JP2015115887A - 基地局及びセル選択方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御信号のトラヒックを低減することができる。【解決手段】基地局10においてパラメータ取得部15は、複数の小セルC30のそれぞれでの端末50の通過時間に関する通過時間パラメータを取得し、セル制御部16は、取得した通過時間パラメータに基づいて、複数の小セルC30から端末50についてのS−Cellの候補を選択する。例えば、パラメータ取得部15は、通過時間パラメータとして、複数の小セルC30のそれぞれのセル半径に関するパラメータ及び端末50の移動速さを取得する。そして、セル制御部16は、セル半径と端末50の移動速さとの比と、第1の閾値との大小関係に基づいて、端末50についてのS−Cellの候補を選択する。【選択図】図3

Description

本発明は、基地局及びセル選択方法に関する。
近年、広帯域化を図るため、複数の周波数帯域を利用する通信が検討されている。例えば、通信規格である3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Radio Access Network Long Term Evolution)−Advancedでは、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)という技術が検討されている。CAは、複数のコンポーネントキャリア(Component Carrier)を利用する通信技術である。言い換えれば、キャリアアグリゲーションとは、異なる周波数帯域を同時に使用して通信を行うことができる技術である。すなわち、CAは、複数のセルを利用する通信技術である。ここで、コンポーネントキャリアは、通信に利用可能な周波数帯域の一単位を意味する。以下では、コンポーネントキャリアは、「CC」と表記されることがある。
CAを行う場合、まず、主となる第1のCCに対応するセル(以下では、プライマリセル(Primary Cell:P−Cell)が設定される。そして、P−Cellに対して、第1のCCと異なる第2のCCに対応するセル(以下では、セカンダリセル(Secondary Cell:S−Cell)が統合される。例えば、S−Cellの候補は、最大5つまで設定することができる。このS−Cellの候補群の中から、少なくとも1つのS−Cellが設定され、P−CellとS−CellとのCAが実行される。ここで、「セル」は、1つの基地局の「通信エリア」と「チャネル周波数」とに基づいて規定される。「通信エリア」とは、基地局から送信された電波が所定の電力値以上で到達するエリア(以下では、「カバーエリア」と呼ばれることがある)の全体でもよいし、カバーエリアが分割された分割エリア(所謂、セクタ)であってもよい。また、「チャネル周波数」とは、基地局が通信に使用する周波数の一単位であり、中心周波数と帯域幅とに基づいて規定される。すなわち、「チャネル周波数」は、上記のCCに対応する。また、チャネル周波数は、システム全体に割り当てられている「オペレーティング帯域」の一部である。
また、端末は、無線回線設定時には、1つのセルにだけ接続することができる。このため、無線回線設定時に接続するセルが、P−Cellとなる。その後、ハンドオーバ等の際に、P−Cellは変更される。また、S−Cellの候補を追加したり、削除したり、変更することもできる。S−Cellの候補の追加及び削除は、RRC(Radio Resource Control)レイヤにおける制御信号により行われる。すなわち、P−Cell及びS−Cell候補を示すリストが、基地局から端末へ通知される。また、S−Cellの候補を実際に使用される状態(Activate状態)又は使用されていない状態(Deactivate状態)にする処理は、MAC(Media Access Control)レイヤにおける制御信号により行われる。すなわち、端末は、リストに含まれ且つActivate状態にあるS−Cellの候補を使用することができる。なお、S−Cell候補の追加・削除処理は、RRCレイヤ(L3)の処理であるため、応答速度が遅いが信頼度が高い。一方、S−Cell候補のActivate/Deactivate処理は、MACレイヤ(L2)の処理であるため、応答速度が速いが信頼度がL3に比べて低い。
また、従来、通信システムにおける伝送容量(以下では、「システム容量」と呼ばれることがある)を増大させるために、様々な工夫がなされている。例えば、3GPP LTEでは、「マクロセル」の他に「小セル」を活用してシステム容量を増大させる技術に関する議論が行われている。そして、「マクロセル」は、高い送信電力で送信可能な基地局、つまりカバーエリアの大きい基地局のセルである。また、「小セル」は、低い送信電力で送信する基地局、つまりカバーエリアの小さい基地局のセルである。また、以上のように、送信電力及び種別の異なる複数の基地局が混在するネットワークは、「ヘテロジニアスネットワーク」と呼ばれることがある。
図1に示すように、マクロセルのカバーエリア上にオーバーラップする形で小セルが密に配置されるヘテロジニアスネットワークにおいて、マクロセルをP−Cellとして使用し、小セルをS−Cellとして使用することが提案されている。これにより、P−Cellの変更によるハンドオーバの発生頻度を低減することができる。
3GPP TS 36.300 V10.6.0, Release 10, 2012−01 3GPP TS 36.213 V10.5.0, "Physical layer procedures (Release 10)," 2012−03 3GPP TS 36.212 V10.3.0, "Multiplexing and channel coding (Release 10)," 2011−09
しかしながら、端末の移動に伴ってS−Cellの候補を頻繁に変更することになると、制御信号のトラヒックが増加してしまう問題がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、制御信号のトラヒックを低減することができる、基地局及びセル選択方法を提供することを目的とする。
開示の態様では、第1セル及び前記第1セル内に形成された複数のセルのうち少なくとも1つの第2セルを同時に用いて通信可能な端末と通信する、第1セルの基地局が、取得部と、セル制御部とを有する。前記取得部は、前記複数のセルのそれぞれでの前記端末の通過所要時間に関するパラメータを取得する。前記セル制御部は、前記取得したパラメータに基づいて、前記複数のセルから前記端末についての前記第2セルの候補を選択する。
開示の態様によれば、制御信号のトラヒックを低減することができる。
図1は、ヘテロジニアスネットワークの一例を示す図である。 図2は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。 図3は、実施例1の基地局の一例を示すブロック図である。 図4は、実施例1の基地局の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、端末速さの推定方法の一例の説明に供する図である。 図6は、S−Cell候補の選択方法の説明に供する図である。 図7は、S−Cell候補の選択方法の説明に供する図である。 図8は、実施例2の基地局のハードウェア構成例を示す図である。 図9は、実施例2の基地局の処理動作の一例を示す図である。 図10は、実施例3の基地局のハードウェア構成例を示す図である。 図11は、実施例3の基地局の処理動作の一例を示す図である。 図12は、基地局の他のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する基地局及びセル選択方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する基地局及びセル選択方法が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。また、実施形態において同一のステップには同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[通信システムの概要]
図2は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。図2において、通信システム1は、基地局10と、基地局30−1〜12と、端末50とを有する。図2に示した基地局10、基地局30、及び端末50の数は一例であり、これに限定されるものではない。以下では、基地局30−1〜12を特に区別しない場合、総称して「基地局30」と呼ぶことがある。基地局10は、例えば、マクロ基地局であり、基地局30は、例えば、小セル基地局である。図2において、マクロセルC10は、基地局10のカバーエリアと、第1のCCによって規定される。また、マクロセルC10内で、マクロセルC10より小さいカバーエリアを形成する小セルC30は、基地局30のカバーエリアと、第1のCCと異なるCCによって規定される。小セルC30−1〜12は、すべてCCが共通していてもよいし、一部でCCが共通していてもよいし、すべてでCCが異なっていてもよい。以下では、説明を簡単にするために、小セルC30−1〜12が第2のCCで共通しているものとして説明する。また、図2では、一例として、小セルC30と、マクロセルC10とがオーバーラップするケースが示されている。
端末50は、第1セル及び第2セルを同時に用いて通信可能な端末である。第1セルは、例えば、マクロセルC10であり、第2セルは、例えば、小セルC30である。第1セルは、例えば、上記のP−Cellであり、第2セルは、例えば、上記のS−Cellである。
基地局10は、マクロセルC10を除く複数のセルのそれぞれでの端末50の通過所要時間に関するパラメータ(以下では、「通過時間パラメータ」と呼ぶことがある)を、各セルの基地局から取得する。マクロセルC10を除く複数のセルには、基地局10のマクロセルC10以外のセルが含まれていてもよい。ただし、以下では、マクロセルC10を除く複数のセルには、基地局10のマクロセルC10以外のセルが含まれないものとして説明する。すなわち、ここでは、マクロセルC10を除く複数のセルは、小セルC30−1〜12である。
「通過時間パラメータ」は、例えば、複数の小セルC30のそれぞれのセル半径に関するパラメータ(以下では、「セル半径パラメータ」と呼ぶことがある)及び端末50の移動速さの少なくともいずれか一方である。また、「セル半径パラメータ」は、例えば、対象の小セルC30に対応する基地局30の送信電力を含む。すなわち、基地局10は、セル半径パラメータとして、複数の小セルC30のそれぞれが異なるセル半径を有していることを示すパラメータを取得している。
基地局10は、取得した通過時間パラメータに基づいて、複数の小セルC30から端末50についてのS−Cellの候補を選択する。
そして、基地局10は、選択したP−Cell及び選択したS−Cellの候補群を含むリストを端末50へ通知する。また、基地局10は、選択したS−Cellの候補群の中から、実際に使用できるS−Cellを端末50に通知する。
端末50は、P−Cell及び実際に使用できるS−Cellを用いて、CAによって通信を行う。
以上のようにして、基地局10は、端末50の通過所要時間に基づいてS−Cellの候補を選択するので、通過所要時間が小さいセル、つまりS−Cell候補の変更を頻繁に引き起こす可能性の高いセルをS−Cellの候補から除外することができる。これにより、制御信号のトラヒックを低減することができる。
[基地局の構成例]
図3は、実施例1の基地局の一例を示すブロック図である。図3において基地局10は、無線受信部11と、受信処理部12と、端末速さ推定部13と、ネットワークインタフェース(IF)14と、パラメータ取得部15と、セル制御部16と、送信処理部17と、無線送信部18とを有する。
無線受信部11は、アンテナを介して受信した受信信号に対して所定の無線受信処理、つまりダウンコンバート、アナログディジタル変換等を施し、無線受信処理後の受信信号を受信処理部12へ出力する。
受信処理部12は、無線受信部11から受け取った受信信号に対して所定の受信処理を施し、受信処理後の受信信号(受信データ)を端末速さ推定部13、セル制御部16及び後段の機能部へ出力する。ここで、所定の受信処理は、復調処理及び復号処理を含む。また、受信信号がOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号である場合、所定の受信処理は、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理を含む。
端末速さ推定部13は、受信処理部12から受け取る受信データに含まれる「系列」に基づいて、端末50の移動速さを推定する。移動速さの推定方法の一例については、後述する。
ネットワークIF14は、各基地局30から送信されたセル半径パラメータを受け取り、パラメータ取得部15へ出力する。
パラメータ取得部15は、「通過時間パラメータ」を取得し、取得した通過時間パラメータをセル制御部16へ出力する。例えば、パラメータ取得部15は、端末速さ推定部13から端末速さに関する情報を取得し、ネットワークIF14からセル半径パラメータを取得する。すなわち、パラメータ取得部15は、セル半径パラメータとして、複数の小セルC30のそれぞれが異なるセル半径を有していることを示すパラメータを取得している。そして、パラメータ取得部15は、取得した端末速さに関する情報及びセル半径パラメータをセル制御部16へ出力する。なお、端末50が例えばGPS(Global Positioning System)機能を用いて自身の移動速さを算出可能である場合、端末50から報告された移動速さを取得してもよい。また、パラメータ取得部15は、端末速さに関する情報を取得せず、セル半径パラメータを取得してもよい。
セル制御部16は、パラメータ取得部15から受け取った通過時間パラメータに基づいて、複数の小セルC30から端末50についてのS−Cellの候補を選択する。例えば、セル制御部16は、パラメータ取得部15から取得したセル半径パラメータに対応するセル半径と、端末50の移動速さとの比と、第1の閾値との大小関係に基づいて、複数の小セルC30から端末50についてのS−Cellの候補を選択する。なお、メジャメントレポートに含まれる小セルC30を選択母集団としてもよい。また、セル制御部16は、パラメータ取得部15から取得したセル半径パラメータに対応するセル半径と、所定の閾値(つまり、「セル半径閾値」)とを比較し、セル半径がセル半径閾値以上である小セルC30をS−Cellの候補として選択してもよい。
なお、セル制御部16は、上記の通りにS−Cellの候補として選択した小セルC30のうちで、端末50と小セルC30との離間距離が第2の閾値以下である小セルC30を、最終的なS−Cellの候補として選択してもよい。ここでは、メジャメントレポートに含まれない小セルC30を選択母集団に含めてもよい。また、セル制御部16は、端末50の移動速さが速い程、第2の閾値を大きくしてもよい。また、セル制御部16は、小セルC30に適用するセル半径閾値を、端末50と小セルC30との離間距離が大きい程大きくしてもよい。また、セル制御部16は、端末50の移動速さが速い程、セル半径閾値を大きくしてもよい。又は、セル制御部16は、セル半径の大きい小セルC30の方から優先的に、セルの候補として選択してもよい。又は、セル制御部16は、端末50との離間距離が近い小セルC30から優先的に、セルの候補として選択してもよい。
そして、セル制御部16は、選択したP−Cell及びS−Cell候補を送信処理部17及び無線送信部18を介して端末50へ通知する。また、セル制御部16は、S−Cell候補から実際に用いるS−Cellを選択し、選択したS−Cellを送信処理部17及び無線送信部18を介して端末50へ通知する。そして、セル制御部16は、使用するP−Cell及びS−Cellに関する情報を無線受信部11及び無線送信部18へ出力する。これにより、無線受信部11は、P−Cell及びS−Cellに対応する周波数で端末50から送信された信号を受信することができる。また、無線送信部18は、P−Cell及びS−Cellに対応する周波数で端末50へ信号を送信することができる。
送信処理部17は、送信データ及び制御信号(P−Cell及びS−Cellに関する情報を含む)を入力し、所定の送信処理を施して、無線送信部18へ出力する。所定の送信処理は、符号化処理及び変調処理を含む。また、送信信号がOFDM信号である場合、所定の送信処理は、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を含む。
無線送信部18は、所定の送信処理後の送信信号に対して所定の無線送信処理、つまりディジタルアナログ変換、アップコンバート等を施し、無線送信処理後の送信信号をアンテナを介して送信する。
[通信システムの動作例]
以上の構成を有する通信システム1の処理動作の一例について説明する。特に、基地局10の処理動作の一例について説明する。図4は、実施例1の基地局の処理動作の一例を示すフローチャートである。
基地局10においてパラメータ取得部15は、ネットワークIF14からセル半径パラメータと、セル位置情報とを取得する(ステップS101)。セル半径パラメータ及びセル位置情報は、各基地局30の小セルC30に関する情報である。
セル制御部16は、ステップS101で取得されたセル半径パラメータに基づいて、セル半径を算出する(ステップS102)。セル半径パラメータは、例えば、小セルC30に対応する基地局30の送信電力及び基地局送信アンテナゲインを含む。セル半径dは、例えば、下記の式(1)を用いて算出される。すなわち、自由空間伝搬を仮定し、フリスの伝送公式が用いられている。なお、実測又は経験則に基づいて、セル半径dが求められてもよい。
d=c/(4πf×10(Pr−Gt−Gr−Pt)/20) ・・・(1)
ここで、fは、キャリア周波数[Hz]であり、Ptは、小セルC30に対応する基地局30の設定送信電力[dBm]であり、Gtは、その基地局30の基地局送信アンテナゲイン[dB]である。また、Prは、端末50の端末受信感度[dBm]であり、Grは、その端末50の端末受信アンテナゲイン[dB]である。また、cは、光速[m/s]である。
無線受信部11及び受信処理部12は、端末50から送信されたパイロット信号(系列)を受信する(ステップS103)。
端末速さ推定部13は、ステップS103で受信されたパイロット信号に基づいて、端末50の速さを推定する(ステップS104)。算出された端末50の速さに関する情報は、パラメータ取得部15へ出力される。
例えば、端末50の速さは、次の様にして求められる。図5は、端末速さの推定方法の一例の説明に供する図である。
図5では、1つのサブフレームに含まれる4番目のシンボルと、11番目のシンボルとに、パイロット信号がマッピングされて端末50から送信されることを前提としている。まず、端末速さ推定部13は、4番目のシンボルにマッピングされた受信パイロット信号及び11番目のシンボルにマッピングされた受信パイロット信号のそれぞれに対して、パイロット系列の影響をキャンセルする処理(系列キャンセル処理)を行う。これにより、伝搬路の影響及びドップラー効果による影響が残ることになる。そして、端末速さ推定部13は、4番目のシンボルにマッピングされた受信パイロット信号から系列キャンセル処理によって得られた信号の複素共役を算出し、その算出結果と、11番目のシンボルにマッピングされた受信パイロット信号から系列キャンセル処理によって得られた信号とを乗算する。これにより、伝搬路の影響がキャンセルされ、ドップラー効果による影響が残ることになる。そして、端末速さ推定部13は、複素数である乗算結果をラジアン(rad)に変換し、さらに、0.5msec及び2πで除算することにより、周波数偏差推定結果[Hz]を得る。この周波数偏差推定結果[Hz]を次の式(2)に代入することにより、端末速さを推定する。
v=c×Δf/2f ・・・(2)
ここで、vは、端末50の移動速さ[m/s]であり、cは、光速[m/s]であり、Δfは、周波数偏差推定結果[Hz]であり、fは、キャリア周波数[Hz]である。
無線受信部11及び受信処理部12は、端末50からメジャメントレポートを受信する(ステップS105)。受信されたメジャメントレポートは、セル制御部16へ出力される。メジャメントレポートは、各基地局30から送信された参照信号の端末50における受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)及びそのRSRPから求められる参照信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)のいずれか1つを少なくとも含む。
セル制御部16は、まず1つの対象小セルを選択し、対象小セルについて、セル半径に対する端末移動速さの比を算出し、算出した比が第1の閾値より小さいか否かを判定する(ステップS106)。
セル制御部16は、対象小セルについての上記比が第1の閾値より小さい場合(ステップS106肯定)、その対象小セルをS−Cell候補キューに追加する(ステップS107)。一方、セル制御部16は、対象小セルについての上記比が第1の閾値以上の場合(ステップS106否定)、その対象小セルをS−Cell候補キューに追加しない。
セル制御部16は、セル半径パラメータ等の取得元の基地局30の全ての小セルについてステップS106の判定を行ったか否かを判定し(ステップS108)、判定していない小セルが残っている場合(ステップS108否定)、対象小セルを変更してステップS106の判定処理を行う。一方、セル制御部16は、全ての小セルについてステップS106の判定を行った場合(ステップS108肯定)、ステップS106の判定処理を終了する。なお、ステップS106における判定の対象である小セルは、メジャメントレポートに含まれる小セル、つまり端末50がRSRP等を報告する対象となっている小セルに限定してもよい。
無線受信部11及び受信処理部12は、端末50の位置情報を受信する(ステップS109)。受信された端末50の位置情報は、セル制御部16へ出力される。
セル制御部16は、端末50の移動速さが所定値より小さいか否かを判定する(ステップS110)。
セル制御部16は、端末50の移動速さが所定値より小さい場合(ステップS110肯定)、S−Cell候補キューに在る複数の小セルC30を、RSRPの大きい順序に並べ替える(ステップS111)。
セル制御部16は、並べ替えたS−Cell候補キューの上位N(Nは2以上の自然数)個の小セルC30をS−Cell候補に追加(選択)し、それ以外の小セルC30をS−Cell候補から削除(除外)して、新リストを作成する(ステップS112)。
セル制御部16は、端末50の移動速さが所定値以上の場合(ステップS110否定)、端末50の現在位置から第2の閾値以内に存在する複数の小セルC30のうちで、セル半径の大きい方からN個の小セルC30をS−Cell候補に追加し、それ以外の小セルC30をS−Cell候補から削除(除外)して、新リストを作成する(ステップS113)。なお、ステップS113におけるS−Cell候補の選択母集団には、ステップS107で形成されたS−Cell候補キューの小セルは含まれる一方、S−Cell候補キューに追加されなかった小セルは含まれない。また、ステップS113におけるS−Cell候補の選択母集団には、メジャメントレポートに含まれない小セル、つまり端末50がRSRP等を報告する対象となっていない小セルが含まれていてもよい。
図6は、最終的なS−Cell候補の選択方法の説明に供する図である。図6において、実線で描いた円は、それぞれ小セルC30を示す。また、図6において、点線で描いた円は、端末50から第2の閾値の距離だけ離れた位置を示す。また、図6において黒丸は、ステップS106での判定によってS−Cell候補から除外された小セルC30を示す。上記のNが5の場合、図6に示すように、*印の付いた5個の小セルC30、つまり、端末50の現在位置から第2の閾値以内に存在する複数の小セルC30のうちで、セル半径の大きい方から5個の小セルC30が、S−Cell候補に追加される。
ここで、セル制御部16は、端末50の移動速さが速い程、第2の閾値を大きくしてもよい。
また、セル制御部16は、端末50の現在位置から第2の閾値以内に存在する複数の小セルC30のうちで、セル半径がセル半径閾値以上である小セルC30をS−Cellの候補として選択してもよい。
さらに、セル制御部16は、図7に示すように、小セルC30に適用するセル半径閾値を、端末50と小セルC30との離間距離が大きい程大きくしてもよい。すなわち、セル制御部16は、図7に示すように、セル半径閾値を示す直線を右肩上がりにしてもよい。
さらに、セル制御部16は、端末50の移動速さが速い程、セル半径閾値を大きくしてもよい。すなわち、図7におけるセル半径閾値を示す直線を、端末50の速さが速い程、上側に平行シフトさせ、端末50の速さが遅い程、下側に平行シフトさせてもよい。なお、図7では、セル半径閾値は、端末50と小セルC30との離間距離に対して直線としているが、これに限定されるものではなく、曲線としてもよい。
さらに、セル制御部16は、セル半径閾値を示す直線をセル半径が上回る複数の小セルC30のうちで、端末50との離間距離が近い小セルC30から優先的に、セルの候補として選択してもよい。Nが4の場合、図7に示すように、4個の小セルC30(図7では、小セル1,3,5,7)がS−Cellの候補として選択される。又は、セル制御部16は、セル半径の大きい小セルC30の方から優先的に、セルの候補として選択してもよい。この場合には、4個の小セルC30(図7では、小セル11,5,9,1)がS−Cellの候補として選択される。
セル制御部16は、ステップS112又はステップS113で作成された新リストと、旧リストとが一致するか否かを判定する(ステップS114)。
セル制御部16は、新リストと旧リストとが一致しない場合(ステップS114否定)、新リストを送信処理部17及び無線送信部18を介して端末50へ送信し(ステップS115)、基地局10のスケジューラ(図3では図示せず)に新リストを設定する(ステップS116)。これにより、スケジューラは新リストに含まれているS−Cell候補の中から実際に使用するS−Cellを選択することができる。なお、新リストは、RRCConnectionReconfiguration messageに含められて送信されてもよい。
セル制御部16は、無線受信部11及び受信処理部12を介して、応答信号を受信する(ステップS117)。この応答信号は、例えば、RRCConnectionReconfigurationComplete messageである。なお、新リストと旧リストとが一致する場合(ステップS114肯定)、新リストは送信されない。
以上のように本実施例によれば、基地局10においてパラメータ取得部15は、複数の小セルC30のそれぞれでの端末50の通過時間に関する通過時間パラメータを取得し、セル制御部16は、取得した通過時間パラメータに基づいて、複数の小セルC30から端末50についてのS−Cellの候補を選択する。
この基地局10の構成により、通過所要時間が小さい小セルC30、つまりS−Cell候補の変更を頻繁に引き起こす可能性の高い小セルC30をS−Cellの候補から除外することができる。これにより、制御信号のトラヒックを低減することができる。
また、パラメータ取得部15は、通過時間パラメータとして、複数の小セルC30のそれぞれのセル半径に関するパラメータ及び端末50の移動速さを取得する。そして、セル制御部16は、セル半径と端末50の移動速さとの比と、第1の閾値との大小関係に基づいて、端末50についてのS−Cellの候補を選択する。
この基地局10の構成により、端末50の移動速さと比べてセル半径が小さい小セルC30、つまり、S−Cell候補の変更を頻繁に引き起こす可能性の高い小セルC30をS−Cellの候補から除外できる。
また、セル制御部16は、複数の小セルC30のうちで、セル半径に対する端末50の移動速さの比が第1の閾値より小さく、且つ、端末50と複数の小セルC30のそれぞれとの離間距離が第2の閾値以下であるセルを、S−Cellの候補として選択する。
この基地局10の構成により、端末50が到達するまでに時間の掛かる小セルC30を除外することができる。
また、セル制御部16は、複数の小セルC30のうちで、セル半径に対する端末50の移動速さの比が第1の閾値より小さく、端末50と複数の小セルC30のそれぞれとの離間距離が第2の閾値以下であり、且つ、セル半径がセル半径閾値よりも大きい小セルC30を、S−Cellの候補として選択してもよい。
この基地局10の構成により、S−Cell候補の変更を頻繁に引き起こす可能性の高い小セルC30をS−Cellの候補からさらに効率良く除外できる。
また、セル制御部16は、端末50の移動速さが速い程、第2の閾値を大きくしてもよい。これにより、S−Cellの候補の選択母集団を端末50の移動速さに応じて調整することができる。
また、セル制御部16は、セル半径閾値を、端末50と複数の小セルC30のそれぞれとの離間距離が大きい程大きくしてもよい。これにより、端末50が到達するまでに時間の掛かる時間を考慮して、S−Cellの候補の選択母集団を調整することができる。
また、セル制御部16は、セル半径閾値を、端末50の移動速さが大きい程大きくしてもよい。これにより、S−Cell候補の変更を頻繁に引き起こす可能性の高い小セルC30をS−Cellの候補から除外できる。
また、セル制御部16は、セル半径の大きい小セルC30の方から優先的にS−Cellの候補として選択してもよい。これにより、S−Cell候補の変更を引き起こす可能性の低い小セルC30を優先的にS−Cellの候補として選択することができる。
また、セル制御部16は、端末50との離間距離が近いセルから優先的にS−Cellの候補として選択してもよい。これにより、端末50が到達するまでに時間の掛かる小セルC30を除外することができる。
[実施例2]
実施例2は、マクロセルに対応する基地局のハードウェア構成例に関する。実施例2では、セル制御が、レイヤ2(L2)より上の上位レイヤで行われる。
図8は、実施例2の基地局のハードウェア構成例を示す図である。図8において、基地局110は、無線処理回路111と、ベースバンド処理回路112と、上位処理用プロセッサ113と、ネットワーク(NW)側IF114と、ベースバンド処理用プロセッサ115とを有する。また、ベースバンド処理回路112は、L1処理部121を有する。また、上位処理用プロセッサ113は、L2処理部131と、アプリケーション部132とを有する。アプリケーション部132は、SCell選択制御部133を有する。すなわち、SCell選択制御部133の処理は、レイヤ2より上の上位レイヤ(例えば、アプリケーションレイヤ)で行われる。また、ベースバンド処理用プロセッサ115は、スケジューラ141を有する。
基地局110は、実施例1の基地局10に対応する。そして、SCell選択制御部133は、実施例1のパラメータ取得部15及びセル制御部16に対応する。また、無線処理回路111は、実施例1の無線受信部11及び無線送信部18に対応する。また、ベースバンド処理回路112は、実施例1の受信処理部12、送信処理部17、及び端末速さ推定部13に対応する。また、NW側IF114は、実施例1のネットワークIF14に対応する。
図9は、実施例2の基地局の処理動作の一例を示す図である。図9においてSCell選択制御部133は、上位レイヤで処理を行っているので、新リストをRRCConnectionReconfiguration messageに含めて端末50へ送信している。図9に示すSCell選択制御部133の他の処理ステップは、図4で説明した処理ステップと同様であるので、説明を省略する。
[実施例3]
実施例3は、マクロセルに対応する基地局の他のハードウェア構成例に関する。実施例3では、セル制御が、レイヤ2(L2)で行われる。
図10は、実施例3の基地局のハードウェア構成例を示す図である。図10において、基地局210は、上位処理用プロセッサ213を有する。上位処理用プロセッサ213は、L2処理部231と、アプリケーション部232とを有する。L2処理部231は、SCell選択制御部233を有する。すなわち、Cell選択制御部233の処理は、レイヤ2で行われる。
基地局210は、実施例1の基地局10に対応する。そして、SCell選択制御部233は、実施例1のパラメータ取得部15及びセル制御部16に対応する。
図11は、実施例3の基地局の処理動作の一例を示す図である。図11においてSCell選択制御部233は、レイヤ2で処理を行っているので、新リストをActivation/DeactivationMACControlElement messageに含めて端末50へ送信している。図11に示すSCell選択制御部233の他の処理ステップは、図4で説明した処理ステップと同様であるので、説明を省略する。
[他の実施例]
実施例1で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1の基地局は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図12は、基地局の他のハードウェア構成例を示す図である。図12に示すように、マクロセルに対応する基地局300は、RF(Radio Frequency)回路301と、プロセッサ302と、メモリ303と、ネットワークIF(Inter Face)304とを有する。プロセッサ302の一例としては、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ303の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1のマクロセルに対応する基地局で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムを増幅装置が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、受信処理部12と、端末速さ推定部13と、パラメータ取得部15と、セル制御部16と、送信処理部17とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ303に記録され、各プログラムがプロセッサ302で実行されてもよい。
なお、ここでは、基地局300が一体の装置であるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、基地局300は、無線装置と制御装置という2つの別体の装置によって構成されてもよい。この場合、例えば、RF回路301は無線装置に配設され、プロセッサ302と、メモリ303と、ネットワークIF304とは制御装置に配設される。
10,110,210 基地局
11 無線受信部
12 受信処理部
13 端末速さ推定部
15 パラメータ取得部
16 セル制御部
17 送信処理部
18 無線送信部
111 無線処理回路
112 ベースバンド処理回路
113,213 上位処理用プロセッサ
115 ベースバンド処理用プロセッサ
121 L1処理部
131,231 L2処理部
132,232 アプリケーション部
133,233 SCell選択制御部
141 スケジューラ

Claims (11)

  1. 第1セルと前記第1セル内に形成された複数のセルのうち少なくとも1つの第2セルとを同時に用いて通信可能な端末と通信する、第1セルの基地局であって、
    前記複数のセルのそれぞれでの前記端末の通過所要時間に関するパラメータを取得する取得部と、
    前記取得したパラメータに基づいて、前記複数のセルから前記端末についての前記第2セルの候補を選択するセル制御部と、
    を具備することを特徴とする基地局。
  2. 前記取得部は、前記端末の通過所要時間に関するパラメータとして、前記複数のセルのそれぞれが異なるセル半径を備えていることを示すパラメータを取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記取得部は、前記端末の通過所要時間に関するパラメータとして、前記複数のセルのそれぞれのセル半径に関するパラメータ及び前記端末の移動速さを取得し、
    前記セル制御部は、前記セル半径と前記端末の移動速さとの比と、第1の閾値との大小関係に基づいて、前記端末についての前記第2セルの候補を選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  4. 前記セル制御部は、前記複数のセルのうちで、前記セル半径に対する前記端末の移動速さの比が前記第1の閾値より小さく、且つ、前記端末と前記複数のセルのそれぞれとの離間距離が第2の閾値以下であるセルを、前記第2セルの候補として選択する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の基地局。
  5. 前記セル制御部は、前記複数のセルのうちで、前記セル半径に対する前記端末の移動速さの比が前記第1の閾値より小さく、前記端末と前記複数のセルのそれぞれとの離間距離が第2の閾値以下であり、且つ、前記セル半径がセル半径閾値よりも大きいセルを、前記第2セルの候補として選択する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の基地局。
  6. 前記セル制御部は、前記端末の移動速さが速い程、前記第2の閾値を大きくする、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の基地局。
  7. 前記セル制御部は、前記セル半径閾値を、前記端末と前記複数のセルのそれぞれとの離間距離が大きい程大きくする、
    ことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  8. 前記セル制御部は、前記セル半径閾値を、前記端末の移動速さが大きい程大きくする、
    ことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  9. 前記セル制御部は、セル半径の大きいセルの方から優先的に前記第2セルの候補として選択する、
    ことを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の基地局。
  10. 前記セル制御部は、前記端末との離間距離が近いセルから優先的に前記第2セルの候補として選択する、
    ことを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の基地局。
  11. 第1セル及び前記第1セル内に形成された複数のセルのうち少なくとも1つの第2セルを同時に用いて通信可能な端末と通信する、第1セルの基地局における、前記第2セルの候補の選択方法であって、
    前記複数のセルのそれぞれでの前記端末の通過所要時間に関するパラメータを取得し、
    前記取得したパラメータに基づいて、前記複数のセルから前記端末についての前記第2セルの候補を選択する、
    ことを特徴とするセル選択方法。
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