JP5339169B2 - 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット - Google Patents

感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット Download PDF

Info

Publication number
JP5339169B2
JP5339169B2 JP2013013233A JP2013013233A JP5339169B2 JP 5339169 B2 JP5339169 B2 JP 5339169B2 JP 2013013233 A JP2013013233 A JP 2013013233A JP 2013013233 A JP2013013233 A JP 2013013233A JP 5339169 B2 JP5339169 B2 JP 5339169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
drum
resin
conductive
drum shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013013233A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013101385A (ja
Inventor
尚彦 赤尾
芳郎 沖
竹男 国分
和夫 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2013013233A priority Critical patent/JP5339169B2/ja
Publication of JP2013101385A publication Critical patent/JP2013101385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5339169B2 publication Critical patent/JP5339169B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

この発明は、電子写真装置における感光ドラムとアース電位であるドラムシャフトを電気的に接続するアース装置と、このアース装置を組み込んだ画像形成装置の感光ドラムユニットに関する。
複写機、レーザープリンター等の電子写真装置の感光ドラムは、通常、その回転駆動及び支持のために、ギヤ付きフランジが、その感光ドラムの両端部又は片側端部に嵌着され、画像形成装置の所定部分に取り付けられる。最近では、コストの観点から、ギヤ付きフランジの材料として、ポリカーボネート(PC)、ポリアセタール、ポリオキシメチレン(POM)等の電気絶縁性の合成樹脂が広く使われている。
電子写真プロセスにおいて、良好な画像を得るためには、感光ドラムの感光層はアースされなければならず、従来、感光層はドラムシャフトから複写機等の装置のフレームを介してアースされていた。このため、感光ドラムの感光層とドラムシャフトとの間に良好な電気導通を確保する必要がある。このため、コストを考慮して前記の合成樹脂製のギヤ付き絶縁性フランジを用いた場合においては、電気の導通を確保する手段として、金属製のアース部材を用い、感光ドラムと、絶縁性フランジを貫通するドラムシャフトとの間を導電可能な状態にする方法が知られている。
そのような例として、図(a)と(b)に示すような方法があげられる。すなわち、感光ドラム1の端部に絶縁性フランジ2を設け、この絶縁性フランジ2の中心部にドラムシャフト3を貫通させた感光ドラム装置4において、外周部を前記感光ドラム1と接触させたアース部材5を前記絶縁性フランジ2に固定し、金属板を用いて環状の円板に形成されたこのアース部材5の内周に凸状の弾性接触片6を設け、この弾性接触片6を外方に折り曲げ、ドラムシャフト3に接触させる方法をあげることができる(特許文献1、2等参照)。なお、図面では、フランジ2に歯車9が設けられている。
ところで、前記の方法を採用した場合、ドラムシャフト3と弾性接触片6は、金属同士の直接接触となり、感光ドラム1と一体にアース部材5が回転した場合に、弾性接触片6がドラムシャフト3の外周を摺回動し、この接触部分で異音が発生したり、ドラムシャフト3の摩耗が著しくなるという問題がある。
これに対し、図(a)乃至(c)に示すように、感光ドラム1の端部に絶縁性フランジ2を設け、この絶縁性フランジ2の中心部にドラムシャフト3を貫通させた感光ドラム装置4において、前記感光ドラム1と外周部を接触させたアース部材5を前記絶縁性フランジ2に固定し、前記ドラムシャフト3の途中に径を細くした油溜まり7を形成し、環状の円板に形成されたこのアース部材5の内周に凸状の弾性接触片6を設け、この弾性接触片6をフランジ2と反対側に折り曲げてドラムシャフト3の油溜まり7に接触させ、かつ、この油溜まり7にグリース8を配する方法が知られている(特許文献3等参照)。
特開2000−181286号公報 特開平10−319783号公報 特開平08−095428号公報
しかし、ドラムシャフト3の途中に細径の油溜まり7を設けると、ドラムシャフト3の強度低下が生じるだけでなく、グリース8を用いると使用を繰り返すことにより、グリース8が油溜まり7からはみ出すおそれがあり、はみ出したグリース8が感光ドラム1の内周面に付着すると、その部分の画像形成が困難となり、画像不良が生じるおそれがある。
そこで、この発明は、ドラムシャフトの強度を低下させることなくドラムシャフトとアース部材の電気的な導通部分での異音の発生を防ぎ、かつ、グリースの使用を省くことで、画像形成が良好となるような感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニットを提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この発明は、導電性のあるドラムシャフトと、このドラムシャフトに絶縁性フランジを介して回転可能に取付けた感光ドラムを、導電性のあるアース部材を用いて電気的に接続した電子写真装置における感光ドラムのアース装置において、前記アース部材が、感光ドラムに接触する接触片と、ドラムシャフトと電気的に接続する弾性接触片を備え、この弾性接触片のドラムシャフトに対する電気的な接続に導電性樹脂を用いた構成を採用したものである。
請求項の発明は、上記アース部材が、金属板を用いて形成され、上記ドラムシャフトの前記アース部材に設けた弾性接触片が接触する部位に、導電性樹脂からなる円筒状の導電性筒体を前記ドラムシャフトと摺動自在となるよう取付け、前記弾性接触片を導電性筒体に接触させた構成を採用したものである。
請求項の発明は、上記弾性接触片は、上記アース板の内周縁から突出する爪部によって形成され、この弾性接触片が前記導電性筒体と接触することにより、この導電性筒体のドラムシャフト上の移動を規制する構成とし、請求項の発明は、上記弾性接触片は、上記導電性筒体の両端面のうち、上記アース部材が配される側と反対側の端面、又は前記導電性筒体の外周面に接触している構成としたもので、請求項の発明は、上記アース部材がステンレス製であることを特徴としたものである。
請求項の発明は、上記アース部材が、導電性樹脂を用いて渦巻きばね状に形成され、渦巻きの大径側の外周側に感光ドラムと接触する接触片を有し、渦巻きの小径側端部がその内径側でドラムシャフトの外周面と摺回動しつつ電気的に接続する弾性接触片になっている構成を採用したものであり、請求項の発明は、上記アース部材の弾性接触片が、上記ドラムシャフトに拡径した状態で弾力的に外接していることを特徴としたものである。
請求項の発明は、上記導電性樹脂は、体積抵抗率が5×10Ω・cm以下であることを特徴とし、請求項の発明は、上記導電性樹脂は、ベース樹脂100重量部に対して導電材を17重量部以上85重量部以下配合したことを特徴とし、請求項の発明は、上記導電材は、炭素粉末であることを特徴とし、請求項10の発明は、上記導電性樹脂のベース樹脂は、摺動特性を有することを特徴としている。
請求項11の発明は、上記導電性樹脂のベース樹脂は、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂から選ばれる少なくとも1種類の樹脂である構成としたものである。
請求項12の発明は、上記絶縁性フランジは、合成樹脂の射出成形体であることを特徴とし、請求項13の発明は、前記絶縁性フランジの少なくとも一方は、歯車が一体に成形された射出成形体であることを特徴とし、請求項14の発明は、上記感光ドラムと接触する、前記アース部材のアース板に設けた接触部は、前記絶縁性フランジと前記感光ドラムとの間に配され、両者間に挟まれることを特徴としている。
また、請求項15の発明は、画像形成装置の感光ドラムユニットであり、請求項1乃至14のいずれかに記載のアース装置を感光ドラムの内部に組み込んだ構成としたものである。
この発明は、感光ドラムのアース装置において、ドラムシャフトとアース部材の電気的な導通に導電性樹脂を用いたので、ドラムシャフトへのアース部材の摺接部分が導電性樹脂となり、ドラムシャフトに対して感光ドラムと共にアース部材が回転しても、ドラムシャフトとアース部材の電気的な導通を確保しながら、ドラムシャフトに対するアース部材の摺接部分は樹脂の特性により摺動性がよくなり、これにより、ドラムシャフトとアース部材間での異音の発生を防ぐことができる。
また、ドラムシャフトとアース部材の電気的な導通に導電性樹脂を用いたので、ドラムシャフトに対して金属が直接接触することがなくなり、金属同士の直接接触によるドラムシャフトの摩耗発生を防止できる。
また、導電性樹脂に摺動特性を持たせることにより、ドラムシャフトとアース部材の摺接部分にグリースの使用が不要になり、グリースが飛散して感光ドラムに付着するようなことがなくなり、感光ドラムへの画像形成が不良となるのを防止でき、良好な画像を得ることができると共に、ドラムシャフトに対して外周面を削る油溜まりの加工が不要に成るので、ドラムシャフトの強度低下を招くことがない。
更に、導電性樹脂に摺動特性を持たせることにより、ドラムシャフトに対するアース部材の摺接部分は摺動性が向上し、ドラムシャフトに対してアース部材が回転しても、ドラムシャフトが摩耗するのを防止できる。
(a)は第1の実施の形態のアース装置を組み込んだ感光ドラム装置の一部切り欠き正面図、(b)は同一部切り欠き斜視図 (a)は第1の実施の形態のアース装置に用いるアース部材とドラムシャフトの斜視図、(b)は図1(a)の矢印b−b線での拡大した縦断側面 (a)は第3の実施の形態のアース装置を組み込んだ感光ドラム装置の一部切り欠き斜視図、(b)はアース部材の他の例を示す一部切り欠き斜視図 (a)は第3の実施の形態のアース装置に用いるアース部材の正面図、(b)は同じくアース部材の他の例を示す正面図、(c)は導電性筒体の斜視図 (a)は第4の実施の形態のアース装置を組み込んだ感光ドラム装置の一部切り欠き正面図、(b)は同上の一部切り欠き斜視図 (a)は渦巻き形アース部材の斜視図、(b)は図(a)の矢印b−b線での拡大した縦断側面図 (a)は従来の感光ドラム装置の例を示す一部切り欠き斜視図、(b)は同縦断側面図 (a)は従来の感光ドラム装置の他の例を示す一部切り欠き斜視図、(b)は同縦断正面図、(c)は(b)の矢印c−cに沿った縦断側面図
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
先ず、複写機の感光ドラム装置11は、図1(a)、(b)に示すように、感光ドラム12の両端に合成樹脂を用いた絶縁性フランジ13(以下単にフランジという)が嵌合固定され、この感光ドラム12が、複写機の機枠14に回転しないよう架設したアース電位の導電性ドラムシャフト15に、前記フランジ13を介して同軸心状の配置で回転可能に取付けられ、一方又は両方のフランジ13に設けた歯車16を回転駆動源と接続することによって回転が与えられるようになっている。
上記フランジ13は、感光ドラム12の内径に適合する外径の円板状となり、軽量化やコスト低減の目的で、合成樹脂が用いられ、外側端面に位置する歯車16と射出成形によって一体成形され、その軸心にはドラムシャフト15に対して回転できるように貫通孔17が設けられている。
なお、図1(a)は、感光ドラム12に対して両端に位置するフランジ13のそれぞれに歯車16を設けた例を示したが、一方のフランジは歯車を省いたものでもよい。
この発明のアース装置18は、上記複写機の感光ドラム装置11において、導電性のあるドラムシャフト15と、このドラムシャフト15にフランジ13を介して回転可能に取付けた感光ドラム12を、導電性のあるアース部材19を用いて電気的に接続し、このアース部材19とドラムシャフト15の電気的な接続に導電性樹脂を用いたものである。
図1と図2は、複写機の感光ドラム装置11に組み込んだ第1の実施の形態のアース装置18を示している。
この第1の実施の形態のアース装置18は、ドラムシャフト15と感光ドラム12の電気的な接続に、導電性樹脂を用いて全体が形成されたアース部材19を用い、このアース部材19が、感光ドラム12の内部に納まる外径とドラムシャフト15に外嵌する内径のリング状となり、フランジ13の内側端面に重なるように配置するアース板19aと、このアース板19aの外周に上記感光ドラム12と接触するため突設した複数の接触片19bと、前記アース板19aの内周にドラムシャフト15と接触するよう軸心に向けて突設した弾性接触片19cとで形成されている。
このアース部材19は、弾性接触片19cでドラムシャフト15と電気的に導通し、アース板19aから接触片19bを通じて感光ドラム12と電気的に導通するので、感光ドラム12とドラムシャフト15との導通を確保することができ、全体が導電性樹脂を用いて形成されているので、ドラムシャフト15に対するアース部材19の接触部分が導電性樹脂となり、ドラムシャフト15に対するアース部材19の電気的な接続に金属同士の接触をなくすことができる。
上記アース部材19は、導電性樹脂を用いたシート材からの型抜きや射出成形によって形成される。その外周の接触片19bは角形の短い舌片状となり、図示の場合、アース板19aの外周三箇所の位置に等間隔の配置で突設され、アース部材19のアース板19aを感光ドラム12の内部に同軸心の配置で組み込んだとき、その先端が撓んで感光ドラム12の内周面に圧接する突出長さに形成される。
また、弾性接触片19cは、帯板状でアース板19aの内周縁からアース板19aの中心に向けて一本が突出するよう設けられ、アース部材19をフランジ13の内側端面に重ねて配置したとき、予め屈曲又はドラムシャフト15の挿通によって湾曲させることにより、アース板19aの内周縁からドラムシャフト15の外周面に向けて斜めに延び、先端部がドラムシャフト15の外周面に圧接する長さに設定されている。図2(a)はこの状態を示す。
第1の実施の形態のアース装置18は、上記のような構成であり、感光ドラム12の端部にフランジ13を固定する場合に、フランジ13の内側端面にアース部材19のアース板19aを重ねて同軸心の配置とし、この状態で感光ドラム12の端部にフランジ13を挿入すると、アース部材19の外周に設けた接触片19bの先端が感光ドラム12の内周面で押されて撓むことで、アース部材19は感光ドラム12内に収まって固定化され、感光ドラム12の端部にフランジ13を嵌着すると前記接触片19bの先端が感光ドラム12の内周面に圧接し、感光ドラム12とアース部材19が電気的に接続される。
なお、アース部材19は、外周に等間隔の配置で設けた複数の接触片19bが感光ドラム12の内部に収まることで、感光ドラム12の内部に同軸心状の配置となるが、これとは別に、固定手段を用いてフランジ13の内側端面に予め固定してもよい。また、フランジ13の内側端面で外周寄りの位置には、接触片19bの撓みを許容するために、各接触片19bと対応する位置に、切欠き21が設けてある。
上記のように、端部にフランジ13を固定した感光ドラム12をドラムシャフト15に取付けるため、一方のフランジ13から他方のフランジ13に向けてドラムシャフト15を挿通すると、アース部材19の弾性接触片19cは先端部のドラムシャフト15に接触する接触部位がドラムシャフト15で押されることで、アース板19aに対して軸方向の外側に撓んで逃げ、ドラムシャフト15に感光ドラム12を回転可能に取付けた状態で、先端部分がドラムシャフト15の外周面に圧接し、ドラムシャフト15と弾性接触片19cが電気的に導通する。
従って、ドラムシャフト15に感光ドラム12を回転可能に取付けると、感光ドラム12とドラムシャフト15は、アース部材19を介して電気的に接続されて感光ドラム12のユニット化が完了し、このユニット化された感光ドラム12のドラムシャフト15を複写機のアース電位となる機枠14に回転しないよう架設することにより、感光ドラム12はアース電位となる。
上記感光ドラム12は、複写機の作動時に歯車16と連動した回転駆動源によって回転が付与され、フランジ13とアース部材19も一体に回転することになるが、アース部材19の弾性接触片19cは、ドラムシャフト15の外周面を圧接した状態で摺回動することで、ドラムシャフト15と弾性接触片19cの電気的な導通を維持することになり、従って、感光ドラム12のアース電位は保たれることになる。
上記アース部材19は、単独でドラムシャフト15と感光ドラム12との導通を確保することができ、全体が導電性樹脂製であるので、ドラムシャフト15に対するアース部材19の接触部分は導電性樹脂となり、ドラムシャフト15に金属を接触させることがなくなり、感光ドラム12の回転時に弾性接触片19cがドラムシャフト15の外周を摺回動した場合の異音発生を防ぐことができる。なおかつ、導電性樹脂の樹脂材料に潤滑特性のあるものを用いることにより、ドラムシャフト15の摩耗発生を有効に抑え、耐久性の向上を図ることができる。
2の実施の形態において、感光ドラム装置11は上記した第1の実施の形態と同一であるので、同一部分に同一符号を付して説明に代える。また、アース装置のアース部材においても、第1の実施の形態と機能や形状が同一の部分については、同一符号を付して説明する。それ以降の実施の形態についても同様である。
この第2の実施の形態のアース装置18は、形状が第1の実施の形態と同一のアース部材19を金属板から形成し、その弾性接触片19cの先端に、導電性樹脂を用いた摺接部材22を取付けた構造になっている。
上記アース部材19は、一枚の金属板を用い、プレス成形で打ち抜くことによって形成され、弾性接触片19cは、アース板19aの中心部を円形に打ち抜くときに一部を残すことによって、アース板19aの内周から中心に向けて突出する帯板状に形成され、アース板19aをフランジ13の内側端面に重ねて配置したとき、予め屈曲又はドラムシャフト15の挿通によって湾曲させることにより、アース板19aの内周縁からドラムシャフト15の外周面に向けて斜めに延び、その先端部に取付けた摺接部材22がドラムシャフト15の外周面に圧接する長さに設定されている。
このアース部材19の形成に用いる金属板は、導電性と復元弾性のあるものであれば材質は限定されないが、例えば、錆の発生がないステンレスを例示することができる。
第2の実施形態のアース装置は、上記のような構成であり、感光ドラム12の端部にフランジ13を固定する場合に、フランジ13の内側端面にアース板19aを重ねて同軸心の配置とし、この状態で感光ドラム12の端部にフランジ13を挿入すると、アース部材19の外周に設けた接触片19bの先端が感光ドラム12の内周面で押されて撓むことで、アース部材19は感光ドラム12内に収まって固定化され、感光ドラム12の端部にフランジ13を嵌着すると前記接触片19bの先端が感光ドラム12の内周面に圧接し、感光ドラム12とアース部材19が電気的に接続される。
なお、アース部材19は、外周に等間隔の配置で設けた複数の接触片19bが感光ドラム12の内部に収まることで、感光ドラム12の内部に同軸心状の配置となるが、これとは別に、固定手段を用いてフランジ13の内側端面に予め固定してもよい。
上記のように、端部にフランジ13を固定した感光ドラム12をドラムシャフト15に取付けるため、一方のフランジ13から他方のフランジ13に向けてドラムシャフト15を挿通すると、アース部材19の弾性接触片19cは先端部等のドラムシャフト15に接触する接触部位に取付けた摺接部材22がドラムシャフト15で押されることで、ドラムシャフト15の半径方向の外側に撓んで逃げ、ドラムシャフト15に感光ドラム12を回転可能に取付けた状態で、摺接部材22がドラムシャフト15の外周面に圧接し、ドラムシャフト15と弾性接触片19cが導電性樹脂の摺接部材22を介して電気的に導通する。
従って、ドラムシャフト15に感光ドラム12を回転可能に取付けると、感光ドラム12とドラムシャフト15は、アース部材19を介して電気的に接続されて感光ドラム12のユニット化が完了し、このユニット化された感光ドラム12のドラムシャフト15を複写機のアース電位となる機枠14に回転しないよう架設することにより、感光ドラム12はアース電位となる。
上記感光ドラム12は、複写機の作動時に歯車16と連動した回転駆動源によって回転が付与され、フランジ13とアース部材19も一体に回転することになるが、アース部材19の弾性接触片19cに取付けた摺接部材22は、ドラムシャフト15の外周面を圧接した状態で摺回動することで、ドラムシャフト15と弾性接触片19cの電気的な導通を維持することになり、従って、感光ドラム12のアース電位は保たれることになる。
上記摺接部材22は、導電性樹脂であるのでドラムシャフト15と弾性接触片19cの金属同士の直接的な接触を防ぐことで、感光ドラム12の回転時の異音発生を防ぐことができると同時に、摺接部材22を形成する導電性樹脂の樹脂材料に潤滑特性のあるものを用いることにより、ドラムシャフト15の摩耗発生を有効に抑え、耐久性の向上を図ることができる。
と図は、第3の実施の形態のアース装置18を組み込んだ複写機の感光ドラム装置11を示している。
この第3の実施の形態のアース装置18は、ドラムシャフト15に摺動自在となるよう取付けた円筒状の導電性筒体26と、ステンレス等の金属板を用いたアース部材19との組み合わせからなり、アース部材19を感光ドラム12の内部で一方又は両側のフランジ13の内側端面に重なるように組み込み固定し、前記弾性接触片19cをフランジ13と反対側に付け根部分で折り曲げて起こし、その先端部を導電性筒体26と弾力的に接触させることで、導電性筒体26を介して感光ドラム12とドラムシャフト15を電気的に接続する構造になっている。
上記アース部材19は、上記第1と第2の実施の形態で示したものと同様の形状を有し、このアース部材19の弾性接触片19cと導電性筒体26の接続は、図(a)に示すように、弾性接触片19cの先端部を折り曲げ、その折り曲げ部を、前記導電性筒体26の両端面のうち、フランジ13と反対側の端面と接触するように係合させることが好ましい。このようにすることにより、弾性接触片19cと導電性筒体26との接触をより確実にすることができると共に、導電性筒体26がドラムシャフト15上を軸方向に移動するのを規制することができる。
この第3の実施の形態においても、例えば、図(b)、図(b)に示す例のように、アース板19aの内径を小径とすることで弾性接触片19cを図(a)で示した弾性接触片19cより短くすると共に、三本を突設したものでもよく、弾性接触片19cと導電性筒体26との電気的な接触を保持することができると共に、三本の弾性接触片19cが導電性筒体26を弾力的に保持するので、導電性筒体26がドラムシャフト15上を軸方向に移動するのを規制することができる。
上記導電性筒体26は、図(c)に示すような、ドラムシャフト15に外嵌する内径の円筒状である。円筒状であるので、ドラムシャフト15に挿通することができる。また、前記導電性筒体26は、導電性樹脂を用いて形成され、導電性を有すると共に、導電性樹脂の樹脂材料に潤滑特性のあるものを用いることにより、ドラムシャフト15の摩耗発生を有効に抑え、耐久性の向上を図ることができる。
第3の実施の形態のアース装置は、上記のような構成であり、感光ドラム12が帯電した場合、その電気は、アース装置18におけるアース部材19の接触片19bを経由して、アース板19aに流れる。次いで、弾性接触片19cを介して、導電性筒体26に流れる。この導電性筒体26は、ドラムシャフト15と摺動可能に接触しているので、導電性筒体26に流れた電気は、ドラムシャフト15に流れ、このドラムシャフト15から、感光ドラム装置11の外部に流れ、接地される。
と図は、第4の実施の形態のアース装置18を組み込んだ複写機の感光ドラム装置11を示している。
この第4の実施の形態のアース装置18は、アース部材19が、取り付け前は図(a)に示す平面状の渦巻ばね状に巻かれた構造になっている。
このアース部材19は、アース板19aが線状の渦巻となり、導電性樹脂を用いて射出成形により渦巻ばね状に形成され、アース板19aの最外周である大径部の外周側に、感光ドラム12と接するための接触片19bを有し、そのアース板19aの大径部から径を縮めていった最内周である小径部が弾性接触片19cとなり、弾性接触片19cの内周側がドラムシャフト15と接触するようになっている。
アース板19aの大径部は、感光ドラム12の内径よりも少し小径となっており、その外周の接触片19bは角形の短い舌片状となり、図示の場合、アース板19aの大径部外周三箇所の位置に等間隔の配置で突設され、アース板19aを感光ドラム12の内部に略同軸心の配置で組み込んだとき、その先端が撓んで感光ドラム12の内周面に圧接する突出長さに形成される。
また、弾性接触片19cとなる小径部は、アース板19aを感光ドラム12の内部に略同軸心の配置で組み込んだとき、フランジ13の貫通孔17に臨み、貫通孔17にドラムシャフト15を挿通したとき、弾性接触片19cの内周面が、ドラムシャフト15の外径に引っ掛かって拡径し、ドラムシャフト15の移動方向に一体に移動することで、アース板19aが伸ばされることで円錐状に変形し、アース板19aが伸びきる時点で弾性接触片19cに対してドラムシャフト15は摺動移動し、ドラムシャフト15の挿通完了状態で、アース部材19は図(a)と(b)に示すような形態となる。
上記弾性接触片19cは、導電性樹脂の持つ弾性力で回復して縮径しようとし、その力によってドラムシャフト15を締め付けて前進した位置を保持し、弾性接触片19cはドラムシャフト15に対して押し付けられるので、ドラムシャフト15との導通を十分に確保できる。また、ドラムシャフト15との摩擦により弾性接触片19cの先端部分が多少摩耗しても、この弾性回復しようとする力により、導通を維持することができる。
第4の実施の形態アース装置は、上記のような構成であり、感光ドラム12の端部にフランジ13を固定する場合に、アース板19aが感光ドラム11と略同軸心の配置となるようフランジ13の内側端面にアース部材19を重ね、この状態で感光ドラム12の端部にフランジ13を挿入すると、アース部材19の最外周に設けた接触片19bの先端が感光ドラム12の内周面で押されて撓むことで、アース部材19は感光ドラム12内に収まって固定化され、感光ドラム12の端部にフランジ13を嵌着すると前記接触片19bの先端が感光ドラム12の内周面に圧接し、感光ドラム12とアース部材19が電気的に接続される。
なお、アース部材19は、大径部に等間隔の配置で設けた複数の接触片19bが感光ドラム12の内部に収まることで、感光ドラム12の内部に同軸心状の配置となるが、これとは別に、固定手段を用いてフランジ13の内側端面に予め固定してもよい。
上記のように、端部にフランジ13を固定した感光ドラム12をドラムシャフト15に取付けるため、一方のフランジ13から他方のフランジ13に向けてドラムシャフト15を挿通すると、小径部となる弾性接触片19cがドラムシャフト15の外径に引っ掛かり伸ばされてアース板19aは円錐状に変形し、弾性接触片19cはドラムシャフト15に接触する部位がドラムシャフト15で押されることで、ドラムシャフト15の半径方向の外側に撓んで逃げ、ドラムシャフト15に感光ドラム12を回転可能に取付けた状態で、先端部分がドラムシャフト15の外周面に圧接して弾力的に外嵌し、ドラムシャフト15と弾性接触片19cが電気的に導通する。
従って、ドラムシャフト15に感光ドラム12を回転可能に取付けると、感光ドラム12とドラムシャフト15は、アース部材19を介して電気的に接続されて感光ドラムのユニット化が完了し、このユニット化された感光ドラム12のドラムシャフト15を複写機のアース電位となる機枠14に回転しないよう架設することにより、感光ドラム12はアース電位となる。
上記感光ドラム12は、複写機の作動時に歯車16と連動した回転駆動源によって回転が付与され、フランジ13とアース部材19も一体に回転することになるが、アース部材19の弾性接触片19cは、弾性回復しようとする力によりドラムシャフト15の外周面を圧接した状態で回動することで、ドラムシャフト15と弾性接触片19cの電気的な導通を維持することになり、従って、感光ドラム12のアース電位は保たれることになる。
上記アース部材19は、単独でドラムシャフト15と感光ドラム12との導通を確保することができ、渦巻ばね状の弾性を利用してドラムシャフト15と弾性接触片19cの電気的な導通を保持するので、感光ドラム12の回転時の異音発生を抑えることができる。なおかつ、導電性樹脂の樹脂材料に潤滑特性のあるものを用いることにより、ドラムシャフト15の摩耗発生を有効に抑え、耐久性の向上を図ることができる。
上記したアース装置18の各実施の形態において、アース部材19や摺接部材22及び導電性筒体26の形成に用いる上記導電性樹脂は、その体積抵抗率が5×10Ω・cm以下であることが好ましい。このような導電性樹脂としては、ベース樹脂である樹脂材料100重量部に対して導電材を17重量部以上85重量部以下配合した合成樹脂組成物を挙げることができる。
この導電材としては、アース装置18の軽量化、特に導電性樹脂で形成されるアース部材19や摺接部材22及び導電性筒体26を軽量化し、ドラムシャフト15に傷をつけるのを防止する目的で、軽量な導電材を用いるのが好ましく、この例として、黒鉛粉末やカーボンブラック、アセチレンブラックなどの炭素粉末等を挙げることができる。
なお、上記導電性樹脂の体積抵抗率が5×10Ω・cmより高いと、ドラムシャフト15と感光ドラム12との間の導電性が悪くなると共に、樹脂材料100重量部に対して導電材が17重量部未満であると、導電性に劣ることになり、また、導電材が85重量部
を超えるとベース樹脂との均一混合が困難になるばかりか、この導電性樹脂で形成されるアース部材19や摺接部材22及び導電性筒体26の成形が困難になるため好ましくない。
さらに、上記アース部材19や摺接部材22及び導電性筒体26は、ドラムシャフト15に対して摺動自在であり、かつ、導電性を有するので、ドラムシャフト15に対して回転しても、ドラムシャフト15の摩耗を防止できる。
上記アース部材19や摺接部材22及び導電性筒体26をドラムシャフト15に対して摺動自在とするため、このアース部材19や摺接部材22及び導電性筒体26を構成する樹脂は、摺動特性を有することが好ましい。このような樹脂としては、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂等を挙げることができ、これらを単用もしくは複合して用いることができる。
上記した樹脂材料の中でも、ポリテトラフルオロエチレン樹脂は、摺動特性が低く導電材によって体積抵抗率が容易に低下するため好ましい。
また、上記導電性樹脂は、二硫化モリブデン、ポリテトラフルオロエチレン樹脂等のフッ素樹脂粉末、黒鉛などの固体潤滑剤、あるいは潤滑油などの潤滑剤を含むものであると、アース部材19や摺接部材22及び導電性筒体26は更に摺動特性が高くなり、ドラムシャフト15に対して滑らかに摺動させることができ、ドラムシャフト15の磨耗を抑えることができる。なお、固体潤滑剤の配合量は、樹脂材料100重量部に対して5重量部以上30重量部以下であり、潤滑油の場合は、樹脂材料100重量部に対して0.5重量部以上5重量部以下である。
上記した各実施の形態のアース装置18を組み込んだ感光ドラム装置11は、複写機やレーザープリンター等の電子写真装置における画像形成装置の感光ドラムユニットとして用いられる。
上記の感光ドラム装置11が、感光ドラムユニットとして用いられるとき、この感光ドラム装置11に用いられるフランジ13は、合成樹脂の射出成形体から構成されることが、感光ドラムユニットの軽量化の点で好ましい。また、このフランジ13は、感光ドラム12の両端部に取り付けられるが、その少なくとも一方は、歯車16を一体に成形した射出成形体であることが好ましい。歯車16を一体成形することで、別途に歯車を組み入れる必要性がなくなり、感光ドラムユニットの軽量化を図ることができる。
上記の通り、この感光ドラムユニットにおいては、アース装置18のアース板19aの接触片19bは、フランジ13と感光ドラム12との間に配され、両者間に挟まれる。このため、感光ドラムユニットの構造を簡単にすることができる。
11 感光ドラム装置
12 感光ドラム
13 フランジ
14 機枠
15 ドラムシャフト
16 歯車
17 貫通孔
18 アース装置
19 アース部材
19a アース板
19b 接触片
19c 弾性接触片
20 面取り
21 切欠き
22 摺接部材
23 抜け止め縁
24 接着剤
25 面取り
26 導電性筒体

Claims (15)

  1. 導電性のあるドラムシャフトと、このドラムシャフトに絶縁性フランジを介して回転可能に取付けた感光ドラムを、導電性のあるアース部材を用いて電気的に接続した電子写真装置における感光ドラムのアース装置において、
    上記アース部材が、金属板を用いて形成され、感光ドラムに接触する接触片と、ドラムシャフトと電気的に接続する弾性接触片を備え、上記ドラムシャフトの前記アース部材に設けた弾性接触片が接触する部位に、導電性樹脂からなる円筒状の導電性筒体を前記ドラムシャフトと摺動自在となるよう取付け、前記弾性接触片を導電性筒体に接触させたことを特徴とする電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  2. 上記弾性接触片は、上記アース板の内周縁から突出する爪部によって形成され、この弾性接触片が前記導電性筒体と接触することにより、この導電性筒体のドラムシャフト上の移動を規制することを特徴とする請求項に記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  3. 上記弾性接触片は、上記導電性筒体の両端面のうち、上記アース部材が配される側と反対側の端面、又は前記導電性筒体の外周面に接触していることを特徴とする請求項に記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  4. 上記アース部材は、ステンレス製であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  5. 導電性のあるドラムシャフトと、このドラムシャフトに絶縁性フランジを介して回転可能に取付けた感光ドラムを、導電性のあるアース部材を用いて電気的に接続した電子写真装置における感光ドラムのアース装置において、
    上記アース部材が、導電性樹脂を用いて渦巻きばね状に形成され、渦巻きの大径側の外周側に感光ドラムと接触する接触片を有し、渦巻きの小径側端部がその内径側でドラムシャフトの外周面と摺回動しつつ電気的に接続する弾性接触片になっていることを特徴とする電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  6. 上記アース部材の弾性接触片が、上記ドラムシャフトに拡径した状態で弾力的に外接していることを特徴とする請求項に記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  7. 上記導電性樹脂は、体積抵抗率が5×10Ω・cm以下であることを特徴とする請求項1または5に記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  8. 上記導電性樹脂は、ベース樹脂100重量部に対して導電材を17重量部以上85重量部以下配合したことを特徴とする請求項1、5、7のいずれかに記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  9. 上記導電材は、炭素粉末であることを特徴とする請求項に記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  10. 上記導電性樹脂のベース樹脂は、摺動特性を有することを特徴とする請求項1、5、7、8のいずれかに記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  11. 上記導電性樹脂のベース樹脂は、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂から選ばれる少なくとも1種類の樹脂である請求項1、5、7、8、10のいずれかに記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  12. 上記絶縁性フランジは、合成樹脂の射出成形体であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  13. 前記絶縁性フランジの少なくとも一方は、歯車が一体に成形された射出成形体であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  14. 前記感光ドラムと接触する、前記アース部材のアース板に設けた接触部は、前記絶縁性フランジと前記感光ドラムとの間に配され、両者間に挟まれることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の電子写真装置における感光ドラムのアース装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれかに記載のアース装置を感光ドラムの内部に組み込んだことを特徴とする画像形成装置の感光ドラムユニット。
JP2013013233A 2007-05-17 2013-01-28 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット Expired - Fee Related JP5339169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013013233A JP5339169B2 (ja) 2007-05-17 2013-01-28 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007131411 2007-05-17
JP2007131411 2007-05-17
JP2008007899 2008-01-17
JP2008007872 2008-01-17
JP2008007899 2008-01-17
JP2008007872 2008-01-17
JP2008034604 2008-02-15
JP2008034604 2008-02-15
JP2013013233A JP5339169B2 (ja) 2007-05-17 2013-01-28 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008100442A Division JP5273445B2 (ja) 2007-05-17 2008-04-08 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013101385A JP2013101385A (ja) 2013-05-23
JP5339169B2 true JP5339169B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=41189098

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008100442A Expired - Fee Related JP5273445B2 (ja) 2007-05-17 2008-04-08 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット
JP2013013233A Expired - Fee Related JP5339169B2 (ja) 2007-05-17 2013-01-28 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008100442A Expired - Fee Related JP5273445B2 (ja) 2007-05-17 2008-04-08 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP5273445B2 (ja)
CN (1) CN101308342B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216864A (ja) 2008-03-10 2009-09-24 Brother Ind Ltd 電子写真感光体
JP2009216865A (ja) 2008-03-10 2009-09-24 Brother Ind Ltd 電子写真感光体
JP5742162B2 (ja) * 2009-10-27 2015-07-01 株式会社リコー 通電機構、像担持体ユニット、プロセスカートリッジ、ベルトユニットおよび画像形成装置
JP5424110B2 (ja) * 2009-12-04 2014-02-26 株式会社リコー 回転体のアース構造、像担持体ユニット、プロセスユニット及び画像形成装置並びに回転体のアース方法
JP5699668B2 (ja) * 2011-02-17 2015-04-15 株式会社リコー 像担持体ユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置および像担持体ユニットの通電方法
CN102217978A (zh) * 2011-06-03 2011-10-19 刘国志 可调式口腔科印模托盘
CN102520597A (zh) * 2011-12-23 2012-06-27 深圳创怡兴实业有限公司 感光鼓装置及其接地结构
JP6972805B2 (ja) * 2017-09-11 2021-11-24 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 像保持体、画像形成ユニット、画像形成装置
CN108828911B (zh) * 2018-05-07 2021-11-19 浙江普崎数码科技有限公司 一种便于收集纸张的数码打印机

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0355175Y2 (ja) * 1986-10-30 1991-12-06
JPH0283572A (ja) * 1988-09-21 1990-03-23 Seiko Epson Corp 感光体ドラムの導通構造
JP2569299Y2 (ja) * 1991-07-31 1998-04-22 京セラ株式会社 感光体ドラム装着機構
JPH05204283A (ja) * 1991-11-29 1993-08-13 Fuji Electric Co Ltd 電子写真感光体用樹脂フランジ
JPH07199729A (ja) * 1993-12-30 1995-08-04 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体用フランジ
US5655182A (en) * 1995-06-07 1997-08-05 Xerox Corporation Method and apparatus for reusing a photoreceptor and gear assembly
JPH10268704A (ja) * 1997-03-28 1998-10-09 Ricoh Co Ltd 感光体ドラム回転機構及びそれによる電子写真装置
JPH11143101A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Bridgestone Corp 感光ドラム
JP2000181286A (ja) * 1998-12-11 2000-06-30 Fuji Electric Co Ltd 電子写真感光体用アース電極
JP3684195B2 (ja) * 2001-12-28 2005-08-17 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP2004102270A (ja) * 2002-08-20 2004-04-02 Fuji Denki Gazo Device Kk 電子写真感光体および該感光体を支持する金属製支持軸
JP4361256B2 (ja) * 2002-10-17 2009-11-11 株式会社リコー 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2004206060A (ja) * 2002-11-05 2004-07-22 Fuji Denki Gazo Device Kk 電子写真感光体とその製造方法
JP2005215311A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Fuji Denki Gazo Device Kk 電子写真感光体
JP2005316210A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Murata Mach Ltd 感光体ドラム
JP2006084638A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真感光体用フランジ、電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP2007079091A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Fuji Xerox Co Ltd フランジ付き電子写真感光体及び該感光体を用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009217226A (ja) 2009-09-24
CN101308342B (zh) 2012-12-19
CN101308342A (zh) 2008-11-19
JP5273445B2 (ja) 2013-08-28
JP2013101385A (ja) 2013-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5339169B2 (ja) 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット
JP6759835B2 (ja) 現像カートリッジ
US8712277B2 (en) Rotating-body electrification mechanism, image carrier unit, process cartridge, image forming apparatus, and method for electrifying image carrier unit
US9058007B2 (en) Torque transmitting member disposed at an end of a photosensitive drum, photosensitive drum unit, and process cartridge
EP0959391A2 (en) Developing device, process cartridge and electrical contact part
JP6277909B2 (ja) 軸部材、端部部材、感光体ドラムユニット、現像ローラユニット、プロセスカートリッジ
US10088798B2 (en) Developing cartridge including tubular member movable from first position to second position
CN108780294B (zh) 显影盒
JP4750469B2 (ja) ベアリング
JP5742162B2 (ja) 通電機構、像担持体ユニット、プロセスカートリッジ、ベルトユニットおよび画像形成装置
US8073362B2 (en) Photosensitive body having electrical connection arrangement
CN113474568B (zh) 密封装置
JP2009216174A (ja) 焼結含油軸受
US20090226215A1 (en) Photosensitive Body Having Electrical Connection Arrangement
US10012949B1 (en) Developing cartridge capable of detecting specification thereof
JPH04358192A (ja) 電子写真装置の像担持体
JP2005215311A (ja) 電子写真感光体
US5625443A (en) Cleaning device for the xerography machine
US8180252B2 (en) Photosensitive body for electro-photography
JP4071679B2 (ja) 接地用構造体およびこの構造体を備えた画像形成装置
CN205427447U (zh) 一种磁辊及包括该磁辊的处理盒
CN214427747U (zh) 显影盒
US20090203233A1 (en) Devices For Providing An Electrical Connection To A Rotating Shaft In An Image Forming Device
CN214409586U (zh) 显影盒
JP7047875B2 (ja) 現像カートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5339169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees