用画像を主メモリ11又は磁気ディスク12から読み出して、レイアウト領域103のドラッグ位置に読み出した医用画像の縮小画像104e1を表示する(S8)。図12の画像配置パネル110は、縮小画像104e1に切り替わった後の画像配置パネルを示す。又、図12で示した画像配置パネルには、縮小画像104a1,104b1,104d1,104e1が表示された例を示しているが、画像パネル110には画像の配置レイアウトが表示されていれば足りるので、縮小画像104a1,104b1,104d1,104e1を表示することは必須ではない。例えば、画像パネル110の縮小画像の配置レイアウトは、図12から縮小画像104a1,104b1,104d1,104e1を除いて分割線のみを表示してもよい。このような分割線の表示により、配置レイアウト110中の分割線で囲まれる枠によって配置レイアウト110の外観が容易に理解できる他、縮小画像104a1,104b1,104d1,104e1を表示するためのデータ処理を行わずに済むため、縮小画像を表示する場合と比較して、画像パネル110の表示に係る処理時間の短縮が可能となる。
(ステップS9)
配置処理部34bは、図19の座標変換テーブルを参照し、ドラッグされた位置に対応するモニタ16の絶対座標を算出する(S9)。配置処理部34bは、ドラッグ位置の絶対座標を読み出し、座標変換テーブルを用いて、その絶対座標を相対座標に変換する。そして、変換後のドラッグ位置の相対座標に対応するモニタ16(又は画像表示画面100)の絶対座標を、座標変換テーブルを参照して算出する。
(ステップS10)
これと連動して、モニタ表示制御部34cは、読み出されたモニタ16の絶対座標に従って、サムネイル画像75eに対応する医用画像104eをモニタ16に表示する(S10)。この結果、画像表示画面100は図10から図13へ遷移する。ユーザが、検査データ操作画面60の「シリーズパネル」ボタン63をクリックすると、図12の検査データ操作画面から図13のシリーズパネル画面に表示切替され、医用画像104eが表示されたシリーズパネルを見ることが出来る。
本実施形態によれば、一つの画像表示装置に複数のウィンドウを開いている場合に、いずれかのウィンドウ上に表示された画像配置パネル上で、他のウィンドウに表示する画像の選択とレイアウトを設定することが出来る。そのため、画像配置パネルを見るだけで、他のウィンドウを確認しなくても当該ウィンドウの画像レイアウトの確認・変更作業をすることができ、ウィンドウの切り替え操作の回数を減らすことが出来る。
<第二実施形態>
第二実施形態は、第一実施形態意の画像表示装置6aに加え、読影端末6に更なる画像表示装置6bを接続し、複数の画像表示装置の表示画面のレイアウトを画像配置パネルにより設定・変更する実施形態である。以下では、図1において、読影端末6に、二台の画像表示装置6a、6bが接続された場合、(図2において、表示メモリ14とモニタ16、表示メモリ15とモニタ17を備える場合)を例に、図14〜図18及び図20に基づいて説明する。図14は、第二実施形態において、画像配置パネルを表示した画面表示例を示す模式図である。図15は、図14の状態におけるモニタ16とモニタ17の画面表示例を示す模式図である。図16は、図14の状態においてサムネイル画像75eを選択した画面表示例を示す模式図である。図17は、図16の状態においてサムネイル画像75eをドラッグした画面表示例を示す模式図である。図18は、図17の状態におけるモニタ16とモニタ17の画面表示例を示す模式図である。図20は、第二実施形態で用いる座標変換テーブルを示す模式図である。
本実施形態において、第一実施形態と同様、画像表示装置6aは検査データ操作画面60及び基準検査を表示する画像表示画面100とが切り替え表示され、画像表示装置6bでは、基準検査との比較読影・診断において参照される画像が表示される。すなわち、画像表示装置6bには、シェアウィンドウ90に表示される参照候補の過去検査の医用画像及び検査データが表示される。
図14は、画像表示装置6aのモニタ16に検査データ操作画面60を表示し、「画像配置パネル」ボタン62をクリックして画像配置パネル110を表示した状態を示す。図14の画像配置パネル110の画面レイアウトに沿って、モニタ16、17は表示されている(図15参照)。
モニタ表示制御部34cは、画像配置パネル110に、モニタ16の画面表示領域107に相当するレイアウト領域103、モニタ17の画面表示領域108に相当するレイアウト領域105を設定する。図14の画像配置パネル110には、画像表示装置6aに検査データ操作画面60の背面で表示されている画像表示画面100の画面レイアウトと画像表示装置6bの画面レイアウトが表示されている。
図14の画像配置パネル110のレイアウト領域105には、画像表示装置6bに表示される画像106a、106b、106c、106dの縮小画像106a1、104b1、104c1、104d1が表示されている。
この状態で、ユーザが図14の検査データ操作画面60のサムネイル画像75eをマウス19で選択(図16参照)して、レイアウト領域106内の縮小画像106c1が表示されている位置にドラッグすると、図17のモニタ16の表示画面に遷移する。
配置処理部34bは、ドラッグされたサムネイル画像75eに対応する医用画像を主メモリ11又は磁気ディスク12から読み出して、レイアウト領域105のドラッグ位置に読み出した医用画像の縮小画像106e1を表示する。(図17参照)
これと連動して、モニタ表示制御部34cは、図20の座標変換テーブルを参照して、レイアウト領域105のドラッグ位置に対応する画像表示画面100の絶対座標を算出し、その位置にサムネイル画像75eに対応する医用画像106eを表示する。この結果、画像表示装置6bの表示画面は、図17(図14〜図16と同様)から図18へ遷移する。ユーザが、検査データ操作画面60の「シリーズパネル」ボタン63をクリックすると、画像表示装置6aの画面は、図17の検査データ操作画面60から図18の画像表示画面に表示切替される。また、「シリーズパネル」ボタン63をクリックしなくても、自動的に画像表示画面に表示切替することとしてもよい。
本実施形態によれば、複数の画像表示装置のうちのいずれかの画像表示装置に表示される画像配置パネル上において、複数の画像表示装置の画面レイアウトを設定・変更することができるので、異なる画像表示装置間に亘って画像やウィンドウのドラッグ操作することなく、画面変更をすることができる。また、画像配置パネルを見るだけで、他の画像表示装置の画面状況を把握できるので、視線移動が少なくてすみ、操作性が向上する。
本発明の制御装置及び方法は、医療や構造物の診断装置から得られた画像表示装置の制御用に幅広く利用することができる。
1:モダリティ、2:画像ワークステーション、3:検像端末、3a、3b:画像表示装置、4:画像サーバ、5:検査データサーバ、6:読影端末、6a、6b:画像表示装置、7:ネットワーク、8:検査情報表示システム

Claims (17)

  1. 少なくとも一以上の表示画面のレイアウトを設定するための、当該表示画面に対応したレイアウト領域を備えるレイアウト設定要素を表示制御する第一表示制御手段と、
    前記レイアウト設定要素上前記表示画面のレイアウトの設定操作を受け付け、前記レイアウト設定要素上のレイアウトを設定する操作受付手段と、
    前記レイアウト設定要素上に設定されるレイアウトに従って、前記表示画面の表示制御を行う第二表示制御手段と、を備え
    前記レイアウト設定要素は、前記レイアウトを設定する表示画面以外の表示画面上に重畳表示され、
    前記レイアウトの設定操作は、前記レイアウト設定要素外に表示されたサムネイル画像またはウィンドウを開くためのアイコンの、前記レイアウト設定要素外から前記レイアウト設定要素内へのドラッグ操作であり、
    前記操作受付手段は、前記ドラッグ操作を受け付けると、当該ドラッグ操作先の前記レイアウト領域に対応する前記表示画面の位置を特定し、
    前記第二表示制御手段は、前記操作受付手段が特定した前記表示画面の前記位置に、前記ドラッグ操作された前記サムネイル画像に応じた画像、又は前記ドラッグ操作された前記アイコンにより開かれる前記ウィンドウを表示する、
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置であって、
    前記第一の表示制御手段は、前記表示画面が表示される前記表示装置の座標を介して、前記表示画面上の位置と、前記レイアウト設定要素内の各前記レイアウト領域の位置とを対応付ける座標変換テーブルを生成して保持し、
    前記操作受付手段は、前記ドラッグ操作先の前記レイアウト領域に対応する前記表示画面の位置を、前記座標変換テーブルを用いて特定する、
    ことを特徴とする制御装置
  3. 請求項1または2記載の制御装置であって、
    前記レイアウト設定要素は、前記レイアウト領域を示す分割線のみにより表示されることを特徴とする制御装置
  4. 請求項1から3いずれか1項記載の制御装置において、
    前記制御装置には、複数の表示装置が接続され、
    前記レイアウト設定要素は、前記複数の表示装置上に表示される表示画面の中の、少なくとも一以上の表示画面のレイアウトを設定するためのものである、
    ことを特徴とする制御装置。
  5. 請求項1から4いずれか1項記載の制御装置において、
    前記第一表示制御手段は、指定された前記表示画面に前記レイアウト設定要素を表示する、
    ことを特徴とする制御装置。
  6. 請求項1から5いずれか1項記載の制御装置において、
    前記サムネイル画像は、医用画像のサムネイル画像であり、前記アイコンは、医用検査を表示するウィンドウを開く検査アイコンである、
    ことを特徴とする制御装置。
  7. 請求項に記載の制御装置において、
    記医用画像のサムネイル画像又は前記検査アイコンを、検査日の時系列に沿って配置した検査履歴画面を表示制御する第三表示制御手段を更に備える、
    ことを特徴とする制御装置。
  8. 請求項に記載の制御装置において、
    前記第一表示制御手段は、前記検査履歴画面上に前記レイアウト設定要素を重畳表示する、
    ことを特徴とする制御装置。
  9. 第一表示制御手段により少なくとも一以上の表示画面のレイアウトを設定するための、当該表示画面に対応したレイアウト領域を備えるレイアウト設定要素を表示制御する第1のステップと、
    操作受付手段により前記レイアウト設定要素上前記表示画面のレイアウトの設定操作を受け付け、前記レイアウト設定要素上のレイアウトを設定する第2のステップと、
    第二表示制御手段により前記レイアウト設定要素上に設定されるレイアウトに従って、前記表示画面の表示制御を行う第3のステップと、を含み、
    前記レイアウト設定要素は、前記レイアウトを設定する表示画面以外の表示画面上に重畳表示され、
    前記レイアウトの設定操作は、前記レイアウト設定要素外に表示されたサムネイル画像またはウィンドウを開くためのアイコンの、前記レイアウト設定要素外から前記レイアウト設定要素内へのドラッグ操作であり、
    前記第2のステップにおいて、前記操作受付手段は、前記ドラッグ操作を受け付けると、当該ドラッグ操作先の前記レイアウト領域に対応する前記表示画面の位置を特定し、
    前記第3のステップにおいて、前記第二表示制御手段は、前記操作受付手段が特定した前記表示画面の前記位置に、前記ドラッグ操作された前記サムネイル画像に応じた画像、又はドラッグ操作された前記アイコンにより開かれる前記ウィンドウを表示する、
    ことを特徴とする制御方法。
  10. 請求項記載の制御方法であって、
    前記第1のステップにおいて、前記第一の表示制御手段は、前記表示画面が表示される表示装置の座標を介して、前記表示画面上の位置と、前記レイアウト設定要素内の位置とを対応付ける座標変換テーブルをさらに生成して保持し、
    前記第2のステップにおいて、前記操作受付手段は、前記ドラッグ操作先の前記レイアウト領域に対応する前記表示画面の位置を、前記座標変換テーブルを用いて特定する、
    ことを特徴とする制御方法。
  11. 請求項9または10記載の制御方法であって、
    前記レイアウト設定要素は、前記表示画面のレイアウトを示す分割線のみにより表示されることを特徴とする制御方法。
  12. 請求項9から11いずれか1項記載の制御方法において、
    前記制御装置には、複数の表示装置が接続され、
    前記レイアウト設定要素は、前記複数の表示装置上に表示される表示画面の中の、少なくとも一以上の表示画面のレイアウトを設定するためのものである、
    ことを特徴とする制御方法。
  13. 請求項9から12いずれか1項に記載の制御方法において、
    前記第1のステップにおいて、前記第一表示制御手段は、指定された前記表示画面に前記レイアウト設定要素を表示する、
    ことを特徴とする制御方法。
  14. 請求項9から13いずれか1項記載の制御方法において、
    前記サムネイル画像は、医用画像のサムネイル画像であり、前記アイコンは、医用検査を表示するウィンドウを開く検査アイコンである、
    ことを特徴とする制御方法。
  15. 請求項14に記載の制御方法において、
    前記第1のステップに先立ち、第三表示制御手段により前記医用画像のサムネイル画像又は前記検査アイコンを、検査日の時系列に沿って配置した検査履歴画面を表示制御する第4のステップをさらに含む、
    ことを特徴とする制御方法。
  16. 請求項15に記載の制御方法において、
    前記第1のステップにおいて、前記第一表示制御手段は、前記検査履歴画面上に前記レイアウト設定要素を重畳表示する、
    ことを特徴とする制御方法。
  17. 少なくとも一以上の表示画面のレイアウトを設定するためのレイアウト設定要素であって、当該表示画面に対応したレイアウト領域を備えるとともに、前記レイアウトを設定する表示画面以外の表示画面上に重畳表示されるレイアウト設定要素の表示を制御し、
    前記レイアウト設定要素上で、前記当該レイアウト設定要素外に表示されたサムネイル画像またはウィンドウを開くためのアイコンの、前記レイアウト設定要素内の所定の前記レイアウト領域へのドラッグ操作を受け付け、
    当該ドラッグ操作先の前記レイアウト領域に対応する前記表示画面の位置を特定し、
    当該位置に、前記ドラッグ操作された前記サムネイル画像に応じた画像、又は前記ドラッグされたアイコンに応じたウィンドウを表示することにより、前記表示画面の表示を制御する、
    ことを特徴とする制御方法。
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