JP5342806B2 - 表示方法および表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像情報などの情報を表示する表示方法および表示装置に関する。
に関する。
従来の技術によるディスプレイ装置(以下「ディスプレイ」ともいう)などの表示装置は、表示画面に複数のウインドウを同時に表示するマルチウインドウ機能を有するものがある。さらに、表示する画像情報の情報量が多いために全体の画像情報を表示画面に表示することができない場合、全体画像を縮小した縮小画像のウインドウを表示画面に表示し、そのウインドウ内に、表示画面に表示されている画像の位置を示す画像を示すことによって、全体画像の中での表示位置を示す機能を有するものがある。
たとえば、特許文献1に記載されるマルチウインドウ表示方式は、ウインドウの解像度が表示画面情報全体を表示する解像度がないとき、表示画面情報の一部をウインドウに表示する。さらに、表示画面情報全体を縮小して別ウインドウに表示するとき、2つのウインドウの重畳部分を半透明表示する。半透明にすることによって、縮小表示ウインドウを見ながら、画面全体のプロポーションを考えた文字、図形などの入力を、表示画面情報の一部を表示する前記ウインドウで行うことができる。
図10は、従来の技術による地図表示の表示画面90を示す図である。表示画面90は、地図情報の一部を表示する画面であり、表示画面90内に、地図情報全体を縮小した縮小画面を表示するウインドウ91が表示されている。縮小画像92は、ウインドウ91に表示される縮小された地図情報全体の中で、表示画面90に表示されている地図情報の位置を示している。ユーザは、ウインドウ91内での操作によって、表示画面90に表示する地図情報の範囲を変更することができる。
図11は、従来の技術による仮想デスクトップの表示画面93を示す図である。表示画面93は、実物のデスクトップの画面であり、仮想デスクトップの表示画面の一部を表示する。表示画面93には、仮想デスクトップの表示画面全体を縮小したウインドウ94が表示されている。縮小画像95は、表示画面93に表示されている画面を縮小した画像であり、ウインドウ94に表示される縮小された仮想デスクトップの中での位置を示している。ユーザは、ウインドウ94に表示される仮想デスクトップに複数の画面が表示されている場合、いずれかの画面に表示されているアプリケーションのウインドウを、他の画面に移動することができる。
特開平7−210700号公報
図12は、従来の技術によるタッチパネル機能を有するディスプレイ装置96を示す図である。薄型ディスプレイの大画面化によって、大型ディスプレイにタッチパネル機能を搭載したホワイトボードなどの大型の表示装置が利用可能になっている。ディスプレイ装置96は、プレゼンテーションあるいは会議などに用いられるタッチパネル機能を有する大型の表示装置である。操作者は、ディスプレイ装置96の画面にタッチすることによって、画面を操作したり、描画したりすることができる。しかしながら、画面が大きいと、操作者は、画面の上部に手が届かず、操作あるいは描画をすることができないという問題がある。別の小さいディスプレイに同じ画面を表示しておいて、その画面で操作あるいは描画することも可能であるが、操作者は、自分だけ別の画面を見ることになり、話しづらくなる。
上述したいずれの従来の技術も、ディスプレイ装置が大型になった場合、図12に示したディスプレイ装置96と同様に、手が届かないところは操作者が操作することができないという問題がある。
本発明の目的は、大型の表示画面でも操作者が表示画面上で容易に操作することができる表示方法および表示装置を提供することである。
本発明は、表示情報を表示する表示画面を縮小した縮小画面を前記表示画面と合成して表示する表示ステップと、
前記表示画面での操作指示を行う操作指示ステップと、
前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換する変換ステップと、
前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記変換ステップで変換された位置に対する操作指示に対応する処理を行ない、前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内の位置であるとき、前記表示画面を基準とする位置に対する前記操作指示ステップで行われた操作指示に対応する処理を行う操作実行ステップと、
操作者の位置を検出する検出ステップとを含み、
前記表示ステップでは、縮小画面を表示中であるか否かを判定し、表示中でないと判定されると、縮小画面を生成して、前記表示画面の位置うち、前記検出ステップで検出された操作者の位置に応じた位置に生成した縮小画面を表示し、表示中であると判定されると、表示中の縮小画面の位置が、前記検出ステップで検出された位置から予め定める距離以内であるか否かを判定し、予め定める距離以内でないと判定されると、前記検出ステップで検出された位置に最も近い位置に縮小画面を移動し、予め定める距離以内であると判定されると、縮小画面を移動させることなく位置を維持し、
前記表示ステップでは、前記縮小画面を表示する領域を、前記表示画面の全領域うち、前記操作者の手が届く範囲である縮小画面表示領域内に制限することを特徴とする表示方法である。
また本発明は、表示情報を表示する表示画面を縮小した縮小画面を前記表示画面と合成して表示する表示手段と、
前記表示画面での操作指示を行う操作指示手段と、
前記操作指示手段によって操作指示が行われた位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換する変換手段と、
前記操作指示手段によって操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記変換手段によって変換された位置に対する操作指示に対応する処理を行ない、前記操作指示手段によって操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内の位置であるとき、前記表示画面を基準とする位置に対する前記操作指示に対応する処理を行う操作実行手段と、
操作者の位置を検出する検出手段とを含み、
前記表示手段は、縮小画面を表示中であるか否かを判定し、表示中でないと判定されると、縮小画面を生成して、前記表示画面の位置うち、前記検出手段によって検出された操作者の位置に応じた位置に生成した縮小画面を表示し、表示中であると判定されると、表示中の縮小画面の位置が、前記検出手段によって検出された位置から予め定める距離以内であるか否かを判定し、予め定める距離以内でないと判定されると、前記検出手段によって検出された位置に最も近い位置に縮小画面を移動し、予め定める距離以内であると判定されると、縮小画面を移動させることなく位置を維持し、
前記表示手段は、前記縮小画面を表示する領域を、前記表示画面の全領域うち、前記操作者の手が届く範囲である縮小画面表示領域内に制限することを特徴とする表示装置である。
本発明によれば、表示ステップでは、表示情報を表示する表示画面を縮小した縮小画面を前記表示画面と合成して表示する。操作指示ステップでは、前記表示画面での操作指示を行う。変換ステップでは、前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換する。そして、操作実行ステップでは、前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記変換ステップで変換された位置に対する操作指示に対応する処理を行ない、前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内の位置であるとき、前記表示画面を基準とする位置に対する前記操作指示に対応する処理を行う。前記表示ステップでは、縮小画面を表示中であるか否かを判定し、表示中でないと判定されると、縮小画面を生成して、前記表示画面の位置のうち、前記検出ステップで検出された操作者の位置に応じた位置に生成した縮小画面を表示し、表示中であると判定されると、表示中の縮小画面の位置が、前記検出ステップで検出された位置から予め定める距離以内であるか否かを判定し、予め定める距離以内でないと判定されると、前記検出ステップで検出された位置に最も近い位置に縮小画面を移動し、予め定める距離以内であると判定されると、縮小画面を移動させることなく位置を維持する。したがって、本発明に係る表示方法を適
用すれば、大型の表示画面でも操作者が表示画面上で容易に操作することができる。
また、縮小画面を表示する領域を縮小画面表示領域内に制限することによって、タッチパネル機能を設ける領域を小さくすることができるので、コスト削減、精度向上あるいは認識速度の向上を図ることができる。
また本発明によれば、表示手段によって、表示情報を表示する表示画面を縮小した縮小画面が前記表示画面と合成されて表示され、操作指示手段によって、前記表示画面での操作指示が行われ、変換手段によって、前記操作指示手段によって操作指示が行われた位置が、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換され、操作実行手段によって、前記操作指示手段によって操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記変換手段によって変換された位置に対する操作指示に対応する処理が行われ、前記操作指示手段によって操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内の位置であるとき、前記表示画面を基準とする位置に対する前記操作指示に対応する処理が行われる。前記表示手段は、縮小画面を表示中であるか否かを判定し、表示中でないと判定されると、縮小画面を生成して、前記表示画面の位置のうち、前記検出手段によって検出された操作者の位置に応じた位置に生成した縮小画面を表示し、表示中であると判定されると、表示中の縮小画面の位置が、前記検出手段によって検出された位置から予め定める距離以内であるか否かを判定し、予め定める距離以内でないと判定されると、前記検出手段によって検出された位置に最も近い位置に縮小画面を移動し、予め定める距離以内であると判定されると、縮小画面を移動させることなく位置を維持する。したがって、大型の表示画面でも操作者が表示画面上で容易に操作することができる。
また、縮小画面を表示する領域を縮小画面表示領域内に制限することによって、タッチパネル機能を設ける領域を小さくすることができるので、コスト削減、精度向上あるいは認識速度の向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施の一形態である表示装置1の構成を示すブロック図である。表示装置1は、情報処理装置10、ディスプレイ装置21、入力装置22および人物認識装置23を含んで構成される。本発明に係る表示方法は、表示装置1によって実施される。情報処理装置10は、デバイス認識部11、座標変換部12、入力処理部13、実画面作成部14、縮小画面作成部15、映像出力部16、縮小画面位置記憶部17および画像記憶部18などの機能を含んで構成される。
情報処理装置10は、たとえば図示しない中央処理装置(以下「CPU」という)と、半導体メモリあるいはハードディスク装置などの図示しない記憶装置とを含むパーソナルコンピュータによって構成される。記憶装置は、CPUによって実行される制御プログラムおよび情報処理装置10を制御するために用いる制御情報、たとえば縮小画面位置記憶部17および画像記憶部18に記憶される情報を記憶する。CPUは、記憶装置に記憶される制御プログラムを実行することによって、デバイス認識部11、座標変換部12、入力処理部13、実画面作成部14、縮小画面作成部15、映像出力部16、縮小画面位置記憶部17および画像記憶部18などの機能を実現する。
デバイス認識部11は、入力装置22から入力を受けた際に、入力を受けた入力装置22を認識する。デバイス認識部11は、たとえば入力装置22のデバイスタイプおよび同じタイプの各入力装置22を識別するためのID(Identification)などによって入力装置22を認識し、認識したデバイスタイプおよびIDなどを表すデバイス情報を入力処理部13に送る。
変換手段である座標変換部12は、入力装置22から、ディスプレイ装置21の画面に対して操作指示が行われた操作位置を示す操作位置情報を受信する。操作指示は、たとえば表示されているウインドウの位置を動かす処理、ウインドウを閉じる処理、描画する処理などを行うための指示である。さらに、座標変換部12は、入力装置22から受信した操作位置情報が示す操作位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換する。具体的には、操作位置の座標を、縮小画面の座標(以下「縮小画面座標」ともいう)系から表示画面の座標(以下「実画面座標」ともいう)系に変換する。座標変換部12は、変換後の操作位置を表す変換位置情報を入力処理部13に送る。図1に示した実施の形態では、座標変換部12を情報処理装置10内に設けているが、情報処理装置10の外部に設け、外部に設けられた座標変換部12から、変換後の操作位置を示す変換位置情報を受信してもよい。
操作実行手段である入力処理部13は、入力装置22から操作位置情報を受信し、デバイス認識部11からデバイス情報、および座標変換部12から変換位置情報を受け取る。そして、受信した操作位置情報、ならびに受け取ったデバイス情報および変換操作位置情報に基づいて、実画面作成部14および映像出力部16を制御する。
実画面作成部14は、ディスプレイ装置21に表示する表示画面を表す実画面情報を作成し、作成した実画面情報を画像記憶部18に記憶する。さらに、映像出力部16からの指示によって、画像記憶部18に記憶される実画面情報を読み出して映像出力部16に送る。縮小画面作成部15は、映像出力部16からの指示によって、画像記憶部18に記憶される実画面情報を読み出し、読み出した実画面情報による表示画面を縮小した縮小画面を表す縮小情報を作成し、作成した縮小情報を映像出力部16に送る。
映像出力部16は、実画面作成部14から受け取る実画面情報、または実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面と縮小画面作成部15から受け取る縮小情報による縮小画面とを合成した画面を表す合成情報を、映像信号に変換してディスプレイ装置21に送信する。
縮小画面位置記憶部17は、縮小画面を表示しているか否かを示す表示中情報、縮小画面を表示している位置を示す表示位置情報、縮小画面の大きさを示す大きさ情報などの表示制御情報を記憶する。大きさ情報は、たとえば入力装置22によって縮小画面位置記憶部17に設定することができる。表示制御情報は、入力処理部13によって書き込みおよび読み出しが行われる。画像記憶部18は、実画面作成部14によって作成された実画面情報を記憶し、記憶する実画面情報は、実画面作成部14および縮小画面作成部15によって読み出される。
ディスプレイ装置21は、大型、たとえば100インチ超のディスプレイ装置であり、映像出力部16から映像信号を受信し、受信した映像信号に基づく画面を表示する。実画面作成部14、縮小画面作成部15、映像出力部16およびディスプレイ装置21は、表示手段である。
操作指示手段である入力装置22は、タッチパネル、マウスまたはタブレットなどによって構成され、ディスプレイ装置21の画面内の位置のうち、ユーザが操作指示を行った操作位置を示す操作位置情報を座標変換部12および入力処理部13に送信する。さらに、入力装置22のデバイスタイプおよびIDなどのデバイス情報をデバイス認識部11に送信する。
IDは、各入力装置22を識別するための識別情報であり、たとえばUSB(
Universal Serial Bus)接続機器などのように入力装置22自身に記憶されている。
IDは、必ずしも入力装置22自身に記憶されている必要はなく、タッチパネル用の各タッチペンのIDなどのように、入力装置22の外部の装置に記憶され、入力装置22に赤外線(以下「IR」という)などの通信手段によって伝送されてもよい。
人物認識装置23は、赤外線センサ、カメラ、またはIR発信機およびIR受信機などによって構成され、ディスプレイ装置21の近くにいる操作者の位置を認識し、認識した位置を表す人物位置情報を入力処理部13に送信する。人物認識装置23として赤外線センサを用いる場合は、たとえば赤外線の発光部および受光部を、ディスプレイ装置21の下部の数か所に設け、入力処理部13は、操作者による赤外線の反射を検出した受光部からの信号によって、操作者の位置を特定する。人物認識装置23としてカメラを用いる場合は、たとえばカメラによって表示画面を撮影し、入力処理部13は、カメラによって撮影された画像の中から、画像認識によって操作者を認識し、操作者の位置を特定する。人物認識装置23としてIR発信機およびIR受信機を用いる場合は、たとえば操作者が持つ指示棒あるいはキーホルダにIR発信機を内蔵させ、ディスプレイ装置21の縁部分の数か所にIR受信機を設ける。入力処理部13は、IR発信機からの信号を受信したIR受信機からの信号によって操作者の位置を特定する。
図2は、操作者2の近くに縮小画面31を表示した表示画面30の一例を示す図である。表示画面30は、操作者2がディスプレイ装置21に近づいたときに、縮小画面31を操作者2の近くに表示した例である。縮小画面31は、操作者2の近くに表示されるので、操作者2は、縮小画面31に対して操作指示を行うことによって、表示画面30に対する操作指示を行うことができる。
図3は、操作者2の手が届く範囲に縮小画面42を表示した表示画面40の一例を示す図である。表示画面40は、操作者2の手が届く範囲である縮小画面表示領域41内に、縮小画面42を表示した例である。表示画面40の全領域うち縮小画面表示領域41を除く残余の領域は、人の手が届かない範囲であるので、タッチパネル機能がなくてもよい。人物認識装置23として抵抗膜方式のタッチパネルを用いる場合、表面積が大きくなるほど精度が下がり、広範囲をカバーするとコストが大きくなる。人物認識装置23として赤外線あるいは画像認識を用いる場合、広範囲をカバーすると認識速度および精度面に影響がある。したがって、縮小画面を表示する領域を縮小画面表示領域41内に制限することによって、タッチパネル機能を設ける領域を小さくすることができるので、コスト削減、精度向上あるいは認識速度の向上を図ることができる。
図4は、2種類のタッチペンを用いて操作される表示画面50の一例を示す図である。表示画面50は、縮小画面51を操作者2の近くに表示した例である。操作者2は、縮小画面で操作指示を行うための縮小画面用タッチペン3aを用い、操作者2bは、縮小画面を除く表示画面で操作指示を行うための通常のタッチペン3bを用いる。
図4に示した例では、操作者2bは、通常のタッチペン3bによって描画を行い、操作者2は、縮小画面用タッチペン3aによって縮小画面の領域内に描画を行っている。操作者2は、縮小画面用タッチペン3aによって縮小画面の領域内に描画することによって、操作者2bが通常のタッチペン3bに描画した線と同じ線を縮小画面の領域外に描画することができる。
通常のタッチペン3bおよび縮小画面用タッチペン3aは、それぞれIDが割り当てられており、各タッチペンは、それぞれのIDを情報処理装置10に送信する。具体的には、たとえばタッチペンの先端部に、IDを送信するための操作ボタンを設け、タッチペンは、その操作ボタンが操作されたときに、IDをIR信号によってデバイス認識部11に送信する。
図4に示した例では、IDの異なる2つのタッチペンを用いて、表示画面に対する操作指示と、縮小画面に対する操作指示とを区別しているが、これに限定されるものではなく、入力装置のデバイスタイプの違いによって区別してもよい。たとえば表示画面に対する操作指示をマウスの操作によって行い、縮小画面に対する操作指示をタッチパネルの操作指示によって行ってもよい。通常のタッチペン3bおよびマウスは、第1の指示装置である。縮小画面用タッチペン3aおよびタッチパネルは、第2の指示装置である
図5は、情報処理装置10が実行する第1の表示処理を示すフローチャートである。第1の表示処理は、図2に示した表示画面30のように、縮小画面31を操作者の近くに表示し、表示した縮小画面31での操作指示を可能にする処理である。表示装置1の電源が投入され、動作可能になると、ステップA1に移る。
ステップA1では、人物認識装置23、たとえばカメラで撮影あるいは赤外線を用いたセンサで人物を検出する。ステップA2では、人物認識装置23は、ディスプレイ装置21に近づいた人物を認識する。ステップA3では、入力処理部13は、人物を認識することができたか否かを判定する。人物認識装置23から人物位置情報を受信すると、人物を認識することができたと判定し、ステップA4に進み、人物認識装置23から人物位置情報を受信していないと、第1の表示処理を終了し、他の処理、たとえば図6に示すタッチ処理を行った後、ステップA1に戻る。
ステップA4では、入力処理部13は、人物の場所を特定する。たとえば人物認識装置23としてカメラを用いる場合は、カメラで撮影された画像の中から人物の位置を特定し、人物認識装置23として赤外線を用いる場合は、赤外線を受光した受光部の位置から人物の位置を特定する。
ステップA5では、入力処理部13は、縮小画面を表示中であるか否かを判定する。縮小画面位置記憶部17に記憶される表示中情報が縮小画面を表示していることを示していると、縮小画面を表示中であると判定し、ステップA6に進み、縮小画面位置記憶部17に記憶される表示中情報が縮小画面を表示していることを示していないと、縮小画面を表示中でないと判定し、ステップA10に進む。ステップA6では、入力処理部13は、縮小画面位置を呼び出す。具体的には、縮小画面位置記憶部17に記憶される表示位置情報を読み出す。
ステップA7では、入力処理部13は、縮小画面が人物と一定距離内に表示されているか否かを判定する。縮小画面位置記憶部17から読み出した表示位置情報が示す位置が、ステップA4で特定した位置から一定距離、たとえば人の手が届く距離以内にあれば、縮小画面が人物と一定距離内に表示されていると判定し、第1の表示処理を終了し、他の処理を行った後、ステップA1に戻る。縮小画面位置記憶部17から読み出した表示位置情報が示す位置が、ステップA4で特定した位置から一定距離以内になければ、縮小画面が人物と一定距離内に表示されていないと判定し、ステップA8に進む。
ステップA8では、入力処理部13は、人物の付近に縮小画面を移動する。具体的には、入力処理部13は、縮小画面を表示している位置を、ステップA4で特定した位置に最も近い位置に移動するように映像出力部16に指示する。映像出力部16は、縮小画面作成部15から受け取る縮小情報による縮小画面を、実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面のうち、入力処理部13から指示された位置で合成し、合成した画面を表す合成情報を映像信号に変換してディスプレイ装置21に送信する。ディスプレイ装置21は、映像出力部16から受信した映像信号に基づく画面を表示する。ステップA9では、入力処理部13は、縮小画面を移動した位置を新たな表示位置情報として縮小画面位置記憶部17に記憶した後、第1の表示処理を終了し、他の処理を行った後、ステップA1に戻る。
ステップA10では、入力処理部13は、縮小画面を生成する。具体的には、入力処理部13は、映像出力部16に、縮小画面を表示画面に合成してディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、入力処理部13からの指示によって、縮小画面作成部15に縮小情報を作成するよう指示する。縮小画面作成部15は、映像出力部16からの指示によって、画像記憶部18に記憶される実画面情報を読み出し、読み出した実画面情報に基づいて縮小情報を作成し、作成した縮小情報を映像出力部16に送る。縮小画面の大きさは、縮小画面位置記憶部17に記憶される大きさ情報が入力処理部13によって読み出され、映像出力部16を介して縮小画面作成部15に送られる。
ステップA11は、入力処理部13は、人物の付近に縮小画面を表示する。具体的には、入力処理部13は、ステップA10で生成した縮小画面を、ステップA4で特定した位置に最も近い位置に表示するように映像出力部16に指示する。映像出力部16は、縮小画面作成部15から受け取る縮小情報による縮小画面を、実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面のうち、入力処理部13から指示された位置で合成し、合成した画面を表す合成情報を映像信号に変換してディスプレイ装置21に送信する。ディスプレイ装置21は、映像出力部16から受信した映像信号に基づく画面を表示する。ステップA12では、入力処理部13は、縮小画面を表示した位置を表す表示位置情報を縮小画面位置記憶部17に記憶し、さらに、縮小画面を表示していることを示す表示中情報を縮小画面位置記憶部17に記憶した後、第1の表示処理を終了し、他の処理を行った後、ステップA1に戻る。ステップA8またはA11は、表示ステップである。ステップA1〜A4は、検出ステップである。
図6は、情報処理装置10が実行するタッチ処理を示すフローチャートである。タッチ処理は、操作指示に対応する処理を行う処理である。図5に示した第1の表示処理の後、ステップB1に移る。
ステップB1では、入力装置22は、画面にタッチされた位置を検出し、検出した位置を示す操作位置情報、たとえば実画面座標系での座標を表す座標情報を入力処理部13に送信する。ステップB2では、入力処理部13は、画面がタッチされたか否かを判定する。入力装置22から操作位置情報を受信すると、画面がタッチされたと判定し、ステップB3に進み、入力装置22から操作位置情報を受信しないと、画面がタッチされていないと判定し、ステップB1に戻る。
ステップB3では、入力処理部13は、縮小画面を表示中であるか否かを判定する。縮小画面位置記憶部17に記憶される表示中情報が縮小画面を表示していることを示していると、縮小画面を表示中であると判定し、ステップB4に進み、縮小画面位置記憶部17に記憶される表示中情報が縮小画面を表示していることを示していないと、縮小画面を表示中でないと判定し、ステップB7に進む。ステップB4では、入力処理部13は、縮小画面表示位置を呼び出す。具体的には、縮小画面位置記憶部17に記憶される表示位置情報および大きさ情報を読み出す。
ステップB5では、入力処理部13は、タッチされた位置が縮小画面上であるか否かを判定する。具体的には、ステップB2で受信した操作位置情報が示す位置が、縮小画面位置記憶部1から読み出した表示位置情報が示す位置に、大きさ情報が示す大きさで表示される縮小画面の領域内の位置であると、タッチされた位置が縮小画面上であると判定し、ステップB6に進む。ステップB2で受信した操作位置情報が示す位置が、縮小画面位置記憶部1から読み出した表示位置情報が示す位置に、大きさ情報が示す大きさで表示される縮小画面の領域内の位置でないと、タッチされた位置が縮小画面上でないと判定し、ステップB7に進む。
ステップB6では、入力処理部13は、縮小画面座標から実画面座標に変換する。具体的には、入力処理部13は、座標変換部12によって変換された変換後の操作位置を表す変換位置情報を受け取る。ステップB7では、入力処理部13は、座標に対する処理内容を呼び出す。座標は、ステップB6で変換した場合は、変換位置情報が示す位置の座標であり、ステップB6で変換していない場合は、操作指示が行われた位置の実画面座標での座標である。
座標に対する処理内容は、操作指示による操作の内容であり、たとえば表示されているウインドウの位置を動かす処理、ウインドウを閉じる処理、描画する処理などである。たとえばウインドウを閉じる処理では、入力装置22による操作指示が、ウインドウを閉じる操作ボタンが表示されている位置に対する操作指示であると、ウインドウを閉じる処理を行う。描画する処理は、たとえば入力装置22による操作指示があった位置に順次予め定める色の画像を合成して表示する処理である。座標に対する処理内容は、たとえば図示しない記憶装置に記憶されており、記憶装置から座標に対応する処理内容を読み出す。
ステップB8では、入力処理部13は、座標に対する処理を実行する。すなわち、ステップB7で呼び出した処理内容を実行する。ステップB9では、入力処理部13は、実画面に結果を反映する。具体的には、実画面作成部14に、結果が反映された情報に基づいて実画面情報を作成するように指示し、縮小画面表示中でない場合は、作成された実画面情報による表示画面を映像出力部16によってディスプレイ装置21に表示させる。ステップB10では、入力処理部13は、縮小画面を表示中であるか否かを判定する。縮小画面位置記憶部17に記憶される表示中情報が縮小画面を表示していることを示していると、縮小画面を表示中であると判定し、ステップB11に進み、縮小画面位置記憶部17に記憶される表示中情報が縮小画面を表示していることを示していないと、縮小画面を表示中でないと判定し、タッチ処理を終了する。
ステップB11では、入力処理部13は、縮小画面に結果を反映し、タッチ処理を終了する。具体的には、映像出力部16に、ステップB9で結果が反映された実画面情報による表示画面を縮小した縮小画面を、その表示画面に合成して、ディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、入力処理部13からの指示によって、実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面と縮小画面作成部15から受け取る縮小情報による縮小画面とを合成した画面を表す合成情報を映像信号に変換してディスプレイ装置21に送信し、表示させる。ステップB1,B2は、操作指示ステップである。ステップB6は、変換ステップである。ステップB7〜B11は、操作実行ステップである。
図7は、情報処理装置10が実行する第2の表示処理を示すフローチャートである。第2の表示処理は、操作者2がタッチした位置に縮小画面を表示し、操作指示に対応する処理を行う処理である。表示装置1の電源が投入され、動作可能になると、ステップC1に移る。ステップC1〜ステップC9は、図6に示したステップB1〜B9とそれぞれ同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
ステップC10では、入力処理部13は、縮小画面に結果を反映し、第2の表示処理を終了し、他の処理を行った後、ステップC1に戻る。具体的には、映像出力部16に、ステップC9で結果が反映された実画面情報による表示画面を縮小した縮小画面を、その表示画面に合成して、ディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、入力処理部13からの指示によって、実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面と縮小画面作成部15から受け取る縮小情報による縮小画面とを合成した画面を表す合成情報を映像信号に変換してディスプレイ装置21に送信し、表示させる。
ステップC11では、入力処理部13は、縮小画面を生成する。具体的には、入力処理部13は、映像出力部16に、縮小画面を表示画面に合成してディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、入力処理部13からの指示によって、縮小画面作成部15に縮小情報を作成するよう指示する。縮小画面作成部15は、映像出力部16からの指示によって、画像記憶部18に記憶される実画面情報を読み出し、読み出した実画面情報に基づいて縮小情報を作成し、作成した縮小情報を映像出力部16に送る。縮小画面の大きさは、縮小画面位置記憶部17に記憶される大きさ情報が入力処理部13によって読み出され、映像出力部16を介して縮小画面作成部15に送られる。
ステップC12では、入力処理部13は、タッチ座標を中心に縮小画面を表示する。具体的には、入力処理部13は、映像出力部16に、縮小画面の中心をステップC2で受信した操作位置情報が示す位置に合わせて、縮小画面を表示画面に合成してディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、縮小画面作成部15から受け取る縮小情報による縮小画面の中心をステップC2で受信した操作位置情報が示す位置に合わせて、その縮小画面を実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面に合成し、ディスプレイ装置21に表示させる。
ステップC13では、入力処理部13は、縮小画面を表示した位置を表す表示位置情報を縮小画面位置記憶部17に記憶し、さらに、縮小画面を表示していることを示す表示中情報を縮小画面位置記憶部17に記憶した後、第2の表示処理を終了し、他の処理を行った後、ステップC1に戻る。ステップC12は、表示ステップである。ステップC1,C2は、操作指示ステップである。ステップC6は、変換ステップである。ステップC7〜C10は、操作実行ステップである。
図8は、情報処理装置10が実行する第3の表示処理を示すフローチャートである。第3の表示処理は、図4に示した表示画面50のように、2種類のタッチペンを用いた操作指示を可能にする処理である。表示装置1の電源が投入され、動作可能になると、ステップD1に移る。ステップD1,D2,D5〜D7,D11〜D15は、図6に示したステップB1〜B10とそれぞれ同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
ステップD3では、入力処理部13は、ペンIDを取得する。具体的には、タッチペンから送信されるIDをデバイス認識部11から取得する。ステップD4では、取得したペンIDが縮小ペンのIDであるか否かを判定する。デバイス認識部11がタッチペンから受信したIDが、縮小画面用タッチペンのIDであると、取得したペンIDが縮小ペンのIDであると判定し、ステップD5に進み、デバイス認識部11がタッチペンから受信したIDが、縮小画面用タッチペンのIDでないと、取得したペンIDが縮小ペンのIDでないと判定し、ステップD17に進む。
ステップD8では、入力処理部13は、タッチ座標を中心に縮小画面を表示する。具体的には、入力処理部13は、映像出力部16に、縮小画面の中心をステップD2で受信した操作位置情報が示す位置に合わせて、縮小画面を表示画面に合成してディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、縮小画面作成部15から受け取る縮小情報による縮小画面の中心をステップD2で受信した操作位置情報が示す位置に合わせて、その縮小画面を実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面に合成し、ディスプレイ装置21に表示させる。
ステップD9では、入力処理部13は、縮小画面を表示した位置を表す表示位置情報を縮小画面位置記憶部17に記憶し、さらに、縮小画面を表示していることを示す表示中情報を縮小画面位置記憶部17に記憶した後、第3の表示処理を終了し、他の処理を行った後、ステップD1に戻る。
ステップD10では、入力処理部13は、縮小画面を生成し、ステップD8に進む。具体的には、入力処理部13は、映像出力部16に、縮小画面を表示画面に合成してディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、入力処理部13からの指示によって、縮小画面作成部15に縮小情報を作成するよう指示する。縮小画面作成部15は、映像出力部16からの指示によって、画像記憶部18に記憶される実画面情報を読み出し、読み出した実画面情報に基づいて縮小情報を作成し、作成した縮小情報を映像出力部16に送る。
ステップD16では、入力処理部13は、縮小画面に結果を反映し、第3の表示処理を終了し、他の処理を行った後、ステップD1に戻る。具体的には、映像出力部16に、ステップD14で結果が反映された実画面情報による表示画面を縮小した縮小画面を、その表示画面に合成して、ディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、入力処理部13からの指示によって、実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面と縮小画面作成部15から受け取る縮小情報による縮小画面とを合成した画面を表す合成情報を映像信号に変換してディスプレイ装置21に送信し、表示させる。
ステップD17では、入力処理部13は、縮小画面を表示中であるか否かを判定する。縮小画面位置記憶部17に記憶される表示中情報が縮小画面を表示していることを示していると、縮小画面を表示中であると判定し、ステップD18に進み、縮小画面位置記憶部17に記憶される表示中情報が縮小画面を表示していることを示していないと、縮小画面を表示中でないと判定し、ステップD12に進む。ステップD18では、入力処理部13は、縮小画面位置を呼び出す。具体的には、縮小画面位置記憶部17に記憶される表示位置情報および大きさ情報を読み出す。
ステップD19では、入力処理部13は、タッチされた位置が縮小画面上であるか否かを判定する。具体的には、ステップD2で受信した操作位置情報が示す位置が、縮小画面位置記憶部1から読み出した表示位置情報が示す位置に、大きさ情報が示す大きさで表示される縮小画面の領域内の位置であると、タッチされた位置が縮小画面上であると判定し、ステップD20に進む。ステップD2で受信した操作位置情報が示す位置が、縮小画面位置記憶部1から読み出した表示位置情報が示す位置に、大きさ情報が示す大きさで表示される縮小画面の領域内の位置でないと、タッチされた位置が縮小画面上でないと判定し、ステップD12に進む。
ステップD20では、入力処理部13は、縮小画面を消去して、第3の表示処理を終了し、他の処理を行った後、ステップD1に戻る。具体的には、入力処理部13は、映像出力部16に、表示画面に縮小画面を合成することなく、表示画面をディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面をディスプレイ装置21に表示させる。ステップD8,D20は、表示ステップである。ステップD1,D2は、操作指示ステップである。ステップD11は、変換ステップである。ステップD12〜D16は、操作実行ステップである。ステップD3,D4は、判定ステップである。
図9は、情報処理装置10が実行する第4の表示処理を示すフローチャートである。第4の表示処理は、デバイスタイプの異なる2つの入力装置22、たとえばタッチパネルとマウスとを用いた操作指示を可能にする処理である。表示装置1の電源が投入され、動作可能になると、ステップE1に移る。ステップE5〜E17は、図8に示したステップD5〜D17とそれぞれ同じであり、重複を避けるために説明は省略する。
ステップE1では、入力装置22は、タッチパネルまたはマウスによって入力された位置を検出し、検出した位置を示す操作位置情報、たとえば実画面座標系での座標を表す座標情報を入力処理部13に送信する。ステップE2では、入力処理部13は、入力があったか否かを判定する。入力装置22から操作位置情報を受信すると、入力があったと判定し、ステップE3に進み、入力装置22から操作位置情報を受信しないと、入力がないと判定し、ステップE1に戻る。
ステップE3では、入力処理部13は、入力デバイスの確認を行う。具体的には、デバイス認識部11からデバイス情報を取得する。ステップE4では、入力処理部13は、デバイスがタッチパネルであるか否かを判定する。デバイス認識部11から取得したデバイス情報が示すデバイスタイプがタッチパネルであると、デバイスがタッチパネルであると判定し、ステップE5に進み、デバイス認識部11から取得したデバイス情報が示すデバイスタイプがタッチパネルでないと、デバイスがタッチパネルでないと判定し、ステップE17に進む。
ステップE18では、入力処理部13は、縮小画面を消去して、ステップE12に進む。具体的には、入力処理部13は、映像出力部16に、表示画面に縮小画面を合成することなく、表示画面をディスプレイ装置21に表示するように指示する。映像出力部16は、実画面作成部14から受け取る実画面情報による表示画面をディスプレイ装置21に表示させる。ステップE8,E18は、表示ステップである。ステップE1,E2は、操作指示ステップである。ステップE11は、変換ステップである。ステップE12〜E16は、操作実行ステップである。ステップE3,E4は、判定ステップである。
このように、図5に示したステップA8またはA11、図7に示したステップC12、図8に示したステップD8,D20または図9に示したステップE8,E18では、表示情報を表示する表示画面を縮小した縮小画面を前記表示画面と合成して表示する。図6に示したステップB1,B2、図7に示したステップC1,C2、図8に示したステップD1,D2、または図9に示したステップE1,E2では、前記表示画面での操作指示を行う。図6に示したステップB6、図7に示したステップC6、図8に示したステップD11、または図9に示したステップE11では、図6に示したステップB1,B2、図7に示したステップC1,C2、図8に示したステップD1,D2、または図9に示したステップE1,E2で操作指示が行われた位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換する。
そして、図6に示したステップB7〜B11、図7に示したステップC7〜C10、図8に示したステップD12〜D16または図9に示したステップE12〜E16では、図6に示したステップB1,B2、図7に示したステップC1,C2、図8に示したステップD1,D2、または図9に示したステップE1,E2で操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、図6に示したステップB6、図7に示したステップC6、図8に示したステップD11、または図9に示したステップE11で変換された位置に対する操作指示に対応する処理を行い、図6に示したステップB1,B2、図7に示したステップC1,C2、図8に示したステップD1,D2、または図9に示したステップE1,E2で操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内の位置であるとき、前記表示画面を基準とする位置に対する図6に示したステップB1,B2、図7に示したステップC1,C2、図8に示したステップD1,D2、または図9に示したステップE1,E2で行われた操作指示に対応する処理を行う。したがって、本発明に係る表示方法を適用すれば、大型の表示画面でも操作者が表示画面上で容易に操作することができる。
さらに、図5に示したステップA1〜A4では、操作者の位置を検出する。そして、図5に示したステップA8またはA11では、前記表示画面の位置うち、図5に示したステップA1〜A4で検出された操作者の位置に応じた位置に前記縮小画面を表示するので、縮小画面を操作者の近くに表示することができる。
さらに、図8に示したステップD3,D4または図9に示したステップE3,E4では、前記操作指示が、前記表示画面に対する操作指示を行う通常のタッチペン3bまたはマウスによる操作指示であるか、前記縮小画面に対する操作指示を行う縮小画面用タッチペン3aまたはタッチパネルによる操作指示であるかを判定する。そして、図8に示したステップD11または図9に示したステップE11では、図8に示したステップD3,D4または図9に示したステップE3,E4で前記操作指示が縮小画面用タッチペン3aまたはタッチパネルによる操作指示であると判定され、かつ図8に示したステップD1,D2、または図9に示したステップE1,E2で操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記操作指示が行われた位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換する。したがって、縮小画像に対する操作指示と、縮小画像を除く領域の表示画像に対する操作指示とを2種類の指示装置によって使い分けることができる。
さらに、図8に示したステップD20または図9に示したステップE18では、図8に示したステップD3,D4または図9に示したステップE3,E4で前記操作指示が通常のタッチペン3bまたはマウスによる操作指示であると判定され、かつ図8に示したステップD1,D2、または図9に示したステップE1,E2で操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記縮小画面を合成しない表示画面を表示するので、通常のタッチペン3bまたはマウスによって、縮小画面が表示されている領域に対して操作指示を行うことによって、縮小画面を消去することができる。
さらに、図8に示したステップD8または図9に示したステップE8では、図8に示したステップD3,D4または図9に示したステップE3,E4で前記操作指示が縮小画面用タッチペン3aまたはタッチパネルによる操作指示であると判定され、かつ図8に示したステップD1,D2、または図9に示したステップE1,E2で操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内であるとき、前記縮小画面を前記操作指示が行われた位置に表示するので、縮小画像を表示する位置を操作しやすい位置に容易に移動することができる。
さらに、実画面作成部14、縮小画面作成部15、映像出力部16およびディスプレイ装置21によって、表示情報を表示する表示画面を縮小した縮小画面が前記表示画面と合成されて表示され、入力装置22によって、前記表示画面での操作指示が行われ、座標変換部12によって、入力装置22によって操作指示が行われた位置が、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換され、入力処理部13によって、入力装置22によって操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、座標変換部12によって変換された位置に対する操作指示に対応する処理が行われ、入力装置22によって操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内の位置であるとき、前記表示画面を基準とする位置に対する前記操作指示に対応する処理が行われる。したがって、大型の表示画面でも操作者が表示画面上で容易に操作することができる。
本発明の実施の一形態である表示装置1の構成を示すブロック図である。 操作者2の近くに縮小画面31を表示した表示画面30の一例を示す図である。 操作者2の手が届く範囲に縮小画面42を表示した表示画面40の一例を示す図である。 2種類のタッチペンを用いて操作される表示画面50の一例を示す図である。 情報処理装置10が実行する第1の表示処理を示すフローチャートである。 情報処理装置10が実行するタッチ処理を示すフローチャートである。 情報処理装置10が実行する第2の表示処理を示すフローチャートである。 情報処理装置10が実行する第3の表示処理を示すフローチャートである。 情報処理装置10が実行する第4の表示処理を示すフローチャートである。 従来の技術による地図表示の表示画面90を示す図である。 従来の技術による仮想デスクトップの表示画面93を示す図である。 従来の技術によるタッチパネル機能を有するディスプレイ装置96を示す図である。
符号の説明
1 表示装置
10 情報処理装置
11 デバイス認識部
12 座標変換部
13 入力処理部
14 実画面作成部
15 縮小画面作成部
16 映像出力部
17 縮小画面位置記憶部
18 画像記憶部
21 ディスプレイ装置
22 入力装置
23 人物認識装置

Claims (4)

  1. 表示情報を表示する表示画面を縮小した縮小画面を前記表示画面と合成して表示する表示ステップと、
    前記表示画面での操作指示を行う操作指示ステップと、
    前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換する変換ステップと、
    前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記変換ステップで変換された位置に対する操作指示に対応する処理を行ない、前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内の位置であるとき、前記表示画面を基準とする位置に対する前記操作指示ステップで行われた操作指示に対応する処理を行う操作実行ステップと、
    操作者の位置を検出する検出ステップとを含み、
    前記表示ステップでは、縮小画面を表示中であるか否かを判定し、表示中でないと判定されると、縮小画面を生成して、前記表示画面の位置うち、前記検出ステップで検出された操作者の位置に応じた位置に生成した縮小画面を表示し、表示中であると判定されると、表示中の縮小画面の位置が、前記検出ステップで検出された位置から予め定める距離以内であるか否かを判定し、予め定める距離以内でないと判定されると、前記検出ステップで検出された位置に最も近い位置に縮小画面を移動し、予め定める距離以内であると判定されると、縮小画面を移動させることなく位置を維持し、
    前記表示ステップでは、前記縮小画面を表示する領域を、前記表示画面の全領域うち、前記操作者の手が届く範囲である縮小画面表示領域内に制限することを特徴とする表示方法。
  2. 表示情報を表示する表示画面を縮小した縮小画面を前記表示画面と合成して表示する表示ステップと、
    前記表示画面での操作指示を行う操作指示ステップと、
    前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換する変換ステップと、
    前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記変換ステップで変換された位置に対する操作指示に対応する処理を行ない、前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内の位置であるとき、前記表示画面を基準とする位置に対する前記操作指示ステップで行われた操作指示に対応する処理を行う操作実行ステップ
    操作者の位置を検出する検出ステップとを含み、
    前記表示ステップでは、前記表示画面の位置うち、前記検出ステップで検出された操作者の位置に応じた位置に前記縮小画面を表示し、
    前記表示ステップでは、前記縮小画面を表示する領域を、前記表示画面の全領域うち、前記操作者の手が届く範囲である縮小画面表示領域内に制限し、
    前記操作指示が、前記表示画面に対する操作指示を行う第1の指示装置による操作指示であるか、前記縮小画面に対する操作指示を行う第2の指示装置による操作指示であるかを判定する判定ステップをさらに含み、
    前記変換ステップでは、前記判定ステップで前記操作指示が第2の指示装置による操作指示であると判定され、かつ前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記操作指示が行われた位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換し、
    前記表示ステップでは、前記判定ステップで前記操作指示が第1の指示装置による操作指示であると判定され、かつ前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記縮小画面を合成しない表示画面を表示することを特徴とする表示方法。
  3. 前記表示ステップでは、前記判定ステップで前記操作指示が第2の指示装置による操作指示であると判定され、かつ前記操作指示ステップで操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内であるとき、前記縮小画面を前記操作指示が行われた位置に表示することを特徴とする請求項2に記載の表示方法。
  4. 表示情報を表示する表示画面を縮小した縮小画面を前記表示画面と合成して表示する表示手段と、
    前記表示画面での操作指示を行う操作指示手段と、
    前記操作指示手段によって操作指示が行われた位置を、前記縮小画面を基準とする位置から前記表示画面を基準とする位置に変換する変換手段と、
    前記操作指示手段によって操作指示が行われた位置が、前記縮小画面の領域内であるとき、前記変換手段によって変換された位置に対する操作指示に対応する処理を行ない、前記操作指示手段によって操作指示が行われた位置が、前記表示画面の領域のうち前記縮小画面の領域を除く残余の領域内の位置であるとき、前記表示画面を基準とする位置に対する前記操作指示に対応する処理を行う操作実行手段と、
    操作者の位置を検出する検出手段とを含み、
    前記表示手段は、縮小画面を表示中であるか否かを判定し、表示中でないと判定されると、縮小画面を生成して、前記表示画面の位置うち、前記検出手段によって検出された操作者の位置に応じた位置に生成した縮小画面を表示し、表示中であると判定されると、表示中の縮小画面の位置が、前記検出手段によって検出された位置から予め定める距離以内であるか否かを判定し、予め定める距離以内でないと判定されると、前記検出手段によって検出された位置に最も近い位置に縮小画面を移動し、予め定める距離以内であると判定されると、縮小画面を移動させることなく位置を維持し、
    前記表示手段は、前記縮小画面を表示する領域を、前記表示画面の全領域うち、前記操作者の手が届く範囲である縮小画面表示領域内に制限することを特徴とする表示装置。
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