JP5345681B2 - 脱毛装置 - Google Patents

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Description

本発明は、毛を掴み、かつ引き抜くための少なくとも2つのクランプ要素を有する少なくとも1つの脱毛要素を備えた脱毛装置に関する。
特開平04−348703号には、軸方向に一直線に配置された一対のロッドにより形成された脱毛爪を有する脱毛装置が示されている。この種の構成の欠点は、脱毛爪が閉鎖する際に、ロッドの間の小さい橋構造が強く変形する必要があることである。
欧州特許第0 364 321号には、弾性材料のプレートを備える脱毛装置が記載されており、装置には、一連のスリットが設けられ、それに対応する数の把持ストリップの範囲を区切っている。静止状態において、弾性材料のプレートの外側形状は凸状であり、スリットは外部に開放されている。弾性材料のプレートは、スリットが閉鎖され、把持ストリップが掴み動作にある収縮状態に駆動されることができる。
この記載されている脱毛装置の欠点は、装置が弾性材料の収縮性を利用する必要があり、それにより材料の選択肢が、例えば軟性ゴム等の低い弾性率を有する材料に限られることである。毛は軟性ゴム材料を局所的に変形させる場合があり、それにより皮膚から引き抜かれずに把持部を滑り抜けるため、軟性ゴム材料は毛の把持及び保持に最適ではない。
欧州特許第0 442 419号には、複数の抜き取り手段を備える脱毛器具が記載されている。各抜き取り手段は、基部により支持されかつ軸方向に指向された歯を備え、基部は弾性変形可能な制御機構と一体化されており、それによって抜き取り手段が2つの位置を占めることができる。これらの2つの位置は、歯を互いに接近させて毛を把握する抜き取り位置と、制御機構を開放することによって歯が再び離れた形態をとる位置へ抜き取り手段が移動されるオフ位置である。制御機構は、基部内に位置する水平方向の軸を中心として枢動する側壁を備え、側壁の枢動動作を対応する外側歯に伝達する。基部は、側壁と外側歯との間にヒンジを形成する。
特開平04−348703号 欧州特許第0 364 321号 欧州特許第0 442 419号
この記載されている脱毛器具の欠点は、最初に外側歯が、枢動力をより内側に位置する歯に伝達する必要があるため、歯が同時に閉鎖しないことである。これは外側に位置する歯が、内側歯も閉鎖するために歯の間の距離の2倍を移動する必要があることを示唆する。
したがって、本発明の少なくとも1つの態様において、公知の脱毛装置を改良し、又は少なくともそれらの脱毛装置の代替を実現する脱毛装置を提供することが望ましい。
そのような脱毛装置は、請求項1に従って提供される。更なる実施形態が、従属の請求項に示されている。
本発明の一態様において、脱毛装置は、脱毛装置の作動状態において皮膚と接触することを意図された皮膚側を有する少なくとも1つの脱毛要素と、脱毛要素が取り付けられる支持体と、駆動構成とを備える。脱毛要素は少なくとも2つの隣り合った掴み要素を有し、掴み要素は基部構造上に配置されかつそれぞれが互いに対向する位置する掴み表面を有する。脱毛装置の作動中、駆動システムは、基部構造が第1の曲率を有する第1の湾曲状態と、基部構造が、第1の曲率とは異なる第2の曲率を有する第2の湾曲状態との間で、脱毛要素を繰り返し駆動する。掴み表面は、第1の湾曲段階において脱毛要素の皮膚側の間隙により離され、それにより毛は、通常の作動中、間隙内に入ることができ、第2の湾曲段階において掴み接触状態にあり、それにより間隙内に延びる毛が把持され、最終的に皮膚から引き抜かれる。
提案する脱毛装置において、毛を掴みかつ引き抜くための掴み要素の開放及び閉鎖は、掴み要素が配置された基部構造の湾曲により達成される。したがって、掴み要素は、基部構造の湾曲動作に同時に追従する。湾曲は脱毛要素全体に作用し、例えば特開平04−348703号の小さい接続構造のみの強力な変形が避けられる。これは材料の収縮性に依存しない。複数の掴み要素がカテナリー様に配置されている場合、隣り合った掴み要素の間の全部の間隙が、同時に閉鎖するであろう。基部構造が湾曲する際、掴み表面を同時に強制的に掴み接触状態とする湾曲動作に、掴み要素が追従する。
脱毛要素は、脱毛装置の作動中、脱毛される皮膚に対する接触が意図された皮膚側を有する。本明細書において、実際には皮膚側は必ずしも皮膚と物理的に接触する必要はなく、作動中、皮膚の上で伸びる毛が掴み要素により掴まれ、引き抜かれることができるほど皮膚側が皮膚に接近されれば十分であることを理解するべきである。脱毛要素が第1の湾曲状態と第2の湾曲状態との間で湾曲される際、脱毛要素の基部構造の曲率が変化する。第1の湾曲状態では、掴み要素の掴み表面は、間隙により離され、第2の湾曲状態では、掴み要素の掴み表面は、互いに掴み接触状態にある。離れた間隙のこの閉鎖は、装置の作動中、例えば基部構造の直線状の湾曲から凹状の湾曲、又は凸状の湾曲から直線状の湾曲、又は凸状の湾曲からより弱い凸状の湾曲等の、皮膚から離れる脱毛要素の基部構造の湾曲により達成される。脱毛要素の第1の湾曲状態から第2の湾曲状態への湾曲により、脱毛要素の皮膚側に沿った延長部分が短縮され、これが間隙を閉鎖する。
駆動構成は、作動中、脱毛要素を第1の湾曲状態と第2の湾曲状態との間で繰り返し駆動するために提供される。本明細書では、その解放が駆動構成により達成される、脱毛要素の内部ばね張力による脱毛要素の所定の湾曲状態への駆動もまた本構造の意味に含まれることを理解するべきである。駆動構成は、モーター駆動であっても又は手動駆動であってもよいことに注目されたい。
脱毛要素(1つ又は複数)、支持体、及び駆動構成は、脱毛ユニットを形成する。脱毛装置の実施形態において、脱毛ユニットは、取り外し可能に取り付けられた脱毛ヘッド内に取り付けられ、それによりこの脱毛ヘッドは、当技術分野にて公知のように、洗浄目的で、又は脱毛ヘッドを、例えば、髭剃りヘッドと交換するために取り外すことができる。
脱毛要素は、20℃で測定して1平方ミリメートル当たり少なくとも500ニュートン(N/mm)の弾性率(E弾性率)を有する材料から形成されてよい。詳細には、脱毛要素の材料は、少なくとも1000N/mmのE弾性率を有してよい。例えば、脱毛要素は約3100N/mmのE弾性率を有するPOM(ポリオキシメチレン)から形成されてよく、又は脱毛要素は、PA66の含水率に応じて、典型的には約1000〜3500N/mmのE弾性率を有するPA66(ポリアミド)から形成されてよい。10〜100N/mmの範囲内の典型的なE弾性率値を有する軟性のゴム材料(例えば、シリコーンゴム、天然ゴム)は選択するべきではない。プラスチック材料のE弾性率は、ガラス繊維又はセラミック粉末等の補強充填材を加えることにより向上され得る。低いE弾性率を有する材料よりも良好に毛を把持できることは、比較的高いE弾性率を有する材料の利点である。低いE弾性率を有する材料(軟性ゴム等)の収縮性によって、把持された毛は、毛の周辺の収縮性材料の局所変形をもたらす場合があり、それにより毛は把持から滑り抜け得るため、引き抜かれない(にも関わらず、幾分かの痛覚が誘導される)。
詳細には、基部構造及び掴み要素は、一体要素を形成する。この特に脱毛要素全体が均質に湾曲することを可能とする一体構造は、それにより基部構造の湾曲がまた、皮膚側も湾曲させる。一体構造はまた、外側掴み要素上に力を適用することにより湾曲力を導入することを可能とし、それにより、掴み要素が配置されている基部構造内へ湾曲力が移送される。一体要素であることは特に、掴み要素が基部構造と堅い接続を有するため、基部構造の湾曲が基部構造と掴み要素との間の接続に影響を与えないことを意味する。
一実施形態において、脱毛要素は、基部構造にカテナリー様に(即ち、連続して、次々に、互いに隣接して)配置された少なくとも4つの掴み要素を備える。4つの掴み要素の間に存在する3つの間隙は、掴み要素が基部構造に追従しなければならないため、基部構造が第1の湾曲段階から第2の湾曲段階に湾曲される際に、基本的に同時に閉鎖する。
提案する脱毛装置の更なる実施形態において、各掴み要素は掴みヘッドを有し、ヘッドは接触側を有し、掴みヘッドの接触側は、脱毛要素の皮膚側を形成する。このことは、脱毛要素の皮膚側が掴み要素により既に提供され、他の構造は必要ないため、脱毛構成の外側表面の単純な構造を可能にする。掴み要素の接触側は、皮膚側の表面の少なくとも50%を構成してよく、特に接触側は、皮膚側の表面の70%、又は更には80%、又は更には少なくとも90%迄に達してよい。そのような皮膚側は滑らかに見え、使用者にとっての魅力を有する。
脱毛装置の別の実施形態では、脱毛要素の皮膚側が脱毛構成の皮膚接触表面を形成するために互いに隣接して、複数の脱毛要素(2つ以上の脱毛要素を意味する)が取り付けられる。改良点において、支持体は脱毛要素の円形の取り付けを可能とし、そのため、取り付けられた脱毛要素により基本的に円筒形の皮膚接触表面が形成される。これは今日の殆どの脱毛装置に使用されている脱毛構成と類似する。別の改良点では、支持体は、第1の湾曲状態において掴み表面から離れる間隙が、異なる脱毛要素の間で軸方向にずれるために複数の脱毛要素を保持し、この軸方向のずれが、複数の脱毛要素の間隙の幅による脱毛装置の脱毛幅の完全な適用範囲を可能にする。
脱毛装置の更なる別の実施形態では、駆動構成が、皮膚側と基部構造との間の位置において脱毛要素の軸方向末端部上に作用することが意図される。駆動構成は、特に、列の末端部の掴み要素上に作用し、掴み要素は駆動力を基部構造内に伝達し、それにより基部構造が湾曲される。
脱毛装置の更なる実施形態では、駆動構成は少なくとも1つのカム要素を備え、カム要素は、脱毛装置の作動中に、脱毛要素を駆動する隆起部分を備える。脱毛装置の作動中、脱毛要素に作用して、脱毛要素を第1の湾曲状態と第2の湾曲状態との間で駆動することを設計された隆起部分を有するカム要素、例えばカムプレート又は環状カムリングは、駆動構成の一部分を実現する単純な構造である。改良品において、駆動構成は、カム要素と脱毛要素との間に配置された少なくとも1つのピンを備える。
脱毛装置の更なる別の実施形態では、脱毛要素は、少なくとも2つの掴み要素の一方を備える第1の部分と、少なくとも2つの掴み要素の他方を備える第2の部分とから組み立てられる。脱毛要素を2つの部分から組み立てることによって、例えば製造中に、隣り合った掴み要素の間の小さい間隙を実現する必要がないため、脱毛要素の製造が容易となる。脱毛要素が列に配置された3つ以上の隣り合った掴み要素を有する場合、脱毛要素は、それぞれが1つ置きの掴み要素のみを備える2つの部分から組み立てられてよい。
脱毛装置の一実施形態において、脱毛要素の皮膚側は、例えば少なくとも突出部、段差、リップ又は陥没等で形成される構造を有する。そのような構造は、毛の間隙内への供給を支持したり、皮膚神経を刺激したりする。
脱毛装置の別の実施形態では、掴み要素は、第1の湾曲状態において掴み表面を離す間隙が、間隙の一方の末端部にて広がる形状を有する。脱毛装置の作動中、毛上に移動される間隙の末端部にて構成されたそのような間隙の広がりが、毛を間隙内に供給する効率を高め、それ故、脱毛装置の引き抜き効率を高める。
以下に、本発明を様々な例示的な実施形態の説明と図面に対する参照により記載する。
直線状の湾曲状態における例示的な脱毛要素の概略図。 図1Aの破線矩形で示される詳細Aの拡大図。 凸状の湾曲状態における図1Aに示す脱毛要素の概略図。 凹状の湾曲状態における図1Aに示す脱毛要素の概略図。 組み立てられ得る図1Aに示す脱毛要素からの第1の部分及び第2の部分の概略図。 複数の脱毛要素が取り付けられた支持体を有する脱毛シリンダーの内側部分の図。 図2Aに示す脱毛シリンダーの内側部分を通して切断した、図2Aの一点破線に沿った断面図。 脱毛要素を駆動するカムプレートの正面図。 図3Aに示すカムプレートの側面図。 3Aに示すカムプレートの正面斜視図。 カムプレートが取り付けられた図2Bに示す脱毛シリンダーの内側部分の概略断面図。 脱毛要素が第2の湾曲状態にある、提案する脱毛装置の更なる実施形態の概略図。 脱毛要素が第1の湾曲状態にある、図5Aに示す脱毛装置の実施形態の概略図。 図4に示す脱毛シリンダーが取り付けられた、提案する脱毛装置の概略図。 提案する脱毛装置に使用され得る、脱毛構成の更なる実施形態の概略平面図。 図7Aに示す脱毛構成を切断した断面図。 図7Aに示す脱毛構成の斜視図。 提案する脱毛装置に使用され得る、脱毛構成の更なる実施形態の概略図。
一般に、提案する脱毛装置は、少なくとも1つの脱毛要素を備える。いくつかの実施形態において、脱毛装置は、2つ以上の脱毛要素を備える。脱毛要素は、少なくとも2つの掴み要素を備える。いくつかの実施形態において、脱毛要素は、列に配置された3つ以上、特に少なくとも4つの隣り合った掴み要素を備える。掴み要素は、掴み要素を接続する基部構造上に配置される。各掴み要素は、隣り合った掴み要素の掴み表面に対向して配置された掴み表面を有する。3つ以上の掴み要素が列に配置される場合、列は、それぞれが1つの掴み表面を有する、列の末端部の2つの掴み要素と、それぞれが2つの掴み表面を有し、この2つの掴み表面のそれぞれが隣り合った掴み要素の対応する掴み表面に対向して配置されている、列の中央の1つ又は数個の掴み要素とを有する。脱毛要素の基部構造の第1の湾曲状態において、対向して配置された掴み表面の各対は、ある間隙により離され、それにより毛は掴み表面間の間隙内に供給されることができる。第1の湾曲状態において、作動中に皮膚との接触が意図された脱毛要素の皮膚側は、基部構造が第1の湾曲状態にあるため、第1の曲率を有する。基部構造が第2の湾曲状態にある、脱毛要素の第2の湾曲状態において、隣り合う掴み要素の対向して配置された掴み表面の各対は、掴み接触状態にあり、したがって間隙内に存在する毛は掴まれている。次に脱毛要素は、掴まれた毛がそこから伸びる皮膚に対して移動された際に、機械的な脱毛装置において一般に公知のように、掴まれた毛が引き抜かれる。脱毛要素の基部構造は、第2の湾曲状態において、第1の湾曲状態における基部構造の第1の曲率とは異なる第2の曲率を有する。基部構造の湾曲はまた、掴み要素が基部構造の湾曲に追従するため、第1の湾曲状態及び第2の湾曲状態における脱毛要素の皮膚側の異なる曲率ももたらす。脱毛要素は支持体内に取り付けられ、駆動構成は、脱毛装置の作動中に、脱毛要素を第1の湾曲状態と第2の湾曲状態との間で繰り返し駆動することが提供される。
以下に、脱毛要素と、複数のそのような脱毛要素を備える脱毛装置との特定の例示的な実施形態について記載する。この特定の実施形態は、上述した一般的概念に基づき、当業者に明白である脱毛装置の実現の全てを限定するものではなく、本発明の記載の主題に含まれることを理解するべきである。
図1Aは、本明細書では直線状の湾曲状態である、第1の湾曲状態における脱毛要素10の例示的な実施形態の概略図である。脱毛要素10は、基本的にロッド形状を有し、長手方向に延びる。脱毛要素10は、末端部から末端部へ長手方向に延びる基部構造15を有する。基部構造15の2つの軸方向末端部において、図2B及び図4を参照して説明するように、脱毛要素10を支持した状態に保持することを設計された第1の厚化部分19.1及び第2の厚化部分19.2が提供される。基部構造15は、列に配置された複数の隣り合った掴み要素11.1、11.2...11.9を担持し、それにより掴み要素のカテナリーが形成される。掴み要素のカテナリー11.1、11.2...11.9は、列の末端部の掴み要素11.1及び11.9と、列の中央の掴み要素11.2、11.3...11.8とを有する。図示する直線状の湾曲状態において、隣り合った掴み要素の間に間隙が存在し、それにより毛は、作動中に脱毛要素10が第1の湾曲状態にある間、これらの間隙の間に供給されることができる。掴み要素は、基部構造に堅く接続される。
図示する例示的な実施形態では、脱毛要素10は、9個の掴み要素11.1、11.2...11.9を有する。任意の他の数が可能であるが、少なくとも2つの掴み要素11.1、11.2が必要である。
脱毛要素10はまた、脱毛装置の作動中、皮膚との接触が意図された皮膚側Sも有するが、毛が掴み要素間の間隙内に供給され得るほど皮膚側Sが皮膚に接近される限り、物理的な皮膚接触は必要ない。脱毛要素10の皮膚側Sは、個々の掴み要素11.1、11.2...11.9の接触側により形成される。掴み要素11.9は、その接触側上の突出部として実現され−例として示す−構造17を有し、これは脱毛要素10がその皮膚側S上に構造を有することを意味する。そのような構造17は、構造17の周辺の皮膚を湾曲させるように作用して、皮膚の上に伸びる毛が、脱毛装置の作動中、掴み要素11.1によって皮膚に対して押圧されるだけでなく、直立状態で残留することによって、毛が、後に続く間隙内に供給される可能性を高める。1つ以上の突出部の代わりに、皮膚側Sは、1つ以上の陥没を有してよい。一般に、皮膚側Sは構造を有する。図示した突出部の代わりに、構造17は、掴み要素の接触側内の凹部であってよく、又は構造17は、(代替的に又は付加的に)長手方向に延びる1つ又は数個のリップを備えてよい。
図1Aに示す脱毛要素は、プラスチック射出成型により製造することができる。脱毛要素は1つの一体要素として形成されてよいが、一緒に組み立てられて脱毛要素10を形成する数個の部品として形成されてもよい。後者の実現は、図1Eを参照に、より詳細に論じられる。
図1Bは、図1Aの破線矩形で示される詳細Aの拡大図である。詳細Aは、図1Aに示す脱毛要素10の末端部分を示す。図1Bにおいて、基部構造15が第1の厚化部分19.1と一緒に描かれる。基部構造15は掴み要素11.1、11.2及び11.3を支持し、後者はこの詳細Aの拡大図では部分的にのみ示される。掴掴み要素11.1は列の末端部の掴み要素であり、掴み要素11.2は列の中央の掴み要素である。掴み要素11.1は茎構造13.1を有し、茎構造は、その一方の末端部が基部構造15に堅く接続され(例えば基部構造と掴み要素とを単一の射出成型プロセスで製造することにより)、他方の末端部を掴みヘッド12.1により終結される。掴み要素11.1の掴みヘッド12.1は、掴み表面16.1を有する。掴み要素11.1と隣り合うように配置された掴み要素11.2は茎構造13.2を有し、茎構造は、一方の末端部が基部構造15に堅く接続され、他方の末端部が掴みヘッド12.1により終結される。掴みヘッド12.2は、掴み表面16.2を有する。2つの掴み表面16.1及び16.2は互いに対向して配置される。図示する第1の湾曲状態(直線状の湾曲状態)において、2つの掴み表面16.1、16.2は間隙14.1により離され、それにより毛は、作動中、間隙内に供給されることができる。列の中央の掴み要素11.2の掴みヘッド12.2は、隣り合った掴み要素11.3の掴み表面16.4に対向して配置されている第2の掴み表面16.3も有する。2つの掴み表面16.3及び16.4は、この脱毛要素の第1の湾曲状態(この特定の実施形態では、第1の湾曲状態は直線状の湾曲状態である)において、間隙14.2により同様に離れている。脱毛要素の皮膚側の曲率は、ゼロである(直線状の湾曲状態)。掴みヘッド12.1、12.2は茎構造13.1、13.2よりも広いため、掴み要素11.1、11.2の接触側は脱毛要素の皮膚側を形成し、詳細には、この第1の湾曲状態において、それらの接触側により皮膚側の約90%を満たす(例えば間隙は長手方向幅0.2mmを有し得る一方、掴みヘッドは長手方向幅1.8mmを有する)。
換言すれば、2つの隣り合った掴み要素、例えば掴み要素11.1及び11.2、又は掴み要素11.2及び11.3は、ピンセットユニットを形成する。脱毛要素はN≧2の掴み要素を有し、Nは2以上の整数であり、それ故、N−1ピンセットユニットを有する。
図1Cにおいて、図1Aに示す脱毛要素10が凸状の湾曲状態(皮膚に対して凸状)にて概略的に示され、対向する掴み表面の間の間隙14.1、14.2が、直線状の湾曲状態と比較して広がっている。基部構造15は湾曲されて、凸状の湾曲状態となっている。脱毛要素10の皮膚側Sは、掴み要素が基部構造15の湾曲に追従するため凸状の湾曲を有する。基部構造15が湾曲された際、茎構造と基部構造15との間の角度が維持されることに留意されたい。この凸状の湾曲状態において間隙が開放するにつれ(間隙はこの凸状の湾曲状態において、湾曲状態と比較してより広がっている)、第1の湾曲状態も凸状の湾曲状態となり得る。
図1Dにおいて、図1Aに示す脱毛要素10がここでは凹状の湾曲状態である第2の湾曲状態にて概略的に示され(皮膚に対して凹状)、対向する掴み表面が互いに掴み接触している。基部構造15は湾曲されて、凹状の湾曲状態となっている。脱毛要素10の皮膚側Sは、掴み要素が再度、基部構造15の湾曲に追従するため凹状の湾曲を有する。掴み要素の間の間隙は、基部構造15の凹状の湾曲状態へのその湾曲に追従することにより、全部同時に閉鎖する。脱毛要素10が第1の湾曲状態(ここでは直線状の又は凸状の湾曲状態)にある間、2つの隣り合った掴み要素の掴み表面の間の間隙内に供給された毛は、掴み表面の間に掴まれる。掴み表面の各対は互いに独立して掴むため、2つの掴み表面の間に掴まれる毛は、掴み表面の任意の他の対の間に残余間隙をもたらさず、その残余間隙は毛の幅により付与される。実際に、より多量の毛が掴まれると、図4に関連する記載から明かとなるように、高い掴み力はより高くなる。図示した脱毛要素10の他の事実は、掴み表面の対の間の個々の間隙が、脱毛要素の湾曲により同時に閉鎖することである。これは通常、例えば特開平04−348703号に記載されている脱毛要素を形成するロッドには生じず、これは線形圧縮によって最初に外側に位置する間隙が閉鎖し、その後にのみ内側に存在する間隙が閉鎖するためである。
図1Eではにおいて、第1の部分10.1及び第2の部分10.2から形成された例示的な脱毛要素が、分解された状態で示される。第1の部分10.1は、基部構造15’と、基部構造15’の厚化部分を備え、厚化部分19.1’及び19.2’は、第2の部分10.2の厚化末端部分19.1”及び19.2”を受容するように設計される。第1の部分10.1は、更に列の末端部の掴み要素11.1及び11.9と、列の中央の掴み要素11.3、11.5及び11.7とを備え、それにより第1の部分10.1は、図1Aに示すように、組み立てられた脱毛要素10の掴み要素のカテナリーからなる1つ置きの掴み要素のみを備える。第2の部分10.2は、基部構造15”と、基部構造15”の厚化部分19.1”及び19.2”とを備える。厚化部分19.1”及び19.2”は、第1の部分10.1の厚化部分19.1’及び19.2’内に提供された凹部内に嵌合するように設計される。組み立てられた際、図1Aに示すように、厚化部分19.1’及び19.1”は第1の厚化部分19.1を形成し、厚化部分19.2’及び19.2”は、第2の厚化部分19.2を形成する。第2の部分10.2は列の中央の掴み要素11.2、11.4、11.6及び11.8を更に備える。一緒に組み立てられた際、第1の部分10.1の掴み要素と第2の部分10.2の掴み要素とが、図1Aに示すように掴み要素のカテナリーを形成する。第1の部分10.1及び第2の部分10.2のそれぞれが、組み立てられた脱毛要素10の掴み要素のカテナリーからなる1つ置きの掴み要素のみを備える、個々の部分のプラスチック射出成型は、これらの部分のそれぞれに狭い間隙が存在しないため簡略化される。第1の部分10.1及び又は第2の部分10.2は突出部18を有してよく、突出部は、組み立てられた状態において第1の部分10.1の基部構造15’と、第2の部分10.2の基部構造15”とを一緒に機械的に連結し、それにより組み立てられた脱毛要素の湾曲中、それらは基本的に図1Aに示すように一体的な基部構造15として働く。突出部18の代わりに、又は突出部に加えて、他の設計の構造、例えばスナップ嵌めフック(図示せず)が存在して、第1の部分10.1と第2の部分10.2とを一緒に機械的に連結してよい。第1の部分10.1及び/又は第2の部分10.2は、対応する他の部分に提供された突出部(図示せず)を受容することを設計された凹部(図示せず)を有して、組み立てられた2つの部分の間の連結機構を更に強化することもできる。
図2Aは、脱毛シリンダーとして実現される例示的な脱毛ユニットの、組み立てられた中心部を示し、中心部は、作動中、一点破線により示されるその中心軸Cの周囲を回転することが意図される。中心部は歯車40備え、歯車は、中心部が取り付けられた状態において他の歯車と噛み合って、脱毛シリンダーの中心部を駆動する動力モーターとの接続を確立する。複数の脱毛要素10、10’、10”が、そのキャリヤプレート30及び31が可視である支持体内に取り付けられる。脱毛要素10、10’、10”は長手方向にて互いに隣接して取り付けられているため、脱毛要素10、10’、10”の皮膚側によって、基本的に連続した円筒形の皮膚接触表面が形成される。更に、脱毛要素10、10’、10”は、当技術分野にて公知のように、脱毛装置により提供される脱毛幅全体を基本的に包含するように、掴み要素の掴み表面の間の間隙が互いに軸方向に僅かにずれるように配置されている(例えば国際公開第2004/095973 A1号には、ピンセットユニットの開放幅の合計による、そのような脱毛幅の完全な適用範囲が記載されている)。軸方向のずれを達成するために、キャリヤプレート30及び31は、図2Aから明かであり得るように、変動する軸方向の厚さを有する。後に続く脱毛要素10、10’、10”の軸方向の取り付け位置は、脱毛要素上の掴み要素のおおよそのピッチPを、支持体上に取り付けられる脱毛要素の数で除算した値によりシフトされる。図示した例示的な実施形態では、16個の脱毛要素が支持体上に取り付けられており、掴み要素のピッチPは約2.1mmであるため、軸方向のずれは約0.13mmである。間隙が第1の湾曲状態(ここでは、直線状の湾曲状態)において約0.15mmと選択された場合、間隙による脱毛幅の完全な適用範囲が達成される。
図2Aに示す脱毛シリンダーの中心部は、脱毛装置の作動中、上部から下部へ回転し、したがって例えば脱毛要素10”は、完全回転の1/16後、脱毛要素10の位置に配置されるであろう。最初、回転方向に位置する掴み要素の掴みヘッドの前面部分は、間隙が前面部分にて広がるようにテーパ付けされている。広がった間隙は、毛を掴み表面の間の間隙内に供給することを支持する。図2Aから、脱毛要素10、10’、10”の中心内の掴みヘッドの周方向の長さが、脱毛要素の軸方向末端部の掴みヘッドの周方向の長さよりも幾分短いことも明かであり得る。これは脱毛要素の中心が第2の湾曲状態(ここでは、凹状の湾曲状態)に最も湾曲される事実を考慮に入れている。
変動する厚さを有するキャリヤプレート30、31の代わりに、変動する長さを有する、列の末端部の掴み要素を有する異なる脱毛要素10、10’、10”を選択してよい。図示した例示的な設計では、脱毛要素の同一の設計を使用することができ、これは製造努力を最小化する。
駆動構成の一部として、取り付けられた脱毛要素10に作用し得るピン20及び21が、キャリヤプレート30及び31内に提供される。脱毛要素の作動の詳細は、図2B及び図4を参照して記載される。脱毛要素10、10’、10”が空間的ずれを有して取り付けられるため、異なる脱毛要素10、10’、10”上に作用することを意図されたピンは、特定のキャリヤプレート30又は30’内に提供されたピンの軸方向末端部が全て、対応する平面内に位置するように異なる長さを有し、平面は回転軸Cに直交する。別個の駆動ピン20、21の代わりに、脱毛要素10、10’、10”は、軸方向末端部における一体的なピン様の軸方向延長部と共に形成されてもよい。
図2Bは、図2Aに示す脱毛シリンダーの中心部の回転軸Cを通って切断した断面図である。脱毛要素10を保持する支持体は、2つのキャリヤプレート30及び31と、内側キャリヤ要素32及び33とを備える。キャリヤプレート30と内側キャリヤ要素31とは一緒になってケージ34を形成して脱毛要素10の第1の厚化末端部19.1を保持する。キャリヤプレート31と内側キャリヤ要素33とは一緒になって第2のケージ35を形成して脱毛要素10の第2の厚化末端部19.2を保持する。ケージ34、35は、第1の厚化末端部19.1及び第2の厚化末端部19.2が、ケージ34及び35に留まるように設計される。ケージ34及び35は、脱毛要素10が、図1C及び図1Dに示す凸状の湾曲状態又は凹状の湾曲状態に湾曲できるようにする十分なすきまを提供する。キャリヤプレート30及び31は、同一の部分として設計され、内側キャリヤ要素32及び33も同一の部分として設計されるため、必要な部品の数が少なく保たれる。ピン20及び21は、側方キャリヤプレート30及び31の孔内に移動可能に提供される。ピン20及び21は駆動構成の一部である。ピン20及び21は、皮膚側Sと基部構造15との間の地点において脱毛要素10の軸方向末端部上に作用することを意図され、それによりピン20及び21を介して脱毛要素10上に力を適用し、脱毛要素10を第1の湾曲状態(ここでは、直線状の湾曲状態)から、凹状の湾曲状態である第2の湾曲状態へ駆動する(図4に示される)。代替的な設計では、脱毛要素は、ピンを代替する一体的な軸方向延長部と共に製造される。この場合、軸方向延長部は異なる長さを有して、取り付けられた脱毛要素の軸方向のずれを可能にする必要がある。キャリヤプレート30及び31は、孔の代わりに、軸方向延長部を収容し、かつ脱毛要素の湾曲を可能にするスロットを有するであろう。
図3Aは、その外側端部に沿った隆起部分51と、脱毛シリンダーの中心シャフトを収容する中心孔と、固定クリップが取り付けのために通過し得る切り欠き54とを有する円形カムプレートとして実現されたカム要素50の平面図であり、切り欠き54は、固定クリップの特定の設計にのみ必要とされる。カム要素50の基本的な構造は、隆起部分51である。カム要素50は、図4を参照する記載から理解されるように、脱毛要素を第1の湾曲状態と第2の湾曲状態との間で駆動する駆動構造の一部である。代替的に、カム要素50は2つ以上の隆起部分51を有してもよい。
図3Bは、図3Aに示すカム要素50の側面図である。図示する例示的な設計では、隆起部分51は正弦波形状でプレート水準の上方に上昇する。他の設計も可能である。図示した例示的なカム要素50は、例えば固定クリップを取り付けられた状態で受容するための取り付け要素59を更に有する。
図3Cは、カム要素50の正面斜視図である。円形カムプレートの機能は、図4を参照してより詳細に説明される。
そのような円形カムプレートの使用は脱毛装置の技術分野で公知であり、例えば国際公開第2006/037391 A1号に、そのようなカムプレートが記載されている。国際公開第2006/037391 A1号の記載の各部分は、参照により本明細書に組み入れられる。
図4は、取り付けられたカム要素50及び50’を有する、脱毛シリンダーとして実現された脱毛ユニット2を切断した断面図であり、カム要素50及び50’は、両方とも脱毛シリンダー2の反対側の軸方向末端部において円形カムプレートとして実現されている。カム要素50及び50’は、脱毛シリンダー2全体を包持する固定クリップを用いて、軸方向の前応力下にて取り付けられている(固定クリップは図示せず)。カム要素50’は、歯車40が(図2A及び図2Bに示すように)カム要素50’により閉じ込められているため、カム要素50とは異なる形状を有する。歯車40の歯が他の歯車の歯と噛み合って、動力モーターに対する接続を確立するために、カム要素50’は周方向開口部(図示せず)を有し、開口部を通して歯車は互いに係合できる。カム要素50の隆起部分51とカム要素51の隆起部分51’とは、それぞれ、対応するピン20及び21上に作用する。ピン20及び21は次に、基部構造15の水準と皮膚側Sの水準との間の地点において脱毛要素10の軸方向末端部上に作用し(ピン20及び21は、対応する列の末端部の掴み要素11.1及び11.9の軸方向末端部上に作用する)、これは掴み要素の掴み表面が掴み接触にある第2の湾曲状態(ここでは、凹状の湾曲状態)に示されている。脱毛要素10が凹状の湾曲状態にある間、ピン20’及び21’が図示する角度位置において、それぞれカム要素50及び50’の表面と接して、緩くのみ脱毛要素10’にあてがわれているため、脱毛要素10’は直線状の湾曲状態にある。
脱毛要素10、10’、10”を形成する材料は、500N/mmを越える所定の弾性率を有するように選択されるため、掴み要素と基部構造15との間の接続は比較的堅い、したがって、ピンが列の末端部の掴み要素11.1及び11.9上に作用する際、適用された力は列の末端部の掴み要素11.1及び11.9から基部構造15に伝達され、それにより基部構造は湾曲して第2の湾曲段階(ここでは、凹状の湾曲段階)となる。掴み要素と基部構造15との間の堅い接続は、列の末端部の掴み要素11.1及び11.9上に力が適用されても、基部構造15と列の末端部の掴み要素11.1及び11.9との間の角度を基本的に維持するように作用する。それ故、列の末端部の掴み要素11.1及び11.9は基本的に、それらが基部構造15に接続された地点の周囲を回転しない。このことは、例えば列の末端部の掴み要素11.1及び11.9に列の中央の掴み要素の茎構造よりも太い茎構造を提供して、列の末端部の掴み要素11.1及び11.9と基部構造15との間の接続を強化することにより高めることができる。列の中間の掴み要素は基部構造15の湾曲に追従し、列の中央の掴み要素上には外力は全く適用されない。それ故、掴み要素の間の間隙は、全部同時に閉鎖される。掴み表面が掴み接触にある際、力の伝達はまた、接触している掴み表面を通しても確立される。したがって、毛が2つの掴み表面の間に掴まれた場合、このことは掴み表面の他の対の間の掴み力に影響を与えない。
脱毛シリンダー2は、脱毛シリンダーの中心部の中心軸Cの周囲の回転が可能であると共に、例えばカム要素50及び50’の取り付け要素59と相互作用する保持要素を脱毛装置内に提供して、固定クリップに固定して連結されている円形カムプレート50及び50’の回転を阻止することにより、円形カムプレート50及び50’が脱毛装置に関連して定位置に固定して保たれるように(図6から理解し得るように)、脱毛装置内に取り付けられる。カム要素50及び50’は、隆起部分51と51’とが対向して整合され、それにより作動中、脱毛要素10にあてがわれたピン20及び21が、対応する隆起部分51及び51’上を同時に通過するように取り付けられる。したがって、作動中、ピン20及び21は、それぞれカム要素50及び51の外側縁部に沿って移動する。様々な部分の製造における公差に対応し、摩耗を低減するために、非隆起領域内でピンとカムプレートとの間にクリアランスが提供され得る。次に、ピン20及び21が対応する隆起部分51及び51’上を滑る際、ピン20及び21はキャリヤプレート30及び31内の孔を通って内側へ移動する(内側は対応する脱毛要素10の軸方向末端部上への方向を意味する)。固定クリップにより適用された軸方向の前応力は、ピン20及び21が、脱毛要素10の湾曲している基部構造15のばね張力に対抗して内側へ移動するように十分高く選択される。隆起部分51及び51の形状は、ピン20及び21がそれぞれ隆起部分51及び51’のピークに到達した際に、脱毛要素10の掴み要素の掴み表面が、掴み接触状態となるように選択され、また更に掴み接触が、掴まれた毛を皮膚から引き抜ける回転角に関して維持されるように選択される。したがって、正弦波形状にてプレート水準の上方に上昇する代わりに、隆起部分は、例えば平滑化された台形にてプレート水準の上方に上昇することもできる。
図4はまた、駆動構成の部分であるばね要素18.1、18.2、18.1’及び18.2’も示す。第1の湾曲状態において、ばね要素は、図4にて脱毛要素10’並びにばね要素18.1’及び18.2’に示すように、伸長された状態にある。ピン20及び21がそれぞれ隆起部分51及び51’上を移動する際、図4にて脱毛要素10並びにばね要素18.1及び18.2に示すように、基部構造15は第2の湾曲段階に湾曲され、ばね要素は、それらのばね張力に対抗して一緒に押圧される。ばね要素18.1、18.2、18.1’、及び18.2’は、それらのばね張力が、脱毛要素が第2の湾曲状態にされた際にばね要素が圧縮され得るように十分低いが、隆起部分51及び51’に適用された力が消滅した際に、脱毛要素を第1の湾曲状態に押し戻すのに十分高いように選択される。ばね要素18.1、18.2、18.1’、18.2’は、例えば、軟性のゴム若しくは発泡材料等の軟性のエストラマー材のシリンダー、又は特定の脱毛シリンダー2の必要条件に適合されたばね係数を有する単純ばねにより実現することができる。
図5A及び図5Bは、提案する脱毛装置の代替的実施形態の概略図である。掴み要素11.1、11.2を備える脱毛要素10は、シャフト60の表面に沿って滑るように配置される。シャフト60は、基本的に円筒形の断面を有するが、片側上に腹部様の突出部69を有する。腹部様の突出部69は、周方向において、正弦波形状にて円筒シャフト60の水準の上方に上昇する一方、軸方向において、腹部様の突出部69は、円形を有する。脱毛要素10はばね61及び62により適用された軸方向の前応力下に取り付けられる。
図5Aは、脱毛要素10が直線状の湾曲段階にある作動段階を示し、ここで掴み要素の掴み表面は掴み接触状態にある(これは、第2の湾曲段階である)。図5Bは作動段階を示し、ここで脱毛要素10がシャフト60の腹部様の突出部69により駆動されて凸状の湾曲段階(第1の湾曲段階)となる。ばね61及び62は、脱毛要素10のばね張力に対抗して、脱毛要素を腹部様の突出部69の表面上に押し付ける。シャフトの材料及び脱毛要素の材料は、低摩擦を有するように選択され、及び/又は脱毛要素とシャフトとの間に、例えばシャフト内に提供された溝内に潤滑剤が存在してよい。
図6において、使用者の手に適合するように設計された細長い本体90を有する脱毛装置100が示される。スイッチ91が本体90に配置されて脱毛装置100を選択的に切り替える。図示する実施形態において、脱毛装置100は、脱毛装置100を電源電圧に接続する電力ケーブル92を介して動力が供給される。加えて又は代替的に、脱毛装置100は、Liイオン蓄電池等の充電式蓄電池により動力を供給されてよい。脱毛装置は、取り外し可能に取り付けられた脱毛ヘッド1を有し、脱毛シリンダー2は脱毛シリンダーの中心部の回転が可能であるように取り付けられる一方、円形カムプレートは脱毛ヘッド1に対して固定される。
図7Aは、提案する一般的概念が使用されている脱毛ユニット2’の平面図である。脱毛ユニット2’は環形状を有し、図1A〜1Eを参照して記載した脱毛要素10、10’、10”がスポーク様に取り付けられる。脱毛ユニット2’は、環状カムリングとして実現された外側カム要素500を有し、環状カムリングは、径方向内側に延びる外側カム要素500の突起として実現されている隆起部分501を有する。脱毛ユニット2’は、外側カム要素よりも小さい直径を有する環状カムリングとして実現されている内側カム要素500’も有し、内側カム要素は、径方向外側に延びる内側カム要素500’の突起として実現され、かつ外側カム要素500の隆起部分501と角度整合状態にある隆起部分501’を有する。脱毛要素10、10’、10”は、外側キャリヤリング300及び内側キャリヤリング301を有する支持体内に取り付けられる。脱毛要素10、10’、10”の取り付けを、図7Bを参照してより詳細に説明する。支持体と、支持体内に取り付けられた脱毛要素とは、外側カム要素500及び内側カム要素500’に関連して、回転方向Rに回転される。図4を参照して脱毛シリンダー2に関して説明したものと非常に類似しているが、隆起部分501及び501’は脱毛要素の軸方向側に作用する。例えば掴み要素の間の間隙が開放している第1の湾曲状態で示された脱毛要素10”は、隆起部分501及び501’が脱毛要素10”の軸方向側に作用することによって脱毛要素10”の基部構造が第2の湾曲状態(凹状の湾曲状態)に駆動され、第2の湾曲状態は、脱毛要素10”の掴み要素の掴み表面が互いに掴み接触状態にある位置へと回転されるであろう。脱毛要素10は図7Aに、脱毛要素10が第2の湾曲状態にあるであろう位置に示される。図7Aに示す脱毛要素10’は、脱毛要素10’が隆起部分501及び501’の外部の角度範囲に存在するため、第1の湾曲状態に再び戻る。
図7Bは、図7Aに示す脱毛ユニット2を、短点線−長点線Bに沿って切断した断面図である。外側カム要素500及び内側カム要素500’を見ることができる。外側カムリング及び内側カムリングは、脱毛装置の本体に固定して取り付けられてよい。更に、外側キャリヤリング300及び内側キャリヤリング301は、環状の内側キャリヤ要素302及び303と一緒に示される。内側キャリヤ要素302、303と内側及び外側キャリヤリング300、301とはケージ34及び35を形成し、ケージ内に脱毛要素10の厚化部分が保持される。
図7Cは、図7A及び図7Bに示す脱毛ユニット2’の斜視図である。一実施形態において、外側キャリヤリング300は歯状の側方の外側表面を有し、表面は、取り付けられた状態にて他の歯車と噛み合って、動力モーターとの接続を確立する。
図8は、提案された脱毛装置内で使用される脱毛ユニット2”の別の例示的な実施形態の斜視図である。脱毛ユニット2”は部分的に組み立てられた状態で示される。脱毛ユニット2”は、互いに対向して配置された2つのカム要素550及び550’を備える。カム要素550は隆起部分551を有し、カム要素550’は隆起部分551’を有する。隆起部分551及び551’はそれぞれ内側を向き、また互いに整合される。カム要素550と550’とは、前軸380のみが示される2つの軸により固定して接続される。各軸は、軸の周囲を回転し得るギアホイール構成を支持する。後部ギアホイール構成(不可視)は歯車400と固定して接続され、歯車400は、脱毛ユニット2”の取り付けられた状態にて他の歯車と噛み合って、脱毛装置の動力モーターに対する接続を確立する。各ギアホイール構成は、中心部370と2つのギアホイール360及び360’とを備える。ギアベルト330は、前軸380のギアホイール360と、対応する後軸のギアホイールとに亘って滑らされる。ギアベルト330は、対応するギアホイールの歯状の構造と噛み合う歯状の構造350を有する。ギアベルト330’は、前軸のギアホイール360’と、対応する後軸のギアホイールとに亘って滑らされる。ギアベルト330’もまた、ギアホイールの歯状構造と噛み合う歯状構造を有する。ギアベルト330及び330’は、脱毛要素10をギアベルト330、330’上に取り付けるように構成された取り付け構造340を有する。取り付けられた数個の脱毛要素10のみが示される。
作動中、歯車400が回転されることにより後部ギアホイール構成が後軸の周囲を回転し、それによりギアベルト330、330’に取り付けられた脱毛要素10が、カム要素550、550’の縁に沿って移動する。隆起部分551及び551’は脱毛要素10の軸方向側に作用し、脱毛要素10は隆起部分551、551’を横切って移動する間、第1の湾曲状態から第2の湾曲状態へ駆動される。ギアベルト330、330’は、脱毛要素10を脱毛要素自体の湾曲により湾曲させ、また可撓性ギアベルト330、330’の内部ばね張力により脱毛要素10を第1の湾曲状態へ戻るように駆動することを支援する、ゴム材料等の可撓性材料から形成されてもよい。
脱毛要素の支持体のキャリヤプレート及び内側キャリヤ要素は、例えばDuPontによるDelrin(登録商標)911P、又はTiconaによるHastaform(登録商標)POM等の低粘度ポリオキシメチレン(POM)を使用して、プラスチック射出成型プロセスにより製造することができる。カムプレート及びピンは、同様にプラスチック射出成型プロセスを用いてポリアミド(PA66)から形成されてもよい。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく制限されるものとして理解されるべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、各こうした寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。

Claims (14)

  1. 脱毛装置(100)であって、
    ・前記脱毛装置の作動状態において皮膚と接触することを意図された皮膚側(S)を有する少なくとも1つの脱毛要素(10、10’、10”)であって、前記脱毛要素(10)が少なくとも2つの隣り合った掴み要素(11.1、11.2)を有し、前記隣り合った掴み要素は、基部構造(15)上に配列されかつそれぞれが互いに対向するように位置する掴み表面(16.1、16.2)を有する、脱毛要素(10、10’、10”)と、
    ・前記脱毛要素(10)が取り付けられる支持体(30、31、32、33)と、
    ・前記脱毛装置(100)の作動中、前記基部構造(15)が第1の曲率を有する第1の湾曲状態と、前記基部構造(15)が前記第1の曲率とは異なる第2の曲率を有する第2の湾曲状態との間で、前記脱毛要素(10)を繰り返し駆動する駆動構成(20、21、50、51、50’、51’、18.1、18.2、18.1’、18.2’、60、61、62、69)と、を備え、
    前記駆動構成(20、21、50、51、50’、51’、18.1、18.2、18.1’、18.2’、60、61、62、69)が、前記皮膚側(S)と前記基部構造(15)との間において前記脱毛要素(10、10’、10”)の軸方向末端部上に作用するよう意図され、
    前記掴み要素(11.1、11.2)の前記掴み表面(16.1、16.2)が、前記第1の湾曲段階において前記皮膚側(S)で間隙(14.1)により離され、前記第2の湾曲段階において掴み接触状態にある、脱毛装置(100)。
  2. 前記脱毛要素(10、10’、10”)が、1平方ミリメートル当たり少なくとも500ニュートンのE弾性率を有する材料から形成される、請求項1に記載の脱毛装置。
  3. 前記基部構造(15)と前記掴み要素(11.1、11.2)とが一体要素を形成する、請求項1または2に記載の脱毛装置。
  4. 前記脱毛要素(10、10’、10”)が、前記基部構造(15)上にカテナリー様に配置された少なくとも4つの掴み要素(11.1、11.2、11.3、11.4)を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の脱毛装置。
  5. 各掴み要素(11.1、11.2)が、接触側を有する掴みヘッド(12.1、12.2)を有し、前記掴みヘッド(12.1、12.2)の前記接触側は、前記脱毛要素(10、10’、10”)の前記皮膚側(S)を形成する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の脱毛装置。
  6. 前記掴み要素(11.1、11.2)の前記接触側が、前記第1の湾曲段階において前記脱毛要素の皮膚側(S)の少なくとも50%を形成する、請求項5に記載の脱毛装置。
  7. 前記脱毛要素(10、10’、10”)の前記皮膚側(S)が、皮膚接触表面を形成するように互いに隣接するよう取り付けられた複数の脱毛要素(10、10’、10”)を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の脱毛装置。
  8. 前記第1の湾曲段階において異なる前記脱毛要素(10、10’、10”)の前記掴み表面(16.1、16.2)を離す前記間隙が互いに軸方向にずれるように、複数の脱毛要素(10、10’、10”)が前記支持体(30、31、32、33)内に取り付けられる、請求項7に記載の脱毛装置。
  9. 前記駆動構成(20、21、50、51、50’、51’、18.1、18.2、18.1’、18.2’、60、61、62、69)が、前記脱毛装置の作動中に前記脱毛要素(10、10’、10”)を駆動するよう構成された隆起部分(51、51’)を有する少なくとも1つのカム要素(50、50’)を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の脱毛装置。
  10. 前記駆動構成(20、21、50、51、50’、51’、18.1、18.2、18.1’、18.2’、60、61、62、69)が、カムプレート(50、51)と前記脱毛要素(10)との間に配置される少なくとも1つのピン(20、21)を更に含む、請求項に記載の脱毛装置。
  11. 前記脱毛要素(10)が、少なくとも2つの掴み要素(11.1)の一方を含む少なくとも1つの第1の部分(10.1)と、前記少なくとも2つの掴み要素(11.2)の他方を含む第2の部分(10.2)とから組み立てられる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の脱毛装置。
  12. 前記脱毛要素(10、10’、10”)の前記皮膚側(S)が構造(17)を有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の脱毛装置。
  13. 前記掴み要素を離す前記間隙(14.1)が前記間隙の一方の末端部にて広がるよう、前記掴み要素(11.1、11.2)が成形される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の脱毛装置。
  14. 前記脱毛要素(1)、前記支持体(30、31、32、33)及び前記駆動構成(20、21、50、51、50’、51’、18.1、18.2、18.1’、18.2’、60、61、62、69)を含む脱毛ヘッドであって、取り外し可能に取り付けられた脱毛ヘッド(1)を有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の脱毛装置。
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