JP2006092461A - ストリーミングデータ受信再生端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本端末は、表示手段、データ通信手段及び制御手段を備える。制御手段は、サーバからのストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続を認識するための接続情報データをデータ通信手段により受信したら、その接続情報データに基づいて、確立すべき1又は2以上の接続を確立するための接続確立要求をデータ通信手段によりサーバへ送信するとともに、その接続を通じてサーバから送信されてくるストリーミングデータをデータ通信手段により受信してこれを再生するための受信再生処理を行う。また、制御手段は、受信した接続情報データに基づいて、確立すべき1又は2以上の接続に個別に対応した必要接続報知画像を表示手段に表示する処理を行う。
【選択図】 図1
Description
一例を挙げると、ストリーミングデータ受信再生端末の仕様がサーバから個別のセッションを通じて配信されるストリーミングデータの一部に対応していない場合などが原因で、確立すべきストリーミングセッションの一部が確立されない事態が起こり得る。例えば、再生対象のコンテンツが画像情報と音情報とから構成されるものである場合に、ストリーミングデータ受信再生端末がその音情報のコーデックに対応していないこと等が原因で、画像情報用のストリーミングセッションのみが確立し、音情報用のストリーミングセッションが確立できないという事態が起こり得る。この場合、サーバが、確率した画像情報用のセッションのみを用いてストリーミングデータを送信可能に構成されたものであるとき、ストリーミングデータ受信再生端末側では、その画像情報に基づく画像は表示手段に表示されるが、その音情報に基づく音は音出力手段から出力されないという事態が発生する。利用者は、そのコンテンツについての説明を受けるなどして、そのコンテンツが、画像情報と音情報とから構成されていることを予め知ることは可能である。そして、これを知っていれば、利用者は、表示手段に画像は表示されているが音は出力されていないという事態が起きたときに、その音情報用のストリーミングセッションが確立できていないことが原因ではないかと、推測することが可能となる。その結果、受信再生処理をやり直してもう一度ストリーミングセッションの確立をし直すという適切な作業を行うことが可能となる。
しかし、再生対象のコンテンツが、画像情報と音情報とから構成されているということを、利用者が知らない場合が多い。そのため、利用者は、上記のように表示手段に画像は表示されているが音は出力されていないという事態が起きたとき、そのコンテンツは画像情報のみのコンテンツなのか、それともそのコンテンツは画像情報と音情報の組合せからなるコンテンツであるが音情報用のストリーミングセッションが確立できていないだけなのかを、適切に判断することができない。その結果、利用者は、例えば再生対象のコンテンツが画像情報のみのコンテンツであると誤って判断してしまった場合、これに気づかずに、そのコンテンツの音を聞くことなく再生を終えてしまうという問題があった。
一例を挙げると、従来のストリーミングデータ受信再生端末としての携帯電話機には、電話の着信音を外部スピーカから出力しないように動作するマナーモードと呼ばれる動作モードが備わっている。このような携帯電話機の中には、コンテンツの受信再生処理を開始する前にすでにマナーモードに設定されていれば、そのコンテンツの音が外部スピーカから出力されないというものがある。この携帯電話機において、マナーモード設定中にコンテンツの受信再生処理を開始してコンテンツを再生した場合、そのコンテンツのコンテンツ構成情報に音情報が含まれているものであっても、外部スピーカから音が出力されない。この場合、利用者は、そのコンテンツについての説明を受けるなどして、そのコンテンツが画像情報と音情報とから構成されていてそれぞれ別個のストリーミングセッションを通じて配信されることを予め知っていたとしても、マナーモードの設定中が原因でコンテンツの音が出力されないのか、音情報用のストリーミングセッションが確立できていないことが原因でコンテンツの音が出力されないのかを、適切に判断することができなかった。そのため、その原因が後者であると誤って判断してしまった利用者は、ストリーミングセッションを確立し直すための操作を繰り返し行うという無用な作業を強いられるという問題があった。
なお、マナーモード設定中に受信再生処理を開始する場合に限らず、外部スピーカからの出力音量が小さく設定されている場合など他の場合においても、同様に、利用者はコンテンツの音が外部スピーカから出力されない原因を適切に判断できず、無用な作業を行うことになる。
また、第2の目的は、確立すべき接続の一部が確立されない事態を利用者が容易に知ることが可能なストリーミングデータ受信再生端末を提供することである。
このストリーミングデータ受信再生端末においては、ストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続に個別に対応した必要接続報知画像が表示手段に表示される。よって、利用者は、この必要接続報知画像を見るだけで、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続の種類を知ることができる。
このストリーミングデータ受信再生端末においては、接続が確立したと判断されたときに、その接続に対応する必要接続報知画像に代えて又はこれと一緒に、その必要接続報知画像とは別の接続確立報知画像が表示手段に表示される。よって、利用者は、その必要接続報知画像及び接続確立報知画像を見ることで、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続に加え、確立すべき接続が実際に確立したかどうかを知ることができる。
このストリーミングデータ受信再生端末においては、接続が確立したと判断されたときに、その接続が確立した旨を利用者に報知するための接続確立報知画像が表示手段に表示される。よって、利用者は、ストリーミングデータを受信するために確立すべき接続を予め知っていれば、この接続確立報知画像を見ることで、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続の一部が確立されない事態が生じても、これを利用者は知ることができる。
コンテンツを適切に再生するのに2以上の接続が必要な場合に、その一部しか接続が確立されなかったとき、利用者に対して不十分なコンテンツを提供することになる。このように不十分なコンテンツが提供されるのを防止するために、すべての接続が確立されるまでコンテンツの再生を禁止するという方法を採用することが考えられる。しかし、不十分なコンテンツでもかまわないと要望する利用者も想定することができる。例えば、確立できていない一部の接続がコンテンツ構成情報であっても、当該コンテンツがライブ型コンテンツである場合には、接続し直している間のコンテンツ部分が再生できないよりは、不十分な状態でもそのままコンテンツを再生したいと要望する利用者も多いと考えられる。また、非常に人気のあるコンテンツであって、接続を確立することが困難ですべての接続をやり直すとせっかく確立できた接続も確立できなくなるおそれがあるような場合にも、不十分な状態のままコンテンツを再生したいと要望する利用者も多いと考えられる。
そこで、本ストリーミングデータ受信再生端末においては、確立すべき2以上の接続のうちの一部しか所定時間内に接続が確立されなかったときに、再生対象のコンテンツを再生するか否かの選択操作を利用者に促すための情報を利用者に報知する。この報知を受けた利用者は、確立された接続のみを通じて受信再生処理を行うか否かを選択することができる。そして、操作手段に対して再生する旨の選択操作を行った場合には、確立された接続のみを通じて受信再生処理が行われ、コンテンツが再生される。一方、操作手段に対して再生しない旨の選択操作を行った場合には、確立された接続が切断され、利用者は、もう一度接続の確立をやり直すことが可能となる。
また、上記ストリーミングデータ受信再生端末における制御は、これに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
特に、請求項2の発明によれば、再生対象のコンテンツを適切に再生するために確立すべき接続が実際に確立したかどうかを容易に知ることができるという優れた効果が奏される。
請求項3の発明によれば、確立すべき接続を利用者が予め知っていることを条件に、確立すべき接続の一部が確立されない事態を利用者が容易に知ることができるという優れた効果が奏される。これにより、確立すべき接続の一部が確立されない事態が起きたことを利用者が容易に知る方法がなかったために従来生じていた種々の問題を解決することができる。
請求項4の発明によれば、一部の接続しか確立されていない不十分な状態でも、利用者の選択によりそのままコンテンツを再生することが可能となるという優れた効果が奏される。
図2は、本実施形態に係る携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図である。
この移動体通信システムにおいて、ユーザーが使用する携帯電話機20は、ユーザーによって登録されたアプリケーションプログラムを実行可能な構成を有している。本実施形態において、このアプリケーションプログラムは、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミング等によって開発されたものである。このようなアプリケーションプログラムとしては、JAVA(登録商標。以下同様。)で記述されたアプリケーションプログラム、C++言語で記述されたアプリケーションプログラム、BREW(登録商標。以下同様。)のアプリケーション実行環境上で動作するアプリケーションプログラムなどが挙げられる。また、アプリケーションプログラムは、C言語やアセンブリ言語等で記述された構造化プログラムであってもよい。この携帯電話機20は、ネットワークとしての携帯電話通信網10に接続可能である。また、この携帯電話通信網10には、コンテンツデータを配信するストリーミングサーバ11が接続されている。このストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じて、コンテンツデータに基づくストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信する。
このストリーミングサーバ11は、システムバス100、CPU101、内部記憶装置、外部記憶装置104、入力装置105及び出力装置106を備えている。上記内部記憶装置は、RAM102やROM103等で構成されている。上記外部記憶装置104は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置105は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置106は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。更に、このストリーミングサーバ11は、携帯電話通信網10を介して各ユーザーの携帯電話機20と通信するための通信手段としての携帯電話用通信装置107を備えている。
この携帯電話機20は、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機であり、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなる内部制御装置、入力装置204、出力装置205及び携帯電話用通信装置206を備えている。CPU201やRAM202等の構成要素は、システムバス200を介して、互いに各種データや後述のアプリケーションプログラムの命令等のやり取りを行っている。上記入力装置204は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)21、通話開始キー22、終話キー23、スクロールキー24、多機能キー25、マイク26などから構成されている。上記出力装置205は、表示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)27、通話用スピーカ28、図示しない外部スピーカ等から構成されている。上記携帯電話用通信装置206は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機や上記ストリーミングサーバ11と通信するためのものである。また、RAM202内には、後述する電話機プラットフォームが管理する第1の記憶手段としてのプラットフォーム用記憶領域と、後述するアプリケーション実行環境上で管理される第2の記憶手段としてのアプリケーション用記憶領域とが存在する。本実施形態において、RAM202及びROM203は、データ記憶手段として機能する。
この携帯電話機20は、電話通信部211及びデータ通信手段としてのデータ通信部212、操作手段としての操作部213、アプリケーションプログラム実行手段としてのアプリケーションプログラム実行管理部214、主制御部215、出力部216等により構成される。
上記データ通信部212は、上記電話通信部211と同様に、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機とメールのやり取りを行ったり、携帯電話通信網10からゲートウェイサーバを介して、インターネット等の外部のネットワークに接続し、インターネット上での電子メールのやり取りやWebページの閲覧等を行ったりするためのものである。また、このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して、ストリーミングサーバ11が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードするためにも用いられる。
図8は、携帯電話機20でコンテンツをストリーミング再生する際の携帯電話機20の処理動作の流れを示すフローチャートである。また、図9は、携帯電話機20でコンテンツをストリーミング再生する際に確立すべきセッションが全て確立できたときの通信手順を示すシーケンスフロー図である。
コンテンツデータを再生しようとする場合、まず、ユーザーは、操作部213のキーを操作し、ブラウザを起動する(S1)。そして、操作部213のキーを操作して、ストリーミングサーバ11のコンテンツ選択サイトのURLを入力し、アクセスする(S2)。これにより、ブラウザを実行する主制御部215は、そのURLによって特定されるストリーミングサーバ11に対してリクエストを送信する。このリクエストを受けたストリーミングサーバ11は、そのリクエストの送信元である携帯電話機20に向けて、そのリクエストに係るコンテンツ選択サイトの画面(コンテンツリスト画面)をレスポンスとして送信する。その後、ユーザーは、操作部213のキーを操作して、LCD27上に表示された画面のコンテンツリストの中から自分が希望するコンテンツを選択する(S3)。これを受けて、図7に示した電話機プラットフォームすなわち図6に示した主制御部215に、アプリケーションプログラムの実行指示が入力される。これにより、主制御部215は、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムを読み出してこれを起動する(S4)。アプリケーションプログラムが起動すると、図7に示したアプリケーション実行環境すなわち図6に示したアプリケーションプログラム実行管理部214上で、そのアプリケーションプログラムが動作する。なお、このアプリケーションプログラムは、予め携帯電話機20のROM203に記憶されたものでも、外部からダウンロードしてRAM202に記憶されたものでもよい。
次に、本発明の特徴部分であるセッション確立報知処理の一例(以下、本例を「動作例1」という。)について説明する。
図1は、本動作例1に係るセッション確立報知処理の流れを示すフローチャートである。上記S5でSDPデータを保存したアプリケーションプログラム実行管理部214は、まず、そのSDPデータを参照し(S21)、これに記述されているストリーミングIDを読み出す。そして、読み出したストリーミングIDの全てについて、ピクトを液晶ディスプレイ27にグレー表示するための表示命令を出力部216へ出力する(S22)。ここでは、SDPデータ中に、ビデオ用ストリーミングセッションのストリーミングIDと、オーディオ用ストリーミングセッションのストリーミングIDの2つが記述されていたものとする。この場合、図10(a)に示すように、これらのストリーミングIDにそれぞれ対応するピクト(必要接続報知画像)B’,C’が個別にピクト表示領域Aに表示される。この段階では、まだセッション確立要求をストリーミングサーバ11へ送信していないので、各ストリーミングIDに対応するストリーミングセッションは確立されていない。したがって、図10(a)に示すように、各ピクトB’,C’はいずれもグレー表示にされている。
なお、ビデオ用ストリーミングセッションは確立されたがオーディオ用ストリーミングセッションが確立されなかった場合も、同様である。
一方、確立すべきストリーミングセッションのピクト表示によりユーザーに報知するだけでは、コンテンツ再生時に音が出ない場合等に、その原因がセッションの不確立によるものかどうかを容易に判断することができない。本動作例1においては、ストリーミングセッションが確立したときには、そのセッションに対応するグレー表示のピクトB’,C’がカラー表示のピクトB,Cに変わる。よって、ユーザーは、ピクトがグレー表示からカラー表示に変わるのを見て、ビデオ情報及びオーディオ情報のストリーミングセッションが実際に確立したかどうかを個別に知ることができる。したがって、ユーザーは、オーディオ用ストリーミングセッションが実際に確立できていない場合には、これを容易に認識できるようになる。その結果、ユーザーは、コンテンツを再生しても音が出力されない原因がセッションの不確立でない場合に、オーディオ用ストリーミングセッションが確立できていないと誤って判断してしまって、ストリーミングセッションを確立し直すための操作を繰り返し行うという無用な作業を行う事態を防ぐことができる。なお、コンテンツを再生しても液晶ディスプレイ27に画像が表示されない原因がセッションの不確立でない場合も、同様である。
また、本動作例1では、一部のストリーミングセッションしか確立できなかった場合に、そのコンテンツを再生するか否かの選択操作をユーザーに促すための警告メッセージをユーザーに液晶ディスプレイ27に表示する。これにより、その警告メッセージを受けたユーザーは、確立されたセッションのみを通じてコンテンツの再生を行うか否かを選択することができる。よって、一部のセッションしか確立されていない不十分な状態でも、ユーザーはコンテンツを再生するかしないかを自分の意志で決定できるようになる。
次に、本発明の特徴部分であるセッション確立報知処理の他の例(以下、本例を「動作例2」という。)について説明する。
図11は、本動作例2に係るセッション確立報知処理の流れを示すフローチャートである。上記S5でSDPデータを保存したアプリケーションプログラム実行管理部214は、まず、そのSDPデータを参照し(S31)、これに記述されているストリーミングIDを読み出す。なお、本動作例2の通信シーケンスは、この段階でピクト表示を行わない点を除いて、図9に示したものと同様である。アプリケーションプログラム実行管理部214は、図9に示すように、まず、SDPデータに記述されたストリーミングIDのうち、オーディオ用ストリーミングセッションを確立するためのセッション確立要求(SETUPコマンド)を、主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する(S32)。このセッション確立要求がストリーミングサーバ11に受信され、かつ、ストリーミングサーバ11が本携帯電話機20との間にオーディオ用ストリーミングセッションを確立したら、ストリーミングサーバ11は、その旨の応答を携帯電話機20へ送信する。これを受信した携帯電話機20は、送信したセッション確立要求に係るオーディオ用ストリーミングセッションが確立したものと判断し(S33)、オーディオ用ピクトBを表示するための表示命令を出力部216へ出力する(S34)。これにより、図12(b)に示すように、オーディオ用ピクト(接続確立報知画像)Bがピクト表示領域Aにカラー表示される。
なお、オーディオ用とビデオ用のストリーミングセッションの両方とも確立できなかった場合、いずれか一方のみが確立できなかった場合についての処理は、上記動作例1の場合と同様の動作処理がなされる。
特に、再生対象のコンテンツが画像と音を含むものであることをユーザーが予め知っていれば、ユーザーは、オーディオ用ピクトBが表示されていないのを確認することで、音が出力されない原因がオーディオ用ストリーミングセッションの不確立であることを的確に把握することができる。この場合、上記動作例1の場合と同様に、ユーザーは、コンテンツを再生しても音が出力されない原因がセッションの不確立でない場合(例えば消音状態に設定している場合やマナーモード設定チュである場合)に、オーディオ用ストリーミングセッションが確立できていないと誤って判断してしまって、ストリーミングセッションを確立し直すための操作を繰り返し行うという無用な作業を行う事態を防ぐことができる。なお、コンテンツを再生しても液晶ディスプレイ27に画像が表示されない原因がセッションの不確立でない場合も、同様である。
また、上述した実施形態では、確立すべきストリーミングセッションがオーディオ情報とビデオ情報の2つのセッションである場合について説明したが、テキスト情報(文字情報)などの他のコンテンツ構成情報をストリーミング配信するためのセッションについても同様である。
また、本発明は、上述した携帯電話機20に限らず、ストリーミング再生が可能な他のストリーミング受信再生端末に対しても有用である。
11 ストリーミングサーバ
20 携帯電話機
21 テンキー
27 液晶ディスプレイ
213 操作部
214 アプリケーションプログラム実行管理部
215 主制御部
216 出力部
A ピクト表示領域
B’ オーディオ用ピクト(グレー表示)
B オーディオ用ピクト(カラー表示)
C’ ビデオ用ピクト(グレー表示)
C ビデオ用ピクト(カラー表示)
Claims (4)
- 表示手段と、
ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、
該ストリーミングサーバからのストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続を認識するための接続情報データを該データ通信手段により受信したら、該接続情報データに基づいて、該確立すべき1又は2以上の接続を確立するための接続確立要求を該データ通信手段により該ストリーミングサーバへ送信するとともに、該接続を通じて該ストリーミングサーバから送信されてくるストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを再生するための受信再生処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、
上記制御手段は、受信した上記接続情報データに基づいて、上記確立すべき1又は2以上の接続に個別に対応した必要接続報知画像を上記表示手段に表示する処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。 - 請求項1のストリーミングデータ受信再生端末において、
上記制御手段は、上記確立すべき1又は2以上の接続が確立したか否かを該接続ごとに判断し、接続が確立したと判断したときには、その接続に対応する上記必要接続報知画像に代えて又はこれと一緒に、該接続が確立した旨を利用者に報知するための別の接続確立報知画像を上記表示手段に表示する処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。 - 表示手段と、
ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、
該ストリーミングサーバからのストリーミングデータを受信するために確立すべき1又は2以上の接続を認識するための接続情報データを該データ通信手段により受信したら、該接続情報データに基づいて、該確立すべき1又は2以上の接続を確立するための接続確立要求を該データ通信手段により該ストリーミングサーバへ送信するとともに、該接続を通じて該ストリーミングサーバから送信されてくるストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを再生するための受信再生処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、
上記制御手段は、上記確立すべき1又は2以上の接続が確立したか否かを該接続ごとに判断し、接続が確立したと判断したときには、その接続が確立した旨を利用者に報知するための接続確立報知画像を、該接続ごとに個別に上記表示手段に表示する処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。 - 請求項1、2又は3のストリーミングデータ受信再生端末において、
利用者に対して情報を報知する情報報知手段と、
操作手段とを有し、
上記制御手段は、受信した上記接続情報データに基づいて確立すべき接続数が2以上であると判断した場合、その確立すべき2以上の接続が所定時間内に確立したか否かを該接続ごとに判断し、該確立すべき2以上の接続のうちの一部しか接続が確立しなかったと判断したときには、ストリーミングデータの再生を行うか否かの該操作手段に対する選択操作を利用者に促すための情報を該情報報知手段により報知し、該操作手段に対して再生する旨の選択操作がなされたときには確立された接続のみを通じて上記受信再生処理を行い、該操作手段に対して再生しない旨の選択操作がなされたときには確立された接続を切断するための処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。
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