JP5342125B2 - 映像信号をディザリング処理する映像信号処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、映像信号をデジタル化した際にディザリング処理を適切に行う映像信号処理装置に関する。
映像を液晶パネルやスクリーン上に表示する際に液晶の配向むら、投射光学系及びスクリーン等に起因した色むらが発生する場合がある。例えば、表示されているカラー画像に白色のラスター信号を表示させた際に、画面の上下左右で白色に色がついた画像が表示される場合がある。そこで、液晶表示装置等における映像信号処理装置には色むら補正回路が搭載される。
色むら補正回路は、アナログ/デジタル変換された入力映像信号の水平アドレス毎に輝度むらを補正するための補正係数を予め準備し、入力映像信号の水平アドレスに対応する補正係数を入力映像信号に乗算することによって入力映像信号の色むらを補正する。
従来の色むら補正装置では、色むら補正された映像信号をデジタル/アナログ変換する際の変換誤差、雑音の影響、色むら補正演算後のビットリダクションにより、出力画像に階調段差が発生するという課題がある。
そこで、色むら補正処理された量子化ビット数(例えば、V[11:0]の12ビット)の映像データに対して2ビットのディザリング処理を行う場合、偶数フレームのときには下位2ビットを切り捨てた量子化ビット数(例えば10ビット)の映像データV[11:2]を出力し、奇数フレームのときには下位2ビット目の値が”0”のときは下位2ビットを切り捨てた量子化ビット数(例えば10ビット)の映像データV[11:2]を出力し、”1”のときは下位2ビットを切り捨てて「1」を加算した映像データV[11:2]を出力する方法が開示されている(特許文献1)。
特開2006−259372号公報
ところで、ディザリング処理後のビット補正処理では、赤(R),緑(G),青(B)の全色成分について同じタイミングで同じビット補正処理が施されていた。
例えば、赤(R),緑(G),青(B)の全色成分に対して同じディザリングマップを用いてフレーム毎に同じビットに「1」を加算するビット補正処理を施すものである。
また、特許文献1に記載の技術では、偶数フレームでは赤(R),緑(G),青(B)の全色について下位2ビットを切り捨てた量子化ビット数(例えば10ビット)の映像データV[11:2]を出力し、奇数フレームにおいても赤(R),緑(G),青(B)の全色について下位2ビット目の値が”0”のときは下位2ビットを切り捨てた量子化ビット数(例えば10ビット)の映像データV[11:2]を出力し、”1”のときは下位2ビットを切り捨てて「1」を加算した映像データV[11:2]を出力する。
このように、赤(R),緑(G),青(B)の全色成分について同じタイミングで同じビット補正処理を施すと、総ての色に対して同じタイミングで下位ビットに1が加算される画素が多くなり、各色を重ね合わせて表示させた場合にその画素と他の画素との輝度の変化が大きくなり、映像に縞模様が現れ易くなる、映像のちらつきが大きくなる等の問題が生ずる場合がある。
また、ディザリング処理による縞模様やちらつきを防止するためにはディザリングマップの規模を大きくする必要があり、映像信号処理装置のメモリの容量を増大させる必要があり、回路規模が大きくなってしまう問題がある。
本発明は、上記課題を鑑み、デジタル化された映像信号をディザリング処理した際にビット補正を適切に行うことができる映像信号処理装置を提供することを課題とする。
本発明は、デジタル化された複数色の映像信号に対してディザリング処理を行う映像信号処理装置であって、処理対象となる複数の対象色毎に設定され、それぞれフレーム値とビット値との組み合わせに関連付けてビット補正値を登録したディザリングマップであって、フレーム値とビット値の組み合わせに対するビット補正値がフレーム値に対して対象色毎にサイクリックに設定されているディザリングマップを参照して、前記映像信号のフレームをサイクリックにカウントしたフレーム値と、前記映像信号を前記対象色毎にディザリング処理した下位ビットのビット値と、の組み合わせに対応するビット補正値を前記対象色毎にディザリング処理後の映像信号に対するビット補正値として決定するディザリング処理部を備え、前記ディザリング処理部で前記対象色に対して決定されたビット補正値によりディザリング処理後の前記対象色の映像信号を補正することを特徴とする。
より具体的には、前記対象色は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色であり、前記ディザリングマップは、R(赤)、G(緑)、B(青)毎に設定され、フレーム値とビット値の組み合わせに対するビット補正値がR(赤)、G(緑)、B(青)毎にフレーム値に対してサイクリックに設定されており、前記ディザリング処理部は、前記映像信号のフレームをサイクリックにカウントしたフレーム値と、前記映像信号をR(赤)、G(緑)、B(青)毎にディザリング処理した下位ビットのビット値と、の組み合わせに対応するビット補正値をR(赤)、G(緑)、B(青)毎の前記ディザリングマップから読み出し、当該読み出されたビット補正値をR(赤)、G(緑)、B(青)毎のディザリング処理後の映像信号に対するビット補正値として決定する、ことが好適である。例えば、前記ディザリングマップは、映像信号の下位2ビットの値に応じて、0又は+1のいずれかのビット補正値が設定されていることが好ましい。
また、前記ディザリング処理部で前記対象色に対して決定されたビット補正値を、前記対象色のディザリング処理後の映像信号に加算する加算部を備えることが好適である。
本発明によれば、デジタル化された映像信号をディザリングした際にビット補正を適切に行うことができる。
本発明の実施の形態における映像信号処理装置100は、図1に示すように、赤処理部102R、緑処理部102G及び青処理部102Bを含んで構成される。映像信号は前段部(図示しない)において色分離され、赤処理部102Rは分離された赤(R)成分の信号を処理し、緑処理部102Gは分離された緑(G)成分の信号を処理し、青処理部102Bは分離された青(B)成分の信号を処理する。
赤処理部102Rは、下位ビット抽出部10R、ディザリング処理部12R、フレーム設定レジスタ14R、フレームカウンタ16R、下位ビットカット部18R及び加算部20Rを含んで構成される。緑処理部102Gは、下位ビット抽出部10G、ディザリング処理部12G、フレーム設定レジスタ14G、フレームカウンタ16G、下位ビットカット部18G及び加算部20Gを含んで構成される。青処理部102Bは、下位ビット抽出部10B、ディザリング処理部12B、フレーム設定レジスタ14B、フレームカウンタ16B、下位ビットカット部18B及び加算部20Bを含んで構成される。
赤処理部102R、緑処理部102G及び青処理部102Bにおける処理は基本的に同じであるので赤処理部102Rについて説明し、緑処理部102G及び青処理部102Bについては赤処理部102Rとの相違点について説明する。
赤処理部102R、緑処理部102G及び青処理部102Bには、前段部において映像信号から分離された赤(R)成分、緑(G)成分及び青(B)成分の信号がデジタル化されて入力される。
以下の説明では、赤(R)成分、緑(G)成分及び青(B)成分がそれぞれ8ビットのデジタル信号に変換されて入力され、下位2ビットをディザリングする例について説明する。ただし、これに限定されるものではなく、入力信号のビット数及びディザリングのビット数は任意に設定することができる。
赤(R)成分、緑(G)成分及び青(B)成分を色[(最上位ビット:MSB):(最下位ビット:LSB)]と表す。すなわち、R[7:0]は第0ビットから第7ビットの全8ビットを有する赤成分の信号であることを示し、G[7:0]は第0ビットから第7ビットの全8ビットを有する緑成分の信号であることを示し、及びB[7:0]は第0ビットから第7ビットの全8ビットを有する青成分の信号であることを示す。また、R[7:2]は第2ビットから第7ビットの全6ビットを有する下位2ビットがディザリングされた赤成分の信号であることを示し、G[7:2]は第2ビットから第7ビットの全6ビットを有する下位2ビットがディザリングされた緑成分の信号であることを示し、及びB[7:2]は第2ビットから第7ビットの全6ビットを有する下位2ビットがディザリングされた青成分の信号であることを示す。
下位ビット抽出部10Rは、前段で色分離及びデジタル化された赤成分の映像信号を受けて、ディザリング対象となる下位ビットを抽出してディザリング処理部12Rへ出力する。本実施の形態では、全8ビットの映像信号R[7:0]の下位2ビットを抽出して出力する。
ディザリング処理部12Rは、メモリ22に予め格納及び保持されているディザリングマップを参照して、下位ビット抽出部10Rで抽出された下位ビットに基づいてビット補正値を決定する。ディザリングマップは、赤処理部102R、緑処理部102G及び青処理部102Bに共通に設けられているメモリ22に予め格納及び保持されている。
フレーム設定レジスタ14Rは、ディザリング処理部12Rにおけるビット補正値の決定処理に用いられるフレームずらし値を格納及び保持する。フレームずらし値は、赤処理部102R、緑処理部102G及び青処理部102Bにおいてそれぞれ異なる値に設定される。本実施の形態では、例として、フレーム設定レジスタ14Rにはフレームずらし値「0」、フレーム設定レジスタ14Gにはフレームずらし値「1」、フレーム設定レジスタ14Bにはフレームずらし値「2」が予め格納及び保持されているものとする。
フレームカウンタ16Rは、ディザリング処理に対するビット補正を繰り返すフレーム数をカウントする。フレームカウンタ16Rは、垂直同期信号検出部(図示しない)から垂直同期信号Vsyncを受けて、垂直同期信号Vsyncを受ける度にフレーム値をサイクリックにカウントしてディザリング処理部12Rへ出力する。すなわち、ディザリング処理部12Rで用いられるディザリングマップにビット補正値に関連付けられて登録されているフレーム値を繰り返しカウントする。
本実施の形態では4フレーム毎に処理を繰り返すので、フレームカウンタ16Rは、垂直同期信号Vsyncを受ける度に0から3のカウンタ値を0,1,2,3,0,1,2,3・・・と順に繰り返してカウントしてフレーム値としてディザリング処理部12Rへ出力する。
ディザリング処理部12Rは、フレームずらし値及びフレーム値を参照して、下位ビット抽出部10Rで抽出された下位ビットのビット値に対応するビット補正値をディザリングマップから求める。
ディザリングマップは、図2に示すように、ディザリング対象となる下位ビットの値とフレーム番号との組み合わせ毎にビット補正値を対応付けたテーブルである。本実施の形態のディザリングマップでは、フレームずらし値毎に下位ビットの値に対するビット補正値を異ならせている。
例えば、図2のフレームずらし値「0」のディザリングマップでは、フレーム番号「0」に対してデータ値「0(=00B)」にはビット補正値「0」、データ値「1(=01B)」にはビット補正値「1」、データ値「2(=10B)」にはビット補正値「1」、データ値「3(=11B)」にはビット補正値「1」が登録されている。フレーム番号「1」に対してデータ値「0(=00B)」にはビット補正値「0」、データ値「1(=01B)」にはビット補正値「0」、データ値「2(=10B)」にはビット補正値「0」、データ値「3(=11B)」にはビット補正値「1」が登録されている。フレーム番号「2」に対してデータ値「0(=00B)」にはビット補正値「0」、データ値「1(=01B)」にはビット補正値「0」、データ値「2(=10B)」にはビット補正値「1」、データ値「3(=11B)」にはビット補正値「1」が登録されている。フレーム番号「3」に対してデータ値「0(=00B)」にはビット補正値「0」、データ値「1(=01B)」にはビット補正値「0」、データ値「2(=10B)」にはビット補正値「0」、データ値「3(=11B)」にはビット補正値「0」が登録されている。
また、フレームずらし値が「0」,「1」,「2」,「3」とずれるにつれて、フレーム番号「0」の各データ値に対するビット補正値がフレーム番号「1」,「2」,「3」の各データ値に対するビット補正値と等しくなるようにディザリングマップが設定されている。同様に、フレームずらし値が「0」,「1」,「2」,「3」とずれるにつれて、フレーム番号「1」の各データ値に対するビット補正値がフレーム番号「2」,「3」,「0」の各データ値に対するビット補正値と等しくなり、フレーム番号「2」の各データ値に対するビット補正値がフレーム番号「3」,「0」,「1」の各データ値に対するビット補正値と等しくなり、フレーム番号「3」の各データ値に対するビット補正値がフレーム番号「0」,「1」,「2」の各データ値に対するビット補正値と等しくなるようにディザリングマップが設定されている。
このように設定されているディザリングマップを用いることによって、フレームずらし値、フレーム値及びビット値に対応するビット補正値を抽出することができる。このとき、フレームずらし値は色毎に異なる値に設定されているので、同じフレームについて各色の下位ビットが同じビット値であったとしても異なるビット補正値が抽出されることになる。
例えば、赤の映像信号の第1フレームについては、フレームずらし値は「0」及びフレーム値は「0」となるので、ディザリングの対象となる下位2ビットのビット値が「0」であればビット補正値は「0」となり、下位2ビットのビット値が「1」,「2」,「3」であればビット補正値は「1」となる。これに対して、緑の映像信号の第1フレームについては、フレームずらし値は「1」であり、フレーム値は「0」となるので、ディザリングの対象となる下位2ビットのビット値が「0」,「1」,「2」,「3」のいずれであってもビット補正値は「0」となる。また、青の映像信号の第1フレームについては、フレームずらし値は「2」であり、フレーム値は「0」となるので、ディザリングの対象となる下位2ビットのビット値が「0」,「1」であればビット補正値は「0」となり、下位2ビットのビット値が「2」,「3」であればビット補正値は「1」となる。
このように、本実施の形態によれば、同一のフレームであっても色毎に異なるビット補正処理が施される。これにより、映像に縞模様が現れ難くなり、映像のちらつきも抑えられる。
また、フレーム値は垂直同期信号Vsyncが入力される毎にサイクリックにカウントアップされるので、図3に示すように、同じ色についてもフレームが変わると同じビット値であっても異なるビット補正値が抽出される。
例えば、赤の映像信号の第1フレームについては、上記のように、ディザリングの対象となる下位2ビットのビット値が「0」であればビット補正値は「0」となり、下位2ビットのビット値が「1」,「2」,「3」であればビット補正値は「1」となる。これに対して、第2フレームについては、フレーム値が「1」となるので、ディザリングの対象となる下位2ビットのビット値が「0」,「1」,「2」であればビット補正値は「0」となり、下位2ビットのビット値が「3」であればビット補正値は「1」となる。また、第3フレームについては、フレーム値が「2」となるので、ディザリングの対象となる下位2ビットのビット値が「0」,「1」であればビット補正値は「0」となり、下位2ビットのビット値が「2」,「3」であればビット補正値は「1」となる。さらに、第4フレームについては、フレーム値が「3」となるので、ディザリングの対象となる下位2ビットのビット値が「0」,「1」,「2」,「3」のいずれであってもビット補正値は「0」となる。そして、第5フレームについては、サイクリックにカウントされたフレーム値が再び「0」に戻るので、ディザリングの対象となる下位2ビットのビット値が「0」であればビット補正値は「0」となり、下位2ビットのビット値が「1」,「2」,「3」であればビット補正値は「1」となる。
緑の映像信号及び青の映像信号についても同様にフレームが変わると同じビット値であっても異なるビット補正値が抽出される。なお、色毎にフレームずらし値が異なる値に設定されているので、図3に示すようにサイクリックに施されるビット補正値の決定処理の開始位置が色毎に異なるものとなる。
このように、同じ色の映像信号であってもフレーム毎に同じビット値であっても異なるビット補正値が選択されるようにビット補正処理を行うことで、似通った映像のフレームが連続する場合であっても連続して同じビット補正処理が施される可能性が少なくなり、映像に対するビット補正の影響が時間的に平均化されて、映像に縞模様等が現れ難くなる。
下位ビットカット部18Rは、前段で色分離及びデジタル化された赤成分の映像信号を受けて、ディザリング対象となる下位ビットをカットして加算部20Rへ出力する。本実施の形態では、全8ビットの下位2ビットをカットして全6ビットの映像信号R[7:2]を生成して出力する。
加算部20Rは、ディザリング処理部12Rで決定されたビット補正値と下位ビットカット部18Rにおいてディザリング処理された映像信号とを加算して出力する。すなわち、下位ビットをカットされた映像信号における最下位ビット(LSB)にディザリング処理部12Rから出力されているビット補正値を加算する。
本実施の形態では、ディザリング処理によって全8ビットの下位2ビットをカットして全6ビットの映像信号R[7:2]が生成されているので、その全6ビットの最下位ビット(LSB)にビット補正値を加算して出力する。
例えば、ディザリング処理された赤の映像信号R[7:2]が“0001011”であり、ビット補正値が“0”であればそのまま“0001010”を出力する。ビット補正値が“1”であればそのまま“0001100”を出力する。
このように、ディザリング処理において切り捨てた下位ビットのビット値に基づいてディザリング処理後の映像信号の最下位ビットに1を足したり、足さなかったりすることで、ディザリング処理により不連続的になった映像信号を連続的に表示することができる。その結果、ディザリング処理により縞模様に見えてしまう箇所をぼやかして見せることができる。
本実施の形態では、フレームずらし値毎にビット補正値を異ならせたディザリングマップを準備したが、これに限定されるものではない。例えば、複数の色で同じディザリングマップを用いて、フレーム値を色毎にずらしてビット値に対応するビット補正値を求めても良い。
例えば、赤の映像信号に対するフレーム値に対して、緑の映像信号に対するフレーム値は赤の映像信号に対するフレーム値に1を加えた値とし、青の映像信号に対するフレーム値は赤の映像信号に対するフレーム値に2を加えた値とする。そして、図2に示したフレームずらし値「0」のディザリングマップのみを用いてビット補正値を求めることができる。
本発明の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるディザリングマップの例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるディザリング処理の例を示す図である。
符号の説明
10R,10G,10B 下位ビット抽出部、12R,12G,12B ディザリング処理部、14R,14G,14B フレーム設定レジスタ、16R,16G,16B フレームカウンタ、18R,18G,18B 下位ビットカット部、20R,20G,20B 加算部、22 メモリ、100 映像信号処理装置、102R 赤処理部、102B 青処理部、102G 緑処理部。

Claims (4)

  1. デジタル化された複数色の映像信号に対してディザリング処理を行う映像信号処理装置であって、
    処理対象となる複数の対象色毎に設定され、それぞれフレーム値とビット値との組み合わせに関連付けてビット補正値を登録したディザリングマップであって、フレーム値とビット値の組み合わせに対するビット補正値がフレーム値に対して対象色毎にサイクリックに設定されているディザリングマップを参照して、前記映像信号のフレームをサイクリックにカウントしたフレーム値と、前記映像信号を前記対象色毎にディザリング処理した下位ビットのビット値と、の組み合わせに対応するビット補正値を前記対象色毎にディザリング処理後の映像信号に対するビット補正値として決定するディザリング処理部を備え、
    前記ディザリング処理部で前記対象色に対して決定されたビット補正値によりディザリング処理後の前記対象色の映像信号を補正することを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 請求項1に記載の映像信号処理装置であって、
    前記対象色は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色であり、
    前記ディザリングマップは、R(赤)、G(緑)、B(青)毎に設定され、フレーム値とビット値の組み合わせに対するビット補正値がR(赤)、G(緑)、B(青)毎にフレーム値に対してサイクリックに設定されており、
    前記ディザリング処理部は、前記映像信号のフレームをサイクリックにカウントしたフレーム値と、前記映像信号をR(赤)、G(緑)、B(青)毎にディザリング処理した下位ビットのビット値と、の組み合わせに対応するビット補正値をR(赤)、G(緑)、B(青)毎の前記ディザリングマップから読み出し、当該読み出されたビット補正値をR(赤)、G(緑)、B(青)毎のディザリング処理後の映像信号に対するビット補正値として決定する、
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の映像信号処理装置であって、
    前記ディザリングマップは、映像信号の下位2ビットの値に応じて、0又は+1のいずれかのビット補正値が設定されていることを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像信号処理装置であって、
    前記ディザリング処理部で前記対象色に対して決定されたビット補正値を、前記対象色のディザリング処理後の映像信号に加算する加算部を備えることを特徴とする映像信号処理装置。
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