JP5322654B2 - プローブの配向を調整する装置および方法 - Google Patents

プローブの配向を調整する装置および方法 Download PDF

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Description

(発明の背景)
半導体ダイなどの電子装置は、試験信号を装置に提供し、試験信号に対する装置の応答を監視することによって試験することができる。試験信号は、一時的に電子装置の端子に押し付けられた導電性プローブを通じて電子装置に提供されることができる。装置によって生成された応答信号は、一時的に電子装置の端子に押し付けられた導電性プローブによって同様に感知できる。複数のプローブが電子装置の複数の端子に押し付けられる場合、プローブおよび端子間の接触は、プローブを端子の配向に対応するように配向することによって容易にできる。例えば、端子は、特定の形状(例えば、平面またはほぼ平面)を有する表面を画定する構成にあってもよい。この場合、プローブおよび端子間の接触は、同様の形状を有する表面を画定する構成にあるようにプローブを配向することによって容易にできる。
本発明の実施形態において、プローブカードアセンブリのプローブの配向は、プローブカードアセンブリの要素に関して調整できる。次に、プローブカードアセンブリを試験装置に搭載し、試験装置に関してプローブカードアセンブリの配向を調整できる。
本明細書は、本発明の例示的実施形態および用途について記載する。しかし、本発明は、これらの例示的実施形態および用途、または例示的実施形態および用途が作用する方法、あるいは本明細書において記載される方法に限定されない。
図1は、本発明の一部の実施例に係る、1つ以上の電子装置またはDUT420を試験するための例示的試験システム401の一部を示す。(本明細書で使用されるように、「DUT」、「試験中の電子装置」、および「試験される電子装置」は、1つ以上の試験される電子装置または試験中の電子装置を示す。そのような電子装置の非限定例は、単一化されていない半導体ウエハの1つ以上のダイ、ウエハから単一化された(パッケージまたはアンパッケージされた)1つ以上の半導体ダイ、キャリアまたはその他の保持装置に配置された単一化半導体ダイの配列の1つ以上のダイ、1つ以上のマルチダイ電子モジュール、1つ以上のプリント基板、および任意のその他のタイプの電子装置または装置を含む。)図示されるように、試験システム401は、可動チャック424、結合・調整アセンブリ400、およびプローブカードアセンブリ406を包含するハウジング422を含んでもよい。
プローブカードアセンブリ406は、DUT420の入出力端子418と接触するよう構成された導電性プローブ414を含むことによって、端子418との一時的な電気接続を生じる。プローブ414は、弾性導電構造であってもよい。好適なプローブ414の非限定例は、米国特許第5,476,211号、米国特許第5,917,707号、および米国特許第6,336,269号に記載されているように、弾性材料でコーティングされたプローブ基板412上の導電端子(図示せず)に接合されたコアワイヤで形成された複合構造を含んでもよい。代わりに、プローブ414は、米国特許第5,994,152号、米国特許第6,033,935号、米国特許第6,255,126号、米国特許出願公開第2001/0044225号、および米国特許出願公開第2001/0012739号において開示されているスプリング要素などの石版術によって形成された構造であってもよい。プローブ414のその他の非限定例は、導電性ポゴピン、バンプ、スタッド、スタンプスプリング、ニードル、バックルビームなどを含む。実際に、プローブ414は、DUTとの電気接続を生じるために好適な任意の構造であってもよい。
プローブカードアセンブリ406は、DUT420に入力される試験データを生成し、試験データに応答してDUT420により生成された応答データを分析して、DUT420が適切に機能しているかどうかを判断するテスタ(図示せず)に対する電気的インターフェース(図示せず)を含んでもよい。そのようなテスタは、当該分野においてよく知られており、コンピュータまたはコンピュータシステム(図示せず)を備えてもよい。プローブカードアセンブリ406における内部電気パス(図示せず)は、テスタインターフェース(図示せず)をプローブ414に電気的に接続する。
結合・調整アセンブリ400は、プローブカードアセンブリ406をハウジング422内に搭載し、プローブカードアセンブリ406の配向を調整するための機構を提供する。チャック424は、試験中にDUT420を保持するためのステージ430を含んでもよい。チャック424は、「x」、「y」、および「z」方向に移動可能であり、傾斜および回転させることもできる。(指向性コンポーネントは、説明の便宜上、図1および図面ならびに本明細書全体において提供されているが、限定する目的ではない)。作動中に、DUT420をステージ430上に配置し、端子418がプローブ414と接触するようチャック424を移動した後、DUT420の端子418がプローブ414と並ぶようチャック424を移動させる。それによって、プローブ414およびDUT端子418間に一時的な圧力ベースの電気接続が確立される。上述のように、プローブ414および端子418間に電気接続が確立されている間に、プローブ414を通じて試験データをDUT420に入力し、プローブ414を通じてDUT420によって生成された応答データをDUT420から読み取ることができる。次に、応答データを分析し、DUT420が適切に機能しているかどうかを判断できる。
端子418との電気接続を確立するために、プローブ414の接触端(例えば、端子418と接触するよう構成されたプローブ414の一部)は、一般に端子418と共通配向する必要がある。(図1において、プローブ414の接触端によって画定される表面(一般に平面またはほぼ平面に対応してもよい)は、破線426で描写され、端子418によって画定される表面(一般に平面またはほぼ平面に対応してもよい)は、破線428で描写される。)プローブ414の接触端の表面426は、端子418の表面428との配向からある程度ずれてもよいが、プローブ414の接触端の表面426が、端子418の表面428との配向から著しくずれている場合、1つ以上のプローブ414および1つ以上の対応する端子418の間に電気接触を生じない場合がある。電気接触を生じたとしても、その電気接触は試験および/または応答データに対する抵抗が高すぎるため、プローブ414および端子418の間を確実に通過することができない。そのような場合、完全に機能的なDUT420の試験は失敗となる。
図1に示される例示的試験システム401は、プローブ414の接触端の配向(例えば、平面またはほぼ平面などのプローブ414の先端によって画定される表面の形状)を調整するための2つの機構を含むことができる。第1に、プローブカードアセンブリ406は平面化機構410を含んでもよく、第2に、結合・調整アセンブリ400は調整機構404を含んでもよい。以下に示されるように、プローブカードアセンブリ406の平面化機構410および結合・調整アセンブリ400の調整機構404は、ともにプローブ414の配向(例えば、平面またはほぼ平面などのプローブ414の先端によって画定される表面の形状)を調整できる。
最初にプローブカードアセンブリ406を参照すると、図1に示されるように、プローブカードアセンブリ406は、装着具408、平面化機構410、およびプローブ基板412を含んでもよい。装着具408は、プローブカードアセンブリ406を結合・調整アセンブリ400に取り付けるよう構成することができる。装着具408は、剛性または弾性の構造から成り、プローブカードアセンブリ406を結合・調整アセンブリ400に取り付ける以外の機能を果たすことができる。例えば、剛性の装着具408は、プローブカードアセンブリ406の折れ、反り、曲げなどに耐えるように構成された補強材として機能することもできる。別の例として、装着具408は、上述のテスタに対するインターフェース(図示せず)を含む配線盤から成ってもよい。代わりに、プローブカードアセンブリ406は、装着具408から離れた別個のテスタインターフェース(図示せず)を含む配線盤(図示せず)を含んでもよい。例示的一実施形態において、装着具408は、金属板または金属トラス構造から成ってもよい。
また、図1に示されるように、プローブ414を支持し、プローブ414に電気接続を提供するよう構成された任意の好適な基板であってもよいプローブ基板412にプローブ414を取り付けることができる。例えば、プローブ基板412は、導電性パッド(図示せず)を基板の1つの表面上に備え、それらのパッドを端子(図示せず)に接続する内部導電性パスを基板のその他の表面に備える、セラミック、有機、またはプリント基板から成ってもよい。プローブ414は、パッドまたは端子に取り付けられてもよい。
平面化機構410は、プローブ基板412、そしてプローブ414の接触端の配向を装着具408に関して選択的に調整できるように構成される。また平面化機構410は、プローブ基板412を装着具408に取り付ける、およびプローブ基板412への電気パスを提供するなど、その他の機能も提供できる。
特に図1〜3において、プローブカードアセンブリ406は、図示および説明の便宜上、1つのプローブ414のセットを有する1つのプローブ基板412を含むものとして示されている。一部の実施形態において、プローブカードアセンブリ406は、それぞれプローブ414のセットを含む1つ以上のプローブ基板414で構成されてもよい。プローブ基板414は、プローブ414のセットを含むプローブの大型配列を各プローブ基板上に形成するよう配置することができる。そのようなプローブカードアセンブリの単純な非限定例を図27に示し、以下で説明する。複数のプローブ基板を有するプローブカードアセンブリのその他の非限定例は、2005年6月24日提出の米国特許出願第11/165,833号「Method And Apparatus For Adjusting A Multi‐Substrate Probe Structure」において示されている。そのようなプローブカードアセンブリは、各プローブ基板が1つまたは複数のその他のプローブ基板から独立して別個に移動できるよう構成されてもよい。例えば、そのようなプローブカードアセンブリは、図27に示されるように、別個のプローブ基板412の配向の独立移動および調整を提供する複数の平面化機構410を含んでもよい。代わりに、1つの平面化機構410が、別個のプローブ基板412の配向の独立移動および調整を提供してもよい。さらに、複数の平面化機構410が提供される場合、平面化機構410およびプローブ基板412の間に1対1の対応があってもよいが、必ずしも必要ではない。
図2および3は、装着具408に関するプローブ基板412の配向の選択的調整を示す。図2に示されるように、平面化機構410は、プローブ基板412を「x」および「y」軸に関して選択的に回転し(RxおよびRy)、プローブ基板412を「z」軸に沿って平行移動(Tz)できる。(特記されない限り、図面に示される「x」、「y」、および「z」座標系の全描写において、「x」軸は図に示されるようにページ上を水平に走り、「z」軸は図に示されるようにページ上を垂直に走る。「y」軸は、単なる点に見えないようわずかに斜めに示されているが、ページに対して垂直(つまり、ページの内外)に走る。前述のように、本明細書に記載される方向は、説明を明確かつ容易にするためであり、限定することを目的としない。)
図3に示されるように、平面化機構410は、代替または追加としてプローブ基板412の形状を変えることができる。例えば、平面化機構410は、プローブ基板412に交番力および対抗力を印加し、図3に示される例のように、プローブ基板の形状を変えるよう構成されてもよい。平面化機構410は、プローブ基板412を凹形状にすることに限定されず、プローブ基板412を多くの異なる形状にしてもよく、凹形状または複数の曲線および/または配向の変化を含む複合形状を含むが、それらに限定されない。図3に示される曲線変化に対して、単純な直線変化(図2に示される)をプローブ412に行なうか、またはその代わりに、直線および曲線変化の組み合わせをプローブ基板412の表面の一部または全体に行なってもよい。
平面化機構410は、装着具408に関してプローブ基板412の配向を変えるために好適な任意の機構であってもよい。例えば、平面化機構410は、可動プランジャまたはシャフトなどの可動要素から成るアクチュエータを備えてもよい。別例として、平面化機構410は、差動ネジアセンブリを備えてもよい。さらに、平面化機構410は、手動または機械駆動であってもよく、平面化機構410は、その本体において、またはリモートコントロールによって起動できる。さらに、図23および24を参照して以下に記載されるように、カメラまたはその他のセンサは、プローブ414の位置を決定し、制御信号を平面化機構410に提供して、プローブ414の配向を自動的に調整できる。
上述のように、図2および3には示されていないが、プローブカードアセンブリ406は、それぞれプローブ414のセットを持ち、プローブカードアセンブリ406上に構成される複数のプローブ基板412を含み、各プローブ基板412上に配置されたプローブ414のセットから成るプローブの大型配列を形成してもよい。その場合、平面化機構410は、上述されるように、各プローブ基板412の独立移動および調整を提供するよう構成されてもよい。代わりに、プローブカードアセンブリ406は、各プローブ基板412の独立移動および調整を提供するよう構成された複数の平面化機構410を含んでもよい。その他の構成も可能である。
以下に示されるように、プローブカードアセンブリ406の非限定の例示的実施形態を図9および27に示す。以下に記載されるように、図9のアクチュエータ702は、平面化機構410の例示的実施形態であり、補強材708は、装着具408の例示的実施形態である。また以下に記載されるように、プローブカードアセンブリ406のその他の非限定例示的実施形態は、米国特許第5,974,662号の「Method Of Planairizing Tips Of Probe Elements Of A Probe Card Assembly」、米国特許第6,509,751号の「Planarizer For A Semiconductor Contactor」、および前述の米国特許出願第11/165,833号において開示されている。
したがって、平面化機構410は、プローブ基板412の配向を装着具408に関して変更することができる。プローブ414はプローブ412に取り付けられるため、平面化機構410は、プローブ414の接触端によって画定される表面426を調整し、プローブ414の複数の接触端を装着具408に関して望ましい配向に設定することができる。
そのため、プローブカードアセンブリ406は、(プローブカードアセンブリ408がハウジング422に配置される前後に)プローブ414の特定配向を装着具408に関して選択できる。例えば、選択されたプローブ414の配向は、プローブ414の先端が特定形状(例えば、平面またはほぼ平面)を有する表面を画定するような配向であってもよい。しかし、プローブカードアセンブリ406が結合・調整アセンブリ400に取り付けられた後では、平面化機構410によって設定されたプローブ414の配向は、DUT420の端子418の配向に正確に対応しない場合がある。例えば、結合・調整アセンブリ400に搭載されると、例えば結合・調整機構400、チャック424、および/または試験システム401のその他の要素における非平面性または構造の不完全性のため、プローブカードアセンブリ406は傾斜または湾曲する可能性がある。
結合・調整機構400を参照すると、図1に示されるように、結合・調整機構400は、本発明の一部の実施形態に係る参照構造402および調整機構404を含むことができる。
参照構造402は、プローブカードアセンブリ406の配向を調整機構404によって調整する参照として機能するハウジング422内に既存する、またはハウジング422に取り付けられる任意の構造から成ってよく、以下に示されるように、手動または機械駆動のアクチュエータを備える。参照構造402は、剛性または可撓性であってもよく、また平面または非平面な参照表面(図示せず)を有してもよい。
調整機構404は、プローブカードアセンブリ406をハウジング422内に搭載する間、またはその代わりに、プローブカードアセンブリ406をハウジング422内に搭載する前に、プローブカードアセンブリ406の配向を変えるために好適な任意の機構であってもよい。例えば、調整機構404は、可動プランジャまたはシャフトなどの可動要素から成るアクチュエータを備えてもよい。別例として、調整機構404は、差動ネジアセンブリを備えてもよい。さらに、調整機構404は手動または機械駆動であってもよく、調整機構404は、調整機構自体またはリモートコントロールによって起動できる。以下に示すように、図9のアクチュエータ702を含む一部の非限定的例示が本明細書に開示される。そのようなアクチュエータは、差動ネジアセンブリまたは可動要素、プランジャ、または要素を有するその他の構造を備えてもよい。調整機構404のその他の例示的実施形態は、複数のウィッフルツリー構造(図示せず)を含んでもよい。
したがって、調整機構404は、プローブカードアセンブリ406がハウジング422に搭載および取り付けられた後に、参照構造402に関してプローブカードアセンブリ406の配向を変更できる。しかし、一部の構成において、調整機構404は、プローブカードアセンブリ406がハウジング422内に搭載および取り付けられる前に、プローブカードアセンブリ406の配向を変更できる。よって調整機構404は、プローブ414の接触端によって画定された表面426をさらに調整し、プローブ414の接触端の配向を参照構造402に関して望ましい配向に設定できる。調整機構404は、平面化機構410によって既に平面化されているプローブ414の接触端の配向を調整し、プローブカードアセンブリ406をハウジング422内に搭載する(搭載に関与する構造を含める)ことによって生じる非平面性または構造上の不規則性を相殺できる。
参照構造402および調整機構404の一方または両方は、追加の機能を果たすよう構成されてもよい。例えば、参照構造402および調整機構404の一方または両方は、プローブカードアセンブリ406の装着具408をハウジング422に取り付けることができる。代わりに、その他の構造または取り付け具(図示せず)がプローブカードアセンブリの装着具408をハウジング422に取り付けてもよい。
図4および5は、参照構造402に関するプローブカードアセンブリ406の配向の選択的調整を示す。図4に示されるように、調整機構404は、プローブカードアセンブリ406を「x」および「y」軸に関して選択的に回転し(RxおよびRy)、プローブカードアセンブリ406を「z」軸に沿って平行移動(Tz)する。
図5に示されるように、調整機構404をプローブカードアセンブリ406の形状を代替または追加として変えることができる。例えば、調整機構404は、例えば図5に示されるようなプローブカードアセンブリ406の形状を変えるプローブカードアセンブリ406(またはプローブカードアセンブリ406の特定要素)に交番力および対抗力を印加するよう構成されてもよい。調整機構404は、プローブカードアセンブリ406を凹形状にすることに限定されず、プローブカードアセンブリ406を多くの異なる形状にすることができる。凹形状または複数の曲線および/または配向の変化を含む複合形状を含むが、それらに限定されない。図5に示される曲線変化に対して、単純な直線変化(図4に示される)をプローブカードアセンブリ406に行なうか、代わりに、直線および曲線変化の組み合わせを行なってもよい。
図6〜21Bは、結合・調整アセンブリ400およびプローブカードアセンブリ406の特定の例示的(非限定的)実施形態を示す。これらは、上述の任意のタイプのDUTであってもよいDUT120を試験するための試験システム101を参照して図示および説明される。以下に示されるように、試験システム101は、ハウジング422の非限定例であるプローバ122を含んでもよい。
最初に図6に示される例示的試験システム101を参照すると、本発明の一部の実施形態に係る試験システム101は、DUT120の試験用である。図示されるように、試験システム101は、DUT120を保持するためのステージ130を有する可動チャック124が配置された内部チャンバー132を有するボックス構造プローバ122を含んでもよい。(図6のカットアウト126は、チャンバー132の部分図を提供する。)プローバ122はハウジング422と類似してよく、チャック124はチャック424と類似してよく、ステージ130は図1のステージ430と類似してもよい。一部の実施形態において、テスタ102によって行われる機能の一部は、試験ヘッド106における、および/またはプローブカードアセンブリ406上の電子機構(図示せず)において実装されてもよい。実際に、一部の実施形態において、テスタ102全体を排除し、試験ヘッド106における電子機構と置き換える、および/またはプローブカードアセンブリ406上に配置してもよい。
ヘッドプレート112は、固い剛性プレート状の構造であってもよく、プローバ122上に配置されて、チャンバー132の上部境界を形成することができる。ヘッドプレート112は、通常作動中にプローブカードアセンブリ406を保持するように構成された挿入リング110を含んでもよい。電気コネクタ108は、試験ヘッド106とプローブカードアセンブリ406との間に電気接続を提供し、伝導性プローブ414を含んでもよい。またプローブカードアセンブリ406は、コネクタ108とプローブ414との間に導電性パス(図6に図示せず)を含んでもよい。
通常作動中に、プローブカードアセンブリ406は、一般に挿入リング110にボルトで締めるか、クランプで締めるか、またはその他の方法で固定される。図7および8は、挿入リング110の上面、側断面図をそれぞれ示す。図に示されるように、挿入リング110は、一般に環状形状であってもよく、肩部分202およびボルト穴208を有するレッジ204を含んでもよい。通常作動中、プローブカードアセンブリ406は、挿入リング110の中心開口部206の外に延長するプローブ414を有するレッジ204上に配置することができる。またボルト(図示せず)、またはその他の固定機構(例えば、クランプ)は、プローブカードアセンブリ406を挿入リング110に固定できる。
再度図6を参照すると、チャック124はステージ130を含むことができ、そこにDUT120を配置できる。チャック124は、「x」、「y」、および「z」方向に移動し、「x」および「y」軸に関して傾斜し、「z」軸に関して回転してもよい。したがって、チャック124は、特定のプローブ414を有するDUT120の特定の入出力端子118(例えば、1つ以上の半導体ダイのボンドパッド)を配置し、それらの特定端子118を特定プローブ414に押し付けて、端子118およびプローブ414の間に電気接続を確立することができる。
テスタ102は、コンピュータまたはコンピュータシステムであってもよく、試験データをDUT120に提供し、試験データに応答してDUT120によって生成された応答データを分析することができる。通信ケーブル104は、テスタ102および試験ヘッド106間に複数の電気データパスを提供することができ、試験ヘッド106は、電気コネクタ108を有するケーブル104によって提供されるデータパスを電気接続する内部スイッチおよびその他のデータルーティング要素を含んでもよい。したがって、複数のデータチャンネルをテスタ102とプローブ414との間に提供することができ、ここを通じてテスタ102からの試験データがDUT120に提供され、試験データに応答してDUT120によって生成された応答データがテスタ102に提供される。回転可能なアームアセンブリ128は、試験ヘッド106を図6に示される試験ヘッド106の位置の内外に回転させることができる。この位置は試験位置であり、試験ヘッド106がDUT120を試験するための位置にある。ケーブル104および試験システム101のその他の要素は、全体的または部分的に無線通信装置(図示せず)と置き換えることができ、上述のように、テスタ102によって行われる機能の一部またはすべては、試験ヘッド106内および/またはプローブカードアセンブリ406上に配置されるエレクトロニクスを用いて実装できる。
図1を参照して一般に上述されるように、DUT420端子418のセットとプローブ414のセットを接触させる動作は、そのセットの各プローブ414とそのセットの各DUT端子118との間に電気接続を確立することであり、端子118と接触するプローブ414の一部と端子118との間に十分な共通配向を確立する必要がある。つまり、DUT120の試験に先立って、プローブ414の位置を必要に応じて調整し、プローブ414の接触部分を一般に端子118の配向(例えば、平面またはほぼ平面などの特定形状を有する表面を画定する)に対応する配向(例えば、平面またはほぼ平面などの特定形状を有する表面を画定する)にする必要がある。さらに、試験中は端子118に関するプローブ414の前方配向を維持する必要がある。そうでなければ、1つ以上のプローブ414は対応する1つ以上の端子118との物理的接触を生成せず、そのため1つ以上の電気接続を確立しない可能性がある。その他の可能性として、1つ以上のプローブ414が対応する1つ以上の端子118に押し付けられる力が弱すぎて十分な導電レベルを有する1つ以上の電気接続が確立されないことも考えられる。上述のように、プローブカードアセンブリ406および結合・調整アセンブリ400は、端子118の配向に対応するようプローブ414の配向を調整するための分離した別個の機構を提供できる。
図27〜30を参照して以下に記載されるように、平面化機構410は、プローブカードアセンブリ406の要素における不規則性および不完全性によって生じるプローブ414の誤配向を補正できる。そのような不規則性および不完全性の例は(図27〜30を参照して以下に記載されるように)、プローブ基板412、プローブ414、およびプローブ基板412を装着具408に取り付ける機構(例えば、平面化機構410)における不規則性および不完全性を含むが、それらに限定されない。そのような不規則性および不完全性は、例えば、製造変動による。平面化機構410は、そのようなプローブ414の誤配向を補正し、プローブ414をプローブカードアセンブリ406の参照構造(例えば、装着具408)に関して精密に配向できる。
プローブ414が装着具408に関してどれほど精密に配向されても、プローブカードアセンブリ406が試験装置に搭載されている間に、試験装置(例えば、図1におけるハウジング422、ステージ430、および参照構造402、図6におけるヘッドプレート112、挿入リング110、またはステージ130)における不規則性および不完全性のため、DUT端子418、118に関するプローブ414の誤配向が生じ得る。調整機構404は、試験装置における不規則性または不完全性によって生じたDUT端子418、118に関するプローブ414のそのような誤配向を望ましい結果または試験状況に応じて、許容される範囲に実質的に低減および/または抹消できる。
図9〜12は、本発明の一部の実施形態に係る、試験システム101において使用可能なプローブカードアセンブリ406の例示的実施形態700を示す。図示されるように、プローブカードアセンブリ700は、補強材708、配線盤750、プローブ758を有するプローブ基板756、および複数のアクチュエータ702を備えてもよい。以下に示されるように、補強材708は装着具408の一例であり、アクチュエータ702は平面化機構410の一例である。プローブ基板756は、一般に図1のプローブ基板412と類似し、プローブ758は、一般にプローブ414と類似してもよい。
各アクチュエータ702は、可動要素704を含んでもよい。図9に示される例において、各アクチュエータ702は補強材708に取り付けられ、各アクチュエータ702の可動要素704は補強材708および配線盤750における穴(図示せず)を通って延長し、プローブ基板756に取り付けられる。各可動要素704は、選択的にプローブ基板756から離すか、またはプローブ基板756に向けて移動させることができる。可動要素704がプローブ基板756から離れるように動かされると、可動要素704は、プローブ基板756の一部を引っ張る。この部分に、可動要素704が補強材708に向かう方向に取り付けられる。反対に、可動要素704がプローブ基板756に向けて移動すると、可動要素704はプローブ基板756の一部を押す。この部分に、可動要素704が補強材708から離れる方向に取り付けられる。したがって、各アクチュエータ702は、プローブ基板756の特定領域に押引力を選択的に印加することができる。図10および11に示されるように、複数のアクチュエータ702(図10では9つ示されているが、それより多くても少なくてもよい)を利用することによって、複数の押引力1102をプローブ基板756に印加することができる。可動要素704の選択的起動によって、プローブ基板756を「x」および/または「y」軸に関して回転し(RxおよびRy)、「z」軸に沿って平行移動(Tz)できる。さらに、図12に示されるように押引力1102を交互に印加することによって、プローブ基板756の表面712の形状を変えることができる。(図10〜12には示されていないが、プローブ758は、プローブ基板756の表面712に取り付けられる)。表面712を図12に示される凹形状以外の形状にしてもよい。例えば、表面712を凸形状または複数の曲線および/または方向の変化を有する複合形状にしてもよい。図12に示される曲線変化に対して、単純な直線変化を表面712に行なうか、その代わりに、直線および曲線変化の組み合わせを行なってもよい。
使用されるアクチュエータ702の構成およびタイプは重要でなく、多くの異なるタイプのアクチュエータを使用できる。例えば、アクチュエータ702は、一般に補強材708に対して不可動に取り付けられる差動ネジアセンブリから成ってもよい。可動要素704は、差動ネジアセンブリのドライブヘッド(図示せず)が一方向に回転すると、プローブ基板756に向かって移動し、ドライブヘッドが他方向に回転すると、プローブ基板756から引き離される差動ネジの軸部分であってもよい。別の非限定例として、アクチュエータ702は、補強材708に取り付けられるハウジングを備えてもよく、可動要素704は、ハウジングに出入り可能なプランジャまたはピストンであってもよい。
アクチュエータ702のその他の例は、差動ネジアセンブリ404および2708、水平調節ネジアセンブリ1504、および前述の米国特許出願第11/165,833号の調整/平面化アセンブリ2408を含むが、それらに限定されない。前述の米国特許第6,509,751号の図5A〜5Cにおいても、アクチュエータ702として使用できるアクチュエータの例が示されている。再度図9を参照すると、可動要素704は、任意の好適な機構を使用して移動可能である。油圧、モータ、および圧電式アクチュエータなどの機械駆動機構、および差動ネジアセンブリなどの手動機構を含むが、それらに限定されない。
可動要素704をプローブ基板756に取り付ける必要はない。例えば、可動要素704は単にプローブ基板756に接するだけでよく、プローブ基板756は補強材708に向けてバイアスするスプリング機構を用いて補強材708に取り付けられ得る。そのような構成において、可動要素704がプローブ基板756に向かって移動すると、可動要素704は、プローブ基板756の一部を補強材708から押し離す。可動要素704がプローブ基板756から離れると、スプリング機構(図示せず)は、プローブ基板756が可動要素704に接して停止するまでプローブ基板756を補強材708に向けて押す。好適なアクチュエータの例、およびそのようなアクチュエータの使用は、前述の米国特許第5,974,662号の図5に示されている。さらに別の可能な変形例として、一部の可動要素704をプローブ基板756に取り付け、その他を単純にプローブ基板756に接するようにしてもよい。そのような構成の例は、前述の米国特許第6,509,751号の図2に示されている。
図9を再度参照すると、プローブカードアセンブリ700は、試験ヘッド106(図6を参照)からコネクタ108を受け取るためのコネクタ752を有する配線盤750を含んでもよい。電気パス(図示せず)は、コネクタ752から配線盤750を通じてフレキシブル電気コネクタ754に提供され、プローブ基板756を通じてプローブ758に提供される。フレキシブル電気コネクタ754は、可撓性ワイヤ、ブラケット(図示せず)に搭載される1つ以上のインターポーザなどを含んでもよい。
図13および14は、試験システム101において使用可能な図1の結合・調整機構400の例示的実施形態1300を示す。図13は、図6において挿入リング110に取り付けられて示される結合・調整機構1300の上面図を示す。(図6の挿入リング110およびヘッドプレート112は、図13の部分図において示される)。図14は、図13の側断面図を示す。
図13および14に示されるように、結合・調整機構1300は、ブリッジ1302および1つ以上のアクチュエータ1312(図13では5つが示されているが、それより多くても少なくてもよい)を備えてもよい。ブリッジ1302は、一般に金属またはその他の剛性材料から成る環状構造であってもよく、フランジ1304およびプレート1306を含んでもよい。フランジ1304は、ボルト1308を介してブリッジ1302を挿入リング110のレッジ204に固定する穴(図示せず)を含んでもよい(図6〜8を参照)。プレート1306は、コネクタ108用の開口部1310を含んでもよく(図13および14に図示せず)、上述のように、試験ヘッド106をプローブカード406に接続できる。(図6を参照)。図13および14に示されるブリッジ1302は、単なる典型であり、多くの変形例が可能である。例えば(限定なく)、ブリッジ1302の一般的な形状は環状以外であってもよい。
図13および14に示される結合・調整アセンブリ1300の実施形態において、アクチュエータ1312は、結合・調整アセンブリ1300のプレート1306およびプローブカードアセンブリ406の装着具408の両方に取り付けられる。図14では、図1〜5を参照して前述されたように、少なくとも装着具408、平面化機構410、プローブ基板412、およびプローブ414を一般に含むものとして示されている。図13および14に示される実施形態において、アクチュエータ1312は、プローブカードアセンブリ406を結合・調整アセンブリ1300に取り付け、プローブカードアセンブリ406の配向をブリッジ1302に関して調整する。したがって、図13および14に示される結合・調整アセンブリ1300の例示的実施形態において、ブリッジ1302は、参照構造402の例示的実装であり、アクチュエータ1312は、図1の結合・調整機構400の調整機構404の例示的実装である。
アクチュエータ1312は、一般にアクチュエータ702と類似してもよく、一般に可動要素704と類似してもよい可動要素1352を含む。図13および14に示される例において、アクチュエータ1312は、プレート1306に取り付けることができ、可動要素1352は、装着具408に取り付けることができる。可動要素1352が装着具408から離れると、可動要素1352は、プローブカードアセンブリ406をブリッジ1302に向けて引張る。可動要素1352を反対方向に動かすことで、プローブカードアセンブリ406をブリッジ1302から押し離す。図13に示されるように、複数のアクチュエータ1312をプレート1306に関して配置することによって、プローブカードアセンブリ406は、特に図4において一般に示されるように、「x」および/または「y」軸に関して回転し、「z」軸に沿って平行移動できる。1つ以上のアクチュエータ1312を有するプローブカードアセンブリ406に対して押力を印加し、1つ以上のその他のアクチュエータ1312用いて引張力を印加することによって、特に図5において一般に示されるように、プローブカードアセンブリ406の形状を変えることができる。
アクチュエータ1312は、任意の好適な方法でプレート1306に取り付けることができる。例えば、各アクチュエータ1312の一部をプレート1306におけるネジ込み開口(図示せず)に螺入することができる。その他の例として、アクチュエータ1312の一部をプレート1306に溶接、ロウ付け、ネジ留め、ボルト留め、クランプ留め、接着することができる。可動要素1352は、任意の好適な方法で装着具408に取り付けることができる。その方法は、装着具408への螺入、溶接、ロウ付け、ネジ留め、ボルト留め、クランプ留め、または接着を含むが、それらに限定されない。
図15は、本発明の一部の実施形態に係る、肩部分1470を含んでよい代替ヘッドプレート112’の部分図を示す。プローブカードアセンブリ406は、図15に示されるように(例えば、ボルト1408、またはネジ、クランプなどのその他の留め具を用いて)、挿入リング110に固定できる。また図15に示されるように、挿入リング110をアクチュエータ1406上に配置し、次にヘッドプレート112’の肩部分1470に配置することができる。アクチュエータ1406は、アクチュエータ702または1312と類似して可動要素1404を含み(可動要素704または1352と類似してもよい)、挿入リング110を肩部分1470に向けて動かすか、または離すことができる。そのようなアクチュエータ1406を複数利用することによって、挿入リング110(およびプローブカードアセンブリ406)の配向は、ヘッドプレート112’に対して変更できる。図15に示される例において、アクチュエータ1406を肩部分1470に取り付け、可動要素1404を挿入リング110に隣接させてもよい。バイアス力1402(例えば、挿入リング110および試験ヘッド106の間に配置されるスプリング(図6を参照))は、挿入リング110を肩部分1470に向けてバイアスすることができる。代わりに、アクチュエータ1406を挿入リング110に取り付け、可動要素1404を肩部分1470に隣接させてもよい。さらに別の代替例として、可動要素1404を挿入リング110に取り付け、可動要素1404が挿入リング110を肩1470部分から押し離し、挿入リング110を肩部分1470に向けて押すようにしてもよい。そのような場合、バイアス力1408を使用する必要はない。
図16Aおよび16Bは、図6のヘッドプレート112および挿入リング110の代わりに使用できる、さらに他の代替ヘッドプレート1502および挿入リング1512の部分図を示す。図17〜19は、本発明の一部の実施形態に係る、図6の試験システム101においてヘッドプレート1502および挿入リング1512と併用可能なプローブカードアセンブリ406の例示的実施形態1702および結合・調整機構400の例示的実施形態1800を示す。よって、図17〜19に示されるプローブカードアセンブリ1702、および図18および19に示される結合・調整アセンブリ1800は、図1および6に示されるプローブカードアセンブリ406および結合・調整アセンブリ400のさらなる例示的実施形態である。
まず、図16Aおよび16Bを参照すると、ヘッドプレート1502は中央開口部1506を含んでもよく、一般に図6に示されるヘッドプレート112と類似してもよい。一方、挿入リング1512は、図16Aに示される露出位置からヘッドプレート1502における開口部(図示せず)内の試験位置(図16Bに示す)にスライドする。挿入リング1512がそれに沿ってスライドするスライド機構1964は、図16Aおよび16Bにおいて破線で示される。これは、スライド機構1964が図16Aおよび16Bにおいて視界から隠れているためである。スライド機構1964は、車輪、ベアリング、または挿入リング1512に取り付けられるその他の可動機構(図示せず)がそれに沿って転がる、スライドする、またはその他の動きをするヘッドプレート1502に取り付けられたレールを含んでもよい。挿入リング1512は、一般に図7および8の挿入リング110のような開口部1510、穴1508を有するレッジ1514、および肩部分1518を含んでもよい。
例示的な使用において、挿入リング1512が図16Aに示される露出位置にある間に、プローブカードアセンブリ(図16Aおよび16Bに図示せず)は、開口部1510を通って(図16のページに)延長するプローブ(図示せず)を有するレッジ1514上に配置される。次に、ボルト穴1508を使用して、プローブカードアセンブリをレッジ1514にボルトで留め、挿入リング1512をヘッドプレート1502に押し入れる。これは試験位置(図16Bに示す)として上記参照される。試験位置において、挿入リング1512はヘッドプレート1502内に配置され、ヘッドプレート1502における開口部1506は、一般に挿入リング1512における開口部1510に揃えて配置される。試験位置において、プローブカードアセンブリはDUTと接触する状態にある。
図17〜19は、本発明の一部の実施形態に係る、図16Aおよび16Bのヘッドプレート1502および挿入リング1512を備えるように修正されたプローバ122(図6を参照)において使用するために構成されたプローブカードアセンブリ1702および結合・調整アセンブリ1800の例示的実施形態を示す。より具体的には、図17はプローブカードアセンブリ1702の上面図を示し、図18はヘッドプレート1502および挿入リング1512に搭載されたプローブカードアセンブリ1702および結合・調整アセンブリ1800の上面図を示し、図19はその側断面図を示す。各図は部分図で示される。
図17および19に示されるように、プローブカードアセンブリ1702は、装着具408、平面化機構410、プローブ基板412、およびプローブ414を備え、それらは図1を参照して上述されたとおりである。また図示されるように、複数のアクチュエータ1704がプローブカードアセンブリ406の装着具408に取り付けられる(3つのアクチュエータ1704が図17〜19に示される例示的構成に示されるが(図19に示される図は、3つのアクチュエータ1704のうちの2つのみを示す)、それより多くても少なくてもよい)。各アクチュエータ1704は、一般にアクチュエータ702、1312、1406のいずれかと類似してよく、可動要素704、1352、1404と一般に類似してもよい可動要素1704を含んでもよい。図17〜19に示される例において、アクチュエータ1704を装着具408に取り付け、可動要素1706をプレート1810に隣接させてもよい(アクチュエータ1704は、任意の好適な方法で装着具408に取り付けることができる。その方法は、アクチュエータ1312をプレート1306に取り付けるための上述の取り付け方法のいずれかを含むが、それらに限定されない。)
図18および19に示されるように、結合・調整アセンブリ1800は、一般に環状形状であってもよく、フランジ1806およびプレート1810を含むブリッジ1802を備える。ブリッジ1802は、金属またはその他の類似材料から成ってもよい。フランジ1806は、ヘッドプレート1502(図16を参照)における穴1504を介してブリッジ1800をヘッドプレート1502に留めるボルト1804用の穴(図示せず)を含んでもよい。ブリッジ1802は、コネクタ108用の開口部1812を含んでもよく、図6を参照して上述されたように、試験ヘッド106をプローブカードアセンブリ406に電気的に接続できる。
図16〜19を参照すると、使用中に、スプリングプラグ1902を挿入リング1512のレッジ1514における穴1508に挿入する(例えば、螺入する)ことができる。挿入リング1512は、図16Aに示される露出位置に移動され、プローブカードアセンブリは、ブリッジ1802の配向にプローブカードアセンブリ406を押すバイアス力を提供するスプリングプラグ1902のスプリング上に配置される。代わりに、スプリングプラグ1902を挿入リング1512に取り付けてもよい。一般に引き込まれるアクチュエータ1704の可動要素1706を用いて、挿入リング1512を試験位置に移動する(図16Bに示す)。この位置は、上述および図16Bに示されるように、一般にヘッドプレート1502内にある。次に、アクチュエータ1704の可動要素1706を延長し、それらがプレート1810に押し付けられるようにする。アクチュエータ1704を選択的に起動することによって、プローブカードアセンブリを「x」および/または「y」軸に関して回転し、一般に図4に示されるように、「z」軸に沿っていずれかの方向に平行移動することもできる。プローブカードアセンブリ406の形状は、一般に図5に示されるように変更してもよい。
アクチュエータ1704は、任意の好適な方法で起動する(例えば、可動要素1706を移動する)ことができる。その方法は、図15のアクチュエータ1312を起動するための上述の任意の方法を含むが、それらに限定されない。さらに、アクチュエータ1704は、装着具408ではなくプレート1810上に配置できる。例えば、下方(図19を参照)に延長するシャフト1706を有するプレート1810の下面(図19を参照)にアクチュエータ1704を取り付け、装着具408の上面(図19を参照)と接触させてもよい。
図20は、図17〜19のブリッジ1802の例示的変形例を示す。図20は、一般に図19と同様であるが、図20において、ブリッジ2000はブリッジ1802と置き換えられ、アクチュエータ2050は、アクチュエータ1704と置き換えられる。図示されるように、ブリッジ2000は、一般にフランジ1806と類似してもよいフランジ2006と、一般にプレート1810と類似してもよいプレート2010を含んでもよいが、プレート2010は、プローブカードアセンブリ406に対して均一または平らな表面を提示しない。各アクチュエータ2050は、アクチュエータ702、1312、1406、1704のいずれかと類似してよく、装着具408に向けて選択的に前進させることができる可動要素2052を含むことによって、プローブカードアセンブリ406をプレート2010から押し離すか、または装着具408から引き離すことができる。それによって、スプリングプラグ1902のスプリングは、プローブカードアセンブリ406をプレート2010に向けて押すことができる。複数のそのようなアクチュエータ2050を選択的に使用することによって、図4に示されるように、プローブカードアセンブリ406を「x」および/または「y」軸に関して回転し、「z」軸に沿っていずれかの方向に平行移動できる。
図21A(上面図)および22B(側断面図)は、本発明の一部の実施形態に係る、別の代替ヘッドプレート1502’、挿入リング1512、およびプローブカードアセンブリ406を示す。挿入リング1512およびアクチュエータ1704を含むプローブカードアセンブリ406は、一般に図19に示されるものと同一であってもよい。ヘッドプレート1502’も、一般に図19のヘッドプレート1502と類似してもよいが、ヘッドプレート1502’は、図21Aおよび21Bに示されるような延長部分2152を含む。延長部分2152のため、ブリッジ1802(図19を参照)は不要となり、延長部分2152は一般に図19のブリッジ1802と置き換えられる。つまり、アクチュエータ1704の可動要素1706は、延長部分2152に接し、スプリングプラグ1902のバイアス力に対抗して、延長部分2152からプローブカードアセンブリ406の一部を選択的に押し離す。上述のように、スプリングプラグ1902は、代わりにプローブカードアセンブリ406(例えば、装着具408)に取り付けられてもよい。
図22は、プローブカードアセンブリ406などのプローブカードアセンブリを設計、製造、および使用するための例示的プロセス2100を示す。図に示されるように、プロセス2100は、プローブカードアセンブリ406(2102)の設計から開始する。特に、DUT420の入出力端子418に対応するようプローブを配置するステップを含む。一般にプローブ414は、各DUT端子418用に提供され、プローブ414は、DUT端子418のレイアウトに対応する構成において配置されてもよい。当然のことながら、プローブカードアセンブリ406の設計は、プローブカードアセンブリ406を介して電気パスを提供し、特定プローブ414をテスタからの特定データチャンネルに電気接続するなどのその他の検討事項を含んでもよい。
プローブカードアセンブリ406が設計されると(2102)、プローブカードアセンブリを製造し、組み立てることができる(2104)。図1に示される例示的プローブカードアセンブリ406を参照すると、プローブ414をプローブ基板に取り付け、プローブ基板414、装着具408、および平面化機構410を組み立てることができる。プローブカードアセンブリ406が組み立てられると(2104)、平面化機構408を利用し、一般に上述されるように、プローブ414の接触端を平面化できる。例えば、上述のように、平面化機構408は、プローブカードアセンブリ406の要素における不規則性および不完全性によって生じるプローブ414の誤配向を補正できる。非限定例は、プローブ基板412、プローブ414、および/またはプローブ基板412を装着具408に取り付ける機構における不規則性および不完全性を含む。図27に示されるマルチ−プローブ基板プローブカードアセンブリ406’を参照して以下に記載されるように、1つの平面化機構410’は、1つのプローブ基板412’上の1つのプローブ414’のセットの誤配向を補正し、その他の平面化機構410’’は、その他のプローブ基板412’’上のプローブ414’’のその他のセットの誤配向を独立して補正できる。平面化機構410’、410’’は、プローブ414’、414’’の各セットを配向し、プローブ414’、414’’によって形成される配列2702が(例えば、平面またはほぼ平面において)望ましく配向されるようにすることができる。
2108において、プローブカードアセンブリ406を含む製品は、図1の試験システム401または図6の試験システム101などの試験システムに設置するための試験場に出荷できる。試験場において、図1のハウジング422のようなハウジング、または図6のプローバ122などのプローバに製品を設置できる(2110)。出荷される製品は、プローブカードアセンブリ406、調整機構404と一体化されるプローブカードアセンブリ406、調整機構404および参照構造402と一体化されるプローブカードアセンブリ406、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。
例示的プローブカード406およびブリッジ1302およびアクチュエータ1312を備える結合・調整アセンブリは、後述の例である。つまり、図14に示される例示的プローブカード406およびブリッジ1302およびアクチュエータ1312を備える結合・調整アセンブリを単一の製品として組み立てた後、2108において試験場に出荷する。ここで、図6および14に示されるように、2110において単一の製品としてプローバ122の挿入リング110上に設置されてもよい。
図19に示される例示的プローブカード406、およびブリッジ1802およびアクチュエータ1704を備える結合・調整アセンブリは、2108において出荷された製品がプローブカードアセンブリ406および調整機構408の両方を含んでもよい例である。つまり、2108において出荷する前に、アクチュエータ1704をプローブカードアセンブリ406の装着具408に取り付け、取り付けられたアクチュエータ1704を有するプローブカードアセンブリ406を備える製品を2108において試験場に出荷できる。試験場は、図19に示されるようにブリッジ1802が既に取り付けられているヘッドプレート1502を有するプローバ122を含んでもよい。試験場において、アクチュエータ1704を含むプローブカードアセンブリ406は、図19に示されるように、取り付けられたアクチュエータ1704を有するプローブカード406を挿入リング1512に配置することによって、2110においてプローバ122に設置できる。
図20のプローブカードアセンブリ406は、プローブカードアセンブリ406が2108において出荷される例を示す。つまり、2108において、装着具408、平面化機構410、およびプローブ414を有するプローブ基板412を備えるプローブカードアセンブリは、2108において、図20に示されるように、アクチュエータ2050を有するブリッジ2000が既に取り付けられているヘッドプレート1502を有するプローバ122を含む試験場に出荷される。次に、2110において、図20に示されるように、プローブカードアセンブリ406を挿入リング1512に配置することによって、プローブカードアセンブリ406をプローバ122に設置できる。
2110において設置されると、2112において、必要に応じて、プローブカードアセンブリ406の配向を参照構造402に対して調整できる。上述のように(例えば、特に図4および5を参照して)、また図28〜30を参照して以下に記載されるように、調整機構404は、試験装置における不完全性および不規則性によって生じるプローブ414、414’、414’’およびプローブ配置2702の誤配向を補正できる。
2110において、プローブカードアセンブリ406がプローバ122に設置され、2112において調整されると、試験システム101、401は、2114においてDUT120を試験する。異なる端子配列を有する新規DUTを試験するための新規プローブカードアセンブリ設計は、新規DUTの端子のレイアウトに対応するように配置された新規プローブを有する新規プローブ基板を単に設計し、その後にプローブカードアセンブリ406の元のプローブ基板412を新規プローブ基板と置き換えることによって実装されてもよい。
図23は、図22の2114においてDUTを試験するための例示的プロセス2500を示す。ここで、DUTの試験中に、結合・調整アセンブリ400を利用できる。図23に示されるように、プロセス2500は、プローブ414とDUT端子418(2504)との間に接触を生じさせることから開始する。上述のように、DUT端子418は、チャック124を移動し、プローブカードアセンブリ406を固定することによって、プローブ414と接触させられる。あるいは、調整機構404は、プローブカードアセンブリ406を移動させてDUT420と接触させてもよく、DUT420を移動させる必要はない。さらに別の代替例として、DUT420およびプローブ414の両方を移動させて接触を生じさせてもよい(2504)。
2506において、DUT420の試験を開始する。試験中に、DUT端子418に関するプローブ414の位置を監視する(2508)。プローブカードアセンブリ406(および/またはプローブ414)に関するDUT420(および/またはDUT端子418)の位置を感知することによって行なうことができる。DUT420(および/または端子418)およびプローブカードアセンブリ406(および/またはプローブ414)の位置は、容量センサまたは光学センサ(例えば、1つ以上のカメラ)の使用を含む任意の好適な方法で特定できる。代わりに、力またはひずみセンサを使用して、機械的シフトを検知できる。2508において、プローブ414がDUT端子418に関して適所から外れていると判断される場合(2508‐はい)、2510において、調整機構404を使用してプローブカードアセンブリ406の配向を調整できる。例えば、容量センサまたは光学センサ、あるいは力またはひずみゲージによって出力された信号を使用して、調整機構404を駆動できる。代替または追加として、チャック424の位置を変えることもできる。監視(2508)および調整(2510)は、DUT420の試験中に継続して行なってもよい。別の代替例として、調整(2510)を異なるDUTの試験の間に行ってもよい。例えば、第1のDUT420またはDUTのセットを試験した後、2510を参照して上述のように、必要に応じてプローブ414の位置を変更および調整することができる。その後、第2のDUTまたはDUTのセットを試験する。当然のことながら、図22のプロセス2500において、条件を設定し、プロセスの終了、またはエラーの処理などを行ってもよい。
図23のプロセスは、ハードウェアおよび/またはソフトウェア(本明細書で使用される用語「ソフトウェア」は任意の形態のソフトウェア、ファームウェア、マイクロコード、あるいはそれらの任意の組み合わせを含むが、それらに限定されない)、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実装できる。例えば、図24に示されるシステム2400は、図23のプロセス2500を実施するように構成できる。プロセッサ2402は、任意のデジタルコントローラ、コンピュータ、または演算装置であってもよく、メモリ2408に格納されるソフトウェアの制御下で作動するように構成できる(メモリ2408は、半導体、磁気または光学ベースの記憶装置を含むがそれらに限定されない任意の記憶装置であってもよく、またメモリ2408は、揮発性または非揮発性メモリであってもよい。)プロセッサ2402は、調整機構404を構成するアクチュエータ2406に制御データを送信することによって、プロセス2500の2504および2510を実行できる。プロセッサ2402は、センサ2404(1つ以上の光学センサ、容量センサ、ひずみゲージ、力ゲージなどであってよいが、それらに限定されない)を通じて、プローブ414およびDUT端子418の相対位置に関するデータを受信できる。
図25は、さらに他の例示的実施形態を示す。図示されるように、プローブカードアセンブリ406は、プローブカードアセンブリ406に関するデータを格納し、(例えば、無線通信技術、赤外線通信技術などを使用して)データをコントローラ2154に無線伝送するための埋め込みトランスミッタ(図示せず)を有するメモリ回路2156を含んでもよい。例えば、メモリ2156は、調整機構404に対する既定の設定を表すデータを格納できる。つまり、メモリ2156は、事前に決定されている調整機構404に対する設定を格納し、プローブカードアセンブリ406を配向して、プローブ414がDUT端子418と共通平面を成すようにする。ボタン2158またはその他のトリガ装置が、設定データをメモリ2156に伝送してもよい。
コントローラ2154は、埋め込みレシーバ(図示せず)を含んでもよく、メモリ2156によって伝送された設定データを受信し、制御信号2150を調整機構404に提供して、メモリ2156によって伝送された設定データに従って調整機構404にプローブカードアセンブリ406を配向させる。コントローラ2154は、設定データをメモリ2156に伝送して格納するよう構成されてもよく、そのような伝送は、ボタン2152によってトリガされてもよい。例えば、プローブカードアセンブリ406は、プローバ122に搭載され、調整機構404を使用して、プローブ414がDUT端子418と共通平面を成すよう配向されてもよい。次に、ボタン2152を起動することによって、コントローラ2154に調整機構404用の設定データをメモリ2156に伝送させる。ここで、設定データが格納される。メモリ2156および/またはコントローラ2154は、代わりにまたは付加的に、任意のその他の近接装置、機械、または機器にデータを伝送するか、またはデータを受信するよう構成されてもよい。例えば、メモリ2156は、プローブカードアセンブリ406に関するデータをテスタ102に伝送できる(図6を参照)。
コントローラ2154およびメモリ2156は、アナログ回路、デジタル論理回路、ソフトウェの制御下で作動するプロセッサ、またはそれらの任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない任意の好適なエレクトロニクスを使用して実装できる。
図26は、同様に調整されたプローブカードアセンブリのみの結合を可能にする鍵としての結合・調整アセンブリ400の使用を示す。図26に示されるように、調整機構404を意図的に設定し、プローブカードアセンブリ406の非平面結合を提供する。同様に図に示されるように、プローブカードアセンブリ406の平面化機構410は、適合非平面性を用いて意図的に設定される。プローブカードアセンブリ406が参照構造402に結合されている間、調整機構404および平面化機構410によって意図的に設定された非平面は、プローブ414が平面となるよう相殺する。しかし、適合非平面性を用いて設定されたプローブカードアセンブリ406のみが参照構造402と結合し、平面化されたプローブ414を提供する。したがって、調整機構404の非平面設定が鍵となり、適合非平面性を用いて設定されたプローブカードアセンブリ406のみが結合・調整アセンブリ400と併用されるようにされる。
図27は、本発明の一部の実施形態に係る例示的プローブカードアセンブリ406’を示す。本明細書に記載されるいずれかの実施形態において、プローブカードアセンブリ406の代わりに使用できる。図示されるように、プローブカードアセンブリ406などのプローブカードアセンブリ406’は、装着具408を含む。しかし、プローブカードアセンブリ406’は、プローブ2702の大型配列を形成するプローブ414’、414’’を備える複数のプローブ基板412’、412’’を含む。プローブ基板412’、412’’およびプローブ414’、414’’はそれぞれ一般に、プローブ基板412およびプローブ414と類似してもよい。プローブカードアセンブリ406’は、複数の平面化機構410’、410’’も含み、それぞれ一般に平面化機構410と類似してもよい。2つのプローブ基板414’、414’’が図示されているが、それより多くのプローブ基板を使用してもよい。同様に、2つ以上の平面化機構410’、410’’を使用してもよい。複数のプローブ基板を備えるプローブカードアセンブリの例は、前述の米国特許出願第11/165,833号において開示されている。
したがって、図27に示されるように複数のプローブ基板(例えば、412’、412’’)を使用することによって、小型のプローブ(例えば、414’、414’’)のセットから比較的大型のプローブ配列を形成できる。しかしながら、プローブの配列が大きい程、プローブの先端が望ましい配向(例えば、平面またはほぼ平面)に位置するようプローブを配向することが難しくなる。図28〜30は、プローブ配列2702のプローブの誤配向の例示的原因、およびそのような誤配向を補正するための本明細書で開示される様々な実施形態の使用を示す。
図28は、プローブカードアセンブリ406’製造後の図27のプローブカードアセンブリ406’を示す。図示されるように、プローブ配列2702を形成するプローブ414’および414’’の先端は、望ましい配向(例えば、平面またはほぼ平面)にない。複数の要素が、プローブ配列2702のプローブの不規則で望ましくない配向に寄与する。
そのような要素の1つは、プローブ414’、414’’が取り付けられるプローブ基板412’、412’’の表面2802における不規則性である。例えば、完全な平面ではなく、表面2802は曲線またはその他の不規則性などの不完全性を含んでもよい。実際に、表面2802の面積が大きい程、表面2802が著しい不完全性および不規則性を含む可能性が高くなる。例えば、プローブ配列2702の望ましい配向が、プローブ端が平面またはほぼ平面にある配向であると仮定すると、プローブ基板414’、414’’の表面2802における不規則性によって、非平面性がプローブ配列2702の配向に導入される場合がある。
プローブ配列2702のプローブの配向における不規則性に寄与するその他の要因は、プローブ自体である。例えば、配列2702のプローブの1つは、その他のプローブよりわずかに小さいか、または大きくてもよい。そのような例の1つとして、配列2702のプローブの1つは、その他のプローブとの差だけ表面2802から延長してもよい。再び例示の目的で、配列2702のプローブの先端の望ましい配向が平面であると仮定すると、プローブサイズのわずかな不規則性によって、プローブ配列2702の配向に非平面性が導入される場合がある。
しかし、プローブ配列2702の配向における不規則性に寄与するさらなる他の要因は、プローブ基板412’、412’’を装着具408に取り付ける機構から生じる可能性がある。取り付け機構(図28における平面化機構410’、410’’)は、装着具408に関してプローブ基板412’、412’’をわずかに傾斜させる場合がある。また取り付け機構は、プローブ基板412’、412’’上にわずかに不均一な力を印加することによって、プローブ基板412’、412’’の表面2802に不規則性をもたらす場合がある。
上述のように、平面化機構410’、410’’は、プローブ配列2702のプローブ配向における不規則性を補正し、プローブの先端を装着具408に関して望ましい配向に(例えば、平面またはほぼ平面、あるいはプローブによって接触されるDUT端子により画定される表面に対応して)移動させるよう構成される。上述のように平面化機構410’、410’’を利用することによって、各プローブ基板412’、412’’を操作し、プローブ414’およびプローブ414’’を望ましい配向に配置することができる。それによって、プローブ414’、414’’によって形成されたプローブ配列2702の望ましい配向を形成する。プローブ配列2702の先端の望ましい配向が平面であると仮定すると、平面化機構410’、410’’は、図29に示されるように、プローブ配列2702の先端を装着具408に関して平面配向に配置できる。実際に、平面化機構410’、410’’が差動ネジアセンブリから成る場合、約191mmX191mmの配列(例えば、2702)におけるプローブの先端は、プローブカードアセンブリ(例えば、406’)上の参照構造(例えば、装着具408)に関して約11ミクロン以内に平面化されている。(つまり、第1のプローブが平面と接触する場合、その他のプローブはすべて、平面から11ミクロン以内にある。)前述の数値例は、単なる例であってそれらに限定されない。例えば、一部の例において、多少のプローブの平面性は、差動ネジアセンブリをアクチュエータとして使用することによって得られる。さらに、その他のタイプのアクチュエータ、例えば、空気圧で作動するアクチュエータなどを使用して、多少のプローブの平面性を得ることができる。プローブ配列のサイズは、得られる平面性の程度に影響する。また異なる試験シナリオにおいて、多少のプローブ配列の平面性が必要となる場合がある。
プローブ配列2702のプローブが、装着具408に関して完璧またはほぼ完璧に配向されているとしても、プローブカードアセンブリ406’を試験装置に搭載している間に、試験装置(例えば、図1の試験システム401、または図6の101)によって、DUT端子(図示せず)に関するプローブ配列2702の誤配向が導入される可能性がある。例えば、プローブカードアセンブリ406’が取り付けられる試験装置内の構造は、構造上の不完全性を有する場合があり、それによってプローブカードアセンブリ406’は試験装置に関して傾斜する。その他の例として、プローブカードアセンブリ406’によって接触されるDUTを保持する機構(例えば、ステージ430、130)が傾斜していることによって、プローブカードアセンブリ406’のプローブがDUT端子(図示せず)に関して誤配向する場合がある。
DUT端子(図示せず)に関するプローブ配列2702の誤配向の要因にかかわらず、プローブ配列2702のサイズが大きい程、DUT端子(図示せず)に関するプローブ配列2702の傾斜またはその他の誤配向の有害な影響が大きくなる。図30は、図29において平面化されるが(参照構造408の説明を容易にするため、平面化機構410’、410’’、およびプローブ基板412’、412’’は図示されない)、DUT端子(図示せず)に対応する表面3008に関して傾斜するプローブ配列2702を示し、試験装置によって導入された平面誤差の影響が、プローブ配列2702のサイズに伴ってどのように増加するかを示す。図示されるように、図30における参照番号3004によって識別される小型配列の平面誤差量は、距離3010である。しかし、図30における参照番号3002によって識別される大型配列の場合、DUT端子(図示せず)によって確定される表面3008に関するプローブ配列2702の同一傾斜は、距離3010プラス追加距離3014に応じて、図30において識別されるより大きい平面誤差を生じさせる。
したがって、図30に示される例においては、プローブ配列2702のプローブは、図29に示されるように平面(またはほぼ平面)に位置するよう正確に調整され、試験装置に搭載される間に、DUT端子に対応する表面3008に関して傾斜する。それによって、平面誤差が生じ、その程度はプローブ配列2702のサイズに伴って増加する。図29に関して上述される例を参照すると、搭載構造408に関して約18ミクロン以内に平面化されたプローブ配列2702であっても、プローブカードアセンブリ406’が試験装置(図示せず)に搭載される間に、その量の2倍、3倍、4倍、5倍、またはそれ以上だけDUT端子(図示せず)によって画定された表面3008との配向から外れる場合がある。調整機構404(特に図1、4、および5を参照)は、そのような平面誤差のすべてが試験装置によって導入された傾斜によるわけではない場合、その大部分を低減でき、プローブ配列2702の配向を図29に示される精度(例えば、一部の例において約18ミクロン)で望ましい許容範囲に戻すことができる。
したがって、本発明は次のように限定されるものではないが、プローブ配列2702の配向をプローブカードアセンブリ406’上の参照構造(例えば、図29における装着具408)に対して調整し、プローブ基板412’および412’’、プローブ414’および414’’、および/または図29に示されるように、プローブ基板412’および412’’を装着具408に取り付ける機構における不規則性によって生じるプローブ配列2702の誤配向を補正し、さらにプローブカードアセンブリ406’を試験装置(図示せず)に搭載した後、プローブカードアセンブリ406’の配向を試験装置(図示せず)に対して調整し、試験装置における不規則性によって生じる誤配向を補正することによって、プローブ配列2702によって接触されるDUT端子(図示せず)に対してプローブ配列2702を正確に配向し、特に大型プローブ配列に対して顕著である図30に示されるような傾斜誤差を低減することができる。
DUT端子に関するプローブの誤配向の低減は、さらなる利点を提供する。例えば、DUT端子に関するプローブの誤配向を低減することによって、DUT端子上にプローブによって形成されたスクラブマークの統一性および反復性を増加し、スクラブマークのサイズを減少できる。当該分野において周知のとおり、より小さく、統一性に優れたスクラブマークをDUT端子(例えば、半導体ダイのボンドパッド)上に繰り返し製造する能力は、多くの利点をもたらす。例えば、DUT端子とのワイヤ接合を容易にすることを含むが、それらに限定されない。
本明細書に記載の各実施形態は、調整機構404を使用することによって、ユーザが平面化機構410、410’、410’’を使用してプローブ基板412、412’、412’’の配向を調整するより速くプローブカードアセンブリ406、406’を調整できる。したがって、調整機構404ではなく、平面化機構410、410’、410’’を使用して、プローブカードアセンブリを試験装置に搭載する際に生じる不規則性に起因するDUT端子に関するプローブ414、414’、414’’の誤配向を低減できるが(図30について上述されるように)、ユーザは一般に、調整機構404を使用して、そのような誤配向をより迅速に低減し、プローブカードアセンブリ406、406’の配向を調整することができる。
2つのプローブ基板412’、412’’を有するプローブカードアセンブリ406’に関する説明および図示を簡素化するために記載されているが、前述の利点は、1つのプローブ基板412を有するものとして図示されているプローブカードアセンブリ406に等しく適用されるが、上述のように、1つ以上の基板412を有してもよく、または3つ以上のプローブ基板を有するプローブカードアセンブリに適用されてもよい。
本発明の特定実施形態および用途は、本明細書において記載されているが、本発明はそれらの例示的実施形態および用途、あるいはそれらが作動する方法または本明細書に記載の方法に限定することを意図しない。例えば、アクチュエータ(例えば、702、1312、1406、1704、2050)およびスプリングバイアス機構(例えば、1402、1902)の位置を図の例示的実施形態において示される位置から変えてもよい。一例として、アクチュエータ(例えば、702、1312、1406、1704、2050)は、プローブカードアセンブリ(例えば、406)、挿入リング(例えば、110)、ブリッジ構造(例えば、1802、2000)、ヘッドプレート(例えば、112)、プローバ(例えば、122)またはハウジング(例えば、422)のその他の要素、あるいは試験ヘッド(例えば、106)の任意の部分のうち1つ以上の任意の部分に取り付けられてもよい。バイアススプリング機構(例えば、1402、1902)は、プローブカードアセンブリ(例えば、406)、挿入リング(例えば、110)、ブリッジ構造(例えば、1802、2000)、ヘッドプレート(例えば、112)、プローバ(例えば、122)またはハウジング(例えば、422)のその他の要素の任意の部分、あるいは試験ヘッド(例えば、106)の任意の部分に取り付けられてもよい。プローブカードアセンブリ(例えば、406)、プローブ(例えば、414)、DUT(例えば、420)の位置を感知するため、およびプローブ(例えば、414)および/またはプローブカードアセンブリ(例えば、406)の配向を変更するためのエレクトロニクスおよびその他の要素は、プローブカードアセンブリ(例えば、406)、挿入リング(例えば、110)、ブリッジ構造(例えば、1802、2000)、ヘッドプレート(例えば、112)、プローバ(例えば、122)またはハウジング(例えば、422)のその他の要素、あるいは試験ヘッド(例えば、106)のうちの1つ以上の任意の部分の全体または一部に配置されてもよい。その他の例示的変形例において、チャック424を傾斜させる、またはそれ以外の移動によってDUT420の配向を調整できる。つまり、チャック424を使用して、DUT420の端子418をプローブ414に対して平面化できる。そのようなチャック424の使用は、平面化プローブ414の代替または追加として行ってもよい。さらに別の例示的変形例は、以下のとおりである。メモリ2156およびコントローラ2154は、図24において示され、無線通信するものとして上述されているが、代わりに、メモリ2156およびコントローラ2154は、直接有線リンク(図示せず)を通じて通信してもよい。
図1は、本発明の一部の実施形態に係る、1つ以上の電子装置を試験するための例示的試験システムを示す。 図2および3は、図1のプローブカードアセンブリの装着具に関する、プローブカードアセンブリのプローブ基板の配向の選択的調整を示す。 図2および3は、図1のプローブカードアセンブリの装着具に関する、プローブカードアセンブリのプローブ基板の配向の選択的調整を示す。 図4および5は、図1の試験システムにおける参照構造に関する、プローブカードアセンブリの配向の選択的調整を示す。 図4および5は、図1の試験システムにおける参照構造に関する、プローブカードアセンブリの配向の選択的調整を示す。 図6は、本発明の一部の実施形態に係る、半導体ウエハのダイを試験するための例示的試験システムを示す。 図7は、図6のプローバの挿入リングの上面図を示す。 図8は、図7の挿入リングの側断面図を示す。 図9は、本発明の一部の実施形態に係る、例示的プローブカードアセンブリを示す。 図10〜12は、図9のプローブカードアセンブリのプローブ基板を示す。 図10〜12は、図9のプローブカードアセンブリのプローブ基板を示す。 図10〜12は、図9のプローブカードアセンブリのプローブ基板を示す。 図13は、本発明の一部の実施形態に係る、図6の試験システムのヘッドプレートおよび挿入リングの部分図で示される結合・調整アセンブリの例示的実施形態の上面図を示す。 図14は、プローブカードアセンブリを有する図13の結合・調整アセンブリの側断面図を示す。 図15は、本発明の一部の実施形態に係る、ヘッドプレートおよび挿入リングの部分図で示される結合・調整アセンブリの別の例示的実施形態の側断面図を示す。 図16Aおよび16Bは、本発明の一部の実施形態に係る、図6の試験システムと併用可能な代替ヘッドプレートおよび挿入リングを示す。 図16Aおよび16Bは、本発明の一部の実施形態に係る、図6の試験システムと併用可能な代替ヘッドプレートおよび挿入リングを示す。 図17は、図16Aおよび16Bのヘッドプレートおよび挿入リングと併用可能な例示的プローブカードアセンブリの上面図を示す。 図18は、本発明の一部の実施形態に係る、部分図で示される図16Aおよび16Bのヘッドプレートおよび挿入リングに取り付けられる例示的結合・調整アセンブリの上面図を示す。 図19は、図17のプローブカードアセンブリを有する図18の結合・調整アセンブリの側断面図を示す。 図20は、本発明の一部の実施形態に係る、図19の結合・調整アセンブリ、およびプローブカードアセンブリの代わりに使用可能な代替結合・調整アセンブリを示す。 図21Aは、図16Aおよび16Bのヘッドプレートおよび挿入リングの代替バージョン、および本発明の一部の実施形態に係るヘッドプレートおよび挿入リングの代替バージョンと併用可能な結合・調整アセンブリを有するプローブカードアセンブリの上面図を示し、図21Bはその側断面図を示す。 図21Aは、図16Aおよび16Bのヘッドプレートおよび挿入リングの代替バージョン、および本発明の一部の実施形態に係るヘッドプレートおよび挿入リングの代替バージョンと併用可能な結合・調整アセンブリを有するプローブカードアセンブリの上面図を示し、図21Bはその側断面図を示す。 図22は、本発明の一部の実施形態に係る、プローブカードアセンブリを設計、製造、および使用するための例示的プロセスを示す。 図23は、図22のプロセスからDUTを試験するステップを行う例示的プロセスを示す。 図24は、図23のプロセスを実施するための例示的システムを示す。 図25は、本発明の一部の実施形態に係る、プローブカードアセンブリに関連するデータの無線伝送を含んでもよいプローブカードアセンブリの例示的実施形態を示す。 図26は、本発明の一部の実施形態に係る、未承認プローブカードアセンブリの使用を防ぐ鍵として結合・調整アセンブリを使用する例を示す。 図27は、複数のプローブ基板および平面化機構を含む例示的プローブカードアセンブリを示す。 図28〜30は、プローブの誤配向の例示的要因および補正を示す。 図28〜30は、プローブの誤配向の例示的要因および補正を示す。 図28〜30は、プローブの誤配向の例示的要因および補正を示す。

Claims (15)

  1. 試験される電子装置と接触するように構成された複数のプローブを含むプローブカードアセンブリと、
    該プローブカードアセンブリの基準要素に対して、該プローブの配向を選択的に調整する第1調整手段と、
    該プローブカードアセンブリを試験ステーションに取り付ける取り付け手段と、
    該試験ステーション対して、該プローブカードアセンブリの配向を選択的に調整する第2調整手段と
    を含
    前記プローブカードアセンブリは、前記試験ステーションに対する該プローブカードアセンブリの既定の配向を表すデジタルデータを格納するように構成されたデジタル記憶装置をさらに含む、試験装置。
  2. 前記第1調整手段は、前記プローブの先端を平面化するよう構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2調整手段は、前記試験ステーションの配向に応じて、前記先端をさらに平面化するように構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記取り付け手段は、前記プローブカードアセンブリを前記試験ステーション基準構造に取り付けるように構成され、
    前記第2調整手段は、該基準構造に対して、該プローブカードアセンブリの配向を調整するように構成される、
    請求項1に記載の装置。
  5. 前記取り付け手段は、前記プローブカードアセンブリの前記基準要素を前記試験ステーションの前記基準構造に取り付けるように構成される、請求項4に記載の装置。
  6. 前記第2調整手段は、前記試験ステーション対して、前記プローブカードアセンブリの前記基準要素の配向を選択的に調整するように構成される、請求項1に記載の装置。
  7. 前記既定の配向は、前記試験ステーションにおける試験位置に配置されるときに、前記電子装置の端子を有する前記プローブを平面化するために事前に画定された該試験ステーション対する前記プローブカードアセンブリの配向を含む、請求項に記載の装置。
  8. 前記プローブカードアセンブリは、前記第2調整手段を制御するように構成されたコントローラにデジタルデータを伝送するように構成された無線伝送装置をさらに含む、請求項に記載の装置。
  9. 前記電子装置は、単一化されていない半導体ウエハの1つ以上のダイを含み、
    前記試験ステーションは、該1つ以上のダイの試験中に該ウエハおよび前記プローブカードアセンブリを保持するプローバを含む、請求項1に記載の装置。
  10. 前記試験ステーションは、前記プローブカードアセンブリを介して前記1つ以上のダイに試験データを提供するように構成された試験システムの一部分である、請求項に記載の装置。
  11. 前記電子装置は、1つ以上の半導体ダイを含む、請求項1に記載の装置。
  12. 前記第2調整手段は、前記プローブカードアセンブリが前記取り付け手段によって前記試験ステーションに取り付けられている間に、該プローブカードアセンブリの配向を調整するように構成される、請求項1に記載の装置。
  13. プローブカードアセンブリであって、
    該プローブカードアセンブリが試験ステーションに取り付けられている間に、試験される電子装置の複数の端子と接触するように配置された複数のプローブと、
    該プローブカードアセンブリの基準構造に対する該プローブの配向を調整するように構成された第1調整機構と、
    該プローブカードアセンブリが試験ステーションに取り付けられている間に、該試験ステーションの第2構造と相互作用して、該試験ステーションの一部分に対して該プローブカードアセンブリの配向を調整することが可能な第2調整機構を提供するように構成された第1構造と、
    該試験ステーションに関する該プローブカードアセンブリの既定の配向を表すデジタルデータを格納するように構成されたデジタル記憶装置と
    を含む、プローブカードアセンブリ。
  14. 前記既定の配向は、前記試験ステーションの試験位置に配置されるときに、前記電子装置の端子を有する前記プローブを平面化するために事前に画定された該試験ステーションに関する前記プローブカードアセンブリの配向を含む、請求項13に記載のプローブカードアセンブリ。
  15. プローブカードアセンブリであって、
    該プローブカードアセンブリが試験ステーションに取り付けられている間に、試験される電子装置の複数の端子と接触するように配置された複数のプローブと、
    該プローブカードアセンブリの基準構造に関する該プローブの配向を調整するように構成された第1調整機構と、
    該プローブカードアセンブリが試験ステーションに取り付けられている間に、該試験ステーションの第2構造と相互作用して、該試験ステーションの一部分に対して該プローブカードアセンブリの配向を調整することが可能な第2調整機構を提供するように構成された第1構造と、
    該第2調整機構を制御するように構成されたコントローラにデジタルデータを伝送するように構成された無線伝送装置と
    を含む、プローブカードアセンブリ。
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