JP5322100B2 - 建築物の外装構造 - Google Patents
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Description
この屋根構造は、全体厚み(高さ)が薄く、比較的施工が容易であるという利点を有しているが、構造材である形鋼に天井材や断熱材などを配設するためには、多種類の取付用部材が必要であるため、部材管理の面で面倒となり、部材数が増加することで当然作業の手間もかかっていた。
そして、この構造では、断面ハット状の取付部材は、構造材の下フランジに端部が載置されて構造材と直交するように取り付けられ、隣接する取付部材間には天井材が配され、該取付部材の左右の鍔部上には天井材が載置され、天井材の表面を押さえる押さえ材を取付部材の頂部に跨らせて固定した構造である。
また、取付部材が接続腕部を挿着できる隙間を備えるので、容易に且つ安定に取付部材を取り付けることができる。
また、前記補強金具としては、長さ方向と直交する接続腕部を備える構成であれば、ピース状の部材でもよい。
これらのフレームと補助金具とは、予め一体化したものを躯体上に固定するようにしてもよいし、フレームを躯体上に配した後に、補助金具を固定するようにしてもよい。
また、前記本体部を二重縦片状に形成する場合、本体部(ウエブ部)は、隙間を介して対向する2片の縦片にて形成される構成でもよく、その場合には、この隙間を補強板材を介在させる空間として用いることもできるし、前記スペーサの接続腕部を挿着できる空間として用いてもよい。
さらに、前記本体部を角形筒状に形成する場合には、その内部空間を接続腕部を挿着できる空間として用いることができる。
また、前記上フランジ部は、左右の両方に延出するものが望ましく、断熱材の端縁上端を押さえ支持するが、支持を安定にする構成を付加してもよい。
前記フレーム1Aは、躯体7の上フランジ上に連結用のボルトの頭部が突出している部分(図示せず)を避けて配した。
前記補助金具1Bの接続腕部11は縦片状であって、該接続腕部11には、強度向上を目的として横方向に隆状リブが設けられ、その略中央には、後述する取付部材と固定するための固定具の取付孔111が設けられている。また、取付部12には、孔が形成され、該孔に固着具13を打ち込んでフレーム1Aと一体的に固定する。
また、前記ウエブ部21には、横方向に貫通する開口部212が図2(d)に示すように適宜間隔で設けられ、該開口部212には、図2(b)に示す支持具2Bや前記スペーサ1の接続腕部11を固定するための固着具2Cが図2(c)、(d)に示すように取り付けられる。
なお、前記支持具2Bは、後述する断熱材3の取付強度を向上する短幅のピース材であって、金属メッシュからなる支持材3Bの端縁を係止する係止部24を備える。この係止部24は、配設時には単なる横片状のフランジであるが、支持材3Bの配設に伴ってオーバーハング状に屈曲されて図示する形状となったものである。
そして、受支材5の各受支面50の下方には、左右に張り出した部分が形成され、その下方が後述する外装材6の凸状嵌合部631が嵌合する被嵌合部51である。また、受支面50の上縁を前後方向に折り曲げて支持部(面)52とし、後述する外装材6の被覆嵌合部632の被嵌状の保持を安定に行えるようにしている。さらに、この受支面50の略中央上端には、前記外装材6の断面略U字状の係合部633を上方から嵌合可能な矩形状の溝部501が設けられている。
次に、固定したスペーサ1の接続腕部11に跨るように上方から取付部材2を配し、ウエブ部21の隙間211に接続腕部11が位置するように配設した状態で、固着具2Cを用いて開口部212に取り付ける。
この取付部材2の別の開口部212には、支持具2Bを取り付けておき、この状態で隣接する取付部材2,2の下フランジ部22,22上に支持材3Bを配設し、この支持材3Bの端縁に係止するように支持具2Bの下フランジを屈曲して係止部24で係止させる。
その上に、断熱材3を載置する。
その後、固定したスペーサ1上にタイトフレーム4を固定し、その連結部41に受支材5をボルトナットで止め付ける。なお、これらのタイトフレーム4と受支材5は予め組み付けて保持部材の状態でスペーサ1上に固定するようにしてもよい。
そして、固定した保持部材に、外装材6を敷設し、キャップ材8を取り付けて外装構造を構築する。
また、図示実施例は、取付部材2のウエブ部21が隙間211を介して対向する2片の縦片にて形成されるため、スペーサ1の接続腕部11が前記ウエブ部21の隙間211に位置するように取り付けることができ、容易に且つ安定に取付部材2を取り付けることができる。
また、図示実施例は、スペーサ1がフレーム1Aと補助金具1Bとからなるので、適宜長さのフレーム1Aに対してピース材である補助金具1Bを嵌め付けて一体化すればよく、部材作製が容易である。
また、図示実施例では、スペーサ1の高さと、取付部材2との高さをほぼ等しく形成したので、スペーサ1の上面、すなわちタイトフレーム4の固定レベルと取付部材2の上フランジ部23の配設レベルがほぼ等しいものとなり、上フランジ部23の配設レベルは断熱材3の表面レベルとほぼ等しいので、外装材6の谷部の裏面に断熱材3が配設された状態となる。
次に、固定したスペーサ1'の接続腕部14に跨るように上方から取付部材2'を配し、その本体部26の内部空間に接続腕部14が位置するように配設した状態で、固着具27を用いて固定する。
そして、取付部材2'の下フランジ部25上に、断熱材3を載置する。
その後、固定したスペーサ1'のフレーム1C上にタイトフレーム4'を固定し、受支材5'をボルトナットで止め付けた後、外装材6'を敷設して端縁(67,68)をハゼ締めして外装構造を構築する。
また、図示実施例は、スペーサ1'がフレーム1Cと補助金具1Dとからなるので、適宜長さのフレーム1Cに対してピース材である補助金具1Dを固定すればよく、部材作製が容易である。
1A,1C フレーム
1B,1D 補助金具
11 接続腕部
111 取付孔
12 取付部
14 接続腕部
2,2' 取付部材
2B 支持具
2C 固着具
21 ウエブ部(本体部)
211 隙間
212 開口部
22 (下)フランジ部
23 上フランジ部
24 係止部
25 (下)フランジ部
26 本体部
3 断熱材
3B 支持材
4,4' タイトフレーム
41 連結部
42 脚部
43 固定部
5,5' 受支材
50 受支面
501 溝部
51 被嵌合部
52 支持部(面)
53 肩状部
6,6' 外装材
61 面板部
62 立ち上げ部
63 成形部
631 凸状嵌合部
632 被覆嵌合部
633 係合部
634 凹状嵌合受部
64 面板部
65 立ち上げ部
66 成形部
67 内側ハゼ部
68 外側ハゼ部
7 躯体
8 キャップ材
Claims (3)
- 形鋼からなる躯体上に、長さ方向にスペーサを介在させ、タイトフレームを固定して外装材を敷設する外装構造において、
前記スペーサは、長さ方向と直交する縦片状の接続腕部を備え、
前記接続腕部に、二重縦片状で隙間を有するウエブ部の下端に左右方向に延出するフランジ部を備える取付部材を取り付け、前記取付部材間に断熱材を架設してなることを特徴とする建築物の外装構造。 - 取付部材のウェブ部に開口部が設けられ、接続腕部には取付孔が設けられることを特徴とする請求項1に記載の建築物の外装構造。
- スペーサは、躯体の長さ方向に沿うフレームと躯体の長さ方向と直交する接続腕部を有する補助金具とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の建築物の外装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009029823A JP5322100B2 (ja) | 2009-02-12 | 2009-02-12 | 建築物の外装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009029823A JP5322100B2 (ja) | 2009-02-12 | 2009-02-12 | 建築物の外装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010185219A JP2010185219A (ja) | 2010-08-26 |
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Family
ID=42766038
Family Applications (1)
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JP2009029823A Active JP5322100B2 (ja) | 2009-02-12 | 2009-02-12 | 建築物の外装構造 |
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2009
- 2009-02-12 JP JP2009029823A patent/JP5322100B2/ja active Active
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