JP5323006B2 - 熱補償スプリングおよびその製作方法 - Google Patents

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Description

本発明はひげゼンマイ付きテンプ輪(スプラング・バランス)用のスプリング(いわゆるひげゼンマイ)に関し、より詳細には熱弾性係数がほぼ零であり、かつ事実上磁場に不感なこの種のスプリング(ひげゼンマイ)に関する。物体の熱弾性係数(CTE)は、その物体の相対ヤング率の変動を温度の関数として示すものである。
機械的時計のムーブメントのために、変動割合が可能な限り最小のものを探求することが知られている。しかし特にテンプ・アセンブリの温度変動および磁場変動に対する感度のために、それを達成することは非常に困難である。
欧州特許第1039352号明細書は、外側表面に酸化被膜を有する、特定の合金で作られた合金ひげゼンマイを開示している。本文献は、熱補償されて熱弾性係数が、すなわちヤング率温度係数とも呼ばれる値が、ほぼ零に近く、かつ磁場に対する感度が非常に低いひげゼンマイを開示する。しかしこのひげゼンマイは実現することが非常に難しく、非常に高い不良率と費用価格をもたらす。
欧州特許第1039352号
本発明の目的は、実現することが簡単なひげゼンマイ付きテンプ輪用の熱補償されたスプリング(ひげゼンマイ)を提案することにより、前述の欠点の全てまたは一部を克服することである。
したがって本発明は、第1の金属材料を含む断面を持ち、当該断面の少なくとも1つの片は第2の金属材料を含む外側の層を有し、その第2の金属材料の熱弾性係数は、第1の材料の熱弾性係数とは温度変化に対して反対方向に変化することを特徴とする、熱補償されたひげゼンマイ付きテンプ輪用のスプリング(ひげゼンマイ)に関する。
本発明によれば、本スプリングは非常に簡単であり、したがって従来の材料を使用可能で、複雑な製作ステップを避け得る点が有利である。
本発明の別の有利な特徴には次が挙げられる。
− 断面の少なくとも2つの平行な辺、または少なくとも2つの隣接する辺、または全ての辺が前記外側の層を含み、
− 前記外側の層はスプリング長さの全てまたは一部にわたって延び、
− 金属材料のうちの少なくとも1つは常磁性であり、
− 第2の材料はステンレス鋼であり、
− 第1の材料はFeMn合金またはアンバー型(インバー型とも称される)のFeNi36合金であり、
− 断面はいくつかの異なる外側の層を有する。
本発明はまた、前述の変種の1つに合致する少なくとも1つのスプリングを含む時計に関する。
最後に本発明は、次のステップを含む時計用スプリングの製作方法に関する。
a)第1および第2の材料の熱弾性係数が反対方向に変化する、互いに固定された第1および第2の金属材料を使用して本体を形成するステップ、
b)本体断面を縮小するステップ、
c)前記スプリングを形成するために本体を巻付けるステップ。
したがって本スプリングは、非常に簡単な材料を用い、不良率が非常に低くなるような十分に熟知された機械的ステップを使用して取得できることが明らかである。
本発明の別の有利な特徴によれば、この方法は、
− ステップb)とc)の間に、前記本体断面を多角形断面に変形するステップd)を含み、
− ステップc)の後に、外端コイルのスプリングを引き上げて、ブレゲひげ(Breguet spring)を形成するステップe)を含み、
− スプリングが形成された後に、本体から材料を除去してその熱弾性係数を調整するステップf)を含み、
− スプリングが形成された後に熱処理を行って、スプリングの熱弾性係数と形状を調整する、最終ステップg)を含み、
− 第1の実施形態に従って、ステップa)は、第1の金属材料で作られた棒を形成するフェーズh)と、第2の材料で作られた管を形成するフェーズi)と、棒を管内に装着するフェーズj)と、棒を管内に固着するフェーズk)とを含み、
− フェーズj)中に、棒の冷却および/または管の加熱を、これら2つの要素の間の間隙を増加させてフェーズj)の促進がはかられるように、行うステップを含み、
− 代替案としてステップa)は、第1の金属材料で構成要素を形成するフェーズと、オーバモールディング、めっき、冷間変形および/または熱間変形、接着および/または溶接によって、第2の金属材料を、前記構成要素に固着させるフェーズとを含み、
− ステップb)が冷間変形および/または熱間変形によって達成され、
− 本体の外側断面は、ステップa)の終わりに5mmから100mmの間にあり、ステップc)の終わりに10μmから1mmの間にあり、
− 少なくとも材料の1つは常磁性である。
1つの代替案は、次のステップを含むひげゼンマイ付きテンプ輪用のスプリングを製作する方法を提案することである。
a’)第1の金属材料を使用してスプリング形状の本体を形成するステップ、
b’)反対方向に変化する熱弾性係数を有する第1および第2の材料において、第2の金属材料をオーバモールディングおよび/またはめっきによって、本体に付着するステップ。
したがって、第1の材料を使用して非常に高い精度を有するスプリング形状が得られ、さらに、十分に熟知されたステップである第2の材料のオーバモールディングおよび/またはめっきを使用して、非常に高品質の熱補償されたスプリングが、非常に低い不良率で得られることが明らかである。
別の代替案の有利な特徴によれば、
− ステップa’)は、伸線−ラミネート−巻付け−熱固定処理によって、または前記第1の材料の板の深掘り反応性イオン・エッチングによって、あるいはLIGA型の電鋳処理によって達成される、
− ステップb’)は、鋳造、電鋳、または物理的もしくは化学的気相堆積によって達成される、
− この方法は、スプリングが形成された後に本体から材料を除去して、その熱弾性係数をを調整するステップf)を含み、
− この方法は、スプリングが形成された後に熱処理を行って、スプリングの熱弾性係数と形状を調整する最終ステップg)を含み、
− 少なくとも材料の1つは常磁性である。
非限定的な表示として与えられた一枚の図を参照する以下の説明によって、別の特徴および利点が明瞭に示されるであろう。
本発明によるスプリングを製作する方法の流れ図である。
本発明は、ひげゼンマイ付きテンプ輪型の時計の調整部材のための熱補償されたスプリングに関する。本発明によるスプリングは、従来の金属成形方法を使用して加工できる材料を使用する。さらに、使用される材料は普通のものであり、したがって高価ではない。
本発明によればスプリングの熱弾性係数はほぼ零にできる、すなわちスプリングの温度の関数としての相対ヤング率の変動はほぼ零である。この目的を達成するために、それぞれの熱弾性係数が反対方向に変動しそれによって互いに補償するように、重なり合う2つの金属材料が使用される。したがって、材料の1つが正の熱弾性係数を有するならば、第2の材料は負の熱弾性係数を有することが明らかである。
正の熱弾性係数を有する材料が他の材料を被覆するか、またはその逆であるかは重要でない。覆われる厚さに基いて、およびバランスの型式に基いて調整しなければならないのは、重複部の厚さまたは被膜の厚さのみであり、それによってひげゼンマイ付きテンプ輪調整部材を全体的に補償する。
材料の重複部または被膜は、部分的であっても全面的であってもよい。したがって、第1の材料で作られた本体の表面の少なくとも2つの平行な表面または隣接する表面に、第2の材料を設けることができる。同様に、重複部または被膜は、第1の材料でできた本体の長さの一部または全体を覆い得る。各表面が、特有の材料も含み得ることも明らかである、すなわち表面が、単に1つの第2の材料のみを含み得るのと言うのではない。最後に、磁場に対してスプリングを事実上不感にするために、材料の少なくとも1つは常磁性であり得る。
本スプリングは次の材料の対を使用することが好ましい: ステンレス鋼−FeMn合金、または、ステンレス鋼−アンバー型FeNi36合金。どの材料がどれを被覆するかは必ずしも重要でない。しかし、2つの材料のうちの1つが強磁性であるなら、コアにはその強磁性材料を使用することが好ましい。すなわち上記の例では、コアにはFeMn合金(反強磁性)またはFeNi36(強磁性)を使用し、外側層には鋼(反強磁性)を使用することが好ましい。この構成によって前記スプリングの酸化が限定されることにも注意されたい。
外側層(材料2)に対するそれぞれのコア(材料1)の厚さを計算するために、我々は、所望の修正熱弾性係数CTE’、および所望の修正トルクC’が平衡するように、次の関係式に従って計算する。ここで、膨張率は同じと見なす。
Figure 0005323006
ここで、
Figure 0005323006
であり、そして、
− Exは材料xのヤング率であり、
− CTExは材料xの熱弾性係数であり、
− eはコアの厚さであり、
− hはコアの高さであり、
− dは外側の層の厚さである。
本発明はもちろん、ステンレス鋼−FeMn合金、またはステンレス鋼−FeNi36合金の対に限るものではない。すなわち別の対も想定可能である。例えば、外側層はステンレス鋼、および/またはクロム、および/またはニッケル、および/または鉄を含み得る。同様に例えば、スプリングのコアはニオブ、NbZr合金、CrMn合金、FeMn合金、FeNi36合金、またはAuPd合金を含み得る。
上述のスプリングを製作する方法1を、図1を参照して説明することとする。方法1はそれぞれ、互いに固定された第1および第2の金属材料を使用して本体を形成するステップ11と、本体断面を縮小させるステップ15と、前記本体を巻付けて前記スプリングを形成するステップ21との、3つの主なステップを含むことが好ましい。
形成ステップ11は、一般にフェーズ3、5、7、および13を含み、それらはいくつかの実施形態に使用される。第1の実施形態によれば、本体は棒(バー)と管(チューブ)で形成される。方法1の最初のフェーズ3で、第1の材料の棒が形成される。方法1の2番目のフェーズ5で、第2の材料の管が形成される。これはフェーズ3と並行して、その前で、またはその後で実施してもよい。次に3番目のフェーズ7で、棒が管の内側に装着される。断面内の棒の外面と管の穴との間の差異は可能な限り小さくし、いかなる相対運動もないようにすることが好ましい。
したがって、フェーズ7の効率を促進するために、選択自由なフェーズ9をフェーズ7の前に設けることが好ましい。フェーズ9は、あり得る最大の間隙すなわち断面内の棒と管との間の差異を担保するために、棒および/または管の熱処理を行うことである。すなわち管を拡大させるための加熱、および/または棒を収縮させるための冷却が想定できることは明らかである。ステップ11では、棒を管の内側に固定するために4番目のフェーズ13が、フェーズ7の後に続く。したがってこの第1の実施形態が、第1の材料のコアの表面の全体を被覆することを含んでいるのは明らかである。
一部の外面のみを被覆することも想定できる。したがって別の実施形態でも、第1および第2の材料を形成するためにフェーズ3および5がやはり実行される。3番目および4番目のフェーズ7、13において、2つの材料はそれぞれ一緒にされ、次いで互いに固定される。限定するものではないが、この別の実施形態においてフェーズ13は、冷間変型および/または熱間変型のみでなく、接着および/または溶接を含むことも可能である。
もちろん、3、5、7、9、および13よりも多数のフェーズまたは少数のフェーズを含む、別の形成ステップ11も可能である。すなわち代替案によれば、フェーズ3は第1の材料で本体を形成するために使用され、次いで2番目のフェーズ5で第2の材料がオーバモールドまたはめっきされる。したがって、例えば鋳造、電鋳、または物理的もしくは化学的気相堆積によって、フェーズ5、7、および13を同時に実行できることは明らかである。
第2のステップ15は、前記スプリングの断面積を所望の断面に縮小することである。例えば、本体の最大の幅寸法はこうして、ステップ11の終わりの5mmから100mmの間に、さらに最終の幅寸法10μmから1mmの間まで変化し得る。
ステップ11、15、および21を別の順番で実施することを想定することも全面的に可能である。実際、ステップ11、15、および21に従って、第1の材料のみを1番目のフェーズで形成し、そして次に、上述の代替案におけるように、第2の材料をフェーズ5で形成し、そこで第1の材料を第2の材料でオーバモールド、および/またはめっきすることも可能である。
例えば、第1の材料をスプリング形状にすることができる。すなわちその形状は伸線−ラミネート−巻付け−熱固定処理を通して、または第1の材料の板の深掘り反応性イオン・エッチング(RIE) によって、あるいはLIGA型の電鋳処理(感光性レジンモールド内のガルバニック成長)によって達成できる。次いで第1の材料は上述の代替案と同様に、鋳造、電鋳、または物理的もしくは化学的気相堆積によって被膜することができる。
本発明の第1の実施形態では、フェーズ13およびステップ15は単一の塑性変形工程で実行することが好ましい。すなわち変形により、棒と管を互いに固着させ得るだけでなく、その断面をその後のスプリングの断面まで縮小させることも可能であることが有利である。変形工程は、場合によっては中間焼鈍工程を有する冷間および/または熱間工程であり、それによって材料を非常に小さい寸法に変形できる。
すなわち全ての実施形態においてステップ15は、伸線、および/または引抜き、および/または鍛造、および/またはラミネーション、および/または型押しを含み得る冷間変形を含んでよい。同様に例えば、熱間変形も想定可能であり、引抜き、および/または鍛造、および/またはラミネーション、および/または型押しを含んでよい。
方法1は、スプリング断面を最終形状にするために、ステップ15の後に追加ステップ17も含み得ることが好ましい。すなわち、ステップ17において本体断面は、例えば長方形断面のような多角形断面に変えられる。このステップ17は、非常に有利な寸法公差を得るために、ラミネーションで実行されることが好ましい。
方法1はステップ21に続き、そこで本体は巻かれて例えばおおよそらせん形状のスプリングを形成する。本発明によれば、ステップ21で方法1を終了できる。しかし、別の変形手法が可能である。
したがってステップ21で形成された外端コイルのスプリングを引き上げるために、3番目の選択自由なステップ23をステップ21の後に設けることが可能である。したがってこのステップ23でBreguet型の巻上げひげを形成できる。本発明によれば、選択自由なステップ23で方法1を終了することも可能である。
しかし、方法1はステップ21または23の後に、ステップ31、および/または33を続けることも可能である。すなわち図1に2重線で示すように、方法1はステップ21または23の後に、熱弾性係数とスプリングの形状を調整するために熱処理を行うステップ33を含むことが可能である。本発明によればステップ33で方法1を終了することも可能である。
それにもかかわらず図1の単線で図示されるように、ステップ33はステップ31で置き換えられるか先行され得る。ステップ31はスプリングが形成された後に本体から材料を除去するためのものであり、すなわちステップ21、または23の後でスプリングの熱弾性係数を調整するためのものである。例えばステップ31は機械加工、および/または化学エッチングフェーズを含み得る。本発明によれば、ステップ31で方法1を終了することも可能であり、および/または次のバッチで除去されるべき過剰厚さを決定するためにステップ31が使用されることも明らかである。
もちろん、本発明は図示した例に限定されず、当業者に明らかであろう様々な変形手法および代替案が可能である。すなわち、他の熱間変形、および/または冷間変形のステップを想定できる。
3,5,7,9 フェーズ; 13 フェーズ;
11,15,ステップ; 17、21,23,31、33 ステップ。

Claims (32)

  1. 第1の金属材料を有するひげゼンマイ付きテンプ輪用の熱補償されたスプリングであって、前記第1の金属材料の少なくとも1つの表面は第2の金属材料からなる外側の層を有し、前記第1の金属材料と前記第2の金属材料のうち一方の材料は正の熱弾性係数を有し、他方の材料は負の熱弾性係数を有することを特徴とする、スプリング。
  2. 前記熱補償されたスプリングの断面形状は、四角形以上の多角形であることを特徴とする、請求項1記載のスプリング。
  3. 前記第1の金属材料の表面のうち平行関係にある少なくとも2つの表面は前記第2の金属材料からなる外側の層であることを特徴とする、請求項2記載のスプリング。
  4. 前記第1の金属材料の表面のうち少なくとも2つの隣接する表面は前記第2の金属材料からなる外側の層であることを特徴とする、請求項2記載のスプリング。
  5. 前記外側の層が前記第1金属材料の全表面を被覆していることを特徴とする、請求項記載のスプリング。
  6. 前記外側の層が前記スプリングの全長にわたって延びることを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載のスプリング。
  7. 前記外側の層が前記スプリング長さの一部にわたって延びることを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載のスプリング。
  8. 前記第2の金属材料がステンレス鋼であることを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載のスプリング。
  9. 前記第1の金属材料がFeMn合金であることを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載のスプリング。
  10. 前記第1の金属材料がアンバー型FeNi36合金であることを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載のスプリング。
  11. 前記第1、第2の金属材料の少なくとも1つが常磁性であることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載のスプリング。
  12. 前記第1の金属材料が複数の異なる外側の層を有することを特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載のスプリング。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載のスプリングを少なくとも1つ含む、ことを特徴とする時計。
  14. ひげゼンマイ付きテンプ輪用のスプリングを製作する方法であって、
    a)正と負の熱弾性係数を有し互いに固着された、第1および第2の金属材料を使用して本体を形成するステップ(11)と、
    b)前記本体の断面積を縮小するステップ(15)と、
    c)前記スプリングを形成するために前記本体を巻き付けるステップ(21)と、を含む、方法。
  15. ステップb)とc)との間に、
    d)前記本体の断面を多角形断面に変形するステップ(17)を含む、ことを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. ステップc)の後に、
    e)ブレゲひげスプリングを形成するために前記前記スプリングの外端コイルを引き上げるステップ(23)を含む、ことを特徴とする、請求項14または15に記載の方法。
  17. ステップa)が、
    h)第1の金属材料で棒を形成するフェーズ(3)と、
    i)第2の金属材料で管を形成するフェーズ(5)と、
    j)前記棒を前記管の内側に装着するフェーズ(7)と、
    k)前記棒を前記管に固着するフェーズ(13)と、を含むことを特徴とする、請求項14から16のいずれかに記載の方法。
  18. フェーズj)中に、前記棒の冷却または前記管の加熱を、前記棒と管との間の間隙を増加させてフェーズj)を促進させるように、行うフェーズ(9)を含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. ステップa)が、
    l)第1の金属材料で部品を形成するフェーズ(3)と、
    m)第2の金属材料をオーバモールドまたはめっきによって前記部品に付着するフェーズ(5、7、13)と、を含むことを特徴とする、請求項14から16のいずれかに記載の方法。
  20. ステップa)が、
    n)第1の金属材料で部品を形成するフェーズ(3)と、
    o)冷間変形または熱間変形によって第2の金属材料を前記部品に固着するフェーズ(5、7、13)と、を含むことを特徴とする、請求項14から16のいずれかに記載の方法。
  21. ステップa)が、
    p)第1の金属材料で部品を形成するフェーズ(3)と、
    q)接着または溶接によって第2の金属材料を前記部品に固着するフェーズ(5、7、13)と、を含むことを特徴とする、請求項14から16のいずれかに記載の方法。
  22. ステップb)が冷間変形または熱間変形工程(11)によって達成されることを特徴とする、請求項14から21のいずれかに記載の方法。
  23. ステップa)の終わりに前記本体の外側の幅寸法が、5mmから100mmの間にあることを特徴とする、請求項14から22のいずれかに記載の方法。
  24. ステップc)の終わりに前記本体の外側の幅寸法が、10μmから1mmの間にあることを特徴とする、請求項14から23のいずれかに記載の方法。
  25. a’)第1の金属材料を使用してスプリング形状の本体を形成するステップ(11、15、21)と、
    b’)正と負の熱弾性係数をもつ第1および第2の金属材料を準備し、第2の金属材料をオーバモールドまたはめっきによって前記第1の金属材料に付着するステップ(5、7、13)と、を含む、ひげゼンマイ付きテンプ輪用のスプリングを製作する方法。
  26. ステップa’)が、伸線−ラミネート−巻付け−熱固定処理によって達成されることを特徴とする、請求項25に記載の方法。
  27. ステップa’)が、前記第1の金属材料の板の深掘り反応性イオン・エッチングによって達成されることを特徴とする、請求項25に記載の方法。
  28. ステップa’)がLIGA型の電鋳処理によって達成されることを特徴とする、請求項25に記載の方法。
  29. ステップb’)が、鋳造、電鋳、または物理的もしくは化学的気相堆積によって達成されることを特徴とする、請求項25から28のいずれかに記載の方法。
  30. f)前記スプリングの熱弾性係数を調整するために、前記スプリングが形成された後に(21、23)、本体から材料を除去するステップ(31)、を含むことを特徴とする、請求項14から29のいずれかに記載の方法。
  31. g)前記スプリングの熱弾性係数と形状を調整するために、スプリングが形成された後に(21、23)、熱処理を行う最終ステップ(33)、を含むことを特徴とする、請求項14から30のいずれかに記載の方法。
  32. 少なくとも材料の1つは常磁性であることを特徴とする、請求項14から31のいずれかに記載の方法。
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