JPH05204283A - 電子写真感光体用樹脂フランジ - Google Patents

電子写真感光体用樹脂フランジ

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JPH05204283A
JPH05204283A JP21391792A JP21391792A JPH05204283A JP H05204283 A JPH05204283 A JP H05204283A JP 21391792 A JP21391792 A JP 21391792A JP 21391792 A JP21391792 A JP 21391792A JP H05204283 A JPH05204283 A JP H05204283A
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JP
Japan
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flange
photosensitive member
electrophotographic
conductive member
resin
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JP21391792A
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English (en)
Inventor
Akio Arai
明夫 新井
Katsuhiro Sato
勝博 佐藤
Atsushi Asamura
淳 浅村
Shigemichi Ito
成通 伊藤
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】感光体の基体端部に嵌め込むときの抵抗が小さ
く、かつ、電子写真応用装置に装着したときこのフラン
ジを介して感光体基体を容易に確実に接地することがで
きる電子写真感光体用樹脂フランジを提供する。 【構成】樹脂フランジ1を感光体9の基体端部に嵌め込
んだときに、接触面内で両者が電気的に接触するよう
に、導電性部材3がその一端を突出させてその先端部4
が基体に食い込むように樹脂フランジ1に埋め込まれ、
さらに、装置に感光体9を樹脂フランジ1を介して装着
したときに樹脂フランジ1と装置内の感光体支持部とし
ての支持軸10とが電気的に接触するように導電性部材
3が樹脂フランジ1のフランジ孔5の中でその一部を露
出させて埋め込まれている構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、円筒状導電性基体を
備えてなる電子写真感光体を電子写真応用装置内の感光
体支持部に装着するためにこの感光体の基体端部に密接
するように嵌め込まれる電子写真感光体用樹脂フランジ
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真応用装置(以下、単に装置とも
称する)においては、通常、円筒状の導電性基体の外表
面に感光層を備えた電子写真感光体(以下、単に感光体
とも称する)が基体端部に嵌め込まれたフランジを介し
てその円筒軸のまわりに回転駆動可能に装着されてお
り、装置稼働時には感光体を回転駆動させることにより
連続して画像出しが行われる。
【0003】電子写真プロセスにおいては、感光体は暗
部でその表面が帯電され、続いて像露光されて静電潜像
が形成され、最終的には除電される。これらの一連の帯
電,静電潜像の形成,除電が安定して行われ、良好な画
像を安定して得るためには、感光体の基体が常に確実に
ゼロ電位であり、明電位,暗電位の安定性が確保されな
ければならない。この要求を満たすために感光体の導電
性基体は、通常、装置に装着された時には装置本体の導
電性材料を通じて接地されている。この接地状態は、い
かなる使用条件においても損なわれてはならないため、
種々の感光体において接地電極の付設には多大の注意を
払うことが必要である。
【0004】従来の感光体は、円筒状の導電性基体の外
表面にCds,Se合金などの無機感光材料からなる感
光層を備えた比較的大きな形状寸法のものが主流であ
り、このような感光体を装置に回転駆動可能な状態に取
り付けるために基体端部に装着されるフランジは、通
常、アルミダイキャスト品が用いられてきた。また、こ
れらの感光体の場合、導電性基体はアルミニウムまたは
アルミニウム合金が多用されている。従って、アルミダ
イキャストフランジを基体端部に装着した感光体を装置
に取り付けるに際して、フランジを介して感光体を支持
する装置内の感光体支持部を導電性材料で構成してお
き、これを装置の他の導電性部材を通じて接地したり、
あるいは、装置に用いられている導電性部材全体をフレ
ームアースとして機能させることにより、感光体の基体
を容易に、かつ、確実に接地することができた。
【0005】近年、従来の無機感光材料に代わって有機
感光材料を用いた感光体(OPC)が大幅に伸長してい
る。OPCは比較的小径のものが主流であり、比較的小
径の円筒状の導電性基体の端部に装着されるフランジ
は、殆どが樹脂製である。樹脂材料は導電性のものもあ
るが殆どは絶縁性である。フランジに用いられる樹脂も
通常は絶縁性であり、従って、従来のようにフランジを
介して感光体の基体を接地することはできない。このた
めに、一般には、樹脂フランジに導電性部材を電極とし
て付属させたものを感光体に装着し、この導電性部材の
一端を基体に、他端を装置内の接地された導電性部材に
接触させることにより感光体の基体を接地することが行
われている。このような導電性部材は、材料としては銅
または銅合金,鋼または鉄合金,アルミニウムまたはア
ルミニウム合金が用いられ、樹脂フランジの外面にネジ
止めや溶着などの方法で固着されている。
【0006】樹脂フランジの感光体基体への固着は主と
して接着により行われているが、通常感光体の基体材料
として用いられるアルミニウム合金と樹脂とでは熱膨張
係数が大きく異なること,樹脂の種類によっては接着剤
との接着力が弱いものがあることなどにより、樹脂の材
質,接着剤の種類を適切に選定することが必要であり、
また、接着強度を高めるためにフランジ形状に種々の工
夫が必要となる。例えば、ポリアセタールは成形性に優
れ、ギアなどの複雑な形状も良好に成形できるが、射出
成形加工したポリアセタールは殆どの接着剤に対して接
着性を有しない。そのために、フランジの基体との接着
部分を凹凸形状にして接着剤を充填し固定する方法によ
り実用化されている。この場合、接着剤も基体との接着
性が良好で,乾燥による体積収縮が少なく,充填性も良
好な種類(例えばエポキシ樹脂系接着剤)のものが使用
されている。また同時に、フランジの接着面にシボ加工
(微細な凹凸を付与する加工)を施して比表面積を拡大
させて接着性を向上させると共に投錨効果を得ようとす
る方法や、基体とフランジとの寸法をしまりばめとして
物理的にも固着させる方法が採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来O
PCに使用されてきた樹脂フランジは、その多くが感光
体の基体を接地するための電極としての導電性部材,例
えば金属板などがその外部に付属した形態を採ってい
る。ところが、このような導電性部材は基体の内面に接
触する必要性から大きなものとなり、ときには樹脂フラ
ンジの一方の端面全体を覆うまでとなる。さらに、導電
性部材の基体の内面に接触する部分は、フランジを装着
した状態で確実に内面に電気的に接触するようにバネ性
を与えられているものが多いため、フランジを基体に装
着する際の挿入抵抗が非常に大きなものとなる。
【0008】一方、OPCの導電性基体としてはアルミ
ニウム合金が多用されるが、その表面には電子写真特性
の制約上,特に画像品質に係わる要求により絶縁処理が
施されていることが多い。この絶縁処理は、感光層か電
荷発生層と電荷輸送層とに機能分離しており、かつ、電
荷発生層が導電性基体に近い側に設けられている機能分
離型多層構造を採るOPCの場合には不可欠であり、絶
縁膜を設けることによって暗電位の局部的な減衰を抑制
することができ、スポット状の画像欠陥の発生を未然に
防止している。このような絶縁処理としては、基体表面
へ絶縁性樹脂薄膜を塗布形成することも行われるが、基
体がアルミニウム合金であることから陽極酸化処理を施
して陽極酸化皮膜を形成することが一般的に行われてい
る。ところが、陽極酸化処理は電解液中に基体全体を浸
漬して行われるため、基体全面にわたって皮膜が形成さ
れる。従って、このような基体を接地させるためには、
画像形成に供しない基体の内面や端面の一部に皮膜の存
在しない部分を設け、この部分に前述の樹脂フランジに
付属している導電性部材の一端を接触させ、この導電性
部材を介して接地する構造とする必要があった。このよ
うな皮膜の存在しない部分を設けるためには、皮膜形成
後その部分の皮膜を物理的剥離方法,例えばエメリーペ
ーパーなどを用いて削り取る方法や、電解液に浸漬する
前にその部分に絶縁ペイントなどを塗布しておき、皮膜
形成後にこれらを払拭する方法などを採る必要があっ
た。
【0009】さらに、感光体の導電性基体を接地するた
めにフランジに付属させた導電性部材は、装置稼働時に
は装置内で感光体と共に回転しているが、この導電性部
材に接触している装置内の接地されている感光体支持部
は通常固定されている。このために、装置稼働時に両者
の摩擦によって異常音が発生することがあり問題となっ
ていた。
【0010】この発明は、以上の点に鑑みてなされたも
のであって、OPCの導電性基体の絶縁膜の存在する内
面とも容易に確実に電気的に接触でき、かつ、感光体の
基体端部に嵌め込むときの挿入抵抗が小さく、また、感
光体をフランジを介して装置に装着した状態でフランジ
を介して感光体基体を接地することができ、さらに、装
置稼働時に装置内の感光体支持部との接触摺動により異
常音を発生させない電子写真感光体用樹脂フランジを提
供することを解決しようとする課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
によれば、円筒状導電性基体を備えてなる電子写真感光
体を電子写真応用装置内の感光体支持部に装着するため
にこの感光体の基体端部に密接するように嵌め込まれる
電子写真感光体用樹脂フランジにおいて、フランジを基
体に嵌め込む際に接触面内で両方が電気的に接触するよ
うに導電性部材がその一端を突出させてフランジに埋め
込まれており、さらに電子写真応用装置に感光体をフラ
ンジを介して装着する際にフランジと装置内の前記感光
体支持部とが電気的に接触するように前記導電性部材が
フランジの回転軸中心の位置でその一部を露出させてフ
ランジに埋め込まれている樹脂フランジとすることによ
って解決される。
【0012】フランジを感光体の基体端部に嵌め込んだ
ときの接触面内でフランジから突出している導電性部材
の一端の先端が鋭利な形状であると、この先端が基体の
接触面に食い込んで、良好な電気的接触が得られ、基体
の接触面に絶縁膜,例えば陽極酸化皮膜などが存在する
場合でもフランジと感光体の基体が電気的に確実に接触
するので好ましい。また、この導電性部材の一端の突出
長さは0.05mm以上0.13mm以下の範囲内であ
ると好適である。さらに、導電性部材の硬度が装置内の
感光体支持部の硬度より低いと装置稼働時に両者が接触
摺動することに起因する異常音の発生を防止できるので
好適である。
【0013】導電性部材をフランジの回転軸中心の位置
でその一部を露出させ、これに装置内の感光体支持部を
接触させてフランジと感光体支持部を電気的に接触させ
るためには、フランジの回転軸を中心軸とし、装置内の
感光体支持部としての支持軸にその外周に密接しかつ回
転駆動可能にフランジを差し込むことのできる孔径を有
する孔をフランジに設け、この孔の内部でフランジの回
転軸中心の位置に導電性部材の一部を露出させておき、
感光体をこのフランジの孔を介して装置に装着し、この
孔の内部で、導電性部材の露出部に装置内の感光体支持
部を電気的に接触させるとよい。この場合には、導電性
部材の露出部の装置内の感光体支持部と接触する部分に
突起部を設けることが望ましい。また、フランジに前述
のような孔を設ける代わりに、フランジに埋め込まれる
導電性部材を、フランジを感光体の基体に嵌め込んだと
きに接触面内でその一端を突出させている第一の導電性
部材と、この第一の導電性部材とフランジの回転軸中心
の位置で電気的導通を持つように連結され、かつ、フラ
ンジの回転軸と合致する回転軸を有していてフランジの
回転軸として機能し、さらに、フランジの基体に嵌め込
まれる側の反対側の面に一端が突出している第二の導電
性部材とで形成しておき、この第二の導電性部材の突出
した露出部に装置内の感光体支持部を電気的に接触させ
るようにしてもよい。この場合には、フランジをを基体
に嵌め込んだときの接触面内でフランジから突出してい
る第一の導電性部材の一端の先端を鋭利な形状し、ま
た、この第一の導電性部材の一端の突出長さを0.05
mm以上0.13mm以下の範囲内とすると好適であ
る。さらに、第二の導電性部材を含油軸受け合金で形成
すると、装置稼働時の装置内の感光体支持部との接触摺
動による磨耗も少なく異常音も発生しないので好適であ
る。
【0014】また、上記課題は、感光体をフランジを介
して装置に装着するために、フランジの回転軸を中心軸
とする孔がフランジに設けられており、この孔に含油軸
受け合金からなりその内面が前記装置内の感光体支持部
としての支持軸の外周に回転駆動可能に密接する内径の
パイプが嵌め込まれており、さらに、このパイプの外面
に電気的に接触し、かつ、フランジを感光体の基体端部
に嵌め込む際に接触面内で基体と電気的に接触するよう
に一端が突出している導電性部材が埋め込まれている樹
脂フランジとすることによっても解決される。
【0015】さらにまた、上記課題は、フランジを形成
する樹脂を導電性の樹脂とし、かつ、フランジを基体に
嵌め込む際に接触面内で両方が電気的に確実に接触する
ように導電性部材がその一端を突出させて埋め込まれて
いる樹脂フランジとすることによっても解決される。
【0016】
【作用】上記のような構造の樹脂フランジは、感光体の
基体端部に嵌め込むときの抵抗が小さく、基体端部に容
易に密接して嵌め込むことができ、しかもフランジの基
体との接触面内に導電性部材の一端が突出しているの
で、フランジを基体に嵌め込むときにこの導電性部材の
突出部が基体に食い込み、基体と導電性部材とが確実に
電気的に接触するように嵌め込むことができ、基体の接
触面に絶縁膜,例えば陽極酸化皮膜などが存在する場合
でも電気的接触が確保できる。このとき、突出している
導電性部材の一端の先端を鋭利な形状とすると基体への
食い込みが良く電気的接触がより確実となるので好まし
く、また、導電性部材の一端の突出長さを0.05mm
以上0.13mm以下の範囲内とすると基体への食い込
みが良くしかも基体の肉厚が薄い場合でも基体を変形さ
せることがなく好適である。
【0017】そうして、フランジが請求項1記載の構造
である場合には、感光体をフランジを介して装置に装着
する際に、フランジの導電性部材の露出部に装置内の感
光体支持部が電気的に接触するように装着し、この感光
体支持部を接地させることにより感光体の基体を容易に
接地させることが可能となる。また、フランジが請求項
4記載の構造である場合には、導電性部材の硬度を装置
内の感光体支持部の硬度より低くしておくと、装置稼働
時の導電性部材と感光体支持部との接触摺動による異常
音の発生を防止できるので好ましい。このような異常音
は初期には発生せず、使用開始してある程度時間が経過
した後に発生してくることが多いので、設計段階で異常
音の発生を予測することは困難であるが、この発明によ
れば、導電性部材の硬度を感光体支持部の硬度より低く
しておき、導電性部材の磨耗によるエネルギー消費によ
って異常音発生エネルギーを消失させることを図ってお
り、異常音発生を設計段階で防ぐことができるのでその
効果は大きい。さらに、フランジの孔の内部で露出して
いる導電性部材の感光体支持部と接触する位置に突起部
を設けておくと接触摺動による導電性部材の磨耗に対応
することができ、フランジの使用寿命が長くなるので好
適である。
【0018】さらにまた、フランジが請求項7記載の構
造である場合には、第二の導電性部材を感光体を装置に
装着したときの回転駆動軸として機能させることがで
き、この第二の導電性部材を硬度の高い摺動性の良い導
電性材料,例えば含油軸受け合金で形成し、装置内の感
光体支持部としての軸受けで受けるようにすることによ
り、導電性部材の摺動による異常音の発生もなく、さら
に、導電性部材の磨耗の心配もなくすことができ好適で
ある。
【0019】さらにまた、フランジが請求項11記載の
構造である場合には、フランジの孔の装置内の感光体支
持部に接する面が含油軸受け合金からなっているので感
光体支持部との摺動による異常音,磨耗を防ぐことがで
きる。また、一端がフランジの基体との接触面に突出し
他端が前記含油軸受け合金に電気的に接触している導電
性部材がフランジに埋め込まれているいるので、このフ
ランジを介して感光体の基体の接地を確保することがで
きる。
【0020】さらにまた、フランジが請求項14記載の
構造である場合には、フランジと感光体の基体との電気
的接触は、一端がフランジの基体との接触面に突出して
埋め込まれている導電性部材により確保され、感光体を
装置の感光体支持部に装着したときのフランジと感光体
支持部との電気的接触はフランジが導電性樹脂で形成さ
れているから両者の接触面全面でなされているので、こ
のようなフランジを用いることにより感光体の基体の接
地を確保することができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。 実施例1 図1は、この発明のフランジの一実施例を示すもので、
図1(a)はフランジを感光体の基体端部に嵌め込む側
から見た正面図、図1(b)は側面図である。なお、図
1(b)にはこのフランジを装置に取り付けた状態にお
ける感光体および装置内の感光体支持部としての支持軸
のフランジまわりの一部を一点鎖線で示してある。樹脂
フランジ1には導電性部材3が埋め込まれており、導電
性部材3の端部は樹脂フランジ1の基体との接触面から
僅かに突出しており、その先端部4は尖っている。この
ようなフランジは感光体の基体に容易に嵌め込むことが
できる。また、樹脂フランジ1を感光体9に嵌め込んだ
際に先端部4が基体内面に食い込みながら圧入されるこ
とになり、基体内面に絶縁膜,例えば陽極酸化皮膜が形
成されていても導電性部材3は感光体9の基体と確実に
電気的導通状態で接触することになる。樹脂フランジ1
にはギア2が形成されており、図1(b)に示すよう
に、樹脂フランジ1はギア2の側面が感光体9の基体の
端面に密着するように嵌め込まれる。また、樹脂フラン
ジ1の中央には、装置内の感光体支持部としての支持軸
10にフランジを差し込むための孔であってフランジの
回転軸と一致する中心軸を有し、かつ、支持軸10の外
周面に密接ししかも回転駆動可能にフランジを差し込む
ことのできる孔径のフランジ孔5が設けられており、図
1(b)に示すように、感光体9を装置に取り付けた状
態では、装置内の導電性材料からなり接地されている固
定の支持軸10がその先端が導電性部材3に電気的に接
触するようにフランジ孔5に差し込まれている。従っ
て、感光体9の基体は導電性部材3および支持軸10を
介して接地されることになる。装置稼働時には装置の回
転駆動機構によりギア2を介して感光体9が回転駆動
し、フランジ孔5の内面に接触して差し込まれている固
定の支持軸の先端は回転している導電性部材3と電気的
に接触して摺動していることになる。
【0022】このような形状のフランジにおいて、その
機能上最も注意を払う必要があるのは、フランジ端面か
らの導電性部材の突出長さである。そこで、図1の形状
で、導電性部材3をステンレス鋼SUS304からなる
直径0.5mmの丸棒で形成し、かつ、導電性部材3の
フランジ端面からの突出長さを表1に示すように変化さ
せたフランジを製作し、これらのフランジを感光体に装
着し、基体と導電性部材との電気的導通確保率を調べ
た。その結果を表1に示す。なお、感光体の基体はアル
ミニウム合金からなる円筒に陽極酸化処理を施したもの
を用いた。
【0023】
【表1】
【0024】表1に見られるように、導電性部材の突出
長さが小さすぎると導通不良が発生することがある。こ
れは陽極酸化皮膜の硬度が高く、ある程度の突出長さが
ないと皮膜を充分に剥離することが出来ないためであ
る。一方、突出長さを大きくしすぎると基体の真円度の
悪化を引き起こすので好ましくない。導電性部材の突出
長さは0.05mm以上0.13mm以下の範囲内が好
適である。
【0025】導電性部材の材料としては、SUS304
の他に、SUS301,SUS420J2,SUS63
1,C1700,C1720,C5111,C510
2,C5191,C5210,C5212,C735
1,C7451,C7521,C7541,C770
1,A1060,A6101などが好適に用いられる。
この導電性部材に接触する支持軸の材料としては、上述
の導電性部材の材料の硬度(Hv硬さ180から200
程度)よりも硬度の高い材料,例えばSUS410(H
v硬さ300程度)などが好適である。両者の材料を上
述のように硬度が大幅に異なるものとすることにより、
画像形成時常に摺動している導電性部材と支持軸との摩
擦エネルギーは導電性部材の磨耗に向けられることにな
り、異常音の発生がなくなる利点が得られる。なお、両
者に用い得る材料は上記のものに限定されるものでない
ことは言うまでもない。
【0026】実施例2 図2は、図1における導電性部材の形状の異なる例を示
す斜視図である。図2の導電性部材3の先端部4のよう
な形状は、丸棒をプレスカッターなどを用いて切断して
所定の寸法にする際にカット面のバリを敢えて大きくな
るようにすることにより簡単に形成することができ、し
かも、フランジを感光体へ固着する点でも物理的な投錨
効果を期待できるため好適である。また、導電性部材3
の支持軸10に接触する部分に0.5mm程度の突起部
6を設け、両者の摺動時の摩擦による導電性部材の損傷
に対する裕度を増大させてある。
【0027】実施例3 図3は、この発明のフランジの異なる実施例に埋め込ま
れる導電性部材を示す斜視図であり、丸棒状の導電性部
材B8の一端部近くに丸棒の軸に直角に設けられた孔に
導電性部材A7が差し込まれた形状のものである。フラ
ンジには、このような十字型の形状のものが導電性部材
B8の軸とフランジの回転軸とが一致し、かつ、導電性
部材B8の導電性部材A7が差し込まれていない側の端
部がフランジから突出しているようにフランジに埋め込
まれている。導電性部材A7はその鋭利な形状の先端部
4が図1に示したフランジと同様にフランジの感光体の
基体との接触面から僅かに突出する寸法とされる。この
ようなフランジは感光体の基体に容易に嵌め込めること
ができる。また、このようなフランジを嵌め込まれた感
光体は、導電性部材B8のフランジから突出した部分を
装置内に設けられた感光体支持部としての軸受け部に挿
入することにより、装置に導電性部材B8を回転軸とし
て回転駆動可能に取り付けられる。従って、導電性部材
B8を,例えば含油軸受け合金などのような硬くて摺動
性の良いものとすれば、感光体の回転駆動による導電性
部材B8の磨耗は問題とならず、また、異常音の発生も
防ぐことができる。さらに、感光体の基体の接地も導電
性部材A7,導電性部材B8,装置側の軸受け部を介し
て容易に確実にできる。
【0028】実施例4 図4は、この発明のフランジのさらに異なる実施例を示
す側面図で、実施例1と同一の部位には同じ符号が付し
てあり、図1(b)と同様にこのフランジを装置に取り
付けた状態における感光体9および装置内の感光体支持
部としての支持軸10のフランジまわりの一部を一点鎖
線で示してある。実施例1と異なるところは、フランジ
孔5に内径が支持軸10の外周と密接する寸法の含油軸
受け合金からなるパイプ11が嵌め込まれており、導電
性部材3がこのパイプ11と電気的に接触するように埋
め込まれている点である。このようなフランジは感光体
の基体に容易に嵌め込めることができる。また、このよ
うなフランジを嵌め込まれた感光体は、装置に装着され
たときに支持軸10の先端が導電性部材3に接触する必
要はなく、装置稼働時には、硬くて摺動性の良い含油軸
受け合金からなるパイプ11の内面が支持軸10に接触
摺動するので磨耗は問題とならず、異常音の発生も防ぐ
ことができる。さらに、感光体の基体の接地も導電性部
材3,パイプ11,支持軸10を介して容易に確実にで
きる。
【0029】実施例5 図5は、この発明のフランジのさらに異なる実施例を示
す側面図で、図4と同様に、実施例1と同一の部位には
同じ符号が付してあり、また、感光体9および装置内の
感光体支持部としての支持軸10のフランジまわりの一
部を一点鎖線で示してある。図1と異なるところは樹脂
フランジを形成する樹脂として導電性樹脂が用いられて
いる点であり、従って樹脂フランジ1は感光体9を装置
に装着した状態でフランジ孔5と装置の支持軸10との
接触面全面で電気的に導通しているので、基体を接地す
るためには導電性部材3は基体とフランジの電気的接触
を確保する機能を有するだけでも良くフランジ孔5の部
分にその一部を露出している必要はなくなる。導電性樹
脂としては、体積固有抵抗1MΩ・cm以下の樹脂を用
いるとよい。
【0030】
【発明の効果】この発明に係わる電子写真感光体用樹脂
フランジは以上説明したように構成されているので、フ
ランジを感光体の基体端部に嵌め込むときの抵抗が小さ
く、基体端部に容易に密接して嵌め込むことができ、し
かも、基体との接触面内に導電性部材の一端が突出して
いるのでその先端が基体に食い込んで良好な電気的接触
が得られ、基体の接触面に絶縁膜,例えば陽極酸化皮膜
などか存在する場合でもフランジと基体とを電気的に確
実に接触させることができる。この接触面に突出してい
る導電性部材の一端の先端を鋭利な形状とすると電気的
接触がより確実となるので好ましく、また、その突出長
さを0.05mm以上0.13mm以下の範囲内とする
と感光体の基体を変形させることなく、しかも、良好な
電気的接触が得られる。そうして、このようなフランジ
を嵌め込まれた感光体をフランジを介して電子写真応用
装置の装着する際に、フランジに埋め込まれた導電性部
材あるいは導電性部材に電気的に導通している部位に装
置内の感光体支持部が電気的に接触するように装着し、
この感光体支持部を接地させることにより、感光体の基
体を確実に接地することができる。
【0031】そうして、フランジが請求項4記載の構造
である場合には、導電性部材の硬度を装置内の感光体支
持部の硬度より低くしておくと、装置稼働時のフランジ
の導電性部材と装置内の感光体支持部との接触摺動によ
る異常音の発生を防止することができる。さらに、フラ
ンジ孔の内部で露出している導電性部材の装置内の感光
体支持部と接触する位置に突起部を設けておくと、接触
摺動による導電性部材の磨耗に対応することができて、
フランジの使用寿命が長くなるという利点が得られる。
【0032】また、フランジが請求項7記載の構造であ
る場合には、第二の導電性部材を感光体を装置に装着し
たときの回転駆動軸として機能させることができ、この
第二の導電性部材を硬度の高い摺動性の良い導電性材
料,例えば含油軸受け合金で形成し、装置内の感光体支
持部としての軸受けで受けるようにすることにより、導
電性部材の摺動による異常音の発生を防ぐことができ、
さらに、導電性部材の磨耗の心配もなくなる。
【0033】さらに、フランジが請求項11記載の構造
である場合には、フランジ孔に含油軸受け合金からなる
パイプが嵌め込まれており、装置稼働時にはこのパイプ
内面と感光体支持部とが接触摺動するので異常音の発生
を防ぐことができ、さらに、導電性部材と感光体支持部
とは接触していないので導電性部材が磨耗することはな
い。
【0034】さらにまた、フランジを導電性樹脂で形成
すると請求項14記載の構造を採ることができ、構造が
簡単で容易に製造することができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のフランジの一実施例を示す図で、図
1(a)はフランジを感光体に嵌め込む側から見た正面
図、図1(b)は側面図
【図2】この発明のフランジに用いる導電性部材の一例
を示す斜視図
【図3】この発明のフランジに用いる導電性部材の異な
る例を示す斜視図
【図4】この発明のフランジの異なる実施例を示す側面
【図5】この発明のフランジのさらに異なる実施例を示
す側面図
【符号の説明】
1 樹脂フランジ 2 ギア 3 導電性部材 4 先端部 5 フランジ孔 6 突起部 7 導電性部材A 8 導電性部材B 9 感光体 10 支持軸 11 パイプ
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 成通 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状導電性基体を備えてなる電子写真感
    光体を電子写真応用装置内の感光体支持部に装着するた
    めにこの感光体の基体端部に密接するように嵌め込まれ
    る電子写真感光体用樹脂フランジにおいて、フランジを
    基体に嵌め込む際に接触面内で両方が電気的に接触する
    ように導電性部材がその一端を突出させてフランジに埋
    め込まれ、さらに、電子写真応用装置に感光体をフラン
    ジを介して装着する際にフランジと装置内の前記感光体
    支持部とが電気的に接触するように前記導電性部材がフ
    ランジの回転軸中心の位置でその一部を露出させてフラ
    ンジに埋め込まれていることを特徴とする電子写真感光
    体用樹脂フランジ。
  2. 【請求項2】フランジを電子写真感光体の基体端部に嵌
    め込む際に接触面内でフランジから突出している導電性
    部材の一端が基体面に食い込んで電気的接触がより確実
    となるように導電性部材の突出している一端の先端が鋭
    利な形状とされていることを特徴とする請求項1記載の
    電子写真感光体用樹脂フランジ。
  3. 【請求項3】フランジを電子写真感光体の基体端部に嵌
    め込む際に接触面内でフランジから突出している導電性
    部材の一端の突出長さが0.05mm以上0.13mm
    以下の範囲内であることを特徴とする請求項1または2
    記載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
  4. 【請求項4】電子写真感光体をフランジを介して電子写
    真応用装置に装着するために、フランジの回転軸を中心
    軸とし、装置内の感光体支持部としての支持軸にその外
    周に密接しかつ回転駆動可能にフランジを差し込むこと
    のできる孔径を有する孔がフランジに設けられており、
    さらに、この孔の内部で装置内の前記支持軸とフランジ
    とが電気的に接触するように、フランジに埋め込まれた
    前記導電性部材の一部が孔の内部のフランジの回転軸中
    心の位置で露出していることを特徴とする請求項1ない
    し3のうちのいずれかに記載の電子写真感光体用樹脂フ
    ランジ。
  5. 【請求項5】フランジに埋め込まれる導電性部材の硬度
    が電子写真応用装置内の感光体支持部の硬度よりも低い
    ことを特徴とする請求項4記載の電子写真感光体用樹脂
    フランジ。
  6. 【請求項6】電子写真感光体をフランジを介して電子写
    真応用装置に装着したときに、フランジに埋め込まれて
    いる導電性部材の装置内の感光体支持部が接触する位置
    に突起部が設けられていることを特徴とする請求項4ま
    たは5記載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
  7. 【請求項7】フランジに埋め込まれる導電性部材が、フ
    ランジを電子写真感光体の基体端部に嵌め込んだときに
    接触面内でその一端を突出させている第一の導電性部材
    と、この第一の導電性部材とフランジの回転軸中心の位
    置で電気的導通を持つように連結され、かつ、フランジ
    の回転軸と合致する回転軸を有していてフランジの回転
    軸として機能し、さらに、フランジの基体に嵌め込まれ
    る側とは反対側の面に一端が突出していて、感光体をフ
    ランジを介して電子写真応用装置に装着したときに装置
    内の感光体支持部と電気的に接触する露出部を形成して
    いる第二の導電性部材とからなることを特徴とする請求
    項1記載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
  8. 【請求項8】フランジを電子写真感光体の基体端部に嵌
    め込む際に接触面内でフランジから突出している第一の
    導電性部材の一端が基体面に食い込んで電気的接触がよ
    り確実となるように第一の導電性部材の突出している一
    端の先端が鋭利な形状とされていることを特徴とする請
    求項7記載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
  9. 【請求項9】フランジを電子写真感光体の基体端部に嵌
    め込む際に接触面内でフランジから突出している第一の
    導電性部材の一端の突出長さが0.05mm以上0.1
    3mm以下の範囲内であることを特徴とする請求項7ま
    たは8記載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
  10. 【請求項10】第二の導電性部材が含油軸受け合金から
    なることを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記
    載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
  11. 【請求項11】円筒状導電性基体を備えてなる電子写真
    感光体を電子写真応用装置内の感光体支持部に装着する
    ためにこの感光体の基体端部に密接するように嵌め込ま
    れる電子写真感光体用樹脂フランジにおいて、電子写真
    感光体をフランジを介して電子写真応用装置に装着する
    ために、フランジの回転軸を中心軸とする孔がフランジ
    に設けられており、この孔に含油軸受け合金からなりそ
    の内面が前記装置内の感光体支持部としての支持軸の外
    周に回転駆動可能に密接する内径のパイプが嵌め込まれ
    ており、さらに、このパイプの外面に電気的に接触し、
    かつ、フランジを電子写真感光体の基体端部に嵌め込む
    際に接触面内で基体と電気的に接触するように一端が突
    出している導電性部材が埋め込まれていることを特徴と
    する電子写真感光体用樹脂フランジ。
  12. 【請求項12】フランジを電子写真感光体の基体端部に
    嵌め込む際に接触面内でフランジから突出している導電
    性部材の一端が基体面に食い込んで電気的接触がより確
    実となるように、導電性部材の突出している一端の先端
    が鋭利な形状とされていることを特徴とする請求項11
    記載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
  13. 【請求項13】フランジを電子写真感光体の基体端部に
    嵌め込む際に接触面内でフランジから突出している導電
    性部材の一端の突出長さが0.05mm以上0.13m
    m以下の範囲内であることを特徴とする請求項11また
    は12記載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
  14. 【請求項14】円筒状導電性基体を備えてなる電子写真
    感光体を電子写真応用装置内の感光体支持部に装着する
    ためにこの感光体の基体端部に密接するように嵌め込ま
    れる電子写真感光体用樹脂フランジにおいて、フランジ
    が導電性樹脂で形成されており、さらにフランジを基体
    に嵌め込む際に接触面内で両方が電気的に接触するよう
    に導電性部材がその一端を突出させてフランジに埋め込
    まれていることを特徴とする電子写真感光体用樹脂フラ
    ンジ。
  15. 【請求項15】フランジを電子写真感光体の基体端部に
    嵌め込む際に接触面内でフランジから突出している導電
    性部材の一端が基体面に食い込んで電気的接触がより確
    実となるように、導電性部材の突出している一端の先端
    が鋭利な形状とされていることを特徴とする請求項14
    記載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
  16. 【請求項16】フランジを電子写真感光体の基体端部に
    嵌め込む際に接触面内でフランジから突出している導電
    性部材の一端の突出長さが0.05mm以上0.13m
    m以下の範囲内であることを特徴とする請求項14また
    は15記載の電子写真感光体用樹脂フランジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6594454B2 (en) * 2000-11-28 2003-07-15 Canon Kabushiki Kaisha Electric contact member and developing device, process cartridge, and electrophotographic image-forming apparatus using the electric contact member
JP2009217226A (ja) * 2007-05-17 2009-09-24 Ntn Corp 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット

Cited By (3)

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US6594454B2 (en) * 2000-11-28 2003-07-15 Canon Kabushiki Kaisha Electric contact member and developing device, process cartridge, and electrophotographic image-forming apparatus using the electric contact member
JP2009217226A (ja) * 2007-05-17 2009-09-24 Ntn Corp 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット
JP2013101385A (ja) * 2007-05-17 2013-05-23 Ntn Corp 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット

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