JP5347039B2 - 無線基地局 - Google Patents

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    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria

Description

本発明は、無線基地局に関する。
3GPPで仕様化が進められているLTE(Long Term Evolution)-Advanced方式の移動通信システムでは、「CA(Carrier Aggregation)」を行うことが検討されている。
LTE-Advanced方式の移動通信システムでは、移動局UEは、1つの無線基地局eNBとの間で、異なる周波数帯域の複数の「Component Carrier(CC)」を同時に用いて、CAを行うことができるように構成されている。
また、CAが行われる場合、移動局UEは、無線基地局からの指示に応じて、複数のCCの中から、1つをPCC(Primary Component Carrer)として設定し、その他をSCC(Secondary Component Carrer)として設定するように構成されている。
特開2011-142596号
3GPP TS36.814 3GPP TS36.912
しかしながら、既存のLTE-Advanced方式に対応する無線基地局eNBにおけるMAC(Media Access Control)スケジューラ、例えば、PF(Propotional Fairness)スケジューラは、CAが行われているか否かについて考慮することなく、セルごとに独立してスケジューリング処理を行うように構成されている。
したがって、既存のLTE-Advanced方式に対応する無線基地局eNBでは、移動局UEが、CAを行っている場合であっても、Pcell(PCCにおけるサービングセル)及びScell(SCCにおけるサービングセル)の中で混雑していないセルにおいてデータトラフィックを送受信することによるトラフィック分散(Load Balancing)効果を得ることができないという問題点があった。
また、既存のLTE-Advanced方式に対応する無線基地局eNBでは、移動局UEが、CAを行っている場合であっても、Pcell及びScellの中で無線品質が良いセルにおけるリソースの割り当てを優先することによる容量改善効果を得ることができないという問題点があった。
さらに、既存のLTE-Advanced方式に対応する無線基地局eNBでは、移動局UEが、CAを行っている場合であっても、Pcell及びScellの中で無線品質(例えば、Pathloss)が小さいセルにおいて優先して上りリンク信号を送信するリソースを割り当てることによる上り干渉低減効果を得ることができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、CAが行われている際の適切なスケジューリング処理を実現することができる無線基地局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、無線基地局であって、前記無線基地局配下のセルに接続されている移動局に対するスケジューリング処理を行うように構成されているスケジューリング部を具備し、前記スケジューリング部は、前記移動局の各々が接続中の全て或いは少なくとも1つ以上のセルを選択し、選択したセルの各々において、該移動局の各々に対して用いる補正係数を算出し、算出した該補正係数を用いて該移動局の各々のスケジューリング係数を算出し、算出した該スケジューリング係数に基づいてリソースを割り当てる移動局を決定するように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、CAが行われている際の適切なスケジューリング処理を実現することができる無線基地局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局によるスケジューリング処理の一例について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る無線基地局によるスケジューリング処理の一例について説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。本実施形態に係る移動通信システムは、LTE-Advanced方式の移動通信システムである。
なお、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、移動局UEは、無線基地局eNBとの間で、周波数帯域F1のCC及び周波数帯域F2のCCを同時に用いて、信号の送受信を行うことができるように構成されている、すなわち、CAを行うことができるように構成されている。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNB配下に、マクロセルとして、セル#Aが設けられており、ピコセルとして、セル#B/#Cが設けられている。
ここで、セル#A(マクロセル)では、周波数帯域F1のCCが用いられており、セル#B/#C(ピコセル)では、周波数帯域F2のCCが用いられている。
図1に示すように、例えば、周波数帯域F1として、エリアカバレッジ範囲を重視したコア(カバレッジ)バンドが用いられ、周波数帯域F2として、高速な通信を重視した容量バンドが用いられることが想定されている。
例えば、周波数帯域F1として、800MHz帯や2GHz帯等が用いられ、周波数帯域F2として、3.5GHz帯等が用いられてもよい。
また、例えば、各CCの帯域幅は、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz又は20MHzのいずれかであってもよい。なお、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz又は20MHzは、それぞれ6RB(Resource Block)、15RB、25RB、50RB、75RB又は100RBで構成されている。ここで、1RBは、180kHzである。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、セル#Aのカバレッジエリアとセル#B/#Cのカバレッジエリアとが地理的に重畳するように構成されている。
図2に示すように、無線基地局eNBは、受信部11と、送信部12と、スケジューリング部13とを具備している。
受信部11は、移動局UEによって送信された各種信号を受信するように構成されている。例えば、受信部11は、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel、物理上りリンク共有チャネル)を介して送信された上りデータ信号や、PUCCH(Physical Uplink Control Channel、物理上りリンク制御チャネル)を介して送信された上り制御信号を受信するように構成されている。
送信部12は、移動局UEに対して各種信号を送信するように構成されている。例えば、送信部12は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel、物理下りリンク共有チャネル)を介して下りデータ信号を送信したり、PDCCH(Physical Downlink Control Channel、物理下りリンク制御チャネル)を介して上り制御信号を送信したりするように構成されている。
スケジューリング部13は、MACスケジューラ(例えば、PFスケジューラ)によるスケジューリング処理を行うように構成されている。
以下、図3を参照して、かかるスケジューリング処理の動作例について説明する。
図3に示すように、ステップS101において、スケジューリング部13は、あるTTI(Transmission Time Interval)において、各移動局UEについてのスケジューリング処理の対象セル(スケジューリング係数を算出するセル)として、各移動局UEが接続中の全て或いは少なくとも1つ以上のセル(CAを行っている各移動局UEに対して「Configured」されているセル)を選択する。
例えば、スケジューリング部13は、移動局UE#0についてのスケジューリング処理の対象セルとして、移動局UEが接続中の全てのセル#A/#Bを選択する。
また、ステップS101において、スケジューリング部13は、各移動局UEに対して用いる補正係数Wを算出する。
なお、移動局UEが、複数のセルに接続されている場合、スケジューリング部13は、選択したセルごとに別々に補正係数Wを算出してもよい。
ここで、スケジューリング部13は、各移動局UEがCAを行っているか否かに基づいて、上述の補正係数Wを算出するように構成されていてもよい。
また、スケジューリング部13は、各移動局UEが接続中の各セルにおける無線品質に基づいて、上述の補正係数Wを算出するように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、無線品質の良いセルにおいて優先的にリソースを割り当てるような制御を実現することができる。
例えば、かかる無線品質としては、下りリンクにおけるCQI(Channel Quality Indicator)や、上りリンクにおける受信SIR(Signal to Interference Ratio)やPathlossや、瞬時伝送速度や平均伝送速度等が用いられてもよい。
また、スケジューリング部13は、各移動局UEにおける無線基地局eNBのバッファに蓄積されているデータ量に基づいて、上述の補正係数Wを算出するように構成されていてもよい。
また、スケジューリング部13は、各移動局UEによって通知される移動局UEのバッファに蓄積されているデータ量に基づいて、上述の選択又は補正係数Wの算出を行うように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、バッファに蓄積されているデータ量が小さい移動局UEに対しては、かかる移動局UEがCAを行っている場合であっても、かかる移動局UEが接続中のいずれかのセルにおいてのみ、かかる移動局UEに対するリソース割り当てを行わず、バッファに蓄積されているデータ量が大きい移動局UEがCAを行っている場合には、かかる移動局UEが接続中の全て或いは少なくとも1つ以上のセルにおいて、かかる移動局UEに対するリソース割り当てを行うという制御を行うことができる。
また、スケジューリング部13は、各移動局UEにおけるバッファに蓄積されているデータが制御データであるかユーザデータであるかに基づいて、上述の補正係数Wを算出するように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、制御データを送信するリソースについてはマクロセル(Pcell)において割り当てを行い、ユーザデータを送信するリソースについてはピコセル(Scell)について優先的に割り当てを行うという制御を行うことができる。
また、スケジューリング部13は、各移動局UEにおけるバッファに蓄積されているユーザデータの種別(Non-Realtime Serviceのデータ(例えば、データ通信用のデータ)又はReal time Serviceのデータ(例えば、音声通信用のデータ))に基づいて、上述の選択又は補正係数Wの算出を行うように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、Non-Realtime Serviceのデータを送信するリソースについては、マクロセル(Pcell)において割り当てを行い、Real time Serviceのデータを送信するリソースについては、ピコセル(Scell)において優先的に割り当てを行うという制御を行うことができる。
また、スケジューリング部13は、各セルで用いられている周波数帯域(例えば、2GHzや1.5GHzや800MHz等)に基づいて、上述の補正係数Wを算出するように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、特定の周波数帯域におけるリソースの割り当てを優先するような制御を行うことができる。
また、スケジューリング部13は、各セルの種別(例えば、マクロセルやピコセル等)に基づいて、上述の選択又は補正係数Wの算出を行うように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、マクロセルよりもピコセルにおけるリソースの割り当てを優先するような制御を行うことができる。
さらに、スケジューリング部13は、各セルの混雑度(例えば、各セルに接続中の移動局UEの数や、各セルにおけるCPU使用率や、各セルにおける無線リソースの使用率等)に基づいて、上述の選択又は補正係数Wの算出を行うように構成されていてもよい。
ここで、各セルに接続中の移動局UEの数は、「RRC Connected」状態の移動局UEの数であってもよいし、「Non-DRX」状態の移動局UEの数であってもよいし、送信バッファにデータが蓄積されている移動局UEの数であってもよい。
かかる構成によれば、優先的にリソースの割り当てを行いたいセルであっても、かかるセルが混雑している場合には、かかるセルにおけるリソースの割り当てを行わないという制御を行うことができる。
ステップS102において、スケジューリング部13は、各セルにおいて、スケジューリング係数を算出すると決定した各移動局UE#n(すなわち、かかるセルをスケジューリング対象のセルとして選択した移動局UE#n)のスケジューリング係数Cnを算出する。
具体的には、スケジューリング部13は、
Figure 0005347039
に基づいて、各移動局UEのスケジューリング係数Cnを算出する。
ここで、Rnは、無線品質に基づいて決定される移動局UE#nにおける瞬時伝送速度であり、
Figure 0005347039
は、実際に割り当てられた移動局UE#nの平均伝送速度であり、Aは、優先制御のために用いられる係数である。
図3の例では、スケジューリング部13は、セル#A(Pcell)及びセル#B(Scell)に接続中の移動局UE#0のスケジューリング係数として、セル#A及びセル#Bの両方において「100」を算出している。
ステップS103において、スケジューリング部13は、各セルにおいて、スケジューリング係数に基づくランキング処理を行う、すなわち、スケジューリング係数が大きい順(或いは、小さい順)に、移動局UEを並び替える。
ステップS104において、スケジューリング部13は、各セルにおいて、ランキングが上位の移動局UEから順に、リソースを割り当てる移動局UEを選択する。
図3の例では、スケジューリング部13は、セル#Aにおいて、リソースを割り当てる移動局UEとして、移動局UE#1/#6/#3を選択し、セル#Bにおいて、リソースを割り当てる移動局UEとして、移動局UE#6/#3/#5を選択し、セル#Cにおいて、リソースを割り当てる移動局UEとして、移動局UE#2/#8/#9を選択している。
ステップS105において、スケジューリング部13は、「TFR(Transport Foemat and Resource) selection」を行う、すなわち、選択した移動局UEに対して割り当てるリソース及びフォーマットを決定する。
ここで、スケジューリング部13は、複数のセルにおいて同一の移動局UEに対してリソースを割り当てると決定された場合、かかるセル間で連携して、かかる移動局UEに対して割り当てるリソース及びフォーマットを決定してもよい。
例えば、スケジューリング部13は、かかる移動局UE(例えば、図3における移動局UE#6)が接続中の全てのセル(例えば、セル#A/#B)において送信する合計データサイズが移動局UE(例えば、図3における移動局UE#6)の各々における1TTI内で受信可能な最大データサイズを超えないように、上述のリソース割り当てを行うように構成されていてもよい。
例えば、スケジューリング部13は、かかる移動局UE(例えば、図3における移動局UE#6)が接続中の全てのセル(例えば、セル#A/#B)において送信する合計データサイズが移動局UE(例えば、図3における移動局UE#6)の各々における1TTI内で受信可能な最大RB数を超えないように、上述のリソース割り当てを行うように構成されていてもよい。
かかる場合、スケジューリング部13は、かかる移動局UE(例えば、図3における移動局UE#6)が接続中の全てのセル(例えば、セル#A/#B)のいずれかにおいて、割り当てるリソースを削減したり、リソースの割り当て自体をキャンセルしたりしてもよい。
なお、上述の移動局UEの各々における1TTI内で受信可能な最大データサイズは、各移動局UEの「UE Category」によって決定される。
なお、上述の移動局UEの各々における1TTI内で受信可能な最大RB数は、各移動局UEから報告されるCapability情報によって決定される。
また、下りリンク信号に対するACK/NACKをPUCCHで送信する場合は、必ずPcellで送信されるため、Pcellにおける下りリンク信号に対するACK/NACK及び複数のScellにおける下りリンク信号に対するACK/NACKが同一のPUCCHリソースにおいて送信され衝突する可能性がある。
したがって、スケジューリング部13は、あるセル(例えば、図3におけるセル#A)をPcellとし、いずれかのセルで下りリンク信号を送信する移動局UE(例えば、図3における移動局UE#1、2、3)において、下りリンク信号に対するACK/NACKが同一のPUCCHリソースによって送信されないように、上述のリソース割り当てを行うように構成されていてもよい。
すなわち、あるセル(例えば、図3におけるセル#A)をPcellとし、いずれかのセルで下りリンク信号を送信する移動局UE(例えば、図3における移動局UE#1、2、3)において、下りリンク信号に対するACK/NACKが同一のPUCCHリソースによって送信されてしまう場合には、スケジューリング部13は、上述の移動局(例えば、図3における移動局UE#1、2、3)のいずれかにおいて、下りリンク信号を送信するリソースの割り当てをキャンセルしたり、下りリンク信号に対するACK/NACKを送信するリソースが異なるリソースとなるように調整したりしてもよい。
ステップS106において、スケジューリング部13は、移動局UEごとに、割り当てられたリソースに基づいて、平均伝送速度を更新する。
ここで、スケジューリング部13は、複数のセルにおいて同時にリソースが割り当てられた移動局UEに対しても、平均伝送速度の更新を1回だけ行うように構成されていてもよい。
ステップS107において、スケジューリング部13は、次のTTIにおいて、ステップS101の動作を行う。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、リソースが空いている場合には、CAを行っている移動局UEに対して、優先的に、複数のセルにおいて同時にリソースを割り当てることができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、スケジューリング係数の算出及び移動局UEの選択について、各セルにおいて独立して処理することができるため、既存のスケジューラの構成を最大限流用してパラレルな処理を行うことができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、スケジューリング対象のセルの選択方法や補正係数Wの算出方法を調整することによって、特定のセルにおいて優先的にリソースの割り当てを行うことができる。
さらに、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局UEごとに平均伝送速度を算出することで、瞬時伝送速度が高くなるセルにおけるスケジューリング係数が大きくなり、無線品質の良いセルにおけるリソースの割り当てが優先される結果、容量改善効果を得ることができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局UEが、CAを行っている場合であっても、Pcell及びScellの中で混雑していないセルにおいてデータトラフィックを送受信することができるため、トラフィック分散効果を得ることができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局UEが、CAを行っている場合であっても、Pcell及びScellの中で無線品質が良いセルにおけるリソースの割り当てを優先することができるため、容量改善効果を得ることができる。
さらに、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局UEが、CAを行っている場合であっても、Pcell及びScellの中でPathlossが小さいセルにおいて優先して上りリンク信号を送信するリソースを割り当てることができるため、上り干渉低減効果を得ることができる。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
図4を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図4を参照して、本実施形態に係る無線基地局eNBのスケジューリング部13によるスケジューリング処理の動作例について説明する。
図4に示すように、ステップS201において、スケジューリング部13は、あるTTIにおいて、各移動局UEについてのスケジューリング処理の対象セル(スケジューリング係数を算出するセル)として、各移動局UEが接続中のセルを選択する。
ここで、スケジューリング部13は、複数のセルに接続されている移動局UEに対しても、1つのセル(例えば、Pcell)のみを選択する。
図4の例では、スケジューリング部13は、移動局UE#0についてのスケジューリング処理の対象セルとして、移動局UEが接続中の全てのセル#A/#Bの中からセル#Aを選択する。
また、ステップS201において、スケジューリング部13は、各移動局UEに対して用いる補正係数Wを算出する。
ここで、スケジューリング部13は、図3のステップS101と同様に、補正係数Wの算出に瞬時伝送速度を用いる場合、かかる瞬時伝送速度は、選択されたセルにおける瞬時伝送速度であってもよいし、移動局UEが接続中の全てのセルにおける瞬時伝送速度の平均値であってもよい。
ステップS202において、スケジューリング部13は、ステップS102と同様に、各セルにおいて、スケジューリング係数を算出すると決定した各移動局UE#n(すなわち、かかるセルをスケジューリング対象のセルとして選択した移動局UE)のスケジューリング係数Cnを算出する。
ここで、Rnは、スケジューリング係数を算出するセルにおける瞬時伝送速度であってもよいし、移動局UEが接続中の全てのセルにおける瞬時伝送速度の平均値でもよい。
ステップS203において、スケジューリング部13は、全てのセルにおいて、まとめて、スケジューリング係数に基づくランキング処理を行う、すなわち、スケジューリング係数が大きい順(或いは、小さい順)に、移動局UEを並び替える。
ステップS204において、スケジューリング部13は、各セルにおいて、接続中の移動局UEのうちランキングが上位の移動局UEから順に、リソースを割り当てる移動局UEを選択する。
ここで、スケジューリング部13は、セルごとに、ランキングが上位の移動局UEを選択してもよいし、ランキングが上位の移動局UEごとに、セルを選択してもよい。
図4の例では、スケジューリング部13は、セル#Aにおいて、リソースを割り当てる移動局UEとして、移動局UE#1/#6/#2を選択し、セル#Bにおいて、リソースを割り当てる移動局UEとして、移動局UE#5/#0/#7を選択し、セル#Cにおいて、リソースを割り当てる移動局UEとして、移動局UE#8/#9/#2を選択している。
図4に示すように、スケジューリング部13は、リソースを割り当てる移動局UEとして、ランキングの末尾の移動局UEまで選択した時点でさらにリソースを割当てる移動局を選択できる場合には、再度、ランキングの上位の移動局UEから選択してもよい。
ステップS205〜S207の動作は、図3に示すステップS105〜S107の動作と同一である。
本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムによれば、リソースが輻輳している場合には、CAを行っている移動局UEに対して、複数のセルにおいて同時にリソースを割り当てる確率が小さくなるため、リソースの同時割り当てによる処理負荷の増大を抑制することができる。
また、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムによれば、スケジューリング係数の算出を行うのは、1つの移動局UEに対して1回だけであるため、CA用スケジューラにおける処理負荷を軽減することができる。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、無線基地局eNBであって、無線基地局eNB配下のセル(例えば、セル#A/#B)に接続されている移動局UE(例えば、移動局UE#0)に対するスケジューリング処理を行うように構成されているスケジューリング部13を具備し、スケジューリング部13は、移動局UEの各々が接続中の全て或いは少なくとも1つ以上のセル(例えば、セル#A/#B)を選択し、選択したセル(例えば、セル#A/#B)の各々において、移動局UE(例えば、移動局UE#0)の各々に対して用いる補正係数Wを算出し、算出した補正係数Wを用いて移動局UE#n(例えば、移動局UE#0)の各々のスケジューリング係数Cnを算出し、算出したスケジューリング係数Cnに基づいてリソースを割り当てる移動局UEを決定するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、スケジューリング部13は、移動局UE(例えば、移動局UE#6)が接続中の全てのセル(例えば、セル#A/#B)において送信する合計データサイズが移動局UE(例えば、移動局UE#6)の各々における1TTI(所定期間)内で受信可能な最大データサイズを超えないように、上述のリソース割り当てを行うように構成されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、スケジューリング部13は、あるセル(例えば、セル#A)において、下りリンク信号に対するACK/NACKが同一のリソースによって送信されないように、上述のリソース割り当てを行うように構成されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、スケジューリング部13は、移動局UEがCAを行っているか否かに基づいて、上述の選択又は補正係数Wの算出を行うように構成されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、スケジューリング部13は、移動局UEに送信するデータの種別或いは移動局UEが保持しているデータの種別に基づいて、上述の選択又は補正係数Wの算出を行うように構成されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、スケジューリング部13は、移動局UEが接続されている全てのセルの負荷状況に基づいて、上述の選択又は補正係数Wの算出を行うように構成されていてもよい。
なお、上述の無線基地局eNBの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、無線基地局eNB内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして無線基地局eNB内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB…無線基地局
11…受信部
12…送信部
13…スケジューリング部

Claims (5)

  1. 無線基地局であって、
    前記無線基地局配下のセルに接続されている移動局に対するスケジューリング処理を行うように構成されているスケジューリング部を具備し、
    前記スケジューリング部は、前記移動局の各々が接続中の全て或いは少なくとも1つ以上のセルを選択し、選択した該セルの各々において、該移動局の各々に対して用いる補正係数を算出し、算出した該補正係数を用いて該移動局の各々のスケジューリング係数を算出し、算出した該スケジューリング係数に基づいてリソースを割り当てる移動局を決定するように構成されており、
    前記スケジューリング部は、前記移動局がCA(Carrier Aggregation)を行っているか否かに基づいて、前記選択又は前記補正係数の算出を行うように構成されていることを特徴とする無線基地局。
  2. 前記スケジューリング部は、前記接続中の全てのセルにおいて送信する合計データサイズが前記移動局の各々における所定期間内で受信可能な最大データサイズを超えないように、前記リソース割り当てを行うように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記スケジューリング部は、あるセルにおいて、下りリンク信号に対するACK/NACKが同一のリソースによって送信されないように、前記リソース割り当てを行うように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線基地局。
  4. 前記スケジューリング部は、前記移動局に送信するデータの種別或いは該移動局が保持しているデータの種別に基づいて、前記選択又は前記補正係数の算出を行うように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線基地局。
  5. 前記スケジューリング部は、前記移動局が接続されている全てのセルの負荷状況に基づいて、前記選択又は前記補正係数の算出を行うように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線基地局。
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