JP5350149B2 - 切削工具 - Google Patents

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Description

本発明は、先端部に切刃が一体形成された切削工具ヘッド部の後部に設けられた雄ねじ部を、この切削工具ヘッド部を保持する切削工具保持部の先端部に設けられた雌ねじ部に螺合させて、切削工具ヘッド部を切削工具保持部の先端部に着脱自在に装着させる切削工具に関するものであり、特に、上記の切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを超硬合金で構成し、突き出し量の多い切削加工においても、精度の良い加工が適切に行えるようにした点に特徴を有するものである。
従来、切削工具としては、一般に、鋼製のシャンクの先端部に超硬合金で構成された刃先をロウ付けしたものや、超硬合金で構成されたチップをねじ止めしたものが用いられている。
しかし、このような切削工具を用いて突き出し量の大きい切削加工を行った場合、シャンク部分の剛性が低いため、精度の良い切削加工ができず、特に、高速、高送りでの切削加工を行った場合には、刃先にびびりが生じて、刃先が欠損する等の問題があった。
また、上記のような切削工具の剛性を高めるため、先端部に切刃が形成された切削工具全体を超硬合金で構成したものも用いられている。
ここで、このような切削工具全体を超硬合金で構成したものは、そのコストが高くつき、また刃先をある程度再研磨して使用することができるが、刃先の径が小さくなったり、大きな欠けが生じたりした場合には、再研磨することができなくなって、この切削工具を廃棄せざるを得なくなり、コストや環境面において問題があった。さらに、近年においては、切刃が設けられた部分の表面にTiAlN等の硬質物質をPVD法等によって被覆することが行われるが、上記のように切削工具全体を超硬合金で構成したものにおいて、刃先を再研磨した後、再度、硬質物質を被覆させる場合には、切削工具全体をPVD装置等に入れて処理しなければならず、嵩張ると共に、被覆に要するコストも高くつくという問題があった。
また、従来においては、特許文献1,2等に示されるように、切刃が設けられる切削工具ヘッド部と、この切削工具ヘッド部を保持する切削工具保持部とを着脱自在に装着させるようにした切削工具が提案されている。
ここで、特許文献1においては、切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを超硬合金で構成した場合、この切削工具ヘッド部と切削工具保持部とをねじ連結式にすることが困難であるとして、鋼製の切削工具ヘッド部に超硬合金の切刃をロウ付けすると共に、この鋼製の切削工具ヘッド部に設けた雄ねじ部を、鋼製の切削工具保持部に設けた雌ねじ部に螺合させるようにしたものが示されている。
しかし、特許文献1の切削工具の場合、鋼製の切削工具ヘッド部と鋼製の切削工具保持部とを用いているため、切削工具全体としての剛性が低く、前記のように突き出し量の大きい切削加工を行った場合には、精度の良い切削加工ができず、特に、高速、高送りでの切削加工を行う場合には、刃先にびびりが生じて、刃先が欠損する等の問題があった。
また、特許文献2においては、超硬合金製の刃先交換式チップをねじ止めした鋼製の切削工具ヘッド部に雄ねじ部を設け、この雄ねじ部を超硬合金製の切削工具保持部に設けた雌ねじ部に螺合させるようにした切削工具や、切刃が一体形成された超硬合金製の切削工具ヘッド部と、超硬合金製の切削工具保持部とにそれぞれ雌ねじ部を設け、この切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを合金鋼製のアダプターボルトに螺合させて、切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを締結させるようにしたものが示されている。
しかし、超硬合金製の刃先交換式チップをねじ止めした鋼製の切削工具ヘッド部の場合、刃先交換式チップの取付位置が制限され、先端部の外周に多数の切刃を有するエンドミルや、強ねじれのボールノーズのエンドミル等に利用することは困難であった。また、上記の鋼製の切削工具ヘッドに設けた雄ねじ部を、超硬合金製の切削工具保持部に設けた雌ねじ部に螺合させるようにした場合、鋼製の切削工具ヘッド部に設けた雄ねじ部の剛性が低いため、前記のように突き出し量の大きい切削加工を行った場合には、精度の良い切削加工ができず、特に、高速、高送りでの切削加工を行う場合には、刃先にびびりが生じて、刃先が欠損する等の問題があった。
また、切刃が一体形成された超硬合金製の切削工具ヘッド部と、超硬合金製の切削工具保持部とにそれぞれ雌ねじ部を設け、この切削工具ヘッド部と切削工具保持部とをそれぞれ合金鋼製のアダプターボルトに螺合させて、切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを締結させる場合、作業の工程数が多くなって、作業が面倒になると共に、アダプターボルトの剛性が低いため、前記のように突き出し量の大きい切削加工を行った場合には、精度の良い切削加工ができず、特に、高速、高送りでの切削加工を行う場合には、刃先にびびりが生じて、刃先が欠損する等の問題があった。
特開2002−103130号公報 特開2005−14205号公報
本発明は、先端部に切刃が一体形成された切削工具ヘッド部の後部に設けられた雄ねじ部を、この切削工具ヘッド部を保持する切削工具保持部の先端部に設けられた雌ねじ部に螺合させて、切削工具ヘッド部を切削工具保持部の先端部に着脱自在に装着させるようにした切削工具において、切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを超硬合金で構成した場合においても、切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを適切に連結することができるようにし、突き出し量の多い切削加工においても、精度の良い加工が適切に行えるようにすることを課題とするものである。
本発明においては、上記のような課題を解決するため、先端部に切刃が一体形成された切削工具ヘッド部の後部に設けられた雄ねじ部を、この切削工具ヘッド部を保持する切削工具保持部の先端部に設けられた雌ねじ部に螺合させて、切削工具ヘッド部を切削工具保持部の先端部に着脱自在に装着させる切削工具において、切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを超硬合金で構成すると共に、切削工具保持部における雌ねじ部のヤング率を、切削工具ヘッド部における雄ねじ部のヤング率より低くした。
ここで、上記の切削工具において、切削工具保持部における雌ねじ部のヤング率を、切削工具ヘッド部における雄ねじ部のヤング率より低くするにあたっては、例えば、切削工具保持部を構成する超硬合金に、切削工具ヘッド部を構成する超硬合金よりもヤング率が低いものを用いるようにすることができる。
また、超硬合金を真空又は減圧条件で焼結させた場合、その表面の焼結肌の部分にCoが滲み出して、表面の焼結肌におけるCo量が超硬合金内部に比べて多くなり、表面の焼結肌のヤング率が超硬合金内部のヤング率よりも小さくなる。このため、上記の切削工具保持部における雌ねじ部を研磨加工されていない焼結肌のままにする一方、上記の切削工具ヘッド部の雄ねじ部を研磨加工して焼結肌の部分を除去することにより、切削工具保持部と切削工具ヘッド部とに同じ超硬合金を用いた場合においても、切削工具保持部における雌ねじ部のヤング率を、上記の切削工具ヘッド部における雄ねじ部のヤング率より低くすることができる。
また、上記のように超硬合金で構成された切削工具ヘッド部と切削工具保持部とに雄ねじ部と雌ねじ部とを、例えば、JIS規格B0205−1に規定されるように作製した場合、その作製に誤差が生じると、超硬合金で構成された雄ねじ部と雌ねじ部とを螺合させて、切削工具ヘッド部を切削工具保持部の先端部に装着させる際に、ねじ山が干渉したり、部分接触による応力集中によってねじ山が欠損するおそれが生じる。一方、JIS規格B0205−1に規定されるものに対して、上記の雄ねじ部と雌ねじ部とが接触する面積を小さくしすぎると、雄ねじ部と雌ねじ部との間の締結力が小さくなって、切削工具ヘッド部を切削工具保持部に対して十分に固定させることが困難になる。このため、上記の切削工具においては、上記のJIS規格に規定される雌ねじの谷の径をD、ねじピッチをPとした場合に、上記の切削工具ヘッド部の雄ねじ部における雄ねじの外径daが(D−0.4P)≦da<D、上記の切削工具保持部の雌ねじ部における雌ねじの内径Dbが(D−1.0825P)<Db≦(D−0.7361P)の条件を満たすようにすることが好ましい。
また、超硬合金で構成された切削工具ヘッド部の雄ねじ部と切削工具保持部の雌ねじ部との軸心とが一致していない状態で、この雄ねじ部と雌ねじ部とを螺合させる場合においても、部分接触による応力集中によってねじ山が欠損するおそれが生じる。このため、上記の切削工具ヘッド部に設ける雄ねじ部の先端部をテーパー状に収縮させて、雄ねじ部が雌ねじ部に浅く挿入された状態におけるねじの噛み込みが少なくすることが好ましい。
なお、上記の切削工具ヘッド部や切削工具保持部に用いる超硬合金とは、一般に、主成分となるWCと、CoやNi等の鉄族金属とを焼結させたものであるが、耐摩耗性を向上させたり、焼結中の粒成長を抑制したりするために、少量のCr32,VC,TaC,TiC等を加えたものも用いられる。そして、このような超硬合金のヤング率はその組成により多少変化するが、一般に450〜650GPa程度であり、ヤング率が210GPa程度の鋼材に比べて、ヤング率が高く、このような超硬合金を切削工具ヘッド部や切削工具保持部に用いると、切削工具の剛性が大幅に向上される。
本発明の切削工具においては、先端部に切刃が一体形成された切削工具ヘッド部の後部に設けられた雄ねじ部を、この切削工具ヘッド部を保持する切削工具保持部の先端部に設けられた雌ねじ部に螺合させて、切削工具ヘッド部を切削工具保持部の先端部に着脱自在に装着させるにあたり、上記の切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを超硬合金で構成したため、切削工具全体の剛性が高くなる。
また、本発明の切削工具においては、上記の切削工具保持部における雌ねじ部のヤング率を上記の切削工具ヘッド部における雄ねじ部のヤング率より低くしたため、切削工具ヘッド部の雄ねじ部を切削工具保持部の雌ねじ部に強く締め付けた場合には雌ねじ部が弾性変形し、ねじ山が干渉したり、部分接触による応力集中によってねじ山が欠損したりするのが防止される。
この結果、本発明の切削工具においては、切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを超硬合金で構成して切削工具全体の剛性を高くすることができると共に、切削工具ヘッド部の雄ねじ部を切削工具保持部の雌ねじ部に強く締め付けて、切削工具ヘッド部を切削工具保持部に強固に固定することができ、突き出し量の大きい切削加工を行う場合にも、精度の良い切削加工が行えるようになると共に、高速、高送りでの切削加工を行う場合にも、刃先にびびりが生じて、刃先が欠損したりするということもなくなる。
また、本発明の切削工具においては、切削工具ヘッド部を切削工具保持部の先端部に着脱自在に装着させるようにしたため、切削工具ヘッド部を取り外して、その先端部における切刃を再研磨したり、TiAlN等の硬質物質を再被覆させたりすることができ、先端部に切刃が形成された切削工具全体を超硬合金で構成したものに比べて、これらの作業が簡単かつ低コストで行えるようになると共に、刃先の径が小さくなったり、大きな欠けが生じたりして、再研磨することができなくなった場合にも、この切削工具ヘッド部だけを交換するだけでよくなる。
本発明の一実施形態に係る切削工具に用いる切削工具ヘッド部の概略側面図及び概略正面図である。 同実施形態に係る切削工具に用いる切削工具保持部を一部断面した概略側面図である。 JIS規格B0205−1に規定される雄ねじと雌ねじとの螺合状態を示した拡大断面説明図である。 上記の実施形態に係る切削工具において、切削工具ヘッド部の雄ねじ部における雄ねじと、切削工具保持部の雌ねじ部における雌ねじとの螺合状態を示した拡大断面説明図である。 上記の実施形態に係る切削工具において、切削工具ヘッド部の雄ねじ部を切削工具保持部の雌ねじ部に螺合させて、切削工具ヘッド部を切削工具保持部の先端部に装着させた状態を示した概略側面図である。 上記の実施形態に係る切削工具において、切削工具ヘッド部の雄ねじ部を切削工具保持部の雌ねじ部に螺合させて締結させる工程を示した部分断面説明図である。 上記の実施形態に係る切削工具をアーバーに装着させた状態を示した概略説明図である。 本発明の実施例1の切削工具において、切削工具ヘッド部における各部の長さ等を示す概略側面図及び概略正面図である。 上記の実施例1の切削工具において、切削工具保持部における各部の長さ等を示す一部断面した概略側面図である。 比較例1の切削工具に使用したアダプターボルトの概略側面図である。
以下、この発明の実施形態に係る切削工具を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、この発明における切削工具は、特に下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態の切削工具1においては、図1(A),(B)に示すように、超硬合金で構成された切削工具ヘッド部10の先端部10aの外周に、複数のねじれ溝11aに沿った複数(図に示す例では8つ)の切刃11が形成されている。そして、このように切刃11が形成された先端部10aの後端中央部から後方に向けて、この先端部10aよりも小径になった第1突出部12と、この第1突出部12よりも小径になった第2突出部13と、この第2突出部13とねじの外径が略同径になった雄ねじ部14とが連続して設けられ、この雄ねじ部14の先端部がテーパー状に収縮するように形成されている。
また、この切削工具ヘッド部10においては、上記の先端部10aの外周面に、この切削工具ヘッド部10をトルクレンチ(図示せず)等によって後述する切削工具保持部20に締結させるための平坦部15が設けられると共に、この切削工具ヘッド部10の中心部を貫通するようにして冷却媒体を切削工具ヘッド部10の先端に案内するための案内穴16が設けられている。
なお、上記の切削工具ヘッド部10においては、上記の切刃11の硬度を高めるため、切刃11が設けられた先端部10aの表面に、PVD法等によりTiAlN等の硬質物質を被覆させたり、上記の切刃11の刃先部分をCBN焼結体やダイヤモンド焼結体で構成させたりすることもできる。
一方、上記の切削工具ヘッド部10を保持する切削工具保持部20は上記の切削工具ヘッド部10よりもヤング率の低い超硬合金で構成され、図2に示すように、その先端面の中央部から後方に向けて、上記の第1突出部12が嵌め合わされる第1凹部21と、この第1凹部21よりも若干大径になった第2凹部22と、上記の雄ねじ部14が螺合される雌ねじ部23とが連通して設けられている。また、この切削工具保持部20の中心部にも、上記の切削工具ヘッド部10の案内穴16と連通するようにして冷却媒体を案内するための案内穴24が設けられている。
また、上記のように切削工具ヘッド部10に雄ねじ部14を、切削工具保持部20に雌ねじ部23を設けるにあたり、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14を研磨加工する一方、切削工具保持部20の雌ねじ部23を研磨加工せずに焼結肌のままにし、その表面におけるCo量が多い状態にして、この切削工具保持部20における雌ねじ部23のヤング率をさらに低下させるようにすることもできる。
ここで、上記のように切削工具保持部20を切削工具ヘッド部10よりもヤング率の低い超硬合金で構成したり、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14を研磨加工する一方、切削工具保持部20の雌ねじ部23を焼結肌のままにして、切削工具保持部20における雌ねじ部23のヤング率を、切削工具ヘッド部10における雄ねじ部14のヤング率よりも低くすると、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14を切削工具保持部20の雌ねじ部23に強く締め付けた場合に、切削工具保持部20の雌ねじ部23が弾性変形し、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14が切削工具保持部20の雌ねじ部23に強く締め付けられて、切削工具ヘッド部10が切削工具保持部20に強固に固定されるようになると共に、ねじ山が干渉したり、部分接触による応力集中によってねじ山が欠損したりするのが防止される。
また、上記のように切削工具ヘッド部10に雄ねじ部14を、切削工具保持部20に雌ねじ部23を設ける場合において、JIS規格B0205−1に規定される雄ねじと雌ねじの状態は、図3に示すように、雄ねじと雌ねじとが略密接した状態になっており、雌ねじの谷の径をD、ねじピッチをPとした場合に、雄ねじの外径daはda=Dであり、雌ねじの内径DbはDb=D−1.0825Pになっている。
これに対して、この実施形態における切削工具1においては、図4に示すようになっており、上記の切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14における雄ねじの外径daが(D−0.4P)≦da<D、上記の切削工具保持部20の雌ねじ部23における雌ねじの内径Dbが(D−1.0825P)<Db≦(D−0.7361P)の条件を満たすようにしている。
このようにすると、図4に示すようになっており、雄ねじの山と雌ねじの谷との間、雄ねじの谷と雌ねじの山との間にそれぞれ隙間が生じ、雄ねじと雌ねじとの接触面積が上記のJIS規格に規定されるものよりも小さくなる。このため、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14や切削工具保持部20の雌ねじ部23が精度よく製造されていない状態や、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14と切削工具保持部20の雌ねじ部23との軸心とが一致していない状態で、この雄ねじ部14と雌ねじ部23とを螺合させる場合においても、部分接触による応力集中によってねじ山が欠損するのが抑制されるようになる。
また、上記のように切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14における雄ねじの外径daが(D−0.4P)≦da、切削工具保持部20の雌ねじ部23における雌ねじの内径DbがDb≦(D−0.7361P)の条件を満たすようにしているため、雄ねじと雌ねじとの接触面積が小さくなりすぎて、雄ねじ部14と雌ねじ部23との間の締結力が低下するのも防止される。なお、上記のように雄ねじ部14と雌ねじ部23とを螺合させる場合にねじ山が欠損するのを抑制すると共に、雄ねじ部14と雌ねじ部23との間の締結力を高めるためには、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14における雄ねじの外径daが(D−0.4P)≦da≦(D−0.1P)、切削工具保持部20の雌ねじ部23における雌ねじの内径Dbが(D−0.98P)≦Db≦(D−0.7361P)の条件を満たすようにすることがより好ましい。
また、この実施形態における切削工具1においては、切削工具ヘッド部10における雄ねじ部の先端部をテーパー状に収縮させて、雄ねじ部が雌ねじ部に浅く挿入された状態におけるねじの噛み込みが少なくなるようにしている。
そして、この実施形態における切削工具1において、上記の切削工具ヘッド部10に設けられた雄ねじ部14を、切削工具保持部20に設けられた雌ねじ部23に螺合させて、図5に示すように、切削工具ヘッド部10を切削工具保持部20の先端部に装着させるにあたっては、図6(A)に示すように、上記の切削工具ヘッド部10における雄ねじ部14と、切削工具保持部20における雌ねじ部23とが対向するようにセットする。
次いで、図6(B)に示すように、切削工具ヘッド部10における雄ねじ部14のテーパー状に収縮した先端部を、切削工具保持部20に設けられた上記の第1凹部21と第2凹部22とを通して切削工具保持部20における雌ねじ部23内に導くと共に、切削工具ヘッド部10における上記の第1突出部12を切削工具保持部20に設けられた上記の第1凹部21内に嵌め合わせるようにする。この場合、上記のように雄ねじ部14の先端部がテーパー状に収縮しているため、切削工具ヘッド部10における第1突出部12が切削工具保持部20における第1凹部21内に嵌め合わされて切削工具ヘッド部10と切削工具保持部20との軸心が一致するまでは、上記の雄ねじ部14が雌ねじ部23に歪んだ状態で噛み合うのが防止され、ねじ山に負荷が加わって、ねじ山が破損したりするのが防止される。
そして、上記のように切削工具ヘッド部10における第1突出部12が切削工具保持部20における第1凹部21内に嵌め合わされて、切削工具ヘッド部10と切削工具保持部20との軸心が一致した状態で、上記の切削工具ヘッド部10を回転させて、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14を切削工具保持部20の雌ねじ部23に螺合させ、前記の平坦部15を介してトルクレンチ等によりこれらを締め付けて、図6(C)に示すように、切削工具ヘッド部10を切削工具保持部20の先端部に装着させるようにする。
このようにして切削工具ヘッド部10を切削工具保持部20の先端部に装着させる場合、前記のように切削工具保持部20における雌ねじ部23のヤング率を、切削工具ヘッド部10における雄ねじ部14のヤング率を低くしているため、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14を切削工具保持部20の雌ねじ部23に強く締め付けても、切削工具保持部20の雌ねじ部23が弾性変形し、ねじ山が欠損したりするということがなく、切削工具ヘッド部10が切削工具保持部20に強固に取り付けられるようになる。また、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14における雄ねじの外径daが(D−0.4P)≦da<D、上記の切削工具保持部20の雌ねじ部23における雌ねじの内径Dbが(D−1.0825P)<Db≦(D−0.7361P)の条件を満たすようにしているため、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14や切削工具保持部20の雌ねじ部23が精度よく製造されていない場合や、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14と切削工具保持部20の雌ねじ部23との軸心とが一致していない場合においても、部分接触による応力集中によってねじ山が欠損するのも抑制される。
そして、このように切削工具ヘッド部10を切削工具保持部20の先端部に装着させた切削工具1を用いて切削を行うにあたっては、この切削工具1における切削工具保持部20の後部をアーバー2に保持させ、このアーバー2から切削工具1を所定長さ突出させ、この状態でアーバー2を介して切削工具1を回転させ、切削工具ヘッド部10に設けられた切刃11によって切削を行うようにする。なお、このように切削工具1を回転させて切削加工を行う場合において、切削工具1の回転によって切削工具ヘッド部10が切削工具保持部20から外れるのを防止するため、上記の切削工具ヘッド部10を回転させて、切削工具ヘッド部10の雄ねじ部14を切削工具保持部20の雌ねじ部23に締め付ける方向を、切削工具1の回転方向と同方向になるようにしている。
ここで、この実施形態の切削工具1においては、雄ねじ部14が設けられた切削工具ヘッド部10と雌ねじ部23が設けられた切削工具保持部20とを超硬合金で構成し、超硬合金で構成された雄ねじ部14と雌ねじ部23とを締結させるようにして、切削工具1全体を超硬合金で構成したため、アーバー2から突出させる切削工具1の長さを長くして突き出し量の大きい切削加工を行う場合においても、十分な剛性が得られて、精度の良い切削加工が行えるようになる。また、この切削工具1を用いて高速、高送りでの切削加工を行う場合にも、刃先にびびりが生じて、刃先が欠損したりするということがなく、良好な切削加工が安定して行えるようになる。
次に、この発明に係る切削工具の具体的な実施例を挙げ、この実施例の切削工具においては、アーバーから突出させる切削工具の長さを長くして切削加工を行う場合においても、精度の良い切削加工が適切に行えることを、比較例を挙げて明らかにする。
(実施例1)
実施例1の切削工具においては、上記の実施形態における切削工具において、切削工具ヘッド部を構成する超硬合金に、平均粒度が1.0μmのWC微粒子を用いると共に、Co量を10重量%にして得たヤング率が570GPaの超硬合金を用いる一方、切削工具ヘッド部を構成する超硬合金に、平均粒度が2.5μmのWC微粒子を用いると共に、Co量を15重量%にして得たヤング率が520GPaの超硬合金を用いた。
そして、上記の切削工具ヘッド部においては、図8(A),(B)に示すように、先端部における切刃の部分の外径D1を16mm,切刃が設けられた先端部の長さL1を30mm,切刃のねじれ角を45度,切刃の軸方向の長さL2を16mm,切刃部分の心厚D2を12mm,先端部から後方に設けられた第1突出部と第2突出部と雄ねじ部との全体の長さL3を17.5mm,第1突出部における直径D3を8.5mm,その長さL4を5mm,雄ねじ部における有効ねじ部長さL5を9mmにし、上記の雄ねじ部における雄ねじの外径daを7.6mm,ねじピッチPを1.25mm,雄ねじ部の先端から4mmの部分におけるテーパー状に収縮した部分の傾斜角θを10度にした。また、上記のような切刃が設けられた先端部分をPVD法によりTiAlN膜で被覆した。
また、上記の切削工具保持部においては、図9に示すように、その全長L6を95mm,第1凹部の長さL7を6.5mm,第2凹部の長さL8を3.5mm,雌ねじ部の長さL9を10.5mmにし、上記の雌ねじの谷の径Dを8mm,雌ねじの内径Dbを6.972mm,ねじピッチPを1.25mmにした。なお、雌ねじ部は研磨を行わずに焼結肌のままにした。ここで、研磨を行った部分と研磨を行っていない部分とにおけるCo量をEPMA分析した結果、研磨を行った部分のCo量は14.9重量%であったのに対して、研磨を行っていない部分のCo量は20.2重量%になっており、研磨を行っていない部分におけるCo量が増加していた。
なお、この切削工具においては、上記の切削工具ヘッド部の雄ねじ部における雄ねじの外径daと、ねじピッチPと、雌ねじの谷の径Dと、雌ねじの内径Dbとが、da=D−0.32P、Db=D−0.822Pになっていた。
そして、この実施例1の切削工具においては、上記の切削工具ヘッド部における雄ねじ部を切削工具保持部における雌ねじ部に螺合させ、トルクレンチを用い23N・mの締付けトルクで締結させて、切削工具ヘッド部を切削工具保持部の先端部に装着させた。
(比較例1)
比較例1の切削工具においては、上記の実施例1と同じ切削工具保持部を用いるようにした。
一方、切削工具ヘッド部としては、上記の実施例1の切削工具ヘッド部における先端部の後端面の中央部に、上記の切削工具保持部と同じ第1凹部と第2凹部と雌ねじ部とを連通するように設けた。なお、この比較例1においても、切刃が設けられた先端部分をPVD法によりTiAlN膜で被覆した。
そして、この比較例1においては、図10に示すアダプターボルト30を用いて、上記の切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを連結させるようにした。
ここで、このアダプターボルトを製造するにあたっては、超硬合金ではなく、ヤング率が210GPaの合金鋼SCM440を用いた。
そして、このアダプターボルト30は、図10に示すように、全長L10が35mmであり、大径になった中央部分31の直径D10を、上記の第1突出部における直径D3と同じ8.5mmに,その長さL11を上記の第1突出部の長さL4の倍の10mmにし、この中央部分の両側に小径部分32,32を介して、それぞれ有効ねじ部長さL12が9mmになったねじ部33,33を設けた。また、このアダプターボルト30の中心部を貫通するようにして冷却媒体を切削工具ヘッド部の先端に案内するための案内穴34を設けた。なお、このアダプターボルト30において、その両側に設ける上記のねじ部33,33の形状は、上記の実施例1の雄ねじ部と同様にし、その外径daを7.6mm,ねじピッチPを1.25mm,雄ねじ部の先端から4mmの部分におけるテーパー状に収縮した部分の傾斜角θを10度にした。
そして、上記の実施例1及び比較例1の各切削工具を用いて、SUS304からなる被削材を片削り切削する切削テストを行った。
ここで、上記の切削テストを行うにあたっては、実施例1及び比較例1の各切削工具を、それぞれアーバーからの突出長さが70mmになるようにして、図7に示すように、各切削工具における切削工具保持部の後部をアーバーに保持させた。
そして、各切削工具における案内穴から冷却媒体を供給しながら、それぞれ切削速度Vc=150m/min,軸方向の切込みap=12.0mm,径方向の切込みae=0.3mm,1回転当たりの送り量f=1.2mm/revの条件で切削テストを行い、切削加工後の加工面における表面粗さを調べ、算術平均粗さRaと、十点平均粗さRzと求め、その結果を下記の表1に示した。
Figure 0005350149
この結果、超硬合金で構成された切削工具ヘッド部の雄ねじ部を超硬合金で構成された切削工具保持部の雌ねじ部に締結させた実施例1の切削工具を用いた場合には、超硬合金で構成された切削工具ヘッド部と切削工具保持部とを、超硬合金ではない通常の合金鋼で構成されたアダプターボルトを用いて締結させた比較例1の切削工具を用いた場合に比べて、切削加工面における算術平均粗さRa及び十点平均粗さRzの値が何れも低下しており、表面状態が良好な切削加工が行えた。これは、上記の実施例1の切削工具においては、切削工具全体としての剛性が高くて、切削時にびびりが発生するのが抑制されたのに対して、比較例1の切削工具においては、上記のアダプターボルトの剛性が低くて、切削時にビビりが発生したためであると考えられる。
(比較例2)
比較例2においては、実施例1と同じ形状になった切刃を有する切削工具ヘッド部と切削工具保持部とが一体になった切削工具を、上記の実施例1における切削工具ヘッド部と同じヤング率が570GPaの超硬合金を用いて作製した。なお、この比較例2においても、切刃が設けられた先端部分をPVD法によりTiAlN膜で被覆した。
そして、上記の実施例1及び比較例2の各切削工具を用いて、硬度がHRC40のプリハードン鋼からなる被削材を切削する切削テストを行った。
ここで、上記の切削テストを行うにあたっては、実施例1及び比較例2の各切削工具を、それぞれアーバーからの突出長さが70mmになるようにして、アーバーに保持させた。
そして、各切削工具における案内穴から冷却媒体を供給しないようにして、それぞれ切削速度Vc=176m/min,軸方向の切込みap=10.0mm,径方向の切込みae=0.2mmの条件で、最初は1回転当たりの送り量fを0.2mm/revにして一定長さ切削し、その後、1回転当たりの送り量fを0.2mm/revずつ順々に増加させて切削を行った。
この結果、上記の実施例1及び比較例2の何れの切削工具においても、1回転当たりの送り量fが5.0mm/revに達した時点においても、切刃に欠損が生じたり、びびりが発生したりするということもなく、良好な切削加工が行えた。
これは、超硬合金で構成された切削工具ヘッド部の雄ねじ部を超硬合金で構成された切削工具保持部の雌ねじ部に締結させた実施例1の切削工具も、切削工具ヘッド部と切削工具保持部とが一体になった超硬合金からなる比較例2の切削工具と同様に、高い剛性を有し、高送りでの切削加工を行う場合にも、刃先にびびりが生じるのが防止されたためであると考えられる。
1 切削工具
2 アーバー
10 切削工具ヘッド部
10a 先端部
11 切刃
11a ねじれ溝
12 第1突出部
13 第2突出部
14 雄ねじ部
15 平坦部
16 案内穴
20 切削工具保持部
21 第1凹部
22 第2凹部
23 雌ねじ部
24 案内穴
D 雌ねじの谷の径
Db 雌ねじの内径
da 雄ねじの外径
P ねじピッチ

Claims (5)

  1. 先端部に切刃が一体形成された切削工具ヘッド部の後部に設けられた雄ねじ部が、この切削工具ヘッド部を保持する切削工具保持部の先端部に設けられた雌ねじ部に螺合されて、切削工具ヘッド部が切削工具保持部の先端部に着脱自在に装着される切削工具において、切削工具ヘッド部と切削工具保持部とが超硬合金で構成されると共に、切削工具保持部における雌ねじ部のヤング率が、切削工具ヘッド部における雄ねじ部のヤング率より低くなっていることを特徴とする切削工具。
  2. 請求項1に記載の切削工具において、上記の切削工具保持部を構成する超硬合金のヤング率が、上記の切削工具ヘッド部を構成する超硬合金のヤング率よりも低いことを特徴とする切削工具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の切削工具において、上記の切削工具保持部における雌ねじ部が研磨加工されていない焼結肌のままであり、上記の切削工具ヘッド部の雄ねじ部が研磨加工されていることを特徴とする切削工具。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の切削工具において、JIS規格の雌ねじの谷の径をD、ねじピッチをPとした場合に、上記の切削工具ヘッド部の雄ねじ部における雄ねじの外径daが(D−0.4P)≦da<D、上記の切削工具保持部の雌ねじ部における雌ねじの内径Dbが(D−1.0825P)<Db≦(D−0.7361P)の条件を満たすことを特徴とする切削工具。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の切削工具において、上記の切削工具ヘッド部に設けられた雄ねじ部の先端部がテーパー状に収縮されていることを特徴とする切削工具。
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