JP5343174B1 - アンケート解析方法、アンケート解析装置、アンケート解析プログラム、及び、アンケート解析プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

アンケート解析方法、アンケート解析装置、アンケート解析プログラム、及び、アンケート解析プログラムが記録された記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】アンケート用紙における回答用の直線と他の直線とが誤って認識されることがなく、アンケート用紙のレイアウトを自由に設定することができるようにした。
【解決手段】回答直線44aと、回答直線44aの両端に設けられた一端直線44b及び他端直線44cと、によりアンケートの回答図形44を構成し、設定された解析範囲90にて回答直線44aと平行な方向に走査して一端直線44b及び他端直線44cを検出するようにし回答直線44aの位置及び個数を特定するようにした。
【選択図】図9

Description

本発明は、回答者に回答直線と斜めに交差する斜め線を記入させて回答させるアンケート用紙を用いた、アンケート解析方法、アンケート解析装置、アンケート解析プログラム、及び、アンケート解析プログラムが記録された記録媒体に関する。
アンケート業界において、例えば「大変良い」、「良い」、「普通」、「悪い」、「大変悪い」のような5段階による評価質問が、汎用的に使用されている質問形式である。しかし、5段階という少ない選択肢では、実態に合わせた回答が難しいケースが多くある。また6段階以上の評価質問では回答者が正確な選択肢を選択することが困難である。そのため実態を正確に数値化する質問形式が求められている。
回答者に自由な感覚で回答させる質問形式として、所定長さの1つの直線に対して、一端を最小値、他端を最大値として、任意の位置にマークさせる質問形式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたアンケート解析方法によれば、解析対象範囲に含まれる直線からなるスケール上に存在する回答者により記述されたマーク位置を検出している。具体的には、解析対象範囲におけるスケールの数及び各スケールの位置を認識し、更に認識結果により得られる各スケールを基準にして、そのスケール位置から所定の距離を空けた位置を走査してマーク位置を検出している。
また、特許文献1の段落[0098]には、「本実施形態として用いられるアンケート用紙のスケール51には、事前にその両端や中央に基準となる縦棒をマークせず、一本の直線の棒により示されている。これにより、回答者によりマークされる縦棒が0%、100%でマークされた場合に重なることがなく、更にマーク位置を検出し易くしてプログラムの効率化を図っている。」と記載されている。すなわち、直線は縦棒等の他の直線等と交わることなく、単独で印刷されている。
さらに、特許文献1の段落[0127]には、「上述したように本発明によれば、アンケート結果を効率的且つ高精度に取得することができる。具体的には、VASにおけるアンケート結果の解析システムにおいて、本実施形態として用いられるアンケート用紙のスケールには、マークである縦棒を認識するために横棒の両端の縦棒をなくし、0%、100%へのマークと重なることがなく、更にマーク位置を検出し易くしてプログラムの効率化を図っている。」と記載されている。
特開2010−108058号公報
しかしながら、特許文献1に記載のアンケート解析方法では、直線が単独で印刷されているため、他の直線と誤って認識されてしまうおそれがある。このため、解析対象範囲に他の直線が入らないようにせざるを得ず、アンケート用紙のレイアウトが制限されてしまい、柔軟にアンケートの内容を設定できないという問題点がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アンケート用紙における回答用の直線と他の直線とが誤って認識されることがなく、アンケート用紙のレイアウトを自由に設定することのできるアンケート解析方法、アンケート解析装置、アンケート解析プログラム、及び、アンケート解析プログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
本発明によれば、所定方向へ延びる回答直線と、前記回答直線の一端に中点が接続され前記回答直線と直交する方向へ延びる一端直線と、前記回答直線の他端に中点が接続され前記回答直線と直交する方向へ延び前記一端直線と同じ長さの他端直線と、からなる回答図形が予め印刷され、回答者に前記回答直線と斜めに交差する斜め線を記入させて回答させるアンケート用紙のアンケート結果を解析するにあたり、未回答の前記アンケート用紙の画像データを取得する未回答画像取得ステップと、前記未回答画像取得ステップにて取得された前記画像データに対して、アンケート結果を取得する解析範囲を設定する解析範囲設定ステップと、前記解析範囲設定ステップにより設定された解析範囲を、前記回答直線と平行な方向に走査して前記一端直線及び前記他端直線を検出する端部直線検出ステップと、前記端部直線検出ステップにて検出された前記一端直線及び前記他端直線の間を、前記回答直線と直交する方向に走査して前記回答直線を検出して前記回答直線の位置及び個数を特定する回答直線検出ステップと、回答済みの前記アンケート用紙の画像データを取得する回答画像取得ステップと、前記回答画像取得ステップにて取得された前記画像データについて、前記回答直線検出ステップにて特定された前記回答直線と斜めに交差する前記斜め線を検出する斜め線検出ステップと、前記斜め線検出ステップにて検出された前記斜め線を、前記一端直線または前記他端直線からの距離に基づいて数値に変換する数値変換ステップと、を含むアンケート解析方法が提供される。
このアンケート解析方法によれば、解析範囲内の回答直線を検出する際に、回答直線と平行な方向へ走査して、互いに平行で同一長さの一端直線と他端直線を検出するようにしたので、解析範囲内に回答直線と同方向へ延びる他の直線が存在していたとしても、誤って認識するようなことはない。
また、前記アンケート解析方法において、前記斜め線検出ステップは、前記一端直線と前記他端直線の間を、前記回答直線と平行な方向に走査して前記斜め線を検出し、前記一端直線と前記他端直線の間にて前記斜め線が検出されなかった場合、前記一端直線と前記他端直線の外側を前記回答直線と直交する方向に走査して、前記一端直線または前記他端直線と交差する前記斜め線を検出することが好ましい。
このアンケート解析方法によれば、回答者が回答直線の両端にマークしようとして、斜め線が回答直線と交差せずに、一端直線または他端直線と交差した場合にも、斜め線を検出することができる。
また、前記アンケート解析方法において、前記斜め線検出ステップは、前記回答直線と隣接するピクセル領域を、前記回答直線と平行な方向に走査して前記斜め線を検出することが好ましい。
このアンケート解析方法によれば、回答直線と隣接するピクセル領域にて斜め線を検出するようにしたので、回答直線と斜め線の交点とほぼ同じ位置で斜め線を検出することができる。
また、本発明によれば、所定方向へ延びる回答直線と、前記回答直線の一端に中点が接続され前記回答直線と直交する方向へ延びる一端直線と、前記回答直線の他端に中点が接続され前記回答直線と直交する方向へ延び前記一端直線と同じ長さの他端直線と、からなる回答図形が予め印刷され、回答者に前記回答直線と斜めに交差する斜め線を記入させて回答させるアンケート用紙のアンケート結果を解析するために、未回答の前記アンケート用紙の画像データを取得する未回答画像取得部と、前記未回答画像取得部にて取得された前記画像データに対して、アンケート結果を取得する解析範囲を設定する解析範囲設定部と、前記解析範囲設定部により設定された解析範囲を、前記回答直線と平行な方向に走査して前記一端直線及び前記他端直線を検出する端部直線検出部と、前記端部直線検出部にて検出された前記一端直線及び前記他端直線の間を、前記回答直線と直交する方向に走査して前記回答直線を検出して前記回答直線の位置及び個数を特定する回答直線検出部と、回答済みの前記アンケート用紙の画像データを取得する回答画像取得部と、前記回答画像取得にて取得された前記画像データについて、前記回答直線検出にて特定された前記回答直線と斜めに交差する前記斜め線を検出する斜め線検出部と、前記斜め線検出部にて検出された前記斜め線を、前記一端直線または前記他端直線からの距離に基づいて数値に変換する数値変換部と、を含むアンケート解析装置が提供される。
さらに、本発明によれば、コンピュータに、上記アンケート解析方法における各ステップを実行させるアンケート解析プログラムが提供される。
さらにまた、本発明によれば、上記アンケート解析プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
本発明によれば、アンケート用紙における回答用の直線と他の直線とが誤って認識されることがなく、アンケート用紙のレイアウトを自由に設定することができる。
図1は、本発明の一実施形態を示すアンケート冊子の概略図である。 図2は、所定ページのアンケート用紙を折り曲げた状態のアンケート冊子の概略図である。 図3は、アンケート用紙の平面図である。 図4は、アンケート解析システムの一例を示す説明図である。 図5は、アンケート解析装置の機能構成の一例を示す図である。 図6は、本実施形態におけるアンケート解析処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。 図7は、アンケート解析処理手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、アンケート用紙の画像データに解析範囲を設定している状態を示す説明図である。 図9は、設定された解析範囲を走査して左端直線及び右端直線を検出している状態を示す説明図である。 図10は、斜め線の検出方法を示す回答図形の説明図である。 図11は、斜め線の検出方法を示す回答図形の説明図である。 図12は、斜め線の検出方法を示す回答図形の説明図である。 図13は、出力結果の一例を示す表である。
図1から図13は本発明の一実施形態を示すものであり、図1はアンケート冊子の概略図である。
図1に示すように、本実施形態においては、アンケート調査は、アンケート用紙10が複数枚綴じられたアンケート冊子1を用いて行われる。各アンケート用紙10は、平面視左上角部にてホッチキスの針2により綴じられている。各アンケート用紙10は、左上角部に、左下方向から右上方向へ延びる切り込み11を有している。各アンケート用紙10は、切り込み11により、回答領域12と切取領域13とに分けらる。回答領域12には、アンケートに関する説明、質問、回答欄等が記載される。切取領域13には、ホッチキスの針2が挿通される。
図2は、所定ページのアンケート用紙を折り曲げた状態のアンケート冊子の概略図である。
図2に示すように、各アンケート用紙10は、切り込み11を利用して折り曲げ可能となっている。回答者は、表側から各アンケート用紙10を順次折り曲げていくことで、全てのアンケート用紙10の質問内容を確認し、全てのアンケート用紙10に回答を記入することができる。これにより、切り込み11以外の部分でアンケート用紙10が折り曲げられることがないようになっている。切り込み11は、折り曲げた程度では回答領域12と切取領域13とが分離しないよう構成されている。
回答が記入されたアンケート冊子1は、各アンケート用紙10がホッチキスの針2により綴じられたまま集計者に送付される。集計者は、切り込み11を利用して、各アンケート用紙10を一括して回答領域12と切取領域13とに分離する。切り込み11は、集計者が切取領域13に力を加えると、回答領域12から分離されるよう構成されている。このように分離された各アンケート用紙10は、画像読取装置のオートフィーダ部により一括して画像が読み込まれる。
このとき、各アンケート用紙10は、切り込み11以外の部分で折り曲げられていないことから、折り曲げのない状態で画像読取装置のオートフィーダ部へ投入することができ、オートフィーダ部の紙詰まり等を防止することができる。また、各アンケート用紙10を中綴じとせず、角部の切取領域13で綴じるようにし、各アンケート用紙10がホッチキスの針2ごと一括して分離されるようにしたので、集計者の負担を飛躍的に軽減することができる。
図3は、アンケート用紙の平面図である。
ここで、各アンケート用紙10の回答領域12に記載されている内容について説明する。図3に示すように、各アンケート用紙10は、記入例情報20と、複数の質問情報40,50と、有している。尚、全てのアンケート用紙10が記入例情報20及び質問情報40,50を有している必要はなく、例えば、表紙のアンケート用紙10にはアンケートの概要の説明だけであってもよい。また、少なくとも1つのアンケート用紙10が記入例情報20を有していれば、他のアンケート用紙10が記入例情報20を有しておらずともよい。
本実施形態においては、所定長さの直線に対して回答者に斜め線を記入させる斜め線質問情報40と、所定の長方形の欄に対して回答者に文字を記入させる文字質問情報50と、を含んでいる。アンケート用紙10には、上から順に、第1の斜め線質問情報40、文字質問情報50、第2の斜め線質問情報40の順に並べられている。
斜め線質問情報40は、基本説明情報41と、個別質問情報42と、を有する。個別質問情報42は、左側に配置される質問内容情報43と、右側の回答図形44と、を有する。質問内容情報43は、長方形の欄と、長方形の欄内に記載された質問に関する文字情報と、を有する。回答図形44は、左右へ延びる回答直線44aと、回答直線44aの左端から上下に延びる一端直線としての左端直線44bと、回答直線44aの右端から上下に延びる他端直線としての右端直線44cと、を有し、概略H字状に構成される。本実施形態においては、回答直線44aの長さは約5cmである。左端直線44bと右端直線44cは同じ長さであり、それぞれ中点にて回答直線44cの端部と接続される。回答者は、質問内容情報43に対する回答を、回答直線44aと交差する斜め線44dで記入する。ここで、回答直線44aは、一端が最大値、他端が最小値を示しており、回答者は任意の位置にマークすることができる。
また、アンケート用紙10には、斜め線質問情報40に関する記入例情報20が記載されている。記入例情報20は、斜め線質問情報40と同様の質問内容情報43と回答図形44と、を有する。回答図形44には、記入例として、斜め線44dが予め記入されている。また、記入例情報20は、斜め線44dにより回答する旨の説明情報21を有している。これにより、回答者は、記入例情報20の記入例及び説明情報21に従って、斜め線質問情報40の回答直線44aに斜め線44dで回答することとなる。
文字質問情報50は、基本説明情報51と、回答情報52と、を有している。本実施形態においては、文字質問情報50は選択回答式であり、回答者は回答情報52に記載されている番号のいずれか1つを選んで○をつけて回答するようになっている。選択肢の1つは、文字を記入可能な長方形の欄53を有しており、回答者は他の選択肢が回答に不適であった場合に、当該欄53を有する回答を選択して文字情報を記入することができる。この欄53は、アンケート用紙10の左右にわたって延びている。
図4は、アンケート解析システムの一例を示す説明図である。
次に、アンケート解析システム100について説明する。図4に示すように、アンケート解析システム100は、画像読取装置200と、アンケート解析装置300と、を備えている。画像読取装置200は、例えばスキャン機能を有する複合機であり、アンケート用紙10の画像を読み取り、画像データをアンケート解析装置300へ送信する。本実施形態においては、アンケート冊子1が複数のアンケート用紙10を有していることから、画像読取装置200は、重ねられた複数枚のアンケート用紙10を自動で連続的に読み取るフィーダ機能を有していることが好ましい。これにより、画像読取装置200にて、アンケート冊子単位で各アンケート用紙10の画像を一括して読み込み、アンケート冊子単位で各アンケート用紙10の画像を1つの電子ファイルとすることができる。例えば、この電子ファイルは、複数ページのアンケート用紙10の画像データを含むマルチTIFFファイルとすることができる。
アンケート解析装置300は、例えば汎用のPCからなり、画像読取装置200から送信される各アンケート用紙10の画像データに基づいて、アンケートの解析を行う。図5に示すように、アンケート解析装置300は、画像取得部310と、解析範囲設定部320と、直線位置検出部330と、斜め線位置検出部340と、数値変換部350と、アンケート結果処理部360と、を有している。ここで、図5は、アンケート解析装置の機能構成の一例を示す図である。また、アンケート解析装置300は、入力部370と、出力部375と、記憶部380と、送受信部390と、を有している。
入力部370は、アンケート解析装置300の操作者から、各種動作の開示、終了等の入力を受け付ける。各種動作としては、アンケート用紙10の画像データの読み取り、解析対象範囲の設定、質問情報44の直線位置の検出、質問情報44の斜め線位置の検出、斜め線位置の数値への変換、アンケート結果の処理等が挙げられる。入力部370は、例えばキーボード、マウス等からなる。
出力部375は、入力部370からの入力内容、各種動作の進行状況等の表示、出力等を行う。各種動作としては、アンケート用紙10の画像データの読み取り、解析対象範囲の設定、質問情報44の直線位置の検出、質問情報44の斜め線位置の検出、斜め線位置の数値への変換、アンケート結果の処理等が挙げられる。出力部375は、ディスプレイ、スピーカ、プリンタ等からなる。
記憶部380には、アンケートに関する各種情報が記憶される。各種情報としては、アンケート用紙10の画像データ、設定された解析対象範囲、質問情報44の直線位置、質問情報44の斜め線位置、斜め線位置の数値、処理されたアンケート結果等が挙げられる。
送受信部390は、USBケーブル、LANケーブル等により、画像読取装置200や他の端末等と情報の送受信を行う。本実施形態においては、郵送によりアンケート冊子1を回収することを基本としているが、FAXによる回答、WEBによる回答も可能となっている。FAXによる回答は、回答者から送信されたアンケート用紙10の画像データをFAX装置にて受信し、当該画像データを送受信部390から受信することで可能となる。例えば、画像読取装置200にて読み込まれた複数のアンケート用紙10の画像データをマルチTIFFファイルとする場合、FAX装置にて受信される複数のアンケート用紙10の画像データもマルチTIFFファイルとするとよい。WEBによる回答は、例えば回答直線44aを画面上で操作可能なスライドバー等とし、スライドバーの位置情報をインターネットから送受信部390を介して受信すればよい。FAXによる回答、WEBによる回答の他、電子メールによる回答等も可能である。
画像取得部310は、画像読取装置200で読み取られたアンケート用紙10の画像の電子データを取得する。本実施形態においては、アンケート冊子単位で各アンケート用紙10の画像を1つの電子ファイルとして取得する。尚、画像取得部310は、ネットワークや記録媒体からアンケート用紙10の画像の電子ファイルを取得することもできる。
解析範囲設定部320は、画像取得部310により取得された電子データについて、アンケート結果を解析する範囲を設定する。本実施形態においては、アンケート冊子単位で異なるレイアウトのアンケート用紙10が含まれているため、アンケート用紙10の各ページごとに解析範囲を設定する。
直線位置検出部330は、解析範囲設定部320により設定された解析範囲に含まれる回答図形44の回答直線44a、左端直線44b及び右端直線44cの位置及び回答図形44の個数を検出する。直線位置検出部330は、解析範囲を、回答直線44aと平行な方向に走査して左端直線44b及び右端直線44cを検出した後、左端直線44b及び右端直線44cと平行な方向に走査して回答直線44aを検出する。
斜め線位置検出部340は、直線位置検出部330により検出された回答図形44ごとに、回答者により記入された斜め線44dの位置を検出する。斜め線位置検出部340は、回答直線44aと上下に所定距離だけずれた位置にて、左端直線44bと右端直線44cの間を左右方向に走査することにより、斜め線44dの位置を検出する。これにより、斜め線44dが回答直線44aと交差している場合は、斜め線44dの位置が検出される。
また、斜め線44dが回答直線44aと交差していない場合、斜め線位置検出部340は、左端直線44bから左に所定距離だけずれた位置を上下方向に走査する。これにより、斜め線44dが左端直線44bと交差している場合は、斜め線44dの位置が検出される。
さらに、斜め線44dが回答直線44a及び左端直線44bと交差していない場合、斜め線位置検出部340は、右端直線44cから右に所定距離だけずれた位置を上下方向に走査する。これにより、斜め線44dが右端直線44cと交差している場合は、斜め線44dの位置が検出される。
数値変換部350は、斜め線位置検出部340にて得られた斜め線44dの位置を数値に変換する。数値変換部350は、斜め線44dが回答直線44aと交差している場合は、斜め線44dの検出位置を左端直線44b及び/又は右端直線44cからの距離に基づいて数値化する。また、数値変換部350は、斜め線44dが左端直線44bと交差している場合は、斜め線44dの検出位置を左端直線44bからの距離がないものとして数値化する。また、数値変換部350は、斜め線44dが右端直線44cと交差している場合は、右端直線44cからの距離がないものとして数値化する。
尚、数値変換部350は、斜め線位置検出部340にて斜め線44dが検出されなかった場合や、複数の斜め線44dが検出された場合は、予め設定されたエラー情報を出力する。このエラー情報は、例えば「Error」、「×」等のようにエラーを示す文字であってもよいし、例えば「−1」等のようなエラー処理用の数値であってもよい。
アンケート結果処理部360は、数値変換部350により変換された斜め線44dの数値を、各斜め線質問情報40に対応させて、アンケート冊子単位で出力部375に出力する。また、アンケート結果処理部360は、アンケート冊子単位で各斜め線質問情報40に対応する斜め線44dの数値を、記憶部380に記憶させる。
ここで、本実施形態におけるアンケート解析処理が実現可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図6は、本実施形態におけるアンケート解析処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
図6に示すように、このコンピュータ400は、入力装置410と、出力装置420と、媒体読込装置430と、ストレージ装置440と、メモリ装置450と、演算装置460と、インターフェース装置470と、を有し、これらはシステムバス480で相互に接続されている。
入力装置410は、端末使用者が操作するキーボード、マウス等を有しており、端末使用者からのプログラムの実行等に関する各種操作信号を入力する。出力装置420は、データ等を表示するディスプレイを有し、各種プログラムの実行経過、結果等を表示することができる。なお、入力装置410と出力装置420とは、例えばタッチパネル等のように一体型の入出力手段であってもよく、この場合にはユーザの指やペン型の入力装置を用いて所定の位置をタッチして入力を行うことができる。
媒体読込装置430は、記録媒体490に記録されている情報を読み込み可能に構成される。媒体読込装置430は、例えばCDドライブ装置、DVDドライブ装置、USBコネクタ装置等からなる。本実施形態においてはコンピュータ400にインストールされる実行プログラムは、CD−ROM、USBメモリ等の記録媒体490により提供可能となっている。プログラムを記録した記録媒体490は、媒体読込装置430にセット可能であり、記録媒体490に記録されている実行プログラムが、記録媒体490から媒体読込装置430を介してストレージ装置440にインストールされる。
ストレージ装置440は、ハードディスク、SSD等であり、各種プログラム、各種電子データ等が記憶される。記憶されているプログラム、データ等は、必要に応じて入出力を行うことができる。
メモリ装置450は、ROM、RAM等であり、演算装置460によりストレージ装置440から読み出された実行プログラム等を格納する。
演算装置460は、CPU等であり、OS等の制御プログラム、及びメモリ装置450に格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して、アンケート解析における各処理を実現することができる。なお、プログラムの実行中に必要な各種情報等は、ストレージ装置440から取得することができ、また実行結果等を格納することもできる。
インターフェース装置470は、通信ネットワーク等と接続することにより、アンケート用紙10の画像データを画像読取装置200以外から取得することができる。これにより、郵送によりアンケート冊子1の直接的な回収の他、FAXによる回答、WEBによる回答、電子メールによる回答等が可能となっている。
次に、図7を参照してアンケート解析方法について説明する。ここで、図7はアンケート解析処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、アンケートの解析にあたって初期設定を行う。具体的には、図7に示すように、アンケート冊子1の各アンケート用紙10について、未回答の状態の画像データを取得する(未回答画像取得ステップS10)。未回答の状態の画像データは、画像読取装置200により読み取らせたものを使用してもよいし、印刷時等に使用したアンケート用紙10の画像データを予め用意してもよい。
次いで、未回答画像取得ステップS10にて取得された画像データに対して、アンケート結果を取得する解析範囲90を設定する(解析範囲設定ステップS20)。具体的には、図8に示すように、画像データを出力部375に出力し、画像データの解析範囲90の設定入力を受け付ける。ここで、図8は、アンケート用紙の画像データに解析範囲を設定している状態を示す説明図である。本実施形態においては、出力部375のモニターの画面上で矩形状の領域をマウス等を利用して設定することもできるし、画像データにおける座標を指定して設定することもできる。
ユーザから解析範囲90の設定入力を受け付けると、解析範囲90における回答図形44の位置及び個数を取得する。解析範囲90の設定後、まず、解析範囲90を、回答直線44aと平行な方向に走査して左端直線44b及び他端直線44cを検出する(端部直線検出ステップS30)。具体的には、図9の矢印に示すように、解析範囲90の上部から、下方向に所定のピクセル数だけずらしながら左右方向に走査する。そして、左右方向に所定距離だけ離れた上下方向の直線が検出されると、回答図形44の左端直線44b及び右端直線44cの候補とする。ここで、左端直線44bと右端直線44cは同じ上下位置及び長さであることから、検出された2つの直線の長さの上下位置が異なっていたり、長さが異なっている場合は候補から除外する。
続いて、端部直線検出ステップS30にて検出された左端直線44b及び前記右端直線44cの間を、回答直線44aと直交する方向に走査して回答直線44aを検出して回答直線44aの位置及び個数を特定する(回答直線検出ステップS40)。具体的には、左端直線44b及び右端直線44cの候補とされた2つの直線の間を、左右方向に所定のピクセル数だけずらしながら上下方向にスキャンする。そして、左端直線44b及び右端直線44cの間に左右方向の直線が検出されると、回答図形44の回答直線44aの候補とする。ここで、回答直線44aは左端直線44b及び右端直線44cの中点を接続していることから、検出された直線が左右方向に途切れていたり、上下方向に左端直線44b及び右端直線44cの中点位置と異なっている場合は候補から除外する。
これにより、図9のように解析範囲90が設定されたとすると、上下中央の長方形の欄53は回答直線44aとして検出されず、上側及び下側の回答図形44中の回答直線44aのみが回答直線44aとして検出される。ここで、図9は、設定された解析範囲を走査して左端直線及び右端直線を検出している状態を示す説明図である。図9の場合は欄53の右側の一部が解析範囲90に入っただけであるので誤検出され難いが、仮に長方形の欄の全部分が解析範囲90に入ったとしても誤検出されることはない。
このようにして回答図形44の位置及び個数が取得された後、アンケート冊子1の各アンケート用紙10について、回答済みの画像データを取得する(回答画像取得ステップS50)。そして、回答画像取得ステップS50にて取得された画像データについて、回答直線検出ステップ40にて特定された回答直線44aと斜めに交差する斜め線44dを検出する(斜め線検出ステップS60)。
図10に示すように、本実施形態においては、斜め線検出ステップS60では、回答直線44aと隣接するピクセル領域を、回答直線44aと平行な方向に走査して斜め線44dを検出する。ここで、図10は、斜め線の検出方法を示す回答図形の説明図である。このように隣接するピクセル領域で検出することにより、回答直線44aと斜め線44dの交点とほぼ同じ位置で斜め線44dを検出することができる。尚、斜め線44dを検出するために走査するピクセル領域は、回答直線44aと隣接してなくともよい。
図11は、斜め線の検出方法を示す回答図形の説明図である。図11(a)は斜め線44dが回答直線44a及び左端直線44bと交差し、図11(b)は斜め線44dが回答直線44a及び右端直線44cと交差した状態を示している。本実施形態においては、アンケート用紙10に斜めに線を引くように記入例20を記載しているので、回答直線44aの両端付近にマークされた場合であっても、左端直線44b及び右端直線44cと明確に区別することができる。
また、斜め線検出ステップS60では、左端直線44bと右端直線44cの間にて斜め線44dが検出されなかった場合、図12に示すように、左端直線44bと右端直線44cの外側を回答直線44aと直交する方向に走査して、左端直線44bまたは右端直線44cと交差する斜め線44dを検出する。ここで、図12は斜め線の検出方法を示す回答図形の説明図である。図12(a)は斜め線44dが回答直線44aと交差せずに左端直線44bと交差し、図12(b)は斜め線44dが回答直線44aと交差せずに右端直線44cと交差した状態を示している。これによれば、回答者が回答直線44aの両端にマークしようとして、斜め線44dが回答直線44aと交差せずに、左端直線44bまたは右端直線44cと交差した場合にも、斜め線44dを検出することができる。
次に、斜め線検出ステップS60にて検出された斜め線44dを、左端直線44bまたは右端直線44cからの距離に基づいて数値に変換する(数値変換ステップS70)。本実施形態においては、左端直線44bまたは右端直線44cの一方を0、他方を100とし、小数点以下を四捨五入することにより整数による数値化を行う。尚、基準となる数値として、0や100以外の数値を使用してもよいことは勿論である。
そして、数値変換ステップS70にて変換された数値を出力部375に出力する(数値出力ステップS80)。本実施形態においては、出力部375に出力された数値は、端末使用者により修正できるように構成される。また、斜め線44dが検出されなかった場合や、複数の斜め線44dが検出されている場合も、アンケート結果の数値を入力部370から入力できるように構成されている。
また、本実施形態においては、数値出力ステップS80にて、1つのアンケート冊子1のアンケート結果を解析するたびに、回答者の情報と数値の情報とを関連付けて、記憶部380に記憶する。さらに、本実施形態においては、記憶部380に蓄積されているアンケート結果に基づいて統計データを出力する(統計データ出力ステップS90)。
図13は、出力結果の一例を示す表である。図13では、回答者毎に「サンプルNo」として番号が割り当てられ、アンケートの質問の番号と、数値出力ステップS80にて出力されるアンケート結果の数値と、が一括して表示されている。また、図13では、回答者毎のアンケート結果の数値に加え、統計データ出力ステップS90にて出力される統計データとしての平均値も一括して表示されている。
以上詳述したように、本実施形態のアンケート解析方法によれば、解析範囲90内の回答直線44aを検出する際に、回答直線44aと平行な方向へ走査して、互いに平行で同一長さの左端直線44bと右端直線44cを検出するようにしたので、解析範囲90内に回答直線44aと同方向へ延びる他の直線が存在していたとしても、誤って認識するようなことはない。これにより、文字質問情報50のような、斜め線質問情報40以外の他の質問情報を含む場合であっても、他の質問情報の直線を回答直線44aと認識することはない。従って、アンケート用紙10のレイアウトを自由に設定することができ、様々な回答形式の質問を混ぜることができるなど、アンケートの内容を現実的かつ柔軟なものとすることができる。
また、アンケート冊子1の各アンケート用紙10が切り込み11を利用して一括して切り離されるようにしたので、各アンケート用紙10を冊子の状態のまま画像読取装置200のフィーダ部へ投入することができる。これにより、各アンケート用紙10のページの順序が前後したりすることがないのは勿論、各アンケート用紙10の上下左右端部が揃えられたままフィーダ部へ投入することにより、ページごとの画像データのずれ等を最小限に抑えることができる。従って、アンケート結果の画像データのずれ等に基づく誤差を小さくすることができる。
また、回答直線44aの長さを、従来の5段階評価の回答欄と同様に約5cmとしたので、従来の回答欄を回答図形44に簡単容易に置き換えることができる。また、5cmの回答直線44aは、回答者が記入範囲を理解しやすく、回答者が斜め線44dの記入にあたって戸惑うことはない。さらに、回答者が記入ミスをしたアンケート用紙10を取り扱う際に、5cmであれば市販定規などで回答直線44aの位置を計測しやすく、記入ミスをした場合であっても簡単にアンケート結果の点数化等をすることができる。
また、アンケート結果を0から100の間の整数で出力するようにしたので、5段階評価の場合と比較して直感的に理解しやすい。これにより、アンケート結果の有意差を的確に把握することができる。
尚、前記実施形態においては、回答直線44aが左右方向へ延び、回答直線44aの両端に左端直線44b及び右端直線44cを設けたものを示したが、回答直線が上下方向へ延びるものであってもよい。この場合、回答直線の上端及び下端に回答直線と直交する直線を設ければよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1 アンケート冊子
2 針
10 アンケート用紙
11 切り込み
12 回答領域
13 切取領域
20 記入例情報
21 説明情報
40 斜め線質問情報
41 基本説明情報
42 個別質問情報
43 質問内容情報
44 回答図形
44a 回答直線
44b 左端直線
44c 右端直線
44d 斜め線
50 文字質問情報
51 基本説明情報
52 回答情報
53 欄
100 アンケート解析システム
200 画像読取装置
300 アンケート解析装置
310 画像取得部
320 解析範囲設定部
330 直線位置検出部
340 斜め線位置検出部
350 数値変換部
360 アンケート結果処理部
370 入力部
375 出力部
380 記憶部
390 送受信部
400 コンピュータ
410 入力装置
420 出力装置
430 媒体読込装置
440 ストレージ装置
450 メモリ装置
460 演算装置
470 インターフェース装置
480 システムバス
490 記録媒体

Claims (5)

  1. 所定方向へ延びる回答直線と、前記回答直線の一端に中点が接続され前記回答直線と直交する方向へ延びる一端直線と、前記回答直線の他端に中点が接続され前記回答直線と直交する方向へ延び前記一端直線と同じ長さの他端直線と、からなる回答図形が予め印刷され、回答者に前記回答直線と斜めに交差する斜め線を記入させて回答させるアンケート用紙のアンケート結果を解析するにあたり、
    未回答の前記アンケート用紙の画像データを取得する未回答画像取得ステップと、
    前記未回答画像取得ステップにて取得された前記画像データに対して、アンケート結果を取得する解析範囲を設定する解析範囲設定ステップと、
    前記解析範囲設定ステップにより設定された解析範囲を、前記回答直線と平行な方向に走査して前記一端直線及び前記他端直線を検出する端部直線検出ステップと、
    前記端部直線検出ステップにて検出された前記一端直線及び前記他端直線の間を、前記回答直線と直交する方向に走査して前記回答直線を検出して前記回答直線の位置及び個数を特定する回答直線検出ステップと、
    回答済みの前記アンケート用紙の画像データを取得する回答画像取得ステップと、
    前記回答画像取得ステップにて取得された前記画像データについて、前記回答直線検出ステップにて特定された前記回答直線と斜めに交差する前記斜め線を検出する斜め線検出ステップと、
    前記斜め線検出ステップにて検出された前記斜め線を、前記一端直線または前記他端直線からの距離に基づいて数値に変換する数値変換ステップと、を含み、
    前記斜め線検出ステップは、
    前記一端直線と前記他端直線の間を、前記回答直線と平行な方向に走査して前記斜め線を検出し、
    前記一端直線と前記他端直線の間にて前記斜め線が検出されなかった場合、前記一端直線と前記他端直線の外側を前記回答直線と直交する方向に走査して、前記一端直線または前記他端直線と交差する前記斜め線を検出するアンケート解析方法。
  2. 前記斜め線検出ステップは、前記回答直線と隣接するピクセル領域を、前記回答直線と平行な方向に走査して前記斜め線を検出する請求項に記載のアンケート解析方法。
  3. 所定方向へ延びる回答直線と、前記回答直線の一端に中点が接続され前記回答直線と直交する方向へ延びる一端直線と、前記回答直線の他端に中点が接続され前記回答直線と直交する方向へ延び前記一端直線と同じ長さの他端直線と、からなる回答図形が予め印刷され、回答者に前記回答直線と斜めに交差する斜め線を記入させて回答させるアンケート用紙のアンケート結果を解析するために、
    未回答の前記アンケート用紙の画像データを取得する未回答画像取得部と、
    前記未回答画像取得部にて取得された前記画像データに対して、アンケート結果を取得する解析範囲を設定する解析範囲設定部と、
    前記解析範囲設定部により設定された解析範囲を、前記回答直線と平行な方向に走査して前記一端直線及び前記他端直線を検出する端部直線検出部と、
    前記端部直線検出部にて検出された前記一端直線及び前記他端直線の間を、前記回答直線と直交する方向に走査して前記回答直線を検出して前記回答直線の位置及び個数を特定する回答直線検出部と、
    回答済みの前記アンケート用紙の画像データを取得する回答画像取得部と、
    前記回答画像取得にて取得された前記画像データについて、前記回答直線検出にて特定された前記回答直線と斜めに交差する前記斜め線を検出する斜め線検出部と、
    前記斜め線検出部にて検出された前記斜め線を、前記一端直線または前記他端直線からの距離に基づいて数値に変換する数値変換部と、を含み、
    前記斜め線検出部は、
    前記一端直線と前記他端直線の間を、前記回答直線と平行な方向に走査して前記斜め線を検出し、
    前記一端直線と前記他端直線の間にて前記斜め線が検出されなかった場合、前記一端直線と前記他端直線の外側を前記回答直線と直交する方向に走査して、前記一端直線または前記他端直線と交差する前記斜め線を検出するアンケート解析装置。
  4. コンピュータに、請求項1または2に記載のアンケート解析方法における各ステップを実行させるアンケート解析プログラム。
  5. 請求項に記載のアンケート解析プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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