JP5343868B2 - 発電制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両に用いられる発電制御装置に関するものである。
従来より、車両には発電機が搭載され、車両の電装品に対して電力を供給できるようになっている。また、この発電機は、エンジンによって駆動されることで発電が行なわれ、発電された電力は、バッテリやキャパシタといった蓄電手段に充電されるようになっている場合が一般的である。
したがって、発電機が停止している場合や、発電機によって発電された電力量よりも電装品によって消費される電力量の方が多い場合においては、蓄電手段から電装品へ電力が供給されるようになっている。
他方、車両が停止している場合にはエンジンを自動的に停止し、その後、自動的に停止されたエンジンを、車両の発進に際して自動的に再始動させる制御(いわゆる、アイドリングストップ制御)が知られている。このアイドリングストップ制御は、エンジンの燃料消費を抑制することを主に狙っているものである。
そして、以下の特許文献1には、このようなアイドリングストップ制御の状況に応じて、発電機における発電電圧を変更する技術が開示されている。
特開2005−291158号公報
近年、地球環境保護の必要性が高まっており、発電機を駆動する車両用のエンジンによって消費される燃料量をより低減させることが強く求められている。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、発電機を駆動するために要するエンジンのエネルギーの効率化を図ることが出来る、発電制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の発電制御装置は、エンジンと、該エンジンによって駆動され発電電圧が可変な発電機と、該発電機に接続された蓄電手段とを有する車両に備えられる発電制御装置であって、自動停止条件が成立すると該エンジンを自動停止させ且つ自動再始動条件が成立すると該自動停止中の該エンジンを自動再始動させる自動停止再始動手段と、該車両に対する減速要求があったことを判定する減速要求判定手段と、該自動停止再始動手段によって該エンジンが自動再始動してから、該減速要求判定手段により減速要求があったと判定されるまでは、該蓄電手段の蓄電量が所定の第2蓄電量閾値を上回っている場合に、該発電電圧を第2の値に設定し、該減速要求判定手段により減速要求があったと判定されたとき、該蓄電手段の蓄電量が該第2蓄電量閾値よりも大きい所定の第1蓄電量閾値を上回っていない場合に、該発電電圧を該第2の値よりも大きい第1の値に設定する発電電圧設定手段と、燃料カット条件が成立すると該エンジンの燃料噴射を一時的に禁止する燃料カット制御を実行する燃料カット制御手段と、該蓄電手段の該蓄電量を演算する蓄電量演算手段と、を備え、該減速要求判定手段は、該燃料カット制御手段により該燃料カット制御が実行されると該車両に対する減速要求があったと判定し、該自動停止再始動手段は、該蓄電量演算手段によって演算された該蓄電手段の該蓄電量が該第2蓄電量閾値以下の所定の始動蓄電量閾値未満になった場合は、該自動停止中の該エンジンを自動再始動させることを特徴としている。
本発明の発電制御装置によれば、発電機を駆動するために要するエンジンのエネルギーの効率化を図ることが出来る。
本発明の一実施形態に係る発電制御装置の全体構成を示す模式的なブロック図である。 本発明の一実施形態に係る発電制御装置による蓄電量閾値の設定制御を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る発電制御装置による発電制御を示す模式的なフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る発電制御装置による発電制御を示す模式的なフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る発電制御装置による発電制御を示す模式的なフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る発電制御装置による発電制御を示す模式的なフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る発電制御装置による発電制御を示す模式的なフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る発電制御装置による発電制御を示す模式的なフローチャートである。
図1に示すように、車両10には、エンジン11が搭載され、このエンジン11によって発生したエンジントルクによって、車両10の車輪(図示略)が駆動されるようになっている。
また、この車両10にはオルタネータ(発電機)12が設けられている。このオルタネータ12は、出力電圧(発電電圧)が変更可能な可変電圧オルタネータである。
より具体的に、このオルタネータ12は、いずれも図示しない、ロータ,ステータ,レクティファイアおよび制御回路を主要部品として構成されている。また、ロータには被駆動プーリ13が設けられ、この被駆動プーリ13とエンジン10のクランクシャフト(図示略)に設けられた駆動プーリ14とが、ベルト15によって接続されている。そして、エンジン10が運転することでクランクシャフトの回転がオルタネータ12のロータに伝達され、ロータがステータ内で回転することで、オルタネータ12は三相交流の電力を発生するようになっている。
図示しないレクティファイアは、ロータとステータとの相対回転により発生した三相交流の電力を直流電力に整流して出力するものである。
図示しない制御回路は、ロータの界磁電流を調整することで、エンジン回転速度NEに応じてロータの回転速度が時々刻々と変化したとしても、オルタネータ12の出力電圧が変動することを抑制する集積回路(IC: Integrated Circuit)である。また、この制御回路は、後述するECU(Electronic Control Unit)40によって設定される指示電圧VDに応じて、ロータの界磁電流を制御することで、オルタネータ12の出力電圧を制御することも出来るようになっている。
また、このエンジン11にはスタータモータ16が設けられている。また、このスタータモータ16とエンジン11のクランクシャフトとの間には、図示しない断接機構が設けられ、スタータモータ16とクランクシャフトとが機械的に断接可能に結合出来るようになっている。つまり、エンジン11の非始動時(例えば、通常運転時)において、この断接機構は、スタータモータ16とクランクシャフトとを機械的に結合しない状態(いわゆる、断状態)となり、一方、エンジン11の始動時において、スタータモータ16とクランクシャフトを結合する状態(いわゆる、接状態)となるものである。そして、この断接機構が接状態の状態でスタータモータ16が駆動することで、停止しているエンジン11のクランクシャフトが駆動され、エンジン11のクランキングが行なわれるようになっている。
また、この車両10には、バッテリ(蓄電手段)17が設けられている。このバッテリ17は、オルタネータ12および各種電装品(例えば、スタータモータ16,ECU40,ヘッドライト18,テールランプ(図示略),方向指示器19,車内灯(図示略),カーオーディオシステム(図示略)など)と電源ケーブル(図示略)によって電気的に接続されている。また、このバッテリ17は、オルタネータ12によって発電された直流電力によって充電される二次電池である。また、オルタネータ12によって発電された電力量(発電量)よりも電装品によって消費される電力量(消費電力量)の方が多い場合、このバッテリ17は放電し、電装品に対して直流電力を供給するようになっている。
また、このバッテリ17に対して入力される電流(入力電流)の量、および、バッテリ17から出力される電流(出力電流)の量は、電流センサ21によって検出されるようになっている。この電流センサ21は、バッテリ17のプラス端子(図示略)に接続された電源ケーブルに流れる電流によって発生する磁界を検出することで、バッテリ17に対する入出力電流量(バッテリ電流量)IBATTを検出する非接触式の電流センサである。なお、この電流センサ21による検出結果IBATTは、ECU40によって読み込まれるようになっている。
また、このエンジン11には、クランクシャフトの角度θCLを検出するクランクシャフト角度センサ22が設けられている。なお、このクランクシャフト角度センサ22による検出結果θCLは、ECU40によって読み込まれるようになっている。
また、この車両10には、車輪の回転速度VWを検出する車輪速センサ(図示略)と、アクセルペダル23の踏込量ACCを検出するアクセルペダルポジションセンサ24とが設けられている。これらの車輪速センサによる検出結果VWと、アクセルペダルポジションセンサ24による検出結果ACCとは、ともに、ECU40によって読み込まれるようになっている。
また、この車両10には、ブレーキペダル25が踏み込まれるとオンになり、ブレーキペダル25が踏み込まれないとオフになる、ブレーキペダルスイッチ26が設けられている。なお、このブレーキペダルスイッチ26の状態は、ECU40によって監視されるようになっている。
そして、ECU40は、いずれも図示しない、メモリおよびCPU(Central Processing Unit)を有する電子制御ユニットである。また、このECU40のメモリには、いずれもソフトウェアプログラムとして、エンジン回転速度演算部(エンジン回転速度演算手段)41,車速演算部(車速演算手段)42,蓄電量演算部(蓄電量演算手段)43,アイドリングストップ制御部(自動停止再始動手段)44,燃料カット制御部(燃料カット制御手段)45,減速要求判定部(減速要求判定手段)46,指示電圧設定部(発電電圧設定手段)47および蓄電量閾値設定部(蓄電量閾値設定手段)48が記録されている。
これらのうち、エンジン回転速度演算部41は、クランクシャフト角度センサ22から読み込んだクランクシャフト角度θCLに基づいてエンジン11の回転速度NEを演算するものである。
車速演算部42は、車輪速センサから読み込んだ車輪回転速度VWに基づいて、車両10の速度(車速)VSを演算するものである。
蓄電量演算部43は、電流センサ21によって検出された、バッテリ電流量IBATTを積算することで、バッテリ17の蓄電量BTを演算するものである。つまり、この蓄電量演算部43は、電流センサ21により検出されたバッテリ電流量IBATTがプラスである場合にはバッテリ蓄電量BTが増大したと推定し、一方、電流センサ21により検出されたバッテリ電流量IBATTがマイナスである場合にはバッテリ蓄電量BTが減少したと推定することで、時々刻々と変化するバッテリ蓄電量BTを演算することが出来るようになっている。
アイドリングストップ制御部44は、自動停止条件が成立すると、エンジン11を自動停止させ、且つ、自動再始動条件が成立すると、自動停止中のエンジン11を自動再始動させるものである。
ここで、「自動停止条件」とは、以下の条件(1)および(2)によって構成されている条件である。つまり、これらの条件(1)および(2)の双方が満たされた場合に自動停止条件が満たされたこととなり、逆に、これらの条件(1)および(2)の少なくとも1つが満たされなかった場合には、自動停止条件は満たされないこととなる。
条件(1): 走行していた車両が停止した
条件(2): ブレーキペダルスイッチ26がオンである
もっとも、このアイドリングストップ制御部44は、以下の例外条件(α)が満たされた場合には、自動停止条件(即ち、条件(1)および(2)の双方)が満たされたとしても、アイドリング制御を実行せず、エンジン11を停止させないようになっている。
例外条件(α): バッテリ蓄電量BTが始動蓄電量閾値BTsth未満である
これらのうち、条件(1)が満たされたか否かは、アイドリングストップ制御部44が、車速演算部42によって演算された車速VSがゼロ以外の値からゼロになったか否かを判定することによって、その判定がなされるようになっている。
また、条件(2)が満たされたか否かは、アイドリングストップ制御部44が、ブレーキペダルスイッチ26の状態に基づいて判定することによって、その判定がなされるようになっている。
また、例外条件(α)が満たされたか否かは、アイドリングストップ制御部44が、蓄電量演算部43によって演算されたバッテリの蓄電量BTが始動蓄電量閾値BTsth(例えば、85[%])以上であるか否かに基づいて判定することによって、その判定がなされるようになっている。
一方、「自動再始動条件」とは、以下の条件(3)の条件である。つまり、この条件(3)が満たされた場合には、自動再始動条件が満たされたこととなる。
条件(3): ブレーキペダルスイッチ26がオンからオフになる
もっとも、アイドリングストップ制御部44は、上記の例外条件(α)が満たされた場合には、自動再始動条件(即ち、条件(3))が満たされていなかったとしても、エンジン11を自動再始動させるようになっている。
このうち、条件(3)が満たされたか否かは、アイドリングストップ制御部44が、ブレーキペダルスイッチ26の状態に基づいて判定することによって、その判定がなされるようになっている。
また、このアイドリングストップ制御部44は、アイドリングストップ制御をあるドライビングサイクルの間に実行した場合、そのドライビングサイクルの間でアイドリングストップ制御が実行されたという履歴をECU40内のメモリに記録するようになっている。なお、「ドライビングサイクル」とは、ドライバによるエンジン11の始動から、ドライバによるエンジン11の停止までの期間をいう。したがって、アイドリングストップ制御部44によるエンジン11の自動停止および自動再始動は、ドライビングサイクルの回数とは関係がない。
燃料カット制御部45は、燃料カット条件が成立すると、エンジン11のインジェクタ(図示略)による燃料噴射を一時的に禁止する制御、即ち、燃料カット制御を実行するものである。
ここで、燃料カット条件は、以下の条件(4)および条件(5)により構成されている。つまり、以下の条件(4)および(5)の双方が満たされれば、燃料カット条件は満たされるようになっている。換言すれば、以下の条件(4)および(5)の少なくとも1つが満たされなければ、燃料カット条件は満たされない。
条件(4): アクセルペダル踏込量ACCがゼロであること
条件(5): エンジン回転速度NEが閾値回転速度NEth1以上であること
これらのうち、条件(4)が満たされたか否かは、燃料カット制御部45が、アクセルペダルポジションセンサ24から読み込んだアクセルペダル踏込量ACCに基づいて判定することで、その判定がなされるようになっている。
また、条件(5)が満たされたか否かは、燃料カット制御部45が、エンジン回転速度演算部41によって演算されたエンジン回転速度NEに基づいて判定することで、その判定がなされるようになっている。なお、閾値回転数NEth1は、アイドル回転数NEth0よりも少し高い回転速度として設定されたものである。
また、この燃料カット制御部45は、燃料カット制御をあるドライビングサイクルの間に実行した場合、そのドライビングサイクルの間で燃料カット制御が実行されたことを履歴としてECU40内のメモリに記録するようになっている
減速要求判定部46は、燃料カット制御部45による燃料カット制御が実行されると、ドライバから車両10に対する減速要求があったと判定するものである。
指示電圧設定部47は、蓄電量演算部43によって演算されたバッテリ17の蓄電量BTが、蓄電量閾値BTthを上回っているか、蓄電量閾値BTth未満であるか、或いは、蓄電量閾値BTth内である(蓄電量閾値BTthに等しい)か否かに応じて、オルタネータ12の出力電圧の指示値である指示電圧VDを設定するものである。なお、本実施形態においてこの蓄電量閾値BTthは、所定量(例えば、1[%])の幅を持って設定されている。
より具体的に、この指示電圧設定部47は、バッテリ蓄電量BTが蓄電量閾値BTthを上回っている場合(BT>BTth)に、指示電圧VDを第2指示電圧VD2(例えば、12.2[V])に設定するようになっている。一方、この指示電圧設定部47は、バッテリ蓄電量BTが蓄電量閾値BTth未満である場合(BT<BTth)に、指示電圧VDを第1指示電圧VD1(例えば、14.0[V])に設定するようになっている。さらに、この指示電圧設定部47は、バッテリ蓄電量BTが蓄電量閾値BTth内である場合(BTth=BT)に、指示電圧VDを第3指示電圧VD3(例えば、12.8[V])に設定するようになっている。
なお、第1指示電圧VD1,第2指示電圧VD2および第3指示電圧VD3は、それぞれ、下式(1)の関係が成立するように設定されている。
D1 >VD3 >VD2 ・・・(1)
なお、本実施形態においては、第1指示電圧VD1が14.0[V],第2指示電圧VD2が12.2[V],第3指示電圧VD3が12.8[V]として設定されている。
蓄電量閾値設定部48は、蓄電量閾値BTthを設定するものである。
より具体的に、この蓄電量閾域設定部48は、あるドライビングサイクルにおいて、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御が実行された履歴がない場合には、蓄電量閾値BTthを第1蓄電量閾値BTth1(例えば、89〜90[%])に設定するようになっている。
また、そのドライビングサイクルにおいて、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御が実行された履歴があり、且つ、そのアイドリングストップ制御の実行後に、燃料カット制御部45による燃料カット制御が実行されることで減速要求判定部46により車両10に対する減速要求があったと判定された履歴がある場合には、この蓄電量閾域設定部48は、蓄電量閾値BTthを第1蓄電量閾値BTth1(例えば、89〜90[%])に設定するようになっている。
一方、そのドライビングサイクルにおいて、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御が実行された履歴があるが、そのアイドリングストップ制御の実行後に、燃料カット制御部45による燃料カット制御が実行されることで減速要求判定部46により車両10に対する減速要求があったと判定された履歴がない場合には、この蓄電量閾域設定部48は、蓄電量閾値BTthを第2蓄電量閾値BTth2(例えば、85〜86[%])に設定するようになっている。
つまり、この蓄電量閾域設定部48は、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御の実行後に、減速要求判定部46により車両10に対する減速要求があったと判定されるまでは、蓄電量閾値BTthを第2蓄電量閾値BTth2(例えば、85〜86[%])に設定するようになっている。一方、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御の実行後に、減速要求判定部46により車両10に対する減速要求があったと判定されると、蓄電量閾値設定部48は、蓄電量閾値BTthを第1蓄電量閾値BTth1(例えば、89〜90[%])に設定するようになっている。
ここで、図2を用いて、この蓄電量閾値設定部48による蓄電量閾値BTthの設定について改めて説明する。
蓄電量閾値設定部48は、蓄電量閾値BTthを第1蓄電量閾値BTth1に設定したり(図2(A)参照)、蓄電量閾値BTthを第2蓄電量閾値BTth2に設定したりすることで(図2(B)参照)、指示電圧VDが第1指示電圧VD1に設定される蓄電量BTの範囲(第1電圧範囲)BTA1、および、指示電圧VDが第2指示電圧VD2に設定される蓄電量BTの範囲(第2電圧範囲)BTA2を増減することが出来るようになっている。
なお、この図2に示すように、第1電圧範囲BTA1の増減および第2電圧範囲BTA2の増減は、互いに相反する関係にある。
つまり、図2(A)に示すように、蓄電量閾域設定部48が、蓄電量閾値BTthを第1蓄電量閾値BTth1に設定した場合、第1電圧範囲BTA1は増大するが、第2電圧範囲BTA2は減少するようになっている。一方、図2(B)に示すように、蓄電量閾域設定部48が、蓄電量閾値BTthを第2蓄電量閾値BTth2に設定した場合、第1電圧範囲BTA1は減少するが、第2電圧範囲BTA2は増大するようになっている。
本発明の一実施形態に係る発電制御装置は上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図3のフローチャートに示すように、ECU40は、クランクシャフト角度センサ22からクランクシャフト角度θCLを読み込むとともに、電流センサ21によって検出されたバッテリ電流量IBATTを読み込む(ステップS11)。また、ECU40は、アクセルペダルポジションセンサ24からアクセルペダル踏込量ACCを読み込むとともに、ブレーキペダルスイッチ26の状態を読み込み、さらに、車輪速センサから車輪回転速度VWを読み込む。
その後、アイドリングストップ制御部44が、上記の条件(1)および(2)によって構成された条件である「自動停止条件」が満たされたか否かを判定する(ステップS12)。
このとき、自動停止条件が満たされ(ステップS12のYesルート)、且つ、アイドリングストップ制御が実行されていないのであれば(ステップS13のNoルート)、アイドリングストップ制御部44は、バッテリ蓄電量BTが始動蓄電量閾値BTsth以上であるか否か、(即ち、上記の例外条件(α)が満たされたか否か)を判定する(ステップS14)。
ここで、バッテリ蓄電量BTが始動蓄電量閾値BTsth以上である(即ち、例外条件(α)が満たされなかった)場合(ステップS14のYesルート)、アイドリングストップ制御部44は、アイドリングストップ制御を実行し、エンジン11を自動停止させる(ステップS15)。
一方、バッテリ蓄電量BTが始動蓄電量閾値BTsth未満である(即ち、例外条件(α)が満たされた)場合(ステップS14のNoルート)、アイドリングストップ制御部44はアイドリングストップ制御を実行せず、蓄電量閾値設定部48が、あるドライビングサイクルにおいてアイドリングストップ制御が実行された履歴があるか否かを判定する(図4のステップS21)。
ここで、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御が実行された履歴がない場合(ステップS21のNoルート)、蓄電量閾値設定部48は、蓄電量閾値BTthを第1蓄電量閾値BTth1(例えば、89〜90[%])に設定する(図5のステップS31)。
その後、指示電圧設定部47は、蓄電量演算部43によって演算されたバッテリ17の蓄電量BTが、設定された蓄電量閾値BTth、即ち、第1蓄電量閾値BTth1を上回っているか、第1蓄電量閾値BTth1未満であるか、或いは、第1蓄電量閾値BTth1内であるか否かを判定する。
より具体的に、指示電圧設定部47は、まず、バッテリ蓄電量BTが第1蓄電量閾値BTth1を上回っているか否かを判定する(ステップS32)。ここで、バッテリ蓄電量BTが第1蓄電量閾値BTth1を上回っている(BT>90[%])場合(ステップS32のYesルート)、指示電圧設定部47は、発電指示電圧VDを第2指示電圧VD2(例えば、12.2[V])に設定する(ステップS33)。
一方、バッテリ蓄電量BTが第1蓄電量閾値BTth1を上回っていない場合(ステップS32のNoルート)、指示電圧設定部47は、さらに、バッテリ蓄電量BTが第1蓄電量閾値BTth1未満であるか否かを判定する(ステップS34)。ここで、バッテリ蓄電量BTが第1蓄電量閾値BTth1未満である(BT<89[%])場合(ステップS34のNoルート)、指示電圧設定部47は、発電指示電圧VDを第1指示電圧VD1(例えば、14.0[V])に設定する(図6のステップS41)。
また、バッテリ蓄電量BTが、第1蓄電量閾値BTth1を上回っておらず(図5のステップS32のNoルート)、且つ、バッテリ蓄電量BTが第1蓄電量閾値BTth1未満ではない(ステップS34のYesルート)場合、換言すれば、バッテリ蓄電量BTが第1蓄電量閾値BTth1内(例えば、90≧BT≧89[%])にある場合、指示電圧設定部47は、発電指示電圧VDを第3指示電圧VD3(例えば、12.8[V])に設定する(図5のステップS35)。
図4に戻って説明を続ける。
ステップS21において、指示電圧設定部47は、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御が実行された履歴があると判定した場合(ステップS21のYesルート)、さらに、指示電圧設定部47は、そのドライビングサイクルにおいて、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御が実行された後、燃料カット制御部45による燃料カット制御が実行された履歴があるか否かを判定する(ステップS22)。
ここで、指示電圧設定部47が、アイドリングストップ制御が実行された後で燃料カット制御が実行された履歴があると判定した場合には(ステップS22のYesルート)、図5および図6に示す制御が実行される。なお、図5および図6に示す制御は、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御が実行された履歴がない場合(ステップS21のNoルート)に実行される一連の制御として上述したものと同様であるので、ここではその説明を省略する。
一方、指示電圧設定部47が、アイドリングストップ制御が実行された後で燃料カット制御が実行された履歴がないと判定した場合(ステップS22のNoルート)、蓄電量閾値設定部48は、蓄電量閾値BTthを第2蓄電量閾値BTth2(例えば、85〜86[%])に設定する(図7のステップS51)。
その後、この指示電圧設定部47は、蓄電量演算部43によって演算されたバッテリ17の蓄電量BTが、設定された蓄電量閾値BTth、即ち、第2蓄電量閾値BTth2を上回っているか、第2蓄電量閾値BTth2未満であるか、或いは、第2蓄電量閾値BTth2内であるか否かを判定する。
より具体的に、指示電圧設定部47は、まず、バッテリ蓄電量BTが第2蓄電量閾値BTth2を上回っているか否かを判定する(ステップS52)。ここで、バッテリ蓄電量BTが第2蓄電量閾値BTth2を上回っている(BT>86[%])場合(ステップS52のYesルート)、指示電圧設定部47は、発電指示電圧VDを第2指示電圧VD2(例えば、12.2[V])に設定する(ステップS53)。
一方、バッテリ蓄電量BTが第2蓄電量閾値BTth2を上回っていない場合(ステップS52のNoルート)、指示電圧設定部47は、さらに、バッテリ蓄電量BTが第2蓄電量閾値BTth2未満であるか否かを判定する(ステップS54)。ここで、バッテリ蓄電量BTが第2蓄電量閾値BTth2未満である(BT<85[%])場合(ステップS54のNoルート)、指示電圧設定部47は、発電指示電圧VDを第1指示電圧VD1(例えば、14.0[V])に設定する(図6のステップS41)。
また、バッテリ蓄電量BTが、第2蓄電量閾値BTth2を上回っておらず(ステップS52のNoルート)、且つ、バッテリ蓄電量BTが第2蓄電量閾値BTth2未満ではない(ステップS54のYesルート)場合、換言すれば、バッテリ蓄電量BTが第2蓄電量閾値BTth2内(例えば、86≧BT≧85[%])にある場合、指示電圧設定部47は、発電指示電圧VDを第3指示電圧VD3(例えば、12.8[V])に設定する(図7のステップS55)。
図3に戻って説明を続ける。
ステップS12において、アイドリングストップ制御部44が、上記の条件(1)および(2)によって構成された条件である「自動停止条件」が満たされていないと判定した場合は(ステップS12のNoルート)、図4,図5,図6および図7に示す制御が実行される。なお、これらの図4,図5,図6および図7に示す制御は、図3のステップS14において、アイドリングストップ制御部44によって、バッテリ蓄電量BTが始動蓄電量閾値BTsth未満である(即ち、上記の例外条件(α)が満たされた)と判定された場合(ステップS14のNoルート)と同様であって、既に説明したとおりであるので、ここではその説明を省略する。
また、図3のステップS12において、アイドリングストップ制御部44が、自動停止条件が満たされたと判定し(ステップS12のYesルート)、且つ、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御が実行されている場合には(ステップS13のYesルート)、図8に示すように、このアイドリングストップ制御部44が、ブレーキペダルスイッチ26がオンからオフになったか否か、即ち、条件(3)として上述した自動再始動条件が満たされたか否かを判定する(ステップS61)。
ここで、アイドリングストップ制御部44により、ブレーキペダルスイッチ26がオンからオフになったと判定された場合(ステップS61のYesルート)、このアイドリングストップ制御部44は、エンジン11を自動再始動させ、アイドリングストップ制御を終了する(ステップS62)。
一方、アイドリングストップ制御部44により、ブレーキペダルスイッチ26がオンからオフになったと判定されなかった場合(ステップS61のNoルート)、このアイドリングストップ制御部44は、原則として、エンジン11を自動停止させたままとし、アイドリングストップ制御を継続する(ステップS64)。しかしながら、蓄電量演算部43によって演算されたバッテリ蓄電量BTが始動蓄電量閾値BTsth(例えば、85[%])未満になった場合(即ち、上記の例外条件(α)が満たされた場合)には(ステップS63のNoルート)、アイドリングストップ制御部44によってエンジン11が自動再始動され、アイドリングストップ制御は終了される(ステップS62)。
このように、蓄電量閾値設定部48は、アイドリングストップ制御の実行後に、車両10に対する減速要求があったことが減速要求判定部46によって判定されるまでは、蓄電量閾値BTthを第2蓄電量閾値BTth2(例えば、85〜86[%])まで設定することで、指示電圧VDが比較的低い電圧を示す第2指示電圧VD2(例えば、12.2[V])の領域(図2における符号BTA2参照)を拡大するようになっている。
また、この蓄電量閾値設定部48は、アイドリングストップ制御の実行後に、車両10に対する減速要求があったことが減速要求判定部46によって判定されると、蓄電量閾値BTthを第1蓄電量閾値BTth1(89〜90[%])まで設定することで、指示電圧VDが比較的高い電圧を示す第1指示電圧VD1(例えば、14.0[V]の領域(図2における符号BTA1参照)を拡大するようになっている。
つまり、図2(A)に示すように、バッテリ蓄電量BTが87%であったと仮定すれば、アイドリングストップ制御の実行後に車両10に対する減速要求がある場合は、バッテリ蓄電量BTが第1蓄電量閾値BTth1未満になる。このため、指示電圧設定部47は、指示電圧VDを第1指示電圧VD1(例えば、14.0[V])に設定し、オルタネータ12の負荷トルクを増大させる。もっとも、この状況においては、車両10に対する減速要求があるため、エンジン11は車両10の車輪の回転により被駆動状態となっており、オルタネータ12の負荷トルクが増大したとしても、エンジン11を駆動するための燃料消費は抑制することが出来る。
また、図2(B)に示すように、バッテリ蓄電量BTが87%であったと仮定すれば、アイドリングストップ制御は実行されたものの、車両10に対する減速要求がある以前の場合は、バッテリ蓄電量BTが第2蓄電量閾値BTth2を上回ることになる。このため、指示電圧設定部47は指示電圧VDを第2指示電圧VD2(例えば、12.2[V])に設定することで、オルタネータ12の負荷トルクを減少させる。これにより、オルタネータ12を駆動するためにエンジン11で消費される燃料量を抑制することが出来る。
もっとも、指示電圧VDとして比較的低い第2指示電圧VD2を用いた場合、指示電圧VDとして比較的高い第1指示電圧VD1を用いた場合に比べて、バッテリ蓄電量BTの充電速度は遅くなる。しかしながら、指示電圧VDとして比較的低い第2指示電圧VD2を用いた場合、指示電圧VDとして比較的高い第1指示電圧VD1を用いた場合に比べて、バッテリ17の充電受け入れ性能を高い状態で維持することが可能になる。このため、その後、車両10に対する減速要求があり、指示電圧VDが第1指示電圧VD1(例えば、14.0[V])に設定された場合において、より短期間でより多くの電力をバッテリ17に充電させることが出来る。
このように、図2(A)および(B)に示すように、バッテリ蓄電量BTが87%で変わらない場合であっても、車両10に対する減速要求に応じて、蓄電量閾値BTthが、第1蓄電量閾値BTth1または第2蓄電量閾値BTth2に設定されることによって、オルタネータ12に対する指示電圧VDを変更させ、これにより、オルタネータ12を駆動するために要するエンジン11のエネルギーの効率化を図ることが可能となり、エンジン11で消費される燃料量を低減させることが出来る。
さらに、あるドライビングサイクルにおいて、アイドリングストップ制御部44によるアイドリングストップ制御が実行されるまでは、蓄電量閾値設定部48が、図2の(A)に示すように、蓄電量閾値BTthを第1蓄電量閾値BTth1(例えば、89〜90[%])まで設定することで、比較的高い電圧を示す第1指示電圧VD1(例えば、14.0[V])の領域(図2における符号BTA1参照)を拡大するようになっている。これは、アイドリングストップ制御が実行されている間、オルタネータ12による発電が停止することになるため、車両10に搭載された各種の電装品は、バッテリ17に蓄えられた電力のみによって作動することとなることを考慮したものである。また、アイドリングストップ制御が実行されている間、バッテリ17内の電解液(図示略)の拡散によりバッテリ電圧が低下する事態も生じることをも考慮したものである。
このように、アイドリングストップ制御を実行した場合には、アイドリングストップ制御を実行しなかった場合に比べて、バッテリ蓄電量BTが大幅に低下しやすい状況になる。換言すれば、アイドリングストップ制御を実行しなかった場合には、アイドリングストップ制御を実行した場合に比べて、バッテリ蓄電量BTの低減を抑制させることが出来るので、オルタネータ12の指示電圧VDとして比較的高い電圧を示す第1指示電圧VD1(例えば、14.0[V])を用いたとしても、実用上、バッテリ17の充電受け入れ性能の低下が問題になることはない。
本実施形態においてはこの点に着目し、あるドライビングサイクルにおいてアイドリングストップ制御が実行されるまでは、指示電圧VDとして第1指示電圧VD1(例えば、14.0[V])を用いることで、バッテリ17の充電の効率化を図っている。
また、燃料カット制御部45により燃料カット制御が実行されると、エンジン11における燃料噴射が一時的に禁止されるため、エンジン11は車両10の車輪(図示略)によって駆動される状態(即ち、被駆動状態)になる。本実施形態においてはこの点に着目し、燃料カット制御が実行されたか否かに応じて、車両10に対する減速要求があったか否かを、素早く且つ確実に判定することが出来る。
また、蓄電量演算部43によって演算されたバッテリ蓄電量BTが該第1蓄電量閾値BTth1よりも小さな始動蓄電量閾値BTsth(例えば、85[%])未満になった場合には、アイドリングストップ制御の実行を中止するようになっている。したがって、バッテリ蓄電量BTが極端に低くなる事態を防ぐことで、車両10に搭載された各種の電装品が作動しなくなる事態を防ぐことが出来る。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが出来る。その例を以下に示す。
上述の実施形態においては、車速演算部によって演算された車速VSがゼロ以外の値からゼロになったか否かを判定することによって、車両の停止を条件とする条件(1)が満たされたか否か判定するものとして説明したが、これに限定するものではない。つまり、車速VSが厳密にゼロに一致していなくても、実質上、車速VSが、車両が停止しているとみなせるような微速に至ったのであれば、条件(1)が満たされたとしてもよい。
また、上述の実施形態においては、電流センサ21が非接触式の電流センサである場合について説明したが、非接触式に限定するものではなく、バッテリ17に対する入出力電流量(バッテリ電流量)IBATTを検出するものであれば、どのような電流センサを用いても良い。
また、上述の実施形態においては、燃料カット制御部45による燃料カット制御が実行されると、減速要求判定部46が、ドライバから車両10に対する減速要求があったと判定する場合について説明したが、これに限定するものではない。例えば、減速要求判定手段が、アクセルペダル踏込量ACCがゼロである場合に、減速要求があったと判定するようにしても良い。或いは、トルクコントロールシステムによって制御される電子制御スロットルバルブを備えるエンジンが車両に設けられている場合において、トルクコントロールシステムにより電子制御スロットルバルブが全閉になった場合に、減速要求判定手段が、車両に対する減速要求があったと判定するようにしても良い。
また、上述の実施形態においては、様々な数値を具体例として挙げたが、これらの数値に限定するものではない。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
本発明は、自動車産業や動力出力装置の製造産業などにも利用可能である。
10 車両
11 エンジン
12 オルタネータ(発電機)
16 スタータモータ(電装品)
17 バッテリ(蓄電手段)
18 ヘッドランプ(電装品)
40 ECU
43 蓄電量演算部(蓄電量演算手段)
44 アイドリングストップ制御部(自動停止再始動手段)
45 燃料カット制御部(燃料カット制御手段)
46 減速要求判定部(減速要求判定手段)
47 指示電圧設定部(発電電圧設定手段)
48 蓄電量閾値設定部(蓄電量閾値設定手段)
BT バッテリ蓄電量(蓄電量)
BTth 蓄電量閾値
BTsth 始動蓄電量閾値
D 指示電圧
D1 第1指示電圧
D2 第2指示電圧
D3 第3指示電圧

Claims (1)

  1. エンジンと、該エンジンによって駆動され発電電圧が可変な発電機と、該発電機に接続された蓄電手段とを有する車両に備えられる発電制御装置であって、
    自動停止条件が成立すると該エンジンを自動停止させ且つ自動再始動条件が成立すると該自動停止中の該エンジンを自動再始動させる自動停止再始動手段と、
    該車両に対する減速要求があったことを判定する減速要求判定手段と、
    該自動停止再始動手段によって該エンジンが自動再始動してから、該減速要求判定手段により減速要求があったと判定されるまでは、該蓄電手段の蓄電量が所定の第2蓄電量閾値を上回っている場合に、該発電電圧を第2の値に設定し、
    該減速要求判定手段により減速要求があったと判定されたとき、該蓄電手段の蓄電量が該第2蓄電量閾値よりも大きい所定の第1蓄電量閾値を上回っていない場合に、該発電電圧を該第2の値よりも大きい第1の値に設定する発電電圧設定手段と
    燃料カット条件が成立すると該エンジンの燃料噴射を一時的に禁止する燃料カット制御を実行する燃料カット制御手段と、
    該蓄電手段の該蓄電量を演算する蓄電量演算手段と、を備え、
    該減速要求判定手段は、該燃料カット制御手段により該燃料カット制御が実行されると該車両に対する減速要求があったと判定し、
    該自動停止再始動手段は、該蓄電量演算手段によって演算された該蓄電手段の該蓄電量が該第2蓄電量閾値以下の所定の始動蓄電量閾値未満になった場合は、該自動停止中の該エンジンを自動再始動させる
    ことを特徴とする、発電制御装置
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