JP5327589B2 - 研磨装置および研磨方法 - Google Patents

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本発明は、液晶用フォトマスクや半導体フォトマスクに使用されるガラス基板などの被保持体を保持する保持部材を備える研磨装置および研磨方法に関する。
液晶用フォトマスクや半導体フォトマスクに使用されるガラス基板(以下、基板と称する)は、その表面に高い平坦度が要求されるものであって、平坦度の度合いが高い化学的機械的研磨法(CMP法)等の研磨装置を用いて研磨されることにより高精度な平坦面を得ることができる。このような研磨装置に備えられて研磨対象物となる基板を固定保持する保持装置としては、基板を真空吸着により保持する吸着装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この保持装置(吸着装置)では、吸着面側にピン状または凸状をなす複数の剛性の凸部がその先端面(上端面)が同一高さとなるように形成されている。そして、各凸部の先端面は基板と接触した状態で凸部間の凹部が負圧に引かれ、基板が各凸部の先端面に倣って平坦に保持される。このように保持された基板を研磨することにより、基板の表面を高精度に仕上げることができる。
特開平10−50810号公報
ところで、図5(a)に示すように、研磨対象物である基板5の表面には、微小ながらも高低差が数μm程度のうねりが存在する場合があり、上記のような保持装置100により基板を真空吸着すると、図5(b)に示すように、その吸着力により基板表面のうねりは一時的に平坦面に矯正されて、この基板表面が研磨されることにより見かけ上は表面が平坦に形成される。しかしながら、研磨後に保持装置100の吸着保持を解除すると、図5(c)に示すように、解放された基板表面はもとのうねりのある状態に戻ってしまうため、いくら吸着状態で基板表面を高精度に研磨しても所望の平坦度(加工精度)を確保することが困難であるという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、研磨による加工精度を向上させることができる保持部材を備える研磨装置および研磨方法を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る研磨装置は、被研磨体を保持する保持装置と、前記保持装置により保持された前記被研磨体の被研磨面に研磨部材を当接させ且つ相対移動させて前記被研磨面を研磨する研磨機構とを備える。そして、前記保持装置は、収容部に粒状物質の集合体からなる支持体を収容した保持部材と、前記保持部材の収容部に設けられ前記支持体に振動を加える振動部とを有し、前記支持体上に前記被研磨体を載置した状態において、前記振動部により前記支持体に振動を加えて前記粒状物質の配置構成を変化させることにより前記支持体を前記被研磨体の被保持面に倣った形状に変形させ、前記被保持面の形状を維持した状態で前記被研磨体を保持するように構成される。
また、本発明に係る研磨方法は、保持部材の収容部に収容された粒状物質の集合体からなる支持体上に被研磨体を載置し、前記収容部に設けられた振動部により前記支持体に振動を加えて前記粒状物質の配置構成を変化させることにより前記支持体を前記被研磨体の被保持面に倣った形状に変形させ、前記被保持面の形状を維持した状態で前記被研磨体を保持する保持工程と、前記保持工程において保持された前記被研磨体の被研磨面に研磨部材を当接させ且つ相対移動させて前記被研磨面を研磨する研磨工程とを備える。
本発明によれば、被保持面の形状に依存せず被保持体を保持することができるため、研磨などによる加工精度を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明に係る保持装置(基板保持装置)を備えた研磨装置1の概略構成を図2に示している。この研磨装置1は、研磨対象物である基板5(例えば、半導体フォトマスクに使用されるガラス基板)を着脱自在に保持する基板保持装置30と、研磨パッド13が装着された研磨ヘッド10と、基板保持装置30(基板保持装置30に保持された基板5)に対して研磨ヘッド10を昇降および相対揺動させるヘッド移動機構20と、基板保持装置30を構成する基板支持粉体35に対して給排水を行う給排水機構40と、研磨装置1の作動を制御する制御装置50とを主体に構成される。
ここで、半導体フォトマスクに使用されるガラス基板などには、図5(a)に示すように、表面に微小ながらも高低差が数μm程度のうねりが存在している場合があり、本実施形態の研磨対象物となる基板5の表面にも、このようなうねりが存在している。このとき、従来の真空吸着などにより基板を保持する基板保持装置100では、セラミック等の高剛性材料を用いて形成された平面度の高い基板保持面110の上に基板5を単に載せたときには、基板5の表面にはうねりが存在しているが、図5(b)に示すように、基板保持装置100により真空吸着作用を発生させることで基板5はその吸着力によって略平坦化されるように変形する。そして、基板5の表面を研磨した後、真空吸着を解除すると、基板5は図5(c)に示すように、もとのうねりの有る状態に戻ってしまい、平坦度を高めることが困難であった。そこで、本実施形態の研磨装置1では、基板保持装置30により基板5の表面の原形(うねり)を維持しつつ保持した状態で、研磨ヘッド10の下面に貼り付けられた研磨パッド13により研磨を行う。
研磨パッド13は、独立発泡構造を有する硬質ポリウレタンシート等を用いて円盤状に形成される。研磨パッド13の中央部には、スラリー供給機構(図示せず)より供給されるスラリー(研磨液)を研磨パッド13の研磨面に放出供給するためのスラリー供給孔(図示せず)が上下に貫通して設けられている。
研磨ヘッド10の内部に形成された加圧室に、エアの供給を受けてキャリア部材11を下向きに加圧する、いわゆるエアバック式のパッド加圧機構(図示せず)が設けられており、キャリア部材11の下側に装着された研磨パッド13の研磨面を基板保持装置30に保持された基板5の被研磨面に当接させた状態で上記加圧室の圧力を制御することにより、研磨パッド13と基板5との当接圧力、すなわち研磨パッド13による研磨圧力を制御可能になっている。
ヘッド移動機構20は、加工テーブルTから上方に突出する基部21と、この基部21から水平に延びる研磨アーム22と、基部21を通って上下に延びる揺動軸を中心として研磨アーム22を水平揺動させるアーム揺動機構25と、研磨アーム22全体を垂直昇降させるアーム昇降機構(図示せず)等を有して構成され、上述の研磨ヘッド10が研磨アーム22の先端に設けられている。また、研磨アーム22の先端部には、研磨ヘッド10の上部から鉛直上方に延びるスピンドル15に回転駆動力を伝達して研磨ヘッド10を水平面内で回転させるヘッド駆動モータ26が設けられている。
このヘッド移動機構20は、アーム揺動機構25により研磨アーム22を水平揺動させたときの研磨ヘッド10の揺動軌跡上に基板保持装置30が位置するように構成されており、研磨ヘッド10を基板保持装置30と対向させた状態で研磨アーム22全体を昇降させ、研磨ヘッド10に装着された研磨パッド13の研磨面を、基板保持装置30に保持された基板5の被研磨面に当接させた状態で、基板5に対し研磨パッド13(研磨ヘッド10)を基板5との当接面に沿って水平揺動可能に構成されている。
基板保持装置30は、基板5を保持するためのベース部材31と、このベース部材31の下部から鉛直下方に延びるスピンドル33と、スピンドル33に回転駆動力を伝達してベース部材31を水平面内で回転させる回転駆動装置34等を有して構成される。ベース部材31は、セラミック等の高剛性材料を用いて上面に略平坦な支持面31aを有する円盤状に形成され、スピンドル33および回転駆動装置34を用いて、スピンドル33を通って支持面31aに直交する回転軸を中心として回転可能に構成される。
ベース部材31の支持面31aには、図1および図3に示すように、平面視において基板5の表面形状と略同一形状(矩形状)で下方にくぼんだ凹部32が形成されており、この凹部32内に、砂などの微細な粒状物質(粒子)の集合体からなる基板支持粉体35が設けられる。また、変形容易なシリコン系のゴム材料等を用いて形成された薄いシート状の封止シート36が、凹部32の上方開口を覆うように支持面31aに設けられており、この封止シート36により凹部32は内部に基板支持粉体35を有した状態で閉じた系となっている。
また、支持面31aには、凹部32の上方開口を囲んで支持面31aから上方に突出した矩形枠状の基板保持枠37が設けられる。この基板保持枠37は、基板支持粉体35上に載置された基板5の周囲を囲んで保持し、研磨ヘッド10による研磨加工時に基板5が支持面31a(基板支持粉体35)上を前後左右(支持面31aに沿った方向)に動くことを規制する。なお、基板保持枠37は、基板5を確実に保持可能な高さ、且つ、保持した基板5の上面(被研磨面)よりも低い高さ(詳細には、研磨ヘッド10による研磨加工が終了したときの基板5の上面よりも低い高さ)となるように設定される。また、バネや空気加圧等の内部構成を有し、基板5の研磨状況に応じて高さ調整可能に基板保持枠37を構成してもよい。
凹部32の底面には、圧電素子などを用いて構成され基板支持粉体35に振動を加える粉体振動部38と、給排水機構40(図2を参照)より供給される水を基板支持粉体35に供給するための給水孔39aと、給排水機構40により基板支持粉体35に含まれる水を排出するための排水孔39bとが配設されている。また、凹部32の底面には、上方に延びて所定の長さを有した細い棒状の基板支持部材41が3つ設けられている。この3つの基板支持部材41は、各上端部が基板支持粉体35上に載置された基板5の下面に当接して基板5を三点支持し、基板5を略水平な状態で基板支持粉体35とともに支持するようになっている。
なお、本実施形態では凹部32の底面において、図3に示すように、左右に2つの粉体振動部38を配置しており、また、左右にそれぞれ3つの給水孔39aと中央に3つの排水孔39bを配置しているが、これに限定されることなく、粉体振動部38、給水孔39aおよび排水孔39bを設置する位置および個数は適宜設計変更することが可能である。
給排水機構40は、基板支持粉体35に対して給排水を行うためのポンプ機構を有して構成されており、このポンプ機構によりベース部材31の給水孔39aを介して基板支持粉体35に水を供給し、また、排水孔39bを介して基板支持粉体35に含まれる水を排出することが可能に構成される。また、基板支持粉体35と給水孔39aおよび排水孔39bの開口部との間には、基板支持粉体35が給水孔39aおよび排水孔39bを介して凹部32内から外部に流出するのを防止する、また、供給される水に混じってゴミ等が基板支持粉体35に混入するのを防止するためのフィルタ42(図1を参照)が設けられている。
制御装置50は、研磨装置1に予め設定記憶された制御プログラムおよび研磨対象に応じて読み込まれた加工プログラム等に基づいて、基板保持装置30、給排水機構40、研磨ヘッド10、およびヘッド移動機構20等の作動を制御する。なお、研磨ヘッド10(研磨パッド13)および基板保持装置30のベース部材31の回転(回転方向および回転速度)は、上記加工プログラム等に基づいてそれぞれ任意に独立して制御可能である。また、研磨装置1には、基板保持装置30の近傍において研磨ヘッド10がヘッド移動機構20により移動可能な位置に、研磨パッド13に対してドレスを行うドレス機構(図示せず)が設けられている。
次に、このような構成の研磨装置1を用いて基板5の研磨加工を行う場合について説明する。研磨装置1により基板5の研磨加工を行うには、はじめに基板保持装置30に研磨対象となる基板5を固定保持させる。
基板保持装置30に基板5を保持させるには、まず、基板ストッカ(図示せず)に載積された研磨加工前の基板5を、基板搬送アーム(図示せず)により基板保持装置30の上方まで搬送して基板支持粉体35の上に載置する。このとき、基板支持粉体35上に載置された基板5は、図4(a)に示すように、基板5の表面(被保持面)に存在するうねりの凸部では封止シート36を介して基板支持粉体35と当接し、一方うねりの凹部では基板支持粉体35と当接せずに、基板支持粉体35に対して部分的に浮いた状態となっている。次に、図4(a)中に矢印Aで示すように、給排水機構40によりベース部材31の給水孔39aを介して基板支持粉体35に水を供給する。このとき、基板支持粉体35は、供給される水により基板支持粉体35を構成する粒子同士のせん断応力による粒子間摩擦が変化(減少)する。
そして、基板支持粉体35に所定量の水が供給された後、この基板支持粉体35に粉体振動部38により所定周波数の振動が加えられる。このとき、基板支持粉体35は、所定量の水を含んだことにより粒子同士のせん断応力による粒子間摩擦が減少し、さらに振動により各粒子の配置構成が変化する、いわゆる液状化現象が生じる。この結果、基板支持粉体35は、図4(b)に示すように、封止シート36を介して基板5の下面全体に当接する状態となる。また、このとき基板5は、その側面が基板保持枠37と当接して前後左右への移動が規制された状態で保持されるとともに、基板支持部材41により三点支持されて略水平な状態で保持される。
このように基板5が、基板支持粉体35、基板保持枠37および基板支持部材41によって保持された後、図4(c)中に矢印Bで示すように、給排水機構40によりベース部材31の排水孔39bを介して基板支持粉体35に含まれる水を排出する。このとき、基板支持粉体35は、含有する水が排出されることにより粒子同士のせん断応力よる粒子間摩擦が増加し、基板5の下面全体に当接した状態で基板保持枠37および基板支持部材41とともに基板5を固定保持する。
このようにして基板保持装置30では、基板5の表面にうねりが存在する場合であっても、基板5の原形を留めた状態(表面のうねりを維持した状態)で固定保持することができる。このため、図5を用いて前述したように、基板5の表面のうねりが一時的に矯正されて略平坦化された状態で保持されることにより、この表面を研磨しても研磨加工後に基板保持を解除するともとのうねりのある表面に戻ってしまうというような不具合がない。
次に、基板5が基板保持装置30に固定保持されると、ヘッド移動機構20により研磨アーム22を揺動させて研磨ヘッド10をベース部材31の上方に位置させる。そして、研磨ヘッド10およびベース部材31を回転させながら、研磨ヘッド10を研磨位置に下降させて、研磨ヘッド10に装着されて回転する研磨パッド13を、ベース部材31上に保持されて回転する基板5に当接させ、研磨ヘッド10内に設けられたパッド加圧機構により研磨パッド13を所望の研磨圧力で基板5に押圧させる。このとき、不図示のスラリー供給機構を用いて、スラリーを研磨パッド13と基板5との当接部に供給しながら、回転する研磨パッド13の研磨面をベース部材31とともに回転する基板5の被研磨面に当接させた状態で、アーム揺動機構25により研磨パッド13(研磨ヘッド10)を基板5(ベース部材31)に対して水平揺動させて、基板5の研磨加工がなされる。このとき、基板5における図4(c)中に示した破線Cよりも上の部分が除去(研磨)されて、基板5の表面を平坦な面に仕上げる。
以上のように基板保持装置30では、基板5の被保持面が球面形状や非球面形状など平坦な面ではない場合においても、基板支持粉体35が基板5の被保持面に倣った形状に変形して被保持面全体に当接し、基板5の形状を変化させずに原形を維持した状態(表面のうねりを維持した状態)で、基板5を確実に固定保持することができる。このため、従来の保持装置のように保持部材の保持面を前もって被保持面の形状に合わせて製造する必要がなく、多種形状の被研磨物に対応可能な汎用性を持たせることができるとともに、製造コストを低減することができる。さらに、このようにして基板保持装置30により固定保持された基板5の表面を研磨することにより基板5の表面に存在するうねりを除去することができ、基板5の平坦度を高めることができる。
また、基板保持装置30では、給排水機構40によりベース部材31の給水孔39aを介して基板支持粉体35に供給される水により基板支持粉体35を構成する粒子同士のせん断応力による粒子間摩擦が減少するため、粉体振動部38による振動により基板支持粉体35が基板5の被保持面に倣った形状への変形が容易となる。また、給排水機構40により排水孔39bを介して基板支持粉体35に含まれる水を排出することにより粒子間摩擦が増加するため、基板5を基板支持粉体35によって確実に支持することができる。
さらに、基板保持装置30では、基板支持粉体35が封止シート36およびフィルタ42により凹部32内の閉じた系に設けられるため、一旦、このような構成を形成した後はこの閉じた系が壊れるまで(封止シート36やフィルタ42が破損するまで)、上記のようにして基板5を固定保持することができる。また、基板保持枠37により基板5を前後左右への移動を規制した状態で保持することができ、3つの基板支持部材41により基板5を略水平な状態で保持することができる。
なお、上述した実施形態では、基板を支持する基板支持粉体が、砂などの微細な粒状物質(粒子)の集合体から構成されるとして説明したが、この粒子の形状(球状もしくは多角形状)および材質等は特に限定されるものではなく、種々の粉体を適宜用いることができる。また、基板支持粉体に供給する液体を水として説明したが、これも種々の液体を適宜用いることができる。
また、上述した実施形態において、基板支持粉体内を上下に延びる吸着管路を設けるなどして、この吸着管路と繋がる真空源により基板支持粉体上に基板を真空吸着するように構成してもよい。
また、上述した実施形態では、本発明に係る保持装置が、半導体フォトマスクに使用されるガラス基板の研磨加工を行う研磨装置に適用された例について説明したが、これに限定されるものではなく、研削盤、旋盤、ラップ盤などの各種加工設備にこの保持装置を適用することも可能である。
本発明に係る基板保持装置の断面図であり、図3中の矢視I‐Iから見た断面図である。 上記基板保持装置を備えた研磨装置の概略構成図である。 上記基板保持装置の平面図である。 (a)〜(c)は上記基板保持装置による基板の固定保持を説明する図であり、図3中の矢視I‐Iから見た基板保持装置および基板の断面図である。 (a)は基板の上方から見た斜視図であり、(b),(c)は従来の保持装置における基板の研磨前後の状態を示す正面図である。
符号の説明
5 基板(被保持体)
30 基板保持装置(保持装置)
31 ベース部材(保持部材)
32 凹部(収容空間)
35 基板支持粉体(支持粉体)
36 封止シート
37 基板保持枠(保持枠)
38 粉体振動部
39a 給水孔(液体供給孔)
39b 排水孔(液体排出孔)
40 給排水機構(液体給排機構)
41 基板支持部材(支持部材)

Claims (9)

  1. 被研磨体を保持する保持装置と、前記保持装置により保持された前記被研磨体の被研磨面に研磨部材を当接させ且つ相対移動させて前記被研磨面を研磨する研磨機構とを備える研磨装置において、
    前記保持装置は、収容部に粒状物質の集合体からなる支持体を収容した保持部材と、前記保持部材の収容部に設けられ前記支持体に振動を加える振動部とを有し、
    前記支持体上に前記被研磨体を載置した状態において、前記振動部により前記支持体に振動を加えて前記粒状物質の配置構成を変化させることにより前記支持体を前記被研磨体の被保持面に倣った形状に変形させ、前記被保持面の形状を維持した状態で前記被研磨体を保持するように構成されたことを特徴とする研磨装置。
  2. 前記保持装置は、前記支持体に液体供給するとともに、前記支持体に含まれる液体排出する液体給排機構を有し、
    前記支持体上に前記被研磨体を載置した状態において、前記液体給排機構により前記支持体に液体を供給し、前記振動部により液体が供給された前記支持体に振動を加えて前記粒状物質の配置構成を変化させることにより前記支持体を前記被研磨体の被保持面に倣った形状に変形させ、前記被保持面の形状を維持した状態で前記被研磨体を保持し、前記液体給排機構により前記支持体に含まれる液体を排出するように構成されたことを特徴とする請求項に記載の研磨装置。
  3. 前記保持部材の前記収容部には、前記液体給排機構により、前記支持体に液体を供給するための液体供給孔と、前記支持体に含まれる液体を排出するための液体排出孔とが形成されていることを特徴とする請求項に記載の研磨装置。
  4. 前記保持装置は、前記収容部に収容された前記支持体を覆うように前記保持部材設けられ、前記被研磨体の被保持面に倣った形状に変形可能な封止シートを有して構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の研磨装置。
  5. 前記保持装置は、前記保持部材に保持された前記被研磨体の側面に当接し、前記被研磨体の研磨時の移動を規制する保持枠を有して構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の研磨装置。
  6. 前記保持部材の前記収容部には、上端部が前記被研磨体の被保持面に当接して支持する3つの支持部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の研磨装置。
  7. 保持部材の収容部に収容された粒状物質の集合体からなる支持体上に被研磨体を載置し、前記収容部に設けられた振動部により前記支持体に振動を加えて前記粒状物質の配置構成を変化させることにより前記支持体を前記被研磨体の被保持面に倣った形状に変形させ、前記被保持面の形状を維持した状態で前記被研磨体を保持する保持工程と、
    前記保持工程において保持された前記被研磨体の被研磨面に研磨部材を当接させ且つ相対移動させて前記被研磨面を研磨する研磨工程とを備えることを特徴とする研磨方法。
  8. 前記保持工程において、前記振動部により前記支持体に振動を加える前に液体給排機構により前記支持体に液体供給前記支持体により前記被保持面の形状を維持した状態で前記被研磨体を保持した後に前記液体給排機構により前記支持体に含まれる液体排出することを特徴とする請求項に記載の研磨方法。
  9. 前記保持工程において前記保持部材の前記収容部に設けられた3つの支持部材により前記被研磨体の被保持面を三点支持することを特徴とする請求項7または8に記載の研磨方法。
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