JP5338017B2 - 通信端末、通信方法、通信プログラムおよび通信システム - Google Patents

通信端末、通信方法、通信プログラムおよび通信システム Download PDF

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Description

本発明は、通信端末、通信方法、通信プログラムおよび通信システムに関する。本発明は、特に、発呼側の通信端末から着呼側の着信表現を多様に指定できる通信端末、通信方法、通信プログラムおよび通信システムに関する。
携帯電話等の通信端末において、発信側端末から着信側端末での着信通知の表現を選択できる技術として各種の技術が開示されている。たとえば特許文献01〜特許文献20には、発信側端末から着信通知に用いるデータを着信側端末に送信することが記載されている。特許文献21〜特許文献27には、着信通知に用いるデータを予めサーバ等にアップロードしておき、発信側端末でサーバに記録されているデータを指定して、着信側端末に指定したデータをダウンロードさせることが記載されている。特許文献28〜特許文献36には、着信側端末に記録されている着信通知に用いるデータを発信側端末が指定または編集することが記載されている。
特許第3183276号公報 特許第3567143号公報 特許第3616577号公報 特開平11−136393号公報 特開平11−355393号公報 特開2000−4276号公報 特開2000−137656号公報 特開2001−7902号公報 特開2001−111720号公報 特開2002−64658号公報 特開2002−314689号公報 特開2003−8686号公報 特開2003−78592号公報 特開2004−15158号公報 特開2004−320544号公報 特開2004−357308号公報 特開2004−363999号公報 特表2004−512707号公報 特開2006−74828号公報 特開2006−157131号公報 特許第3240000号公報 特開2002−9844号公報 特開2002−152384号公報 特開2002−290567号公報 特開2003−174511号公報 特開2003−46664号公報 特開2004−304569号公報 特開平11−27347号公報 特開平11−331314号公報 特開2001−36962号公報 特開2002−176673号公報 特開2003−319030号公報 特開2004−112049号公報 特開2004−289577号公報 特開2005−252963号公報 特開2005−269541号公報
しかし、着信通知のためのデータを予めサーバ等にアップロードしておく方法では、発信側端末で指定できるデータは、予めサーバ等にアップロードされているデータに限られる。また着信側端末に記録されている着信通知のためのデータを発信側端末で指定する方法では、発信側端末で指定できるデータは、着信側端末に記録されているデータに限られる。これら方法では、着信側端末における着信表現を、発信側端末で任意に指定することはできない。
着信通知のためのデータを発信側端末から着信側端末に送信する方法であれば、着信側端末における着信表現を発信側端末で任意に指定することが可能になる。しかし着信通知のためのデータを確実に着信側端末に送り届ける制御が求められ、また着信の状況に応じたデータの取り扱いあるいは課金のための制御が求められる。
上記課題を解決するために、本発明の一形態においては、コンテンツを格納するコンテンツ格納部と、回線交換網を通じた他の通信端末との音声通話を制御する音声通話部と、パケット交換網を通じた他の通信端末とのデータ通信を制御するデータ通信部と、コンテンツを指定した他の通信端末への発呼命令を受けて、データ通信部を介して他の通信端末にコンテンツを送信するコンテンツ送信部と、コンテンツ送信部によるコンテンツの送信の完了後に、音声通話部に他の通信端末を着呼先とした呼信号を送信させる発呼制御部と、を備える通信端末を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。ただし、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態の通信システム1の概要を示す。本実施形態の通信システム1は、通信端末10(A)と、通信端末10(B)と、通信制御サーバ22と、課金サーバ24と、パケット交換網40と、回線交換網42と、を備える。本実施形態の通信システム1では、通信端末10(A)から通信端末10(B)に通話を発呼するときに、通信端末10(B)において着呼の通知に用いるコンテンツをあらかじめ送信する。通信端末10(B)は、通信端末10(A)から着呼したときに当該コンテンツを自動再生して、通信端末10(A)からの着呼を通知する。コンテンツとして、文字データ、静止画もしくは動画の画像データまたは音楽データを含むマルチメディアデータを例示できる。
同図において、通信システム1が備える通信端末10として、通信端末10(A)および通信端末10(B)の2つの通信端末を例示する。しかし、通信システム1は、さらに多数の通信端末10を有してもよい。また、通信端末10(A)と通信端末10(B)とが異なる通信制御サーバ22および課金サーバ24で管理される場合、通信システム1は複数の通信制御サーバ22および課金サーバ24を備える。
通信端末10(A)および通信端末10(B)は、同一の構成を有する。通信端末10(A)と通信端末10(B)とを区別しない場合には、単に「通信端末10」と標記する。以下に説明する他の構成においても同様のルールで表記する。
通信端末10は、パケット交換網40と回線交換網42とに接続される。通信端末10は、パケット交換網40を介して他の通信端末10とデータ通信する。通信端末10は、回線交換網42を介して他の通信端末10と音声通話する。なお、本明細書において音声通話にはTV電話の通話を含む。
通信制御サーバ22は、パケット交換網40に接続される。通信制御サーバ22は、パケット交換網40における通信端末10(A)と通信端末10(B)との間のデータ通信、たとえばコンテンツデータの通信を制御する。特に、通信制御サーバ22は、通信端末10(A)と通信端末10(B)との間のピアツーピアセッションを確立する制御を実行する。通信制御サーバ22として、たとえばSIP(Session Initiation Protocol)サーバが例示できる。
課金サーバ24は、パケット交換網に接続される。課金サーバ24は、パケット交換網40において、通信端末10(A)または通信端末10(B)に課金すべきイベントが発生したことの通知を受けて、各通信端末10への課金を記録する。たとえば通信端末10(A)から送信されたコンテンツが通信端末10(B)において着呼の通知に利用するイベントが発生したとき、当該イベントが発生したことの通知を受けて、課金サーバ24は通信端末10(A)への課金を記録する。
パケット交換網40は、通信端末10(A)と通信端末10(B)とのデータ通信を媒介する。パケット交換網40は、パケット交換方式によるデータ通信網であってよい。パケット交換網40として、たとえばIP(Internet Protocol)に基づくインターネットが例示できる。
回線交換網42は、通信端末10(A)と通信端末10(B)との音声通話を媒介する。回線交換網42は、回線交換方式によるデータ通信網であってよい。回線交換網42として、たとえばCDMA(Code Division Multiple Access)方式の携帯電話網が例示できる。
発呼側の通信端末10(A)は、マルチメディア呼出の画面を通信端末10(A)の表示部128(A)に表示する。マルチメディア呼出の画面では、着呼側の通信端末10(B)に送信するコンテンツを指定する。マルチメディア呼出用ファイルであるマルチメディア呼出コンテンツフォルダを通信端末10(A)のコンテンツ格納部124から選択して、またはフォルダ名を入力フィールドに入力して、コンテンツを指定できる。また、静止画または動画、サウンド、テキストの各データファイルを通信端末10(A)のコンテンツ格納部124から選択して、またはファイル名を入力フィールドに入力して、各コンテンツを指定できる。なお、テキストデータの指定においては、コンテンツ格納部124に記録されたファイルからの読み込みによる指定だけでなく、任意の文字列を入力フィールドに入力して指定できる。
送信するコンテンツである静止画または動画、サウンド、テキストの各データファイルは、コンテンツ格納部124に格納されている。コンテンツ格納部124には、マルチメディア呼出コンテンツフォルダを備えてもよい。マルチメディア呼出コンテンツフォルダには、静止画または動画、サウンド、テキストの各データファイルを組み合わせて格納できる。通信端末10(A)の表示部128(A)において、マルチメディア呼出コンテンツフォルダをマルチメディア呼出用ファイルとして指定することにより、一括して送信するコンテンツを指定できる。
なお、コンテンツの指定において、カメラを起動して静止画または動画を画像データとして入力してもよい。あるいはボイスレコーダを起動して音声をサウンドデータとして入力してもよい。さらに、テキストを直接入力フィールドに入力してテキストデータとしてもよい。
送信するコンテンツを指定した後、通信端末10(A)は通信端末10(B)に向けた発呼を指示する。発呼の指示を受けて通信端末10(A)は、通信端末10(B)に向けてコンテンツを送信する。そして通信端末10(A)は通信端末10(B)に向けた呼信号を送信して発呼する。
通信端末10(B)は、通信端末10(A)からのコンテンツを受信する。また通信端末10(B)は、通信端末10(A)からの呼信号を受信する。通信端末10(B)が呼信号を受信すると、受信したコンテンツを自動再生して通信端末10(A)からの着呼を通知する。コンテンツの自動再生により、通信端末10(B)の表示部128(B)にはテキストが表示され、画像が表示される。また通信端末10(B)はサウンドを再生する。
図2は、本実施形態の通信システム1の機能構成例を示す。通信端末10(A)は、端末制御部100と、音声通話部102と、発呼制御部104と、着呼通知部106と、通話制御部108と、データ通信部110と、コンテンツ送信部112と、を有する。通信端末10(A)は、さらに、コンテンツ受信部114と、受信確認受取部116と、受信確認発信部118と、コンテンツ保持部120と、コンテンツ破棄部122と、コンテンツ格納部124と、コンテンツ再生制御部126と、を有する。通信端末10(A)は、さらに、表示部128と、履歴保持部130と、スピーカ132と、キー入力部134と、マイク136と、タイマ部138と、タイムアウト判断部140と、を有する。なお、通信端末10(B)は、通信端末10(A)と同様の部材を有する。
端末制御部100は、通信端末10の全体を制御する。音声通話部102は、回線交換網42を通じた他の通信端末10との音声通話を制御する。特に、音声通話部102は、他の通信端末10に向けた呼信号を送信する。また音声通話部102は、他の通信端末10から呼信号を受信する。ここで呼信号には、適切に規定されたプロトコルにおいて発呼または着呼として機能するメッセージを含む。
発呼制御部104は、音声通話部102に他の通信端末10を着呼先とした呼信号を送信させる。特に発呼制御部104は、コンテンツ送信部112によるコンテンツの送信の完了後に、音声通話部102に他の通信端末10を着呼先とした呼信号を送信させる。なお、コンテンツの送信の完了は、受信確認受取部116が受信確認を受け取ったことで検知できる。すなわち、発呼制御部104は、受信確認受取部116が受信確認を受け取った後に、音声通話部102に他の通信端末10を着呼先とした呼信号を送信させることができる。
着呼通知部106は、他の通信端末10からの音声通話を音声通話部102が着呼したときこれを通知する。特に着呼通知部106は、コンテンツ受信部114がコンテンツの受信を完了した後、音声通話部102が他の通信端末10からの呼信号を受信したとき、コンテンツ保持部120に保持されているコンテンツを再生して他の通信端末10からの着呼を通知する。この場合、着呼通知部106における着呼の通知は、コンテンツ受信部114がコンテンツの受信を完了したときから音声通話部102が他の通信端末10からの呼信号を受信するまでの時間が所定の時間以下である場合に、実行されてよい。すなわち、コンテンツを受信したが何らかの原因で着呼の呼信号を受信しないとき、着呼を通知しない。この場合受信したコンテンツは破棄してよい。
通話制御部108は、音声通話部102による音声通話を制御する。通話制御部108は、テレビ電話による音声通話を制御してよい。
データ通信部110は、パケット交換網40を通じた他の通信端末10とのデータ通信を制御する。またデータ通信部110は、通信端末10と他の通信端末10との間にピアツーピアセッションを確立する。データ通信部110がピアツーピアセッションを確立した後は、通信端末10と他の通信端末10とは、当該ピアツーピアセッションを介して直接データを交換する。
コンテンツ送信部112は、コンテンツを指定した他の通信端末10への発呼命令を受けて、データ通信部110を介して他の通信端末10にコンテンツを送信する。コンテンツ受信部114は、データ通信部110を介して他の通信端末10からコンテンツを受信する。データ通信部110がピアツーピアセッションを確立した後、コンテンツ送信部112およびコンテンツ受信部114は、データ通信部110が確立したピアツーピアセッションにおいてコンテンツを送信および受信する。
受信確認受取部116は、コンテンツの受信確認を他の通信端末10から受け取る。受信確認発信部118は、コンテンツの受信を完了したとき、コンテンツの送信元である他の通信端末10に受信確認を送信する。
コンテンツ保持部120は、受信したコンテンツを保持する。コンテンツ破棄部122は、コンテンツ受信部114がコンテンツの受信を完了した場合であって、音声通話部102が他の通信端末10からの着呼履歴を記録しない場合には、コンテンツ保持部120に保持されているコンテンツを破棄する。また、コンテンツ破棄部122は、タイムアウト判断部140が所定の時間を超えると判断したとき、コンテンツ保持部120に保持されているコンテンツを破棄する。さらに、コンテンツ破棄部122は、タイムアウト等の判断により、コンテンツの通信途中に何らかの理由でコンテンツを受信できなくなったと判断した場合、すなわちコンテンツの受信を完了しなかった場合には、途中まで受信したコンテンツを破棄できる。
コンテンツ格納部124は、コンテンツを格納する。コンテンツ格納部124は、コンテンツの種類ごとのフォルダ、たとえば、動画フォルダ、静止画フォルダ、ミュージックフォルダ、テキストフォルダを備え、各フォルダの種類に応じたコンテンツを格納してよい。また、コンテンツ格納部124には、マルチメディア呼出コンテンツフォルダを備え、各種のマルチメディアコンテンツを格納してもよい。マルチメディア呼出コンテンツフォルダを指定することにより、そこに格納された各種のマルチメディアコンテンツを一括して指定できる。
コンテンツ再生制御部126は、コンテンツの再生を制御する。表示部128は、たとえば液晶表示装置であってよく、たとえば再生したコンテンツを表示する。履歴保持部130は、音声通話部102の着呼履歴および発呼履歴を保持する。スピーカ132は、通信端末10の音声出力装置であってよく、たとえばコンテンツの再生出力のうち音声を出力する。
キー入力部134は、通信端末10の入力デバイスの一つであってよく、たとえばコンテンツを指定する入力フィールドに入力する。あるいはコンテンツとしてテキストを入力する場合の入力フィールドにテキストを入力する。さらにキー入力部134は、コンテンツを指定した発呼の指示を入力する。マイク136は、音声を集音する。たとえばコンテンツとして入力するボイスレコーダの入力とすることができる。
タイマ部138は、コンテンツ受信部114がコンテンツの受信を完了したときからの時間を計測する。タイムアウト判断部140は、音声通話部102が他の通信端末10からの呼信号を受信したときのタイマ部が示す時間を取得して、所定の時間を越えるか否かを判断する。タイムアウト判断部140が所定の時間を越えていると判断した場合には、コンテンツ破棄部122はコンテンツ保持部120に保持しているコンテンツを破棄してよい。
図3は、通信制御サーバ22および課金サーバ24の機能構成例を示す。通信制御サーバ22は、メッセージ受信部150と、課金指示発信部152と、を有する。課金サーバ24は、課金計数部160を有する。通信制御サーバ22としてSIP(Session Initiation Protocol)サーバが例示できる。
メッセージ受信部150は、通信端末10からコンテンツを受信して、通信端末10から着呼した後に他の通信端末10が生成するメッセージを受信する。課金指示発信部152は、メッセージ受信部150がメッセージを受信した場合に、課金サーバ24に課金指示を発信する。課金計数部160は、課金指示を受信したとき、コンテンツを送信した通信端末10に対し課金する。
図4は、通信システム1における処理フローの一例を示す。本例では、通信端末10(A)が、送信するコンテンツを指定して通信端末10(B)に音声通話を発呼する場合を例示する。
通信端末10(A)は、送信するコンテンツを指定して、通信端末10(B)への発呼命令を受けると、「SIP INVITE」のメッセージを通信制御サーバ22(A)に送信する(S201)。なお、通信端末10(A)は、ゲートウェイ(A)を介して通信制御サーバ22(A)または回線交換機(A)と通信する。通信端末10(B)も同様にゲートウェイ(B)を介して通信制御サーバ22(B)または回線交換機(B)と通信する。ゲートウェイ(A)またはゲートウェイ(B)はたとえば携帯電話網をサポートするノードであってよく、インターネット等の携帯電話網外部のネットワークとインターワークするための装置であってよい。以降の説明においてゲートウェイ(A)またはゲートウェイ(B)の説明は省略する。
「SIP INVITE」のメッセージを受信した通信制御サーバ22(A)は、「SIP INVITE」のメッセージを通信制御サーバ22(B)に送信する(S202)。さらに通信制御サーバ22(B)は、「SIP INVITE」のメッセージを通信端末10(B)に送信する(S203)。「SIP INVITE」のメッセージを受信した通信端末10(B)は、通信制御サーバ22(B)に「200 OK (INVITE)」のメッセージを送信する(S204)。
「200 OK (INVITE)」のメッセージを通信制御サーバ22(B)が受信すると、通信制御サーバ22(B)は、「200 OK (INVITE)」のメッセージを通信制御サーバ22(A)に送信する(S205)。また通信制御サーバ22(B)は、「ACR (start)」のメッセージを課金サーバ24(B)に送信する(S206)。
「200 OK (INVITE)」のメッセージを通信制御サーバ22(A)が受信すると、通信制御サーバ22(A)は、「200 OK (INVITE)」のメッセージを通信端末10(A)に送信する(S207)。また通信制御サーバ22(A)は、「ACR (start)」のメッセージを課金サーバ24(A)に送信する(S208)。
「200 OK (INVITE)」のメッセージを受信した通信端末10(A)は、「SIP ACK」のメッセージを通信制御サーバ22(A)に送信する(S209)。「SIP ACK」のメッセージを受信した通信制御サーバ22(A)は、「SIP ACK」のメッセージを通信制御サーバ22(B)に送信して(S210)、さらに通信制御サーバ22(B)は「SIP ACK」のメッセージを通信端末10(B)に送信する(S211)。このようにして、通信端末10(A)と通信端末10(B)との間にSIPによるピアツーピアセッションが確立される。
ピアツーピアセッションでは、定まったクライアントあるいはサーバを持たず、パケット交換網40上の通信端末10の各々がクライアントとしてもサーバとしても機能する。よって、パケット交換網40上に存在するサーバ等の負担を少なくして、画像データ等大きな容量を持つマルチメディアデータをストリーム伝送するのに有利となる。
ステップS211でピアツーピアセッションが確立されると、通信端末10(A)と通信端末10(B)とは、TCP3ウェイハンドシェイクを実行して、TCPレイヤでのコネクションを確立する(S212)。そして通信端末10(A)は、当該TCPコネクションに「MSRP SEND」メッセージを利用して指定されたコンテンツデータを送信する(S213)。
コンテンツデータの受信が完了すると、通信端末10(B)は「200 OK (SEND)」メッセージを送信する(S214)。このようにしてコンテンツデータが通信端末10(A)から通信端末10(B)に送信される。通信端末10(B)では受信したコンテンツデータをコンテンツ保持部120に一時的に格納する。
「200 OK (SEND)」メッセージを受信した通信端末10(A)は、3GPP(Third Generation Partnership Project)仕様番号「24.008」に規定されている「SETUP」メッセージを回線交換機(A)に送信して発呼する(S215)。「SETUP」メッセージを受信した回線交換機(A)は、回線交換機(B)に「IAM」メッセージを送信する(S216)。「IAM」メッセージを受信した回線交換機(B)は、「SETUP」メッセージを通信端末10(B)に送信する(S217)。なお、「SETUP」メッセージは、通信端末10(A)から通信端末10(B)に送信される音声通話の呼信号の一例である。
「SETUP」メッセージを受信した通信端末10(B)は、3GPP仕様番号「24.008」に規定されている「ALERTING」メッセージを回線交換機(B)に送信する(S218)。そして通信端末10(B)は、コンテンツ保持部120に保持されているコンテンツを自動的に再生する。コンテンツを自動的に再生することにより、通信端末10(B)は着呼を通知する。「ALERTING」メッセージを受信した回線交換機(B)は、「ACM/CPG」メッセージを回線交換機(A)に送信して(S219)、「ACM/CPG」メッセージを受信した回線交換機(A)は、「ALERTING」メッセージを通信端末10(A)に送信する(S220)。通信端末10(A)は「ALERTING」メッセージを受信して、通信端末10(B)が着呼通知の状態つまりコンテンツが再生されている状態であることを知る。
通信端末10(B)は、ステップS218で「ALERTING」メッセージを回線交換機(B)に送信した後、「SIP BYE (成功)」のメッセージを通信制御サーバ22(B)に送信する(S221)。「SIP BYE (成功)」のメッセージを通信制御サーバ22(B)が受信すると、通信制御サーバ22(B)は、「SIP BYE (成功)」のメッセージを通信制御サーバ22(A)に送信する(S222)。また通信制御サーバ22(B)は、「ACR (stop)」のメッセージを課金サーバ24(B)に送信する(S223)。
「SIP BYE (成功)」のメッセージを通信制御サーバ22(A)が受信すると、通信制御サーバ22(A)は、「SIP BYE (成功)」のメッセージを通信端末10(A)に送信する(S224)。また通信制御サーバ22(A)は、「ACR (stop)」のメッセージを課金サーバ24(A)に送信する(S225)。課金サーバ24(A)は、通信制御サーバ22(A)からの「ACR (stop)」のメッセージを受けて通信端末10(A)に課金する。
通信端末10(B)でユーザが応答すると、通信端末10(B)は、3GPP仕様番号「24.008」に規定されている「CONNECT」メッセージを交換機(B)に送信する(S226)。「CONNECT」メッセージを受信した交換機(B)は、「ANM」メッセージを回線交換機(A)に送信して(S227)、「ANM」メッセージを受信した回線交換機(A)は、「CONNECT」メッセージを通信端末10(A)に送信する(S228)。
通信端末10(A)が「CONNECT」メッセージを受信することにより、音声通話が開通される(S229)。一方、ステップS224で通信端末10(A)が「SIP BYE (成功)」のメッセージを受信すると、通信端末10(A)は、「200 OK (BYE)」のメッセージを通信制御サーバ22(A)に送信する(S230)。「200 OK (BYE)」のメッセージを受信した通信制御サーバ22(A)は、「200 OK (BYE)」のメッセージを通信制御サーバ22(B)に送信して(S231)、さらに通信制御サーバ22(B)は「200 OK (BYE)」のメッセージを通信端末10(B)に送信する(S232)。このようにして、通信端末10(A)と通信端末10(B)との間のSIPによるピアツーピアセッションが終了する。
通信端末10(A)におけるコンテンツの指定では、静止画あるいは動画の画像ファイル、サウンドファイル、テキストファイルを各々個別に指定することができる。また、これらのファイルを組み合わせて指定することができる。たとえば、テキストと静止画、テキストと動画、テキストとサウンド、静止画とサウンド、静止画と動画、テキストと静止画とサウンド、を組み合わせることができる。なお、最大ファイルサイズとしてたとえば100kBを例示できる。
画像ファイル、サウンドファイルまたはテキストファイルを単独または組み合わせてマルチメディア呼出コンテンツフォルダに格納しておき、当該マルチメディア呼出コンテンツフォルダを指定することにより、これらを一括して指定してもよい。マルチメディア呼出コンテンツフォルダは複数備えることができ、適切な名前を付けてシーンに応じた使い分けができる。たとえば「いそぎ用」、「彼女用」、「家族用」、「友達用」の各マルチメディア呼出コンテンツフォルダを生成して、使い分けることができる。
またコンテンツは、カメラ等によりその場で撮影した画像データを画像ファイルとして指定でき、ボイスレコーダによりその場で録音したサウンドデータをサウンドファイルに指定できる。テキストデータをテキスト入力フィールドにその場で入力してテキストファイルを指定できる。専用コンテンツをウェブサイトからダウンロードして指定してもよい。
指定可能なコンテンツとして以下のようなファイル形式が例示できる。テキストデータとして、たとえばテキストファイル形式(txt形式)のデータが例示できる。静止画データとして、たとえばjpg形式(jpeg形式、jpe形式)、png形式、gif形式、Animated GIF形式のデータが例示できる。
動画データとして、たとえば3gp形式、mp4形式、swf形式、mmf形式のデータが例示できる。オーディオデータとして、amr形式、mid形式(midi形式)、3gp形式、mp4形式、SP−MIDI形式のデータが例示できる。これら各形式のファイルは適切に組み合わせて指定することができるが、組み合わせが適切でない場合もある。
音声通話の発呼には、テレビ電話の発呼を含む。発呼の方法として、既存の発呼方法が適用できる。たとえば番号入力、ホットステータスリストからの発信、アドレス帳からの発信、着信履歴からの発信、発信履歴からの発信等の発呼方法が適用できる。
また発呼先の電話番号にコンテンツ送信を伴う発呼の履歴があれば、その発呼に用いたコンテンツをデフォルトにして発呼の操作を実行してもよい。コンテンツ送信を伴う発呼をキャンセルしてコンテンツ送信を伴わない発呼に切り替えることも勿論できる。なお、発呼を指示する操作を行った後、コンテンツを送信している途中にプログレスバーを表示して進行をユーザに知らせてもよい。
ステップS217で通信端末10(B)が着呼した場合、通信端末10(B)は受信したコンテンツを再生して着呼を通知する。コンテンツとして、テキストファイル、静止画ファイル、動画ファイル、サウンドファイルあるいはこれらの組み合わせが指定された場合、指定された(受信した)各データに応じて着呼通知の態様が決まる。たとえばコンテンツとしてテキストファイルが指定された場合、表示部128には受信したテキストが表示され、鳴動音として通信端末10(B)の規定の着信音が用いられる。静止画ファイルが指定された場合、表示部128には受信した静止画が表示され、鳴動音として規定の着信音が用いられる。
動画ファイルが指定された場合、表示部128には受信した動画が再生され、鳴動音として動画に含まれるサウンドが用いられる。サウンドデータが指定された場合、表示部128には通信端末10(B)に依存する表示画面が表示され、鳴動音として受信したサウンドが再生される。テキストファイルと静止画ファイルが指定された場合、表示部128には受信したテキストおよび静止画が表示され、鳴動音として規定の着信音が用いられる。テキストファイルと動画ファイルが指定された場合、表示部128には受信したテキストおよび動画が表示され、鳴動音として動画に含まれるサウンドが用いられる。
テキストファイルとサウンドファイルが指定された場合、表示部128には受信したテキストが表示され、鳴動音として受信したサウンドが再生される。静止画ファイルとサウンドファイルが指定された場合、表示部128には受信した静止画が表示され、鳴動音として受信したサウンドが再生される。静止画ファイルと動画ファイルが指定された場合、表示部128には受信した静止画が表示され、鳴動音として動画に含まれるサウンドが用いられる。テキストファイルと静止画ファイルとサウンドファイルが指定された場合、表示部128には受信したテキストおよび静止画が表示され、鳴動音として受信したサウンドが再生される。
ステップS213で受信したコンテンツは、着呼の通知に利用された後、これを保存して、適宜再生してもよい。また、保存したコンテンツは編集することができる。保存したコンテンツは、後に着呼通知用のコンテンツとして再利用することができる。
ステップS213において正常にコンテンツの送信が行われないとき、コンテンツ送信を伴わない着呼通知とすることができる。たとえば、通信端末10(B)で予め設定している着信音を再生して着呼を通知できる。
ステップS213で正常にコンテンツが送信されて、通信端末10(B)がコンテンツを正常に受信した場合であっても、ステップS217の「SETUP」メッセージを通信端末10(B)が受信しない場合がある。通信端末10(B)が「SETUP」メッセージを受信しない場合、着呼は通知されず、着信履歴には着呼の履歴が残らない。このような場合、通信端末10(B)は、受信したコンテンツを破棄して、コンテンツの送信に係る課金イベントとして認識するべきではない。通信端末10(B)が「SETUP」メッセージを受信しない場合として、以下の場合が例示できる。
たとえば、留守番電話サービスあるいは転送電話サービスが設定されている場合であって呼び出しなしで転送される場合がある。あるいは割り込み電話として着信した場合であって割り込み通話の設定をしていない場合がある。あるいは着信規制またはナンバーブロックを設定している場合がある。このような場合、コンテンツが通信端末10(B)に受信されていても通信端末10(B)において着呼の通知にコンテンツは利用されない。
なお、通信端末10(B)において着信拒否設定をしている場合、コンテンツが受信され、着信履歴が残る場合がある。しかし着信拒否設定をしているので、着呼は通知されないから、コンテンツを破棄して、課金しない。一方、たとえば通話中の割り込み電話を受けた場合であって割り込み通話を設定している場合、あるいはサークルトーク等のPoCセッションを実行中に着呼を受けたような場合には、コンテンツは受信され、課金イベントとして認識される。この場合、着呼はコンテンツの再生により通知されるが、サウンドの再生を行わないよう制御する。
また、たとえば回線障害等の原因により、通信端末10(B)が「SETUP」メッセージを受信しない場合がある。この場合の「SETUP」メッセージを受信しないという判断は、たとえば通信端末10(B)に備えたタイムアウト判断部140によって判断できる。
これらコンテンツを正常に受信しない場合、あるいはコンテンツの受信後に着呼の呼信号を受信しない場合は、ステップS221で「SIP BYE (成功)」のメッセージが送信されず、たとえば「SIP BYE (失敗)」のメッセージが送信される。また通信端末10(B)においてコンテンツの受信をキャンセルした場合にはステップS221で「SIP BYE (キャンセル)」のメッセージが送信される。このような場合、通信制御サーバ22(A)および通信制御サーバ22(B)では「SIP BYE (失敗)」または「SIP BYE (キャンセル)」のメッセージを受信することになり、課金サーバ24(A)において課金されない。
また、ステップS211で通信制御サーバ22(B)が「SIP ACK」のメッセージを通信端末10(B)に送信した後、通信制御サーバ22(B)が通信端末10(B)から「SIP BYE」のメッセージを受信しない場合がある。この場合、通信制御サーバ22(B)は、「SIP BYE (失敗)」のメッセージを生成して、これを通信制御サーバ22(A)に送信する。通信制御サーバ22(B)が「SIP BYE」メッセージを受信しないという判断は、たとえば通信制御サーバ22(B)において適当なタイマを起動して、所定時間の経過までにメッセージを受信できないとき、「SIP BYE」メッセージを受信しないと判断できる。この場合も、課金サーバ24(A)において課金されない。
「成功」、「失敗」あるいは「キャンセル」の情報は「SIP BYE」メッセージのヘッダに記載される。通信制御サーバ22は、課金情報に当該ヘッダを含めて課金サーバ24に送信する。課金サーバ24では当該ヘッダを調べて、着呼に成功したか、失敗したかあるいはキャンセルされたかを判断できる。
本実施形態の通信システム1を実際の製品に適用した場合には、通信端末10(A)のユーザは、通信端末10(B)のユーザに気持ちを伝えやすくなり、通信端末10(B)のユーザは、通信端末10(A)のユーザの気持ちがよくわかる、という効果が得られる場合がある。また、本実施形態の通信システム1を実際の製品に適用した場合には、着呼通知のためのコンテンツを確実に着呼側の通信端末10に送り届けることができ、着呼の状況に応じたコンテンツの取り扱いあるいは課金のための制御ができるという効果が得られる場合がある。
図5は、本実施形態に係る通信端末10のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係る通信端末10は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、および表示装置1580を有するCPU周辺部を備える。また、通信端末10は、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、およびCD−ROMドライブ1560を有する入出力部を備える。さらに通信端末10は、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570を有するレガシー入出力部を備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505およびグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510およびRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部を制御する。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、CD−ROMドライブ1560を接続する。通信インターフェイス1530は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ1540は、通信端末10内のCPU1505が使用するプログラムおよびデータを格納する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、通信端末10が起動時に実行するブート・プログラム、通信端末10のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供される通信プログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。通信プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介して通信端末10内のハードディスクドライブ1540にインストールされ、CPU1505において実行される。通信端末10にインストールされて実行される通信プログラムは、CPU1505等に働きかけて、通信端末10を、図1から図5にかけて説明した、各部として機能させる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本実施形態の通信システム1の概要を示す。 本実施形態の通信システム1の機能構成例を示す。 通信制御サーバ22および課金サーバ24の機能構成例を示す。 通信システム1における処理フローの一例を示す。 本実施形態に係る通信端末10のハードウェア構成の一例を示す。
符号の説明
1 通信システム
10 通信端末
22 通信制御サーバ
24 課金サーバ
40 パケット交換網
42 回線交換網
100 端末制御部
102 音声通話部
104 発呼制御部
106 着呼通知部
108 通話制御部
110 データ通信部
112 コンテンツ送信部
114 コンテンツ受信部
116 受信確認受取部
118 受信確認発信部
120 コンテンツ保持部
122 コンテンツ破棄部
124 コンテンツ格納部
126 コンテンツ再生制御部
128 表示部
130 履歴保持部
132 スピーカ
134 キー入力部
136 マイク
138 タイマ部
140 タイムアウト判断部
150 メッセージ受信部
152 課金指示発信部
160 課金計数部
1505 CPU
1510 ROM
1520 RAM
1530 通信インターフェイス
1540 ハードディスクドライブ
1550 フレキシブルディスク・ドライブ
1560 CD−ROMドライブ
1570 入出力チップ
1575 グラフィック・コントローラ
1580 表示装置
1582 ホスト・コントローラ
1584 入出力コントローラ
1590 フレキシブルディスク
1595 CD−ROM

Claims (8)

  1. コンテンツを格納するコンテンツ格納部と、
    回線交換網を通じた他の通信端末との音声通話を制御する音声通話部と、
    パケット交換網を通じた前記他の通信端末とのデータ通信を制御するデータ通信部と、
    前記コンテンツを指定した前記他の通信端末への発呼命令を受けて、前記データ通信部を介して前記他の通信端末に前記コンテンツを送信するコンテンツ送信部と、
    前記コンテンツの受信確認を前記他の通信端末から受け取る受信確認受取部と、
    前記コンテンツ送信部による前記コンテンツの送信の完了後、前記受信確認受取部が前記受信確認を受け取った後に、前記音声通話部に前記他の通信端末を着呼先とした呼信号を送信させる発呼制御部と、
    前記データ通信部を介して前記他の通信端末からコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
    受信した前記コンテンツを保持するコンテンツ保持部と、
    前記コンテンツ受信部が前記コンテンツの受信を完了したときから前記音声通話部が前記他の通信端末からの呼信号を受信するまでの時間が所定の時間以下である場合に、前記コンテンツ保持部に保持されている前記コンテンツを再生して前記他の通信端末からの着呼を通知し、前記他の通信端末からの呼信号が通話中の割り込み電話であって割り込み通話が設定されている場合、または、PoCセクションを実行中に前記音声通話部が前記他の通信端末からの呼信号を受信した場合、前記コンテンツの再生時にサウンドの再生を実行しない着呼通知部と、
    を備える通信端末。
  2. 前記コンテンツ受信部が前記コンテンツの受信を完了したときからの時間を計測するタイマ部と、
    前記音声通話部が前記他の通信端末からの呼信号を受信したときの前記タイマ部が示す時間を取得して、所定の時間を越えるか否かを判断するタイムアウト判断部と、
    前記タイムアウト判断部が前記所定の時間を超えると判断したとき、前記コンテンツ保持部に保持されている前記コンテンツを破棄するコンテンツ破棄部と、
    をさらに備える請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記コンテンツ破棄部は、前記コンテンツ受信部が前記コンテンツの受信を完了した場合であって、前記音声通話部が前記他の通信端末からの着呼履歴を記録しない場合には、前記コンテンツ保持部に保持されている前記コンテンツを破棄する、
    請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記データ通信部は、前記他の通信端末との間にピアツーピアセッションを確立し、
    前記コンテンツ送信部および前記コンテンツ受信部は、前記データ通信部が確立した前記ピアツーピアセッションにおいて前記コンテンツを送信および受信する、
    請求項1から請求項のいずれか1つに記載の通信端末。
  5. 前記コンテンツは、文字データ、静止画もしくは動画の画像データまたは音楽データを含むマルチメディアデータである、
    請求項1から請求項のいずれか1つに記載の通信端末。
  6. 回線交換網を通じた他の通信端末との音声通話を制御する音声通話部と、パケット交換網を通じた前記他の通信端末とのデータ通信を制御するデータ通信部と、を備える通信端末における通信方法であって、
    コンテンツを格納するコンテンツ格納段階と、
    前記コンテンツを指定した前記他の通信端末への発呼命令を受けて、前記データ通信部を介して前記他の通信端末に前記コンテンツを送信するコンテンツ送信段階と、
    前記コンテンツの受信確認を前記他の通信端末から受け取る受信確認受取段階と、
    前記コンテンツ送信段階における前記コンテンツの送信の完了後、前記受信確認受取段階で前記受信確認を受け取った後に、前記音声通話部に前記他の通信端末を着呼先とした呼信号を送信させる発呼制御段階と、
    前記データ通信部を介して前記他の通信端末からコンテンツを受信するコンテンツ受信段階と、
    受信した前記コンテンツをコンテンツ保持部に保持するコンテンツ保持段階と、
    前記コンテンツ受信段階で前記コンテンツの受信を完了したときから前記音声通話部が前記他の通信端末からの呼信号を受信するまでの時間が所定の時間以下である場合に、前記コンテンツ保持部に保持されている前記コンテンツを再生して前記他の通信端末からの着呼を通知し、前記他の通信端末からの呼信号が通話中の割り込み電話であって割り込み通話が設定されている場合、または、PoCセクションを実行中に前記音声通話部が前記他の通信端末からの呼信号を受信した場合、前記コンテンツの再生時にサウンドの再生を実行しない着呼通知段階と、
    を備える通信方法。
  7. 回線交換網を通じた他の通信端末との音声通話を制御する音声通話部と、パケット交換網を通じた前記他の通信端末とのデータ通信を制御するデータ通信部と、を備える通信端末に用いる通信プログラムであって、前記通信端末を、
    コンテンツを格納するコンテンツ格納部、
    前記コンテンツを指定した前記他の通信端末への発呼命令を受けて、前記データ通信部を介して前記他の通信端末に前記コンテンツを送信するコンテンツ送信部、
    前記コンテンツの受信確認を前記他の通信端末から受け取る受信確認受取部、
    前記コンテンツ送信部による前記コンテンツの送信の完了後に、前記受信確認受取部が前記受信確認を受け取った後に、前記音声通話部に前記他の通信端末を着呼先とした呼信号を送信させる発呼制御部、
    前記データ通信部を介して前記他の通信端末からコンテンツを受信するコンテンツ受信部、
    受信した前記コンテンツを保持するコンテンツ保持部、
    前記コンテンツ受信部が前記コンテンツの受信を完了したときから前記音声通話部が前記他の通信端末からの呼信号を受信するまでの時間が所定の時間以下である場合に、前記コンテンツ保持部に保持されている前記コンテンツを再生して前記他の通信端末からの着呼を通知し、前記他の通信端末からの呼信号が通話中の割り込み電話であって割り込み通話が設定されている場合、または、PoCセクションを実行中に前記音声通話部が前記他の通信端末からの呼信号を受信した場合、前記コンテンツの再生時にサウンドの再生を実行しない着呼通知部、
    として機能させる通信プログラム。
  8. 通信端末および他の通信端末と、
    前記通信端末と前記他の通信端末との音声通話を媒介する回線交換網と、
    前記通信端末と前記他の通信端末とのデータ通信を媒介するパケット交換網と、
    前記パケット交換網に接続される通信制御サーバおよび課金サーバと、
    を備え、
    前記通信端末は、
    コンテンツを格納するコンテンツ格納部、
    前記音声通話を制御する音声通話部、
    前記データ通信を制御するデータ通信部、
    前記コンテンツを指定した前記他の通信端末への発呼命令を受けて、前記データ通信部を介して前記他の通信端末に前記コンテンツを送信するコンテンツ送信部、
    前記コンテンツの受信確認を前記他の通信端末から受け取る受信確認受取部、
    前記コンテンツ送信部による前記コンテンツの送信の完了後に、前記受信確認受取部が前記受信確認を受け取った後に、前記音声通話部に前記他の通信端末を着呼先とした呼信号を送信させる発呼制御部、
    前記データ通信部を介して前記他の通信端末からコンテンツを受信するコンテンツ受信部、
    受信した前記コンテンツを保持するコンテンツ保持部、および
    前記コンテンツ受信部が前記コンテンツの受信を完了したときから前記音声通話部が前記他の通信端末からの呼信号を受信するまでの時間が所定の時間以下である場合に、前記コンテンツ保持部に保持されている前記コンテンツを再生して前記他の通信端末からの着呼を通知する着呼通知部、
    を有し、
    前記通信制御サーバは、
    前記通信端末から前記コンテンツを受信して前記通信端末から着呼した後に前記他の通信端末が生成するメッセージを受信するメッセージ受信部と、
    前記メッセージ受信部が前記メッセージを受信した場合に、前記課金サーバに課金指示を発信する課金指示発信部と、
    を有し、
    前記課金サーバは、
    前記課金指示を受信したとき、前記コンテンツを送信した前記通信端末に対し課金する課金計数部、
    を有する、
    通信システム。
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