JP5323788B2 - シャッター付きサッシ - Google Patents

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本発明は、サッシ枠とシャッター枠を備えたシャッター付きサッシに関する。
従来、シャッター付きサッシとしては、サッシ枠とシャッター枠を備え、そのシャッター枠でサッシ枠を取り囲むようにしたものが提案されている。
例えば、特許文献1に開示したように、シャッター枠のシャッター縦枠を建物躯体に、サッシ枠のサッシ縦枠の見付け方向外側となるように取り付け、このシャッター縦枠の見込み方向室外側部に沿ってシャッタースラットを昇降自在としたシャッター付きサッシが提案されている。
実用新案登録第2606478号公報
前述した従来のシャッター付きサッシは、サッシ縦枠とシャッター縦枠が見付け方向に離隔し、両者の間に空間があると共に、サッシ縦枠の縁板とシャッター縦枠の目隠し用突条との間に隙間があるので、シャッタースラットを開放したときなどに雨水が前述の隙間から空間に浸入し、建物躯体まで流れ込むことがあるから、水密性に問題がある。
前記シャッター縦枠は、見込み方向室内側部が建物躯体に固着して取り付けられ、見込み方向室外側部にシャッタースラットが設けてあるので、そのシャッタースラットが風圧を受けたときにシャッター縦枠に見付け方向内側に向かう力が負荷し、その力によってシャッター縦枠が、建物躯体固着部から見付け方向内側に倒れるように撓むことがあるので、耐風圧性能に問題がある。
本発明の目的は、サッシ縦枠とシャッター縦枠との間の空間に雨水が浸入することがなく水密性を向上できると共に、シャッタースラットが風圧を受けたときのシャッター縦枠の見付け方向内側への撓みを軽減して耐風圧性能を向上できるシャッター付きサッシとすることである。
本発明は、サッシ枠とシャッター枠を備え、前記シャッター枠の見込み方向室外側部に沿ってシャッタースラットを昇降自在としたシャッター付きサッシであって、前記シャッター枠のシャッター縦枠は、サッシ枠のサッシ縦枠の見付け方向外側に位置し、前記シャッター縦枠は、この見込み方向中間部に見付け方向内側に向かう内向片を備え、この内向片には第1規制部と、この第1規制部よりも見付け方向外側寄りで、かつ見込み方向室内側寄りの第2規制部が設けられ、前記第1規制部が、サッシ縦枠の見付け方向外側の角部を形成する見込み方向室外側面に当接し、前記第2規制部が、サッシ縦枠の前記角部を形成する見付け方向外側面と間隔を置いて相対向し、前記シャッター縦枠が見付け方向内側に撓んだときに、前記第1規制部がサッシ縦枠の前記見込み方向室外側面に対して見付け方向に摺接し、前記第2規制部がサッシ縦枠の前記見付け方向外側面に当接するようにしたことを特徴とするシャッター付きサッシである。
本発明は、前記第1規制部のサッシ縦枠の前記見込み方向室外側面と当接する当接面は、見込み方向室内側に突出した円弧状凸面で、前記第2規制部は、サッシ縦枠の前記見付け方向外側面に沿った平坦面であるシャッター付きサッシとすることができる。
このようにすれば、第1規制部の接触面とサッシ縦枠の見込み方向室外側面との間の止水性を優れたものにできる。
しかも、シャッター縦枠の見付け方向内側への撓みを第2規制部で確実に規制することができる。
本発明は、前前記第1規制部の当接面は、サッシ縦枠の前記見込み方向室外側面における前記見付け方向外側面よりも見付け方向内側寄りに当接しているシャッター付きサッシとすることができる。
このようにすれば、サッシ枠、シャッター枠の加工誤差、組立誤差による見付け方向寸法の誤差があったり、見付け方向の取り付け誤差があった場合でも、第1規制部の当接面をサッシ縦枠の見込み方向室外側面に当接させることができる。
本発明は、前記内向片に、見付け方向に向かうと共に、見付け方向内側端において見込み方向室内側に突出した突起部を有した第1規制片と、見込み方向に向かう第2規制片を、前記第1規制片の見込み方向室内側面と第2規制片の見付け方向内側面が鉤形に連続するようにそれぞれ設け、前記突起部の見込み方向室内側面を前記円弧状凸面とし、その円弧状凸面をサッシ縦枠の前記見込み方向室外側面に接し、かつ第1規制片の前記見込み方向室内側面とサッシ縦枠の前記見込み方向室外側面を離隔して前記第1規制部とし、前記第2規制片の前記見付け方向内側面をサッシ縦枠の前記見付け方向外側面と間隔を置いて対向して前記第2規制部としたシャッター付きサッシとすることができる。
このようにすれば、例えば、サッシ枠が合成樹脂製で、サッシ縦枠とサッシ上枠、サッシ下枠の溶着連結部にバリなどがある場合に、そのバリなどによる影響を受けることなく止水及び撓みを規制できる。
本発明によれば、シャッター縦枠の内向片に設けた第1規制部によってサッシ縦枠の見込み方向室外側面とシャッター縦枠の内向片との間を止水できるから、サッシ縦枠とシャッター縦枠との間の空間への雨水の浸入を抑制することができ、水密性を向上できる。
また、シャッタースラットが風圧を受けたときのシャッター縦枠の見込み方向室内側への撓みを第1規制部で軽減できると共に、見付け方向内側への撓みを第2規制部で軽減できるから、耐風圧性能を向上できる。
また、第2規制部とサッシ縦枠の見付け方向室外側面との間の間隔によって、サッシ枠、シャッター枠の加工誤差、組立誤差による見付け方向の寸法誤差、見付け方向の取付誤差を吸収することができる。
また、サッシ縦枠とシャッター縦枠の間の空間が内向片で見えないので、外観の見栄えが良い。
本発明のシャッター付きサッシの概略外観図である。 図1のA−A拡大詳細横断面図である。 サッシ縦枠とシャッター縦枠の拡大横断面図である。 シャッター縦枠が撓んだ状態の横断面図である。 シャッター縦枠が更に撓んだ状態の横断面図である。 規制部の拡大図である。 規制部の第2の実施の形態を示す横断面図である。 規制部の第3の実施の形態を示す横断面図である。 規制部の第4の実施の形態を示す横断面図である。
図1に示すように、サッシ枠1と、このサッシ枠1を取り囲むように建物躯体に取り付けるシャッター枠2と、このシャッター枠2の見込み方向室外側部に昇降自在に取り付けたシャッタースラット3と、シャッター枠2の上部に設けたシャッタースラット3の巻き取り・繰り出し装置4とでシャッター付きサッシとしてある。
サッシ枠1は、左右のサッシ縦枠10,10とサッシ上枠11とサッシ下枠12を方形状に連結したもので、そのサッシ枠1内に障子(図示せず)が開閉自在に設けてある。
シャッター枠2は、左右のシャッター縦枠20,20とシャッター上枠21とシャッター下枠22を備え、その左右のシャッター縦枠20の見込み方向室外側部に沿ってシャッタースラット3が昇降する。
シャッタースラット3は、複数のスラット3aを連結したものである。
巻き取り・繰り出し装置4は、シャッター枠1の上部に取り付けたケース40内に巻取軸41を設け、この巻取軸41にシャッタースラット3の最上部のスラット3aを固着し、その巻取軸41を正転、逆転してシャッタースラット3を巻き取り・繰り出しするようにしてある。
サッシ縦枠10は、図2に示すように、見込み方向室内側部が建物躯体5の開口部5aの周縁に固着して取り付けられる。例えば、見込み方向室内側面10aに設けた躯体取付片13を開口部5aの内面に固着具14で固着して取り付ける。
サッシ縦枠10の見付け方向外側面10bの見込み方向室内側寄りには見付け方向外側に向かう連結片15を有している。
サッシ縦枠10の見付け方向外側面10bと、この見付け方向外側面10bと連続した見込み方向室外側面10cとでサッシ縦枠10の見込み方向室外側で、かつ見付け方向外側の角部10dを形成し、この角部10dは直角としてある。
この実施の形態のサッシ枠1は合成樹脂製で、そのサッシ縦枠10、サッシ上枠11、サッシ下枠12は同一断面形状の合成樹脂の押出形材としてある。材質は合成樹脂に限らず、アルミ等であっても良い。
シャッター縦枠20は、見込み方向に向かう本体23と、この本体23の見込み方向室内側部に設けた躯体取付部24と、本体23の見込み方向室外側部に設けたスラットガイド部25と、本体23の見込み方向中間部に設けた見付け方向内側に向かう内向片26と、本体23の見込み方向室内側寄りに設けた見付け方向内側に向かう連結片27を備えている。
躯体取付部24が建物躯体5の室外側面5bに固着具28で固着して取り付けてある。
サッシ縦枠10(見付け方向外側面10b)とシャッター縦枠20(本体23)との間には見付け方向の空間Sがある。
サッシ縦枠10の連結片15とシャッター縦枠20の連結片27が重ね合わされ、固着具16で連結されていると共に、両者の間をシール材17でシールしている。
つまり、サッシ縦枠10とシャッター縦枠20は、その連結片15,27を連結した状態で、建物躯体5にそれぞれ取り付けられる。なお、サッシ縦枠10とシャッター縦枠20は連結しなくとも良い。
図2に示すシャッター縦枠20は、その本体23を板状としてあるので、中空部を有した形状の本体と比べてコストが安いが、後述する撓みが生じ易い。
スラットガイド部25はコ字状の溝を有し、その溝に沿ってシャッタースラット3が昇降する。
本体23と、スラットガイド部25は別体としてあるが、一体でも良い。
図2においては、サッシ枠1内に内障子1aと外障子1bが引き違いに設けられて引き違いサッシとしてあるが、これに限ることはない。
シャッター縦枠20に設けた内向片26によってサッシ縦枠10とシャッター縦枠20との間の空間Sに雨水が浸入しないようにしていると共に、シャッタースラット3が風圧を受けたときのシャッター縦枠20の見付け方向内側への撓みを軽減できるようにしている。
図3に示すように、内向片26には、第1規制部26aと、この第1規制部26aよりも見付け方向外側寄りで、かつ見込み方向室内側寄りの第2規制部26bが設けられている。
第1規制部26aがサッシ縦枠10の角部10dを形成する見込み方向室外側面10cに当接し、シャッター縦枠20の見込み方向室内側への移動を規制すると共に、その第1規制部26aとサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cとの当接部によって内向片26とサッシ縦枠10との間を止水し、内向片26、サッシ縦枠10よりも見込み方向室外側寄りの室外側空間S1の雨水が、内向片26とサッシ縦枠10との間から空間Sに浸入しないようにしている。この際、第1規制部26aとサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cをビスなどで固着しないことで、後述するようにシャッター縦枠20が見付け方向内側に撓んだ際に第1規制部26aが見込み方向室外側面10cに対して摺接可能に構成されている。
第2規制部26bは、サッシ縦枠10の角部10dを形成する見付け方向外側面10bと見付け方向の間隔S2を置いて相対向している。
このようであるから、シャッタースラット3が開放したときなどに、室外側空間S1に流入した雨水が内向片26とサッシ縦枠10との間から空間Sに浸入することを抑制し、水密性を向上できる。
シャッタースラット3が風圧を受けたときには図4に示すように、シャッター縦枠20に見付け方向内側に向かう力(矢印a)が作用する場合があり、シャッター縦枠20は見付け方向内側に撓もうとする。例えば、本体23が躯体取付部24の連結部を支点として見付け方向内側に向かって倒れるように撓む。
例えば、シャッタースラット3が矢印bで示す風圧(負圧)を受けたときには、シャッタースラット3に設けた抜け止め片3bがスラットガイド部25内に設けた受け片25aに係止し、シャッター縦枠20に矢印aで示す力が負荷し、見付け方向内側に倒れるように撓もうとする。
前述のようにシャッター縦枠20が撓もうとした場合、前述の風圧が弱く、シャッター縦枠20に負荷する力が小さいときには、第1規制部26aでシャッター縦枠20の撓みを規制する。
風圧が順次強くなってシャッター縦枠20に負荷する力が順次大きくなると、前述の第1規制部26aでは撓みを規制できずにシャッター縦枠20は更に撓む。
このとき、前述の第1規制部26aは、サッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cに対して見付け方向内側に摺接する。
前述のようにシャッター縦枠20が撓むと図5に示すように第2規制部26bがサッシ縦枠10の見付け方向外側面10bに当接し、シャッター縦枠20のそれ以上の撓みを規制する。
この状態から、前記風圧がさらに強くなってシャッター縦枠20に負荷する力もさらに大きくなると、図5に示すように、シャッター縦枠20の内向片26よりも見込み方向室外側部分が撓む。
このように、シャッタースラット3が風圧を受けたときのシャッター縦枠20の見付け方向内側への撓みを軽減することができ、耐風圧性能を向上できる。
また、シャッター縦枠20が撓まない正常時には、図3に示すように、第2規制部26bとサッシ縦枠10の見付け方向外側面10bとの間には間隔S2があるので、サッシ枠1、シャッター枠2の加工誤差、組立誤差による見付け方向の寸法誤差、建物躯体5への見付け方向の取り付け誤差を前述の間隔S2で吸収することができるから、施工性が優れたものである。
また、シャッタースラット3を開放した状態で室外から見たときに、シャッター縦枠20の内向片26の第2規制部26bとサッシ縦枠10の見付け方向外側面10bとの間の間隔S2(隙間)が見えないから、サッシ縦枠10とシャッター縦枠20との間の空間Sが見えることがなく、見栄えが良い。
図6に示すように、第1規制部26aのサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cと当接する当接面30は、見込み方向室内側に向かって突出した円弧状凸面である。これにより、第1規制部26aのサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cとの接触部は、見付け方向に点接触で、上下方向に線接触となるようにしてある。
このようであるから、第1規制部26aとサッシ枠10の見込み方向室外側面10cが見付け方向には1点で接触するので、止水性を優れたものにできる。
しかも、第1規制部26aの円弧状凸面がサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cに対して見付け方向に摺接するので、その第1規制部26aでサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cの損傷を面接触などで摺接する場合と比較して抑制することができる。
第1規制部26aの接触面30が接触する位置は、シャッター縦枠20が撓んでいない正常時に、サッシ縦枠10の見付け方向外側面10bよりも所定の距離だけ見付け方向内側寄りである。
このようであれば、前述したサッシ枠1、シャッター枠2の加工誤差、組立誤差による見付け方向の寸法誤差、見付け方向の取り付け誤差があったときに、第1規制部26aをサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cに確実に接触させることができる。
図6に示すように、第2規制部26bは、見込み方向に所定の長さを有し、サッシ縦枠10の見付け方向外側面10bに沿った(好ましくは平行)平坦面31としてある。
このようであれば、シャッター縦枠20が撓んだときに第2規制部2bがサッシ縦枠10の見付け方向外側面10bに接する面積が広いので、シャッター縦枠20の撓みを確実に規制することができる。
第1・第2規制部26,26bの具体形状を説明する。
図6に示すように、シャッター縦枠20の本体23の見付け方向内側面23aにおける見込み方向中間に内向片26を一体に設け、その内向き片26の見付け方向内側端に設けた見込み方向に向かう第2規制片32と、この第2規制片32の見込み方向室外側端に見付け方向内側に向けて設けた第1規制片33を備え、第1規制片33の見付け方向内側端には、見込み方向室内側に向けて突出した突起部34を有し、この突起部34の見込み方向室内側面34aを前述の円弧状凸面の当接面30としてある。第1規制片33と突起部34で第1規制部26aとしてある。
突起部34の見込み方向室内側面34aがサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cに接触し、第1規制片33の見込み方向室内側面33aとサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cとは見込み方向に離隔している。
第2規制片32の見付け方向内側面32aがサッシ縦枠10の見付け方向外側面10bと間隔S2を備えて相対向し、この見付け方向内側面32aが前述の平坦面31で、この第2規制片32で前述の第2規制部26bとしてある。
前述のように、第2規制片32と第1規制片33は鉤形状で、その見付け方向内側面32aと見込み方向室内側面33aは鉤形、好ましくは直角に連続し、かつサッシ縦枠10の角部10dを形成する見付け方向外側面10b、見込み方向室外側面10cと隙間を置いて相対向している。
このようであるから、例えばサッシ枠1が合成樹脂製で、サッシ縦枠10とサッシ上枠11、サッシ下枠12の溶着連結部にバリがある場合に、そのバリをこの隙間に収容することで、バリの影響を受けることなく止水及び撓みを軽減できる。
第2規制片32の見込み方向室内側端は内向き片26よりも見込み方向室内側に突出してT字形状としてあるが、図7に示すように突出せずにL字形状としても良い。
なお、図5のように第1規制片33及び第2規制片32がサッシ縦枠10に当接した状態では、内向片26の基端部(本体23と内向片26との境界部分)を支点としてシャッター縦枠20が見付け方向内側に撓もうとするため、この撓みの支点となる部分(本体23と内向片26との境界部分)をよりスラットガイド部25側(より見込み方向室外側)に位置させることが好ましいことから、内向片26をより見込み方向室外側に位置させたいが、内向片26が見込み方向室外側へ寄れば寄るほど第2規制片32とサッシ縦枠10(見付け方向外側面10b)との対向面積(シャッター縦枠20が撓んだ際の接触面積)が小さくなってしまう。
そこで、図6に示すように、第2規制片32の見込み方向室内側端を、内向片26よりも見込み方向室内側に突出した部分を有した形状にすることで、内向片26よりも見込み方向室内側の位置において第2規制片32とサッシ枠10を対向することができるため、内向片26をより見込み方向室外側に位置させつつも、第2規制片32とサッシ縦枠10(見付け方向外側面10b)との対向面積を大きくすることが可能となる。
また、図8に示すように内向片26と第1規制片33を一直線状とし、その内向片26の見込み方向室内側面に第2規制片32を見込み方向室内側に向けて設け、この第2規制片32と第1規制片33が鉤形状となるようにしても良い。
また、図9に示すように内向片26の見付け方向内側寄りにシール材装着部35を設け、このシール材装着部35にシール材36を装着し、そのシール材36をサッシ縦枠10の見付け方向外側面10bに接するようにしても良い。
なお、図7〜図9においてはシャッター縦枠20のスラットガイド部25の図示を省略してある。
なお、第1規制部26aがサッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cに沿って見付け方向外側に向けて摺動することを規制できるようにしても良い。
例えば、サッシ縦枠10の見込み方向室外側面10cに見込み方向室外側に突出した突片を設け、第1規制部26aの突起部34が突片に接して見付け方向外側に摺動しないようにする。
このようにすれば、シャッター縦枠20が見付け方向外側に撓むことを規制できる。
1…サッシ枠、2…シャッター枠、3…シャッタースラット、10…サッシ縦枠、10b…見付け方向外側面、10c…見込み方向室外側面、10d…角部、20…シャッター縦枠、26…内向片、26a…第1規制部、26b…第2規制部、30…当接面、31…平坦面、32…第2規制片、32a…見付け方向内側面、33…第1規制片、33a…見込み方向室内側面、34…突起部、34a…見込み方向室内側面。

Claims (4)

  1. サッシ枠とシャッター枠を備え、前記シャッター枠の見込み方向室外側部に沿ってシャッタースラットを昇降自在としたシャッター付きサッシであって、
    前記シャッター枠のシャッター縦枠は、サッシ枠のサッシ縦枠の見付け方向外側に位置し、
    前記シャッター縦枠は、この見込み方向中間部に見付け方向内側に向かう内向片を備え、この内向片には第1規制部と、この第1規制部よりも見付け方向外側寄りで、かつ見込み方向室内側寄りの第2規制部が設けられ、
    前記第1規制部が、サッシ縦枠の見付け方向外側の角部を形成する見込み方向室外側面に当接し、
    前記第2規制部が、サッシ縦枠の前記角部を形成する見付け方向外側面と間隔を置いて相対向し、前記シャッター縦枠が見付け方向内側に撓んだときに、前記第1規制部がサッシ枠の前記見込み方向室外側面に対して見付け方向に摺接し、前記第2規制部がサッシ縦枠の前記見付け方向外側面に当接するようにしたことを特徴とするシャッター付きサッシ。
  2. 前記第1規制部のサッシ縦枠の前記見込み方向室外側面と当接する当接面は、見込み方向室内側に突出した円弧状凸面で、
    前記第2規制部は、サッシ縦枠の前記見付け方向外側面に沿った平坦面である請求項1記載のシャッター付きサッシ。
  3. 前記第1規制部の当接面は、サッシ縦枠の前記見込み方向室外側面における前記見付け方向外側面よりも見付け方向内側寄りに当接している請求項2記載のシャッター付きサッシ。
  4. 前記内向片に、見付け方向に向かうと共に、見付け方向内側端において見込み方向室内側に突出した突起部を有した第1規制片と、見込み方向に向かう第2規制片を、前記第1規制片の見込み方向室内側面と第2規制片の見付け方向内側面が鉤形に連続するようにそれぞれ設け、
    前記突起部の見込み方向室内側面を前記円弧状凸面とし、その円弧状凸面をサッシ縦枠の前記見込み方向室外側面に接し、かつ第1規制片の前記見込み方向室内側面とサッシ縦枠の前記見込み方向室外側面を離隔して前記第1規制部とし、
    前記第2規制片の前記見付け方向内側面をサッシ縦枠の前記見付け方向外側面と間隔を置いて対向して前記第2規制部とした請求項3記載のシャッター付きサッシ。
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