JP5332421B2 - 計測レコーダ・システム - Google Patents

計測レコーダ・システム Download PDF

Info

Publication number
JP5332421B2
JP5332421B2 JP2008228499A JP2008228499A JP5332421B2 JP 5332421 B2 JP5332421 B2 JP 5332421B2 JP 2008228499 A JP2008228499 A JP 2008228499A JP 2008228499 A JP2008228499 A JP 2008228499A JP 5332421 B2 JP5332421 B2 JP 5332421B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement
recorder
master
time
measurement recorder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008228499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010060502A (ja
Inventor
吉宏 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2008228499A priority Critical patent/JP5332421B2/ja
Publication of JP2010060502A publication Critical patent/JP2010060502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5332421B2 publication Critical patent/JP5332421B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

本発明は、複数の計測レコーダ間で時刻同期をとる計測レコーダ・システムに関し、特に、複数の計測レコーダのいずれかに故障が発生しても、残りの計測レコーダ間では時刻同期をとることができる計測レコーダ・システムに関する。
一般に、計測レコーダは工場内の広域エリアに分散して配置され、多数の測定ポイントのデータを記録する。また、これらの計測レコーダで測定されたデータを相互に関連付けるためには高精度な時刻同期を行うことが必要とされる。
しかし、長期間に渡る測定を計測レコーダに内蔵された時計で行うと、それぞれ時計の誤差が累積して高精度に時刻同期を行えないという問題がある。
そこで、近年の計測レコーダは、ネットワークを利用して複数の計測レコーダを分散して接続し、これら計測レコーダ間で種々の方法を用いた時刻同期を行い、所定の時刻における測定データを収集している。ネットワークを利用した時刻同期の方法には次のような特許文献がある。
特開2001―356182号公報
以下、図面を参照して一般的な計測レコーダを説明する。図11において、計測レコーダ10は、センサ110,111,112で測定した値を時系列に記録紙またはメモリに記録するものである。
図12は計測レコーダ10の構成図である。水晶発振子11はクロック信号501を出力する。RTC(リアル・タイム・クロック)12は、一定の周期でCPU13に割り込み信号502を発行する。
CPU13は、この割り込み信号502を受け取ってA/D(A/Dコンバータ)14,15,16にデータ取得要求503を出力する。A/D14,15,16はセンサ110,111,112の測定値をデジタル値に変換し、CPU13に出力する。
このように、従来は1台の計測レコーダ10に複数台のセンサ110,111,112を接続した場合、RTC12から出力される割り込み信号502を同期信号として測定値を取得するため、センサ110,111,112間の測定の同時性を保証することができる。
しかし、図13に示すように複数台の計測レコーダ10,20,30を使用して、センサ110〜112、120〜122、130〜132で測定したデータを記録する場合、計測レコーダ10,20,30間では記録したデータの同時性を保証できない場合がある。
特に、これらの計測レコーダ10,20,30を接続するネットワークがイーサネット(登録商標)L(登録商標)の場合には、図示しないパーソナルコンピュータ,プリンタ等の一般OA機器、更にはPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ),I/Oモジュール等の産業用デバイスに至るまで多数の機器が接続されており、様々なデータがやり取りされている。
従って、例えば異なる計測レコーダに接続されたセンサ110,120,及び130における測定値をたがいに比較・演算する場合には、各々のセンサ110,120,130で測定したデータの同時性が保証されず、比較・演算結果の信頼性が低いという問題がある。
また、他の問題として、システム全体の故障耐性の問題がある。例えば、図14のように1台の計測レコーダ40をマスタとすると共に、その他の計測レコーダ10,20,30をスレーブとし、計測レコーダ40から同期信号510を発行するシステムの場合、マスタである計測レコーダ40が予期せぬ事由により動作不能に陥ると復帰が極めて困難となる。
さらに、図14のようなシステムを構築すると、マスタとして稼動している計測レコーダ40のみならず、スレーブとして動作する計測レコーダ10,20,30の全てが時刻同期をとることができない 。
また、一般に、専用線を用いて同期信号を配信する方法がある。この方法を用いた場合、専用線上に流れる信号が同期信号のみに限定されるため、信号の伝達遅延時間(RTT:Round Trip Time)が常に一定となり、精度の高い同期動作が期待できる。
しかし、専用線の敷設コストがかかり、システム全体の配線が煩雑になるという問題が生じる。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたものであり、複数の計測レコーダ間で時刻同期をとることができ、特に、複数の計測レコーダのいずれかに故障が発生しても、残りの計測レコーダ間では時刻同期をとることができる計測レコーダ・システムを提供することを目的とする。
この様な課題を達成するために本発明は次の構成を備える。
(1) ネットワークを介して接続された複数の計測レコーダ間における測定時刻の同期をとる計測レコーダ・システムにおいて、
前記複数の計測レコーダ間の測定時刻の同期を取る信号を出力するマスタと、
このマスタが通信不能となった場合に自己の機器情報を前記ネットワークに出力すると共に、自己の機器情報と他の前記計測レコーダから配信されてきた機器情報を比較し、新たにマスタとなる前記計測レコーダを決定する複数のスレーブと、
を備え、
前記計測レコーダは、
リアル・タイム・クロックと、
前記リアル・タイム・クロックからCPUに入力された割り込み信号の数をカウントするカウンタと、
を具備し、
前記カウンタのカウント数は前記計測レコーダにおける周期的に行われる各処理を実行する時間に対応付けられるとともに、特定のカウント数では実行すべき処理がなく、
スレーブとなっている前記計測レコーダは、マスタとなっている前記計測レコーダからの前記信号を受信した時点における前記カウンタのカウント数に基づき、前記特定のカウント数をスキップするか否かを決定することで、測定時刻をマスタとなっている前記計測レコーダにおける測定時刻に近づけることを特徴とする計測レコーダ・システム。
(2) スレーブとなっている前記計測レコーダは、
マスタとなっている前記計測レコーダに向けてデータを送信するデータ送信手段と、
前記データを受信した、マスタとなっている前記計測レコーダからの返信を受信するデータ受信手段と、
前記データ送信手段による送信時および前記データ受信手段による受信時における前記カウンタのカウント値の差に基づいて、マスタとなっている前記計測レコーダから自らの計測レコーダにデータが到達するまでの伝送遅延時間を算出する算出手段と、
を具備し、
スレーブとなっている前記計測レコーダは、前記算出手段における算出結果を加味して前記特定のカウント数をスキップするか否かを決定することを特徴とする請求項1に記載の計測レコーダ・システム。

本発明では次のような効果がある。マスタである計測レコーダが予期せぬ事由により動作不能に陥った場合、若しくは同期信号の伝達経路が予期せぬ事由により遮断された場合でも、スレーブとして動作していた計測レコーダが新たにマスタとして動作する計測レコーダを決定して時刻同期をとるので、障害に強い計測レコーダ・システムを提供することができる。
また、専用線を用いずに各計測レコーダ間で時刻同期をとることができる計測レコーダ・システムを提供することができる。
以下、図1を参照して本発明による計測レコーダ・システムの構成例を説明する。図1は本発明による計測レコーダ・システムの構成図である。ただし、図13,図14と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
計測レコーダ60,61,62は、ネットワークL2を介してイーサネット(登録商標)・ハブ300で接続されている。また、図1では、計測レコーダ62がマスタとなり同期信号520を出力し、イーサネット(登録商標)・ハブ300を介して計測レコーダ60,61に入力する。
次に、図2を参照して計測レコーダ60の構成を説明する。ただし、図12と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。また、計測レコーダ61,62については計測レコーダ60と同様の構成であるので説明を省略する。
図2は、図12の構成にカウンタ17を加えたものである。ここでカウンタ17は、RTC12から出力される割り込み信号502の回数をカウントするものであり、割り込み信号502が入力されると1ずつカウントアップされていき、測定周期毎に0にリセットされる。
このように、カウンタ17を導入することで、CPU13は、RTC12からの割り込み信号502を、カウンタ17のカウント値を参照することにより検出する。そして、CPU13は、カウンタ17のカウント値が所定の値になったことを確認し、A/D14,15,16に対してデータ取得要求503を出力するので、このデータ取得信号503は毎回決まったタイミングで出力される。
CPU13は、測定周期毎に、上述の要領で毎回決まったタイミングでA/D14,15,16に対してデータ取得要求503を発行し、センサ110,111,112で測定したデータを取得する。
ここで、RTC12から出力される割り込み信号502は、測定周期の1/10の間隔 (例えば測定周期が「100msec」であれば、割り込み信号502は「10msec」)毎に発行するようにRTC12を設定する。
次に、図2のカウンタ17の動作について図3を参照して説明する。図3のカウンタ17のカウント値は、割り込み信号502が入力されると1ずつカウントアップされる。また、「処理1」〜「処理8」は、例えば時刻の更新、A/D変換されたデータの記録等、各計測レコーダの製品仕様により定周期で実行する必要のある処理内容を示している。
例えば、「処理1」の実行内容である「A/D起動」は、図2のA/D14,15,16に対して測定値をデジタル値に変換する命令の発行を示しており、「処理7」の内容である「A/Dデータ受理」は、デジタル値に変換された測定値をA/D14,15,16から受信する処理を示している。
なお、これらの動作から分かるように、一般に計測レコーダ60においては、「処理1」の「A/D起動」が行われてから処理7の「A/Dデータ受理」までにある程度の時間を要する。
また、複数の計測レコーダ60,61,62間で測定同期を実現するため、図3に示すカウンタ17のカウント値が「9」のときのように、「処理」を行わない空隙を1箇所設けておく。
また、同期信号を配信するマスタである計測レコーダ62は、カウンタ17のカウント値が「0」のときに同期信号を配信する。
次に、図1を参照して測定同期の方法について説明する。スレーブである計測レコーダ60,61は、マスタである計測レコーダ62から送信される同期信号520を受信した時点のカウンタ17のカウンタ値(例えば「6」)を保持する。
マスタである計測レコーダ62がスレーブである計測レコーダ61へ同期信号520を送信するタイミングは、図3で説明したようにカウンタ17のカウント値が「0」の時点である。
従って、スレーブである計測レコーダ61が同期信号520を受信したときのカウンタ17のカウンタ値(上記「6」)から、後述する伝達遅延時間 (RTT:Round Trip Time)に相当するカウント値を引いた値がマスタである計測レコーダ62とスレーブである計測レコーダ61との測定タイミングの差(カウント数)となる。
ここで伝達遅延時間RTTは次のように求める。すなわち、スレーブである計測レコーダ61から伝送遅延時間を測定するためのデータ(RTT計測用データ)をマスタである計測レコーダ62に出力し、マスタである計測レコーダ62はこのRTT測定用データをそのままスレーブである計測レコーダ61に返信する。
スレーブである計測レコーダ61は、このRTT計測用データを受信した時点における自己のカウンタ17のカウンタ値(例えば「8」)を読む。このとき、スレーブである計測レコーダ61内のカウンタ17のカウンタ値「8」(RTT計測用データがスレーブ計測レコーダ61とマスタ計測レコーダ62とを往復する時間)を2で割った値がマスタである計測レコーダ60からスレーブである計測レコーダ61にデータが到達するまでの伝達遅延時間RTT(8/2=4)である。
尚、カウンタ17のカウント値と伝送遅延時間の関係は1対1となるように設定されているものとする。(つまり、伝送遅延時間が「1」でカウンタのカウント値が「1」。)
また、測定タイミングの差(ここでは、マスタ計測レコーダ60から同期信号を受信した時点のスレーブ計測レコーダ61内カウンタ17のカウント値である「6」−伝送遅延時間「4」相当のカウント値=「2」)は、図3の処理の隙間(カウンタ17のカウント値「9」)をスキップし、スレーブである計測レコーダ61とマスタである計測レコーダ62との間で生じた測定タイミングのズレを吸収する。この様子を表したのが図4であり、スレーブとなる計測レコーダ61のCPU13が遅延時間を考慮してカウント「9」をスキップし、カウント「0」とする。
図4は、遅延時間を吸収するため、符号601のように本来カウンタ17のカウント値が「9」となるところをスキップし、カウント値を「0」としている。また、カウントのスキップは、測定周期毎に、差の量(カウント数)に応じて複数回行われる。尚、ここでは測定タイミングの差が「2」なので、カウンタ17のカウント値「9」のスキップを2回行う。
このように、測定タイミングのズレを処理の隙間を利用して吸収する(カウント値「9」をスキップする)ので、計測レコーダ60,61間で記録したデータの同時性を保証できる。
一方、マスタである計測レコーダ62と、スレーブとなる他の計測レコーダ60との間のデータの測定同期を取る方式も上述と同様である。
尚、上記の測定同期は、処理の隙間であるカウント値「9」だけをスキップする方式を例示したが、処理の隙間が他のカウント値「m」(「m」は、上記の例では0≦m≦8となる整数)にもある場合は、カウント値「9」とともにそのカウント値「m」もスキップするようにしてもよい。これによれば、上記の例にあって、測定タイミングの差「2」を一度で解消できる。
次に、新たに計測レコーダがネットワークに参加する場合と、マスタとなる計測レコーダ62の決定方法とについて図5を参照して説明する。自己の計測レコーダが、「スレーブ」に設定されるか或いは「マスタ」に設定されるかは、次の方法で決定する。
図5において、計測レコーダ64が新規にネットワークL3に参加した場合、計測レコーダ64は既にマスタとなっている計測レコーダ60から同期信号が入力される。したがって、新たにネットワークL3に参加した計測レコーダ64は、ネットワークL3上にマスタが既に存在しているとみなし自己をスレーブとして動作する。
続いて、障害が発生したときのマスタの決定方法について説明する。図6のようにマスタである計測レコーダ60のネットワークL3が、何らかの障害により遮断された場合、スレーブとなっている計測レコーダ61〜64は、同期信号を受信することができない。
スレーブである計測レコーダ61〜64は、一定時間同期信号が受信できないと、マスタがネットワークL3から遮断され又はマスタが故障したものと判断し、新たにマスタとなる計測レコーダを決定する。
次に、新たなマスタとなる計測レコーダの決定方法を図7のフローチャートを参照して説明する。まず、各々の計測レコーダは自己の機器情報をネットワークL3に配信する(ステップSA1)。ここで、機器情報は、イーサネット(登録商標)・マック・アドレス、計測レコーダのシリアル番号等、ネットワークL3上で自己の計測レコーダを一意に決定し得るものを用いる。
計測レコーダは、他の計測レコーダから出力される機器情報を受信する(ステップSA2)。そして、自己の機器情報と他の計測レコーダから配信されてきた機器情報を比較し(ステップSA3)、計測レコーダ間の「共通ルール」によって、自己の計測レコードがマスタとなるかどうかを判定する(ステップSA4)。
ここで計測レコーダ間の「共通のルール」とは、例えばマック・アドレスが一番小さい計測レコーダをマスタとする、シリアル番号が一番大きい計測レコーダをマスタとするなどである。
マスタとなった計測レコーダは、ネットワークL3上に同期信号を配信する(ステップSA5)。一方、スレーブとなった計測レコーダは、マスタから配信される同期信号520を受信し、測定タイミングを調整する(ステップSA6)。
このように、マスタが接続されているネットワークL3が何らかの障害により遮断され、又はマスタが故障した場合でも、残りのスレーブがそれを検出して新たなマスタを決定するため、測定同期を継続して行うことができる。
次に、図8、図9を参照して伝送遅延時間RTTの算出方法を説明する。ここで、図8はネットワークL3に新たな計測レコーダ64が参加した場合の構成図であり、図9は図8の動作を説明するフローチャートである。
新たに計測レコーダ64がネットワークL3に参加し、スレーブとして動作する場合には、まずマスタとなる計測レコーダ60との間で信号の伝達遅延時間RTTを計測する。
ネットワークL3に参加した計測レコーダ64は、内部のカウンタ17のカウント値「0」の時点でマスタである計測レコーダ60に対して、RTT計測用データS530を送信する(ステップSB1)。
マスタである計測レコーダ60は、RTT計測用データS530を受信すると(ステップSB2)、このRTT計測用データS530をそのまま送信元の計測レコーダ64に返信する。
ここで、ネットワークL3に参加した計測レコーダ64は、計測レコーダ60から返信されたRTT計測用データS530を受信した時点における自己のカウンタ17のカウンタ値を読む。このときのカウンタ17のカウンタ値を2で割った値がマスタである計測レコーダ64からスレーブである計測レコーダ64にデータが到達するまでの伝達遅延時間RTTとなる(ステップSB3)。
また、伝送遅延時間の測定は複数回行い(ステップSB4)、その平均値を採用するようにしてもよい。これはイーサネット(登録商標)を使用した場合、多数の機器が接続されており様々なデータがやり取りされているため伝送遅延時間が安定しないからである。
また、所定の回数を計測した後、伝送遅延時間の標準偏差 (バラツキの大きさ) を求め(SB5)、既定値以上の場合はもう一度所定の回数の計測を行う(ステップSB4〜ステップSB7)ようにしてもよい。
このように、マスタとスレーブの間の平均伝送遅延時間を測定するので、伝達遅延時間が安定しないイーサネット(登録商標)上でも、正確な測定同期を行うことができる。
次に、図10を参照して本発明の応用例を説明する。図10に示す計測レコーダ70〜74は無線LAN(Local Area Network)通信部を備え、この無線LAN通信部で他の計測レコーダと通信を行う。
一般に無線LAN回線は、汎用イーサネット(登録商標)以上に外乱の影響を受けやすく、ネットワークの伝達遅延時間が安定しない。しかし、伝送時間の遅延の平均値を求めてその値を補償すれば、図8、図9の例と同様に伝送遅延時間の影響が少ない計測レコーダ・システムを提供できる。
本発明の計測レコーダ・システムの構成図である。 計測レコーダ60の構成図である。 カウンタのカウント値と処理の関係を表した説明図である。 カウントをスキップし測定タイミングのズレを吸収する様子を表した説明図である。 ネットワークL3に新たな計測レコーダが参加する場合の図面である。 マスタである計測レコーダ60が遮断された場合の説明図である。 図6のフローチャートである。 平均遅延時間を算出する場合の構成図である。 図8のフローチャートである。 本発明の応用例である。 従来の計測レコーダ10に複数のセンサ110,111,112が接続される様子を表した図面である。 従来の計測レコーダ10の構成図である。 複数の計測レコーダ10,20,30を使用した例である。 従来の時刻同期の方法を説明する図面である。
符号の説明
11 水晶発振子
12 RTC
13 CPU
14,15,16 A/D変換器
60,61,62 計測レコーダ
110,111,112 センサ
120,121,122 センサ
130,131,132 センサ
300 イーサネット(登録商標)・ハブ

Claims (2)

  1. ネットワークを介して接続された複数の計測レコーダ間における測定時刻の同期をとる計測レコーダ・システムにおいて、
    前記複数の計測レコーダ間の測定時刻の同期を取る信号を出力するマスタと、
    このマスタが通信不能となった場合に自己の機器情報を前記ネットワークに出力すると共に、自己の機器情報と他の前記計測レコーダから配信されてきた機器情報を比較し、新たにマスタとなる前記計測レコーダを決定する複数のスレーブと、
    を備え、
    前記計測レコーダは、
    リアル・タイム・クロックと、
    前記リアル・タイム・クロックからCPUに入力された割り込み信号の数をカウントするカウンタと、
    を具備し、
    前記カウンタのカウント数は前記計測レコーダにおける周期的に行われる各処理を実行する時間に対応付けられるとともに、特定のカウント数では実行すべき処理がなく、
    スレーブとなっている前記計測レコーダは、マスタとなっている前記計測レコーダからの前記信号を受信した時点における前記カウンタのカウント数に基づき、前記特定のカウント数をスキップするか否かを決定することで、測定時刻をマスタとなっている前記計測レコーダにおける測定時刻に近づけることを特徴とする計測レコーダ・システム。
  2. スレーブとなっている前記計測レコーダは、
    マスタとなっている前記計測レコーダに向けてデータを送信するデータ送信手段と、
    前記データを受信した、マスタとなっている前記計測レコーダからの返信を受信するデータ受信手段と、
    前記データ送信手段による送信時および前記データ受信手段による受信時における前記カウンタのカウント値の差に基づいて、マスタとなっている前記計測レコーダから自らの計測レコーダにデータが到達するまでの伝送遅延時間を算出する算出手段と、
    を具備し、
    スレーブとなっている前記計測レコーダは、前記算出手段における算出結果を加味して前記特定のカウント数をスキップするか否かを決定することを特徴とする請求項1に記載の計測レコーダ・システム。
JP2008228499A 2008-09-05 2008-09-05 計測レコーダ・システム Active JP5332421B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008228499A JP5332421B2 (ja) 2008-09-05 2008-09-05 計測レコーダ・システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008228499A JP5332421B2 (ja) 2008-09-05 2008-09-05 計測レコーダ・システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010060502A JP2010060502A (ja) 2010-03-18
JP5332421B2 true JP5332421B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=42187438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008228499A Active JP5332421B2 (ja) 2008-09-05 2008-09-05 計測レコーダ・システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5332421B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103282844A (zh) * 2010-12-24 2013-09-04 三菱电机株式会社 可编程控制器的外围装置及其通信方法
JP5643240B2 (ja) * 2012-02-01 2014-12-17 Necエンジニアリング株式会社 時刻設定方法、通信装置、および時刻設定プログラム
JP6045950B2 (ja) * 2013-03-18 2016-12-14 株式会社日立製作所 通信制御装置及び通信システム
JP6192995B2 (ja) * 2013-06-04 2017-09-06 株式会社東芝 通信装置、通信システム、通信方法およびコンピュータプログラム
US9513101B2 (en) 2013-10-04 2016-12-06 Mitsubishi Electric Corporation Distance measurement device and distance measurement method
CN106130680B (zh) * 2016-06-23 2018-03-27 北京东土科技股份有限公司 工业互联网现场层宽带总线时钟同步实现方法
WO2020026363A1 (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社島津製作所 材料試験機

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60214291A (ja) * 1984-04-11 1985-10-26 Nec Corp 時計管理方式
JPH0729616U (ja) * 1993-11-01 1995-06-02 横河電機株式会社 情報処理装置
JP2002181968A (ja) * 2000-12-08 2002-06-26 Nissin Electric Co Ltd 時刻タイマ
JP2003194974A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Fujitsu Ltd 時刻補正方法及び時刻補正装置
JP2005227192A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Yokogawa Electric Corp 測定システム
JP4543836B2 (ja) * 2004-09-02 2010-09-15 株式会社明電舎 データ処理システムの時刻同期方法
JP4868212B2 (ja) * 2005-12-15 2012-02-01 横河電機株式会社 時刻情報通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010060502A (ja) 2010-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5332421B2 (ja) 計測レコーダ・システム
JP6399136B1 (ja) 制御装置、制御プログラム、および制御システム
US8971470B2 (en) System, method, and device to distribute accurate synchronization timestamps in an expandable and timing critical system
Gutiérrez et al. Synchronization quality of IEEE 802.1 AS in large-scale industrial automation networks
JP6155719B2 (ja) 同期計測システム
US7343437B2 (en) Synchronization method and control system for the time synchronization of slave units and a synchronizable slave unit
WO2020135332A1 (zh) 一种时间同步方法及电子设备
JP4097891B2 (ja) Ieee1394を用いた同期システム
JP6284043B2 (ja) プロセス制御システム
JP2017151936A (ja) マスタ装置、スレーブ装置、情報処理装置、イベントログ収集システム、マスタ装置の制御方法、スレーブ装置の制御方法、および制御プログラム
US9476922B2 (en) Measuring device, protection relay, and program product
JP5663267B2 (ja) 保護リレーシステム及び保護リレー装置
KR101698227B1 (ko) 변전소 자동화 시스템의 시간 동기화 장치
JP5120097B2 (ja) 時間同期システムおよび時間同期装置
JPH07311721A (ja) ネットワークの時間同期方法および装置
US20110026572A1 (en) Baud rate error detection circuit and baud rate error detection method
US10222786B2 (en) Numerical control system having synchronous control function between units
CN106647228B (zh) 一种换流站主时钟故障判断系统
CN106656395B (zh) 基于自学习改进的电网时间同步测量系统和方法
CN114258126A (zh) 数据处理方法及其装置
US7694176B2 (en) Fault-tolerant computer and method of controlling same
JP2006276958A (ja) プロセスシステム
CN113282520B (zh) Epa系统测试方法、epa系统测试设备和介质
EP3767407B1 (en) Field bus system diagnosis using propagation delay measurements
US20100195672A1 (en) Diagnosis of the synchronization of two communications networks of an electronic data-processing system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5332421

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150