JP5326436B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

この発明は、人工衛星に搭載され、日照中は太陽電池の発生電力またはバッテリの電力を人工衛星の負荷に供給するとともにバッテリに充電を行い、日陰中はバッテリの電力を人工衛星の負荷に供給する電源装置に関するものである。
従来、日照中に太陽電池の発生電力を人工衛星の負荷へ供給するとともに、シャント装置を用いて、太陽電池の余剰電力をシャントすることにより、人工衛星のバス電圧を制御するとともに、太陽電池の余剰電力の一部をバッテリに太陽電池から直接スイッチを介して充電する電源装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
A Capel, P Perol:Comparative performance evaluation between the S4R and the S3R regulated bus topologies IEEE PESC 2001 fig.8
バッテリの電力拡張を行う際、バッテリ容量を増加させても電力が足りない場合に、複数台のバッテリを負荷に接続することとなる。この場合、従来のバッテリ装置では、任意のバッテリが1セル故障を起こしたときに、当該バッテリの電圧が下がることによって当該バッテリが使用できなくなるばかりでなく、当該バッテリに接続された太陽電池の電力を有効に使用できなくなるという問題があった。
この発明は、係る課題を解決するために成されたものであり、任意のバッテリの1セルが短絡故障もしくは開放故障を起こした場合であっても、バッテリの1セル故障に対して全てのバッテリの電力が使用できるようにした電源装置を得ることを目的とする。
この発明による電源装置は、複数のバッテリセルが直列に接続されて構成されるとともに、シャント装置を介して太陽電池から供給される余剰電力の一部を充電し、充電した電力を負荷に供給する複数台のバッテリと、上記バッテリを構成するバッテリセルの故障に応じてコマンドを生成するコマンド生成回路と、上記コマンド生成回路により生成されたコマンドに基づいて、上記故障したバッテリセルをバイパスさせるスイッチ回路とを備えたものである。
また、複数のバッテリセルが直列に接続されて構成されるとともに、シャント装置を介して太陽電池から供給される余剰電力の一部を充電し、充電した電力を負荷に供給する複数台のバッテリと、上記バッテリを構成するバッテリセルの故障に応じてコマンドを生成するコマンド生成回路と、上記コマンド生成回路により生成されたコマンドに基づいて作動するスイッチ回路を備え、上記スイッチ回路は、上記故障したセルが開放故障の場合に、上記故障したバッテリセルの両端の電極間をバイパスして接続するとともに、当該故障したバッテリセルを含まない他の全てのバッテリについても、故障したバッテリセル数と同数のバッテリセルについて両端の電極間をバイパスして接続し、上記故障したバッテリセルが短絡故障の場合に、上記故障したバッテリセルを含まない他の全てのバッテリについて、故障したバッテリセル数と同数のバッテリセルについて両端の電極間をバイパスして接続するものであっても良い。
この発明によれば、任意のバッテリのバッテリセルが故障しても、故障したバッテリのバッテリセルをバイパスするかもしくは故障していないバッテリのバッテリセル数を減じることにより、日陰時に故障したバッテリセルを有するバッテリから放電できるようにすることができる。
実施の形態1.
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態1について説明する。
図1はこの実施の形態1による電源装置の構成を示す図である。図において、この実施の形態1による電源装置は、複数個の太陽電池1と、n個(nは2以上の整数)のシャント回路2(2−1、2−n)、p×m個(p、mは2以上の整数)のシャント回路3(3−1、3−p、・・・、3−m1、3−mp)と、m個(mは2以上の整数)のバッテリ15(15−1、・・・、15−m)と、コマンド生成回路30(30−1、・・・、30−m)と、キャパシタ19と、負荷20から構成される。各太陽電池1は負荷20に対して並列に接続されている。なお、図において、太陽電池が6つ、シャント回路2が2つ、シャント回路3が4つ、バッテリ15が2つの例を図示しているが、それぞれの個数についてはこの例に限られることはなく、より多数設けても良く、また冗長系を構成しても良い。
この実施の形態1による電源装置は人工衛星に搭載され、日照中は太陽電池1の発生電力またはバッテリ15の電力を人工衛星の負荷20に供給するとともに、バッテリ15に充電を行い、日陰中はバッテリ15の電力を人工衛星の負荷20に供給する。
シャント回路2−1、2−nはそれぞれ太陽電池1に接続されるとともに、負荷20に対して並列に接続される。シャント回路2−1、2−nと負荷20の間には、グランドに接地されたキャパシタ19が接続されている。各シャント回路2−1、2−nは、各シャントスイッチ4−1、4−nが設けられている。シャント回路2−1、2−nは、各シャントスイッチ4−1、4−nの後段に、それぞれ逆流防止用のブロッキングダイオード5−1、5−nが設けられている。
シャント回路3−1、3−pはそれぞれ太陽電池1に接続されるとともに、負荷20に対して並列に接続される。シャント回路3−1、3−pと負荷20の間には、バッテリ15−1用のバッテリ用放電ダイオード14−1が設けられている。また、バッテリ用放電ダイオード14−1と負荷20との間にグランドに接地されたキャパシタ19が接続されている。各シャント回路3−1、3−pは、各シャントスイッチ6−1、6−pが設けられている。各シャント回路3−1、3−pは、各シャントスイッチ6−1、6−pの後段に、それぞれ逆流防止用のブロッキングダイオード7−1、7−pが設けられている。
同様にして、他のシャント回路3−m1、3−mpはそれぞれ太陽電池1に接続されるとともに、負荷20に対して並列に接続される。シャント回路3−m1、3−mpと負荷20の間には、バッテリ15−m用のバッテリ用放電ダイオード14−mが設けられている。また、バッテリ用放電ダイオード14−mと負荷20との間にグランドに接地されたキャパシタ19が接続されている。各シャント回路3−m1、3−mpは、各シャントスイッチ16−1、16−pが設けられている。各シャント回路3−m1、3−mpは、各シャントスイッチ16−1、16−pの後段に、それぞれ逆流防止用のブロッキングダイオード17−1、17−pが設けられている。
各シャント回路2−1、2−n、3−1、3−p、3−m1、3−mpは、各シャントスイッチ4−1、4−n、6−1、6−p、16−1、16−pによって日照中に太陽電池1で発生した電力の余剰電力を制御し、負荷20へ所望電力を供給する。
各シャント回路3−1、3−p、3−m1、3−mpについては、日照中に各シャントスイッチにより制御される太陽電池1の余剰電力を用いて、各バッテリ15−1、15−mに対して充電を行うことができる。各シャント回路3−1、3−pは、各シャントスイッチ6−1、6−pとブロッキングダイオード7−1、7−pのアノードの間から分岐する充電回路が設けられている。この充電回路は、1つもしくは複数のスイッチが直列に接続されて成る充電スイッチ8−1、8−pと、バッテリ15−1から構成される。充電スイッチ8−1、8−pは並列に接続されて、バッテリ15−1に接続される。
また、各シャント回路3−m1、3−mpは、各シャントスイッチ16−1、16−pとブロッキングダイオード17−1、17−pのアノードの間から分岐する充電回路が設けられている。この充電回路は、1つもしくは複数のスイッチが直列に接続されて成る充電スイッチ18−1、18−pと、バッテリ15−mから構成される。充電スイッチ18−1、18−pは並列に接続されて、バッテリ15−mに接続される。このように構成することで、日照中に太陽電池1から発生した余剰電力を、複数個(m個)のバッテリにそれぞれ充電することができる。
なお、シャント回路2−1、2−nには、充電回路が設けられていない。
日陰時には、バッテリ15−1からバッテリ15−mに蓄積された電力を放電し、バッテリ用放電ダイオード14−1からバッテリ用放電ダイオード14−mを経由して、負荷20に所望の電力を供給する。コマンド生成回路30−1からコマンド生成回路30−mは、バッテリ15−1からバッテリ15−mの各バッテリセル電圧または各バッテリ電圧をモニタする電圧モニタ回路が設けられている。
コマンド生成回路30−1からコマンド生成回路30−mは、それぞれの電圧モニタ回路でモニタしたバッテリセル電圧またはバッテリ電圧からバッテリモニタ用テレメトリS1を生成し、テレメトリ通信装置(図示せず)を介して、地球に設けられた衛星通信用基地局(以下、地上局)に対し生成したバッテリモニタ用テレメトリS1を送信している。地上局の衛星運用オペレータは、各バッテリ15−1から15−mについてのバッテリ電圧もしくはバッテリセル電圧をモニタする。
地上局の衛星運用オペレータは、このモニタ結果に基づいて、例えばモニタしたバッテリセル電圧が所定の閾値以上であり、バッテリ電圧が正常の範囲内にないことなどをバッテリ開放故障の経験データに照らし合わせて総合的に判断し、開放故障を起こした異常バッテリセルの発生を検知し、開放故障の発生したバッテリセルを特定する。
また、地上局の衛星運用オペレータは、モニタしたバッテリセル電圧が所定の閾値以下であり、バッテリ電圧が正常の範囲内にないことなどをバッテリ短絡故障の経験データに照らし合わせて総合的に判断し、短絡故障を起こした異常バッテリセルであると判断する。または、バッテリ電圧が正常の範囲内にないことを総合的に判断して、短絡故障を起こした異常バッテリセルの発生を検知し、短絡故障の発生したバッテリセルを特定する。
地上局の衛星運用オペレータは、バッテリ15−1からバッテリ15−mの各バッテリセル電圧または各バッテリ電圧のモニタ結果に基づいて、バッテリセルの故障を検知すると故障したバッテリセルを特定して、後述するように故障内容(例えば、開放故障または短絡故障)に基づいて制御コマンドC1を生成し、衛星コマンド通信装置(図示せず)を介して、人工衛星内のバイパス接続の必要なバッテリセルに対応する全てのコマンド生成回路30−1〜30−mに対して、制御コマンドC1を送信する。制御コマンドC1は、特定のバッテリセルを指定してバイパス接続(特定のバッテリセルを迂回させる接続)を行うためのコマンドであり、バイパス接続を行うバッテリセルを指定するためのバッテリセル指定情報を備えている。
各コマンド生成回路30(30−1から30−m)は、それぞれ制御コマンドC1を受けると、制御コマンドC1により指定されたバッテリセル指定情報に基づいて、特定のバッテリセルをバイパスする切り換え接続を行うためのバッテリ制御コマンドを生成する。
図2、図3は、この実施の形態1によるバッテリ15−1、15−mおよびコマンド生成回路30−1、30−mの構成を示す図である。
図2において、バッテリ15−1は、直列に接続された複数個のバッテリセル22と、各バッテリセル22の間にそれぞれ接続された2接点スイッチ21とから構成される。また、バイパス線路40は、各バッテリセル22と並列に設けられており、2接点スイッチ21によりバッテリセル22との接続が切り換る。すなわち、2接点スイッチ21がバッテリセル22の電極に接続されると、バッテリセル22が通電状態となる(接続A)。一方で、2接点スイッチ21がバイパス線路40の線路端に接続されると、バッテリセル22が非通電となり、バッテリセル22の正負両電極間がバイパス線路40によりバイパスして接続される(接続B)。
コマンド生成回路30−1は、地上局からの制御コマンドC1を受けると、制御コマンドC1に基づいてバッテリ制御コマンドを生成し、生成したバッテリ制御コマンドを特定の2接点スイッチ21に送信し、特定の2接点スイッチ21の接続を切り換える(接続Aから接続Bの状態に切り換える)。
図3において、バッテリ15−mは、直列に接続された複数個のバッテリセル32と、各バッテリセル32の間にそれぞれ接続された2接点スイッチ31とから構成される。また、バイパス線路41は、各バッテリセル32と並列に設けられており、2接点スイッチ31によりバッテリセル32との接続が切り換る。すなわち、2接点スイッチ31がバッテリセル32の電極に接続されると、バッテリセル32が通電状態となる(接続A)。一方で、2接点スイッチ31がバイパス線路41の線路端に接続されると、バッテリセル32が非通電となり、バッテリセル32の正負両電極間がバイパス線路41によりバイパスして接続される(接続B)。
コマンド生成回路30−mは、制御コマンドC1を受けると、制御コマンドC1に基づいてバッテリ制御コマンドを生成し、生成したバッテリ制御コマンドを特定の2接点スイッチ31に送信し、特定の2接点スイッチ31の接続を切り換える(接続Aから接続Bの状態に切り換える)。
このように、2接点スイッチ21、31のオンオフは、地上局から各バッテリ15に対応したコマンド生成回路30へ送信される制御コマンドC1に基づいて、コマンド生成回路30が各バッテリセルに接続された2接点スイッチ21、31のオンオフを制御することで、故障バッテリセルを含む全てのバッテリの電圧を、他のバッテリの電圧と等しくなるように制御することができる。
次に、この実施の形態1による電源装置の動作について説明する。
この電源装置は、日照中に太陽電池1の発生電力を人工衛星の負荷20へ供給するとともに、太陽電池1の余剰電力をシャント回路2、3を用いてシャントすることにより、人工衛星のバス電圧を制御する。また、スイッチ8、18を介して太陽電池1を直接バッテリ15に接続し、太陽電池1の余剰電力の一部を充電する。この電源装置では、バッテリの電力拡張を行うにあたり、バッテリを複数台接続している。
図4は、電源装置において、充電回路が無いシャント回路2−1から充電回路が無いシャント回路2−n、バッテリ15−1用充電回路付きシャント回路3−1からバッテリ15−m用充電回路付きシャント回路3−m1、以降バッテリ15−1用充電回路付きシャント回路15−pからバッテリ15−m用充電回路付きシャント回路3−mpまでの、バス電圧制御の配列を示す図である。図において、バス電圧制御の配列は、バッテリ15−1用の充電回路付きのシャント回路3−pよりもバス電圧が高いところに、バッテリ15−1を始めとするその他のバッテリのシャント回路が配列されている。図示しないバス電圧制御装置は、図4に示すバス電圧制御配列に基づいて、充電回路無しの各シャント回路2、充電回路付きの各シャント回路3を制御して、バス電圧の制御を行う。
ここで、図1〜図3において、例えばバッテリ15−mの1つのバッテリセル32(例えば32−1)が1セル開放故障した場合を考える。
この場合、バッテリ15−mを除く他のバッテリ(例えばバッテリ15−1)からは放電できるものの、バッテリ15−mからは放電できなくなる。このとき、図4に示すバス電圧制御の配列に基づいて、バッテリ15−m用の充電回路付きのシャント回路3−mpの電力をバスへ供給する前に、バッテリ15−1を始めとするその他のバッテリの電力をバスへ供給することとなる。
従来の電源装置のように各バッテリにおけるバッテリセルの接続を切り換え制御しない場合は、バッテリ15−mに接続されたシャント回路の電力は充電もできず、またバスへその電力を供給することもできなくなる。
これに対し、この実施の形態1による電源装置では、コマンド生成回路30(30−1〜30−m)からのバッテリ制御コマンドにより動作する2接点スイッチ(21、31)を、バッテリ15−1からバッテリ15−mのそれぞれに対応して配置している。
このため、コマンド生成回路30−mが外部装置から受信する制御コマンドC1に基づいて、コマンド生成回路30−mが開放故障したバッテリセル32−1に対応した2接点スイッチ31−1にバッテリ制御コマンドを送信することで、2接点スイッチ31−1の接続が切り換り、バッテリ15−mの開放故障したバッテリセル32−1をバイパスすることができる。
同時に、バッテリ15−1を始めとするその他のバッテリについても、制御コマンドC1に基づいて、対応するコマンド生成回路30からバッテリ制御コマンドが1つずつ送信される。これにより、2接点スイッチ31の接続切り換えによって任意のバッテリセルを1セルずつバイパスし、全てのバッテリのバッテリセル数を均等にすることができるので、バッテリ15−mからも日陰時に放電できるようにすることができる。
例えば、コマンド生成回路30−mは電圧モニタ回路によりモニタした各バッテリセルのセル電圧およびバッテリ電圧を、テレメトリ通信装置(図示せず)を介して地上局に送信している。バッテリ15−mのバッテリセル32−1が1セル開放故障すると、地上局では、各バッテリセル電圧およびバッテリ電圧に基づいて、バッテリセル32−1の電圧が所定の閾値よりも高くなったことなどを検出し、バッテリセル32−1が開放故障を起こした異常バッテリセルであることが検知される。
この検知に応じて、地上局にてバッテリ15−mのバッテリセル32−1をバイパスさせるための制御コマンドC1を生成し、衛星コマンド通信装置(図示せず)を介して、生成した制御コマンドC1をコマンド生成回路30−mに送信する。この制御コマンドC1には、バイパスを行うセルとしてバッテリセル32−1を指定するためのバッテリセル指定情報が含まれている。
同時に、地上局にて他のバッテリ15−1のバッテリセル22−1をバイパスさせるための制御コマンドC1を生成し、衛星コマンド通信装置(図示せず)を介して、生成した制御コマンドC1をコマンド生成回路30−1に送信する。この制御コマンドC1には、バイパスを行うセルとして例えばバッテリセル22−1を指定するためのバッテリセル指定情報が含まれている。
コマンド生成回路30−mは、地上局から受信した制御コマンドC1に基づき、バッテリ15−mの異常バッテリセル32−1に接続された2接点スイッチ31−1について、バッテリセル32−1との接続を切り、バイパス線路41に接続するためのバッテリ制御コマンドを生成する。
コマンド生成回路30−mは、生成したバッテリ制御コマンドを2接点スイッチ31−1に送信して2接点スイッチ31−1の接続を切り換え、バッテリセル32−1の正負両電極間がバイパス線路41によりバイパスして接続される。
また、コマンド生成回路30−1は、地上局から受信した制御コマンドC1に基づき、指定されたバッテリ15−1のバッテリセル22−1に接続される2接点スイッチ21−1について、バッテリセル22−1との接続を切り、バイパス線路40に接続するためのバッテリ制御コマンドを生成する。コマンド生成回路30−1は、生成したバッテリ制御コマンドを2接点スイッチ21−1に送信して2接点スイッチ21−1の接続を切り換え、バッテリセル22−1の正負両電極間がバイパス線路40によりバイパスして接続される。
このようにして、バッテリ15−1を始めとするその他のバッテリについても、制御コマンドC1に基づいて、各バッテリの対応する各コマンド生成回路からバッテリ制御コマンドを1つずつバッテリに送信することにより、全てのバッテリについて1セルずつバッテリセルをバイパスすることができる。
次に、図1〜図3において、例えばバッテリ15−mの1つのバッテリセル32(例えば32−1)が1セル短絡故障した場合を考える。
この場合、バッテリ15−mを除く他のバッテリ(例えばバッテリ15−1)からは正常に放電できるものの、バッテリ15−mは他のバッテリに比べてバッテリセルが1段小さくなるために、バッテリ15−mからは正常な放電ができなくなる。
このとき、図4に示すバス電圧制御の配列に基づいて、バッテリ15−m用の充電回路付きのシャント回路3−mpの電力をバスへ供給する前に、バッテリ15−1を始めとするその他のバッテリの電力をバスへ供給することとなる。
従来の電源装置のように各バッテリにおけるバッテリセルの接続を切り換え制御しない場合は、バッテリ15−mに接続されたシャント回路の電力は充電しても放電できず、またバスへその電力を供給することもできなくなる。
これに対し、この実施の形態1による電源装置では、コマンド生成回路30(30−1〜30−m)からのバッテリ制御コマンドにより動作する2接点スイッチ(21、31)を、バッテリ15−1からバッテリ15−mのそれぞれに対応して配置しているので、バッテリ15−1を始めとするバッテリ15−m以外のその他のバッテリについて、制御コマンドC1に基づいて対応するコマンド生成回路30から、バッテリ制御コマンドを1つずつ送信することができる。
これにより、2接点スイッチの接続切り換えによって、任意のバッテリセルを1セルずつバイパスし、全てのバッテリのバッテリセル数を均等にすることができるので、バッテリ15−mからも日陰時に放電できるようにすることができる。このとき、短絡故障したバッテリセル15−mについてもバッテリ制御コマンドを送信して故障セルをバイパスしても同様の効果を得ることができる。
例えば、コマンド生成回路30−mは電圧モニタ回路によりモニタした各バッテリセルのセル電圧およびバッテリ電圧を、テレメトリ通信装置(図示せず)を介して地上局に送信している。バッテリ15−mのバッテリセル32−1が1セル短絡故障した場合、地上局では、各バッテリセル電圧およびバッテリ電圧に基づいて、バッテリセル32−1の電圧が所定の閾値よりも低くなった(例えば0になった)ことなどを検出し、バッテリセル32−1が短絡故障を起こした異常バッテリセルであることが検知される。
この検知に応じて、地上局にて他のバッテリ15−1のバッテリセル22−1をバイパスさせるための制御コマンドC1を生成し、衛星コマンド通信装置(図示せず)を介して、生成した制御コマンドC1をコマンド生成回路30−1に送信する。この制御コマンドC1には、バイパスを行うセルとしてバッテリセル22−1を指定するための情報が含まれている。
コマンド生成回路30−1は、地上局から受信した制御コマンドC1に基づいて、指定されたバッテリ15−1のバッテリセル22−1に接続される2接点スイッチ21−1について、バッテリセル22−1との接続を切り、バイパス線路40に接続するためのバッテリ制御コマンドを生成する。コマンド生成回路30−1は、生成したバッテリ制御コマンドを2接点スイッチ21−1に送信して2接点スイッチ21−1の接続を切り換え、バッテリセル22−1の正負両電極間がバイパス線路40によりバイパスして接続される。
このようにして、バッテリ15−1を始めとするバッテリ15−mを除くその他のバッテリについても、制御コマンドに基づいて、各バッテリの対応する各コマンド生成回路がバッテリ制御コマンドを1つずつ送信する。このことにより、バッテリ15−mを除く全てのバッテリについて1セルずつバッテリセルをバイパスすることができる。
勿論、このとき異常バッテリセル32−1に接続された2接点スイッチ31−1についても、地上局からの制御コマンドC1に基づいてバッテリセル32−1との接続を切り、バイパス線路41に接続するためのバッテリ制御コマンドを生成し、生成したバッテリ制御コマンドを2接点スイッチ31−1に送信することで、2接点スイッチ31−1の接続を切り換え、バッテリセル32−1の正負両電極間についても、バイパス線路41によりバイパスして接続されても良い。
この実施の形態1による電源装置は、以上説明したように構成され、複数のバッテリセルが直列に接続されて構成されるとともに、シャント装置を介して太陽電池から供給される余剰電力の一部を充電し、充電した電力を負荷に供給する複数台のバッテリと、上記バッテリを構成するバッテリセルの故障に応じてバッテリ制御コマンドを生成するコマンド生成回路と、上記コマンド生成回路により生成されたバッテリ制御コマンドに基づいて作動するスイッチ回路を備え、上記スイッチ回路は、上記故障したバッテリセルが開放故障の場合に、上記故障したバッテリセルの両端の電極間をバイパスして接続するとともに、当該故障したバッテリセルを含まない他の全てのバッテリについても、故障したバッテリセル数と同数のバッテリセルについて両端の電極間をバイパスして接続し、上記故障したバッテリセルが短絡故障の場合に、上記故障したバッテリセルを含まない他の全てのバッテリについて、故障したバッテリセル数と同数のバッテリセルについて両端の電極間をバイパスして接続することを特徴とする。
また、複数のセルが直列に接続されて構成されるとともに、シャント装置を介して太陽電池から供給される余剰電力の一部を充電し、充電した電力を負荷に供給する複数台のバッテリと、
上記バッテリを構成するバッテリセルの短絡故障または開放故障に応じてコマンドを生成するコマンド生成回路と、上記コマンド生成回路により生成されたコマンドに基づいて作動するスイッチ回路を備え、上記スイッチ回路は、上記故障したバッテリセルの両端の電極間をバイパスして接続するとともに、当該故障したバッテリセルを含まない他の全てのバッテリについても、故障したセル数と同数のセルについて両端の電極間をバイパスして接続するものであっても良い。
また、バッテリ制御コマンドにより動作する2接点スイッチを全てのバッテリのバッテリセルに配置し、任意のバッテリのバッテリセルが1セル開放故障した場合にはバッテリ制御コマンドを故障したバッテリセルに送信することで、故障したバッテリセルをバイパスするとともに、その他の健全なバッテリについてもコマンドを1つずつ送信することにより、1セルずつバイパスし全てのバッテリのバッテリセル数を均等にし、故障したバッテリからも日陰時に放電できるようにする。また、任意のバッテリのバッテリセルが1セル短絡故障した場合には、他の健全なバッテリにコマンドを1つずつ送信することにより1セルずつバイパスし、全てのバッテリのバッテリセル数を均等にして、故障したバッテリからも日陰時に放電できるようにしても良い。
これによって、1台のバッテリが1セル短絡故障を起こした場合であっても、他のバッテリについても1セル分のバッテリセルを減じて使用し、また1台のバッテリが1セル開放故障した場合には開放故障したバッテリセルをバイパスするとともに、他のバッテリについても1セル分のバッテリセルを減じて使用することで、バッテリの1セル故障に対して全てのバッテリの電力が使用できるようになる。
実施の形態2.
上記実施の形態1の電源装置では、コマンド生成回路30−1から30−mの電圧モニタ回路によりモニタした各バッテリセルのセル電圧およびバッテリ電圧を、テレメトリ通信装置を介して地上局に送信していた。地上局では、衛星からのテレメトリによりモニタした各バッテリセル電圧およびバッテリ電圧に基づいて、バッテリセルが開放故障もしくは短絡故障を起こした異常バッテリセルであることを検知していた。この検知結果に基づいて、地上局にてバッテリ15−1から15−mの各バッテリセルをバイパスさせるための制御コマンドC1を生成し、衛星コマンド通信装置を介して、生成した制御コマンドC1をコマンド生成回路30−1から30−mに送信する例について説明した。
この実施の形態2の電源装置では、コマンド生成回路30−1からコマンド生成回路30−mが、それぞれ自律的にバッテリ制御コマンドを生成することを特徴とする。以下、実施の形態1で説明した図1から図3を用いて、コマンド生成回路における実施の形態2の自律動作について説明する。なお、その他の動作については、実施の形態1で説明したものと同じであるので説明を略する。
実施の形態2において、例えば、コマンド生成回路30−1からコマンド生成回路30−mは、それぞれの電圧モニタ回路でモニタしたバッテリセル電圧が所定の閾値以上であることを検出すると、開放故障を起こした異常バッテリセルが発生したと自律的に判断する。
同様に、コマンド生成回路30−1からコマンド生成回路30−mは、それぞれの電圧モニタ回路でモニタしたバッテリセル電圧が所定の閾値以下であることを検出すると、短絡故障を起こした異常バッテリセルが発生したと自律的に判断する。
コマンド生成回路30−1からコマンド生成回路30−mは、このようなモニタ結果に基づいてバッテリセルの故障を検出した場合に、それぞれ自律的にバッテリ制御コマンドや制御コマンドC1を生成するとともに、他のコマンド生成回路に対して生成した制御コマンドC1を送信する。コマンド生成回路30−1からコマンド生成回路30−mは、自ら生成したバッテリ制御コマンドや外部から受信した制御コマンドC1を元に生成したバッテリ制御コマンドに基づいて、実施の形態1と同様にして、バイパスさせるバッテリセルの接続切り換えを制御する。
例えば、図1〜図3において、バッテリ15−mの1つのバッテリセル32−1が1セル開放故障した例について考える。
コマンド生成回路30−mは、バッテリ15−mを構成する各バッテリセル32の電圧をモニタしている。バッテリ15−mのバッテリセル32−1が1セル開放故障した場合、コマンド生成回路30−mは、バッテリセルの電圧モニタ結果から、バッテリセル32−1の電圧が所定の閾値よりも高くなったことを検出し、バッテリセル32−1が開放故障を起こした異常バッテリセルであることを検知する。
この検知に応じて、コマンド生成回路30−mは、異常バッテリセル32−1に接続された2接点スイッチ31−1について、バッテリセル32−1との接続を切り、バイパス線路41に接続するためのバッテリ制御コマンドを生成する。
コマンド生成回路30−mは、生成したバッテリ制御コマンドを2接点スイッチ31−1に送信して2接点スイッチ31−1の接続を切り換え、バッテリセル32−1の正負両電極間がバイパス線路41によりバイパスして接続される。
同時に、コマンド生成回路30−mは、他のバッテリ30−1に対応したコマンド生成回路30−1に対して、バッテリ15−1の1つのバッテリセルをバイパスさせるための制御コマンドC1を送信する。コマンド生成回路30−1は、コマンド生成回路30−mから制御コマンドを受けると、任意のバッテリセル22に接続された2接点スイッチ21を選択する。例えば、2接点スイッチ21−1を選択すると、コマンド生成回路30−1は、バッテリセル22−1との接続を切り、バイパス線路40に接続するためのバッテリ制御コマンドを生成する。
このようにして、バッテリ15−1を始めとするその他のバッテリについても、コマンド生成回路30−1から自律的に生成される制御コマンドC1に基づいて、各バッテリの対応する各コマンド生成回路がバッテリ制御コマンドを1つずつ対応するバッテリに送信することにより、1セルずつバッテリセルをバイパスすることができる。
次に、図1〜図3において、例えばバッテリ15−mの1つのバッテリセル32−1が1セル短絡故障した例について考える。
コマンド生成回路30−mは、バッテリ15−mを構成する各バッテリセル32の電圧をモニタしている。バッテリ15−mのバッテリセル32−1が1セル短絡故障した場合、コマンド生成回路30−mは、バッテリセルの電圧モニタ結果から、バッテリセル32−1の電圧が所定の閾値よりも低くなった(例えば0になった)ことを検出し、バッテリセル32−1が短絡故障を起こした異常バッテリセルであることを検知する。
この検知に応じて、コマンド生成回路30−mは、他のコマンド生成回路30−1に対して、バッテリ15−1の1つのバッテリセルをバイパスさせるための制御コマンドC1を送信する。
コマンド生成回路30−1は、コマンド生成回路30−mから制御コマンドC1を受けると、任意のバッテリセル22に接続された2接点スイッチ21を選択する。例えば、2接点スイッチ21−1を選択すると、コマンド生成回路30−1は、バッテリセル22−1との接続を切り、バイパス線路40に接続するためのバッテリ制御コマンドを生成する。
このようにして、バッテリ15−1を始めとするその他のバッテリについて、コマンド生成回路30−1から自律的に生成される制御コマンドC1に基づいて、各バッテリの対応する各コマンド生成回路がバッテリ制御コマンドを1つずつ対応するバッテリに送信することにより、1セルずつバッテリセルをバイパスすることができる。
勿論、コマンド生成回路30−mは、バッテリ15−mの異常バッテリセル32−1について、バッテリセル32−1をバイパス線路41に接続するためのバッテリ制御コマンドを生成しても良い。このとき、コマンド生成回路30−mは、生成したバッテリ制御コマンドをバッテリセル32−1に対応した2接点スイッチ31−1に送信することで、2接点スイッチ31−1の接続を切り換え、バッテリセル32−1の正負両電極間がバイパス線路41によりバイパスして接続されることとなる。
なお、実施の形態2における他の態様として、コマンド生成回路30−1からコマンド生成回路30−mは、バッテリセルの故障状態に応じて、それぞれが自律的にバッテリ制御コマンドを生成するように構成しても良く、コマンド生成回路30によるバッテリセルの自律的なバイパス接続動作と、地上局でのバッテリモニタおよび地上局からのコマンド送信に基づくバッテリセルのバイパス接続動作とを、組み合わせて行っても良い。
例えば、バッテリ15における何れかのバッテリセルが短絡故障を生じた場合に、短絡故障の生じたバッテリセルに対応したコマンド生成回路30が、この実施の形態2で説明したようにバッテリセルの短絡故障による異常を検出し、自律的に制御コマンドC1またはバッテリ制御コマンドを生成することで、短絡故障したバッテリセルを除く他の全てのバッテリについて、制御コマンドC1に基づいて対応するコマンド生成回路がバッテリ制御コマンドを1つずつ送信し、1セルずつバッテリセルをバイパスさせることができる。
一方で、バッテリ15における何れかのバッテリセルが開放故障を生じた場合に、開放故障の生じたバッテリセルに対応したコマンド生成回路30のテレメトリを通じて、地上局にてバッテリセル電圧またはバッテリ電圧をモニタすることで、上記実施の形態1で説明したようにバッテリセルの開放故障による異常を検出し、地上局からの制御コマンドC1によってコマンド生成回路30を制御し、バッテリ制御コマンドを生成することにより、開放故障したバッテリセルを含む全てのバッテリについて、1セルずつバッテリセルをバイパスさせることができる。
また、例えば、バッテリ15における何れかのバッテリセルが短絡故障を生じた場合に、短絡故障の生じたバッテリセルに対応したコマンド生成回路30のテレメトリを通じて、地上局にてバッテリセル電圧またはバッテリ電圧をモニタすることで、上記実施の形態1で説明したようにバッテリセルの短絡故障による異常を検出し、地上局からの制御コマンドC1によってコマンド生成回路30を制御し、バッテリ制御コマンドを生成することにより、短絡故障したバッテリセルを除く他の全てのバッテリについて、1セルずつバッテリセルをバイパスさせることができる。
一方で、バッテリ15における何れかのバッテリセルが開放故障を生じた場合には、開放故障の生じたバッテリセルに対応したコマンド生成回路30が、この実施の形態2で説明したようにバッテリセルの開放故障による異常を検出し、自律的に制御コマンドC1またはバッテリ制御コマンドを生成することで、開放故障したバッテリセルを含む全てのバッテリについて、コマンド生成回路がバッテリ制御コマンドを1つずつ送信し、1セルずつバッテリセルをバイパスさせることができる。
この発明の実施の形態1、2による電源装置の構成を説明するための図である。 この発明の実施の形態1、2による電源装置のバッテリとコマンド生成回路の構成を説明するための図である。 この発明の実施の形態1、2による電源装置のバッテリとコマンド生成回路の構成を説明するための図である。 この発明の実施の形態1、2によるバス電圧制御のシャント回路の配列を示す図である。
符号の説明
1 太陽電池、2 シャント回路、3 シャント回路、4 シャントスイッチ、5 ブロッキングダイオード、6 シャントスイッチ、7 ブロッキングダイオード、8 充電スイッチ、14 バッテリ放電用ダイオード、15 バッテリ、16 シャントスイッチ、17 ブロッキングダイオード、18 充電スイッチ、19 キャパシタ、20 負荷、21 2接点スイッチ、22 バッテリセル、30 コマンド生成回路、31 2接点スイッチ、32 バッテリセル、40 バイパス線路、41 バイパス線路。

Claims (1)

  1. 複数の太陽電池と、
    上記それぞれの太陽電池に接続された複数のシャント回路と、
    複数のバッテリセルが直列に接続されて構成されるとともに、複数の群に分けた各群内の上記シャント回路がそれぞれ並列に接続され、上記太陽電池から供給される余剰電力の一部を充電し、充電した電力をそれぞれ負荷に供給する複数台のバッテリと、
    上記バッテリを構成するバッテリセルの故障に応じてコマンドを生成するコマンド生成回路と、
    上記コマンド生成回路により生成されたコマンドに基づいて作動し、上記バッテリの各バッテリセルにそれぞれ直列に接続され、当該バッテリセルへの通電とバイパス接続とをそれぞれ切換える複数の2接点スイッチからなるスイッチ回路を備え、
    上記スイッチ回路は、
    上記故障したバッテリセルが開放故障の場合に、上記故障したバッテリセルの両端の電極間を上記各2接点スイッチのバイパス接続によりバイパスして接続するとともに、当該故障したバッテリセルを含まない他の全てのバッテリについても、故障したセル数と同数のセルについて両端の電極間を上記各2接点スイッチのバイパス接続によりバイパスして接続し、上記故障したバッテリセルが短絡故障の場合に、上記故障したセルを含まない他の全てのバッテリについて、故障したバッテリセル数と同数のバッテリセルについて両端の電極間をバイパスして接続する、
    電源装置。
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