JPH1140831A - 太陽電池電源装置 - Google Patents
太陽電池電源装置Info
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- JPH1140831A JPH1140831A JP9191024A JP19102497A JPH1140831A JP H1140831 A JPH1140831 A JP H1140831A JP 9191024 A JP9191024 A JP 9191024A JP 19102497 A JP19102497 A JP 19102497A JP H1140831 A JPH1140831 A JP H1140831A
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- power
- circuit
- power supply
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人工衛星の様々な状況における太陽電池の余
剰電力を全て消費できると共に、熱設計が容易なシャン
ト回路を小型に構成する。 【解決手段】 開示される太陽電池電源装置は、太陽光
エネルギを電気エネルギに変換する太陽電池素子17が
複数接続されて所定の電力を発生する太陽電池回路11
と、電力を消費するシャント回路15と、太陽電池回路
11の発生電力が負荷12で消費される電力より大きく
余剰電力がある場合に、その余剰電力の少なくとも一部
に対応した制御信号を出力すると共に、余剰電力の残り
をシャント回路15で消費させる電力制御回路13と、
制御信号に対応した電力を発生している少なくとも1個
の太陽電池素子17を電気的に短絡して太陽電池回路1
1の発生電力を減少させる太陽電池出力制御部16とを
備えてなる。
剰電力を全て消費できると共に、熱設計が容易なシャン
ト回路を小型に構成する。 【解決手段】 開示される太陽電池電源装置は、太陽光
エネルギを電気エネルギに変換する太陽電池素子17が
複数接続されて所定の電力を発生する太陽電池回路11
と、電力を消費するシャント回路15と、太陽電池回路
11の発生電力が負荷12で消費される電力より大きく
余剰電力がある場合に、その余剰電力の少なくとも一部
に対応した制御信号を出力すると共に、余剰電力の残り
をシャント回路15で消費させる電力制御回路13と、
制御信号に対応した電力を発生している少なくとも1個
の太陽電池素子17を電気的に短絡して太陽電池回路1
1の発生電力を減少させる太陽電池出力制御部16とを
備えてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、太陽電池電源装
置に係り、特に、人工衛星等に用いられ、太陽光エネル
ギを電気エネルギに変換する太陽電池から負荷へ供給さ
れる電力を制御する太陽電池電源装置に関する。
置に係り、特に、人工衛星等に用いられ、太陽光エネル
ギを電気エネルギに変換する太陽電池から負荷へ供給さ
れる電力を制御する太陽電池電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽電池電源装置としては、特開
昭61−199421号公報に開示されているように、
シャント回路を用いたものがあった。シャント回路は、
太陽電池が発生した電力(以下、発生電力という)が負
荷で消費すべき電力(以下、負荷電力という)より大き
く余剰電力がある場合に、その余剰電力を消費すること
により、太陽電池の出力特性(電圧−電流特性)におけ
る動作点を低電圧側に移行させ、太陽電池の出力電圧を
規定の範囲内に保持するものであり、これにより、右動
作点が負荷電流に応じて高電圧側に移行し、太陽電池の
出力電圧が負荷に供給すべき電圧の許容範囲を越えてし
まうのを防止している。
昭61−199421号公報に開示されているように、
シャント回路を用いたものがあった。シャント回路は、
太陽電池が発生した電力(以下、発生電力という)が負
荷で消費すべき電力(以下、負荷電力という)より大き
く余剰電力がある場合に、その余剰電力を消費すること
により、太陽電池の出力特性(電圧−電流特性)におけ
る動作点を低電圧側に移行させ、太陽電池の出力電圧を
規定の範囲内に保持するものであり、これにより、右動
作点が負荷電流に応じて高電圧側に移行し、太陽電池の
出力電圧が負荷に供給すべき電圧の許容範囲を越えてし
まうのを防止している。
【0003】すなわち、電子機器を太陽電池電源装置の
負荷として使用する場合、一般的には電子機器の動作可
能電圧はある範囲内に限られているから、太陽電池電源
装置の出力電圧をこの範囲内に設定するためにシャント
回路で余剰電力を消費させるのである。要するに、シャ
ント回路は、太陽電池の発生電力を制御するものではな
く、既に発生してしまった電力を消費するものである。
負荷として使用する場合、一般的には電子機器の動作可
能電圧はある範囲内に限られているから、太陽電池電源
装置の出力電圧をこの範囲内に設定するためにシャント
回路で余剰電力を消費させるのである。要するに、シャ
ント回路は、太陽電池の発生電力を制御するものではな
く、既に発生してしまった電力を消費するものである。
【0004】なお、一般的には、右動作点はシャント回
路が動作していない状態では、負荷電圧(バス電圧)よ
り高くなるように、太陽電池電源装置を設計する。この
ように設計しないと、太陽電池に余剰電力がない場合に
出力電圧が負荷電圧を下回ってしまうからである。ここ
で、バス電圧とは、電源、衛星姿勢制御、推進系などか
らなるバス機器に印加すべき電圧である。
路が動作していない状態では、負荷電圧(バス電圧)よ
り高くなるように、太陽電池電源装置を設計する。この
ように設計しないと、太陽電池に余剰電力がない場合に
出力電圧が負荷電圧を下回ってしまうからである。ここ
で、バス電圧とは、電源、衛星姿勢制御、推進系などか
らなるバス機器に印加すべき電圧である。
【0005】次に、従来の太陽電池電源装置の構成例を
図7を参照して説明する。この例の太陽電池電源装置
は、太陽電池回路1と、負荷2と、電力制御回路3と、
蓄電池4と、シャント回路5とから概略構成されてい
る。太陽電池回路1は、太陽光エネルギを電気エネルギ
に変換する太陽電池素子6,6,…が電気的に直並列に
接続されて所定の電力を発生するように構成されてい
る。負荷2は、太陽電池回路1が発生した電力を消費す
る。
図7を参照して説明する。この例の太陽電池電源装置
は、太陽電池回路1と、負荷2と、電力制御回路3と、
蓄電池4と、シャント回路5とから概略構成されてい
る。太陽電池回路1は、太陽光エネルギを電気エネルギ
に変換する太陽電池素子6,6,…が電気的に直並列に
接続されて所定の電力を発生するように構成されてい
る。負荷2は、太陽電池回路1が発生した電力を消費す
る。
【0006】電力制御回路3は、太陽電池回路1の発生
電力に余裕がある場合、すなわち、余剰電力がある場合
にその余剰電力を蓄電池4に蓄積すると共に、蓄電池4
への充電が終了してもまだ余剰電力がある場合にその余
剰電力をシャント回路5で消費させ、一方、太陽電池回
路1の発生電力が負荷電力より小さい場合にその電力不
足分を蓄電池4から負荷2へ供給させることにより、太
陽電池回路1の出力電圧を規定の負荷電圧に制御する。
電力に余裕がある場合、すなわち、余剰電力がある場合
にその余剰電力を蓄電池4に蓄積すると共に、蓄電池4
への充電が終了してもまだ余剰電力がある場合にその余
剰電力をシャント回路5で消費させ、一方、太陽電池回
路1の発生電力が負荷電力より小さい場合にその電力不
足分を蓄電池4から負荷2へ供給させることにより、太
陽電池回路1の出力電圧を規定の負荷電圧に制御する。
【0007】次に、図8を参照して、図7に示す従来の
太陽電池電源装置の動作について説明する。図8は、太
陽電池回路1の出力特性(V−I特性)の一例である。
図8において、負荷2を流れる負荷電流ILと、蓄電池
4の充電時に流れる蓄電電流IBとの合計を電流IA(ポ
イントA)とすると、シャント回路5を動作させないと
きの出力特性曲線CO上の動作点はポイントBとなり、
このときの太陽電池回路1の出力電圧は電圧VF(ポイ
ントF)となる。
太陽電池電源装置の動作について説明する。図8は、太
陽電池回路1の出力特性(V−I特性)の一例である。
図8において、負荷2を流れる負荷電流ILと、蓄電池
4の充電時に流れる蓄電電流IBとの合計を電流IA(ポ
イントA)とすると、シャント回路5を動作させないと
きの出力特性曲線CO上の動作点はポイントBとなり、
このときの太陽電池回路1の出力電圧は電圧VF(ポイ
ントF)となる。
【0008】太陽電池回路1の出力電圧を電圧VFから
負荷2の動作可能電圧の上限値であるバス電圧VBにす
るためには、出力特性曲線COの動作点をポイントBか
らポイントDまでに移動させなければならないが、その
ためには、ポイントD、C、A及びFで囲まれた領域
(図中斜線部)の太陽電池回路1の出力電力をシャント
回路5において熱として消費することになる。すなわ
ち、図8に示すように、シャント回路5には、シャント
電流ISが流れることになる。
負荷2の動作可能電圧の上限値であるバス電圧VBにす
るためには、出力特性曲線COの動作点をポイントBか
らポイントDまでに移動させなければならないが、その
ためには、ポイントD、C、A及びFで囲まれた領域
(図中斜線部)の太陽電池回路1の出力電力をシャント
回路5において熱として消費することになる。すなわ
ち、図8に示すように、シャント回路5には、シャント
電流ISが流れることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の太陽電池電源装置を人工衛星に採用した場合、人工
衛星の定常運用時(日照期間中)における太陽電池回路
1の出力特性をシャント回路5により制御する場合の動
作については、上記「従来の技術」で説明した動作と同
様であるが、この他に、人工衛星自身が地球などの影
(以下、日陰という)から出た直後という特殊な条件下
(時間的にみてミッションライフ中の僅かな時間)にお
いては、太陽電池素子6,6,…が低温になっている
(例えば、静止衛星の場合、約−150゜C)ため、太
陽電池回路1の出力電力や出力電圧が過大になってしま
う。
来の太陽電池電源装置を人工衛星に採用した場合、人工
衛星の定常運用時(日照期間中)における太陽電池回路
1の出力特性をシャント回路5により制御する場合の動
作については、上記「従来の技術」で説明した動作と同
様であるが、この他に、人工衛星自身が地球などの影
(以下、日陰という)から出た直後という特殊な条件下
(時間的にみてミッションライフ中の僅かな時間)にお
いては、太陽電池素子6,6,…が低温になっている
(例えば、静止衛星の場合、約−150゜C)ため、太
陽電池回路1の出力電力や出力電圧が過大になってしま
う。
【0010】また、太陽電池素子6,6,…は、一般
に、シリコンやガリウム・砒素等の半導体素子によって
構成されているが、太陽光に含まれている放射線や、地
球のバンアレン帯に捕捉される宇宙放射線が、宇宙空間
などで太陽電池素子6,6,…に照射されると、半導体
素子の結晶構造が破壊され、太陽電池素子6,6,…の
発電能力が劣化してしまう。
に、シリコンやガリウム・砒素等の半導体素子によって
構成されているが、太陽光に含まれている放射線や、地
球のバンアレン帯に捕捉される宇宙放射線が、宇宙空間
などで太陽電池素子6,6,…に照射されると、半導体
素子の結晶構造が破壊され、太陽電池素子6,6,…の
発電能力が劣化してしまう。
【0011】そこで、太陽電池回路1の発電能力は、太
陽電池回路1が搭載される人工衛星に要求される電力
に、右劣化による電力の減少分を加えて設定される。長
寿命衛星やバンアレン帯を通過する人工衛星など、宇宙
放射線被爆量が多い環境で使用される人工衛星の場合に
は、短寿命衛星やバンアレン帯を通過しない人工衛星な
どと比べてこの電力減少分も大きいので、その分だけ予
め設定される太陽電池の電力も多くなる。
陽電池回路1が搭載される人工衛星に要求される電力
に、右劣化による電力の減少分を加えて設定される。長
寿命衛星やバンアレン帯を通過する人工衛星など、宇宙
放射線被爆量が多い環境で使用される人工衛星の場合に
は、短寿命衛星やバンアレン帯を通過しない人工衛星な
どと比べてこの電力減少分も大きいので、その分だけ予
め設定される太陽電池の電力も多くなる。
【0012】したがって、太陽電池回路1の出力電圧を
規定の電圧に制御するためには、定常運用時、人工衛星
が日陰から出た直後、長寿命衛星やバンアレン帯を通過
する人工衛星などでミッションライフ初期等の様々な時
期における太陽電池の余剰電力を全て消費できる大規模
なシャント回路5が必要となった。
規定の電圧に制御するためには、定常運用時、人工衛星
が日陰から出た直後、長寿命衛星やバンアレン帯を通過
する人工衛星などでミッションライフ初期等の様々な時
期における太陽電池の余剰電力を全て消費できる大規模
なシャント回路5が必要となった。
【0013】また、シャント回路5が動作中において
は、シャント電流ISの発生により、シャント回路5で
発生する熱量が人工衛星内部に蓄積され、人工衛星内部
全体の温度が上昇する。そして、人工衛星内部全体の温
度が人工衛星に搭載されている各機器の許容温度を超え
てしまうと、各機器が誤動作したり、場合によっては、
重大な故障が発生してしまう虞がある。
は、シャント電流ISの発生により、シャント回路5で
発生する熱量が人工衛星内部に蓄積され、人工衛星内部
全体の温度が上昇する。そして、人工衛星内部全体の温
度が人工衛星に搭載されている各機器の許容温度を超え
てしまうと、各機器が誤動作したり、場合によっては、
重大な故障が発生してしまう虞がある。
【0014】そこで、人工衛星の設計では、シャント回
路5で発生する熱量を予測して熱設計を行うが、人工衛
星の運用モード毎に負荷電流ILの大きさが違ったり、
太陽光の入射量が違ったりするなどにより、太陽電池回
路1の発生電力が異なるため、余剰電力の量が一定でな
く、熱設計が非常に難しい、という欠点があった。さら
に、シャント回路5の規模が大きくなると、その内部で
発生する熱量も増加するため、熱量を人工衛星の外部へ
排出するための放熱スペースも大きくなるので、人工衛
星のシステム設計に大きな制約を与えるという問題があ
った。
路5で発生する熱量を予測して熱設計を行うが、人工衛
星の運用モード毎に負荷電流ILの大きさが違ったり、
太陽光の入射量が違ったりするなどにより、太陽電池回
路1の発生電力が異なるため、余剰電力の量が一定でな
く、熱設計が非常に難しい、という欠点があった。さら
に、シャント回路5の規模が大きくなると、その内部で
発生する熱量も増加するため、熱量を人工衛星の外部へ
排出するための放熱スペースも大きくなるので、人工衛
星のシステム設計に大きな制約を与えるという問題があ
った。
【0015】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、人工衛星の様々な状況における太陽電池の余剰
電力を全て消費できると共に、熱設計が容易なシャント
回路を小型に構成できる太陽電池電源装置を提供するこ
とを目的としている。
もので、人工衛星の様々な状況における太陽電池の余剰
電力を全て消費できると共に、熱設計が容易なシャント
回路を小型に構成できる太陽電池電源装置を提供するこ
とを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る太陽電池電源装置は、太
陽光エネルギを電気エネルギに変換する太陽電池素子が
複数接続されて所定の電力を発生する太陽電池回路と、
電力を消費するシャント回路と、上記太陽電池回路の発
生電力が負荷で消費される電力より大きく余剰電力があ
る場合に、その余剰電力の少なくとも一部に対応した制
御信号を出力すると共に、上記余剰電力の残りを上記シ
ャント回路で消費させる電力制御回路と、上記制御信号
に対応した電力を発生している少なくとも1個の太陽電
池素子を電気的に短絡して上記太陽電池回路の発生電力
を減少させる太陽電池出力制御回路とを備えてなること
を特徴としている。
に、請求項1記載の発明に係る太陽電池電源装置は、太
陽光エネルギを電気エネルギに変換する太陽電池素子が
複数接続されて所定の電力を発生する太陽電池回路と、
電力を消費するシャント回路と、上記太陽電池回路の発
生電力が負荷で消費される電力より大きく余剰電力があ
る場合に、その余剰電力の少なくとも一部に対応した制
御信号を出力すると共に、上記余剰電力の残りを上記シ
ャント回路で消費させる電力制御回路と、上記制御信号
に対応した電力を発生している少なくとも1個の太陽電
池素子を電気的に短絡して上記太陽電池回路の発生電力
を減少させる太陽電池出力制御回路とを備えてなること
を特徴としている。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の太陽電池電源装置に係り、上記電力制御回路は、上
記太陽電池回路の出力電圧を検出し、その出力電圧に対
応した上記制御信号を出力することを特徴としている。
載の太陽電池電源装置に係り、上記電力制御回路は、上
記太陽電池回路の出力電圧を検出し、その出力電圧に対
応した上記制御信号を出力することを特徴としている。
【0018】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の太陽電池電源装置に係り、上記上記電力制御回路
は、上記太陽電池回路で発生される熱の温度を検出し、
その温度に対応した上記制御信号を出力することを特徴
としている。
載の太陽電池電源装置に係り、上記上記電力制御回路
は、上記太陽電池回路で発生される熱の温度を検出し、
その温度に対応した上記制御信号を出力することを特徴
としている。
【0019】また、請求項4記載の発明は、請求項1,
2又は3記載の太陽電池電源装置に係り、各太陽電池素
子は、バイパス機能付き又はバイパスダイオードが並列
接続とされており、かつ、上記太陽電池出力制御回路
は、上記制御信号に対応した電力を発生している少なく
とも1個の太陽電池素子に入射される太陽光を遮光手段
により遮ることを特徴としている。
2又は3記載の太陽電池電源装置に係り、各太陽電池素
子は、バイパス機能付き又はバイパスダイオードが並列
接続とされており、かつ、上記太陽電池出力制御回路
は、上記制御信号に対応した電力を発生している少なく
とも1個の太陽電池素子に入射される太陽光を遮光手段
により遮ることを特徴としている。
【0020】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の太陽電池電源装置に係り、上記遮光手段が、バイメ
タルに連動する構成とされ、該バイメタルの近傍には上
記制御信号が供給されることで発熱するヒータが設けら
れていることを特徴としている。
載の太陽電池電源装置に係り、上記遮光手段が、バイメ
タルに連動する構成とされ、該バイメタルの近傍には上
記制御信号が供給されることで発熱するヒータが設けら
れていることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の態様について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である太
陽電池電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
この例の太陽電池電源装置は、太陽電池回路11と、負
荷12と、電力制御回路13と、蓄電池14と、シャン
ト回路15と、太陽電池出力制御部16とから概略構成
されている。太陽電池回路11は、予め設定された数だ
け電気的に直列に接続されたバイパス機能付きの太陽電
池素子17,17,…が複数列設けられて所定の発生電
力を出力するように構成されている。負荷12は、太陽
電池回路11が発生した電力を消費する。
の実施の態様について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である太
陽電池電源装置の電気的構成を示すブロック図である。
この例の太陽電池電源装置は、太陽電池回路11と、負
荷12と、電力制御回路13と、蓄電池14と、シャン
ト回路15と、太陽電池出力制御部16とから概略構成
されている。太陽電池回路11は、予め設定された数だ
け電気的に直列に接続されたバイパス機能付きの太陽電
池素子17,17,…が複数列設けられて所定の発生電
力を出力するように構成されている。負荷12は、太陽
電池回路11が発生した電力を消費する。
【0022】電力制御回路13は、充電制御回路18
と、基準電圧回路19と、制御回路20とから概略構成
されている。制御回路20は、太陽電池回路11の出力
電圧を基準電圧回路19に予め設定されている基準電圧
(太陽電池回路11の出力電圧をバス電圧VBに設定す
るための基準値)と比較し、太陽電池回路11の出力電
圧が高く、太陽電池回路11に余剰電力がある場合に、
充電制御回路18を制御してその余剰電力を蓄電池14
に蓄積させると共に、蓄電池14への充電が終了しても
まだ余剰電力がある場合に、太陽電池出力制御部16へ
制御信号を供給してその余剰電力に相当する電力を発生
している太陽電池素子17,17,…を電気的に短絡さ
せる。
と、基準電圧回路19と、制御回路20とから概略構成
されている。制御回路20は、太陽電池回路11の出力
電圧を基準電圧回路19に予め設定されている基準電圧
(太陽電池回路11の出力電圧をバス電圧VBに設定す
るための基準値)と比較し、太陽電池回路11の出力電
圧が高く、太陽電池回路11に余剰電力がある場合に、
充電制御回路18を制御してその余剰電力を蓄電池14
に蓄積させると共に、蓄電池14への充電が終了しても
まだ余剰電力がある場合に、太陽電池出力制御部16へ
制御信号を供給してその余剰電力に相当する電力を発生
している太陽電池素子17,17,…を電気的に短絡さ
せる。
【0023】一方、制御回路20は、太陽電池回路11
の出力電圧を上記基準電圧と比較し、太陽電池回路11
の出力電圧が低く、太陽電池回路1の発生電力が負荷電
力より小さい場合に、充電制御回路18を制御してその
電力不足分を蓄電池14から負荷12へ供給させること
により、太陽電池回路11の出力電圧を規定の負荷電圧
に制御する。
の出力電圧を上記基準電圧と比較し、太陽電池回路11
の出力電圧が低く、太陽電池回路1の発生電力が負荷電
力より小さい場合に、充電制御回路18を制御してその
電力不足分を蓄電池14から負荷12へ供給させること
により、太陽電池回路11の出力電圧を規定の負荷電圧
に制御する。
【0024】太陽電池出力制御部16は、遮蔽板21
と、駆動回路22とから概略構成されている。ここで、
図2〜図4に、太陽電池出力制御部16の構成の一例を
概略示す。遮蔽板21は、駆動回路22により駆動され
て直列に接続された太陽電池素子17のうち、予め設定
された個数のものだけに入射する太陽光を遮る。
と、駆動回路22とから概略構成されている。ここで、
図2〜図4に、太陽電池出力制御部16の構成の一例を
概略示す。遮蔽板21は、駆動回路22により駆動され
て直列に接続された太陽電池素子17のうち、予め設定
された個数のものだけに入射する太陽光を遮る。
【0025】太陽光を遮る太陽電池素子17の個数は、
具体的には、人工衛星の軌道上の定常時(日陰から出て
数分後から次の日陰入りの前まで)における太陽電池回
路11の出力電圧と、日陰から出た直後における太陽電
池回路11の出力電圧との差分や、長寿命衛星やバンア
レン帯を通過する人工衛星等ミッションライフ中に放射
線被爆量が多い人工衛星の、ミッションライフ初期と末
期とのそれぞれの太陽電池回路11の出力電圧の差分等
に相当する電力を発生する直列に接続された太陽電池素
子17の個数である。
具体的には、人工衛星の軌道上の定常時(日陰から出て
数分後から次の日陰入りの前まで)における太陽電池回
路11の出力電圧と、日陰から出た直後における太陽電
池回路11の出力電圧との差分や、長寿命衛星やバンア
レン帯を通過する人工衛星等ミッションライフ中に放射
線被爆量が多い人工衛星の、ミッションライフ初期と末
期とのそれぞれの太陽電池回路11の出力電圧の差分等
に相当する電力を発生する直列に接続された太陽電池素
子17の個数である。
【0026】図3において、遮蔽板21の一端部近傍に
遮蔽板21を貫通して取り付けられた回転軸22cの一
端部にバイメタル22aが取り付けられており、バイメ
タル22a近傍にヒータ22bが設けられている。そし
て、制御回路20から制御信号が供給されると、ヒータ
22bの両端に所定の電圧が印加され、ヒータ22bが
発生する熱によってバイメタル22aが変形し、図4に
示すように、ヒータ22bに印加される電圧の大きさに
応じて遮蔽板21が回転軸22cの周りを回転する。こ
れにより、太陽電池素子17のうち、所定の個数のもの
だけに入射する太陽光が遮られる。
遮蔽板21を貫通して取り付けられた回転軸22cの一
端部にバイメタル22aが取り付けられており、バイメ
タル22a近傍にヒータ22bが設けられている。そし
て、制御回路20から制御信号が供給されると、ヒータ
22bの両端に所定の電圧が印加され、ヒータ22bが
発生する熱によってバイメタル22aが変形し、図4に
示すように、ヒータ22bに印加される電圧の大きさに
応じて遮蔽板21が回転軸22cの周りを回転する。こ
れにより、太陽電池素子17のうち、所定の個数のもの
だけに入射する太陽光が遮られる。
【0027】次に、上記構成の太陽電池電源装置の動作
について、図5及び図6を参照して説明する。図5及び
図6は、太陽電池回路11の出力特性(V−I特性)の
一例である。図5において、出力特性曲線CO1は、太陽
電池回路11の発生電力が負荷電力及び充電電力の和と
等しい場合、出力特性曲線CO2及びCO3は、共に太陽電
池回路11の発生電力が負荷電力及び充電電力の和より
大きい場合を示している。
について、図5及び図6を参照して説明する。図5及び
図6は、太陽電池回路11の出力特性(V−I特性)の
一例である。図5において、出力特性曲線CO1は、太陽
電池回路11の発生電力が負荷電力及び充電電力の和と
等しい場合、出力特性曲線CO2及びCO3は、共に太陽電
池回路11の発生電力が負荷電力及び充電電力の和より
大きい場合を示している。
【0028】そこで、例えば、長寿命衛星のミッション
ライフの初期時であるため、太陽電池回路11の出力特
性が、図5に示す出力特性曲線CO2である場合、図6に
示すように、負荷12を流れる負荷電流ILと、蓄電池
14の充電時に流れる蓄電電流IBとの合計を電流I
A(ポイントA)とすると、出力特性曲線CO2上の動作
点はポイントBとなり、このときの太陽電池回路11の
出力電圧は電圧VF(ポイントF)となるので、負荷1
2の動作可能電圧の上限値であるバス電圧VBより大き
くなる。
ライフの初期時であるため、太陽電池回路11の出力特
性が、図5に示す出力特性曲線CO2である場合、図6に
示すように、負荷12を流れる負荷電流ILと、蓄電池
14の充電時に流れる蓄電電流IBとの合計を電流I
A(ポイントA)とすると、出力特性曲線CO2上の動作
点はポイントBとなり、このときの太陽電池回路11の
出力電圧は電圧VF(ポイントF)となるので、負荷1
2の動作可能電圧の上限値であるバス電圧VBより大き
くなる。
【0029】これにより、電力制御回路13において、
制御回路20は、太陽電池回路11の出力電圧、今の場
合、動作点の電圧VFを検出し、基準電圧回路19に予
め設定されている基準電圧と比較し、太陽電池回路11
の出力電圧が高く、太陽電池回路11に余剰電力がある
と判断すると、充電制御回路18を制御してその余剰電
力を蓄電池14に蓄積させると共に、蓄電池14への充
電が終了してもまだ余剰電力がある場合には、電圧VF
をバス電圧VBと等しくするべき制御信号を太陽電池出
力制御部16へ供給する。
制御回路20は、太陽電池回路11の出力電圧、今の場
合、動作点の電圧VFを検出し、基準電圧回路19に予
め設定されている基準電圧と比較し、太陽電池回路11
の出力電圧が高く、太陽電池回路11に余剰電力がある
と判断すると、充電制御回路18を制御してその余剰電
力を蓄電池14に蓄積させると共に、蓄電池14への充
電が終了してもまだ余剰電力がある場合には、電圧VF
をバス電圧VBと等しくするべき制御信号を太陽電池出
力制御部16へ供給する。
【0030】太陽電池出力制御部16において、駆動回
路22は、制御回路20から供給された制御信号に基づ
いて、ヒータ22bの両端に所定の電圧が印加され、ヒ
ータ22bが発生する熱によってバイメタル22aが変
形し、図4に示すように、ヒータ22bに印加される電
圧の大きさに応じて遮蔽板21が回転軸22cの周りを
回転する。
路22は、制御回路20から供給された制御信号に基づ
いて、ヒータ22bの両端に所定の電圧が印加され、ヒ
ータ22bが発生する熱によってバイメタル22aが変
形し、図4に示すように、ヒータ22bに印加される電
圧の大きさに応じて遮蔽板21が回転軸22cの周りを
回転する。
【0031】これにより、遮蔽板21の角度が変化する
ので、直列に接続された太陽電池素子17,17,…の
うち、予め設定された個数のものだけに入射される太陽
光が遮られる。太陽光が遮られた太陽電池素子17は、
電気的に短絡された状態となり、電力を発生しないの
で、太陽電池回路11の出力特性が図6に示す出力特性
曲線CO2から出力特性曲線CO22へ変化する。すなわ
ち、駆動回路22が遮蔽板21の角度を変化させること
により、電力を発生する太陽電池素子17の個数自体が
増減されるので、太陽電池回路11の出力特性は、図6
に示すように、出力特性曲線CO2、出力特性曲線
CO21、出力特性曲線CO22と変化し、太陽電池回路11
の発生電力が制御されるのである。
ので、直列に接続された太陽電池素子17,17,…の
うち、予め設定された個数のものだけに入射される太陽
光が遮られる。太陽光が遮られた太陽電池素子17は、
電気的に短絡された状態となり、電力を発生しないの
で、太陽電池回路11の出力特性が図6に示す出力特性
曲線CO2から出力特性曲線CO22へ変化する。すなわ
ち、駆動回路22が遮蔽板21の角度を変化させること
により、電力を発生する太陽電池素子17の個数自体が
増減されるので、太陽電池回路11の出力特性は、図6
に示すように、出力特性曲線CO2、出力特性曲線
CO21、出力特性曲線CO22と変化し、太陽電池回路11
の発生電力が制御されるのである。
【0032】なお、遮蔽板21で太陽電池素子に入射さ
れる太陽光を遮ると、通常の場合、太陽電池素子に逆バ
イアス電圧が印加され、太陽電池素子が破壊されてしま
う虞がある。このため、太陽光が遮られる太陽電池素子
には、バイパスダイオードを並列接続しておく必要があ
るが、太陽電池素子17は、バイパス機能付きであるの
で、バイパスダイオードの接続は不要である。
れる太陽光を遮ると、通常の場合、太陽電池素子に逆バ
イアス電圧が印加され、太陽電池素子が破壊されてしま
う虞がある。このため、太陽光が遮られる太陽電池素子
には、バイパスダイオードを並列接続しておく必要があ
るが、太陽電池素子17は、バイパス機能付きであるの
で、バイパスダイオードの接続は不要である。
【0033】このように、この例の構成によれば、余剰
電力がある場合には、その余剰電力に相当する電力を発
生している個数の太陽電池素子17に入射されている太
陽光が遮られ、それらの太陽電池素子17が電気的に短
絡された状態になり、太陽電池回路11の発生電力自体
が減少する。したがって、従来のように、余剰電力の全
てをシャント回路15で消費する必要がないので、シャ
ント回路15の余剰電力処理能力を小さくできるので、
小型化が可能になると共に、熱設計も容易になる。これ
により、シャント回路で発生する熱を放熱する放熱スペ
ースも小型にでき、その分ミッション機器の設計の自由
度が増す。
電力がある場合には、その余剰電力に相当する電力を発
生している個数の太陽電池素子17に入射されている太
陽光が遮られ、それらの太陽電池素子17が電気的に短
絡された状態になり、太陽電池回路11の発生電力自体
が減少する。したがって、従来のように、余剰電力の全
てをシャント回路15で消費する必要がないので、シャ
ント回路15の余剰電力処理能力を小さくできるので、
小型化が可能になると共に、熱設計も容易になる。これ
により、シャント回路で発生する熱を放熱する放熱スペ
ースも小型にでき、その分ミッション機器の設計の自由
度が増す。
【0034】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の実施例においては、駆動回路22にバイメタル22a
を用いた例を示したが、これに限定されず、形状記憶合
金を用いても良い。また、上述の実施例においては、太
陽電池素子17を電気的に短絡する手段として、遮蔽板
21を用いたが、これに限定されず、例えば、メカニカ
ルスイッチや電子スイッチ等を用いても良い。
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の実施例においては、駆動回路22にバイメタル22a
を用いた例を示したが、これに限定されず、形状記憶合
金を用いても良い。また、上述の実施例においては、太
陽電池素子17を電気的に短絡する手段として、遮蔽板
21を用いたが、これに限定されず、例えば、メカニカ
ルスイッチや電子スイッチ等を用いても良い。
【0035】さらに、上述の実施例においては、制御回
路20が太陽電池回路11の出力電圧と基準電圧を比較
してその比較結果に基づいて太陽電池出力制御部16へ
制御信号を供給する例を示したが、これに限定されな
い。例えば、太陽電池素子17が発生する熱を温度セン
サにより検出してそれに基づいて制御信号を生成しても
良い。この場合には、人工衛星が日陰から日照へ移行す
る前に温度に対する太陽電池回路11の出力電圧を予測
できる。このため、温度と出力電圧との関係に関するデ
ータを予め電力制御回路13内部の記憶手段に記憶して
おくことにより、日照になる前に太陽電池出力制御回路
21を用いて太陽電池素子17を電気的に短絡でき、太
陽電池回路11における過大電圧の発生を未然に防止す
ることができる。
路20が太陽電池回路11の出力電圧と基準電圧を比較
してその比較結果に基づいて太陽電池出力制御部16へ
制御信号を供給する例を示したが、これに限定されな
い。例えば、太陽電池素子17が発生する熱を温度セン
サにより検出してそれに基づいて制御信号を生成しても
良い。この場合には、人工衛星が日陰から日照へ移行す
る前に温度に対する太陽電池回路11の出力電圧を予測
できる。このため、温度と出力電圧との関係に関するデ
ータを予め電力制御回路13内部の記憶手段に記憶して
おくことにより、日照になる前に太陽電池出力制御回路
21を用いて太陽電池素子17を電気的に短絡でき、太
陽電池回路11における過大電圧の発生を未然に防止す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の太陽電
池電源装置の構成によれば、太陽電池回路が余剰電力を
発生した場合、その余剰電力をシャント回路だけで消費
するのではなく、その余剰電力に相当する電力を発生し
ている太陽電池素子を電気的に短絡し、太陽電池回路の
発生電力自体を制御しているので、人工衛星の様々な状
況における太陽電池の余剰電力を全て消費できると共
に、熱設計が容易なシャント回路を小型に構成できる。
池電源装置の構成によれば、太陽電池回路が余剰電力を
発生した場合、その余剰電力をシャント回路だけで消費
するのではなく、その余剰電力に相当する電力を発生し
ている太陽電池素子を電気的に短絡し、太陽電池回路の
発生電力自体を制御しているので、人工衛星の様々な状
況における太陽電池の余剰電力を全て消費できると共
に、熱設計が容易なシャント回路を小型に構成できる。
【図1】この発明の一実施例である太陽電池電源装置の
電気的構成を示すブロック図である。
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同太陽電池電源装置を構成する太陽電池出力制
御部の機械的構成を示す斜視図である。
御部の機械的構成を示す斜視図である。
【図3】同太陽電池出力制御部の機械的構成を示す斜視
図である。
図である。
【図4】同太陽電池出力制御部の機械的構成を示す側面
図である。
図である。
【図5】同太陽電池電源装置を構成する太陽電池回路の
出力特性を示す出力特性図である。
出力特性を示す出力特性図である。
【図6】同太陽電池回路の出力特性を示す出力特性図で
ある。
ある。
【図7】従来の太陽電池電源装置の電気的構成例を示す
概略図である。
概略図である。
【図8】同太陽電池電源装置を構成する太陽電池回路の
出力特性の一例を示す図である。
出力特性の一例を示す図である。
11 太陽電池回路 12 負荷 13 電力制御回路 14 蓄電池 15 シャント回路 16 太陽電池出力制御部(太陽電池出力制御回
路) 17 太陽電池素子 18 充電制御回路 19 基準電圧回路 20 制御回路 21 遮蔽板(遮光手段) 22 駆動回路
路) 17 太陽電池素子 18 充電制御回路 19 基準電圧回路 20 制御回路 21 遮蔽板(遮光手段) 22 駆動回路
Claims (5)
- 【請求項1】 太陽光エネルギを電気エネルギに変換す
る太陽電池素子が複数接続されて所定の電力を発生する
太陽電池回路と、 電力を消費するシャント回路と、 前記太陽電池回路の発生電力が負荷で消費される電力よ
り大きく余剰電力がある場合に、その余剰電力の少なく
とも一部に対応した制御信号を出力すると共に、前記余
剰電力の残りを前記シャント回路で消費させる電力制御
回路と、 前記制御信号に対応した電力を発生している少なくとも
1個の太陽電池素子を電気的に短絡して前記太陽電池回
路の発生電力を減少させる太陽電池出力制御回路とを備
えてなることを特徴とする太陽電池電源装置。 - 【請求項2】 前記電力制御回路は、前記太陽電池回路
の出力電圧を検出し、その出力電圧に対応した前記制御
信号を出力することを特徴とする請求項1記載の太陽電
池電源装置。 - 【請求項3】 前記電力制御回路は、前記太陽電池回路
で発生される熱の温度を検出し、その温度に対応した前
記制御信号を出力することを特徴とする請求項1記載の
太陽電池電源装置。 - 【請求項4】 各太陽電池素子は、バイパス機能付き又
はバイパスダイオードが並列接続とされており、かつ、
前記太陽電池出力制御回路は、前記制御信号に対応した
電力を発生している少なくとも1個の太陽電池素子に入
射される太陽光を遮光手段により遮ることを特徴とする
請求項1,2又は3記載の太陽電池電源装置。 - 【請求項5】 前記遮光手段は、バイメタルに連動する
構成とされ、該バイメタルの近傍には前記制御信号が供
給されることで発熱するヒータが設けられていることを
特徴とする請求項4記載の太陽電池電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9191024A JPH1140831A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 太陽電池電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9191024A JPH1140831A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 太陽電池電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1140831A true JPH1140831A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16267634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9191024A Pending JPH1140831A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 太陽電池電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1140831A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010057316A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | 電源装置 |
US8888046B2 (en) | 2008-09-22 | 2014-11-18 | Airbus Operations Gmbh | Fuel management system |
JP2022113814A (ja) * | 2020-09-17 | 2022-08-04 | 株式会社石川エナジーリサーチ | エンジン搭載自立型飛行装置 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP9191024A patent/JPH1140831A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010057316A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | 電源装置 |
US8888046B2 (en) | 2008-09-22 | 2014-11-18 | Airbus Operations Gmbh | Fuel management system |
JP2022113814A (ja) * | 2020-09-17 | 2022-08-04 | 株式会社石川エナジーリサーチ | エンジン搭載自立型飛行装置 |
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