JP5341640B2 - バックライトユニット及びバックライト式表示装置 - Google Patents

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本発明は、透光性の液晶ディスプレイの背面側に設けられて、前記液晶ディスプレイの背面側から照射するバックライトユニット、及び、該バックライトユニットを有するバックライト式表示装置に関するものである。
表示器の液晶パネルの背面には、面光源装置をバックライトとして配置したものがある。バックライトは、エッジライト方式と直下方式とに大別される。エッジライト方式は、表示器の背後に設けられた導光板の端部の発光体(CCT,LED等)からの光線を導光板で所定領域に透過、反射させる方式である。直下方式は、表示器の背後にLED等の光源を配置し、拡散板等で拡散した光を透過させる方式である。特許文献1には、エッジライト方式において点状に配置した光源を使用した場合でも、プリズムシート等の拡散板を用いずに、入射光を効率良く導光板の正面に射出するための構造が記載されている。
特開2005−71610号公報
図3に示す従来の表示装置100は、LCD(Liquid Crystal Display)101と、該LCD101の背面に設けられたバックライト110と、を有している。バックライト110は、LCD101の背面に対向して設けられた導光板111と、該導光板111の側端部111aに入射させる光を発光する光源112と、LCD101と導光板111との間に介在する拡散シート113と、該拡散シート113とLCD101との間に介在する複数(図3中では2枚)の集光シート114,115と、導光板111から外部に漏れた光を導光板111に反射する反射板116と、を有している。
従来の表示装置100は、光源112が発した光を導光板111内に入射させ、該導光板111内を導光させた光をLCD101に向かって出射させる。従来の表示装置100は、該出射した光を拡散シート113によって拡散させ、該拡散した光を集光シート114,115で集光してLCD101に向かって透過させ、該光をLCD101の前方、即ち視認者に向かって透過させることで、LCD101を背面から照明している。
このようにバックライト110の表面側に設けられている拡散シート113、集光シート114,115は表面が平滑なため、LCD101の表面に当たった外光LBはLCD101を透過し、該外光LBは集光シート114,115と拡散シート113の各々でLCD101に向かって反射する。そして、各反射光LB−1,LB−2は、再びLCD101を透過して視認者側に向かって出射するため、視認者によって視認されてしまう。そこで、外光LBが強い日には、バックライト110からLCD101を出射する光Lよりも強くなり(光量が大きくなり)、バックライト110の発光色が外光に負けてしまうため、視認者からはバックライト110の発光色が判別できず、白黒で光っているようにしか見えない状態となってしまうという問題があった。
このような問題を解消するには、バックライトの輝度を向上させることが考えられるが、そのためには光源へ流す電流の増加や、光源自体の高輝度化が必要となり、表示装置の放熱対策や高コストな光源の採用などによって大幅なコストアップが生じてしまうという問題が新たに生じてしまう。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、コストアップを生じるさせることなく、液晶ディスプレイの外光等による色抜けを防止するバックライトユニット及びバックライト式表示装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載のバックライトユニットは、透光性の液晶ディスプレイの背面側に設けられて、前記液晶ディスプレイの背面側から照射するバックライトユニットにおいて、前記液晶ディスプレイの背面側に設けられて前記光を導光する導光板と、前記光を前記導光板内に入射させる光源と、前記導光板から前記液晶ディスプレイに向かって出射した光の向きを調整し、該光を前記液晶ディスプレイに向かって透過する1又は複数の調整シートと、前記液晶ディスプレイを透過した外光の一部を前記液晶ディスプレイに向かって反射し、前記調整シートを透過した光を前記液晶ディスプレイに向かって透過する着色層と、を有し、前記着色層が、前記バックライトユニットの発光色と同一色、同系統の色、又はスモークで形成されていることを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明のバックライトユニットによれば、液晶ディスプレイを透過した外光は、その一部が着色層で液晶ディスプレイに向かって反射し、その他が複数の調整シートに向かって着色層を透過することから、複数の調整シートに到達する透過外光の光量を減少させることができる。また、着色層を透過した透過外光は、その一部が各調整シートで液晶ディスプレイに向かって反射し、その他が導光板に向かって透過することから、着色層を透過して液晶ディスプレイに向かう透過外光の光量を従来よりも減少させることができる。そして、着色層はバックライトユニットの発色光と同一色、同系統の色、又はスモークであるため、着色層を透過する光源からの光及び透過外光は着色層で着色又は減衰されて液晶ディスプレイに向かって出射される。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のバックライトユニットにおいて、前記着色層が、前記調整シートと前記液晶ディスプレイとの間に設けられていることを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明のバックライトユニットによれば、複数の調整シートに向かう透過外光の全ての光量を着色層によって減少させることができる。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項3記載のバックライト式表示装置は、請求項1又は2に記載のバックライトユニットと、該バックライトユニットによって背面側から照明される透光性の液晶ディスプレイと、を有することを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明のバックライト式表示装置によれば、液晶ディスプレイを透過した外光は、バックライトユニットにおいてその一部が着色層で液晶ディスプレイに向かって反射し、その他が複数の調整シートに向かって着色層を透過することから、複数の調整シートに到達する透過外光の光量を減少させることができる。また、着色層を透過した透過外光は、その一部が各調整シートで液晶ディスプレイに向かって反射し、その他が導光板に向かって透過することから、着色層を透過して液晶ディスプレイに向かう透過外光の光量を従来よりも減少させることができる。そして、バックライトユニットの着色層はその発色光と同一又は同系統の色であるため、着色層を透過する光源からの光及び透過外光は着色層で着色されて液晶ディスプレイに向かって出射される。
以上説明したように請求項1に記載した本発明のバックライトユニットによれば、液晶ディスプレイに向かう光源からの光及び透過外光を、バックライトユニットの発光色に着色又は減衰するようにしたことから、視認者に向かうバックライトユニットからの光を強くすることができるため、外光による影響を低減して、バックライトユニットの発光色を視認者に確実に視認させることができる。また、着色層によって複数の調整シートに向かう透過外光の光量を低減させていることから、複数の調整シートで液晶ディスプレイに向かって反射する透過外光の光量を低減できるため、バックライトユニットの発光色が外光に負けて、白黒で光っているように視認者に視認されることを防止できる。従って、バックライトユニットの高輝度化を図ることなく、外光等による色抜けを防止するバックライトユニットを提供することができる。また、光源に流す電流も増加させる必要がないため、放熱対策や高価な光源の採用が不要となり、コストアップを防止することができる。
請求項2に記載した本発明のバックライトユニットによれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、複数の調整シートに向かう透過外光の全ての光量を着色層によって減少させるようにしたことから、液晶ディスプレイに向かう透過外光よりも光源からの光の光量を容易に大きくすることができるため、より一層容易に液晶ディスプレイの色抜けを防止することができる。
以上説明したように請求項3に記載した本発明のバックライト式表示装置によれば、液晶ディスプレイに向かう光源からの光及び透過外光を、バックライトユニットの発光色に着色するようにしたことから、視認者に向かうバックライトユニットからの光を強くすることができるため、外光による影響を低減して、バックライトユニットの発光色を視認者に確実に視認させることができる。また、着色層によって複数の調整シートに向かう透過外光の光量を低減させていることから、バックライトユニットで液晶ディスプレイに向かって反射する透過外光の光量を低減できるため、バックライトユニットの発光色が外光に負けて、白黒で光っているように視認者に視認されることを防止できる。従って、バックライトユニットの高輝度化を図ることなく、外光等による色抜けを防止するバックライト式表示装置を提供することができる。また、バックライトユニットに流す電流も増加させる必要がないため、省電力化が可能となり、バックライト式表示装置のコストダウンを図ることができる。
本発明のバックライトユニットを有するバックライト式表示装置の外観を示す正面図である。 図1中の直線A−Aを通る矢印方向の断面の一部を示す図である。 従来のバックライト式表示装置の問題点を説明するための断面図である。
以下、本発明に係るバックライトユニットとバックライト式表示装置の一例を、図1及び図2を参照して以下に説明する。
図1に示すバックライト式表示装置(以下、表示装置という)1は、請求項中の表示器に相当する透過型液晶ディスプレイ(LCD)10と、該LCDを背後から照明するバックライトユニット20と、を有している。
LCD10は、公知であるように、2枚のガラス板の間に特殊な液体を封入し、電圧をかけることによって液晶分子の向きを変え、光の透過率を増減させることで像を表示する構造となっている。LCD10自体は、発光せず、明るいところでは反射光を、暗いところでは背後に仕込んだバックライトユニット20の光を使って表示を行う。そして、本実施形態のLCD10は、図1に示すように、車両等の速度とその速度単位や警告マークを、図示しない制御部等による制御によって表示する。
バックライトユニット20は、LCD10の背面10b側に設けられて、LCD10の表面10a側に光を透過させることで、LCD10を照明する。そして、バックライトユニット20は、導光板21と、複数の光源22と、複数の調整シート23と、着色シート24と、反射シート25と、を有している。
導光板21は、光源22からの光を導光・拡散するための部材である。導光板21は、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、等の透光性の合成樹脂によって平板状に形成されている。導光板21の外形は、LCD10の外形と相似形に形成されている。本実施形態の導光板21は透明となっているが、バックライトユニット20の発光色に応じた色で形成してもよい。
光源22は、例えばLED(発光ダイオード)、バルブ、等が任意に用いられ、導光板21の両側などに複数設けられている。光源22は、プリント基板(図示せず)に実装されており、該プリント基板によって導光板21の端面21aと対向するように位置付けられる。光源22は、プリント基板に実装された制御部によって点灯/消灯が制御される。
複数の調整シート23は、導光板21と対向して設けられる拡散シート23aと、該拡散シート23aに積層される集光(レンズ)シート23b,23cと、を有している。そして、拡散シート23aは、光源22からの光、即ち導光板21からLCD10に向かって出射された光を散乱させ、LCD10を均一に照射するために用いられている。そして、集光シート23b,23cは、LCD10の表面上の輝度を向上するために、微少なプリズムを多数配置し、導光板21及び拡散シート23aからの光を集光する。なお、本実施形態では、図2に示すように3枚の調整シート23を用いる場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、拡散シート23aと集光シート23bを一対一で設ける、集光シート23b,23cを3枚以上設ける、など種々異なる実施形態とすることができる。
着色シート24は、請求項中の着色層に相当し、例えば透光性カラーフィルム、透光性シート材、等が用いられる。着色シート24は、複数の調整シート23とLCD10との間に介在し、集光シート23c上に積層されている。着色シート24は、バックライトユニット20の発光色と同色に着色されている。例えば、バックライトユニット20の発光色が、赤色や黄色の場合は、その色と同一又は同系統の橙色或いはスモーク調の着色シート24が用いられる。つまり、バックライトユニット20の発光色の波長を大きくずらさない色調から選定される。
着色シート24は、LCD10を透過した外光LBの一部をLCD10に向かって反射する(反射光LB1)と共に、外光LBの他の一部を複数の調整シート23に向かって透過する。そして、該透過した外光LBが複数の調整シート23で反射した反射光LB2を、LCD10に向かって透過する。また、着色シート24は、導光板21から出射して複数の調整シート23を透過した光Lを、LCD10に向かって透過する。
よって、バックライトユニット20における外光LBの反射光LB1,LB2が、光源22からの光L以下となるように((LB1+LB2)<=L)、着色シート24の透過率が設計されている。これにより、着色シート24における外光LBの透過率を低下させている。なお、反射光LB1,LB2についての説明は後述する。
反射シート25は、導光板21の背後に設けられ、導光板21から背後側に漏れた光を導光板21内に向かって反射することで、導光板21内を導光する光の有効利用を図るための光学部材となっている。反射シート25は、導光板21の背面に一体に形成してもよいし、導光板21と別体に形成して組み付けるようにしてもよい。
バックライトユニット20は、図1及び図2に示すように、合成樹脂等によって箱状に形成された収容ケース20aを有している。収容ケース20aは、導光板21及び光源22を保持する第1保持部20bと、調整シート23及び着色シート24を保持する第2保持部20cと、LCD10を収容する収容部20dと、を有している。そして、第1保持部20bと第2保持部20cとは、断面が連続する階段状に収容ケース20aに形成されている。
第1保持部20bは、上述した導光板21を収容ケース20の底部20eに位置付けて保持すると共に、複数の光源22を導光板21の端面21aに対向させた状態で保持する。第2保持部20cは、拡散シート23a、集光シート23b,23c、着色シート24の順に積層させた状態で、導光板21との間に所望の隙間を介在させて導光板21上に位置付けて保持する。収容部20dは、収容ケース20の開口を塞ぐように、LCD10を収容する。
次に、上述した構成のバックライトユニット20及びバックライト式表示装置1の組み立ての一例を以下に説明する。
まず、バックライトユニット20は、第1保持部20bに複数の光源22を装着すると共に、導光板21を収容する。そして、第2保持部20cに拡散シート23a、集光シート23b,23c、着色シート24の順次積層させて収容することで、バックライトユニット20が完成する。そして、該バックライトユニット20の収容部20dは、LCD10を組み付けることで、バックライト式表示装置1が完成する。
次に、本発明のバックライトユニット20及びバックライト式表示装置1の動作(作用)の一例を以下に説明する。
バックライト式表示装置1は起動されると、LCD10とバックライトユニット20への電力を供給して起動させる。これにより、LCD10は表示を開始し、バックライトユニット20は光源22を点灯させる。そして、光源22が発した光Lは、導光板11の端面21aから導光板11内に入射して、導光板11内を導光される。導光板11の背面21bから外部に向かう光Lは、反射シート25で反射して導光板11内を導光される。また、導光板11の表面21cから外部に向かう光Lは、拡散シート23aで拡散され、集光シート23b,23cで集光され、着色シート24を透過してLCD10に向かう。そして、この光LがLCD10を透過することで、LCD10を照明している。
また、外光LBは、LCD10を透過してバックライトユニット20に向かうと、一部が着色シート24で反射した反射光LB1がLCD10に向かい、その他が着色シート24を透過した透過外光LB’が集光シート23cに向かう。そして、反射光LB1は、着色シート24を透過するため、減衰して着色シート24からLCD10に向かって出射される。即ち、外光LB及び反射光LB1の各々が着色シート24を透過するときに減衰することになる。
さらに、集光シート23cに向かった透過外光LB’は、一部が集光シート23cでLCD10に向かって反射し、その他が集光シート23cを透過して集光シート23bに向かう。同様に、集光シート23bに向かった透過外光LB’は、一部が集光シート23bでLCD10に向かって反射し、その他が集光シート23bを透過して拡散シート23aに向かう。そして、拡散シート23aに向かった透過外光LB’は、拡散シート23aでLCD10に向かって反射し、該反射光LB2は集光シート23b,23c及び着色シート24を透過し、該着色シート24からLCD10に向かって出射する。
このように本発明のバックライトユニット20は、LCD10を透過した外光LBを、着色シート24、集光シート23c,23bを透過する度に減衰した透過外光LB’となる。そして、集光シート23c,23b及び拡散シート23aの各々で反射した透過外光LB’の各反射光は、LCD10に向かう過程で着色シート24を透過することから、さらに減衰されて着色シート24からLCD10に向かって出射されることになる。即ち、外光LBは着色シート24を集光シート23c,23b及び拡散シート23aに向かって透過する時と、集光シート23c,23b及び拡散シート23aでの反射後に着色シート24を透過する時の少なくとも2回減衰する。
よって、バックライトユニット20の発光色である光Lを、外光LBの反射光LB1,LB2よりも強くすることが容易となり、外光LBの影響を受けることなく、バックライトユニット20の発光色をLCD10を透過させた光Lによって視認させることができる。また、外光LBの反射光LB1,LB2等も、着色シート24の透過によってバックライトユニット20の発光色と同色に着色することができるため、外光LBによるLCD10の色抜けを対策することができる。さらに、LCD10を透過した外光LBを、バックライトユニット20のバックライト光として用いてることができることから、バックライトユニット20の高輝度化に貢献することができるため、低輝度の光源22を用いることが可能となる。
以上説明したバックライト式表示装置1によれば、LCD10に向かう光源22からの光L及びLCD10を透過した透過外光LB’を、バックライトユニット20の発光色に着色するようにしたことから、視認者に向かうバックライトユニット20からの光を強くすることができるため、外光による影響を低減して、バックライトユニット20の発光色を視認者に確実に視認させることができる。また、着色シート24によって複数の調整シート23に向かう透過外光の光量を低減させていることから、バックライトユニット20でLCD10に向かって反射する透過外光LB’の光量を低減できるため、バックライトユニット20の発光色が外光に負けて、白黒で光っているように視認者に視認されることを防止できる。従って、バックライトユニット20の高輝度化を図ることなく、外光LB等による色抜けを防止するバックライト式表示装置1を提供することができる。また、バックライトユニット20に流す電流も増加させる必要がないため、省電力化が可能となり、バックライト式表示装置1のコストダウンを図ることができる。
また、バックライト式表示装置1は、複数の調整シート23に向かう透過外光LB’の全ての光量を着色シート24によって減少させるようにしたことから、LCD10に向かう透過外光LB’よりも光源からの光Lの光量を容易に大きくすることができるため、より一層容易にLCD10の色抜けを防止することができる。
なお、上述した実施形態では、着色シート24を調整シート23とLCD10との間に介在させる場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、着色シート24を複数の調整シート23の間に介在させる実施形態とすることもできる。このような構成としても、調整シート23からLCD10に向かって反射する外光LBの光量を低減させることができるため、外光LBの影響による色抜けを低減させることができる。
また、上述した実施形態では、請求項中の着色層を着色シート24とした場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、集光シート23cの表面やLCD10の背面10bに着色材を塗布するなどの種々異なる実施形態とすることができる。
このように上述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 バックライト式表示装置
10 液晶ディスプレイ(LCD)
20 バックライトユニット
21 導光板
22 光源
23 調整シート
24 着色層(着色シート)
25 反射シート

Claims (3)

  1. 透光性の液晶ディスプレイの背面側に設けられて、前記液晶ディスプレイの背面側から照射するバックライトユニットにおいて、
    前記液晶ディスプレイの背面側に設けられて前記光を導光する導光板と、
    前記光を前記導光板内に入射させる光源と、
    前記導光板から前記液晶ディスプレイに向かって出射した光の向きを調整し、該光を前記液晶ディスプレイに向かって透過する1又は複数の調整シートと、
    前記液晶ディスプレイを透過した外光の一部を前記液晶ディスプレイに向かって反射し、前記調整シートを透過した光を前記液晶ディスプレイに向かって透過する着色層と、を有し、
    前記着色層が、前記バックライトユニットの発光色と同一色、同系統の色、又はスモークで形成されていることを特徴とするバックライトユニット。
  2. 前記着色層が、前記調整シートと前記液晶ディスプレイとの間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  3. 請求項1又は2に記載のバックライトユニットと、該バックライトユニットによって背面側から照明される透光性の液晶ディスプレイと、を有することを特徴とするバックライト式表示装置。
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