JP5327058B2 - サブキャリア割当方法およびその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マルチキャリア方式の無線通信システムにおいて、セル間の干渉を低減するためのサブキャリア割当方法およびその装置に関する。
近年、無線通信システムの多元接続方式として、マルチキャリア方式、特に、直交周波数分割多元接続方式(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)が注目を集めている。
セルラ環境にOFDMAを適用するとき、セル間で同じサブキャリアを用いると、互いに干渉し、スループットが低下する。そこで、干渉を与える側のセルでは、サブキャリアの送信電力を下げたり、そのサブキャリアは使わないなどの対策が提案されている。
そのような対策を施した技術の1つが特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された技術では、複数の基地局(Base Station:BS)に接続した無線ネットワークコントローラ(Central Entity:CE)が、各基地局の無線リソース(時間・周波数グループ)の割当を行っている。
端末(Terminal:T)は、複数の基地局の各々からパイロット信号を受信して、その受信強度を測定し、測定した受信強度を基地局に通知する。基地局は、端末から通知された受信強度の情報を、無線ネットワークコントローラに転送する。
無線ネットワークコントローラは、端末の受信強度の情報に基づいて、時間・周波数グループを基地局に割り当て、その割当情報を基地局に通知する。
基地局は、無線ネットワークコントローラから通知された時間・周波数グループの割当情報の指示に応じて、自局のセル内に位置する端末へデータを送信する。
特許文献1に開示された技術では、時間・周波数グループの割当を行うに際して、送信された有用な信号と結果としての干渉とを同時に調整したり、送信された有用な信号と2つ以上の近隣基地局から送信された同じ信号とを同時に調整したりする。
近隣基地局から同じ信号が送信されない場合は、前者の「送信された有用な信号と結果としての干渉とを同時に調整する」ことになる。
特許文献1には、各基地局が自局のセル内に位置する端末に周波数グループを割り当てていき、基地局間のサービス重複地域すなわちセル境界付近に位置する端末に割り当てた周波数グループの送信電力を、隣接基地局のセル内に位置する端末に対しては下げる、という方法が具体的に示されている。
しかし、上記の方法では、セル境界付近に位置する端末のスループットが上がることは期待できるが、その一方で、隣接基地局のセル内に位置し送信電力を下げた端末のスループットは下がり、システム全体のスループットが上がる保障はないという課題がある。
また、端末への無線リソース割当の公平性を尺度するプロポーショナル・フェアネスを適用する場合においても、システム全体の公平性が上がる保障はないという課題がある。
さらに、セル境界付近に位置する端末に、隣接基地局のセル内に位置する端末と同じ周波数グループを割り当てる場合、どちらの送信電力を優先するのか特許文献1では不明であり、一般的にも対応方法は知られていないという課題がある。
特開2006−033826号公報
そこで、本発明の目的は、上記の課題の少なくとも1つを解決するサブキャリア割当方法およびその装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のサブキャリア割当方法は、
サブキャリアごとに、複数の基地局の各々における端末との間のリンクの中から、該サブキャリアを割り当てるリンクを決定するサブキャリア割当装置によるサブキャリア割当方法であって、
サブキャリアをリンクに割り当てる際のリンクの割当パターンを複数用意し、
サブキャリアを1つずつ順番に選択し、
前記割当パターンごとに、現在選択されているサブキャリアを該割当パターンに応じて各リンクに割り当てたときの前記複数の基地局の各々のセルの割当の好ましさを表す割当評価値を計算し、
前記割当パターンごとに、前記複数の基地局の各々のセルの割当評価値を加算し、
前記割当評価値の加算結果の中から最大値を検出し、加算結果が最大値となるときの割当パターンを、現在選択されているサブキャリアの最適割当パターンに決定する。
上記目的を達成するために本発明のサブキャリア割当装置は、
サブキャリアごとに、複数の基地局の各々における端末との間のリンクの中から、該サブキャリアを割り当てるリンクを決定するサブキャリア割当装置であって、
サブキャリアをリンクに割り当てる際のリンクの割当パターンを複数記憶するメモリと、
サブキャリアを1つずつ順番に選択する選択部と、
前記複数の基地局のセルに対応して設けられ、前記割当パターンごとに、前記選択部にて現在選択されているサブキャリアを該割当パターンに応じて各リンクに割り当てたときの対応セルの割当の好ましさを表す割当評価値を計算する複数の割当評価値計算部と、
前記割当パターンごとに、前記複数の割当評価値計算部の各々にて計算された割当評価値を加算する加算器と、
前記加算器にて加算された割当評価値の加算結果の中から最大値を検出し、加算結果が最大値となるときの割当パターンを、前記選択部にて現在選択されているサブキャリアの最適割当パターンに決定する最大値検出器と、を有する。
本発明によれば、まず、サブキャリアを選択し、割当パターンごとに、現在選択されているサブキャリアを各リンクに割り当てたときの複数の基地局の各々のセルの割当の好ましさを表す割当評価値を加算し、加算結果が最大値となるときの割当パターンを、現在選択されているサブキャリアの最適割当パターンに決定する。
このように、サブキャリアごとに、各セルの割当評価値が最大値となる割当パターンを、そのサブキャリアの最適割当パターンとしているため、システム全体のスループットおよび公平性の向上を図ることができるという効果が得られる。
また、サブキャリアを、基地局における端末との間のリンクに割り当てるため、セル境界付近に位置している端末の送信電力を、リンクを張っている方の基地局のセルの送信電力に優先的に決定することができるとういう効果が得られる。
本発明の第1の実施形態のサブキャリア割当装置の構成を示す図である。 図1に示したサブキャリア割当装置を上りリンクに適用した場合の動作の一例を説明する図である。 図2に示した基地局と端末との間の受信電力の一例を説明する図である。 図2に示した基地局と端末との間のリンクの割当パターンの一例を説明する図である。 図1に示したサブキャリア割当装置を下りリンクに適用した場合の動作の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態の無線通信システムを上りリンクに適用した場合の構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の無線通信システムを下りリンクに適用した場合の構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の無線通信システムを下りリンクに適用した場合の構成の他の例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のサブキャリア割当装置10の構成を示す図である。
図1に示した本実施形態のサブキャリア割当装置10は、選択部11と、割当パターンメモリ12と、n(nは2以上の自然数)個の基地局のセルの各々に対応して設けられたn個の割当評価値計算部13−1〜13−nと、加算器14と、最大値検出器15と、を有している。
本実施形態のサブキャリア割当装置10は、サブキャリアごとに、複数の基地局の各々における端末との間のリンク(上りリンクあるいは下りリンク)の中から、そのサブキャリアを割り当てるリンクを決定する。
選択部11は、リンクの割当の判定が必要なすべてのサブキャリアを1つずつ順番に選択する。
割当パターンメモリ12は、サブキャリアをリンクに割り当てる際のリンクの割当パターンを複数記憶する。
なお、割当パターンメモリ12には、割当パターンとして、サブキャリアを、割当可能なリンクのいずれか1つに割り当てる場合から、サブキャリアを、割当可能なすべてのリンクに割り当てる場合まで、組み合せ可能なパターンをすべて用意する。
割当評価値計算部13−1〜13−nは、割当パターンごとに、選択部11にて現在選択されているサブキャリアをその割当パターンに応じて各リンクに割り当てたときの対応セルの割当評価値を、不図示の基地局から入力される対応セルの受信状況の情報に基づいて計算する。
なお、割当評価値とは、対応セルにおける割当の好ましさを表す値である。
割当評価値計算部13−1〜13−nにおける割当評価値の計算方法は、計算に用いる割当指標の種類に応じて異なるが、本発明ではその種類に限定はない。
割当指標としては、例えば、希望信号電力対干渉電力+雑音電力の比(Signal to Noise Ratio:SINR)や、SINRに対応する伝送可能ビット数や、伝送可能ビット数を、サブキャリアの割当先のリンクの端末の平均ビットレートで割った値(プロポーショナル・フェアネスの割当指標)などが挙げられる。
割当評価値の計算方法は、当業者にとってよく知られており、また本発明の本質的な部分ではないので、詳細は省略する。
加算器14は、割当評価値計算部13−1〜13−nにて計算された割当評価値を加算する。
最大値検出器15は、加算器14にて加算された割当評価値の加算結果の中から最大値を検出し、このときの割当パターンを、選択部11にて現在選択されているサブキャリアの最適割当パターンに決定する。
以下に、図1に示したサブキャリア割当装置10の動作を説明する。
選択部11は、リンクの割当の判定が必要なサブキャリアの中から1つを選択する。
割当評価値計算部13−1〜13−nは、割当パターンごとに、選択部11にて現在選択されているサブキャリアをその割当パターンに応じて各リンクに割り当てたときの対応セルの割当評価値を、対応セルの受信状況の情報に基づいて計算する。
加算器14は、割当パターンごとに、割当評価値計算部13−1〜13−nにて計算された割当評価値を加算する。
最大値検出器15は、加算器14にて加算された割当評価値の加算結果の中から最大値を検出する。このときの割当パターンは、すべてのセルの割当評価値の和を最大にする割当パターンである。そのため、最大値検出器15は、最大値を検出したときの割当パターンを、選択部11にて現在選択されているサブキャリアの最適割当パターンに決定する。決定したサブキャリアの最適割当パターンは、各基地局に通知される。
以上の処理をサブキャリアごとに行い、割当の判定が必要なサブキャリアのすべてについて、そのサブキャリアを割り当てるリンクを決定する。
次に、図1に示したサブキャリア割当装置10の動作を、具体例を挙げて説明する。
[上りリンクの場合の例]
まず、図1に示したサブキャリア割当装置10を上りリンクに適用した場合の動作を、図2を参照して説明する。
図2に示すように、サブキャリアを上りリンクに割り当てる場合、割当評価値計算部13−1〜13−3には、例えば、図3に示すように、セルの受信状況として、各基地局BS1〜BS3で測定した各端末T1〜T3からの受信信号の受信電力α11〜α33や、各基地局BS1〜BS3で測定した総受信電力P1〜P3などの情報が入力される。
割当パターンメモリ12には、例えば、図4に示すように、サブキャリアを、基地局−端末のBS1−T1,BS2−T2,BS3−T3の3つのリンクのいずれか1つに割り当てる場合から、いずれか2つに割り当てる場合、3つすべてに割り当てる場合まで、全部で7通りの割当パターンを用意する。なお、図4において、各行は、端末T1〜T3の送信/非送信パターンを表しているとする。
割当評価値計算部13−1〜13−3は、割当パターンごとに、その割当パターンに応じて、サブキャリアを各リンクに割り当てたときの対応セルの割当評価値を、対応セルの受信状況の情報に基づいて計算する。
例えば、割当指標がSINR(MaxC/I)の場合には、対応セルの受信状況の情報として、各基地局BS1〜BS3で測定した各端末T1〜T3からの受信信号の受信電力α11〜α33や各基地局BS1〜BS3の総受信電力P1〜P3などが入力される。そして、対応セルの総受信電力から、割当パターンで非送信となっている端末の受信電力を差し引いたものを干渉電力と雑音電力との和とし、対応セルに接続する端末の受信電力を希望信号電力としてSINRを計算する。
例えば、基地局BSiで測定した端末Tjからの受信信号の受信電力をαijとし、総受信電力をPiとし、図4の第k番目の割当パターンでの端末Tjの送信状態をβkjとし、送信のときにはβkj=1、非送信のときにはβkj=0とする。
このとき、割当パターンkでの基地局BSnにおける端末Tnからの信号の受信SINRは、次の数式1で計算される。
Figure 0005327058
[下りリンクの場合の例]
次に、図1に示したサブキャリア割当装置10を下りリンクに適用した場合の動作を、図5を参照して説明する。
図5に示すように、サブキャリアを下りリンクに割り当てる場合、サブキャリア割当装置10には、対応セルの受信状況として、各端末T1〜T3で測定した各基地局BS1〜BS3からの信号の受信電力α11〜α33や各端末T1〜T3の総受信電力P1〜P3などの情報が入力される。
これにより、サブキャリア割当装置10では、サブキャリアを割り当てる下りリンクの最適割当パターンを決定することができる。
ただし、端末T1〜T3で測定した値を上りリンクで基地局BS1〜BS3に伝送し、さらに基地局BS1〜BS3からサブキャリア割当装置10に転送する必要がある。
また、割当パターンは、図2と同じく、基地局−端末のリンクの割り当てパターンを用いる。ただし、図4において、各行は、端末T1〜T3の代わりに、基地局BS1〜BS3の送信/非送信パターンになる。
例えば、端末Tjで測定した基地局BSiからの受信信号の受信電力をαijとし、総送受信電力Qjとし、図4の第k番目の割当パターンでの基地局の送信状態をβkiとし、送信のときにはβki=1、非送信のときにはβki=0とする。
このとき、割当パターンkでの端末Tnにおける基地局BSnからの信号の受信SINRは、次の数式2で計算される。
Figure 0005327058
(第2の実施形態)
[無線通信システムの上りリンクの場合の例]
図6は、本実施形態の無線通信システムを上りリンクに適用した場合の構成の一例を示す図である。なお、図6においては、図1に示したサブキャリア割当装置10が、無線ネットワークコントローラ(CE)として組み込まれている。
図6に示した無線通信システムは、サブキャリア割当装置(CE)10と、端末(T)20と、基地局(BS)30−1〜30−nと、を有している。なお、図6においては、説明の簡略化のために端末20が1つだけ図示されているが、実際には複数設けられている。
端末20は、パイロット信号送信部21と、データ送信部22と、割当情報受信部23と、送受信アンテナ24と、を有している。
基地局30−1は、パイロット信号の受信電力測定部31−1と、データ復調部32−1と、割当情報送信部33−1と、送受信アンテナ34−1と、を有している。なお、他の基地局30−2〜30−nも、基地局30−1と同様の構成要素を有している。
サブキャリア割当装置10は、各基地局30−1〜30−nの受信電力測定部30−1〜30−nの出力信号を入力として、サブキャリアごとに、基地局30−1〜30−nにおけるリンクの中から、サブキャリアを割り当てるリンクを決定し、決定したリンクの割当情報を各基地局30−1〜30−nの割当情報送信部33−1〜33−nに出力する。
次に、図6に示した無線通信システムの動作を説明する。
まず、各端末20は、パイロット信号送信部21により、送受信アンテナ24を介して既知のパイロット信号を送信する。
各基地局30−1〜30−nは、端末20からのパイロット信号を送受信アンテナ34−1〜34−nで受信すると、受信電力測定部31−1〜31−nにより、パイロット信号の受信電力と総受信電力を測定する。測定結果は、サブキャリア割当装置10へ通知される。
サブキャリア割当装置10は、各基地局30−1〜30−nから通知された測定結果を基に、サブキャリアを割り当てるリンクを決定する。決定したサブキャリアの割当情報(最適割当パターン)は、各基地局30−1〜30−nに通知される。
各基地局30−1〜30−nは、割当情報送信部33−1〜33−nにより、サブキャリア割当装置10から割当情報を受信して、端末20に転送する。
各端末20は、基地局30−1〜30−nからの割当情報を送受信アンテナ24で受信すると、割当情報受信部23により、その割当情報を復調し、その割当情報の指示に従って、上りリンクのデータをデータ送信部22により送信する。
各基地局30−1〜30−nは、端末20からの上りリンクのデータを送受信アンテナ34−1〜34−nで受信すると、データ復調部32−1〜32−nにより、その上りリンクのデータを復調する。
なお、割当パターンメモリ12に記憶する割当パターンは、各端末20の送信/非送信パターン、すなわち、各リンクについて、そのリンクにサブキャリアを割り当てるか割り当てないかの2値で表したパターンに限定されない。例えば、割当パターンは、パターン数としては増えるが、各リンクについて、そのリンクにおける送信電力を、送信電力オフから最大送信電力までの複数の段階で表したパターンであってもよい。
そのとき、図4のβkjは、送信電力オフのときに0、最大送信電力のときに1となる連続値を用いる。
[無線通信システムの下りリンクの場合の例]
図7は、本実施形態の無線通信システムを下りリンクに適用した場合の構成の一例を示す図である。なお、図7は、図6に示した上りリンクへのサブキャリアの割り当てを、下りリンクに適用した例である。また、図7においては、図1に示したサブキャリア割当装置10が、無線ネットワークコントローラ(CE)として組み込まれている。
図7に示した無線通信システムは、全体構成は図6と同様である。
図6と比較すると、端末20のパイロット信号送信部21、基地局30−1〜30−nの受信電力測定部31−1〜31−n、およびサブキャリア割当装置10は共通である。
ただし、端末20側では、図6に示したデータ送信部22および割当情報受信部23の代わりに、データ復調部25が設けられている。また、基地局30−1〜30−n側では、データ復調部32−1〜32−nおよび割当情報送信部33−1〜33−nの代わりに、データ送信部35−1〜35−nが設けられている。
サブキャリア割当装置10にて決定されたサブキャリアの割当情報(最適割当パターン)は、各基地局30−1〜30−nに通知される。
各基地局30−1〜30−nは、データ送信部35−1〜35−nにより、サブキャリア割当装置10から通知された割当情報の指示に従って、下りリンクのデータを端末20に送信する。
各端末20は、基地局30−1〜30−nからの下りリンクのデータを送受信アンテナ24で受信すると、データ復調部25により、その下りリンクのデータを復調する。
[無線通信システムの下りリンクの場合の他の例]
図8は、本実施形態の無線通信システムを下りリンクに適用した場合の構成の他の例を示す図である。なお、図8においては、図1に示したサブキャリア割当装置10が、無線ネットワークコントローラ(CE)として組み込まれている。
図8に示した無線通信システムは、全体構成は図7と同様である。
ただし、図7と比較すると、端末20側では、パイロット信号送信部21の代わりに、受信電力測定部26および測定結果送信部27が設けられている。また、基地局30−1〜30−n側では、受信電力測定部31−1〜31−nの代わりに、パイロット信号送信部36−1〜36−nおよび測定結果受信部37−1〜37−nが設けられている。
図7に示した無線通信システムでは、端末20が送信したパイロット信号について、基地局30−1〜30−nで受信電力を測定していた。
これに対して、図8に示した無線通信システムでは、各基地局30−1〜30−nは、パイロット信号送信部36−1〜36−nにより、パイロット信号を端末20に送信し、各端末20は、受信電力測定部26により受信電力を測定する。測定結果は、測定結果送信部27により、各基地局30−1〜30−nに送信される。
各基地局30−1〜30−nは、測定結果受信部37−1により、端末20から測定結果を受信して、サブキャリア割当装置10に転送する。
このとき、サブキャリア割当装置10は、割当パターンとして、基地局ごとの送信パターンを用いる。すなわち、図4において、各行は、端末T1〜T3の代わりに、基地局BS1〜BS3の送信/非送信パターンになる。
受信電力測定部26で測定し測定結果送信部27により基地局に送信される情報としては、端末がハンドオーバ判定用に測定している信号を用いてもよい。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、以上説明した実施形態では、サブキャリアごとに割り当てを行うとしたが、本発明はこの限りではない。
すなわち、本発明では、サブキャリアごとに割り当てを行う代わりに、複数のサブキャリアをまとめて割り当てを行ったり、時間方向のシンボルを単位として割り当てを行ったりする場合に適用してもよい。
また、以上説明した実施形態では、基地局30−1〜30−nは独立に存在し、サブキャリア割当装置10は基地局30−1〜30−nの外部に独立して存在するかのように説明したが、本発明はこの限りではない。
すなわち、本発明では、サブキャリア割当装置10に接続する基地局30−1〜30−nは、親となる基地局の各セクタに対応し、サブキャリア割当装置10は、親基地局に備えられた制御部であってもよい。
その場合、各セクタとサブキャリア割当装置10との間の情報伝送は、親基地局内の伝送となるため、伝送する情報量の制約は軽微になる。
本出願は、2008年2月6日に出願された日本出願特願2008−026336を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (8)

  1. サブキャリアごとに、複数の基地局の各々における端末との間のリンクの中から、該サブキャリアを割り当てるリンクを決定するサブキャリア割当装置によるサブキャリア割当方法であって、
    サブキャリアをリンクに割り当てる際のリンクの割当パターンを複数用意し、
    サブキャリアを1つずつ順番に選択し、
    前記割当パターンごとに、現在選択されているサブキャリアを該割当パターンに応じて各リンクに割り当てたときの前記複数の基地局の各々のセルの割当の好ましさを表す割当評価値を計算し、
    前記割当パターンごとに、前記複数の基地局の各々のセルの割当評価値を加算し、
    前記割当評価値の加算結果の中から最大値を検出し、加算結果が最大値となるときの割当パターンを、現在選択されているサブキャリアの最適割当パターンに決定する、サブキャリア割当方法。
  2. サブキャリアごとに、複数の基地局の各々における端末との間のリンクの中から、該サブキャリアを割り当てるリンクを決定するサブキャリア割当装置であって、
    サブキャリアをリンクに割り当てる際のリンクの割当パターンを複数記憶するメモリと、
    サブキャリアを1つずつ順番に選択する選択部と、
    前記複数の基地局のセルに対応して設けられ、前記割当パターンごとに、前記選択部にて現在選択されているサブキャリアを該割当パターンに応じて各リンクに割り当てたときの対応セルの割当の好ましさを表す割当評価値を計算する複数の割当評価値計算部と、
    前記割当パターンごとに、前記複数の割当評価値計算部の各々にて計算された割当評価値を加算する加算器と、
    前記加算器にて加算された割当評価値の加算結果の中から最大値を検出し、加算結果が最大値となるときの割当パターンを、前記選択部にて現在選択されているサブキャリアの最適割当パターンに決定する最大値検出器と、を有するサブキャリア割当装置。
  3. 前記割当評価値は、対応セルの受信状況の情報を基に計算される伝送可能ビット数である、請求項2に記載のサブキャリア割当装置。
  4. 前記割当評価値は、対応セルの受信状況の情報を基に計算される伝送可能ビット数を、サブキャリアを割り当てる端末の平均ビットレートで割った値である、請求項2に記載のサブキャリア割当装置。
  5. 対応セルの受信状況の情報は、サブキャリアを割り当てる基地局と端末との間の受信電力の情報である、請求項2から4のいずれか1項に記載のサブキャリア割当装置。
  6. 前記割当パターンは、各リンクについて、サブキャリアを該リンクに割り当てるか割り当てないかの2値で表したパターンである、請求項2から5のいずれか1項に記載のサブキャリア割当装置。
  7. 前記割当パターンは、各リンクについて、該リンクにおける送信電力を、送信電力オフから最大送信電力までの複数の段階で表したパターンである、請求項2から5のいずれか1項に記載のサブキャリア割当装置。
  8. サブキャリアの割当対象となる基地局は、セクタ構造を有する親となる基地局の各セクタに対応する、請求項2から7のいずれか1項に記載のサブキャリア割当装置。
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