JP6366545B2 - トラフィック制御装置、リソース割り当て方法、及びプログラム - Google Patents

トラフィック制御装置、リソース割り当て方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、移動体通信システムにおけるネットワークリソースの利用率向上を実現するための技術に関するものである。特に、本発明は、LTE−Advanced方式が採用されている移動体通信ネットワークにおいて、複数コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)を束ねるキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)が導入されている場合のネットワークリソースの利用率向上を実現するための技術に関するものである。
従来からヘテロジニアスネットワーク(HetNet;heterogeneous network)と呼ばれるシステム構成がある。ヘテロジニアスネットワークは、マクロセルの中でトラフィック密度が高い場所にスポット的にスモールセルを設けて、マクロセル基地局とスモールセル基地局が干渉制御等で連携し、サービスエリアの広域性を保ちながら場所に応じてチャネル容量を拡大することを目的としたシステム構成である。
従来のヘテロジニアスネットワークでは、スモールセルにはマクロセルと独立した基地局を設け、UE(User Equipment、ユーザ装置)がスモールセルを利用する場合はスモールセル基地局にハンドオーバーして当該スモールセル基地局だけにアクセスする方法(マクロセルの接続は切る)が想定されていた。
一方、LTE−Advancedにおける高度化C−RANアーキテクチャでは、LTE−AdvancedのCAの機能により、マクロセルとして1つのCCで広域的なアクセスを提供しておきながら、スモールセルのエリア内においてはマクロセルとは別のCCを提供し、マクロセルのCCとスモールセルのCCとのCAにより広帯域化を実現する方法がとられる。スモールセル基地局はCPRI等インタフェースによる張り出し接続でマクロセル基地局に接続され、マクロセル基地局が1つの仮想的な基地局としてベースバンド処理を担当する。
これにより、マクロセル内ではマクロセルのCCが常に接続可能状態であり、スモールセルを利用する場合には当該スモールセルのCCを追加(アドオン)してCAするだけでよく、またスモールセルを利用しなくなった場合には当該スモールセルのCCを削除してCAを解消するだけでよく、切り替えに際してS1ハンドオーバーやX2ハンドオーバーのような、ハンドオーバー時に一時的に切断状態となり、更にコアネットワークに負荷がかかるような方法に拠らなくてもよくなる。
スモールセルのCCをマクロセルのCCに追加してCAを行う上記のような方式において、例えば、スモールセルのエリアに入った全てのUEに対してスモールセルのCCのネットワークリソースを多く割り当ててしまうと、マクロセルのCCのネットワークリソースに十分な空きがあるにも関わらず、スモールセルにおけるCCのネットワークリソースが逼迫してしまい、全体としてネットワークリソースの利用率が低下する可能性がある。
ここで、非特許文献1には、CCにおける各ユーザの平均データレートを見て、データレートがユーザ間で平準化するようにCCにネットワークリソースを割り当てるスケジューリング方法が示されている。しかし、非特許文献1の技術では、上記のようにネットワークリソースの利用率が低下する問題について考慮されていない。
L.Liu 、"Component carrier management for carrier aggregation in LTE-Advanced system"、Proc. IEEE VTC 2011-Spring. May 2011.
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数のCCを束ねて通信を行うCAが導入されている移動体通信システムにおいて、ユーザ装置に対してどのCCのネットワークリソースを優先的に割り当てるかを適切に決定することでネットワークリソースの利用率を向上させることを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、第1のコンポーネントキャリア及び第2のコンポーネントキャリアを含む複数のコンポーネントキャリアを束ねて使用するキャリアアグリゲーションをサポートする移動体通信システムにおいて、ユーザ装置に対するネットワークリソースの割り当てを行うトラフィック制御装置であって、
前記ユーザ装置のトラフィック量と移動速度を取得する取得手段と、
前記トラフィック量と前記移動速度に基づいて、前記ユーザ装置に対して、前記第1のコンポーネントキャリアのネットワークリソースと前記第2のコンポーネントキャリアのネットワークリソースのうちのいずれを優先的に割り当てるかを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたコンポーネントキャリアのネットワークリソースを前記ユーザ装置に優先的に割り当てる割り当て手段と
を備えるトラフィック制御装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、第1のコンポーネントキャリア及び第2のコンポーネントキャリアを含む複数のコンポーネントキャリアを束ねて使用するキャリアアグリゲーションをサポートする移動体通信システムにおいて、ユーザ装置に対するネットワークリソースの割り当てを行うトラフィック制御装置が実行するリソース割り当て方法であって、
前記ユーザ装置のトラフィック量と移動速度を取得する取得ステップと、
前記トラフィック量と前記移動速度に基づいて、前記ユーザ装置に対して、前記第1のコンポーネントキャリアのネットワークリソースと前記第2のコンポーネントキャリアのネットワークリソースのうちのいずれを優先的に割り当てるかを決定する決定ステップと、
前記決定ステップにより決定されたコンポーネントキャリアのネットワークリソースを前記ユーザ装置に優先的に割り当てる割り当てステップと
を備えるリソース割り当て方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、複数のCCを束ねて通信を行うCAが導入されている移動体通信システムにおいて、ユーザ装置に対してどのCCのネットワークリソースを優先的に割り当てるかを適切に決定することでネットワークリソースの利用率を向上させることを可能とする技術が提供される。また、UEのサービス品質向上に貢献する。
本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるトラフィック制御装置100の構成図である。 本発明の第1の実施の形態におけるUE管理テーブル103の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるUEトラフィック・移動速度管理テーブル104の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるトラフィック制御装置100の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるUEトラフィック・移動速度管理テーブル104の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態で説明するシステムは、LTE−Advanced方式の移動体通信システムであるが、本発明は、LTE−Advanced方式以外の移動体通信システムにも適用可能である。
なお、以下の説明において、CCは、下りトラフィックを運ぶ下りCCであってもよいし、上りトラフィックを運ぶ上りCCであってもよい。本実施の形態で説明する処理は、上りについても、下りについても同様に適用可能である。
(第1の実施の形態)
<システム構成例>
図1に、本発明の第1の実施の形態に係るシステム構成を示す。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るシステムは、マクロセル基地局200、スモールセル基地局201、202、203を有する。更に、トラフィック制御装置100が備えられる。本実施の形態において、トラフィック制御装置100はマクロセル基地局200内の装置(機能部)であることを想定している。なお、トラフィック制御装置100はマクロセル基地局200の外部に備えられることとしてもよい。
本発明の第1の実施の形態において、マクロセル基地局200のトラフィック制御装置100以外の部分は、無線信号の送受信機能(無線周波数への変換機能、アンテナ等)を有し、トラフィック制御装置100は、無線信号の送受信機能以外の基地局の機能(スケジューリング等を含む)を有することを想定しているが、これは例に過ぎず、例えば、トラフィック制御装置100が基地局全体の機能を有してもよい。
図1に示すように、マクロセル基地局200がマクロセル10を形成し、スモールセル基地局201、202、203がそれぞれスモールセル11、12、13を形成する。
このように、1つのマクロセル10内に複数のスモールセル11〜13が配備されている。各スモールセル基地局(201、202、203)は張り出し回線等でマクロセル基地局200に接続されており、マクロセル基地局200のトラフィック制御装置100で一括してベースバンド処理を行う。よって、マクロセル10内に在圏するUEのトラフィック等の状況は、マクロセル基地局200のトラフィック制御装置100で一元的に管理可能である。
マクロセル基地局200は、マクロセル10のCCと、スモールセル11、12、13の各CCとを用いてCAを行う機能を有している。なお、マクロセルをPCell(Primary Cell)と称し、スモールセルをSCell(Secondary Cell)と称してもよい。また、マクロセルのCCをPCC(PCC;Primary Component Carrier)と称し、スモールセルのCCをSCC(SCC;Secondary Component Carrier)と称してもよい。以下では、このPCC、SCCを用いる。
本発明の第1の実施の形態において、各スモールセル(11、12、13)はトラフィック密度が高い場所にスポット的に配置され、SCCは、その場所専用でそこに在圏するUEのトラフィックを運ぶ役割を有する。一方、PCCはマクロセル10に在圏する全てのUEが共通に使用できる。
<動作概要>
以下、図1に示すシステムにおける機能・動作の概要を説明する。なお、以下の説明において、「スモールセル」については、図1における3つの「スモールセル」のうちのどの「スモールセル」でもよいので、参照符号を付していない。
本発明の第1の実施の形態におけるマクロセル基地局200におけるトラフィック制御装置100は、UEの要求トラフィック(発生したデータ)を、マクロセル10のPCCのネットワークリソース、スモールセルのSCCのネットワークリソース、あるいはその両方に割り当てて運ぶように制御を実行する。例えば、下りのトラフィックの場合であれば、マクロセル基地局200(トラフィック制御装置100)において上位ノードから受信したデータがバッファに格納され、宛先のUEに送信する必要が生じた際に、スケジューリングを行って、下りのトラフィックのネットワークリソースをPDCCHでUEに通知することで割り当てを行う。また、上りのトラフィックの場合であれば、UEにおいて上りデータが発生し、バッファに格納された際に、UEは例えばBSR(残留バッファ量)をマクロセル基地局200(トラフィック制御装置100)に送信し、マクロセル基地局200(トラフィック制御装置100)は、スケジューリングを行って、上りネットワークリソースをPDCCHでUEに通知する。
前述したように、スモールセルはトラフィック密度が高い場所にスポット的に配置され、その場所専用でそこに在圏するUEのトラフィックを運ぶ役割を有するが、SCCのネットワークリソースは有限であるから、本実施の形態では、SCCのネットワークリソース割り当ての優先度の高いトラフィックからSCCのネットワークリソースを割り当てることとしている。
例えば、電車やバスに乗っている移動速度の高いユーザのUEはスモールセルの在圏時間が短く、かつ、移動中のため他の品質劣化要因の影響を受け易い。従って、SCCのネットワークリソースの割り当てに関して、当該スモールセル内で静止状態にある高トラフィック要求のUEよりも相対的に割り当ての優先順位は低い。つまり、スモールセル内で静止状態にいる高トラフィック要求のUEに対して優先的にSCCのネットワークリソースを割り当てる。
一方、移動速度の高い広域的に移動するユーザのUEに対してはマクロセル10のPCCのネットワークリソースを優先的に割り当てる。
ここで、移動速度の低いユーザが、スモールセルに在圏してSCCのネットワークリソースが割り当てられているにも関わらず、PCCのネットワークリソースも割り当て続けられ、かつ無制御の場合、移動速度の高いユーザに割り当てるべきPCCネットワークリソースが不足する可能性がある。逆に、当該スモールセルの通信可能エリアに移動してくるUEの通信要求をSCCに無制限に受け入れた場合、当該スモールセルの混雑によるスループットの低下の問題も発生する。本来スモールセルはスポット的展開が主流であり、高速移動性よりも静止状態の品質が優先されるべきであると考えられる。よって、上述したように、SCCのネットワークリソースに関してはその場に居続けてあまり移動をしないUEに優先的に割り当てられることとしている。
ユーザの行動はUE毎に多種多様である。バスや電車等の乗り物に乗りながら利用しているユーザは、乗り物の移動に伴ってハンドオーバーを繰り返していくことになる。一方で、オフィスや飲食店などで静止して利用しているユーザもある。
主にUプレーンのベアラで運ばれるユーザトラフィックは、VoLTE、ソーシャルネットワークへのアクセス、動画等の視聴、ゲームなど多様である。VoLTEであれば特定のベアラを用いるため、ネットワーク側で識別可能であるが、オーバーザトップ(OTT)を利用しているユーザではベアラだけ見ていても利用サービスが判断できない。
そこで、本発明の第1の実施の形態では、トラフィック制御装置100がUE毎のトラフィック及び移動速度を監視することで、CCのネットワークリソースの割り当て制御を行うこととしている。
以下、本実施の形態に係るトラフィック制御装置100の構成と動作についてより詳細に説明する。
<トラフィック制御装置100の構成>
図2に、本実施の形態におけるトラフィック制御装置100の構成例を示す。図2に示すように、トラフィック制御装置100は、UE登録部101、UE監視制御部102、UE管理テーブル103、UEトラフィック・移動速度管理テーブル104を有する。なお、図2は、トラフィック制御装置100の構成のうち、本発明の第1の実施の形態に特に関連する構成のみを示すものである。
UE登録部101は、UEのマクロセル10への在圏開始/在圏終了を監視し、マクロセル10に在圏したUEを管理対象として当該UEの情報をUE管理テーブル103に登録(格納)する。
図3に、UE管理テーブル103の例を示す。図3に示すように、UE管理テーブル103は、管理番号、UE識別子、在圏開始時刻、在圏終了時刻を保持している。
UE監視制御部102は、管理対象のUE毎に、平均要求トラフィック、平均移動速度、在圏SCC識別子等を取得し、UEトラフィック・移動速度管理テーブル104に格納する。UE毎の平均要求トラフィックの量、平均移動速度の取得及び格納は、例えば一定時間間隔で実施する。また、在圏SCC識別子については、SCCへの在圏/離脱(SCCの追加/削除)に応じて更新される。なお、本実施の形態におけるPCC/SCCへの在圏/離脱は、PCell/SCellへの在圏/離脱と言い換えてもよい。
図4に、本発明の第1の実施の形態におけるUEトラフィック・移動速度管理テーブル104の例を示す。図4に示す例は、1つのUE(UE識別子:09011110001)についてのテーブルの例を示している。図4に示すように、UEトラフィック・移動速度管理テーブル104は、情報取得を行った時刻、平均要求トラフィック、平均移動速度、在圏SCC識別子を保持する。
下り方向に着目した場合(下りCCのネットワークリソースの割り当て制御を行う場合)、平均要求トラフィックは、例えば、前の情報取得時刻と現在の情報取得時刻との間(或いは、所定時間前から現在までの間)において、当該UEが受信したデータ量の単位時間あたりの平均とすることができる。UE監視制御部102は、UEが受信したデータ量を、マクロセル基地局200が当該UEに送信したデータ量として取得することが可能である。マクロセル基地局200が当該UEに送信したデータとは、マクロセル10においてUEに送信されたデータ、及び、スモールセル(CAを行う場合)においてUEに送信されたデータを含む。また、下りの平均要求トラフィックを、当該UEに対する直近の下りに割り当てられたネットワークリソースの量から算出することとしてもよい。
上り方向に着目した場合(上りCCのネットワークリソースの割り当て制御を行う場合)、平均要求トラフィックは、例えば、前の情報取得時刻と現在の情報取得時刻との間(或いは、所定時間前から現在までの間)において、当該UEが送信したデータ量の単位時間あたりの平均とすることができる。UE監視制御部102は、UEが送信したデータ量を、マクロセル基地局200が当該UEから受信したデータ量として取得することが可能である。マクロセル基地局200が当該UEから受信したデータとは、マクロセル10でUEから送信されたデータ、及び、スモールセル(CAを行う場合)でUEから送信されたデータを含む。また、上りの平均要求トラフィックを、当該UEに対する直近の上りに割り当てられたネットワークリソースの量から算出することとしてもよい。あるいは、BSRから算出することとしてもよい。
UE監視制御部102は、例えば、各UEの位置情報を所定時間間隔で取得し、当該位置情報に基づき、各UEの移動速度を所定時間間隔で算出することができる。UEの位置情報の取得方法は特定の方法に限らないが、例えば、UEがGPSで位置情報を取得し、当該位置情報を定期的に受信することが考えられる。また、上記のようにして位置情報から移動速度を取得することの他、各UEがセンサー等により移動速度を測定し、各UEから移動速度を受信してもよい。
また、UE監視制御部102は、各UEについて、SCCが追加された場合、当該SCCの識別子を取得でき、当該SCCの識別子が在圏SCC識別子としてUEトラフィック・移動速度管理テーブル104に格納される。SCCが追加されたか否かの判断に関しては、例えば、UE監視制御部102がUEに対するSCC追加シグナリング(RRCシグナリング)を行う機能を持ち、当該追加シグナリングを実行したことでSCCの追加を識別できる。
UE監視制御部102は、UEトラフィック・移動速度管理テーブル104に格納される情報に基づいて、SCCの追加判定、及び、PCC/SCCのネットワークリソースの割り当て制御を行う。この制御内容については、以下の動作説明のところで述べる。
本発明の第1の実施の形態に係るトラフィック制御装置100は、例えば、コンピュータ(あるいはコンピュータの構成を含む基地局)に、本発明の第1の実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、トラフィック制御装置100が有する機能は、当該コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ、ハードディスク等のハードウェア資源を用いて、当該装置で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
<トラフィック制御装置100の動作>
以下、本発明の第1の実施の形態におけるトラフィック制御装置100の動作を、図5のフローチャートの手順に沿って説明する。以下で説明する動作は、ある1つのUEに対するトラフィック制御装置100の動作である。トラフィック制御装置100は、以下で説明する動作を、マクロセル10に在圏するUE毎に行っている。
ステップS101において、UEがマクロセル10のエリアに入ると、トラフィック制御装置100は、UEから送信される接続要求信号等を受信することで当該UEがマクロセル10に在圏したことを検知し、UE登録部101が、当該UEを管理対象と判断し、当該UEの情報(識別子、在圏開始時刻)をUE管理テーブル103(図3)に格納する。
ステップS102において、UE監視制御部102は、UEの要求トラフィックの量を監視し、また位置情報/センサー情報等から得られる情報を基に当該UEの移動速度を推定し、UEの平均要求トラフィック及び平均移動速度をUEトラフィック・移動速度管理テーブル104(図4)に格納する。前述したように、平均要求トラフィック及び平均移動速度は定期的に取得され、格納される。
UEは順次移動し、スモールセルのエリアに入る場合がある。ステップS103において、UE監視制御部102は、UEがスモールセルのエリアに入ったかどうかを判定する。この判定は、例えばUEの位置情報に基づき行うことができる。また、UE監視制御部102は、UEから受信する測定報告(measurement report)の中に、スモールセルのSCCの受信強度(又は受信品質)が含まれ、かつ、当該受信強度が所定値以上であることを検知した場合に、当該UEは当該スモールセルのエリアに入ったと判定してもよい。
ステップS103での判定がYesの場合(スモールセルのエリアに入った場合)、ステップS104に進む。
ステップS104において、UE監視制御部102は、当該UEに対して、スモールセルのSCCを追加して、PCC+SCCのCAを実行させるかどうかの判定を行う。ここでは、例えば、トラヒック・移動速度を考慮せずに、SCCの品質が予め定めた閾値よりも良ければCAを実行させると判定することとしてよい。
もしくは、現在のUEのトラヒック・移動速度を加味してCAの実行可否を判定することとしてもよい。この場合、UE監視制御部102は、UEトラフィック・移動速度管理テーブル104(図4)を参照し、例えば、現時点での平均移動速度が閾値A以下であり、かつ、平均要求トラフィックが閾値B以上である場合に、SCCを追加してCAを実行させると判定する。もしくは、平均移動速度が閾値A以下、又は、平均要求トラフィックが閾値B以上である場合に、SCCを追加してCAを実行させると判定してもよい。なお、これらの判定条件は一例に過ぎず、他の判定条件を用いて判定を行うこととしてもよい。
ステップS104での判定結果がNoの場合(CAを行わない場合)、ステップS102に戻る。ステップS104での判定結果がYesの場合(CAを行う場合)、ステップS105に進む。
ステップS105では、UE監視制御部102は、UEに対してSCCを追加する設定を行い、更に、SCCをアクティベートする。この時点で、UEはPCCとSCCを用いたCAを実行することが可能となる。ただし、実際のデータ通信は、マクロセル基地局200(本例では、トラフィック制御装置100のUE監視制御部102)により、CC毎に、UEに対するネットワークリソースの割り当て(スケジューリング)がなされることにより行われる。
本発明の第1の実施の形態では、UE監視制御部102は、UEトラフィック・移動速度管理テーブル104(図4)を参照し、ネットワークリソースの割り当て時点における平均要求トラフィックと平均移動速度に基づいて、PCCのネットワークリソースを割り当てるか、SCCのネットワークリソースを割り当てるかを判断し、ネットワークリソースの割り当てを実行する。このような判断は、スケジューリングのタイミングの都度行われる。
例えば、UE監視制御部102は、該当UEに関して、平均要求トラフィックが高く(例:閾値C以上)、かつ、移動速度が0に近い(例:閾値D以下)ことを検知した場合、当該UEは静止状態で高トラフィック要求を出していると判断し、SCCのネットワークリソースを優先的に割り当てる。これにより、該当UEに対するスループット向上が図れるとともに、高速移動をするUE用にPCCのネットワークリソースのリザーブ効果が得られる。つまり、全体のネットワークリソースの利用率が向上する。
SCCのネットワークリソースを優先的に割り当てるとは、例えば、10回のスケジューリングのうちの8回のスケジューリングにおいてSCCのネットワークリソースを割り当て、残りの2回はPCCのネットワークリソースを割り当てるといったことである。また、このような回数でなく、もしくは回数に加えて、割り当てるネットワークリソース量を異ならせてもよい。例えば、PCCのネットワークリソースとSCCのネットワークリソースを同程度の頻度で割り当てることとするが、SCCのネットワークリソースを100バイト分割り当てるのに対して、PCCのネットワークリソースを20バイト分しか割り当てないといった制御が可能である。
例えば、UE監視制御部102が、該当UEに関して、移動速度が高い(例:閾値E以上)ことを検知した場合、当該UEは高速移動中であると判断し、PCCのネットワークリソースを優先的に割り当て、SCCのネットワークリソースは補助的に使用する。
PCCのネットワークリソースを優先的に割り当てるとは、例えば、10回のスケジューリングのうちの8回のスケジューリングにおいてPCCのネットワークリソースを割り当て、残りの2回はSCCのネットワークリソースを割り当てるといったことである。また、このような回数でなく、もしくは回数に加えて、割り当てるネットワークリソース量を異ならせてもよい。例えば、PCCのネットワークリソースとSCCのネットワークリソースを同程度の頻度で割り当てることとするが、PCCのネットワークリソースを100バイト分割り当てるのに対して、SCCのネットワークリソースを20バイト分しか割り当てないといった制御が可能である。
これによりSCCのネットワークリソースのリザーブ効果が得られ、当該スモールセルユーザにより良いアクセスを提供可能となる。つまり、全体のネットワークリソースの利用率が向上する。
なお、移動速度が高い(例:閾値E以上)場合でも、平均要求トラフィックが非常に高い(例:閾値F以上)ことを検知した場合、UE監視制御部102は、SCCのネットワークリソースの割り当てを優先させることとしてもよい。
ステップS105のCA実行・ネットワークリソース選択を行う中で、ステップS102からの処理は継続して行われ、例えば、SCCの品質が低下した等、CA実行条件を満たさなくなると、SCCは削除される。
図5のステップS103における判定結果がNoの場合(UEがスモールセルのエリア外の場合)、ステップS106に進み、UE監視制御部102は、UEがマクロセル10のエリアの外に出たかどうかを判定する。この判定は、例えば、UEから受信するPCCの信号の受信強度により行うことができる。
ステップS106での判定結果がNoの場合(マクロセル10のエリア内の場合)、ステップS102に戻る。ステップS106での判定結果がYesの場合(マクロセル10のエリア外の場合)、ステップS107に進む。
ステップS107において、UEとマクロセル10との接続は切断され、UE登録部101は、UE管理テーブル103に当該マクロセル10の在圏終了時刻を記録し、当該UEを管理対象から外す。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本発明の第1の実施の形態と本発明の第2の実施の形態とでトラフィック制御装置100の構成及び機能は同じである。本発明の第2の実施の形態では、スモールセルが階層構造になっている点が本発明の第1の実施の形態と異なる。
図6に、本発明の第2の実施の形態におけるシステム構成例を示す。図6に示すように、本発明の第2の実施の形態では、スモールセルが2階層になっている。すなわち、マクロセル20内に中規模のスモールセル(中規模)21が形成され、更に、スモールセル21内に小規模のスモールセル(小規模)22、23が形成されている。マクロセル20はマクロセル基地局200により形成され、スモールセル(中規模)21はスモールセル(中規模)基地局201により形成され、スモールセル(小規模)22、23はそれぞれスモールセル(小規模)基地局202、203により形成される。
トラフィック制御装置100の動作は本発明の第1の実施の形態における動作と基本的に同様であるが、本発明の第2の実施の形態では、SCCとして、スモールセル(中規模)のSCC(以下、SCC1とする)と、スモールセル(小規模)のSCC(以下、SCC2とする)との間でも優先度を考慮した割り当て制御を行うことが可能になっている。
すなわち、UEがマクロセル20に在圏すると、UE登録部101は、UEの情報登録(図3)を行い、UE監視制御部102がトラフィックと移動速度等の監視を開始し、平均要求トラフィックと平均移動速度、及び、在圏SCC識別子がUEトラフィック・移動速度管理テーブル104に格納される。
図7に、本発明の第2の実施の形態におけるUEトラフィック・移動速度管理テーブル104の例を示す。図7に示すように、本発明の第2の実施の形態では、SCC1とSCC2についての在圏SCC識別子の情報が格納される。
UEが、スモールセル(中規模)21に入ると、スモールセル(小規模)に入る前まで、UE監視制御部102は、本発明の第1の実施の形態におけるPCCとSCCの場合と同様にして、PCCとSCC1とのCAの実行可否判定、及び、PCCとSCC1間で割り当てるネットワークリソースの選択を行うことができる。
UEがスモールセル(小規模)のエリアに入り、PCC+SCC1+SCC2のCAが実行される場合には、例えば、UE監視制御部102は、UEの移動速度が0であることを検知すると、SCC2のネットワークリソースを他のCCよりも優先的に割り当てる。また、例えば、UEの移動速度が歩いている程度(例:閾値G<移動速度<閾値H)であることを検知すると、SCC1のネットワークリソースを他のCCよりも優先的に割り当てる。また、例えば、UEの移動速度が高速(例:閾値I以上)であることを検知すると、PCCのネットワークリソースを他のCCよりも優先的に割り当てる。なお、要求トラフィックが非常に高い場合(例:閾値J以上)には、移動速度が大きい場合でも、SCC1のネットワークリソースとSCC2のネットワークリソースの割り当て優先度を上げることとしてもよい。また、移動速度が小さい場合でも、要求トラフィックが小さい場合は、PCCのネットワークリソースを優先的に割り当てることとしてもよい。
このように、スモールセルを階層構造にすることで、要求トラフィックと移動速度に応じて、よりきめ細かくCCの割り当て制御を行うことができ、それぞれのネットワークリソースの有効活用を図れる。また、上記の例のような制御をすることにより、リザーブ効果も働き、それぞれスモールセル内でのUEの移動速度に適したネットワークリソースを、有効に割り当てることができる。
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、CAをサポートするネットワークにおいて、UE毎の要求トラフィックと移動速度に応じてどのCCのネットワークリソースを割り当てるかを適切に決定でき、ネットワークリソースの利用率向上を実現することができる。また、UEのサービス品質向上に貢献する。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
10、20 マクロセル
11、12、13 スモールセル
21 スモールセル(中規模)
22、23 スモールセル(小規模)
100 トラフィック制御装置
101 UE登録部
102 UE監視制御部
103 UE管理テーブル
104 UEトラフィック・移動速度管理テーブル
200 マクロセル基地局
201、202、203 スモールセル基地局
UE ユーザ装置

Claims (7)

  1. 第1のコンポーネントキャリア及び第2のコンポーネントキャリアを含む複数のコンポーネントキャリアを束ねて使用するキャリアアグリゲーションをサポートする移動体通信システムにおいて、ユーザ装置に対するネットワークリソースの割り当てを行うトラフィック制御装置であって、
    前記ユーザ装置のトラフィック量と移動速度を取得する取得手段と、
    前記トラフィック量と前記移動速度に基づいて、前記ユーザ装置に対して、前記第1のコンポーネントキャリアのネットワークリソースと前記第2のコンポーネントキャリアのネットワークリソースのうちのいずれを優先的に割り当てるかを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたコンポーネントキャリアのネットワークリソースを前記ユーザ装置に優先的に割り当てる割り当て手段と
    を備えるトラフィック制御装置。
  2. 前記第1のコンポーネントキャリアがPCCであり、前記第2のコンポーネントキャリアがSCCである場合において、
    前記決定手段は、前記トラフィック量が高く、前記移動速度が低い場合に、前記SCCのネットワークリソースを優先的に割り当てると決定する
    請求項1に記載のトラフィック制御装置。
  3. 前記第1のコンポーネントキャリアがPCCであり、前記第2のコンポーネントキャリアがSCCである場合において、
    前記決定手段は、前記移動速度が大きい場合に、前記PCCのネットワークリソースを優先的に割り当てると決定する
    請求項1又は2に記載のトラフィック制御装置。
  4. 前記第1のコンポーネントキャリアがPCCであり、前記第2のコンポーネントキャリアがSCCである場合において、
    前記決定手段は、前記ユーザ装置が前記SCCのセルのエリアに入ったときに、前記SCCと前記PCCによるキャリアアグリゲーションを前記ユーザ装置に設定するか否かを前記トラフィック量と前記移動速度に基づいて決定する
    請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のトラフィック制御装置。
  5. 前記第1のコンポーネントキャリアがPCCであり、前記第2のコンポーネントキャリアがSCCであり、当該SCCのセルのエリア内に、別のSCCのセルが形成される場合において、
    前記決定手段は、前記トラフィック量と前記移動速度に基づいて、前記ユーザ装置に対して、前記PCCのネットワークリソース、前記SCCのネットワークリソース、及び前記別のSCCのネットワークリソースのうちのいずれを優先的に割り当てるかを決定する
    請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のトラフィック制御装置。
  6. 第1のコンポーネントキャリア及び第2のコンポーネントキャリアを含む複数のコンポーネントキャリアを束ねて使用するキャリアアグリゲーションをサポートする移動体通信システムにおいて、ユーザ装置に対するネットワークリソースの割り当てを行うトラフィック制御装置が実行するリソース割り当て方法であって、
    前記ユーザ装置のトラフィック量と移動速度を取得する取得ステップと、
    前記トラフィック量と前記移動速度に基づいて、前記ユーザ装置に対して、前記第1のコンポーネントキャリアのネットワークリソースと前記第2のコンポーネントキャリアのネットワークリソースのうちのいずれを優先的に割り当てるかを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにより決定されたコンポーネントキャリアのネットワークリソースを前記ユーザ装置に優先的に割り当てる割り当てステップと
    を備えるリソース割り当て方法。
  7. コンピュータを、請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のトラフィック制御装置における各手段として機能させるためのプログラム。
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