JP5347895B2 - 車両速度制御装置 - Google Patents

車両速度制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5347895B2
JP5347895B2 JP2009237820A JP2009237820A JP5347895B2 JP 5347895 B2 JP5347895 B2 JP 5347895B2 JP 2009237820 A JP2009237820 A JP 2009237820A JP 2009237820 A JP2009237820 A JP 2009237820A JP 5347895 B2 JP5347895 B2 JP 5347895B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
speed command
command
unit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009237820A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011085460A (ja
Inventor
正康 菅家
善治 城戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2009237820A priority Critical patent/JP5347895B2/ja
Publication of JP2011085460A publication Critical patent/JP2011085460A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5347895B2 publication Critical patent/JP5347895B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両速度制御装置に係り、特にシャシーダイナモメータ上で車両を運転する際に用いられる自動運転装置の制御に関するものである。
シャシーダイナモメータ上に車両の駆動輪を乗せて排気ガス、燃費計測試験を行う車両速度制御装置では、アクチュエータによってアクセルペダル、ブレーキペダルの踏み込み操作や、シフトレバーの切換操作を自動運転装置(ドライブロボット)によって行っている。このドライブロボットは、計測精度を上げ、且つ排ガスの少ないモード運転を実行するためには、人による運転操作に近い制御が要求される。そのため、基準となる車速指令に対し、この基準車速指令よりもT秒だけ先に出す先出し車速指令を出力してドライブロボットによる遅れのない車速制御を実現している。その方法は特許文献1などにより公知となっている
図7は特許文献1に示された車両速度制御装置である。この装置は、人が車両を運転するときのアクセルの操作方法をモデルにして制御を行うもので、1は基準となる車速指令を出力する車速指令部、2は車速指令を受けて先読みする車速指令先読み機能部で、車両のレスポンス遅れ、制御応答遅れを見越して基準車速指令よりも或る時間T秒だけ速く運転モードの先読みを行う。3は車両質量設定部、14は車速に応じた走行抵抗を設定する走行抵抗設定部、4は駆動力演算部で、先読み車速指令と車両質量、及び走行抵抗を入力して駆動力を演算し、駆動力指令として駆動力特性部5と、駆動力制御部17へ出力する。
駆動力特性部5は、予め収録した駆動力特性マップよりなり、入力された駆動力指令と車速に基づいてアクセルの開度指令を求め、出力する。開度指令は、駆動力制御指令と加算されてアクセルアクチュエータ6に入力されて車両7のアクセル開度を操作する。これに応じて車両7は運転モードに必要なエンジン駆動力を発生する。なお、車両7は、エンジンからの駆動力特性部8、車両質量部9として表現している。
また、走行抵抗設定部14からの走行抵抗指令は、シャシーダイナモメータ10に入力され、このシャシーダイナモメータ10を介して走行抵抗を車両7へ出力し、車両7は運転モードに対応した車速で制御される。15はシャシーダイナモメータのトルク検出部で、検出されたトルクと車両からの車速は駆動力検出演算部16に入力されて実際の駆動力が算出され、その算出値は駆動力制御部17にフィードバックされる。
なお、図7では、車速制御コントローラ21から車両7への出力は、アクセルの開度信号と走行抵抗のみが示されているが、この他、ブレーキ操作信号も出力される。
特開2005−297872号
図7で示す車両速度制御装置では、一定時間、基準車速パターンが先行することで車速制御量を指令車速パターンに追従させ、且つアクセル及びブレーキを滑らかに動作させることは可能となるが、しかし、指令車速パターン全ての範囲で滑らかな動作が確保されるとは限らない。例えば、計測値や距離との比較による条件成立等時間に依存しない指令速度パターンの進行が発生することがある。このような整合性のとれない場合には、先読み車速指令の利用ができなくなる問題を有している。
本発明が目的とするとこは、整合性が取れない場合でも、滑らかなストロークワークを可能とした車両速度制御装置を提供することにある。
本発明は、基準車速指令を基に、制御系の遅れ要素を見込んだ先読み車速指令を車速制御コントローラに出力してアクセルの開度指令を生成し、この開度指令でシャシーダイナモメータのローラ上に載置された車両速度を制御するものにおいて、
前記基準速度指令と先読み車速指令との整合性のないときに先読み車速指令の出力を無効とする先読み車速指令の無効指令部と、前記先読み車速指令の出力を滑らかにする機能を有する車速指令作成部と、前記無効指令部からの無効信号の有無を判断し、無効信号あり時に前記基準速度指令を車速制御コントローラに出力し、無効信号なし時に前記車速指令作成部からの信号を車速制御コントローラに出力するよう切換える切換部を設けたことを特徴としたものである。
また、本発明は、前記先読み車速指令の無効指令部に代えて整合性判定部を設け、この整合性判定部に基準速度指令と先読み車速指令を入力して両指令の整合性を判別し、整合性あり時に前記車速指令作成部からの信号を車速制御コントローラに出力し、整合性なし時に前記基準車速指令を車速制御コントローラに出力するよう構成したことを特徴としたものである。
更に、本発明の整合性判定部は、先読み車速指令を先読み時間だけ遅延して基準車速指令との偏差値を算出し、その絶対値が0であるか否かを判断する機能と、|絶対値|>0時に先読み車速指令の無効フラグをオンにし、絶対値=0時には先読み車速指令の無効フラグをオフにする機能を有し、前記切換部は、整合性判定部からの無効フラグのオン・オフを判定し、無効フラグオン時には前記基準車速指令を車速制御コントローラに出力し、無効フラグオフ時には前記車速指令作成部からの信号を車速制御コントローラに出力するよう構成したことを特徴
としたものである。
以上のとおり、本発明によれば、基準速度指令と先読み車速指令との整合性のないときには先読み車速指令から基準車速指令に代えて車速制御コントローラに出力することで、良好な車速指令の追従が可能となる。
本発明の実施形態を示す部分構成図。 目標車速切換えフロー図。 説明のための車速指令パターン図で、(a)は基準車速指令、(b)は先読み車速指令。 本発明の他の実施形態を示す部分構成図。 目標車速切換えフロー図。 説明のための車速指令パターン図で、(a)は基準車速指令、(b)は基準車速指令、(c)は基準車速指令と先読み車速指令の差信号。 従来の車両速度制御装置の構成図。
図1は、本発明の第1の実施例を示す車両速度制御装置の部分構成図である。同図において、図7で示す車両速度制御装置と相違する点は、車速指令パターン実行部30で、他は同様であるので省略している。車速指令パターン実行部30は、車速指令部1、車速指令先読み機能部2と、本発明により追加された先読み車速指令の無効指令部31、車速指令作成部32、及び切換部33を有している。車速指令の無効指令部31は、車速指令部1と車速指令先読み機能部2の先読み車速指令とが、両信号の比較による条件成立や距離等との関係が時間に依存しない時点に、予め当該時刻での無効指令を発生するよう設定される。車速指令作成部32は、先読み車速指令に基づいて滑らかなストロークワークを可能とするための車速指令を作成するもので、そのために、信号を滑らかに処理するための機能と基準車速指令との位相合わせを実行する機能を備えて滑らかな車速指令を生成する。
切換部33は車速指令の無効指令部31がオン状態となり、無効指令を発生しているときに端子a側に切換わって速度制御コントローラ21の速度制御部20に基準車速指令を出力する。また、無効指令部31がオフ状態となり、無効指令を発生してないときには端子をb側に切換えて速度制御コントローラ21の駆動力演算部4へ滑らかな車速指令を出力する。速度制御コントローラ21は、入力された基準車速指令、或いは先読み車速指令に基づいて所定の演算を実行してアクセルの開度信号を生成し、車両7を設定速度パターンに基づいて速度制御する。
図2は、切換部33における切換え判断フローであり、また、図3は切換えられる車速指令パターン例を示したもので、T1で示す時間が先読み無効指令のオン期間であり、この期間で速度制御コントローラ21への目標車速指令は基準車速指令部1からの信号となる。
図4は本発明の第2の実施例で、第1の実施例との相違点は、先読み車速指令の無効指令部31に代えて整合性判定部34を設けたものである。整合性判定部34は、車速指令部1と車速指令先読み機能部2からの信号を入力してその整合性を判断する。
図5は、車速指令パターン実行部30aにおける整合性判定部34と切換部33の車速指令パターン実行フローを示したものであり、また、図6は車速指令パターン実行フローに基づく車速指令パターンである。
ステップS1で、整合性判定部34は車速指令先読み機能部2からの先読み車速指令を先読み時間分だけ遅らせる。すなわち、図6(b)の一点破線で示すように、実線で示す先読み車速指令から先読み時間Tだけ遅らせる。ステップS2では、図6(b)の破線波形で示す先読み時間分だけシフトした先読み車速指令と、図6(a)のパターン波形で示す基準車速指令との車速偏差(図6(c)の波形)を算出し、S3では算出された偏差値の絶対値が0より大きいか否かを判断する。その結果、|車速偏差|>0の場合にはS4で先読み車速指令の無効フラグをオンにする。
一方、ステップS3で車速偏差=0の場合には、S5で先読み車速指令の無効フラグをオフにする。
切換部33は、ステップS6で先読み車速指令の無効フラグオンか否かを判断し、無効フラグオンの場合には、ステップS7で端子をa側に切換えて基準速度指令を速度制御コントローラ21の速度制御部20に出力する。また、S6で先読み車速指令の無効フラグオフの場合には、端子をb側に切換えて先読み車速指令を速度制御コントローラ21の速度制御部20に出力する。速度制御コントローラ21は、入力された基準車速指令、或いは先読み車速指令に基づいて所定の演算を実行してアクセルの開度信号を生成し、車両7を設定速度パターンに基づいて速度制御する。
なお、図6(b)では、|車速偏差|>0の期間T2では車速指令作成部32の出力を0で表示しているが、先読み車速指令は期間T2に至る最終値が保持される。
1… 車速指令部
2… 車速指令先読み機能部
4… 駆動力演算部
6… アクセルアクチュエータ
7… 車両
10… シャシーダイナモメータ
21… 車速制御コントローラ
30(30a)… 車速指令パターン実行部
31… 無効指令部
32… 車速指令作成部
33… 切換部
34… 整合性判定部

Claims (3)

  1. 基準車速指令を基に、制御系の遅れ要素を見込んだ先読み車速指令を車速制御コントローラに出力してアクセルの開度指令を生成し、この開度指令でシャシーダイナモメータのローラ上に載置された車両速度を制御するものにおいて、
    前記基準速度指令と先読み車速指令との整合性のないときに先読み車速指令の出力を無効とする先読み車速指令の無効指令部と、前記先読み車速指令の出力を滑らかにする機能を有する車速指令作成部と、前記無効指令部からの無効信号の有無を判断し、無効信号あり時に前記基準速度指令を車速制御コントローラに出力し、無効信号なし時に前記車速指令作成部からの信号を車速制御コントローラに出力するよう切換える切換部を設けたことを特徴とする車両速度制御装置。
  2. 前記先読み車速指令の無効指令部に代えて整合性判定部を設け、この整合性判定部に基準速度指令と先読み車速指令を入力して両指令の整合性を判別し、整合性あり時に前記車速指令作成部からの信号を車速制御コントローラに出力し、整合性なし時に前記基準車速指令を車速制御コントローラに出力するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の車両速度制御装置。
  3. 前記整合性判定部は、先読み車速指令を先読み時間だけ遅延して基準車速指令との偏差値を算出し、その絶対値が0であるか否かを判断する機能と、|絶対値|>0時に先読み車速指令の無効フラグをオンにし、絶対値=0時には先読み車速指令の無効フラグをオフにする機能を有し、前記切換部は、整合性判定部からの無効フラグのオン・オフを判定し、無効フラグオン時には前記基準車速指令を車速制御コントローラに出力し、無効フラグオフ時には前記車速指令作成部からの信号を車速制御コントローラに出力するよう構成したことを特徴とする請求項2記載の車両速度制御装置。
JP2009237820A 2009-10-15 2009-10-15 車両速度制御装置 Active JP5347895B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009237820A JP5347895B2 (ja) 2009-10-15 2009-10-15 車両速度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009237820A JP5347895B2 (ja) 2009-10-15 2009-10-15 車両速度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011085460A JP2011085460A (ja) 2011-04-28
JP5347895B2 true JP5347895B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=44078513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009237820A Active JP5347895B2 (ja) 2009-10-15 2009-10-15 車両速度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5347895B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6032213B2 (ja) * 2014-01-08 2016-11-24 トヨタ自動車株式会社 車速制御装置及び車速制御方法
JP6798599B1 (ja) 2019-11-29 2020-12-09 株式会社明電舎 車速指令生成装置及び車速指令生成方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62160347U (ja) * 1986-04-01 1987-10-12
JP3023981B2 (ja) * 1990-11-30 2000-03-21 本田技研工業株式会社 車両速度制御装置
JP3873584B2 (ja) * 2000-06-29 2007-01-24 日産自動車株式会社 車両用自動運転装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011085460A (ja) 2011-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4872828B2 (ja) 車両速度制御方法
JP6627830B2 (ja) 自動駐車制御装置及び自動駐車システム
JP2005297872A (ja) 車両速度制御装置
JP2007307006A5 (ja)
JPWO2009142079A1 (ja) 車両の旋回挙動制御装置/方法
JP5041068B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2006233870A (ja) エンジン出力制御装置、エンジン出力制御方法およびエンジン出力制御プログラム
JP2005090347A (ja) 車両用アクセルペダル装置
JP2007118861A (ja) 運転支援装置
JP5347895B2 (ja) 車両速度制御装置
JP2010083282A (ja) 電動ディスクブレーキ
JP4745418B2 (ja) 反力装置
CA2655502A1 (en) A process for controlling torque in a calendering system
JP2009524769A5 (ja)
JP5664781B2 (ja) 車両の制御装置
JP5471483B2 (ja) 車両走行制御装置
JP2020523249A (ja) 自動化されたパーキングブレーキを作動させるための方法および装置
KR20170065875A (ko) 온도와 습도를 반영한 제동력 보상 시스템 및 방법
JP2005147391A (ja) スタティック変速中のチップイン時の自動変速機の油圧制御方法及びその装置
JP2008029174A (ja) アクチュエータの電流制御装置および方法
JP2005008147A5 (ja)
KR100795102B1 (ko) 전자제어 파워 스티어링 시스템의 복원제어장치
JP2008143394A (ja) 車両運転支援装置
JP2009197720A (ja) 車両用内燃機関の制御装置
JP2005008147A (ja) 車両用運転操作補助装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5347895

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150