JP5324938B2 - 発光ダイオード駆動装置並びにそれを用いた照明器具、車室内用照明装置、車両用照明装置 - Google Patents

発光ダイオード駆動装置並びにそれを用いた照明器具、車室内用照明装置、車両用照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、発光ダイオード駆動装置、並びにそれを用いた照明器具、車室内用照明装置、車両用照明装置に関するものである。
近年、低消費電力、長寿命などの長所から、車両用灯具に発光ダイオードの利用が広まりつつある。これらの車両用灯具には、直列に接続された複数の発光ダイオードを有する発光部と、車載バッテリから供給された直流電圧を発光部の必要電圧に変換し、安定して出力する駆動装置が備えられている。この駆動装置に、例えばフライバック型のDC−DCコンバータを用い、DC−DCコンバータをPWM制御することで、発光部に流れる電流をほぼ一定に保ちながら発光部を駆動している。
しかし上記のような駆動装置では、電圧の供給開始直後等に発光部に過電流が流れ、発光ダイオードのボンディングワイヤの断線やチップの劣化等が生じるおそれがある。これを回避するためには、例えば発光部とDC−DCコンバータの間の経路に、発光部と直列に限流抵抗を接続し、発光部に流れる電流を制限する、という方法が考えられる。しかしこの方法では、常時限流抵抗で電力を消費するため、定常駆動中常に電力損失が発生することとなる。
そこで従来、電力損失を抑えながら過電流の発生を抑制する駆動装置として、例えば特許文献1に記載されている発光ダイオード駆動装置が提供されている。これは、DC−DCコンバータと、DC−DCコンバータをPWM制御する制御部と、発光部に流れる電流を検出するためのシャント抵抗と、DC−DCコンバータと発光部の間の経路に接続された保護回路と、シャント抵抗に流れる電流を参照して保護回路の制御を行う制御回路を備えている。ここでこの保護回路は、限流抵抗を備えた経路と、限流抵抗を介さずに電流を流すバイパス経路からなる並列回路であって、このバイパス経路は、経路内に有するスイッチ要素によって適宜開閉される。
上記の制御回路は、電流が流れ始める前、あるいはシャント抵抗に流れる電流が所定の値よりも大きい時には、バイパス経路を開放して限流抵抗を通る経路のみが形成されるように、またシャント抵抗に流れる電流が所定の値よりも小さい時には、バイパス経路を形成するように、スイッチ要素を制御する。よって本従来例では、電圧の供給開始直後等は限流抵抗により電流が制限されるため、発光部に過大な電流が流れることを防ぐことができ、また、定常駆動時には電流がバイパス経路を流れることによって、限流抵抗による不要な電力損失を抑えることができる。
特開2007−126041号公報
しかし、上記特許文献1に記載された従来例では、過電流の発生を抑制するために、限流抵抗の抵抗値はある程度大きな値が必要である。このため、限流抵抗に電流が流れている時に、ある程度大きな電力損失が発生する。また保護回路中のバイパス経路を閉じる際に、発光部に流れる電流が大きく変化し、発光部の光束が急激に変化するおそれがある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な回路構成で、電圧供給開始時点での過電流の発生を抑制しつつ、光束の急激な変化並びに不要な電力損失を抑制し、かつ定常駆動時の電力損失を抑制することができる発光ダイオード駆動装置、及び上記の特徴を有する発光ダイオード駆動装置を備えた照明器具、車室内用照明装置、車両用照明装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、直列に接続された複数個の発光ダイオードを有する発光部に、電気的に接続される出力端と、直流電源から供給された直流電圧を、該発光部を駆動するために必要な直流電圧に変換して前記出力端に印加する電圧変換部と、前記出力端と前記電圧変換部の間の経路に接続された限流抵抗部と、該限流抵抗部を制御する電流制御部と、前記電圧変換部の動作を制御する制御部と、前記発光部への出力電流を検出して前記制御部に前記出力電流の検出値を出力する電流検出部とを備え、前記限流抵抗部は、互いに並列に接続された複数の限流抵抗と、これら複数の限流抵抗に電流が流れる経路を各別に開閉する複数のスイッチ要素とを有し、前記電流制御部は、直流電源による直流電圧の供給開始時点からの経過時間に応じて前記経路を閉成するスイッチ要素の個数を徐々に増加させ、前記限流抵抗部の合成抵抗は、前記電流検出部の役割を兼ねることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、電圧の供給開始時点では、限流抵抗部の抵抗値を相対的に大きくすることによって、過電流の発生を抑制し、時間が経過するにつれて限流抵抗部の複数の並列経路を順次閉成することで合成抵抗の値を順次減少させ、発光部に流れる電流を徐々に増加させることによって、光束の急激な変化を抑えることができる。また、限流抵抗部の抵抗値を順次減少させることで、限流抵抗部での不要な電力損失を抑制することも可能である。さらに定常駆動時には、限流抵抗部中の全ての経路を閉成することによって、限流抵抗部での電力損失を抑制することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記限流抵抗部は、限流抵抗を介さずに電流を流すバイパス経路及び該経路を開閉するスイッチ要素を有し、前記電流制御部は、該スイッチ要素を制御し、所定の経過時間の後に該バイパス経路を閉成することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、定常駆動時には限流抵抗部のバイパス経路を電流が流れることで、限流抵抗部での電力損失をさらに抑制することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記出力端間の電圧を検出する検出手段を備え、前記電流制御部は、検出された電圧値を参照して、前記経路を閉成するスイッチ要素の個数を増加させるタイミングを調整することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、発光部の状態に応じて電流の変化を制御することができ、発光部を保護することができる。
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、前記発光部の温度を検出する検出手段を備え、前記電流制御部は、検出温度の値を参照して、前記経路を閉成するスイッチ要素の個数を増加させるタイミングを調整することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、発光部の状態に応じて電流の変化を制御することができ、発光部を保護することができる。
請求項5の発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜4のいずれかに記載の発光ダイオード駆動装置と、直列に接続された複数個の発光ダイオードを有する発光部と、該発光ダイオード駆動装置及び該発光部を保持する器具本体とを備えたことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、請求項1〜4の発明と同様の作用を奏する照明器具を提供することができる。
請求項6の発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜4のいずれかに記載の発光ダイオード駆動装置と、直列に接続された複数個の発光ダイオードを有し車室内に配設された発光部とを備えたことを特徴とする。
請求項6の発明によれば、請求項1〜4の発明と同様の作用を奏する車室内用照明装置を提供することができる。
請求項7の発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜4のいずれかに記載の発光ダイオード駆動装置と、直列に接続された複数個の発光ダイオードを有し車両の周囲に光を放射する発光部とを備えたことを特徴とする。
請求項7の発明によれば、請求項1〜4の発明と同様の作用を奏する車両用照明装置を提供することができる。
本発明は、簡単な回路構成で、電圧供給開始時点での過電流の発生を抑制しつつ、光束の急激な変化並びに不要な電力損失を抑制し、かつ定常駆動時の電力損失を抑制することができる発光ダイオード駆動装置、及び上記の特徴を有する発光ダイオード駆動装置を備えた照明器具、車室内用照明装置、車両用照明装置を提供することができる。
本発明に係る発光ダイオード駆動装置の実施形態1の概略回路構成図である。 本発明に係る発光ダイオード駆動装置の実施形態2の概略回路構成図である。 本発明に係る発光ダイオード駆動装置の実施形態3の概略回路構成図である。 本発明に係る発光ダイオード駆動装置の実施形態4の概略回路構成図である。 本発明に係る発光ダイオード駆動装置の実施形態5の概略回路構成図である。
(実施形態1)
図1に、本発明に係る発光ダイオード駆動装置の実施形態1の概略回路構成図を示す。
本実施形態の発光ダイオード駆動装置は、発光部3に接続される出力端A、Bと、電源スイッチSWを介して直流電源(例えば自動車に搭載されるバッテリなど)1に接続される電圧変換部2と、電圧変換部2の出力電圧V2を検出する電圧検出部4と、出力電流を検出する電流検出部5と、電圧変換部2の動作を制御する制御部6と、電流検出部5と出力端Bの間の経路に接続される限流抵抗部7と、限流抵抗部7の動作を制御する電流制御部70とを備えている。
電圧変換部2はフライバック型のDC−DCコンバータであって、パワーMOSFET等からなるスイッチング素子Q1と、トランスTと、整流用ダイオードD1と、平滑用のコンデンサC0とを有する。トランスTの一次側の一端は電源スイッチSWを介して直流電源1の正極に接続され、他端はスイッチング素子Q1を介して直流電源1の負極に接続されるとともに接地されている。トランスTの二次側の一端は整流用ダイオードD1のアノード側に接続されており、整流用ダイオードD1のカソード側は、コンデンサC0の一端に接続されるとともに、DC−DCコンバータの一方の出力端になっている。またトランスTの二次側の他端は、コンデンサC0のもう一端に接続されるとともに接地され、さらにDC−DCコンバータのもう一方の出力端になっている。
電圧検出部4は、電圧変換部2の出力端間に直列に接続された抵抗R1、R2からなり、電圧変換部2からの出力電圧V2を分圧した検出電圧Vx(=V2×R2/(R1+R2))を制御部6に出力している。またこの電圧検出部4の一端は、出力端Aに接続されている。
電流検出部5は、電圧検出部4と限流抵抗部7の間の経路に接続された検出抵抗R3からなり、出力電流I0の検出値として、検出抵抗R3の両端に生じる電圧降下Vy(=R3×I0)を制御部6に出力している。
制御部6は、基準電流設定部61と、演算部62と、PWM制御部63と、ドライバー部64とを有する。基準電流設定部61は、電圧検出部4から入力された検出電圧Vxを参照して、基準電流Ibに相当する電圧Vbを演算部62に出力する。ここで基準電流Ibは、発光部3で所望の光束が得られる際の、出力電流I0の大きさである。演算部62は、電圧降下Vyと基準電流相当の電圧Vbとの差Vd(=Vy−Vb)を、PWM制御部63に出力する。PWM制御部63は、内部に三角波の基準信号を発生する発信器を備え、演算部62から入力された差分Vdと基準信号を比較し、基準信号が差分Vdよりも大きなときにオン、基準信号が差分Vdよりも小さなときにオフとなるPWM信号を、ドライバー部64に出力する。ドライバー部64は、PWM制御部63から与えられるPWM信号に応じて、電圧変換部2中のスイッチング素子Q1をオン・オフする。すなわち制御部6は、スイッチング素子Q1をPWM制御することによって、出力電流I0が基準電流Ibと一致するように、電圧変換部2を定電流駆動している。
限流抵抗部7は、一つの固定抵抗R4xと一つのトランジスタTrx(x=a、b、c;順不同)の直列接続からなる三つの経路を、互いに並列に接続した並列回路からなる。この限流抵抗部7は、一端が電流検出部5に接続され、もう一端が出力端Bに接続されている。また電流制御部70は、スイッチ要素であるトランジスタTrx(x=a、b、c)のベース電流を制御することによって、限流抵抗部7の各々の並列経路の開閉を制御する。
以下、各々の抵抗値の大きさをR4a>R4b>R4cとする。電流制御部70は、電源スイッチSWの投入時には、トランジスタTraの経路のみを閉じ、トランジスタTrb及びTrcの経路を開放するように、各トランジスタTra、Trb、Trcを制御する。この時、限流抵抗部7の合成抵抗の大きさRlはR4aである。よって、抵抗値R4aを十分大きな値にしておけば、電源投入時に、発光部3に過大な突入電流が流れることを抑制することができる。その後、電流制御部70は、例えば電源投入時からの時間経過に従って、トランジスタTrb及びTrcの経路を、順次閉成する。これによって限流抵抗部7の合成抵抗Rlは順次減少し、発光部3に流れる電流が徐々に増加するため、発光部3の光束の急激な変化を抑制することができる。また、限流抵抗部7の合成抵抗を順次減少させることで、限流抵抗部7での不要な電力損失を抑制することができる。限流抵抗部7の最終的な合成抵抗Rsは、Rs=1/(1/R4a+1/R4b+1/R4c)となり、抵抗値R4cの大きさを小さくすることによって、十分小さな値にすることができる。よって定常駆動時には、限流抵抗部7での電力損失を抑えて発光部3を駆動させることができる。
以上に述べたように、本実施形態では、電流制御部70が時間経過に従ってトランジスタTra、Trb、Trcを順次オンするような簡単な回路構成で、電圧供給開始時点での過電流の発生を抑制し、光束の急激な変化並びに不要な電力損失を抑え、また定常駆動時での電力損失を抑制することができる。
(実施形態2)
図2に、本発明の実施形態2の概略回路構成図を示す。
本実施形態は、上記実施形態1の構成を基本とし、限流抵抗部7中の固定抵抗の一つR4cを省略したものである。これによって、定常駆動時における限流抵抗部7での電力消費がなくなるため、実施形態1よりもさらに電力損失を抑えて、発光部3を駆動させることができる。
その他の構成及び動作については実施形態1と同じであるから、同一の符号を付して説明を省略する。
(実施形態3)
図3に、本発明の実施形態3の概略回路構成図を示す。
本実施形態は、上記実施形態1の構成を基本とし、電流検出部5を限流抵抗部7と兼用し、定常駆動時における電力損失を抑えたものである。本実施形態では、電流検出部5の役割を兼ねた限流抵抗部7の合成抵抗Rlが、トランジスタTrb、Trcに対応する経路を閉じる際に変化する。そこで本実施形態では、検出電流設定部65に、限流抵抗部7で検出された電圧降下Vy´と、電圧降下Vy´を測定した時の限流抵抗部7の合成抵抗Rlとを入力し、出力電流I0=Vy´/Rlを算出している。本実施形態では、限流抵抗部7の合成抵抗Rlの最終的な値Rsを、実施形態1における電流検出部5の抵抗値R3と等しくする(Rs=1/(1/R4a+1/R4b+1/R4c)=R3)ことで、出力電流I0が流れる経路の合成抵抗を、限流抵抗部7を設けない状態と等しくすることもできる。
その他の構成及び動作については実施形態1と同じであるから、同一の符号を付して説明を省略する。
(実施形態4)
図4に、本発明の実施形態4の概略回路構成図を示す。
本実施形態は、上記実施形態1の構成を基本とし、新たに、出力端AB間の電圧Vfを検出して電流制御部70に出力する、Vf検出部71を設けている。電流制御部70は、Vf検出部71から入力された検出電圧Vfを参照し、限流抵抗部7中の各々の並列経路を閉じるタイミングを決定し、限流抵抗部7の各トランジスタを制御する。すなわち本実施形態では、発光部3での電圧降下を参照して、限流抵抗部7の合成抵抗Rlを減少させるタイミングが決定される。本実施形態では、例えば、発光ダイオードの劣化によって発光部3の順電圧が降下した場合であっても、その順電圧に合わせて限流抵抗部7の合成抵抗Rlを減少させることによって、発光部3を構成する発光ダイオードを保護しながら予め決めた光束の立ち上げ特性を得ることができる。
その他の構成及び動作については実施形態1と同じであるから、同一の符号を付して説明を省略する。
また、実施形態1の代わりに、実施形態2あるいは実施形態3の構成を基本として、本実施形態を構成することも勿論可能である。
(実施形態5)
図5に、本発明の実施形態5の概略回路構成図を示す。
本実施形態は、上記実施形態1の構成を基本とし、新たに、発光部3の温度を検出する温度検出部8及び温度演算部80を設けている。例えば、温度検出部8はサーミスタ測温素子からなり、温度演算部80は、サーミスタ測温素子の抵抗値の変化から発光部3の温度を算出する。本実施形態では、電流制御部70は、温度演算部80で算出された発光部3の温度に応じて限流抵抗部7中の各々の並列経路を閉じるタイミングを決定し、限流抵抗部7の各トランジスタを制御する。すなわち本実施形態では、発光部3の温度を参照して、限流抵抗部7の合成抵抗Rlを減少させるタイミングが決定される。一般的に、発光ダイオードは高温時には耐量が低下する傾向がある。よって本実施形態では、発光部3が高温の時には、常温時よりもゆっくりと限流抵抗部7の合成抵抗Rlを減少させることで、発光部3を構成する発光ダイオードを保護することができる。
その他の構成及び動作については実施形態1と同じであるから、同一の符号を付して説明を省略する。
また、実施形態1の代わりに、実施形態2あるいは実施形態3の構成を基本として、本実施形態を構成することも勿論可能である。
さらに、上記実施形態4と実施形態5を組み合わせ、発光部3での電圧降下及び温度を検出して、限流抵抗部7の合成抵抗Rlを減少させるタイミングを決定することによって、発光部3を保護しながら発光ダイオードを駆動することができる。
以上に示した実施形態では、限流抵抗部7の固定抵抗をR4a、R4b、R4cの三個とし、並列経路の数も3つとしたが、固定抵抗の個数及び並列経路の数は、2つ又は4つ以上であってもよい。また各並列経路の抵抗部は、複数の固定抵抗を直列に接続して構成してもよいし、限流抵抗部7中の互いに並列な経路の中には、トランジスタを含まない経路があってもよい。
発光部3についても、図示されているような、4個の発光ダイオードからなる2つの直列回路を並列に接続した回路に限定されるものではなく、複数の発光ダイオードを直並列に接続したものであればよい。
また、上記実施形態の発光ダイオード駆動装置と発光部3を用い、両者を保持する器具本体と合わせて照明器具を構成したり、発光部3を車室内に設けて車室内用照明装置としたり、発光部3を車両のヘッドランプやテールランプとして周囲に光を放射するように配設し、車両用照明装置とすることもできる。
1 直流電源
2 電圧変換部
3 発光部
4 電圧検出部
5 電流検出部
6 制御部
7 限流抵抗部
70 電流制御部

Claims (7)

  1. 直列に接続された複数個の発光ダイオードを有する発光部に、電気的に接続される出力端と、直流電源から供給された直流電圧を、該発光部を駆動するために必要な直流電圧に変換して前記出力端に印加する電圧変換部と、前記出力端と前記電圧変換部の間の経路に接続された限流抵抗部と、該限流抵抗部を制御する電流制御部と、前記電圧変換部の動作を制御する制御部と、前記発光部への出力電流を検出して前記制御部に前記出力電流の検出値を出力する電流検出部とを備え、
    前記限流抵抗部は、互いに並列に接続された複数の限流抵抗と、これら複数の限流抵抗に電流が流れる経路を各別に開閉する複数のスイッチ要素とを有し、
    前記電流制御部は、直流電源による直流電圧の供給開始時点からの経過時間に応じて前記経路を閉成するスイッチ要素の個数を徐々に増加させ、前記限流抵抗部の合成抵抗は、前記電流検出部の役割を兼ねることを特徴とする発光ダイオード駆動装置。
  2. 記限流抵抗部は、限流抵抗を介さずに電流を流すバイパス経路及び該経路を開閉するスイッチ要素を有し、前記電流制御部は、該スイッチ要素を制御し、所定の経過時間の後に該バイパス経路を閉成することを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード駆動装置。
  3. 前記出力端間の電圧を検出する検出手段を備え、前記電流制御部は、検出された電圧値を参照して、前記経路を閉成するスイッチ要素の個数を増加させるタイミングを調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の発光ダイオード駆動装置。
  4. 前記発光部の温度を検出する検出手段を備え、前記電流制御部は、検出温度の値を参照して、前記経路を閉成するスイッチ要素の個数を増加させるタイミングを調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の発光ダイオード駆動装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の発光ダイオード駆動装置と、直列に接続された複数個の発光ダイオードを有する発光部と、該発光ダイオード駆動装置及び該発光部を保持する器具本体とを備えたことを特徴とする照明器具。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の発光ダイオード駆動装置と、直列に接続された複数個の発光ダイオードを有し車室内に配設された発光部とを備えたことを特徴とする車室内用照明装置。
  7. 請求項1〜4のいずれかに記載の発光ダイオード駆動装置と、直列に接続された複数個の発光ダイオードを有し車両の周囲に光を放射する発光部とを備えたことを特徴とする車両用照明装置。
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