JP2006092461A - ストリーミングデータ受信再生端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続の種類を利用者が容易に知ることである。
【解決手段】 本端末は、表示手段、データ通信手段及び制御手段を備える。制御手段は、サーバからのストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続を認識するための接続情報データをデータ通信手段により受信したら、その接続情報データに基づいて、確立すべき1又は2以上の接続を確立するための接続確立要求をデータ通信手段によりサーバへ送信するとともに、その接続を通じてサーバから送信されてくるストリーミングデータをデータ通信手段により受信してこれを再生するための受信再生処理を行う。また、制御手段は、受信した接続情報データに基づいて、確立すべき1又は2以上の接続に個別に対応した必要接続報知画像を表示手段に表示する処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介してサーバから送信されるストリーミングデータを受信してこれを再生するストリーミングデータ受信再生端末に関するものである。
サーバからネットワークを介して送信されるコンテンツデータをストリーミングデータ受信再生端末で受信しつつ、受信したデータ部分から順次ストリーミングデータ受信再生端末で再生するストリーミング再生方法が知られている。このようなストリーミング再生方法については、例えば特許文献1や特許文献2に記載されている。ストリーミング再生されるコンテンツの中には、画像情報と音情報の組合せからなるコンテンツ、画像情報のみのコンテンツ、音情報のみのコンテンツなどがある。また、文字情報や、携帯電話機のバイブレータを振動させるための振動情報等の他の情報を構成要素として含むコンテンツなどもある。ストリーミングサーバは、コンテンツを構成する各種コンテンツ構成情報ごとに個別にストリーミング通信用の接続(ストリーミングセッション)を確立し、その各種コンテンツ構成情報をそれぞれ別個のストリーミングセッションを通じてストリーミング配信する。また、上記特許文献1に記載の方法のように、同一種類のコンテンツ構成情報をそれぞれ別個のストリーミングセッションを通じてストリーミング配信する場合もある。したがって、再生対象のコンテンツが1つのセッションを通じて配信されるものである場合、ストリーミングサーバとストリーミングデータ受信再生端末との間のストリーミングセッションは1つだけ確立される。このようなコンテンツとしては、画像情報のみのコンテンツや音情報のみのコンテンツなどの単一のコンテンツ構成情報で構成され、かつ、1つのセッションを通じて配信されるものが挙げられる。一方、再生対象のコンテンツが2つ以上のセッションを通じて配信されるものである場合、ストリーミングサーバとストリーミングデータ受信再生端末との間のストリーミングセッションは2以上確立されることになる。このような場合としては、画像情報と音情報の組合せからなるコンテンツなどの複数のコンテンツ構成情報で構成されるコンテンツである場合や、上記特許文献1に記載の方法のように同一種類のコンテンツ構成情報をそれぞれ別個のストリーミングセッションを通じてストリーミング配信する場合が挙げられる。
図13は、コンテンツをストリーミングデータ受信再生端末である携帯電話機でストリーミング再生する際の従来の通信手順を示すシーケンスフロー図である。コンテンツを再生しようとする場合、まず、携帯電話機からストリーミングサーバへSDP(Session Description Protocol)データ(接続情報データ)の取得要求が送信され、その応答としてSDPデータが携帯電話機に受信される。携帯電話機は、SDPデータを内部メモリに保存した後、そのSDPデータに含まれる各種設定項目を参照し、その設定に従ってストリーミングセッションの確立要求(セッション確立要求)をサーバへ送信する。SDPデータに含まれる項目の中には、上記コンテンツ構成情報をダウンロードするのに必要なストリーミングIDを記述するための項目が存在する。このストリーミングIDとは、ストリーミングサーバが上記コンテンツ構成情報を配信するためにそれぞれ使用する通信ポートを特定するための情報である。携帯電話機は、SDPデータ中のストリーミングIDに従って、そのIDごとにストリーミングセッションの確立要求をサーバへ送信する。図13に示す例では、SDPデータ中に、画像情報用のストリーミングIDと音情報用のストリーミングIDが記述されているので、ストリーミングサーバと携帯電話機との間には、2つのストリーミングセッションが確立されることになる。そして、サーバは、携帯電話機からのコンテンツ再生要求に応じ、確立したセッションを通じてストリーミングデータを送信し始める。これにより、携帯電話機は、画像情報のストリーミングデータを再生して液晶ディスプレイ等の表示手段に画像を表示したり、音情報のストリーミングデータを再生して外部スピーカ等の音出力手段から音を出力したりすることができる。
特開2003−333579号公報 特開2003−229843号公報
ところが、従来は、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべきストリーミングセッションの種類を、利用者が容易に知る方法がなかった。そのため、これが原因で種々の問題が生じていた。
一例を挙げると、ストリーミングデータ受信再生端末の仕様がサーバから個別のセッションを通じて配信されるストリーミングデータの一部に対応していない場合などが原因で、確立すべきストリーミングセッションの一部が確立されない事態が起こり得る。例えば、再生対象のコンテンツが画像情報と音情報とから構成されるものである場合に、ストリーミングデータ受信再生端末がその音情報のコーデックに対応していないこと等が原因で、画像情報用のストリーミングセッションのみが確立し、音情報用のストリーミングセッションが確立できないという事態が起こり得る。この場合、サーバが、確率した画像情報用のセッションのみを用いてストリーミングデータを送信可能に構成されたものであるとき、ストリーミングデータ受信再生端末側では、その画像情報に基づく画像は表示手段に表示されるが、その音情報に基づく音は音出力手段から出力されないという事態が発生する。利用者は、そのコンテンツについての説明を受けるなどして、そのコンテンツが、画像情報と音情報とから構成されていることを予め知ることは可能である。そして、これを知っていれば、利用者は、表示手段に画像は表示されているが音は出力されていないという事態が起きたときに、その音情報用のストリーミングセッションが確立できていないことが原因ではないかと、推測することが可能となる。その結果、受信再生処理をやり直してもう一度ストリーミングセッションの確立をし直すという適切な作業を行うことが可能となる。
しかし、再生対象のコンテンツが、画像情報と音情報とから構成されているということを、利用者が知らない場合が多い。そのため、利用者は、上記のように表示手段に画像は表示されているが音は出力されていないという事態が起きたとき、そのコンテンツは画像情報のみのコンテンツなのか、それともそのコンテンツは画像情報と音情報の組合せからなるコンテンツであるが音情報用のストリーミングセッションが確立できていないだけなのかを、適切に判断することができない。その結果、利用者は、例えば再生対象のコンテンツが画像情報のみのコンテンツであると誤って判断してしまった場合、これに気づかずに、そのコンテンツの音を聞くことなく再生を終えてしまうという問題があった。
また、従来は、上述したように確立すべきストリーミングセッションの一部が確立されない事態が起きても、これを利用者が容易に知る方法がなかった。そのため、これが原因で種々の問題が生じていた。
一例を挙げると、従来のストリーミングデータ受信再生端末としての携帯電話機には、電話の着信音を外部スピーカから出力しないように動作するマナーモードと呼ばれる動作モードが備わっている。このような携帯電話機の中には、コンテンツの受信再生処理を開始する前にすでにマナーモードに設定されていれば、そのコンテンツの音が外部スピーカから出力されないというものがある。この携帯電話機において、マナーモード設定中にコンテンツの受信再生処理を開始してコンテンツを再生した場合、そのコンテンツのコンテンツ構成情報に音情報が含まれているものであっても、外部スピーカから音が出力されない。この場合、利用者は、そのコンテンツについての説明を受けるなどして、そのコンテンツが画像情報と音情報とから構成されていてそれぞれ別個のストリーミングセッションを通じて配信されることを予め知っていたとしても、マナーモードの設定中が原因でコンテンツの音が出力されないのか、音情報用のストリーミングセッションが確立できていないことが原因でコンテンツの音が出力されないのかを、適切に判断することができなかった。そのため、その原因が後者であると誤って判断してしまった利用者は、ストリーミングセッションを確立し直すための操作を繰り返し行うという無用な作業を強いられるという問題があった。
なお、マナーモード設定中に受信再生処理を開始する場合に限らず、外部スピーカからの出力音量が小さく設定されている場合など他の場合においても、同様に、利用者はコンテンツの音が外部スピーカから出力されない原因を適切に判断できず、無用な作業を行うことになる。
上述した問題は、再生対象のコンテンツのコンテンツ構成情報に音情報が含まれていてその音が外部スピーカから音が出力されない場合に限られない。例えば、コンテンツ構成情報として画像情報や文字情報等が含まれているにも関わらず、その画像や文字が表示手段に出力されない場合や、コンテンツ構成情報として振動情報が含まれているにも関わらず、その振動情報に基づいてバイブレータが振動しない場合にも、同様に生じ得るものである。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、第1の目的は、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続の種類を利用者が容易に知ることができるストリーミングデータ受信再生端末を提供することである。
また、第2の目的は、確立すべき接続の一部が確立されない事態を利用者が容易に知ることが可能なストリーミングデータ受信再生端末を提供することである。
上記第1の目的を達成するために、請求項1の発明は、表示手段と、ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、該ストリーミングサーバからのストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続を認識するための接続情報データを該データ通信手段により受信したら、該接続情報データに基づいて、該確立すべき1又は2以上の接続を確立するための接続確立要求を該データ通信手段により該ストリーミングサーバへ送信するとともに、該接続を通じて該ストリーミングサーバから送信されてくるストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを再生するための受信再生処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、上記制御手段は、受信した上記接続情報データに基づいて、上記確立すべき1又は2以上の接続に個別に対応した必要接続報知画像を上記表示手段に表示する処理を行うことを特徴とするものである。
このストリーミングデータ受信再生端末においては、ストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続に個別に対応した必要接続報知画像が表示手段に表示される。よって、利用者は、この必要接続報知画像を見るだけで、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続の種類を知ることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1のストリーミングデータ受信再生端末において、上記制御手段は、上記確立すべき1又は2以上の接続が確立したか否かを該接続ごとに判断し、接続が確立したと判断したときには、その接続に対応する上記必要接続報知画像に代えて又はこれと一緒に、該接続が確立した旨を利用者に報知するための別の接続確立報知画像を上記表示手段に表示する処理を行うことを特徴とするものである。
このストリーミングデータ受信再生端末においては、接続が確立したと判断されたときに、その接続に対応する必要接続報知画像に代えて又はこれと一緒に、その必要接続報知画像とは別の接続確立報知画像が表示手段に表示される。よって、利用者は、その必要接続報知画像及び接続確立報知画像を見ることで、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続に加え、確立すべき接続が実際に確立したかどうかを知ることができる。
上記第2の目的を達成するために、請求項3の発明は、表示手段と、ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、該ストリーミングサーバからのストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続を認識するための接続情報データを該データ通信手段により受信したら、該接続情報データに基づいて、該確立すべき1又は2以上の接続を確立するための接続確立要求を該データ通信手段により該ストリーミングサーバへ送信するとともに、該接続を通じて該ストリーミングサーバから送信されてくるストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを再生するための受信再生処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、上記制御手段は、上記確立すべき1又は2以上の接続が確立したか否かを該接続ごとに判断し、接続が確立したと判断したときには、その接続が確立した旨を利用者に報知するための接続確立報知画像を、該接続ごとに個別に上記表示手段に表示する処理を行うことを特徴とするものである。
このストリーミングデータ受信再生端末においては、接続が確立したと判断されたときに、その接続が確立した旨を利用者に報知するための接続確立報知画像が表示手段に表示される。よって、利用者は、ストリーミングデータを受信するために確立すべき接続を予め知っていれば、この接続確立報知画像を見ることで、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続の一部が確立されない事態が生じても、これを利用者は知ることができる。
請求項4の発明は、請求項1、2又は3のストリーミングデータ受信再生端末において、利用者に対して情報を報知する情報報知手段と、操作手段とを有し、上記制御手段は、受信した上記接続情報データに基づいて確立すべき接続数が2以上であると判断した場合、その確立すべき2以上の接続が所定時間内に確立したか否かを該接続ごとに判断し、該確立すべき2以上の接続のうちの一部しか接続が確立しなかったと判断したときには、ストリーミングデータの再生を行うか否かの該操作手段に対する選択操作を利用者に促すための情報を該情報報知手段により報知し、該操作手段に対して再生する旨の選択操作がなされたときには確立された接続のみを通じて上記受信再生処理を行い、該操作手段に対して再生しない旨の選択操作がなされたときには確立された接続を切断するための処理を行うことを特徴とするものである。
コンテンツを適切に再生するのに2以上の接続が必要な場合に、その一部しか接続が確立されなかったとき、利用者に対して不十分なコンテンツを提供することになる。このように不十分なコンテンツが提供されるのを防止するために、すべての接続が確立されるまでコンテンツの再生を禁止するという方法を採用することが考えられる。しかし、不十分なコンテンツでもかまわないと要望する利用者も想定することができる。例えば、確立できていない一部の接続がコンテンツ構成情報であっても、当該コンテンツがライブ型コンテンツである場合には、接続し直している間のコンテンツ部分が再生できないよりは、不十分な状態でもそのままコンテンツを再生したいと要望する利用者も多いと考えられる。また、非常に人気のあるコンテンツであって、接続を確立することが困難ですべての接続をやり直すとせっかく確立できた接続も確立できなくなるおそれがあるような場合にも、不十分な状態のままコンテンツを再生したいと要望する利用者も多いと考えられる。
そこで、本ストリーミングデータ受信再生端末においては、確立すべき2以上の接続のうちの一部しか所定時間内に接続が確立されなかったときに、再生対象のコンテンツを再生するか否かの選択操作を利用者に促すための情報を利用者に報知する。この報知を受けた利用者は、確立された接続のみを通じて受信再生処理を行うか否かを選択することができる。そして、操作手段に対して再生する旨の選択操作を行った場合には、確立された接続のみを通じて受信再生処理が行われ、コンテンツが再生される。一方、操作手段に対して再生しない旨の選択操作を行った場合には、確立された接続が切断され、利用者は、もう一度接続の確立をやり直すことが可能となる。
なお、上記「ストリーミングデータ受信再生端末」には、移動体通信端末、携帯型情報端末(PDA:Personal Digital Assistance)、ディスクトップパソコン等の非携帯型情報端末等も含まれる。また、上記「移動体通信端末」には、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division ynchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone Service)などが挙げられる。また、上記「移動体通信端末」には、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話等の電話機のほか、ネットワークを介してサーバから送信されるストリーミングデータを受信してこれを再生することが可能なあらゆる移動体通信端末も含まれる。
また、上記ストリーミングデータ受信再生端末における制御は、これに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
以上、請求項1及び2の発明によれば、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続の種類を利用者が容易に知ることができるという優れた効果が奏される。これにより、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続の種類を利用者が容易に知る方法がなかったために従来生じていた種々の問題を解決することができる。
特に、請求項2の発明によれば、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続が実際に確立したかどうかを容易に知ることができるという優れた効果が奏される。
請求項3の発明によれば、確立すべき接続を利用者が予め知っていることを条件に、確立すべき接続の一部が確立されない事態を利用者が容易に知ることができるという優れた効果が奏される。これにより、確立すべき接続の一部が確立されない事態が起きたことを利用者が容易に知る方法がなかったために従来生じていた種々の問題を解決することができる。
請求項4の発明によれば、一部の接続しか確立されていない不十分な状態でも、利用者の選択によりそのままコンテンツを再生することが可能となるという優れた効果が奏される。
以下、本発明をストリーミングデータ受信再生端末としての移動体通信端末である携帯電話機に適用した一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態に係る携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図である。
この移動体通信システムにおいて、ユーザーが使用する携帯電話機20は、ユーザーによって登録されたアプリケーションプログラムを実行可能な構成を有している。本実施形態において、このアプリケーションプログラムは、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミング等によって開発されたものである。このようなアプリケーションプログラムとしては、JAVA(登録商標。以下同様。)で記述されたアプリケーションプログラム、C++言語で記述されたアプリケーションプログラム、BREW(登録商標。以下同様。)のアプリケーション実行環境上で動作するアプリケーションプログラムなどが挙げられる。また、アプリケーションプログラムは、C言語やアセンブリ言語等で記述された構造化プログラムであってもよい。この携帯電話機20は、ネットワークとしての携帯電話通信網10に接続可能である。また、この携帯電話通信網10には、コンテンツデータを配信するストリーミングサーバ11が接続されている。このストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じて、コンテンツデータに基づくストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信する。
ストリーミングサーバ11で配信されるコンテンツデータは、コンテンツ開発事業者等のコンテンツ開発元から提供される。具体的には、コンテンツが蓄積型コンテンツの場合、例えば、コンテンツ開発元側のパーソナルコンピュータ等から、専用回線や公衆回線を介してストリーミングサーバ11にアップロードして提供する。なお、その蓄積型コンテンツのデータを記録した光ディスクや磁気ディスク等の記録媒体を、コンテンツ開発元からストリーミングサーバ11を管理・運営する通信事業者に送り、その記録媒体内のコンテンツデータをストリーミングサーバ11で読み取るようにして、提供してもよい。このようにして提供された蓄積型コンテンツのデータは、携帯電話機20から携帯電話通信網10を介してストリーミング配信可能な状態でストリーミングサーバ11に登録される。一方、ライブ型コンテンツにおいては、コンテンツ開発元側で撮影したリアルタイムの画像等のデータを、専用回線や公衆回線を介してストリーミングサーバ11に送信する。このようにして提供されたライブ型コンテンツのデータは、ストリーミングサーバ11で受信されると同時に携帯電話通信網10を介して携帯電話機20へストリーミング配信される。なお、「コンテンツデータ」としては、画像と音を組合せた映画等の画像コンテンツのデータ、音楽等の音のみからなるコンテンツのデータ、画像のみからなるコンテンツのデータなどが含まれる。
図3は、上記ストリーミングサーバ11のハードウェア構成を示す概略構成図である。
このストリーミングサーバ11は、システムバス100、CPU101、内部記憶装置、外部記憶装置104、入力装置105及び出力装置106を備えている。上記内部記憶装置は、RAM102やROM103等で構成されている。上記外部記憶装置104は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置105は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置106は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。更に、このストリーミングサーバ11は、携帯電話通信網10を介して各ユーザーの携帯電話機20と通信するための通信手段としての携帯電話用通信装置107を備えている。
上記CPU101やRAM102等の構成要素は、システムバス100を介して、互いにデータやプログラムの命令等のやり取りを行う。このストリーミングサーバ11を所定の手順に従って動作させるための各種プログラムは、ROM103や外部記憶装置104に記憶されており、必要に応じてCPU101やRAM102上の作業エリアに呼び出されて実行される。また、このストリーミングサーバ11には、携帯電話機20に対して送信するコンテンツデータが外部記憶装置104に記憶されている。ストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じ、CPU101、RAM102、携帯電話通信網用通信装置107等が協働して、外部記憶装置104に記憶されているコンテンツデータを、携帯電話通信網10を介して携帯電話機20にストリーミングデータ送信する機能を有している。また、外部記憶装置104に記憶されているコンテンツデータを紹介するためのWebサイトを提供するWebサーバとしての機能も有している。本実施形態では、携帯電話機20のユーザーは、コンテンツデータをストリーミング再生しようとする場合、まず、Webサイトにアクセスして再生対象のコンテンツデータを選択し、その後、選択したコンテンツデータに基づくストリーミングデータを受信して再生することになる。なお、このストリーミングサーバ11は、専用装置として構成してもいいし、汎用のコンピュータシステムを用いて構成してもよい。また、1台のコンピュータで構成してもいいし、複数の機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
図4は、上記携帯電話機20の外観を示す正面図であり、図5は、その携帯電話機20のハードウェア構成を示す概略構成図である。
この携帯電話機20は、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機であり、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなる内部制御装置、入力装置204、出力装置205及び携帯電話用通信装置206を備えている。CPU201やRAM202等の構成要素は、システムバス200を介して、互いに各種データや後述のアプリケーションプログラムの命令等のやり取りを行っている。上記入力装置204は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)21、通話開始キー22、終話キー23、スクロールキー24、多機能キー25、マイク26などから構成されている。上記出力装置205は、表示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)27、通話用スピーカ28、図示しない外部スピーカ等から構成されている。上記携帯電話用通信装置206は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機や上記ストリーミングサーバ11と通信するためのものである。また、RAM202内には、後述する電話機プラットフォームが管理する第1の記憶手段としてのプラットフォーム用記憶領域と、後述するアプリケーション実行環境上で管理される第2の記憶手段としてのアプリケーション用記憶領域とが存在する。本実施形態において、RAM202及びROM203は、データ記憶手段として機能する。
図6は、上記携帯電話機20の主要部を抽出して示したブロック図であり、図7は、その携帯電話機20におけるソフトウェア構造の説明図である。
この携帯電話機20は、電話通信部211及びデータ通信手段としてのデータ通信部212、操作手段としての操作部213、アプリケーションプログラム実行手段としてのアプリケーションプログラム実行管理部214、主制御部215、出力部216等により構成される。
上記電話通信部211は、他の携帯電話機や固定電話機と電話通信を行うために、携帯電話通信網10の基地局と無線通信を行うものであり、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。
上記データ通信部212は、上記電話通信部211と同様に、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機とメールのやり取りを行ったり、携帯電話通信網10からゲートウェイサーバを介して、インターネット等の外部のネットワークに接続し、インターネット上での電子メールのやり取りやWebページの閲覧等を行ったりするためのものである。また、このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して、ストリーミングサーバ11が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードするためにも用いられる。
上記操作部213は、ユーザーにより操作される上述のテンキー21、通話開始キー22、終話キー23等で構成されている。この操作部213の各種キーを操作することにより、ユーザーは、携帯電話機20に対してURL等のデータを入力したり、電話着信の際に通話の開始及び終了を行ったり、アプリケーションプログラムの選択、起動及び停止を行ったりすることができる。また、ユーザーは操作部213の各種キーを操作することにより、上記ストリーミングサーバ11が提供するWebサイトにアクセスしてコンテンツデータに基づくストリーミングデータを受信してこれを再生することもできる。
上記アプリケーションプログラム実行管理部214は、上述のシステムバス200、CPU201やRAM202の一部等で構成されている。このアプリケーションプログラム実行管理部214は、図7のソフトウェア構造上において中央の「アプリケーション実行環境」に対応しており、オブジェクト指向プログラミングで開発されたアプリケーションプログラムに利用されるクラスライブラリ、実行環境管理ライブラリ、アプリケーション管理等のソフトウェアを提供し、アプリケーションプログラムの実行環境を管理する。このアプリケーション実行環境は、実行するアプリケーションプログラムに応じて適宜選定される。例えば、実行するアプリケーションプログラムがJAVAで記述されたものである場合には、JAVAのアプリケーション実行環境を選定する。また、実行するアプリケーションプログラムがBREWの実行環境上で動作するC言語で記述されたものである場合には、BREWのアプリケーション実行環境を選定する。なお、実行するアプリケーションプログラムがJAVAで記述されたものである場合には、BREWのアプリケーション実行環境上に更にJAVAのアプリケーション実行環境を構築することで、これを実行することができる。
ここで、アプリケーションプログラムは、クラスライブラリAPI(アプリケーションインターフェース)を介して上記アプリケーション実行環境内にある関数等のクラスライブラリを呼び出して使用できるようになっている。この関数等のクラスライブラリの呼び出しの履歴は、アプリケーションプログラムの仮想的な実行環境(仮想マシン:VM)が終了するまで、RAM202内におけるアプリケーション用記憶領域に記憶される。また、アプリケーション実行環境は、アプリケーションプログラムの実行に際して用いる各種データも、そのアプリケーション用記憶領域に保存する。そして、この各種データを用いるときには、このアプリケーション用記憶領域から読み出したり、書き込んだりする。また、アプリケーション実行環境内の実行環境管理ライブラリは、電話機プラットフォームAPIを介して後述の電話機プラットフォーム内の電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用できるようになっている。
上記主制御部215は、電話通信部211、データ通信部212、出力部216を制御するものであり、上述のシステムバス200、CPU201やRAM202等で構成されている。この主制御部215は、アプリケーションプログラム実行管理部214との間で制御命令や各種データのやりとりを行い、これと協働して制御を行うことで、制御手段として機能する。主制御部215は、図7のソフトウェア構造上において最下部の「電話機プラットフォーム」に対応しており、上記電話通信部211等を制御するための制御用プログラムやユーザインターフェースを実行したり、電話機プラットフォームライブラリを提供したりする。この電話機プラットフォームは、上記アプリケーション実行環境内の実行環境管理ライブラリに対してイベントを送ることにより、アプリケーションプログラムにおいて各種処理を実行したり、アプリケーション管理APIを介して上記アプリケーション実行環境内のアプリケーション管理のソフトウェアを呼び出して使用したりできるようになっている。また、アプリケーション実行環境が電話機プラットフォームAPIを介して電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用したとき、電話機プラットフォームは、その電話機プラットフォームライブラリに応じた処理を実行する。例えば、電話機プラットフォームは、電話機プラットフォームライブラリを利用したアプリケーション実行環境からの指示に基づき、RAM202内における電話機プラットフォームが管理するプラットフォーム用記憶領域に記憶されたデータを読み出して、これをアプリケーション用記憶領域に移行することができる。
上記出力部216は、上述の液晶ディスプレイ27、通話用スピーカ28、外部スピーカ等からなる出力装置205等で構成されている。この出力部216は、上記データ通信部212で受信したWebページ画面を液晶ディスプレイ27に表示する。また、この出力部216の液晶ディスプレイ27は、上記電話通信部211やデータ通信部212で情報を着信した旨をユーザーに報知するときに用いられる。具体的には、その情報を着信すると、主制御部215により、出力部216の液晶ディスプレイ27に着信報知画像を表示したり、外部スピーカから着信音を出力させたりする。更に、この出力部216は、アプリケーション実行環境で実行される後述のコンテンツ再生用アプリケーションプログラムを実行中には、再生されたコンテンツデータの画像や音などの出力にも用いられる。
携帯電話機20を所定の手順に従って動作させる電話機プラットフォームを構築するための制御用プログラムは、RAM202やROM203に記憶されている。また、基本OS(オペレーティングシステム)のプログラムや、上記アプリケーション実行環境を構築するためのプログラム及びアプリケーションプログラムも、RAM202やROM203に記憶されている。そして、これらのプログラムは、必要に応じてCPU201やRAM202中の作業エリアに呼び出されて実行される。
次に、コンテンツデータのストリーミング再生処理について説明する。
図8は、携帯電話機20でコンテンツをストリーミング再生する際の携帯電話機20の処理動作の流れを示すフローチャートである。また、図9は、携帯電話機20でコンテンツをストリーミング再生する際に確立すべきセッションが全て確立できたときの通信手順を示すシーケンスフロー図である。
コンテンツデータを再生しようとする場合、まず、ユーザーは、操作部213のキーを操作し、ブラウザを起動する(S1)。そして、操作部213のキーを操作して、ストリーミングサーバ11のコンテンツ選択サイトのURLを入力し、アクセスする(S2)。これにより、ブラウザを実行する主制御部215は、そのURLによって特定されるストリーミングサーバ11に対してリクエストを送信する。このリクエストを受けたストリーミングサーバ11は、そのリクエストの送信元である携帯電話機20に向けて、そのリクエストに係るコンテンツ選択サイトの画面(コンテンツリスト画面)をレスポンスとして送信する。その後、ユーザーは、操作部213のキーを操作して、LCD27上に表示された画面のコンテンツリストの中から自分が希望するコンテンツを選択する(S3)。これを受けて、図7に示した電話機プラットフォームすなわち図6に示した主制御部215に、アプリケーションプログラムの実行指示が入力される。これにより、主制御部215は、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムを読み出してこれを起動する(S4)。アプリケーションプログラムが起動すると、図7に示したアプリケーション実行環境すなわち図6に示したアプリケーションプログラム実行管理部214上で、そのアプリケーションプログラムが動作する。なお、このアプリケーションプログラムは、予め携帯電話機20のROM203に記憶されたものでも、外部からダウンロードしてRAM202に記憶されたものでもよい。
アプリケーションプログラムが起動すると、アプリケーションプログラム実行管理部214は、上記S3で選択したコンテンツについて、ストリーミングサーバ11に対し、そのコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サイトへSDPデータ(接続情報データ)の取得要求を主制御部215を介して送信する。本実施形態において、携帯電話機20とストリーミングサーバ11との間は、主に、RTSP(Real Time Streaming Protocol)及びRTP(Real-time Transport Protocol)を用いてデータ通信を行う。したがって、ここでは、SDPデータの取得要求として、ストリーミングデータの配信先URL(Uniform Resource Locator)を含むDESCRIBEコマンドを送信する。SDPデータ要求を受けたストリーミングサーバ11は、その応答としてSDPデータを携帯電話機20に送信する。このSDPデータを受信した携帯電話機20のアプリケーションプログラム実行管理部214は、そのSDPデータをRAM202に保存する(S5)。
このSDPデータには、対応するコンテンツのストリーミングデータを本携帯電話機20で再生するために携帯電話機側で設定すべき設定項目及び設定内容を示す各種端末設定情報や、当該コンテンツの名前(題名)や当該コンテンツの総再生時間などのコンテンツ情報がそれぞれ項目分けして記述されている。このSDPデータには、端末設定用の項目として、当該コンテンツのストリーミングデータを受信するために確立すべきストリーミングセッションを認識するための接続情報であるストリーミングIDを記述するための項目が、セッションごとに設けられている。例えば、当該コンテンツがビデオ情報(画像情報)とオーディオ情報(音情報)とから構成されるものである場合、そのSDPデータには、ビデオ用ストリーミングセッションのストリーミングIDと、オーディオ用ストリーミングセッションのストリーミングIDが、項分けして記述される。このストリーミングIDとは、対応する情報(ビデオ情報、オーディオ情報等)を送信するために使用するストリーミングサーバ11の通信ポートを特定するための情報である。上記S5でSDPデータを保存したアプリケーションプログラム実行管理部214は、そのSDPデータに記述されているストリーミングIDに基づいてセッション確立報知処理を行う(S20)。
上記セッション確立報知処理においては、アプリケーションプログラム実行管理部214は、SDPデータに記述された全てのストリーミングIDについて、各ストリーミングIDを含むセッション確立要求(SETUPコマンド)を主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する。これにより、ストリーミングサーバ11は、本携帯電話機20との間に、そのセッション確立要求に係るストリーミングセッションをそれぞれ確立し、ストリーミングセッションが確立した旨の応答を携帯電話機20へ送信する。なお、本実施形態では、コンテンツ選択サイトとコンテンツ配信サイトが同じストリーミングサーバ11によって提供されているが、別々のサーバで提供するようにしてもよい。その他、セッション確立報知処理の詳細については後述する。
一方、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムが起動すると、LCD27上には、図10に示すようなコンテンツ再生用画面が表示される。ユーザーが操作部213のキーに対してコンテンツの再生操作を行うと(S6)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対してコンテンツ再生要求(PLAYコマンド)を主制御部215を介して送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、要求を受け付けた旨の応答を携帯電話機20へ送信する。また、ストリーミングサーバ11のCPU101は、要求に係るコンテンツデータを外部記憶装置104から読み出し、確立されたストリーミングセッションを通じてストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信を開始する(S7)。
携帯電話機20のアプリケーションプログラム実行管理部214は、受信したストリーミングデータをRAM202内の所定のバッファリング領域に順次保存する。そして、規定量のストリーミングデータがバッファリング領域に保存されたら(S8)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、RAM202内のバッファリング領域からストリーミングデータを順次読み出して再生を開始する(S9)。具体的には、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して、出力部216に対してストリーミングデータの再生命令を出力する。これにより、出力部216のLCD25には、図10(d)に示すように、ビデオ用ストリーミングセッションを通じて配信されたストリーミングデータに基づく画像が表示される。また、出力部216の外部出力用スピーカ29からは、オーディオ用ストリーミングセッションを通じて配信されたストリーミングデータに基づく音が出力される。これにより、ユーザーは、当該コンテンツを視聴することができる。
なお、ユーザーがコンテンツ再生中に操作部213のキーに対してコンテンツの再生を停止するための操作を行うと(S10)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して、出力部216に対し、コンテンツの出力を停止させる命令を出力する。また、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対して図示しない再生停止要求(TEARDOWNコマンド)を主制御部215を介して送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、本携帯電話機20との間のストリーミングセッションを切断し、ストリーミングセッションを切断した旨の応答を携帯電話機20へ送信する。コンテンツが最後まで再生され、その再生が終了した場合も同様である(S11)。
〔動作例1〕
次に、本発明の特徴部分であるセッション確立報知処理の一例(以下、本例を「動作例1」という。)について説明する。
図1は、本動作例1に係るセッション確立報知処理の流れを示すフローチャートである。上記S5でSDPデータを保存したアプリケーションプログラム実行管理部214は、まず、そのSDPデータを参照し(S21)、これに記述されているストリーミングIDを読み出す。そして、読み出したストリーミングIDの全てについて、ピクトを液晶ディスプレイ27にグレー表示するための表示命令を出力部216へ出力する(S22)。ここでは、SDPデータ中に、ビデオ用ストリーミングセッションのストリーミングIDと、オーディオ用ストリーミングセッションのストリーミングIDの2つが記述されていたものとする。この場合、図10(a)に示すように、これらのストリーミングIDにそれぞれ対応するピクト(必要接続報知画像)B’,C’が個別にピクト表示領域Aに表示される。この段階では、まだセッション確立要求をストリーミングサーバ11へ送信していないので、各ストリーミングIDに対応するストリーミングセッションは確立されていない。したがって、図10(a)に示すように、各ピクトB’,C’はいずれもグレー表示にされている。
その後、アプリケーションプログラム実行管理部214は、図9に示すように、まず、SDPデータに記述されたストリーミングIDのうち、オーディオ用ストリーミングセッションを確立するためのセッション確立要求(SETUPコマンド)を、主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する(S23)。このセッション確立要求がストリーミングサーバ11に受信され、かつ、ストリーミングサーバ11が本携帯電話機20との間にオーディオ用ストリーミングセッションを確立したら、ストリーミングサーバ11は、その旨の応答を携帯電話機20へ送信する。これを受信した携帯電話機20は、送信したセッション確立要求に係るオーディオ用ストリーミングセッションが確立したものと判断し(S24)、グレー表示のオーディオ用ピクトB’をカラー表示に換えるための表示命令を出力部216へ出力する(S25)。これにより、図10(b)に示すように、グレー表示されていたオーディオ用ピクトB’に代えて、カラー表示のオーディオ用ピクト(接続確立報知画像)Bがピクト表示領域Aに表示される。
この段階では、SDPデータに記述されたストリーミングIDの全てについてセッション確立要求を送信していないので(S26)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、まだ送信されていないビデオ用ストリーミングセッションを確立するためのセッション確立要求(SETUPコマンド)を、主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する(S23)。このセッション確立要求がストリーミングサーバ11に受信され、かつ、ストリーミングサーバ11が本携帯電話機20との間にビデオ用ストリーミングセッションを確立したら、ストリーミングサーバ11は、その旨の応答を携帯電話機20へ送信する。これを受信した携帯電話機20は、送信したセッション確立要求に係るビデオ用ストリーミングセッションが確立したものと判断し(S24)、グレー表示のビデオ用ピクトC’をカラー表示に換えるための表示命令を出力部216へ出力する(S25)。これにより、図10(c)に示すように、グレー表示されていたビデオ用ピクトC’に代えて、カラー表示のビデオ用ピクト(接続確立報知画像)Cがピクト表示領域Aに表示される。
このようにして、すべてのストリーミングセッションが確立したら(S27)、本セッション確立報知処理は終了する。その後、ユーザーが操作部213のキーに対してコンテンツの再生操作を行うと(S6)、コンテンツのビデオ情報とオーディオ情報がそれぞれ対応するストリーミングセッションを通じてダウンロードされる(S7)。そして、RAM202のバッファリング領域に規定量のストリーミングデータが保存されたら(S8)、図10(d)に示すように、ビデオ情報のストリーミングデータに基づく画像の表示が開始されるとともに、オーディオ情報のストリーミングデータに基づく音の出力が開始される(S9)。
ここで、携帯電話機20の仕様がストリーミングサーバ11から個別のセッションを通じて配信されるストリーミングデータの一部に対応していない場合などが原因で、確立すべきストリーミングセッションが確立されない事態が起こり得る。アプリケーションプログラム実行管理部214は、オーディオ用ストリーミングセッションのセッション確立要求に対する応答(RTSP:reply)が規定時間内に受信されなかった場合、そのセッションは確立されなかったと判断する(S24)。この場合、アプリケーションプログラム実行管理部214は、そのまま次のビデオ用ストリーミングセッションのセッション確立要求を送信する(S23)。このとき、ビデオ用ストリーミングセッションのセッション確立要求に対する応答(RTSP:reply)も規定時間内に受信されなかった場合、いずれのセッションも確立できていないため(S27)、コンテンツの再生を行うことができない。したがって、この場合には、アプリケーションプログラム実行管理部214は、出力部216を介して液晶ディスプレイ27に、「セッションを確立できませんでした。もう一度コンテンツの選択をし直してください。」というような警告メッセージを表示させ(S28)、セッション確立報知処理を終了する。
また、オーディオ用ストリーミングセッションは確立されたがビデオ用ストリーミングセッションが確立されなかった場合(S27)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、出力部216を介して、情報報知手段としての液晶ディスプレイ27に、「ビデオ用のセッションを確立できませんでした。そのまま再生しますか?」というような警告メッセージを表示させる(S28)。この警告メッセージを見たユーザーが、上述した操作部213のキーに対するコンテンツの再生操作を行った場合(S6)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対してコンテンツ再生要求(PLAYコマンド)を主制御部215を介して送信する。本実施形態のストリーミングサーバ11のCPU101は、確率すべきストリーミングセッションの一部が確率されていない状態でも、確率されているストリーミングセッションのみを通じて、そのセッション用のストリーミングデータを送信する処理を行う。したがって、上記コンテンツ再生要求を受信したら、ストリーミングサーバ11のCPU101は、要求に係るコンテンツデータを外部記憶装置104から読み出し、確立されたオーディオ用ストリーミングセッションのみを通じてオーディオ情報のストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信を開始する(S7)。これにより、携帯電話機20では、液晶ディスプレイ27にビデオ情報のストリーミングデータに基づく画像が表示されない状態で、オーディオ情報のストリーミングデータに基づく音の出力が開始される(S9)。一方、上記警告メッセージを見たユーザーが、上述した操作部213のキーに対してコンテンツの再生をキャンセルする操作を行った場合、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対して再生停止要求(TEARDOWNコマンド)を主制御部215を介して送信し、その後、主制御部215は、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムを終了させる。
なお、ビデオ用ストリーミングセッションは確立されたがオーディオ用ストリーミングセッションが確立されなかった場合も、同様である。
以上、本動作例1によれば、ストリーミングデータを受信するために確立すべきストリーミングセッションの種類をユーザーに報知するためのピクトB’,C’が、セッションごとに個別に液晶ディスプレイ27にグレー表示される。よって、ユーザーは、このピクトB’,C’を見るだけで、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべきセッションを容易に知ることができる。これにより、仮にオーディオ用ストリーミングセッションが確立されないままコンテンツの再生が行われて、液晶ディスプレイ27に画像は表示されているが音は出力されていないという事態が起きた場合でも、ユーザーは、オーディオ用ピクトB’を見ることで、そのコンテンツがオーディオ情報も含んでいることを認識することができる。したがって、ユーザーは、コンテンツを再生しても音が出力されないのは、そのコンテンツがオーディオ情報を含まないものだからであると誤って判断してしまうことがなくなる。その結果、オーディオ用ストリーミングセッションが確立できていないことに気づかずに、そのコンテンツについて音を聞くことなく再生し続けてしまうという事態を防ぐことができる。なお、ビデオ用ストリーミングセッションが確立されないままコンテンツの再生が行われて、音は出力されているが液晶ディスプレイ27に画像は表示されていないという事態が起きた場合も、同様である。
一方、確立すべきストリーミングセッションのピクト表示によりユーザーに報知するだけでは、コンテンツ再生時に音が出ない場合等に、その原因がセッションの不確立によるものかどうかを容易に判断することができない。本動作例1においては、ストリーミングセッションが確立したときには、そのセッションに対応するグレー表示のピクトB’,C’がカラー表示のピクトB,Cに変わる。よって、ユーザーは、ピクトがグレー表示からカラー表示に変わるのを見て、ビデオ情報及びオーディオ情報のストリーミングセッションが実際に確立したかどうかを個別に知ることができる。したがって、ユーザーは、オーディオ用ストリーミングセッションが実際に確立できていない場合には、これを容易に認識できるようになる。その結果、ユーザーは、コンテンツを再生しても音が出力されない原因がセッションの不確立でない場合に、オーディオ用ストリーミングセッションが確立できていないと誤って判断してしまって、ストリーミングセッションを確立し直すための操作を繰り返し行うという無用な作業を行う事態を防ぐことができる。なお、コンテンツを再生しても液晶ディスプレイ27に画像が表示されない原因がセッションの不確立でない場合も、同様である。
また、本動作例1では、一部のストリーミングセッションしか確立できなかった場合に、そのコンテンツを再生するか否かの選択操作をユーザーに促すための警告メッセージをユーザーに液晶ディスプレイ27に表示する。これにより、その警告メッセージを受けたユーザーは、確立されたセッションのみを通じてコンテンツの再生を行うか否かを選択することができる。よって、一部のセッションしか確立されていない不十分な状態でも、ユーザーはコンテンツを再生するかしないかを自分の意志で決定できるようになる。
〔動作例2〕
次に、本発明の特徴部分であるセッション確立報知処理の他の例(以下、本例を「動作例2」という。)について説明する。
図11は、本動作例2に係るセッション確立報知処理の流れを示すフローチャートである。上記S5でSDPデータを保存したアプリケーションプログラム実行管理部214は、まず、そのSDPデータを参照し(S31)、これに記述されているストリーミングIDを読み出す。なお、本動作例2の通信シーケンスは、この段階でピクト表示を行わない点を除いて、図9に示したものと同様である。アプリケーションプログラム実行管理部214は、図9に示すように、まず、SDPデータに記述されたストリーミングIDのうち、オーディオ用ストリーミングセッションを確立するためのセッション確立要求(SETUPコマンド)を、主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する(S32)。このセッション確立要求がストリーミングサーバ11に受信され、かつ、ストリーミングサーバ11が本携帯電話機20との間にオーディオ用ストリーミングセッションを確立したら、ストリーミングサーバ11は、その旨の応答を携帯電話機20へ送信する。これを受信した携帯電話機20は、送信したセッション確立要求に係るオーディオ用ストリーミングセッションが確立したものと判断し(S33)、オーディオ用ピクトBを表示するための表示命令を出力部216へ出力する(S34)。これにより、図12(b)に示すように、オーディオ用ピクト(接続確立報知画像)Bがピクト表示領域Aにカラー表示される。
この段階では、SDPデータに記述されたストリーミングIDの全てについてセッション確立要求を送信していないので(S35)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、まだ送信されていないビデオ用ストリーミングセッションを確立するためのセッション確立要求(SETUPコマンド)を、主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する(S32)。このセッション確立要求がストリーミングサーバ11に受信され、かつ、ストリーミングサーバ11が本携帯電話機20との間にビデオ用ストリーミングセッションを確立したら、ストリーミングサーバ11は、その旨の応答を携帯電話機20へ送信する。これを受信した携帯電話機20は、送信したセッション確立要求に係るビデオ用ストリーミングセッションが確立したものと判断し(S33)、ビデオ用ピクトCを表示するための表示命令を出力部216へ出力する(S34)。これにより、図12(c)に示すように、ビデオ用ピクト(接続確立報知画像)Cがピクト表示領域Aにカラー表示される。
このようにして、すべてのストリーミングセッションが確立したら(S36)、本セッション確立報知処理は終了する。
なお、オーディオ用とビデオ用のストリーミングセッションの両方とも確立できなかった場合、いずれか一方のみが確立できなかった場合についての処理は、上記動作例1の場合と同様の動作処理がなされる。
以上、本動作例2によれば、ストリーミングセッションが確立したと判断されたときに、そのセッションが確立した旨をユーザーに報知するためのピクトB,Cが液晶ディスプレイ27に表示される。よって、ユーザーは、このピクトB,Cを見ることで、そのコンテンツを適切に再生するために確立すべき全てのセッションが確立したかどうかを知ることができる。その結果、仮にオーディオ用ストリーミングセッションが確立されないままコンテンツの再生が行われて、液晶ディスプレイ27に画像は表示されているが音は出力されていないという事態が起きた場合でも、ユーザーは、オーディオ用ピクトBを見ることで、オーディオ用ストリーミングセッションが確立できていないと誤って判断してしまって、ストリーミングセッションを確立し直すための操作を繰り返し行うという無用な作業を行う事態を防ぐことができる。なお、ビデオ用ストリーミングセッションが確立されないままコンテンツの再生が行われて、音は出力されているが液晶ディスプレイ27に画像は表示されていないという事態が起きた場合も、同様である。
特に、再生対象のコンテンツが画像と音を含むものであることをユーザーが予め知っていれば、ユーザーは、オーディオ用ピクトBが表示されていないのを確認することで、音が出力されない原因がオーディオ用ストリーミングセッションの不確立であることを的確に把握することができる。この場合、上記動作例1の場合と同様に、ユーザーは、コンテンツを再生しても音が出力されない原因がセッションの不確立でない場合(例えば消音状態に設定している場合やマナーモード設定チュである場合)に、オーディオ用ストリーミングセッションが確立できていないと誤って判断してしまって、ストリーミングセッションを確立し直すための操作を繰り返し行うという無用な作業を行う事態を防ぐことができる。なお、コンテンツを再生しても液晶ディスプレイ27に画像が表示されない原因がセッションの不確立でない場合も、同様である。
なお、上述した実施形態では、必要接続報知画像及び接続確立報知画像をピクト表示する場合について説明したが、他の表示方法により表示してもよい。
また、上述した実施形態では、確立すべきストリーミングセッションがオーディオ情報とビデオ情報の2つのセッションである場合について説明したが、テキスト情報(文字情報)などの他のコンテンツ構成情報をストリーミング配信するためのセッションについても同様である。
また、本発明は、上述した携帯電話機20に限らず、ストリーミング再生が可能な他のストリーミング受信再生端末に対しても有用である。
実施形態における携帯電話機の動作例1に係るセッション確立報知処理の流れを示すフローチャート。 同携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図。 同移動体通信システムを構成するストリーミングサーバのハードウェア構成を示す概略構成図。 同携帯電話機の外観を示す正面図。 同携帯電話機のハードウェア構成を示す概略構成図。 同携帯電話機の主要部を抽出して示したブロック図。 同携帯電話機におけるソフトウェア構造の説明図。 同携帯電話機でコンテンツをストリーミング再生する際の処理動作の流れを示すフローチャート。 同携帯電話機でコンテンツをストリーミング再生する際に確立すべきセッションが全て確立できたときの通信手順を示すシーケンスフロー図。 乃至(d)は、動作例1において同携帯電話機の液晶ディスプレイに表示されるコンテンツ再生用画面の説明図。 携帯電話機の動作例2に係るセッション確立報知処理の流れを示すフローチャート。 乃至(d)は、動作例2において同携帯電話機の液晶ディスプレイに表示されるコンテンツ再生用画面の説明図。 従来の携帯電話機でコンテンツをストリーミング再生する際の通信手順を示すシーケンスフロー図。
符号の説明
10 携帯電話通信網
11 ストリーミングサーバ
20 携帯電話機
21 テンキー
27 液晶ディスプレイ
213 操作部
214 アプリケーションプログラム実行管理部
215 主制御部
216 出力部
A ピクト表示領域
B’ オーディオ用ピクト(グレー表示)
B オーディオ用ピクト(カラー表示)
C’ ビデオ用ピクト(グレー表示)
C ビデオ用ピクト(カラー表示)

Claims (4)

  1. 表示手段と、
    ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、
    該ストリーミングサーバからのストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続を認識するための接続情報データを該データ通信手段により受信したら、該接続情報データに基づいて、該確立すべき1又は2以上の接続を確立するための接続確立要求を該データ通信手段により該ストリーミングサーバへ送信するとともに、該接続を通じて該ストリーミングサーバから送信されてくるストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを再生するための受信再生処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、
    上記制御手段は、受信した上記接続情報データに基づいて、上記確立すべき1又は2以上の接続に個別に対応した必要接続報知画像を上記表示手段に表示する処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。
  2. 請求項1のストリーミングデータ受信再生端末において、
    上記制御手段は、上記確立すべき1又は2以上の接続が確立したか否かを該接続ごとに判断し、接続が確立したと判断したときには、その接続に対応する上記必要接続報知画像に代えて又はこれと一緒に、該接続が確立した旨を利用者に報知するための別の接続確立報知画像を上記表示手段に表示する処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。
  3. 表示手段と、
    ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、
    該ストリーミングサーバからのストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続を認識するための接続情報データを該データ通信手段により受信したら、該接続情報データに基づいて、該確立すべき1又は2以上の接続を確立するための接続確立要求を該データ通信手段により該ストリーミングサーバへ送信するとともに、該接続を通じて該ストリーミングサーバから送信されてくるストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを再生するための受信再生処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、
    上記制御手段は、上記確立すべき1又は2以上の接続が確立したか否かを該接続ごとに判断し、接続が確立したと判断したときには、その接続が確立した旨を利用者に報知するための接続確立報知画像を、該接続ごとに個別に上記表示手段に表示する処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。
  4. 請求項1、2又は3のストリーミングデータ受信再生端末において、
    利用者に対して情報を報知する情報報知手段と、
    操作手段とを有し、
    上記制御手段は、受信した上記接続情報データに基づいて確立すべき接続数が2以上であると判断した場合、その確立すべき2以上の接続が所定時間内に確立したか否かを該接続ごとに判断し、該確立すべき2以上の接続のうちの一部しか接続が確立しなかったと判断したときには、ストリーミングデータの再生を行うか否かの該操作手段に対する選択操作を利用者に促すための情報を該情報報知手段により報知し、該操作手段に対して再生する旨の選択操作がなされたときには確立された接続のみを通じて上記受信再生処理を行い、該操作手段に対して再生しない旨の選択操作がなされたときには確立された接続を切断するための処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。
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