JP5350181B2 - 結晶粒粗大化防止特性に優れた肌焼鋼 - Google Patents
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0.05≦[Mo]/([Nb]+[Ti])≦1.0 ・・・(1)
(但し、[Mo]、[Nb]、[Ti]は夫々、前記炭化物、窒化物、および炭窒化物中のMo、Nb、Tiの含有量(質量%)を示す。)
0.05≦[Mo]/([Nb]+[Ti])≦1.0 ・・・(1)
(但し、[Mo]、[Nb]、[Ti]は夫々、前記炭化物、窒化物、および炭窒化物中のMo、Nb、Tiの含有量(質量%)を示す。)
Cは機械構造部品の芯部硬さを確保するのに必要な元素であるため、C量を0.1%以上と定めた。C量は好ましくは0.13%以上、より好ましくは0.15%以上である。一方、C量が過剰になると鋼材の硬さが必要以上に高くなり、被削性や冷間鍛造性が低下するため、C量は0.3%以下と定めた。C量は好ましくは0.25%以下であり、より好ましくは0.22%以下である。
Siは表面硬化層の軟化抵抗性の向上に大きく寄与する元素である。このような作用を有効に発揮するため、Si量は0.03%以上とすることが好ましく、より好ましくは0.1%以上である。一方、Si量が過剰になると機械加工時の被削性や冷間鍛造性が著しく劣化するため、Si量は2.5%以下と定めた。Si量は好ましくは2%以下であり、より好ましくは1.5%以下である。
Mnは溶製時の脱酸剤として作用し、酸化物系介在物を低減して鋼部品の内部品質を高めるとともに、焼入れ性を向上させて鋼部品の芯部硬さや硬化層深さを高め、部品の強度を確保するために有効な元素である。このような作用を有効に発揮させるため、Mnを0.1%以上と定めた。Mn量は好ましくは0.3%以上であり、より好ましくは0.5%以上である。一方、Mn量が過剰になるとPが粒界へ偏析するのを助長して粒界強度を下げ、その結果として低サイクル疲労強度を低下させるため、Mn量は2.0%以下と定めた。Mn量は好ましくは1.5%以下であり、より好ましくは1.0%以下である。
Pは熱間加工時の割れを助長する元素であるため、P量は0.03%以下と定めた。P量は好ましくは0.02%以下であり、より好ましくは0.015%以下である。P量は少なければ少ない程好ましいが、鋼材の製造コストの増加を招くため0%とすることは難しく、0.001%程度の残存は許容される。
Sは鋼中介在物であるMnSを形成することによって、衝撃強度の異方性を誘発する。そこでS量は0.1%以下と定めた。S量は好ましくは0.05%以下であり、より好ましくは0.03%以下である。S量は少なければ少ない程好ましいが、鋼材の製造コストの増加を招くため0%とすることは難しく、0.001%程度の残存は許容される。
Crは鋼材の焼入れ性を高め、安定した硬化層深さや芯部硬さを十分に確保する作用を有し、歯車などの構造用部材としての静的強度および疲労強度を確保する上で重要な元素である。このような作用を有効に発揮するため、Cr量は0.30%以上と定めた。Cr量は好ましくは0.60%以上であり、より好ましくは0.80%以上である。一方、Cr量が過剰になると旧オーステナイト粒界に偏析して炭化物を形成するため、低サイクル疲労強度が低下する。そこでCr量を2.0%以下と定めた。Cr量は好ましくは1.8%以下であり、より好ましくは1.3%以下である。
Moは本発明において最も重要な元素の一つであり、Ti、Nbとともに炭化物、窒化物、炭窒化物を形成してピンニング粒子として作用するとともに、鋼材の焼入れ性を確保して不完全焼入れ組織の生成を抑制する作用を有する。このような作用を有効に発揮させるため、Mo量は0.05%以上と定めた。Mo量は好ましくは0.1%以上であり、より好ましくは0.15%以上である。一方、Mo量が過剰になると鋼部品の芯部硬さが必要以上に高くなり、機械加工時における被削性や冷間鍛造性が劣化するため、Mo量は1.5%以下と定めた。Mo量は好ましくは1%以下であり、より好ましくは0.5%以下である。
Alは溶製時に脱酸剤として有効に作用し、また微細な窒化物を形成して浸炭焼入れ時の結晶粒の粗大化を防止する作用を有する。このような作用を有効に発揮させるため、Al量は好ましくは0.01%以上であり、より好ましくは0.02%以上である。一方、Al量が過剰になると酸化物などの非金属介在物が増大し靭性や切削性を劣化させる。そこでAl量を0.1%以下と定めた。Al量は好ましくは0.08%以下であり、より好ましくは0.05%以下である。
Nbは、単独またはTi、Moと共に炭化物、窒化物、および炭窒化物を形成することにより、高温での表面硬化処理時の結晶粒粗大化を防止する作用を有する。このような作用を有効に発揮させるため、Nb量を0.055%以上と定めた。Nb量は好ましくは0.060%以上、より好ましくは0.065%以上である。一方、Nb量が過剰になると、鋳造時に粗大なNb炭窒化物が生成し、鋳造割れや圧延割れの原因となる。そこでNb量は0.09%以下と定めた。Nb量は好ましくは0.080%以下であり、より好ましくは0.075%以下である。
Tiは、単独またはNb、Moと共に炭化物、窒化物、および炭窒化物を形成することにより、高温での表面硬化処理時の結晶粒粗大化を防止する作用を有する。このような作用を有効に発揮させるため、Ti量は0.055%以上と定めた。Ti量は好ましくは0.060%以上であり、より好ましくは0.065%以上である。一方、Ti量が過剰になると粗大なTiN介在物が生成して、転動疲労特性や切削性を低下させる。そこでTi量は0.09%以下と定めた。Ti量は好ましくは0.080%以下であり、より好ましくは0.075%以下である。
Nは他の元素(Al、Ti、Nb、Moなど)と窒化物を形成し、結晶粒の微細化に寄与する元素であり、N量は好ましくは0.003%以上である。一方、N量が過剰になると熱間加工性および延性に悪影響を及ぼすためN量は0.008%以下と定めた。N量は好ましくは0.006%以下である。
Oは硬質な酸化物を形成し、切削性を大幅に劣化させるため、0.003%以下と定めた。O量は好ましくは0.002%以下であり、より好ましくは0.001%以下である。
Ni:1.0%以下(0%を含まない)
CuおよびNiはいずれも耐候性を向上させるのに有効な元素であり、Niはさらにマトリックスに固溶して靭性を向上させる作用も有する。このような作用を有効に発揮するため、Cu量、Ni量はいずれも0.1%以上が好ましい。一方、Cu量が過剰になると熱間加工時(圧延など)の鋼表面に割れや疵が発生するため、Cu量は0.3%以下が好ましく、より好ましくは0.25%以下である。また、Ni量が過剰になると圧延時にベイナイトやマルテンサイト組織が発生して靭延性が低下するため、Ni量は1.0%以下が好ましく、より好ましくは0.8%以下である。Cu、Niは単独で添加しても良いし、併用しても良い。
V:0.20%以下(0%を含まない)
Zr、Vはいずれも炭素および窒素と活性な元素であり、微細な析出物を生成することによって結晶粒粗大化防止特性を向上できる。このような作用を有効に発揮させるため、Zr量、V量はいずれも0.03%以上が好ましく、より好ましくは0.05%以上である。一方、Zr量、V量が過剰になると熱間加工(例えば、熱間圧延)時の鋼表面に割れや疵が発生するため、Zr量、V量はいずれも0.20%以下とすることが好ましく、より好ましくは0.15%以下である。Zr、Vは単独で添加しても良いし、併用しても良い。
Bi:0.10%以下(0%を含まない)
Ca:0.010%以下(0%を含まない)
Pb、Bi、Caはいずれも鋼材の被削性を向上させる元素である。さらに、Caについては鋼材中の硫化物の展伸を抑制して衝撃特性を向上させるとともに、粗大なTi硫化物の生成を抑制して鍛造性を向上させる作用を有する。このような効果を有効に発揮させるため、Pb量、Bi量はいずれも0.02%以上とすることが好ましく、より好ましくは0.05%以上である。Ca量は0.0005%以上が好ましく、より好ましくは0.001%以上である。一方、Pb量、Bi量が過剰になると強度が低下し、Ca量が過剰になると粗大なCa酸化物が生成することによって却って強度が低下する。Pb量、Bi量はいずれも0.10%以下が好ましく、より好ましくは0.09%以下、さらに好ましくは0.05%以下である。Ca量は0.010%以下が好ましく、0.005%以下が好ましい。Pb、Bi、およびCaは単独で添加しても良いし、2種以上を併用しても良い。
1000〜700℃の間の冷却速度を制御するのは、該温度範囲でTi−Nb−Mo系析出物が析出するためである。該冷却速度が15℃/分を超えると、Ti−Nb−Mo系析出物中の[Mo]/([Nb]+[Ti])の値が0.05未満となり、Ti−Nb−Mo系析出物による結晶粒粗大化防止特性を有効に発揮することができない。該冷却速度は好ましくは13℃/分以下、より好ましくは10℃/分以下である。冷却速度の下限は特に限定されないが、実操業上5℃/分程度である。
分塊圧延前の加熱温度が1200℃を超え、また加熱時間が1時間を超えると、鋳造時の冷却の際に生成させた微細なTi−Nb−Mo系析出物が溶解したり、オストワルド成長したりする結果、微細なTi−Nb−Mo系析出物の個数が不足することとなり、表面硬化処理時の結晶粒粗大化防止効果を有効に発揮することができない。分塊圧延前の加熱温度の下限は、分塊圧延の際の変形能の観点から1100℃程度である。
熱間圧延前の加熱温度が1000℃を超えると、鋳造時の冷却の際に生成させたTi−Nb−Mo系析出物がオストワルド成長し、粗大な析出物によって圧延時の鋼材割れや鍛造時の割れの原因となるとともに、微細なTi−Nb−Mo系析出物の個数が不足する結果、表面硬化処理時の結晶粒粗大化防止効果を有効に発揮することができない。また熱間圧延前の加熱温度の下限は、圧延性、および圧延材の表面品質の観点から、850℃程度とすることが好ましい。
前記円柱圧縮試験片を室温で高さ方向に圧縮し(圧縮率:60%、高さ:7.2mm)、その後以下に示す浸炭条件で真空浸炭処理を行い、結晶粒度を測定した。結晶粒度の測定は、真空浸炭処理をした試験片断面の、相当歪1.2となる箇所の浸炭層を検鏡位置としてエッチングを行った後、光学顕微鏡で観察し(倍率:200倍)、JIS G0551に従って旧オーステナイト粒の粒度番号を求めた。結晶粒度番号は7番以上を合格とした。
浸炭期 温度:1050℃
時間:10分
ガス:アセチレン
拡散期 温度:1050℃
時間:10分
ガス:アセチレン
Ti−Nb−Mo析出物の測定について、図1〜2を参照しつつ説明する。図1は上記した900℃での焼きならし材の透過型電子顕微鏡写真であり、図2は前記透過型電子顕微鏡写真において観察された100nm以下の析出物についてEDX(エネルギー分散型X線分析装置)分析を行ったグラフである。上記の900℃焼きならし材の軸心に垂直な断面のD/4位置(Dは直径)から、透過型電子顕微鏡用の試料を作製し、観察倍率10万倍で観察した(図1)。100nm以下の析出物について任意の5個を選択して、EDX(エネルギー分散型X線分析装置)で特性X線強度を測定し(図2)、前記5個それぞれについて、特性X線の強度比を、含有する合金元素で質量%に半定量化して析出物中のC、N、Ti、Nb、およびMoの含有量を算出した。その結果、表2の実験No.17を除いていずれの実験例においても、選択した5個の析出物全てからCまたはNの少なくともいずれかが検出された。さらに[Mo]/([Nb]+[Ti])を算出して前記5個の析出物の平均値を求めた。本発明における100nm以下の析出物の平均組成は、経験的に100nm以下の任意の5個の析出物の平均組成で代表させることができる。従って、[Mo]/([Nb]+[Ti])の値についても、前記5個の析出物の平均値を、本発明における円相当径100nm以下のTi−Nb−Mo系析出物の[Mo]/([Nb]+[Ti])の値の平均値とした。
Claims (5)
- C :0.1〜0.3%(質量%の意味。以下、同じ。)、
Si:2.5%以下(0%を含まない)、
Mn:0.1〜2.0%、
P :0.03%以下(0%を含まない)、
S :0.1%以下(0%を含まない)、
Cr:0.30〜2.0%、
Mo:0.05〜1.5%、
Al:0.1%以下(0%を含まない)、
Nb:0.055〜0.09%、
Ti:0.055〜0.09%、
N :0.008%以下(0%を含まない)、
O :0.003%以下(0%を含まない)を含有し、残部は鉄および不可避不純物であり、
円相当径100nm以下の、Ti、Nb、およびMoを含有する炭化物、窒化物、および炭窒化物が平均組成で下記(1)式を満たすとともに、
円相当径100nm以下の前記炭化物、窒化物、および炭窒化物の個数が1×108個/mm2以上存在することを特徴とする結晶粒粗大化防止特性に優れた肌焼鋼。
0.05≦[Mo]/([Nb]+[Ti])≦1.0 ・・・(1)
(但し、[Mo]、[Nb]、[Ti]は夫々、前記炭化物、窒化物、および炭窒化物中のMo、Nb、Tiの含有量(質量%)を示す。) - 更に、
Cu:0.3%以下(0%を含まない)および/またはNi:1.0%以下(0%を含まない)を含有する請求項1に記載の肌焼鋼。 - 更に、
Zr:0.20%以下(0%を含まない)および/またはV:0.20%以下(0%を含まない)を含有する請求項1または2に記載の肌焼鋼。 - 更に、
Pb:0.10%以下(0%を含まない)、
Bi:0.10%以下(0%を含まない)、および
Ca:0.010%以下(0%を含まない)
よりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の肌焼鋼。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の肌焼鋼から得られる機械構造部品。
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JP2009246760A JP5350181B2 (ja) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | 結晶粒粗大化防止特性に優れた肌焼鋼 |
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