JP5354416B1 - 二次電池評価方法および評価プログラム - Google Patents
二次電池評価方法および評価プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5354416B1 JP5354416B1 JP2012243460A JP2012243460A JP5354416B1 JP 5354416 B1 JP5354416 B1 JP 5354416B1 JP 2012243460 A JP2012243460 A JP 2012243460A JP 2012243460 A JP2012243460 A JP 2012243460A JP 5354416 B1 JP5354416 B1 JP 5354416B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary battery
- discharge
- voltage
- feature points
- change amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/16—Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
- Y02T90/167—Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles, i.e. smartgrids as interface for battery charging of electric vehicles [EV] or hybrid vehicles [HEV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S30/00—Systems supporting specific end-user applications in the sector of transportation
- Y04S30/10—Systems supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles
- Y04S30/12—Remote or cooperative charging
Abstract
【解決手段】二次電池から一定の放電電流を出力させる第1の過程と、二次電池の正規化した放電容量Qを求める第2の過程と、二次電池から放電電流を出力させているときの二次電池の放電電圧Vを検出する第3の過程と、放電電圧Vの変化量dVと放電容量Qの変化量dQとを求めて二次電池の放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線を求める第4の過程と、放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線から二次電池の放電特性の評価に用いる複数の特徴点を抽出する第5の過程とを有する。
【選択図】図5
Description
例えば、製造したリチウムイオン二次電池に所定の電圧範囲で充放電を繰り返し、このとき当該リチウムイオン二次電池の負極とリチウム参照極との間の電圧を測定して放電容量を算出し、この算出結果が任意に定めた基準を満足しているか否かを判定する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、既にいずれかの負荷に使用した二次電池について、再使用することが可能か否かを判断する基準が定められていなかった。例えば、車両の駆動力に使用する二次電池は、前述のように蓄電容量や放電電流も大きいことから、経年劣化などによって車両の動力用として使用することが困難になった状態でも、電流消費の小さな負荷へ電力を供給することは可能な能力を備えている場合があり、スマートグリッドなどに使用することも考えられる。従来の評価方法や劣化を判別する装置等では、上記のような使用済みの二次電池について残寿命を適切に予測することが難しいという問題点があった。
評価対象の二次電池に設定した複数の前記第2特徴点を、前記データベースに記憶されている各第2特徴点と比較して最も近似するものを算出し、該算出した各第2特徴点を有する二次電池の寿命を示すデータから前記評価対象の二次電池の残寿命を予測する第8の手順と、を含むことを特徴とする。
また、充放電特性曲線の変化量から特徴を抽出し、複数の二次電池の特徴をデータベース化することにより、評価対象の二次電池の残寿命を予測することができる。
以下、この発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、ここで説明する各処理動作は、二次電池の放電特性に関するものであるが、二次電池の充電過程においても同様に評価を行うための処理動作が可能である。この場合、放電特性のV−Q特性を充電特性のV−Q特性に置き換え、また、以下に記述した各説明において「充電」と記載された部分を「放電」に置き換え、同様に「放電」と記載された部分を「充電」と置き換えることにより、充電特性に関する各処理動作等を説明したものになる。
図1は、本発明の実施例による二次電池評価方法を用いた評価装置の構成を示す説明図である。
図示した評価装置は、評価対象のバッテリ1に対して充放電を実施する充放電装置2、バッテリ1の両極端子間の電圧を検出する電圧検出部3を備えている。
また、バッテリ1から流れる放電電流、またはバッテリ1へ流れる充電電流を検出する電流検出部4、バッテリ1の劣化の度合等を判断する演算・制御部5、演算・制御部5の制御に応じてデータ等を記憶し、また上記の制御に応じて記憶内容を出力する記憶部6を備えている。
またさらに、演算・制御部5へ各データ等の入力を行い、各部の動作や処理内容などの設定を行う入力部7、演算・制御部5によって処理された内容や各部の動作状態などを表示する表示部8などを備えて構成されている。
なお、図1に示した構成は、評価装置の一構成例であり、本発明の二次電池評価方法を用いた評価装置は、図示した構成に限定されない。
充放電装置2は、バッテリ1の両極端子に接続して任意の充電電流を供給し、また任意の大きさの負荷となる電子負荷等を備えてバッテリ1から放電電流を入力する構成を有している。
電圧検出部3は、バッテリ1の放電電圧を検出する構成を有し、また電流検出部4は、バッテリ1へ流れる電流、またバッテリ1から流れ出る電流を検出する構成を有している。
記憶部6は、演算・制御部5が用いるソフトウェア、電圧検出部3ならびに電流検出部4が検出した電圧値や電流値、演算・制御部5が求めた演算結果などを記憶格納するメモリ等であり、例えばHDDやデータサーバなどである。
本実施例の評価装置は、例えば演算・制御部5が予め設定されたソフトウエアプログラム等に基づいて各部の動作等を制御し、また入力したデータ等に所定の演算処理を行うものである。ここで説明する各動作ならびに演算処理は、特に説明を加えないものについては演算・制御部5が上記のプログラム等に沿って行うものである。
上記のように公称容量を放電容量100[%]とし、また、Cレートをパラメータに用いることによって放電パターン等を定義して二次電池の放電特性を正規化することにより、異なるメーカや異なる種類の各二次電池の放電特性を比較可能にしている。
ここで、放電特性D1における放電電圧Vの単位時間当たりの変化量をdV、放電容量Qの単位時間当たりの変化量をdQとしたとき、V−dQ/dV特性は図2(a)に示した曲線(dQ/dV)のようになる。
図2(b)は、縦軸を放電容量、横軸を放電電圧として図2(a)の放電特性D1を表したものである。また、図2(b)には、放電特性D1の特性曲線について求めた変化量dQ/dVを表す特性曲線を示している。この曲線(dQ/dV)は、二次電池の放電電圧がV1のときに変化量がピーク値dQ/dV1となっており、放電特性D1は放電電圧V1において特性曲線の傾きが最も大きくなることを表している。ここで、図2(b)に示した電圧VNは、放電特性D1を有する二次電池の公称電圧である。図2の曲線(dQ/dV)は、公称電圧VN近傍において放電容量が最も大きく変動することを示しており、換言すると、当該特性曲線を有する二次電池は、公称電圧VN近傍において、放電電圧の変動を抑えて多くの放電電流(電力)出力が可能であることを示している。
図3(a)には、図2に示したものとは異なる材料によって構成された二次電池の放電特性D2を示している。図3(a)の放電特性D2から求めたV−dQ/dV特性は、二次電池の放電電圧が高い範囲(図示した範囲f)において、極大値を生じて二つのピーク点を有しており、図2に示したV−dQ/dV特性と異なっている。このようにV−dQ/dV特性には二次電池の微細構造の差異が表れる。
図3に示した各特性曲線から、鉛蓄電池は満充電に近い状態、即ち蓄電率が高いとき(図示した範囲g)において、変化量dQ/dVが他の二次電池に比べて大きくなり、放電電圧が比較的大きく降下することがわかる。
制御部12は、バッテリ1が満充電状態になったことを充放電装置2からの制御信号等によって認識すると、充放電装置2を制御して所定のCレートでバッテリ1から放電電流Iを出力させる。なお、上記のCレートは、バッテリ1の定格容量等に応じて設定された任意の放電電流値を示すものである。
放電電流Iを出力させるとき、演算・制御部5は、電圧検出部3が検出したバッテリ1の放電電圧Vと電流検出部4が検出した放電電流Iとを、所定のサンプリングレートで(所定の単位時間毎に)入力する。電流検出部4が検出した電流値を入力した放電容量演算部10は、前述のように時間積分を行うことによってバッテリ1の放電容量Qを算出する。
制御部12は、上記のように取得した放電電圧Vと放電容量演算部10が求めた放電容量Qについて、演算・制御部5に入力したサンプリングタイミングが同じ放電電圧Vと放電容量Qとを対応付けて記憶部6に設けたテーブルへ記憶させ、放電特性(Q−V特性)を表すデータを格納する。なお、電圧検出部3および電流検出部4がそれぞれ検出した値を順次記憶部6へ記憶しておき、後に放電特性(Q−V特性)を求める上記の各処理を行うようにしてもよい。
なお、前述のように放電特性を測定するときには任意のCレートをパラメータとしていることから、上記の放電電流Iは一定になるためdQ/dt=Iとなる。そこで、後述する演算において電流検出部4が検出した放電電流IをdQ/dtとして取り扱い、放電特性を測定する際に放電電流Iが変動するときのみdQ/dtを求めるようにしてもよい。
dQ/dV演算部11は、上記のようにdQ/dt、dV/dtを求めた後、変化量dQ/dVを算出し、V−dQ/dV特性曲線を表すデータを求めて、例えば記憶部6に設けたテーブルに格納する。
ここで、複数の二次電池同志について放電特性の比較・評価を行うとき、V−dQ/dV特性曲線を表す全データ値を比較すると処理するデータ量が多くなるため、任意の特徴点をV−dQ/dV特性曲線上の適当な個所から複数抽出し、これらの特徴点を示す放電電圧Vならびに変化量dQ/dVを比較する。例えば、この特徴点を用いた比較において、V−dQ/dV特性曲線に生じるピーク点の数、即ち、ピーク点が複数有るか否かを判別して上記の二次電池の比較・評価を行うようにしてもよい。
例えば、任意の二次電池についてV−dQ/dV特性曲線の傾きを算出し、当該特性曲線に存在する各ピーク点を求め、これらを特徴点として設定する。特徴点を求めるときには、この時点における充放電サイクル数、放電電流値、温度などのV−dQ/dV特性が依存する要素(以下、依存要素と記載する)の状況や状態等を添付データ(パラメータ)として取得しておき、上記の各特徴点と関連付けてデータベースに格納する。また、上記の任意の二次電池について、経時などによって変化したパラメータに依存する特徴点を同様に求めてデータベースへ格納する。
このようにしてデータベースに蓄積された各データから、上記の任意の二次電池について、依存要素の変化によって各特徴点、即ち各ピーク点が変位するか否か、また変位する場合の変位方向や変位量などがわかり、またさらにピーク点の個数、即ち特徴点の個数が前述のパラメータによって変化したか否かがわかり、当該データベースに蓄積された各データによって任意の二次電池の特徴を表すことができる。
また、前述のパラメータが例えば経時変化するとき、各時点におけるパラメータに関する上記の特徴点を求め、これらをデータベース化することにより、二次電池の特徴を詳細に示すことができ、複数の二次電池の充放電特性を比較する場合には、より詳細な相違点についても判断することが可能になる。
なお、前述のV−dQ/dV特性曲線やV−d2Q/dV2特性曲線を求める際には、本来の特性曲線を鮮明にするため、例えば、フィルタリングやデータ補間などの処理によってノイズ成分を平滑化(平均化)して上記の各特性曲線を求める。
図4は、二次電池の放電特性ならびに放電特性の変化量を示す説明図である。図4(a)は、図2、図3と同様に縦軸を変化量dQ/dV、横軸を放電電圧Vとして放電特性ならびに放電特性の変化量を示したもので、放電特性を測定する際に定めたパラメータの差異によってV−dQ/dV特性曲線が変化することを表している。
図4(a)は、任意の二次電池について、放電電圧がV1のときに最大の変化量dQ/dV1になり、このときのピーク点をP1としたV−dQ/dV特性曲線と、当該二次電池について例えば充放電サイクルを繰り返し行った後、放電電圧Vnのときに最大の変化量dQ/dVnになり、このときのピーク点をPnとしたV−dQ/dVn特性とを示している。充放電サイクルを繰り返すことによって二次電池の劣化が進行すると、上記のようにピーク点が移動してV−dQ/dV特性全体に変化が生じる。
図4(b)に示した放電電圧Vと変化量dQ/dVは、充放電サイクルの回数が多くなるにともなって、ピーク点P1よりもピーク点Pnにおいて観測される値がいずれも減少しており、充放電サイクルを繰り返した回数が多くなるほど二次電池の内部抵抗が増大して劣化が進行することを示している。
容量Q(N,I,T…)の変化量dQは、各要素について変化量を求めると
特に、充放電サイクル数Nは、二次電池の使用期間が同等であっても個体ごとに異なり、また、正確に充放電サイクル数Nを履歴データとして記録していることも稀である。
そこで、使用形態や使用頻度などが異なる複数の二次電池の放電特性に関するデータを、記憶部6へ記憶させてデータベース化しておき、被検対象(評価対象)の二次電池の放電特性と上記のデータベースに記憶されているデータとを比較することにより、当該評価対象の二次電池の残寿命等を予測する。
また、このデータベースには、例えば上記の特徴点をV−dQ/dV特性曲線から抽出した時点から、または当該特徴点をデータベースに記憶させた時点から、それぞれの二次電池が寿命に達した時点までの期間等を示すデータを、適宜、入力部7から当該評価装置へ入力し、制御部12の制御により記憶部6に設けたデータベースへ記憶させておく。即ち、記憶部6に構築するデータベースには、前述のCレートによる放電特性(Q−V特性)曲線の概略を表す(近似曲線を形成する)複数の特徴点を二次電池毎に記憶させ、また、これらの特徴点が設定された以後の各二次電池の残寿命等を示すデータを記憶させる。
また、例えば変化量dQ/dVのピーク値の10[%]間隔をもって上記の特徴点を設定してもよい。なお、上記の特徴点の設定は一例であり、V−dQ/dV特性曲線が特徴的に変化する部分に、もしくは特徴的に変化する部分を明確に表すように、各特徴点を設定する。
図5(b)のQ−V特性曲線上において特徴点A’〜E’によって特定される範囲rは、Q−V特性曲線が直線近似している範囲であり、概ねバッテリ1の実使用領域に相当する。換言すると、特徴点A’〜E’を結ぶことによってQ−V特性に近似する特性曲線が得られる。
また、バッテリ1から検出した放電電流から求めた放電容量および(上記の放電電流と同時に検出した)放電電圧と、データベースに格納されている各特徴点が示す放電容量および放電電圧とを比較してバッテリ1が放電特性曲線(Q−V特性曲線あるいは前述のQ−V特性に近似する特性曲線)上においてどの状態かを推定し、さらにバッテリ1の残量を推定して表示部8に表示させてもよい。
また、V−dQ/dV特性曲線から特徴点を抽出し、放電特性(Q−V特性)曲線の特徴を定め、様々な状態の二次電池の放電特性曲線の特徴をデータベース化するようにしたので、評価対象の二次電池の放電特性曲線の特徴とデータベースに記憶された各特徴とを比較することにより、評価対象の二次電池の寿命を予測することができる。
また、V−dQ/dV特性曲線から抽出した特徴点を用いて放電特性曲線の特徴を定めるようにしたので、当該放電特性の特徴を示すデータ量を抑制することができ、またデータベースのサイズを抑制することができるのでデータベース中の検索、もしくは各データの比較に要する時間を短く抑えることができる。また、各放電特性曲線を表すデータ量を抑制することができるので、一定容量のデータベースに多様な放電特性曲線を表すデータを格納することができ、二次電池の寿命予測の精度を向上させることができる。
2充放電装置
3電圧検出部
4電流検出部
5演算・制御部
6記憶部
7入力部
8表示部
10放電容量演算部
11dQ/dV演算部
12制御部
Claims (8)
- 充電された二次電池から一定の放電電流を出力させる第1の過程と、
前記放電電流の出力に応じて前記二次電池の公称容量を基準として正規化した放電容量Qを求める第2の過程と、
電圧検出手段が検出した前記二次電池から放電電流を出力させているときの前記二次電池の放電電圧Vを取得する第3の過程と、
前記放電電圧Vの変化量dVと前記放電容量Qの変化量dQとを求めて前記二次電池の放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線を求める第4の過程と、
前記放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線から前記二次電池の放電特性の評価に用いる複数の第1特徴点を抽出する第5の過程と、
複数の前記第1特徴点の放電電圧Vに対応させて前記二次電池の放電特性曲線上に複数の第2特徴点を設定する第6の過程と、
使用状況の異なる複数の二次電池について設定した前記各第2特徴点を記憶手段へ記憶し、さらに前記各二次電池の寿命を示すデータを記憶してデータベースを構築する第7の過程と、
評価対象の二次電池に設定した複数の前記第2特徴点を、前記データベースに記憶されている各第2特徴点と比較して最も近似するものを算出し、該算出した各第2特徴点を有する二次電池の寿命を示すデータから前記評価対象の二次電池の残寿命を予測する第8の過程と、
を有する、
ことを特徴とする二次電池評価方法。 - 前記第5の過程は、
前記放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線が依存する要素をパラメータとし、
複数の任意時点の前記パラメータにおける放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線に存在する全てのピーク点を算出し、
前記算出したピーク点を前記第1特徴点とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の二次電池評価方法。 - 二次電池へ一定の充電電流を供給する第1の過程と、
前記充電電流の供給に応じて前記二次電池の公称容量を基準として正規化した充電容量Qを求める第2の過程と、
電圧検出手段が検出した前記二次電池へ充電電流を供給しているときの前記二次電池の充電電圧Vを取得する第3の過程と、
前記充電電圧Vの変化量dVと前記充電容量Qの変化量dQとを求めて前記二次電池の充電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線を求める第4の過程と、
前記充電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線から前記二次電池の充電特性の評価に用いる複数の第1特徴点を抽出する第5の過程と、
複数の前記第1特徴点の充電電圧Vに対応させて前記二次電池の充電特性曲線上に複数の第2特徴点を設定する第6の過程と、
使用状況の異なる複数の二次電池について設定した前記各第2特徴点を記憶手段へ記憶し、さらに前記各二次電池の寿命を示すデータを記憶してデータベースを構築する第7の過程と、
評価対象の二次電池に設定した複数の前記第2特徴点を、前記データベースに記憶されている各第2特徴点と比較して最も近似するものを算出し、該算出した各第2特徴点を有する二次電池の寿命を示すデータから前記評価対象の二次電池の残寿命を予測する第8の過程と、
を有する、
ことを特徴とする二次電池評価方法。 - 前記第5の過程は、
前記充電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線が依存する要素をパラメータとし、
複数の任意時点の前記パラメータにおける充電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線に存在する全てのピーク点を算出し、
前記算出したピーク点を前記第1特徴点とする、
ことを特徴とする請求項3に記載の二次電池評価方法。 - 二次電池の放電容量と放電電圧とを用いて放電特性の評価をコンピュータに実行させる評価プログラムであって、
放電手段を制御して、充電された二次電池から一定の放電電流を出力させる第1の手順と、
前記放電電流の出力に応じて前記二次電池の公称容量を基準として正規化した放電容量Qを求める第2の手順と、
前記二次電池から放電電流を出力させているときに電圧検出手段が検出した前記二次電池の放電電圧Vを入力する第3の手順と、
前記放電電圧Vの変化量dVと前記放電容量Qの変化量dQとを求めて前記二次電池の放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線を求める第4の手順と、
前記放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線から前記二次電池の放電特性の評価に用いる複数の第1特徴点を抽出する第5の手順と、
複数の前記第1特徴点の放電電圧Vに対応させて前記二次電池の放電特性曲線上に複数の第2特徴点を設定する第6の手順と、
使用状況の異なる複数の二次電池について設定した前記各第2特徴点を記憶手段へ記憶し、さらに入力手段から入力された前記各二次電池の寿命を示すデータを記憶してデータベースを構築する第7の手順と、
評価対象の二次電池に設定した複数の前記第2特徴点を、前記データベースに記憶されている各第2特徴点と比較して最も近似するものを算出し、該算出した各第2特徴点を有する二次電池の寿命を示すデータから前記評価対象の二次電池の残寿命を予測する第8の手順と、
を含む、
ことを特徴とする前記コンピュータに実行させる評価プログラム。 - 前記第5の手順は、
前記放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線が依存する要素をパラメータとし、
複数の任意時点の前記パラメータにおける放電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線に存在する全てのピーク点を算出し、
前記算出したピーク点を前記第1特徴点とする、
ことを特徴とする請求項5に記載の評価プログラム。 - 二次電池の充電容量と充電電圧とを用いて充電特性の評価をコンピュータに実行させる評価プログラムであって、
充電手段を制御して、二次電池へ一定の充電電流を供給させる第1の手順と、
前記充電電流の供給に応じて前記二次電池の公称容量を基準として正規化した充電容量Qを求める第2の手順と、
前記二次電池から充電電流を供給しているときに電圧検出手段が検出した前記二次電池の充電電圧Vを入力する第3の手順と、
前記充電電圧Vの変化量dVと前記充電容量Qの変化量dQとを求めて前記二次電池の充電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線を求める第4の手順と、
前記充電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線から前記二次電池の充電特性の評価に用いる複数の第1特徴点を抽出する第5の手順と、
複数の前記第1特徴点の充電電圧Vに対応させて前記二次電池の充電特性曲線上に複数の第2特徴点を設定する第6の手順と、
使用状況の異なる複数の二次電池について設定した前記各第2特徴点を記憶手段へ記憶し、さらに入力手段から入力された前記各二次電池の寿命を示すデータを記憶してデータベースを構築する第7の手順と、
評価対象の二次電池に設定した複数の前記第2特徴点を、前記データベースに記憶されている各第2特徴点と比較して最も近似するものを算出し、該算出した各第2特徴点を有する二次電池の寿命を示すデータから前記評価対象の二次電池の残寿命を予測する第8の手順と、
を含む、
ことを特徴とする前記コンピュータに実行させる評価プログラム。 - 前記第5の手順は、
前記充電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線が依存する要素をパラメータとし、
複数の任意時点の前記パラメータにおける充電電圧V−変化量dQ/dV特性曲線に存在する全てのピーク点を算出し、
前記算出したピーク点を前記第1特徴点とする、
ことを特徴とする請求項7に記載の評価プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012243460A JP5354416B1 (ja) | 2012-11-05 | 2012-11-05 | 二次電池評価方法および評価プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012243460A JP5354416B1 (ja) | 2012-11-05 | 2012-11-05 | 二次電池評価方法および評価プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5354416B1 true JP5354416B1 (ja) | 2013-11-27 |
JP2014092471A JP2014092471A (ja) | 2014-05-19 |
Family
ID=49765006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012243460A Active JP5354416B1 (ja) | 2012-11-05 | 2012-11-05 | 二次電池評価方法および評価プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5354416B1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110931897A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-27 | 国网江苏电力设计咨询有限公司 | 一种梯次利用磷酸铁锂电池的分选方法 |
CN111707948A (zh) * | 2020-05-08 | 2020-09-25 | 广州南方卫星导航仪器有限公司 | 一种外接电池供电系统的续航时间评估方法及装置 |
CN113552487A (zh) * | 2021-06-24 | 2021-10-26 | 武汉昊诚锂电科技股份有限公司 | 一种锂亚电池的自放电测量和寿命评估方法 |
CN113711461A (zh) * | 2019-09-19 | 2021-11-26 | 株式会社Lg新能源 | 电池管理装置、电池管理方法、电池组和电动车辆 |
KR20220033350A (ko) * | 2020-09-09 | 2022-03-16 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 배터리 관리 장치 및 방법 |
CN114210591A (zh) * | 2021-12-02 | 2022-03-22 | 格林美股份有限公司 | 一种基于ic曲线的锂电池梯次利用分选方法及装置 |
CN114270204A (zh) * | 2020-06-03 | 2022-04-01 | 株式会社Lg新能源 | 用于诊断电池状态的设备和方法 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6314043B2 (ja) * | 2014-06-26 | 2018-04-18 | プライムアースEvエナジー株式会社 | 蓄電池の検査方法及び蓄電池の検査装置 |
JP6405754B2 (ja) * | 2014-07-02 | 2018-10-17 | 日本電気株式会社 | 電池制御装置及び電池制御システム |
JP6488105B2 (ja) | 2014-10-28 | 2019-03-20 | 株式会社東芝 | 蓄電池評価装置及び方法 |
JP6411538B2 (ja) * | 2014-11-05 | 2018-10-24 | 東芝インフラシステムズ株式会社 | 予測システム、予測プログラム、予測装置 |
WO2016208745A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 | 電池の充電状態又は放電深度を推定する方法及びシステム、及び、電池の健全性を評価する方法及びシステム |
DE102015214128A1 (de) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Abschätzen eines aktuellen Leerlaufspannungsverlaufs einer Batterie |
KR101882113B1 (ko) | 2015-07-31 | 2018-08-24 | 가부시끼가이샤 도시바 | 축전지 평가 장치, 축전 시스템 및 축전지 평가 방법 |
KR101772036B1 (ko) * | 2015-12-30 | 2017-08-28 | 주식회사 효성 | 배터리 수명 추정 방법 및 장치 |
KR102066703B1 (ko) | 2017-01-24 | 2020-01-15 | 주식회사 엘지화학 | 배터리 관리 장치 및 방법 |
CN111201445B (zh) | 2018-04-10 | 2022-12-09 | 株式会社Lg新能源 | 电池诊断设备和方法 |
WO2020218826A1 (ko) | 2019-04-22 | 2020-10-29 | 주식회사 엘지화학 | 배터리의 미분 전압 커브를 결정하기 위한 장치 및 방법과, 상기 장치를 포함하는 배터리 팩 |
KR102537607B1 (ko) | 2019-05-14 | 2023-05-25 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 배터리의 퇴화도를 결정하기 위한 장치, 방법 및 배터리 팩 |
CN110967631B (zh) * | 2019-05-17 | 2021-03-30 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | Soh修正方法和装置、电池管理系统和存储介质 |
WO2021181672A1 (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-16 | Tdk株式会社 | 二次電池の制御装置、電池パックおよび二次電池の制御方法 |
WO2021186511A1 (ja) * | 2020-03-16 | 2021-09-23 | Tdk株式会社 | 二次電池の制御装置、電池パックおよび二次電池の制御方法 |
WO2021205642A1 (ja) * | 2020-04-10 | 2021-10-14 | Tdk株式会社 | 二次電池の制御装置、二次電池の制御システム、電池パックおよび二次電池の制御方法 |
WO2021224990A1 (ja) * | 2020-05-08 | 2021-11-11 | Tdk株式会社 | 二次電池の制御システム、電池パックおよび二次電池の制御方法 |
WO2021229631A1 (ja) * | 2020-05-11 | 2021-11-18 | Tdk株式会社 | 二次電池の制御システム、電池パックおよび二次電池の制御方法 |
KR102596153B1 (ko) * | 2020-08-14 | 2023-10-30 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 배터리 관리 장치 및 방법 |
-
2012
- 2012-11-05 JP JP2012243460A patent/JP5354416B1/ja active Active
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113711461A (zh) * | 2019-09-19 | 2021-11-26 | 株式会社Lg新能源 | 电池管理装置、电池管理方法、电池组和电动车辆 |
CN110931897A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-27 | 国网江苏电力设计咨询有限公司 | 一种梯次利用磷酸铁锂电池的分选方法 |
CN110931897B (zh) * | 2019-11-29 | 2022-10-11 | 国网江苏电力设计咨询有限公司 | 一种梯次利用磷酸铁锂电池的分选方法 |
CN111707948A (zh) * | 2020-05-08 | 2020-09-25 | 广州南方卫星导航仪器有限公司 | 一种外接电池供电系统的续航时间评估方法及装置 |
CN114270204A (zh) * | 2020-06-03 | 2022-04-01 | 株式会社Lg新能源 | 用于诊断电池状态的设备和方法 |
KR20220033350A (ko) * | 2020-09-09 | 2022-03-16 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 배터리 관리 장치 및 방법 |
WO2022055264A1 (ko) * | 2020-09-09 | 2022-03-17 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 배터리 관리 장치 및 방법 |
CN113552487A (zh) * | 2021-06-24 | 2021-10-26 | 武汉昊诚锂电科技股份有限公司 | 一种锂亚电池的自放电测量和寿命评估方法 |
CN114210591A (zh) * | 2021-12-02 | 2022-03-22 | 格林美股份有限公司 | 一种基于ic曲线的锂电池梯次利用分选方法及装置 |
CN114210591B (zh) * | 2021-12-02 | 2023-12-22 | 格林美股份有限公司 | 一种基于ic曲线的锂电池梯次利用分选方法及装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014092471A (ja) | 2014-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5354416B1 (ja) | 二次電池評価方法および評価プログラム | |
US20160195589A1 (en) | Degradation diagnosis system and degradation diagnosis method for secondary battery | |
CN111448468B (zh) | 用于检测电池组一致性的方法、装置及系统 | |
CN104698385B (zh) | 电池状态计算装置和电池状态计算方法 | |
JP4884404B2 (ja) | 二次電池の内部情報検知方法及び装置 | |
JP6488105B2 (ja) | 蓄電池評価装置及び方法 | |
KR101927538B1 (ko) | 배터리의 수명 평가 장치 및 그 방법 | |
KR100927541B1 (ko) | 배터리 전압 거동을 이용한 배터리 저항 특성 추정 장치 및방법 | |
KR100970841B1 (ko) | 배터리 전압 거동을 이용한 배터리 용량 퇴화 추정 장치 및방법 | |
US9476947B2 (en) | Method for ascertaining operating parameters of a battery, battery management system, and battery | |
JP6414336B2 (ja) | 劣化度推定装置及び劣化度推定方法 | |
KR101835656B1 (ko) | 배터리의 잔존수명 추정방법 | |
US10295605B2 (en) | State detecting method and state detecting device of secondary battery | |
EP2053414B1 (en) | Method and apparatus for detecting internal information of secondary battery | |
WO2014132332A1 (ja) | 劣化推定装置及び劣化推定方法 | |
JP2019056595A (ja) | 二次電池システム | |
CN111856283B (zh) | 电池评价系统、电池评价方法 | |
JP2017111860A (ja) | 二次電池制御システム | |
CN108120932B (zh) | 对充电电池的电池健康状态进行估算的方法和装置 | |
JP2017103077A (ja) | 蓄電システム及びその制御方法並びにリチウムイオン二次電池の熱暴走予兆診断装置及びリチウムイオン二次電池の熱暴走予兆診断方法 | |
WO2014155726A1 (ja) | 電池特性推定方法、電池特性推定装置及びプログラム | |
JP2018141665A (ja) | 電池管理方法、電池管理装置、及びコンピュータプログラム | |
JP2010139260A (ja) | 二次電池の余寿命推定システムおよび余寿命推定方法 | |
JP2016082728A (ja) | 二次電池の制御方法 | |
JP6161133B2 (ja) | データ抽出装置、データ抽出方法およびデータ抽出プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5354416 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |