JP5349598B2 - ダイレクトメタノール型燃料電池およびこれに用いるアノード - Google Patents

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Description

本発明は、ダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)およびこれに用いるアノードに関する。
DMFCにおいては、アノード側からカソード側への燃料のクロスオーバー現象が顕著である。クロスオーバーは、燃料の損失のみならずカソードの電位低下の原因となるため、極力抑制することが望まれる。DMFCの特性を十分に高めるためには、アノード触媒層は、燃料の拡散性が高いことも要求される。
燃料拡散性を高めるために、アノード触媒層の細孔構造を最適にすることが提案されている(例えば、特許文献1,2、参照)。例えば、細孔直径を制御することである。触媒層の細孔構造を改善するための手法として、担持体の変更、異なる担持体の混合、撥水親水処理、および造孔剤の導入などが存在するが、いずれも十分ではない。多量の触媒を用いても要求される特性を得ることができない。
特開2001−338651等公報 特開2005−26174号公報
本発明は、燃料のクロスオーバー抑制のレベルを維持しつつ、燃料の拡散性を高めることが可能なDMFC用アノードを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態にかかるDMFC用アノードは、貴金属触媒およびプロトン伝導性高分子電解質を含有するアノード触媒層を含み、
前記アノード触媒層の水銀圧入法によるLog微分細孔体積分布曲線は、細孔直径が0.06〜0.3μmの範囲内にピークを有し、以下の関係を満たすことを特徴とする。
0.5≦(V/V)≦0.9
は、水銀圧入法による細孔直径が0.02〜1μmの累積細孔体積であり、Vは、水銀圧入法による細孔直径0.02〜0.2μmの累積細孔体積である。
本発明によれば、燃料のクロスオーバー抑制のレベルを維持しつつ、燃料の拡散性を高めることが可能になる。
DMFCのセルの断面図である。 水銀圧入法によるLog微分細孔体積分布曲線である。 水銀圧入法による累積細孔体積曲線である。 セル電圧を示すグラフ図である。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。図面においては、同一の部分には同一の符号を付し、重複する記載は省略する。また、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものと異なる。さらに、図面相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
図1に示すように、DMFCのセル100においては、アノード触媒層20とカソード触媒層30とにより電解質膜10が挟持されて、CCM(Catalyst Coated Membrane)25が構成される。アノード触媒層20の外側にはアノードGDL(ガス拡散層)110が配置され、カソード触媒層30の外側にはカソードGDL90が配置される。
図示していないが、アノード触媒層20とアノードGDL110との間には、アノードMPL(緻密撥水層)が存在し、カソード触媒層30とカソードGDL90との間には、カソードMPLが存在する。
アノードGDL110は、アノード触媒層20へ燃料を供給し、カソードGDL90はカソード触媒層30へ酸化剤ガスを供給する。燃料としては、例えばメタノール水溶液を用いることができ、酸化剤ガスとしては、例えば酸素が挙げられる。こうしたGDLは、一般にシート状の多孔質導電性材料から構成され、集電体としての機能も有する。
アノードGDL110およびアノード触媒層20によってアノードが構成され、カソード触媒層30およびカソードGDL90によってカソードが構成される。アノード、電解質膜、およびカソードを含む積層体は、膜電極複合体(MEA)と称される。
かかる構成のDMFCが動作される際には、燃料貯蔵部(図示せず)から、燃料としてのメタノール水溶液がアノードに供給される。カソード触媒層30には、酸化剤としての空気が供給される。
アノード触媒層20では、メタノールと水とが反応して、二酸化炭素、プロトンおよび電子が生成される。プロトンは、電解質膜10を通過してカソードに到達する。一方、カソード触媒層30では、プロトンおよび酸素に加えて、外部回路を経由してカソード触媒層30に到達した電子が結合し、水が生成される。
発生した電子は、外部回路を経由させることにより電力として利用され、生成した水は、カソードから系外へ放出される。一方、アノードで発生した二酸化炭素は、燃料がセルに直接供給される場合には、燃料液相中を拡散し、ガスのみを透過するガス透過膜を介して外へ排出される。
こうしたDMFCの特性を高めるためには、上述の反応物が、それぞれの電極に適切な量で円滑に供給されることに加えて、反応生成物を迅速に排出することが求められる。また、触媒とプロトン伝導性高分子電解質と燃料との三相界面において、電極触媒反応が迅速に生じることも必要である。これらに加えて、燃料のクロスオーバーを抑制することも要求される。
本実施形態においては、アノード触媒層の細孔直径分布を最適に制御することによって、燃料のクロスオーバー抑制のレベルを維持しつつ、燃料の拡散性を高めることを可能とした。その結果、特性の優れたDMFCが得られた。
アノード触媒層の水銀圧入法による細孔直径分布は、測定装置(島津オートポア9520形)を用いて、以下の方法で測定する。細孔直径分布とは、Log微分細孔体積分布曲線および累積細孔体積曲線をさす。
アノード触媒層を所定のサイズ(12×25mm)に切断して試料を準備し、これを折りたたんで測定セルに収容する。初期圧約7kPa(約1.0psia、細孔直径約180μm相当)の条件で測定する。3試料の平均値を測定結果として用いる。Log微分細孔体積分布曲線の最大ピークの頂点の細孔直径(ピークのモード径)が0.06μm以上0.3μm以下の範囲に存在するときに、この範囲にピークが存在すると認定する。
なお、水銀圧入法の解析原理はWashburnの式(B)に基づく。
D=−4γcosθ/P (B)式
ここで、Pは加える圧力、Dは細孔直径、γは水銀の表面張力(480dyne・cm−1)、θは水銀と細孔壁面の接触角で140°である。γ、θは定数であるからWashburnの式より、加えた圧力Pと細孔直径Dの関係が求められ、そのときの水銀侵入体積を測定することにより、細孔直径とその体積分布を導くことができる。測定法・原理等の詳細は、神保元二ら:「微粒子ハンドブック」朝倉書店(1991)、早川宗八郎編:「粉体物性測定法」朝倉書店(1978)などを参照されたい。
直径が所定の範囲内にある細孔の体積VおよびVは、累積細孔体積曲線から求めることができる。
上述したように、所定の直径を有する細孔の体積比とともにLog微分細孔体積分布曲線のピークの位置を規定したので、本実施形態におけるアノード触媒層は、燃料のクロスオーバー抑制のレベルを維持しつつ、燃料の拡散性を高めることが可能となった。
ここで、V/Vが0.5より小さくなると、細孔直径の小さな細孔が減少して、表面積が減少する。その結果、触媒とプロトン伝導性高分子電解質と燃料との接点である三相界面が減少するため、セル特性低下の要因となる。一方、V/Vが0.9より大きくなると触媒層が緻密になりすぎる。この場合には、細孔内部まで燃料が拡散することが難しくなって、セル特性低下の要因となる。細孔の体積比は0.6〜0.8の範囲内であることがより好ましく、細孔の直径分布のピークは、0.1〜0.2μmの範囲内にあることがより好ましい。
アノード触媒層に含有される貴金属触媒は、その少なくとも一部がPtまたはPt合金であることが好ましい。PtまたはPt合金は、貴金属触媒の少なくとも50質量%を占めることがより好ましく、100%であることが最も好ましい。Pt合金としては、例えばPtRu合金、PtRuSn合金およびPtFe合金などが挙げられ、具体的には、PtRu合金触媒(Johnson & Matthey社製、PtRu Black HiSPEC6000)などである。
貴金属触媒は、微粒子として用いられる。活性サイト密度および安定性を考慮すると、微粒子の平均直径は、2〜5nm程度であることが好ましい。この範囲内の平均直径を有する微粒子は、何等不都合を伴なうことなく十分な表面積を確保することができる。なお、触媒微粒子の平均直径は、例えばX線回折により求めることができる。
触媒微粒子は、導電性担体に担持されていてもよい。この場合には、触媒微粒子間の凝集を押さえることができるので安定性といった点で有利となる。導電性担体としては、例えば、アセチレンブラック、カーボンブラック、活性炭素、カーボンナノチューブ、カーボンファイバー、およびカーボンナノホーンなどのカーボン担体が挙げられる。燃料拡散性の改善を考慮すると、カーボンナノチューブ、カーボンファイバー、およびカーボンナノホーンが好ましい。上述したカーボン担体の他、グラファイトカーボン等を用いることもできる。
貴金属触媒が担持されたカーボン粉末としては、例えば、E−TEK社製のPt/C触媒(HP40wt%Pt on VulcanXC−72R)、田中貴金属社製のTEC10E70TPM等が挙げられる。
導電性担体に触媒微粒子を担持させるには、任意の方法を採用することができる。例えば、固相反応法、固相−液相反応法、液相法、および気相法などが挙げられる。液相法としては、例えば含浸法、沈殿法、共沈法、コロイド法、およびイオン交換法などが挙げられる。導電性担体の平均直径は、20〜80nm程度が好ましい。平均直径がこの範囲内であれば、何等不都合を伴なわずに十分な表面積を確保できる。導電性担体の平均直径は、例えばX線回折により求められる。
プロトン伝導性高分子電解質としては、例えばパーフルオロカーボンスルホン酸溶液、ダウケミカル社製のイオン交換樹脂、その他イオン性共重合体(アイオノマー)等を用いることができる。具体的には、Dupont社製Nafion(商標)を5wt%の濃度で含有する溶液(Aldich SE−20092)が挙げられる。
アノード触媒層は、アノード触媒層材料(スラリー)をPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製シートに塗布し、乾燥して作製することができる。アノード触媒層材料の調製にあたっては、まず、触媒微粒子に水を加えてよく撹拌する。次いで、プロトン伝導性高分子電解質および有機溶媒を加え、混合分散してアノード触媒層材料が得られる。
有機溶媒としては、例えば、1−プロパノール、2−プロパノール、エチレングリコール、およびエタノール等が挙げられる。こうした有機溶媒は、単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。分散処理には、マグネチックスターラー、ボールミル、サンドミル、ビーズミル、ペイントシェーカー、およびナノマイザーなどの一般的な分散機を用いることができる。
アノード触媒層材料の塗布に当たっては、超音波ノズルスプレー塗布法を採用することができる。具体的には、超音波ヘッドを有するスプレーを用いて、アノード触媒材料を基材の上に繰り返し吹き付けることにより塗布膜を形成する。得られた塗布膜は、ドライヤーによる強制乾燥等の常法により乾燥することができる。乾燥後のアノード触媒層には、1〜15mg/cm程度の量(Loading量)で貴金属触媒が含有されていることが望まれる。
アノード触媒層の細孔直径分布は、例えば次の手法によって制御することができる。スプレー塗布法の場合、細孔の直径分布はスプレー噴霧の液滴サイズに起因する。したがって、サイズの大きな液滴を発生できる超音波ノズルを使用することにより、Log微分細孔体積分布曲線のピークの位置を大径側にシフトすることができる。一方、ピークの位置を小径側にシフトするには、液滴サイズが小さな超音波ノズルを使用すればよい。
また、細孔の体積分布は時間当たりの噴霧量に起因する。したがって、単位時間当たりの噴霧量が少ない場合には、細孔の体積比(V/V)は増加する。一方、単位時間当たりの噴霧量が多い場合には、細孔の体積比は減少する。
これらを考慮して、所望の細孔直径分布を有する多孔質構造を得ることができる。
電解質膜10は、例えば、パーフルオロカーボンスルホン酸膜に前処理を施して作製することができる。パーフルオロカーボンスルホン酸膜としては、例えば、Nafion(商標)112(Dupont社)が挙げられる。こうしたパーフルオロスルホン酸膜は、例えば縦10〜100mm横10〜100mm程度の所定の寸法に切断して用いられる。前処理については、(G.Q.Lu,et al. Electrochimica Acta 49(2004)821〜828)等に記載されており、過酸化水素および硫酸が用いられる。
カソード触媒層30は、貴金属触媒とプロトン伝導性高分子電解質とを含有する多孔質構造を有する。このカソード触媒層の多孔質構造においては、細孔の直径分布および体積分布は特に規定されない。この点が異なる以外は、カソード触媒層は、前述のアノード触媒層の場合と同様にして作製することができる。例えば、貴金属触媒を担持したカーボン粉末が、プロトン伝導性高分子電解質で被覆されていてもよい。
カソード触媒層は、カソード触媒用材料をPTFEシートに塗布し、乾燥して得られる。乾燥後のカソード触媒層には、1〜5mg/cm程度の量(Loading量)で触媒が含有されていることが望まれる。
アノード触媒層とカソード触媒層とで電解質膜10を挟持して、CCM25が得られる。CCM25を得るには、まず、それぞれPTFEシートに載置した状態で、アノード触媒層およびカソード触媒層を所定の寸法に切断する。切断されたアノード触媒層20およびカソード触媒層30を電解質膜10に当接して熱圧着する。その後、PTFEシートを除去すればよい。
CCM25のアノード触媒層20の上には、アノードMPLおよびアノードGDL110が設けられる。アノードMPLは、一般的には、撥水性材料と導電性材料とを含むスラリーを用いて、アノードGDLとしての多孔質導電材料の上に形成される。
撥水性材料としては、好ましくは撥水性有機合成樹脂、例えば、PTFE、テトラフルオロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、およびアモルファスフッ素樹脂などが挙げられる。
導電性材料としては、例えば、ファーネスブラック、アセチレンブラック、および黒鉛化ブラックなどの導電性カーボンが好適である。
アノードGDL110としては、カーボンペーパーおよびカーボン繊維等の多孔質導電材料を用いることができる。
メタノールのクロスオーバー抑制の点では、アノードGDL110の厚さは200μm以上であることが好ましい。一方、燃料電池の基本的特性を良好に保つためには、アノードGDL110の厚さは500μm以下であることが望まれる。アノードGDLの厚さは、250〜400μmの範囲内がより好ましい。
アノードGDL110の外側には、燃料(メタノール)を供給する燃料供給手段(図示せず)が設けられる。メタノール燃料の濃度は、0.5〜3Mが好ましく、0.5〜2Mがより好ましい。
一方、CCM25のカソード触媒層30の上には、カソードMPLおよびカソードGDL90が設けられる。カソード側についても、MPLおよびGDLは、アノード側と同様の材料により構成することができる。カソードGDL90の外側には、カソードGDL90に酸化剤ガスとしての空気を供給する酸化剤ガス供給手段(図示せず)が配置される。
本実施形態にかかるDMFCに含有されるアノード触媒層は、特定の細孔直径分布の多孔質構造を有する。その結果、触媒利用率が高められて十分な電池出力を確保することができ、高い出力を有するDMFCが得られた。
以下、具体例を示して本発明の実施形態を説明する。
貴金属触媒として、PtRu Black HiSPEC6000(Johnson & Matthey社製)を用意し、プロトン伝導性高分子電解質としては、Aldrich SE−20092を用意した。
得られたスラリーを、PTFEシートに超音波ノズルスプレー法により塗布した。具体的には、回転可能な直径150mmのドラムにPEFEシート(幅50mm)を巻きつけ、500rpmで回転させた。PTFEシートから約1cmの距離には、超音波ノズルスプレーを固定した。このスプレーを、PTFEシートに沿って左右に繰り返し往復移動させた。スプレーの移動距離は50mmとした。約1cc/minの送液量でスラリーを超音波ノズルに送り込んでスプレー噴霧を開始し、所定量の触媒Loading量に達するまで、このスプレー噴霧を繰り返した。その際、スプレー噴霧と同時にドライヤーで塗布表面を強制乾燥させて、アノード触媒層を作製した。得られたアノード触媒層を(No.1)とする。アノード触媒層における触媒Loading量は、10mg/cmとした。
次に、細孔構造の異なる種々のアノード触媒層を作製した。得られたアノード触媒層をNo.2〜11とする。No.1と同様、No.2〜11のアノード触媒層においても、触媒Loading量は10mg/cmとした。No.2〜7のアノード触媒層は、No.1の場合と同様の方法によりスラリーを塗布して作製した。異なる超音波ノズルを用いて、噴霧される液滴サイズや、送液量等を変えてアノード触媒層を作製した。
No.8〜11のアノード触媒層の作製に当たっては、超音波ノズル機構をもたない簡便なスプレーを用いた。こうしたスプレーとしては、例えば、アネスト岩田 エクリプスシリーズ HP−CS エアーガンなどが挙げられる。
乾燥後の各アノード触媒層について、金属触媒のLoading量をICP(誘導結合プラズマ)により求めた。それぞれのアノード触媒層について、水銀圧入法(島津オートポア 9520型)により細孔直径分布を調べた。測定される細孔直径分布は、アノード触媒層を支持するPTFEシートについての細孔分布も含んでいる。シートについての細孔分布を除いてアノード触媒層の細孔直径分布を得、Log微分細孔体積分布曲線のピーク位置を求めた。さらに、累積細孔体積曲線から0.02〜1μmの累積細孔体積(V)、および0.02〜0.2μmの累積細孔体積(V)を得、体積比(V/V)を算出した。
その結果を、下記表1にまとめる。
Figure 0005349598
No.1およびNo.9のアノード触媒層について、水銀圧入法によるLog微分細孔体積分布を、図2のグラフ中に、それぞれ曲線aおよび曲線bとして示す。曲線aに示されるように、No.1のアノード触媒層は、Log微分細孔体積分布曲線の細孔直径のピークが0.06〜0.3μmの範囲内にある。一方、曲線bに示されるように、No.9のアノード触媒層は、Log微分細孔体積分布曲線の細孔直径のピークが0.3μmを越えている。
No.1およびNo.9のアノード触媒層について、水銀圧入法による累積細孔体積を、図3のグラフ中にそれぞれ曲線cおよび曲線dとして示す。No.1のアノード触媒層については、Vは0.12mL/g程度であり、Vは0.1mL/g程度である。よって、体積比(V/V)は0.8程度であり、0.5〜0.9の範囲内である。
No.9のアノード触媒層については、Vは0.13mL/g程度であり、Vは0.06mL/g程度である。したがって、体積比(V/V)は0.46程度である。
No.1〜11のアノード触媒層をそれぞれ用いて、No.1〜11のDMFCを作製した。まず、Nafion(商標)112を準備し、縦40mm横50mm程度の寸法に切断した。次いで、(G.Q.Lu,et al. Electrochimica Acta 49(2004)821〜828)にしたがって、過酸化水素および硫酸(いずれか一方でも可)で前処理を施して、電解質膜10を得た。
一方、貴金属触媒を担持したカーボン粉末(HP40wt%Pt on VulcanXC−72R(E−TEK社製))と、プロトン伝導性高分子電解質(Aldich SE−20092)とを混合分散して、カソード触媒層用材料を調製した。得られた材料をPTFEシートに塗布し、乾燥してカソード触媒層を得た。
アノード触媒層は、これを支持するPTFEシートとともに縦30mm横40mmの寸法に切断した。カソード触媒層も同様に、PTFEシートとともに縦30mm横40mmの寸法に切断した。
電解質膜の一方の面に切断されたアノード触媒層を当接し、他方の面には切断されたカソード触媒層を当接した。この状態で、125℃、10kg/cmで約3分間の熱圧着を行なった。PTFEシートを除去して、電解質膜10がアノード触媒層20およびカソード触媒層30に挟持された積層体からなるCCM25が得られた。CCM25の厚みは約90μm程度であり、アノード触媒層20およびカソード触媒層30の厚みは、いずれも約30μm程度であった。
CCM25のアノード触媒層20の上には、アノードMPLを介して、アノードGDL110としての撥水処理が施されたカーボンペーパーを配置した。具体的には、約30wt%のPTFEにより撥水処理が施されたTGPH−120、30wt%.Wetproofed(E−TEK社製)を用いた。
アノードGDL110の上には、このアノードGDL110に燃料を供給する燃料供給手段(図示せず)を配置した。
CCM25のカソード触媒層30の上には、カソードMPLを介してカソードGDL90を配置した。カソードGDLとしては、Elat GDL LT−2500−W(E−TEK社製)を用いた。厚さは、約360μmである。カソードGDL90の上には、酸化剤ガスとしての空気を供給する酸化剤ガス供給手段(図示せず)を配置してDMFCを作製した。
得られたDMFCについて、発電試験を行なった。燃料供給手段を用いてアノードGDLに燃料を供給し、酸化剤供給手段を用いてカソードGDLから酸化剤を供給してDMFCを稼動させた。燃料は、濃度1.4Mのメタノール水溶液とし、0.7cc/minの流量で供給した。酸化剤は、酸素濃度20.5%、湿度30%の空気とし、60cc/minの流量で供給した。
この際、図示しない温度調節器により燃料供給手段および酸化剤供給手段に設けられた図示しない温度センサで測定される温度を60℃とし、空気および燃料の予備加熱は行なわなかった。電流密度およびセル電圧を測定して、電池特性を評価した。
図4には、No.1のDMFCについての結果を曲線eとして示し、No.9のDMFCについての結果を曲線fとして示す。150mA/cmにおけるセル電圧を比較すると、No.1のDMFCは0.52Vであるのに対し、No.9のDMFCは0.49Vである。これらのセル電圧の差は、30mVにも及んでおり、No.1のDMFCの優位性が示された。
また、電気化学的COストリッピング法により、アノード触媒層における触媒の利用率を計算した。まず、燃料供給手段を通して、COガスを含む不活性ガスをアノード触媒層に十分流して、触媒微粒子にCOを吸着させた。その後、不活性ガスでパージして過剰なCOガスを除去した。0.05〜0.8V vs.RHEの範囲で、CV(サイクリックボルタンメトリー)走査を連続二サイクル行なった。1サイクル目の0.4〜0.6V vs. RHE付近に現われるCO酸化に伴なうピーク波形と、同範囲における2サイクル目の波形との差分面積よりCO酸化に伴なう電気量を算出した。COの電気量(420μC/cm)を考慮してCOが吸着した触媒微粒子の表面積(A)を算出した。
得られた表面積(A)と、MEA一枚あたりの金属触媒Loading量である0.12g(単位面積当たりの貴金属Loading量:10mg/cm、MEA一枚あたりの面積:12cmより計算)とを用いて、金属触媒単位重量あたりの有効比表面積(S=A/0.12)を得た。この値を、別途Bet法によって算出した金属触媒単身(粉末状)の比表面積(S)(=77.5m/g)で除して、触媒利用率(T)を算出した。
各DMFCにおける有効表面積(A)を、触媒利用率(T)およびセル電圧とともに下記表2にまとめる。セル電圧は、150mA/cmにおける値である。
Figure 0005349598
No.1〜7のDMFCは、いずれも0.515V以上のセル電圧が得られている。一方、No.8〜11のDMFCでは、最大でも0.50Vにとどまっている。この傾向は、触媒利用率とよく対応している。No.1〜7のDMFCのアノード触媒層における触媒利用率は、最少でも45%であり、最大で90%にも及んでいる。これに対し、No.8〜11のDMFCのアノード触媒層における触媒利用率は、最大でも45%程度にとどまっている。
No.1〜7のアノード触媒層は、水銀圧入法によるLog微分細孔体積分布曲線の細孔直径のピークが0.06〜0.3μmの範囲内にあり、しかも、細孔の体積比が所定の条件を満たしている。No.1〜7のアノード触媒層は、特定の超音波スプレー手法によりスラリーを塗布して作製されたものである。こうしたスラリー塗布法に起因して、触媒微粒子の凝集は、従来法の場合より解けたものと推測される。
その結果、No.1〜7のアノード触媒層においては、細孔直径の小さな細孔が増加して表面積が増加した。触媒とプロトン伝導性高分子電解質と燃料との接点である三相界面が増加することになるので、触媒利用率の増加につながり、No.1〜7のDMFCはセル特性が向上した。
細孔構造の条件を満たさないアノード触媒層では、セル特性を高めることができない。細孔直径のピーク位置が0.06μm未満のNo.8のアノード触媒層では、過度に緻密化された触媒層構造のため、燃料拡散が不十分となり特性が低下する。一方、細孔直径のピーク位置が0.3μmを越えるNo.9のアノード触媒層では、十分な表面積を確保できず特性が低下する。
体積比(V/V)が0.4のNo.10のアノード触媒層では、表面積が減少するため触媒とプロトン伝導性高分子電解質と燃料との接点である三相界面が減少しセル特性が低下し、体積比(V/V)が0.95のNo.11のアノード触媒層では、触媒層が緻密になりすぎ、細孔内部まで燃料が拡散することが難しいため、セル特性が低下する。
触媒のloading量が同等であっても、こうした場合には触媒は有効に利用されないので、No.8〜11のDMFCはセル特性が劣っている。
本発明は、小型軽量、かつクリーンな電気エネルギー供給源として期待される。
10…電解質膜; 20…アノード触媒層; 25…CCM; 30…カソード触媒層
90…カソードGDL; 110…アノードGDL; 100…燃料電池セル。

Claims (7)

  1. 貴金属触媒およびプロトン伝導性高分子電解質を含有するアノード触媒層を含み、
    前記アノード触媒層の水銀圧入法によるLog微分細孔体積分布曲線は、細孔直径が0.06〜0.3μmの範囲内にピークを有し、以下の関係を満たすことを特徴とするダイレクトメタノール型燃料電池用アノード。
    0.5≦(V/V)≦0.9
    は、水銀圧入法による細孔直径が0.02〜1μmの累積細孔体積であり、Vは、水銀圧入法による細孔直径0.02〜0.2μmの累積細孔体積である。
  2. 以下の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載のアノード。
    0.6≦(V/V)≦0.8
  3. Log微分細孔体積分布曲線のピークは、0.1〜0.2μmの範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載のアノード。
  4. 前記貴金属触媒を担持する導電性担体をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のアノード。
  5. 前記導電性担体は、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバー、およびカーボンナノホーンからなる群から選択されることを特徴とする請求項4に記載のアノード。
  6. 前記貴金属触媒の少なくとも一部は、PtまたはPt合金であることを特徴とする請求項1記載のアノード。
  7. 請求項1に記載のアノード、
    カソード、および
    前記アノードと前記カソードとに挟持された電解質膜を具備するダイレクトメタノール型燃料電池。
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