JP5338623B2 - 電源システム - Google Patents

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本発明は、電源システムに関し、詳しくは、直流電源からの電力を機器に供給する電源システムに関する。
従来、この種の電源システムとしては、車両に搭載された電源システムにおいて、イグニッションスイッチをオフしたことによりシステムメインリレーの遮断要求がなされたときに、通信線に異常が生じているときには、予め設定された遅延時間が経過した後にシステムメインリレーをオフとするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、遅延時間が経過するまでに駆動システム等による必要な待避動作を実行するようにしている。
特開2008−195255号公報
しかしながら、上述の電源システムでは、通信線に異常が生じていないときに遮断要求がなされると、システムメインリレーを直ちにオフするため、遮断要求がなされたタイミングによっては、システムメインリレーにより高い耐性を求める必要が生じる。電源システムでは、直流電力の機器への供給を開始するときには、電力ラインに取り付けられたコンデンサの充電を行なってから直流電力の機器への供給を開始するのが一般的である。こうしたコンデンサの充電を行なっている最中に遮断要求によりシステムメインリレーをオフすると、無電弧開放ができていないことから、これに対処可能なシステムメインリレーを用いる必要が生じてしまう。
本発明の電源システムは、耐性の低いシステムメインリレーを用いた電源システムにおいて、電力ラインに取り付けられたコンデンサを充電している最中に遮断要求がなされたときにより適正に対処することを主目的とする。
本発明の電源システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電源システムは、
直流電源からの電力を機器に供給する電源システムであって、
前記直流電源から機器への電力ラインに取り付けられたコンデンサと、
前記電力ラインの前記コンデンサより前記直流電源側に取り付けられ、前記電力ラインの正極側のラインまたは負極側のラインに取り付けられた第1リレーと、前記電力ラインの負極側のラインまたは負極側のラインのうち前記第1リレーが取り付けられたラインとは異なるラインに取り付けられた第2リレーと、第3リレーと抵抗とを直列接続して構成され、前記第2リレーに並列接続された充電用回路と、を有し、前記直流電源と前記機器との電気的な接続および電気的な遮断を行なうシステムメインリレーと、
前記第3リレーをオンとすると共に前記第1リレーをオンとし且つ前記第2リレーをオフとした状態で前記コンデンサを充電している最中に前記直流電源と前記機器との電気的な遮断が要請されたときには、前記コンデンサの充電を完了して前記第2リレーをオンとした後に前記第1リレーと前記第2リレーと前記第3リレーとをオフとして前記直流電源と前記機器とを電気的に遮断するよう前記システムメインリレーを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の電源システムでは、システムメインリレーの第3リレーをオンとすると共に第1リレーをオンとし且つ第2リレーをオフとした状態でコンデンサを充電している最中に直流電源と機器との電気的な遮断が要請されたときには、コンデンサの充電を完了して第2リレーをオンとした後に第1リレーと第2リレーと第3リレーとをオフとして直流電源と機器とを電気的に遮断するようシステムメインリレーを制御する。即ち、コンデンサの充電を完了してから遮断するのである。これにより、無電弧開放することができ、耐性の低いシステムメインリレーを用いてもより適正に遮断することができる。
本発明の一実施例としての電源システム20の構成の概略を示す構成図である。 実施例の電子制御ユニット40により実行される充電制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 コンデンサ26の充電中に遮断要求がなされたときのリレーSMRB,リレーSMRP,リレーSMRG,電流I,イグニッションの時間変化の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電源システム20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電源システム20は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車に搭載されて二次電池などの直流電源22からの電力を走行用のモータなどの機器10に供給するシステムとして構成され、直流電源22からの電力ライン24a,24bに取り付けられたコンデンサ26と、このコンデンサ26より直流電源22側に取り付けられたシステムメインリレー30と、システムメインリレー30を制御する電子制御ユニット40と、を備える。
システムメインリレー30は、電力ライン24a,24bのうちの正極側のラインに取り付けられたリレーSMRBと、電力ライン24a,24bのうちの負極側のラインに取り付けられたリレーSMRGと、直列接続されたリレーSMRPと抵抗38とによって構成され電力ライン24bに対してリレーSMRGに並列接続された充電用回路36と、により構成されている。システムメインリレー30のリレーSMRB,リレーSMRG,リレーSMRPの駆動用コイルはいずれも電子制御ユニット40に接続されており、電子制御ユニット40によりオンオフできるようになっている。
電子制御ユニット40は、CPU42を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU42の他に処理プログラムを記憶するROM44と、データを一時的に記憶するRAM46と、図示しない入出力ポートを備える。電子制御ユニット40には、イグニッションスイッチ50からのイグニッション信号や電力ライン24aに取り付けられた電流センサ52からの電流Iなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット40からは、システムメインリレー30のリレーSMRB,リレーSMRG,リレーSMRPの駆動電流が出力されている。なお、電子制御ユニット40は、イグニッションスイッチ50がオンされると、接続要求がなされたとして、システムメインリレー30をオンして直流電源22から機器10に電力供給ができる状態とし、イグニッションスイッチ50がオフされると、遮断要求がなされたとして、システムメインリレー30をオフして直流電源22と機器10とを電気的に遮断する。
次に、こうして構成された電源システム20の動作、特に機器10への電力供給を開始する前にコンデンサ26を充電しているときに遮断要求がなされたときの動作について説明する。図2は、電子制御ユニット40により実行される充電制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、イグニッションスイッチ50がオンされたときなどの接続要求がなされたときに実行される。
充電制御ルーチンが実行されると、電子制御ユニット40のCPU42は、まず、システムメインリレー30のリレーのうち正極側の電力ライン24aに取り付けられたリレーSMRBをオンとすると共に(ステップS100)、充電用回路36のリレーSMRPをオンとして(ステップS110)、コンデンサ26の充電を開始する。そして、遮断要求がなされても、これを拒否するよう遮断要求の受付拒否を記憶し(ステップS120)、電流センサ52からの電流Iが充電が完了すると見なすことができる閾値Iref未満に至るのを待つ(ステップS130,S140)。実施例では、遮断要求の受付拒否を記憶すると、イグニッションスイッチ50をオフしたことなどによる遮断要求がなされても、システムメインリレー30をオフとしない。これにより、遮断要求がなされても、コンデンサ26の充電は継続される。
電流Iが閾値Iref未満に至ると、負極側の電力ライン24bに取り付けられたリレーSMRGをオンとすると共に(ステップS150)、充電用回路36のリレーSMRPをオフとし(ステップS160)、コンデンサ26を充電している間に遮断要求がなされたか否かを判定し(ステップS170)、遮断要求がなされていないときには、そのまま本ルーチンを終了する。一方、コンデンサ26を充電している間に遮断要求がなされたときには、負極側の電力ライン24bに取り付けられたリレーSMRGをオフとすると共に(ステップS180)、正極側の電力ライン24aに取り付けられたリレーSMRBをオフとすることにより(ステップS190)、システムメインリレー30をオフとして直流電源22と機器10とを電気的に遮断して本ルーチンを終了する。
図3に、コンデンサ26の充電中にイグニッションスイッチ50がオフされたことにより遮断要求がなされたときのシステムメインリレー30のリレーSMRB,リレーSMRP,リレーSMRG,電流I,イグニッションの時間変化の一例を示す。時間T1にイグニッションスイッチ50がオンされると、正極側の電力ライン24aに取り付けられたリレーSMRBがオンとされると共に充電用回路36のリレーSMRPがオンとされることによってコンデンサ26の充電が開始される。コンデンサ26の充電が完了する前のタイミングである時間T2にイグニッションスイッチ50がオフされて遮断要求がなされても、コンデンサ26が充電中であることから、遮断要求の受付拒否が行なわれ、コンデンサ26の充電は継続される。電流Iが閾値Iref未満に至った時間T3になると、コンデンサ26の充電が完了したと判断され、負極側の電力ライン24bに取り付けられたリレーSMRGがオンとされると共に充電用回路36のリレーSMRPがオフとされてコンデンサ26の充電が完了する。コンデンサ26の充電中に遮断要求がなされたため、時間T4で負極側の電力ライン取り付けられたリレーSMRGがオフとされると共に正極側の電力ライン24aに取り付けられたリレーSMRBがオフされることにより、システムメインリレー30をオフとして直流電源22と機器10とを電気的に遮断する。このとき、電流は流れていないので、リレーSMRGのオフとリレーSMRBのオフによるシステムメインリレー30のオフは無電弧開放となり、各リレーに負担をかけることなく直流電源22と機器10とを電気的に遮断することができる。
以上説明した実施例の電源システム20によれば、直流電源22から機器10に電力供給を開始するためにコンデンサ26を充電している最中に直流電源22と機器10とを電気的に遮断する遮断要求がなされたときには、コンデンサ26の充電を完了した後に、リレーSMRGをオフとすると共にリレーSMRBをオフとすることによりシステムメインリレー30をオフとして直流電源22と機器10とを電気的に遮断するから、直流電源22と機器10との電気的な遮断を無電弧開放とすることができ、各リレーに負担をかけることなく直流電源22と機器10とを電気的に遮断することができる。この結果、システムメインリレー30に耐性の低いものを用いることができ、コストを低減することができる。即ち、耐性の低いシステムメインリレー30を用いてもコンデンサ26を充電している最中に遮断要求がなされたときにより適正に対処することができるのである。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、コンデンサ26が「コンデンサ」に相当し、リレーSMRBが「第1リレー」に相当し、リレーSMRGが「第2リレー」に相当し、リレーSMRPが「第3リレー」に相当し、抵抗38が「抵抗」に相当し、充電用回路36が「充電用回路」に相当し、システムメインリレー30が「システムメインリレー」に相当し、直流電源22から機器10に電力供給を開始するためにコンデンサ26を充電している最中に直流電源22と機器10とを電気的に遮断する遮断要求がなされたときには、コンデンサ26の充電を完了した後に、リレーSMRGをオフとすると共にリレーSMRBをオフとすることによりシステムメインリレー30をオフとして直流電源22と機器10とを電気的に遮断する図2の充電制御ルーチンを実行する電子制御ユニット40が「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電源システムの製造産業などに利用可能である。
10 機器、20 電源システム、22 直流電源、24a,24b 電力ライン、26 コンデンサ、30 システムメインリレー、36 充電用回路、38 抵抗、40 電子制御ユニット、42 CPU、44 ROM、46 RAM、50 イグニッションスイッチ、52 電流センサ、SMRB,SMRG,SMRP リレー。

Claims (1)

  1. 直流電源からの電力を機器に供給する電源システムであって、
    前記直流電源から機器への電力ラインに取り付けられたコンデンサと、
    前記電力ラインの前記コンデンサより前記直流電源側に取り付けられ、前記電力ラインの正極側のラインまたは負極側のラインに取り付けられた第1リレーと、前記電力ラインの負極側のラインまたは負極側のラインのうち前記第1リレーが取り付けられたラインとは異なるラインに取り付けられた第2リレーと、第3リレーと抵抗とを直列接続して構成され、前記第2リレーに並列接続された充電用回路と、を有し、前記直流電源と前記機器との電気的な接続および電気的な遮断を行なうシステムメインリレーと、
    前記第3リレーをオンとすると共に前記第1リレーをオンとし且つ前記第2リレーをオフとした状態で前記コンデンサを充電している最中に前記直流電源と前記機器との電気的な遮断が要請されたときには、前記コンデンサの充電を完了して前記第2リレーをオンとした後に前記第1リレーと前記第2リレーと前記第3リレーとをオフとして前記直流電源と前記機器とを電気的に遮断するよう前記システムメインリレーを制御する制御手段と、
    を備える電源システム。
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