JP5345042B2 - ズームレンズ - Google Patents

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本発明はズームレンズに関し、詳しくは、画角を変化させる際に、第1群および第3群が固定され、第2群および第4群が移動されるズームレンズに関するものである。
従来より、ビデオカメラや電子スチルカメラ等に用いられる、例えばズーム比が35倍程度で高解像度の高倍率ズームレンズが知られている。このような大きなズーム比を有するズームレンズには、例えば、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、正の屈折力を有する第3群、絞り、正の屈折力を有する第4群をこの順に備えたズームレンズが知られている。
また、このようなズームレンズには、ズームの設定を広角側や望遠側へ変更するときに、第1群と第3群を固定群とし、第2群を移動させて変倍させつつ、第4群を移動させて像面位置の補正および合焦を行うズームレンズが知られている(特許文献1参照)。さらに、このような4群方式のズームレンズに対して、固定群である第5群を追加したズームレンズも知られている。
特開2007−148340号公報
ところで、撮像素子の高画素化、およびビデオカメラや電子スチルカメラの適用範囲の拡大に伴い、そのようなビデオカメラや電子スチルカメラに適用するズームレンズとして、より高解像度で高倍率のズームレンズが求められている。
ここで、口径比を小さくして高倍率化することは比較的容易であるが、そのようにすると暗所での撮影において光量不足が生じることがある。また、光量不足が生じないように口径比を大きくしようとすると装置サイズが大型化する虞がある。
そのため、例えば、小型監視用カメラ等に適用できるような口径比および装置サイズを維持しつつ、より高解像度で高倍率のズームレンズを実現したいという要請がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、口径比を小さくすることなく高解像度および高倍率化した小型のズームレンズを提供することを目的とするものである。
本発明のズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、絞り、この絞りの直後に配された正の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第4群を備え、ズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際には、第1群と第3群が固定され、第2群の光軸に沿った像側への移動により変倍させつつ、第4群の光軸に沿った移動により像面位置の補正および合焦が行なわれるように構成されたズームレンズであって、第2群が、物体側より順に、物体側のレンズ面よりも像側の凹面をなすレンズ面の方が屈折力が強い第2群第1レンズ、正の屈折力を有し像側に凸面をなす第2群第2レンズ、負の屈折力を有する第2群第3レンズ、正または負の屈折力を有し少なくとも一方のレンズ面が非球面をなす第2群第4レンズを備え、かつ、第2群第2レンズと第2群第3レンズとが両者を互に接合した接合レンズをなす3群4枚構成からなるものであり、第2群第4レンズが、式(1):SAG_F100<0.0、および式(2)SAG_R100<0.0を満足するものである。
ここで、SAG_F100は、このズームレンズの変倍全域の中で第2群第4レンズの物体側のレンズ面における有効径が最も大きくなるときに定められる、この第2群第4レンズの物体側のレンズ面上の有効径の位置におけるレンズ深さである。
また、SAG_R100は、このズームレンズの変倍全域の中で第2群第4レンズの像側のレンズ面における有効径が最も大きくなるときに定められる、この第2群第4レンズの像側のレンズ面上の有効径の位置におけるレンズ深さである。
この「有効径」は、結像に寄与する全光線と特定のレンズ面との交わる領域中の点を考えたとき、径方向における最も外側の点からなる円(最も光軸から離れた点を通る円)の直径を意味する。なお、光軸に対して回転対称のレンズ面においては、上記の最も外側の点からなる図形の形状は円となるが、回転対称ではないレンズ面においては円とならない場合があり、そのような場合は、等価の円形状を考えてその円の直径を有効径としてもよい。
このズームレンズは、第2群第4レンズの物体側のレンズ面における有効径および像側のレンズ面における有効径が、両方共に、広角端において最大となるように構成されたものとすることが望ましい。
前記「有効径の位置」は、レンズ面と光軸とが交わる位置を原点としたときに、このレンズ面を通過する光線のうち、光軸と直交する光軸直交方向へ向ってこの光軸から最も離れた位置を通る光線と交わるそのレンズ面上の位置である。
前記「レンズ面上の有効径の位置におけるレンズ深さ」は、レンズ面上の有効径の位置から、このレンズ面と光軸とが交わる原点までの光軸方向における距離である。なお、SAG_F100の値およびSAG_R100の値は、レンズ面上の有効径の位置が原点より物体側にある場合を負とし、像側にある場合を正とする。
前記「絞りの直後に配置された第3群」は、絞りから第3群までの光路中に光学部材が配されることなくその絞りと第3群とが配置されていることを意味する。
前記像面位置の補正は、第2群を光軸に沿って移動させることで変倍を行い、この変倍に伴う像面位置の変動を第4群で修正する補正であり、上記合焦は、ズームレンズを通して結像させた像を結像面上に位置させるようにするための結像位置の調節である。
ズームレンズを通して結像させる像に生じる収差を抑えるための補正であり、上記合焦は、ズームレンズを通して結像させた像を結像面上に位置させるようにするための結像位置の調節である。
前記第2群第4レンズは、式(1a):SAG_F100−SAG_F80<0、および式(2a):SAG_F100/SAG_F80>2.3を満足するものとすることが望ましい
ここで、SAG_F80は、このズームレンズの変倍全域の中で第2群第4レンズの物体側のレンズ面の有効径が最も大きくなるときに定められる、この第2群第4レンズの物体側のレンズ面上の有効径の80%の径の位置におけるレンズ深さである。
前記「レンズ面上の有効径の80%の径の位置におけるレンズ深さ」は、レンズ面上において、光軸からこのレンズ面上の有効径の位置までの光軸直交方向の距離の8割の距離となる位置を通る光線とこのレンズ面とが交わる位置から、このレンズ面と光軸とが交わる原点までの光軸方向における距離である。なお、SAG_F80の値は、原点よりも上記「8割の距離となる位置を通る光線とレンズ面とが交わる位置」が物体側にある場合を負とし、像側にある場合を正とする。
前記第2群は、式(3):|f24|/|f2|>15.0を満足するものとすることが望ましい。
ここで、f2は、第2群の焦点距離である。また、f24は、第2群第4レンズの焦点距離である。
前記第2群第4レンズは、負の屈折力を有するものとすることが望ましい。
前記第2群第4レンズは、プラスチックレンズとすることもできる。
前記第1群は、物体側より順に、負の屈折力を有する第1群第1レンズ、正の屈折力を有する第1群第2レンズ、正の屈折力を有する第1群第3レンズ、正の屈折力を有する第1群第4レンズを備え、第1群第1レンズと第1群第2レンズは両者が互に接合された接合レンズをなし、かつ、式(4):Nd14>1.60を満足するものとすることが望ましく、式(5):Nd14>1.70を満足するものとすることがさらに望ましい。
ここで、Nd14は、第1群第4レンズのd線に対する屈折率である。
前記第3群は、物体側より順に、正の屈折力を有し少なくとも1面が非球面をなす第3群第1レンズ、正の屈折力を有し像側に凸面を向けたメニスカス形状をなす第3群第2レンズ、正の屈折力を有し像側に凹面を向けてなる第3群第3レンズからなるものとすることができる。
また、第3群は、物体側より順に、正の屈折力を有し少なくとも1面が非球面をなす第3群第1レンズ、正の屈折力を有し像側に凸面を向けたメニスカス形状をなす第3群第2レンズ、負の屈折力を有し像側に凸面もしくは平面を向けてなる第3群第3レンズからなるものとすることもできる。
前記第4群は、物体側より順に、正の屈折力を有し少なくとも1面が非球面をなす第4群第1レンズ、正の屈折力を有し像側に凸面を向けた第4群第2レンズ、負の屈折力を有し像側に凸面を向けたメニスカス形状をなす第4群第3レンズを備え、かつ、第4群第2レンズと第4群第3レンズは両者が互いに接合された接合レンズをなす2群3枚構成からなるものとすることが望ましい。
前記ズームレンズは、第4群の像側に、負の屈折力を有する第5群をさらに備え、第5群が、ズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際に位置が固定されるものとすることが望ましい。
本発明のズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、絞り、この絞りの直後に配された正の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第4群を備え、ズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際には、第1群と第3群が固定され、第2群を光軸に沿って像側へ移動させて変倍させつつ、第4群を光軸に沿って移動させて像面位置の補正および合焦が行なわれるように構成されたズームレンズであって、第2群を、物体側より順に、物体側のレンズ面よりも像側の凹面をなすレンズ面の方が屈折力が強い第2群第1レンズ、正の屈折力を有し像側に凸面をなす第2群第2レンズ、負の屈折力を有する第2群第3レンズ、正または負の屈折力を有し少なくとも一方のレンズ面が非球面をなす第2群第4レンズを備え、かつ、第2群第2レンズと第2群第3レンズは両者が互に接合された接合レンズをなす3群4枚構成からなるものとし、第2群第4レンズが以下の式(1):SAG_F100<0.0、および式(2):SAG_R100<0.0を満足するようにしたので、口径比を小さくすることなく高解像度化および高倍率化した小型のズームレンズを得ることができる。
ここで、SAG_F100の値が式(1)の上限を超えるように(すなわち、SAG_F100≧0.0となるように)第2群第4レンズの形状を定めると、この第2群第4レンズの中心肉厚(光軸Z1上におけるレンズの厚み)を増大させる必要が生じるため装置サイズが大きくなってしまう。
また、SAG_R100の値が式(2)の上限を超えるように(すなわち、SAG_R100≧0.0となるように)第2群第4レンズの形状を定めると、第2群第4レンズと絞りとの間隔を拡大する必要が生じるため装置サイズが大きくなってしまう。
また、第2群第4レンズのレンズ面の少なくともいずれか一方を非球面とすることにより、望遠端での球面収差をより容易に補正することができる。
本発明の実施の形態によるズームレンズをこのズームレンズを通る光線の光路とともに示す断面図であり、ズームレンズが広角端に設定されている状態を示す図 式(1)、式(2)について説明する図であり、広角端に設定されているズームレンズの第2群を通る光線の光路を拡大して示す断面図。 式(1a)、式(2a)について説明する図であり、広角端に設定されているズームレンズの第2群を通る光線の光路を拡大して示す断面図 上記ズームレンズが望遠端に設定されている状態を示す断面図 実施例1のズームレンズが広角端に設定されている状態を示す図 広角端に設定された実施例1のズームレンズの縦収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例1のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例1のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例1のズームレンズの横収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例1のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例1のズームレンズの横収差を示す図 実施例2のズームレンズが広角端に設定されている状態を示す断面図 広角端に設定された実施例2のズームレンズの縦収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例2のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例2のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例2のズームレンズの横収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例2のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例2のズームレンズの横収差を示す図 実施例3のズームレンズが広角端に設定されている状態を示す断面図 広角端に設定された実施例3のズームレンズの縦収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例3のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例3のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例3のズームレンズの横収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例3のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例3のズームレンズの横収差を示す図 実施例4のズームレンズが広角端に設定されている状態を示す図 広角端に設定された実施例4のズームレンズの縦収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例4のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例4のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例4のズームレンズの横収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例4のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例4のズームレンズの横収差を示す図 実施例5のズームレンズが広角端に設定されている状態を示す図 広角端に設定された実施例5のズームレンズの縦収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例5のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例5のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例5のズームレンズの横収差を示す図 広角端と望遠端の中間に設定された実施例5のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例5のズームレンズの横収差を示す図 本発明のズームレンズを用いて構成したビデオカメラを示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態によるズームレンズの概略構成をこのズームレンズを通る光線の光路とともに示す断面図である。この図1は上記ズームレンズが広角端に設定されている状態を示している。図2は、式(1)、式(2)について説明する図であり、広角端に設定されている上記ズームレンズの第2群を通る光線の光路を拡大して示す断面図である。図3は、式(1a)、式(2a)について説明する図であり、広角端に設定されている上記ズームレンズの第2群を通る光線の光路を拡大して示す断面図である。図4は望遠端に設定されている上記ズームレンズの概略構成を示す断面図である。
図示のズームレンズ100は、物体側(図中−Zの側)より順に、正の屈折力を有する第1群G1、負の屈折力を有する第2群G2、開口絞りSt、開口絞りStの直後に配された正の屈折力を有する第3群G3、正の屈折力を有する第4群G4を備え、ズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際には、第1群G1と第3群G3の位置が固定され、第2群G2の位置を光軸Z1に沿って像側へ移動させて変倍させつつ、第4群G4の位置を光軸Z1に沿って移動させて像面位置の補正および合焦が行なわれるように構成されたものである。
第2群G2は、物体側より順に、物体側のレンズ面R8よりも像側の凹面をなすレンズ面R9の方が強い屈折力を有する第2群第1レンズL5、正の屈折力を有し像側に凸面をなす第2群第2レンズL6、負の屈折力を有する第2群第3レンズL7、正または負の屈折力を有し少なくとも一方のレンズ面が非球面をなす第2群第4レンズL8を備え、かつ、第2群第2レンズL6と第2群第3レンズL7は両者が互に接合された接合レンズをなすものである。この第2群G2は3群4枚構成からなるものである。
第2群第4レンズL8は、式(1):SAG_F100<0.0および式(2):SAG_R100<0.0を満足している。
ここで、図2に示すように、SAG_F100はズームレンズ100が広角端に設定されているときの、第2群第4レンズL8の物体側のレンズ面R13上の有効径の位置F100におけるレンズ深さである。また、SAG_R100は、ズームレンズ100が広角端に設定されているときの、第2群第4レンズL8の像側のレンズ面R14上の有効径の位置R100におけるレンズ深さである。
なお、レンズ面R13上の有効径の位置は、このレンズ面R13を通過する光線(ズームレンズを通した結像に用いられる有効な光線)のうち、光軸Z1から最も離れた位置を通る光線、すなわち、この光軸Z1と直交する光軸直交方向へ向って光軸Z1から最も離れた位置を通る光線とこのレンズ面R13とが交わる位置である。その光線とレンズ面R13とが交わる有効径の位置が位置F100として示されている。
レンズ面R14上の有効径の位置は、上記と同様に、レンズ面R14を通過する光線のうち、光軸Z1と直交する光軸直交方向へ向って光軸Z1から最も離れた位置を通る光線とこのレンズ面R14とが交わる位置である。その光線とレンズ面R14とが交わる有効径の位置が位置R100として示されている。
また、レンズ面R13上の有効径の位置F100におけるレンズ深さSAG_F100は、レンズ面R13と光軸Z1とが交わる位置を原点OFとしたときに、上記位置F100から原点OFまでの光軸方向(図中矢印Z方向)における距離である。なお、SAG_F100の値は、位置F100が原点OFより物体側にある場合が負、像側にある場合が正である。
また、レンズ面R14上の有効径の位置R100におけるレンズ深さSAG_R100は、上記と同様に、レンズ面R14と光軸Z1とが交わる位置を原点ORとしたときに、上記位置R100から原点ORまでの光軸方向(図中矢印Z方向)における距離である。なお、SAG_R100の値は、位置R100が原点ORより物体側にある場合が負、像側にある場合が正である。
なお、回転対象な形状をなすレンズを構成するレンズ面の有効径の位置は、レンズの光軸Z1からの距離が一定である。
また、開口絞りStの直後に第3群G3が配置されているので、開口絞りStから第3群G3までの光路中に光学部材は配されていない。
なお、第2群第4レンズL8は、屈折力を弱くして収差の発生を抑えるようにするためズーム時に大きな移動量を確保できるように設計されている。
第2群第2レンズL6と第2群第3レンズL7を、上記のような接合レンズを構成するものとすることにより、接合面の曲率を大きくすることができ、特に望遠端における軸外での色収差を良好に補正することができる。
以下に、本願発明に必須の構成ではないが、本願発明における望ましい構成等について説明する。ズームレンズ100はこれらの構成を備えたものである。
図1、4に示すように、ズームレンズ100は、レンズL1〜L15を物体側(図中−Z方向)から像側(図中+Z方向)へこの順に配してなるものである。各レンズL1〜L15に対応するレンズ面R1〜R28が物体側から像側にこの順に配されている。
ここで、レンズ面R2はレンズL1とレンズL2との接合面、レンズ面R11はレンズL6とL7との接合面、レンズ面R25はレンズL13とL14との接合面を示している。
なお、レンズ面R2はレンズL1の像側のレンズ面とレンズL2の物体側のレンズ面とを共通の符号R2で示している。他の接合面であるレンズ面R13およびレンズ面R24についても同様である。
平行平面板L15は、撮像面に入射する不要な光を遮断するためのフィルタである。
また、物体側からズームレンズ100へ入射した光は、このズームレンズ100通して結像面Jk上に結像される。
なお、ズームレンズ100においてズームを設定する際の、位置の固定および移動は、結像面Jkの位置に対する各群の位置の固定および移動である。
第2群第4レンズL8は、式(1a):SAG_F100−SAG_F80<0、および式(2a):SAG_F100/SAG_F80>2.3を満足している。
ここで、図3に示すように、SAG_F80は、ズームレンズ100が広角端に設定されているときの、第2群第4レンズL8の物体側のレンズ面R13上の有効径の80%の径の位置におけるレンズ深さである。
なお、「レンズ面R13上の有効径の80%の径の位置におけるレンズ深さ」は、レンズ面R13上において、光軸Z1から上記説明済みの位置F100までの光軸直交方向の距離の8割の距離となる位置を通る光線とこのレンズ面R13とが交わる位置F80から、上記説明済みの原点OFまでの光軸方向(図中矢印Z方向)における距離である。なお、SAG_F80の値は、原点OFよりも位置F80が物体側にある場合が負、像側にある場合が正である。
このように、第2群第4レンズL8を、式(1a):SAG_F100−SAG_F80<0、および式(2a):SAG_F100/SAG_F80>2.3をも満足するものとすれば、口径比を小さくすることなく、より確実に高解像度化および高倍率化した小型のズームレンズを得ることができる。
なお、式(2a)の上限を超えるように(すなわち、SAG_F100−SAG_F80≧0を満足するように)第2群第4レンズL8の形状を定めると、この第2群第4レンズL8の中心肉厚(光軸上におけるレンズの厚み、図中に符号t8で示す)を増大させる必要が生じるため装置サイズが大きくなってしまう。
また、式(2b)の下限を下回るように(すなわち、SAG_F100/SAG_F80≦2.3を満足するように)第2群第4レンズL8の形状を定めると、ズームの設定を望遠端にしたときに生じる球面収差が許容される範囲を超えてしまう、すなわち球面収差の補正が過剰となり光学性能が大きく劣化してしまう。
また、第2群G2は、式(3):|f24|/|f2|>15.0を満足するものである。f2は、第2群G2の焦点距離の値であり、f24は、第2群第4レンズL8の焦点距離の値である。第2群G2をこのように定めることにより、非点収差の発生をより確実に抑制することができる。
なお、式(3)の下限を下回るように第2群G2を定めると、望遠端における非点収差が大きくなり光学性能の劣化を招く。
また、第2群第4レンズL8は、負の屈折力を有するものである。
なお、第2群第4レンズL8には、プラスチックレンズを採用することもできる。そのようにすれば、諸収差を抑えるために必要となるレンズ部材のコストを安価にすることができ、装置コストを低減することができる。
また、第1群G1は、物体側より順に、負の屈折力を有する第1群第1レンズL1、正の屈折力を有する第1群第2レンズL2、正の屈折力を有する第1群第3レンズL3、正の屈折力を有する第1群第4レンズL4を備え、第1群第1レンズL1と第1群第2レンズL2は両者が互に接合された接合レンズS12をなすものであり、さらに、この第1群G1は、式(4):Nd14>1.60を満足するものである。
ここで、Nd14は、第1群第4レンズL4のd線に対する屈折率である。
第1群G1をこのように定めることにより、球面収差の補正をより容易に行なうことができる。Nd14の値が、式(4)の下限を下回ると、すなわち、Nd14の値が、Nd14≦1.60を満足するように定められると、望遠端での球面収差が補正過剰となり光学性能の劣化を招く。
なお、第1群G1は、式(5)Nd14>1.70を満足するものとすることがより望ましい。
第3群G3は、物体側より順に、正の屈折力を有する少なくとも1面が非球面である第3群第1レンズL9、正の屈折力を有し像側に凸面を向けたメニスカス形状をなす第3群第2レンズL10、第3群第3レンズL11からなるものであり、第3群第3レンズL11は、正の屈折力を有し像側に凹面を向けてなるものとしたり、負の屈折力を有し像側に凸面もしくは平面を向けてなるものとしたりすることができる。
第4群G4は、物体側より順に、正の屈折力を有し少なくとも1面が非球面をなす第4群第1レンズL12、正の屈折力を有し像側に凸面を向けた第4群第2レンズL13、負の屈折力を有し像側に凸面を向けたメニスカス形状をなす第4群第3レンズL14を備え、第4群第2レンズL13と第4群第3レンズL14は両者が互いに接合された接合レンズS1314をなすものである。この第4群G4は2群3枚構成からなるものである。第4群G4をこのように構成すれば、合焦(フォーカシング)時の距離変動を低減することができる。
なお、ズームレンズ100は、第4群G4と平行平面板L15との間に負の屈折力を有する第5群G5をさらに備えたものとし、この第5群G5を、第1群G1および第3群G3と同様に、このズームレンズ100のズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際に位置が固定されるものとすることができる。そのようにすれば、より高解像度化および高倍率化した小型のズームレンズを得ることができる。また、例えば、撮像面に結像させる像サイズをより容易に変更することができる。
<具体的な実施例>
次に、図5(図5A、5B、5C、5D、5E、5F、5G)〜図9(図9A、9B、9C、9D、9E、9F、9G)、および表1(表1a、表1b、表1c、表1d)〜表5(表5a、表5b、表5c、表5d)を参照し、実施例1〜実施例5の各ズームレンズに係る数値データ等についてまとめて説明する。
ここで、実施例5のズームレンズは第5群を備えたものであり、他の実施例のズームレンズは第5群を備えていないものである。
また、実施例5のズームレンズの第2群第4レンズL8は近軸領域において正の屈折力を有するものであり、他の実施例のズームレンズにおける第2群第4レンズL8は近軸領域において負の屈折力を有するものである。
また、実施例4のズームレンズの第2群第4レンズL8はプラスチックレンズであり、他の実施例のズームレンズにおける第2群第4レンズL8はガラスレンズである。
表1〜表5は、実施例1〜実施例5のズームレンズそれぞれの基本的なデータを示す表である。
表1a〜表5aに各ズームレンズを構成するレンズデータを示す。なお、レンズ面番号に記号「*」が付記されているレンズ面は非球面である。
表1b〜表5bに各ズームレンズに採用した非球面の形状を表す非球面式の各係数を示す。
表1c〜表5cに、広角端の設定と望遠端の設定とその間の設定との違いを比較して示す。
さらに、表1d〜表5dに、実施例1から実施例5の各ズームレンズについて、式(1)、(2)、(1a)、(2a)、(3)、(4)中に示されている各変数の値を示す。
表1a〜表5aのレンズデータにおいて、レンズの面番号を物体側から像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、・・・)の面番号として示す。なお、これらのレンズデータには、結像面Jkの面番号は含まれていないが、開口絞りStや平行平面板の物体側の面と像側の面の面番号は含まれている。
Riはi番目(i=1、2、3、・・・)の面の近軸曲率半径を示し、Di(i=1、2、3、・・・)はi番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。なお、レンズデータの近軸曲率半径を示す符号Riは、図1中のレンズ面を示す符号Ri(i=1、2、3、・・・)と対応している。
なお、接合面であるレンズ面R2は、レンズL1の像側のレンズ面とレンズL2の物体側のレンズ面とを共通の符号R2で示すものである。また、接合面であるレンズ面R11は、レンズL6の像側のレンズ面とレンズL7の物体側のレンズ面とを共通の符号R11で示すものである。さらに、接合面であるレンズ面R25は、レンズL13の像側のレンズ面とレンズL14の物体側のレンズ面とを共通の符号R25で示すものである。
また、ndjは物体側から像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、・・・)の光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdjはj番目の光学要素のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。
また、近軸曲率半径および面間隔の単位はmmであり、近軸曲率半径は物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。
なお、表1b〜表5bに示す非球面式の各係数KA、B3、B4、B5・・・は下記非球面式に適用されるものである。
Figure 0005345042
表1c〜表5cには、ズームレンズ全系の焦点距離、Fno、画角、第1群G1と第2群G2との間隔(可変1)、第2群G2と第3群G3との間隔(可変2)、第3群G3と第4群G4との間隔(可変3)、および第4群G4と後続の光学系との間隔(可変4)を、ズームを広角端に設定した場合、望遠端に設定した場合、および両者の中間に設定した場合について比較して示している。
なお、第4群G4と後続の光学系との間隔は、実施例3においては、第4群G4と第5群G5との間隔であり、他の実施例においては、第4群G4と平行平面板L15との間隔である。
Figure 0005345042
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Figure 0005345042
図5A、6A、・・・9Aは、実施例1〜実施例5のズームレンズそれぞれを広角端に設定した状態の概略構成を示す断面図であり、説明済みの図1〜3中の符号と一致する図4A〜9A中の符号は、互に対応する部位を示している。
なお、図7Aに示す実施例5は第5群を備えたものであり、他の実施例については第5群を備えていない。
図5B、6B、・・・9Bは、実施例1〜実施例5のズームレンズそれぞれが広角端に設定されているときの縦収差を示す図である。
図5C、6C、・・・9Cは、実施例1〜実施例5のズームレンズそれぞれが広角端と望遠端との中間に設定されているときの縦収差を示す図である。
図5D、6D、・・・9Dは、実施例1〜実施例5のズームレンズそれぞれが望遠端に設定されているときの縦収差を示す図である。
図5E、6E、・・・9Eは、実施例1〜実施例5のズームレンズそれぞれが広角端に設定されているときの横収差を示す図である。
図5F、6F、・・・9Fは、実施例1〜実施例5のズームレンズそれぞれが広角端と望遠端との中間に設定されているときの横収差を示す図である。
図5G、6G、・・・9Gは、実施例1〜実施例5のズームレンズそれぞれが望遠端に設定されているときの横収差を示す図である。
収差を示す各図は、波長587.6nm(d線)、波長656.3nm(C線)、波長435.8nm(g線)それぞれについての収差を示している。
また、収差を示す各図は、波長587.6nm(d線)については実線で表示し、波長656.3nm(C線)については破線で表示し、波長435.8nm(g線)については1点鎖線で表示している。
横収差を示す各図は、コマ収差を示しており、左右方向に、タンジェンシャル方向のコマ収差とサジタル方向のコマ収差とを対応させて示している。
なお、縦収差を表す図中の非点収差およびディストーションに関する図の縦軸に示す角度ωは半画角である。図中のディストーションは、ズームレンズ全系の焦点距離f、画角θ(変数扱い、0≦θ≦ω)を用いて、理想像高をf×tanθとし、理想像高からの像高方向のずれ量をパーセントで表したものである。
図中の非点収差は、画角θ(変数扱い、0≦θ≦ω)を用いて、近軸像面からの光軸方向のずれ量を表したものである。
実施例1〜5の基本的なデータおよび諸収差を示す図等から分かるように、本発明のズームレンズによれば、レンズそれぞれの形状や材質の最適化を図ることで、口径比を小さくすることなく高解像度化および高倍率化した小型のズームレンズを得ることができる。
図10に、本発明の実施の形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態にかかるズームレンズ100を用いて構成したビデオカメラ101の構成を示す。なお、図10では、ズームレンズ100が備える第1群G1、第2群G2、開口絞りSt、第3群G3、第4群G4を概略的に示し、変倍時に移動する第2群G2および第4群G4には移動方向に両矢印を付している。
ビデオカメラ101は、ズームレンズ100と、このズームレンズ100の像側に配置されたローパスフィルタおよび赤外線カットフィルタ等の機能を有するフィルタ2と、フィルタ2の像側に配置された撮像素子4と、信号処理回路5とを備えている。ここで、撮像素子4の受光面の位置がズームレンズ100の結像面Jkの位置と一致する。
ズームレンズ100により撮像素子4の受光面上に被写体の像が結像され、撮像素子4から出力されたこの像を担持する画像信号が信号処理回路5で処理されて表示装置6にその像を表す可視像が表示される。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、屈折率、分散、あるいは、各レンズ間の面間隔などは、上記数値に限定されず、他の値を取り得る。
G1 第1群
G2 第2群
G3 第3群
G4 第4群
St 開口絞り
L5 第2群第1レンズ
L6 第2群第2レンズ
L7 第2群第3レンズ
L8 第2群第4レンズ
Z1 光軸

Claims (10)

  1. 物体側より順に、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、絞り、該絞りの直後に配された正の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第4群を備え、
    ズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際には、前記第1群と第3群の位置が固定され、前記第2群の像側への移動により変倍させつつ、前記第4群の光軸方向への移動により像面位置の補正および合焦が行なわれるように構成されたズームレンズであって、
    前記第2群が、物体側より順に、物体側のレンズ面よりも像側の凹面をなすレンズ面の方が屈折力が強い第2群第1レンズ、正の屈折力を有し像側に凸面をなす第2群第2レンズ、負の屈折力を有する第2群第3レンズ、正または負の屈折力を有し少なくとも一方のレンズ面が非球面をなす第2群第4レンズを備え、かつ、前記第2群第2レンズと前記第2群第3レンズは両者が互に接合された接合レンズをなす3群4枚構成からなるものであり、
    前記第2群第4レンズが、以下の式(1)および式(2)を満足するものであることを特徴とするズームレンズ。
    SAG_F100<0.0 ・・・(1)
    SAG_R100<0.0 ・・・(2)
    ここで、
    SAG_F100;ズームレンズが広角端に設定されているときの、第2群第4レンズの物体側のレンズ面上の有効径の位置におけるレンズ深さ。
    SAG_R100;ズームレンズが広角端に設定されているときの、第2群第4レンズの像側のレンズ面上の有効径の位置におけるレンズ深さ。
  2. 前記第2群第4レンズが、以下の式(1a)および式(2a)を満足するものであることを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
    SAG_F100−SAG_F80<0 ・・・(1a)
    SAG_F100/SAG_F80>2.3 ・・・(2a)
    ここで、
    SAG_F80;ズームレンズが広角端に設定されているときの、第2群第4レンズの物体側のレンズ面上の有効径の80%の径の位置におけるレンズ深さ
  3. 前記第2群が、以下の式(3)を満足するものであることを特徴とする請求項1または2記載のズームレンズ。
    |f24|/|f2|>15.0 ・・・(3)
    ここで、
    f2;第2群の焦点距離
    f24;第2群第4レンズの焦点距離
  4. 前記第2群第4レンズが、負の屈折力を有するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のズームレンズ。
  5. 前記第1群が、物体側より順に、負の第1群第1レンズ、正の第1群第2レンズ、正の第1群第3レンズ、正の第1群第4レンズを備え、前記第1群第1レンズと第1群第2レンズは両者が互に接合された接合レンズをなすものであり、以下の式(4)を満足するものであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のズームレンズ。
    Nd14>1.60 ・・・(4)
    ここで、
    Nd14;第1群第4レンズのd線に対する屈折率
  6. 前記第3群が、物体側より順に、正の屈折力を有し少なくとも1面が非球面をなす第3群第1レンズ、正の屈折力を有し像側に凸面を向けたメニスカス形状をなす第3群第2レンズ、正の屈折力を有し像側に凹面を向けてなる第3群第3レンズからなるものであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のズームレンズ。
  7. 前記第3群が、物体側より順に、正の屈折力を有し少なくとも1面が非球面をなす第3群第1レンズ、正の屈折力を有し像側に凸面を向けたメニスカス形状をなす第3群第2レンズ、負の屈折力を有し像側に凸面もしくは平面を向けてなる第3群第3レンズからなるものであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のズームレンズ。
  8. 前記第4群が、物体側より順に、正の屈折力を有し少なくとも1面が非球面をなす第4群第1レンズ、正の屈折力を有し像側に凸面を向けた第4群第2レンズ、負の屈折力を有し像側に凸面を向けたメニスカス形状をなす第4群第3レンズを備え、かつ、前記第4群第2レンズと前記第4群第3レンズは両者が互いに接合された接合レンズをなす2群3枚構成からなるものであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載のズームレンズ。
  9. 前記第4群の像側に、負の屈折力を有する第5群をさらに備え、
    前記第5群が、前記ズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際に位置が固定されるものであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載のズームレンズ。
  10. 請求項1から9のいずれか1項記載のズームレンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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