JP5348422B2 - 温度センサ - Google Patents

温度センサ Download PDF

Info

Publication number
JP5348422B2
JP5348422B2 JP2010014842A JP2010014842A JP5348422B2 JP 5348422 B2 JP5348422 B2 JP 5348422B2 JP 2010014842 A JP2010014842 A JP 2010014842A JP 2010014842 A JP2010014842 A JP 2010014842A JP 5348422 B2 JP5348422 B2 JP 5348422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
lead wires
temperature sensor
resin sealing
sealing portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010014842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011154845A (ja
Inventor
恵介 熊野
芳彦 加藤
賢一 東島
猛 郡川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2010014842A priority Critical patent/JP5348422B2/ja
Publication of JP2011154845A publication Critical patent/JP2011154845A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5348422B2 publication Critical patent/JP5348422B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、過電圧印加時のショートを防止可能な温度センサに関する。
一般に、ノート型パーソナルコンピュータ等に搭載されるバッテリーパックのセル(円柱状の単電池)について、充放電温度管理及び電池容量管理を行うためにサーミスタセンサ等の温度センサが用いられている。すなわち、上記バッテリーパックでは、複数並列状態に並べられたセルの表面などに温度センサが取り付けられて、温度管理が行われている。
このような温度センサにおいて、サーミスタ素子に過電圧が印加された場合、サーミスタ素子が熱暴走して発熱すること、およびハンダが溶融してリード線が接触してショートモードになり電流が流れ続け、最終的に発火、焼損に至ることが問題となっていた。このため、過電圧印加時の故障モードは、オープンモードになり、電流が止まることが望まれている。
これらの対策として、従来、例えば特許文献1には、両側面にそれぞれ電極を形成してなるセラミック素子と、上端を両電極の一方に高溶融ハンダにより接続した一方のリード線端子と、上端を両電極の他方に低溶融ハンダにより接続したリン青銅のような弾性をもつ金属条板の両端に電線をそれぞれ溶着してなる他方のリード線端子と、2個の端子挿入孔をもつ難燃性絶縁材料よりなる支持板とよりなり、一方のリード線端子の下端を支持板の一方の端子挿入孔に挿入固定すると共に他方のリード線端子の下端をその弾性に抗して支持板の他方の端子挿入孔に挿入固定してなるセラミックス電子部品が提案されている。
このセラミック電子部品は、定格を上回る過負荷が印加されたとき、大きなジュール熱の発生により低溶融ハンダが溶融してリード線端子の上端が弾性金属条板の弾性により電極から離れて、電子部品を接続した回路を遮断することで電子部品を保護している。
また、特許文献2には、両主面にリード線を半田付けした正特性サーミスタの一方の電極と基板とをエポキシ樹脂等の接着剤で接着し、両リード線を基板に半田付けし、基板側と反対側のリード線と基板との間にバネ材を介した過電圧・過電流保護装置が提案されている。
この過電圧・過電流保護装置は、正特性サーミスタに過電流・過電圧が印加された場合、正特性サーミスタの自己発熱で半田を融解させることにより、予め付勢したバネ力によりリードと正特性サーミスタとを離間させ、過電圧及び過電流から機器を保護している。
実開昭51−5942号公報 特開平9−306318号公報
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、特許文献1および2に記載の技術では、過電圧が印加された際に、サーミスタ素子の電極からリード線が弾性やバネ力によって離間することでショートを防止しているが、サーミスタ素子から外れて開放されたリード線が隣接する他の電子部品や回路等に接触してしまうおそれがあった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、過電圧印加時においてショートモードを防止可能であると共に、その際にリード線が他の電子部品や回路等と接触することも防止可能な温度センサ温度センサを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の温度センサは、一対の電極を有するサーミスタ素子と、前記一対の電極に一端が半田材で接続され弾性力を有した一対のリード線と、前記一対のリード線に設けられこれらの間隔を保持する支持手段と、前記一対のリード線の一端と前記サーミスタ素子とを封止すると共に前記半田材の融点温度以下で軟化する熱可塑性樹脂で形成された樹脂封止部と、を備え、前記一対のリード線のうち少なくとも一方の一端側が、前記一対のリード線の互いに間隔を広げる方向に付勢力を付加されていることを特徴とする。
この温度センサでは、熱可塑性の樹脂封止部により封止されている一対のリード線のうち少なくとも一方の一端側が、一対のリード線の互いに間隔を広げる方向に付勢力を付加されているので、過電圧印加時にサーミスタ素子が熱暴走に至り発熱すると、サーミスタ素子の破壊およびモールドした樹脂封止部の溶融(軟化)が生じ、さらに半田材が溶融してリード線が上記付勢力による弾性で互いに離間する方向に開いてサーミスタ素子から少なくとも一方が外れてオープン破壊となる。このとき、サーミスタ素子から外れたリード線の一端は、軟化または溶融状態の樹脂封止部内で移動するが、樹脂封止部に覆われているため、隣接する他の電子部品や回路等に接触することがない。さらに、リード線がサーミスタ素子から外れるとオープン状態となってサーミスタ素子の発熱が止まり、軟化または溶融していた樹脂封止部が冷えて再び硬化するため、リード線が外れた状態で固定される。したがって、過電圧印加時に赤熱や燃焼が生じずにリード線が外れてオープン破壊すると共に外れたリード線が樹脂で覆われているため、隣接する他の電子部品や回路等と接触することが防止される。
また、本発明の温度センサは、前記サーミスタ素子が、前記樹脂封止部の一端側近傍に配されていると共に、前記リード線が、前記樹脂封止部の他端側から突出されていることが好ましい。
すなわち、この温度センサでは、サーミスタ素子が、樹脂封止部の一端側(先端側)近傍に配されていると共に、リード線が、樹脂封止部の他端側から突出されているので、過電圧印加時に発熱する一端側のサーミスタ素子とリード線が突出する樹脂封止部の他端側とが離されており、温度差が生じて樹脂封止部の一端側よりも他端側の軟化が弱くなる。したがって、リード線の広がりが他端側で抑制され、リード線が大きくサーミスタ素子から外れてしまうことを防止することができる。また、サーミスタ素子からリード線が突出する樹脂封止部の他端までの距離が長くなるので、リード線のうち樹脂封止部に密着している部分が長くなり、リード線の挿入部を介して水分等が侵入することを抑制して、信頼性を向上させることができる。
また、本発明の温度センサは、前記樹脂封止部から突出した前記一対のリード線に、外方にVの字型またはUの字型に突出して曲げられたバネ部が形成されていることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、樹脂封止部から突出した一対のリード線に、外方にVの字型またはUの字型に突出して曲げられたバネ部が形成されているので、単に一端側を外側にくの字状に曲げて付勢力を付加した場合に比べて、支持手段でリード線の間隔を保持した際に、リード線と樹脂封止部との界面(挿入部)に応力が加わり難く隙間ができ難くなる。したがって、リード線の挿入部の隙間から水分等が侵入し難くなる。また、バネ部が、支持手段として別途用意した支持部材を取り付ける場合に支持部材の位置決めにもなる。
また、本発明の温度センサは、互いに軸線を平行にして隣接状態に配された2つの円柱状測定対象物の間にこれらに接触状態に設置されて温度を測定する温度センサであって、前記一対のリード線の互いに間隔を広げる方向における前記樹脂封止部の両側面が、対向する2つの前記円柱状測定対象物の外周面に沿って互いに傾斜していることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、樹脂封止部の両側面が、対向する2つの円柱状測定対象物の外周面に沿って互いに傾斜しているので、セル等の2つの円柱状測定対象物の間に形成される断面略V字領域に樹脂封止部が嵌り込むようにして収まり、容易に位置決めされる。また、樹脂封止部の両側面が2つ並んだ円柱状測定対象物の外周面にそれぞれ広い接触面積で接触して収まるので、両側面から円柱状測定対象物の熱が伝導されて、高精度に表面温度を測定することができる。さらに、樹脂封止部の両側面では、熱が伝導され易く、発熱するサーミスタ素子が配置された中央部よりも温度が低いため、過電圧印加時において中央部よりも樹脂が軟化し難い。このため、樹脂封止部が軟化または溶融した際に、サーミスタ素子から外れたリード線の一端が中央部よりも硬い両側面からは突き出し難くなる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る温度センサによれば、熱可塑性の樹脂封止部により封止されている一対のリード線のうち少なくとも一方の一端側が、一対のリード線の互いに間隔を広げる方向に付勢力を付加されているので、過電圧印加時に赤熱や燃焼が生じずにリード線が外れてオープン破壊すると共に外れたリード線が樹脂で覆われているため、隣接する他の電子部品や回路等と接触することが防止される。特に、本発明の温度センサは、バッテリーパックに使用されるセル等の温度測定用に好適である。
本発明に係る温度センサの一実施形態において、支持部材を取り付けた状態(a)と外した状態(b)とを示す平面図である。 本実施形態において、温度センサを示す正面図である。 本実施形態において、温度センサを2つ並べたセル間に設置した状態を示す平面図である。 本実施形態において、支持部材を示す正面図である。 本実施形態において、過電圧印加時にオープン破壊した温度センサを示す平面図である。
以下、本発明に係る温度センサの一実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能又は認識容易な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態の温度センサ1は、図1から図3に示すように、互いに軸線を平行にして隣接状態に配された2つのセル(円柱状測定対象物)Cの間にこれらに接触状態に設置されて温度を測定する温度センサであって、一対の電極2aを有するサーミスタ素子2と、一対の電極2aに一端が半田材(図示略)で接続され弾性力を有した一対のリード線3と、一対のリード線3に設けられこれらの間隔を保持する支持手段である絶縁性材料で形成された支持部材4と、一対のリード線3の一端とサーミスタ素子2とを封止すると共に半田材の融点温度以下で軟化する熱可塑性樹脂で形成された樹脂封止部5と、を備えている。
上記サーミスタ素子2は、チップサーミスタ又は薄膜サーミスタ素子である。このサーミスタとしては、NTC型、PTC型、CTR型等のサーミスタがあるが、本実施形態では、サーミスタ素子2として、例えばNTC型サーミスタを採用している。このサーミスタは、Mn−Co−Cu系材料、Mn−Co−Fe系材料等のサーミスタ材料で形成されている。
このサーミスタ素子2は、樹脂封止部5の一端側(先端側)近傍に配されていると共に、リード線3が、樹脂封止部5の他端側から突出されている。
上記リード線3は、例えば塩ビ被覆リード線よりも細いポリウレタン被覆リード線等が採用される。すなわち、このリード線3は、接続が行われる一端および他端以外がポリウレタン被覆されている。
そして、一対のリード線3の一端側は、一対のリード線3の互いに間隔を広げる方向に付勢力を付加されている。この付勢力を付加するために、樹脂封止部5から突出した一対のリード線3には、外方にVの字型に突出して曲げられたバネ部3aが形成されている。なお、バネ部3aの他の形態としては、外方にUの字型に突出して曲げられたものでも構わない。
このバネ部3aは、樹脂封止部5をモールド成形した後に、樹脂封止部5から突出したリード線3を曲げ加工(キンク加工)して形成される。この際、図1の(b)に示すように、一対のリード線3はバネ部3aの加工によってハの字型に他端側が広げられる。なお、一対のリード線3の広がり度合いは、30°程度が好ましい。また、バネ部3aは、一対のリード線3の少なくとも一方にあれば良い。
上記樹脂封止部5は、下部側ほど幅狭に形成された断面台形状とされ、一対のリード線3の互いに間隔を広げる方向における両側面5aが、対向する2つのセルCの外周面に沿って互いに傾斜している。なお、この樹脂封止部5の両側面5aの傾斜角度は、設置されるセルCの直径やセル間距離等に応じて設定することが好ましい。
また、この樹脂封止部5は、半田材の融点温度以下で軟化するホットメルト樹脂であって当該融点温度では溶け落ちない程度に軟化または溶融する熱可塑性樹脂が採用される。例えば、樹脂封止部5は、ホットメルト樹脂としてポリオレフィン系樹脂であるポリプロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)で形成され、例えば半田材の融点温度が217℃とした場合、樹脂封止部5として、軟化点が145℃のポリオレフィン系樹脂等が使用される。
なお、樹脂封止部5として使用可能な樹脂としては、半田材の融点温度以下で軟化すると共に当該融点温度では溶け落ちない程度に軟化または溶融する熱可塑性樹脂であれば、ポリオレフィン系樹脂以外にも、ポリアミド樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、ポリ塩化ビニル、フッ素ゴム、熱可塑性エラストマーなども使用可能である。
この温度センサ1を2つの並んだセルCの曲面間に設置するには、図2及び図3に示すように、セルCの間に形成される断面略V字領域に樹脂封止部5を嵌め込んだ状態で、樹脂封止部5の上面と2つのセルCの外周面とを固定用テープTで貼り付けて固定する。
上記支持部材4は、図4に示すように、互いに間隔を空けて一対のリード線3を嵌め込み可能な一対の溝部4aが形成された樹脂成形品である。この支持部材4の一対の溝部4aに、図1の(b)のように、バネ部3aの形成によって他端側がハの字型に広げられた一対のリード線3を揃えるようにして嵌め込むことによって、一対のリード線3の一端側が互いに広がる方向に付勢力が付加された状態で支持される。
なお、支持部材4として、絶縁テープ、ホットメルト樹脂による固定、絶縁性チューブ等を用いて一対のリード線3を支持しても構わない。例えば、一対のリード線3を弾性のある絶縁性チューブに挿通してバネ部3aで絶縁性チューブを位置決めしても構わない。
このように本実施形態の温度センサ1では、熱可塑性の樹脂封止部5により封止されている一対のリード線3の一端側が、一対のリード線3の互いに間隔を広げる方向に付勢力を付加されているので、過電圧印加時にサーミスタ素子2が熱暴走に至り発熱すると、サーミスタ素子2の破壊およびモールドした樹脂封止部5の溶融(軟化)が生じ、図5に示すように、さらに半田材が溶融してリード線3の一端が上記付勢力による弾性で互いに離間する方向に開いてサーミスタ素子2から外れてオープン破壊となる。
このとき、サーミスタ素子2から外れたリード線3の一端は、軟化または溶融状態の樹脂封止部5内で移動するが、樹脂封止部5に覆われているため、隣接する他の電子部品や回路等に接触することがない。さらに、リード線3がサーミスタ素子2から外れるとオープン状態となってサーミスタ素子2の発熱が止まり、軟化または溶融していた樹脂封止部5が冷えて再び硬化するため、リード線3が外れた状態で固定される。したがって、過電圧印加時に赤熱や燃焼が生じずにリード線3が外れてオープン破壊すると共に外れたリード線3が樹脂で覆われているため、隣接する他の電子部品や回路等と接触することが防止される。
また、サーミスタ素子2が、樹脂封止部5の一端側(先端側)近傍に配されていると共に、リード線3が、樹脂封止部5の他端側から突出されているので、過電圧印加時に発熱する一端側のサーミスタ素子2とリード線3が突出する樹脂封止部5の他端側とが離されており、温度差が生じて樹脂封止部5の一端側よりも他端側の軟化が弱くなる。したがって、リード線3の広がりが他端側で抑制され、リード線3が大きくサーミスタ素子2から外れてしまうことを防止することができる。また、サーミスタ素子2からリード線3が突出する樹脂封止部5の他端までの距離が長くなるので、リード線3のうち樹脂封止部5に密着している部分が長くなり、リード線3の挿入部5bを介して水分等が侵入することを抑制して、信頼性を向上させることができる。
さらに、樹脂封止部5から突出した一対のリード線3に、外方にVの字型に突出して曲げられたバネ部3aが形成されているので、単に一端側を外側にくの字状に曲げて付勢力を付加した場合に比べて、支持部材4でリード線3を固定した際に、リード線3と樹脂封止部5との界面(挿入部5b)に応力が加わり難く隙間ができ難くなる。したがって、リード線3の挿入部5bの隙間から水分等が侵入し難くなる。また、バネ部3aが、支持部材4の取付時に支持部材4の位置決めにもなる。
また、本実施形態の温度センサ1は、バッテリーパックのセルC用の温度センサであり、樹脂封止部5の両側面5aが、対向する2つのセルCの外周面に沿って互いに傾斜しているので、2つのセルCの間に形成される断面略V字領域に樹脂封止部5が嵌り込むようにして収まり、容易に位置決めされる。また、樹脂封止部5の両側面5aが2つ並んだセルCの外周面にそれぞれ広い接触面積で接触して収まるので、両側面5aからセルCの熱が伝導されて、高精度に表面温度を測定することができる。
さらに、樹脂封止部5の両側面5aでは、熱が伝導され易く、発熱するサーミスタ素子2が配置された中央部よりも温度が低いため、過電圧印加時において中央部よりも樹脂が軟化し難い。このため、樹脂封止部5が軟化または溶融した際に、サーミスタ素子2から外れたリード線3の一端が中央部よりも硬い両側面からは突き出し難くなる。
なお、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
上記実施形態では、一対のリード線の間隔を保持する支持手段として支持部材を一対のリード線に架設しているが、他の支持手段を採用しても構わない。例えば、一対のリード線を接着剤によって互いに固定してもよい。また、絶縁材で被覆された一対のリード線の途中を互いに捻って曲げ部を設け、該曲げ部同士により互いを固定しても構わない。このように一対のリード線自体を加工してこれらの間隔を保持する部分を途中に支持手段として設けてもよい。
1…温度センサ、2a…電極、2…サーミスタ素子、3…リード線、3a…バネ部、4…支持部材、5…樹脂封止部、5a…樹脂封止部の両側面、C…セル(円柱状測定対象物)

Claims (4)

  1. 一対の電極を有するサーミスタ素子と、
    前記一対の電極に一端が半田材で接続され弾性力を有した一対のリード線と、
    前記一対のリード線に設けられこれらの間隔を保持する支持手段と、
    前記一対のリード線の一端と前記サーミスタ素子とを封止すると共に前記半田材の融点温度以下で軟化する熱可塑性樹脂で形成された樹脂封止部と、を備え、
    前記一対のリード線のうち少なくとも一方の一端側が、前記一対のリード線の互いに間隔を広げる方向に付勢力を付加されていることを特徴とする温度センサ。
  2. 請求項1に記載の温度センサにおいて、
    前記サーミスタ素子が、前記樹脂封止部の一端側近傍に配されていると共に、前記リード線が、前記樹脂封止部の他端側から突出されていることを特徴とする温度センサ。
  3. 請求項1または2に記載の温度センサにおいて、
    前記樹脂封止部から突出した前記一対のリード線に、外方にVの字型またはUの字型に突出して曲げられたバネ部が形成されていることを特徴とする温度センサ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の温度センサにおいて、
    互いに軸線を平行にして隣接状態に配された2つの円柱状測定対象物の間にこれらに接触状態に設置されて温度を測定する温度センサであって、
    前記一対のリード線の互いに間隔を広げる方向における前記樹脂封止部の両側面が、対向する2つの前記円柱状測定対象物の外周面に沿って互いに傾斜していることを特徴とする温度センサ。
JP2010014842A 2010-01-26 2010-01-26 温度センサ Active JP5348422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010014842A JP5348422B2 (ja) 2010-01-26 2010-01-26 温度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010014842A JP5348422B2 (ja) 2010-01-26 2010-01-26 温度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011154845A JP2011154845A (ja) 2011-08-11
JP5348422B2 true JP5348422B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=44540678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010014842A Active JP5348422B2 (ja) 2010-01-26 2010-01-26 温度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5348422B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201511058A (zh) * 2013-09-03 2015-03-16 Chuan-Sheng Wang 過熱破壞式安全構造及過熱破壞式安全插座與插頭

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5351396Y2 (ja) * 1974-04-23 1978-12-08
JPS5163534U (ja) * 1974-11-14 1976-05-19
JPS5452037U (ja) * 1977-09-19 1979-04-11
US4135176A (en) * 1977-10-21 1979-01-16 Illinois Tool Works Inc. Thermal switch and method of making

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011154845A (ja) 2011-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8519816B2 (en) External operation thermal protector
TWI594284B (zh) 保護裝置及保護裝置的製造方法
TWI609384B (zh) 保護元件
KR101760966B1 (ko) 회로 보호 장치
JP6195910B2 (ja) 保護装置
US20070200657A1 (en) Thermal fuse varistor assembly with an insulating glass passivation layer
CN211320040U (zh) 一种弹片式高温保险丝
JP4663760B2 (ja) 二次電池用保護回路
JP5348422B2 (ja) 温度センサ
JP5208171B2 (ja) 通電端子、および通電端子用アダプタ
CN105206477A (zh) 具防雷击功能的电流过载保护开关
KR101765681B1 (ko) 폭발방지 기능을 갖는 배터리 보호소자 패키지 및 배터리 보호소자의 폭발방지를 위한 패키징 방법
WO2019071588A1 (en) THERMALLY PROTECTED METAL OXIDE VARISTOR
TW202210798A (zh) 溫度感測帶、電性裝置以及保護組件的方法
JP7154090B2 (ja) 保護素子
JP2002095154A (ja) 電子デバイス保護回路
JP2015005508A (ja) 回路保護装置
JP4623415B2 (ja) Ptc素子
KR101547439B1 (ko) 복합보호소자
KR102595612B1 (ko) 보호 소자
TWI547967B (zh) 複合保護裝置
JP5662109B2 (ja) 発熱素子の実装構造ならびに発熱素子を有する電子部品
CN212907259U (zh) 一种新型热保护压敏电阻
JP2011003328A (ja) 高分子発熱体
JP2000173427A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5348422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150