JP5320878B2 - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5320878B2 JP5320878B2 JP2008188239A JP2008188239A JP5320878B2 JP 5320878 B2 JP5320878 B2 JP 5320878B2 JP 2008188239 A JP2008188239 A JP 2008188239A JP 2008188239 A JP2008188239 A JP 2008188239A JP 5320878 B2 JP5320878 B2 JP 5320878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection conductor
- inter
- electrode terminal
- circuit
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
Description
図19は、従来の電力変換装置の説明に供する一例の接続図、図20は、従来の電力変換装置の説明に供する他の例の接続図である。
一方、半導体スイッチング素子Q10がターンオフすると、充放電用コンデンサC10の負極側から配線導体102及び半導体スイッチング素子Q11を通り、配線導体101を通ってU相交流端子AC1に至る電流経路L11を流れる電流が増加する。このため、電流変化に伴って発生する配線導体102のインダクタンスによる電圧は半導体スイッチング素子Q11に対して充放電用コンデンサC10の方が高くなる向きに発生する。
スイッチング時の電流の変化に伴う電圧の跳ね上がりを抑制する方法としては、充放電用コンデンサC10→配線導体100→半導体スイッチング素子Q10→配線導体101→半導体スイッチング素子Q11→配線導体102→充放電用コンデンサC10の電流経路上において、半導体スイッチング素子のターンオフ時に電流が増加する部分の配線と半導体スイッチング素子のターンオフ時に電流が減少する部分の配線とを一対として配置することでインダクタンス成分を相殺する方法がある。
一般的な電動機や変圧器等の電力機器では、効率を上昇させるために使用する電圧をできるだけ高くして発熱による損失の原因となる電流を減少させることが多い。これは、電力変換装置においても同様であるが、半導体スイッチング素子やコンデンサ等の電気部品は使用できる最大電圧が部品毎に決められており、その値を超えることはできない。そのため、半導体スイッチング素子やコンデンサ等の電気部品を、電気部品の決められた最大電圧を超える電圧で使用するために、複数の電気部品を直列に接続し1個あたりの電気部品にかかる電圧が決められた最大電圧を超えないようにする電力変換装置が知られている。
特許文献1に記載の電力変換装置においては、図21及び図22に示すように、配線導体103によってコンデンサC11〜C14の高電位側端子t11a、t12a、t13a、t14aを電力変換装置の正側に接続し、配線導体104によってコンデンサC15〜C18の低電位側端子t15b、t16b、t17b、t18bを電力変換装置の負側に接続し、配線導体105によってコンデンサC11〜C14の低電位側端子t11b、t12b、t13b、t14bとコンデンサC15〜C18の高電位側素子t15a、t16a、t17a、t18aを接続することで直列及び並列に接続したコンデンサ群が構成されている。
さらにまた、請求項4に係る電力変換装置は、請求項2に係る発明において、前記群間接続導体との間に前記絶縁部材を配置した前記他の接続導体は、前記素子間接続導体の前記一対の対向側板部を有することを特徴としている。
また、請求項6に係る電力変換装置は、請求項1乃至5の何れか1項に係る発明において、前記素子間接続導体は、前記回路素子の電極端子に対して固定部材によって着脱自在に固定されていることを特徴としている。
さらにまた、請求項8に係る電力変換装置は、請求項1乃至7の何れか1項に係る発明において、前記第1の外部接続導体及び第2の外部接続導体は、所定間隔を保って並設されていることを特徴としている。
図1は、本発明の第1の実施形態の電力変換装置のスイッチングアームの構成を示す回路図、図2は、第1の実施形態の電力変換装置の機械的接続構造を示す平面図、図3は、第1の実施形態の図2のA−A線上の断面図、図4は、第1の実施形態を示す分解斜視図である。
そして、上アーム2及び下アーム3を構成する1組の半導体スイッチング素子とダイオードとの並列回路が回路素子としての半導体素子S1〜S4にそれぞれ内装されている。これら半導体素子S1〜S4のそれぞれは、図2〜図4に示すように、少なくとも上面が絶縁体で形成され、半導体スイッチング素子及びダイオードの並列回路を内装した直方体状の筐体4と、この筐体4の上面にその長手方向に所定間隔を保って配設された第1及び第2の電極端子5及び6を備えている。ここで、第1の電極端子5には、半導体スイッチング素子のコレクタ及びダイオードのカソードが接続され、第2の電極端子6には、半導体スイッチング素子のエミッタ及びダイオードのアノードが接続されている。そして、第1及び第2の電極端子5及び6にはそれぞれ上面中央部に雌ねじ部7が形成されている。
この群間接続導体10は、図2〜4に示すように、インダクタンス相殺部となる所定間隔を保って対向する一対の対向側板部10a及び10bと、その一対の対向側板部10a及び10bの一端すなわち上端を連結する連結板部10cと、一対の対向側板部10a及び10bの他端すなわち下端からそれぞれ内方に連結板部10cと平行となるように突出形成された取付フランジ部10d及び10eとを備えている。ここで、取付フランジ部10d及び10eには、略中央位置に固定ねじ16の雄ねじ部16bを挿通する小径挿通孔10f及び10gが形成されている。なおさらに、連結板部10cには、取付フランジ部10d及び10eの小径挿通孔10f及び10gと同軸上に固定ねじ16の頭部16aを挿通する大径挿通孔10h及び10iが形成されている。
一方、上アーム2は、図2〜図4に示すように、所定間隔を保って隣接する半導体素子S1の第2の電極端子6と半導体素子S2の第1の電極端子5とが導電性を有する素子間接続導体11によって電気的に接続されている。また、隣接する半導体素子がなく接続相手のない半導体素子S1の第1の電極端子5と正極ラインPとが導電性を有する第1の外部接続導体12によって電気的に接続されている。
第1の外部接続導体12は、図2〜4に示すように、素子間接続導体11の対向側板部10aに所定間隔を保って対向するインダクタンス相殺部となる側板部12aと、その側板部12aの上端から素子間接続導体11の連結板部10cと同じ高さで左方に突出する外部接続端子TPとなる接続板部12bと、側板部12aの下端から接続板部12bと平行となるように左方に所定長さ突出形成され、半導体素子S1の第1の電極端子5に固定される取付フランジ部12cとを備えている。ここで、取付フランジ部12cには、接続板部12bと対向する部位の略中央位置に固定ねじ16の雄ねじ部16bを挿通する小径挿通孔12dが形成されている。さらに、接続板部12bには、取付フランジ部12cの小径挿通孔12dと同軸上に固定ねじ16の頭部16aを挿通する大径挿通孔12eが形成されている。そして、取付フランジ部12cの小径挿通孔12dの中心と側板部12aまでの長さが、取付フランジ部12cを半導体素子S1の第1の電極端子5に固定した状態で、側板部12aが素子間接続導体11の対向側板部10aと所定間隔を保って対向するように設定されている。また、第1の外部接続導体12の接続板部12bの自由端にはその前方側から左方に突出する幅狭の外部接続端子TPが一体に形成されている。
この絶縁部材15は、図2〜4に示すように、第1の外部接続導体12の接続板部12b、素子間接続導体11の連結板部10c、群間接続導体10の連結板部10c及び素子間接続導体13の連結板部10cの上面を覆う平板部15aと、この平板部15aの下面に所定間隔を保って平行に垂設された仕切り板部15b〜15eとを備えている。ここで、仕切り板部15bは、第1の外部接続導体12の側板部12aと素子間接続導体11の対向側板部10aとの間に挿通されている。また、仕切り板部15cは、素子間接続導体11の対向側板部10bと群間接続導体10の対向側板部10aとの間に挿通されている。さらに、仕切り板部15dは、群間接続導体10の対向側板部10bと素子間接続導体13の対向側板部10aとの間に挿通されている。さらにまた、仕切り板部15eは、素子間接続導体13の対向側板部10bと第2の外部接続導体14の側板部14aとの間に挿通されている。なおさらに、平板部15aの幅は前述した群間接続導体10の連結板部10c、素子間接続導体11及び13の連結板部10c、第1の外部接続導体12の接続板部12b及び第2の外部接続導体14の接続板部14bの幅より幅広に形成されている。
スイッチングアーム1を組立てるには、先ず、図4に示すように、同一平面上に半導体素子S1、S2、S3及びS4をその順に所定間隔を保って、半導体素子S1〜S4の第1の電極端子5が左側、第2の電極端子6が右側となるように直線上に整列配置する。
次に、第1の外部接続導体12の接続板部12bを半導体素子S1の第2の電極端子6側とは反対側に向けた状態で、半導体素子S1の第1の電極端子5上に、第1の外部接続導体12の取付フランジ部12cを、小径挿通孔12dを雌ねじ部7に略一致させて載置する。
次に、第1の外部接続導体12の側板部12aに素子間接続導体11の対向側板部10aを所定間隔を保って対向させ、且つ半導体素子S1の第2の電極端子6の雌ねじ部7と素子間接続導体11の取付フランジ部10dと小径挿通孔10fとを略一致させる。この状態で、上述したと同様に、固定ねじ16をマグネット付きドライバによって支持して、素子間接続導体11の連結板部10cの上方から大径挿通孔10hに挿入し、雄ねじ部16bを小径挿通孔10fを通じて第2の電極端子6の雌ねじ部7に螺合させる。
以下、同様にして、半導体素子S2の第2の電極端子6及び半導体素子S3の第1の電極端子5に群間接続導体10をそれぞれ固定ねじ16でねじ留めし、次いで、半導体素子S3の第2の電極端子6及び半導体素子S4の第1の電極端子5に素子間接続導体13を固定ねじ16でねじ留めする。
そして、第2の外部接続導体14の取付フランジ部14cの小径挿通孔14dを半導体素子S4の第2の電極端子6の雌ねじ部7に略一致させて、前述したと同様に、固定ねじ6を雌ねじ部7に螺合させて固定する。
このため、上記のように組立てたスイッチングアーム1を3列並列に配置し、各外部接続端子TP及びTNを正極ラインP及び負極ラインNに接続し、外部接続端子TACを3相負荷に接続することにより、3相インバータを構成することができる。
ここで、上アーム2の半導体素子S1及びS2の半導体スイッチング素子Q1及びQ2をオン状態としたときの図1の電流経路L1は、充放電用コンデンサCの正極側から電流が、図4に示すように、外部接続端子TP→接続板部12b→側板部12a→取付フランジ部12c→半導体素子S1の第1の電極端子5→半導体素子S1の第2の電極端子6→素子間接続導体11の取付フランジ部10d→素子間接続導体11の対向側板部10a→素子間接続導体11の連結板部10c→素子間接続導体11の対向側板部10b→素子間接続導体11の取付フランジ部10e→半導体素子S2の第1の電極端子5→半導体素子S2の第2の電極端子6→群間接続導体10の取付フランジ部10d→群間接続導体10の対向側板部10a→群間接続導体10の連結板部10c→外部接続端子TACの順に電流が流れる。
このため、上アーム2のターンオフ時には、半導体素子S1では、第1の電極端子5及び第2の電極端子6にそれぞれ接続されている第1の外部接続導体12の側板部12a及び素子間接続導体11の対向側板部10a間で逆方向の電流が流れ、同様に半導体素子S2では、第1の電極端子5及び第2の電極端子6にそれぞれ接続されている素子間接続導体11の対向側板部10b及び群間接続導体10の対向側板部10a間で逆方向の電流が流れる。同様に、半導体素子S4では、第2の電極端子6及び第1の電極端子5にそれぞれ接続されている第2の外部接続導体14の側板部14a及び素子間接続導体13の対向側板部10b間で逆方向の電流が流れ、半導体素子S3では、第2の電極端子6及び第1の電極端子5にそれぞれ接続されている素子間接続導体13の対向側板部10a及び群間接続導体10の対向側板部10b間で逆方向の電極が流れる。
しかも、半導体素子S1〜S4を群間接続導体10及び素子間接続導体11、13で接続するので、別途群間接続導体10又は素子間接続導体11、13を用意しさえすれば、直列に接続する半導体素子数の制限は全くないものである。この場合、接続する半導体素子数に応じて第2の外部接続導体14の長さを変更すればよい。
ここで、図5は、第2の実施形態の電力変換装置を示す回路図、図6は、図5の機械的接続構造を示す平面図、図7は、図6のB−B線上の断面図、図8は、第2の実施形態を示す分解斜視図である。
この第2の実施形態では、半導体素子S1〜S4に代えて充放電用コンデンサC1及びC2を整列配置し直列に接続するようにしたものである。
ここで、各充放電用コンデンサC1及びC2のそれぞれは、図6〜図8に示すように、少なくとも上面が絶縁体で形成された円筒状のケース21と、このケース21の上面にその径方向に所定間隔を保って配設された第1及び第2の電極端子22及び23とを備えている。ここで、ケース21内の第1及び第2の電極端子22及び23の間には図示しない誘電体が介装されている。そして、第1及び第2の電極端子22及び23にはそれぞれ上面中央部に雌ねじ部24が形成されている。
ここで、図5に示す充放電用コンデンサC1から正極ラインPへの電流経路L3に相当する電流は、図9に示すように、充放電用コンデンサC1の第1の電極端子22→取付フランジ部12c→側板部12a→接続板部12bの順に流れる。
そして、図5に示す充放電用コンデンサC2から負極ラインNへの電流経路L4に相当する電流は、図9に示すように、充放電用コンデンサC2の第2の電極端子23→取付フランジ部14c→側板部14a→接続板部14b→の順に電流が流れる。
次に、本発明における第3の実施形態を図10〜図13について説明する。
この第3の実施形態では、半導体素子S1〜S4と充放電用コンデンサC1及びC2とを直列に整列配置しながら、半導体素子S1〜S4の直列回路と充放電用コンデンサC1及びC2の直列回路との並列回路を構成し、さらに両者間の接続中点間を接続するようにしたものである。
この図10に示す回路の機械的構成は、図11〜図12に示すように、前述した第1の実施形態と同様にスイッチングアーム1を構成する半導体素子S1〜S4がその順に群間接続導体10及び素子間接続導体11及び13によって電気的に接続されている。
そして、スイッチングアーム1の半導体素子S1の第1の電極端子5と充放電用コンデンサC1の第1の電極端子22とが第1の外部接続導体31によって電気的に接続されていると共に、スイッチングアーム1の第4の半導体素子S4の第2の電極端子6と充放電用コンデンサC2の第2の電極端子23とが第2の外部接続導体32によって電気的に接続されている。
また、第2の外部接続導体32は、前述した第1の実施形態の第2の外部接続導体14と同様に、側板部32a、接続板部32b及び取付フランジ部32cを有する。この第2の外部接続導体32は、接続板部32bの他端に連接された素子間接続導体25の対向側板部10aと所定間隔を保って対向する側板部32dを有するとともに、この側板部32dの下端に外方に突出して連接された取付フランジ部32eを有する。そして、取付フランジ部32c及び32eに固定ねじ16の雄ねじ部16bを挿通する小径孔部32f及び32gが形成されている。
この絶縁部材33は、素子間接続導体25、第1の外部接続導体31、素子間接続導体11、群間接続導体10、素子間接続導体13及び第2の外部接続導体32を覆い、これらの幅より幅広に形成された平板部33aを有する。この平板部33aには、その両端の下面に、下方に突出する端板部33b及び33gが形成され、端板部33b及び33g間に所定間隔を保って下方に突出する仕切り板部33c〜33fが形成されている。
さらに、充放電用コンデンサC1及びC2間では、電流経路L5又はL6が形成されるときに充放電用コンデンサC1から素子間接続導体25を通じて充放電用コンデンサC2に向かう電流経路L7が形成される。
ここで、図14は、第4の実施形態の電力変換装置の充放電用コンデンサの接続回路構成を示す回路図、図15は、図14の機械的接続構造を示す平面図、図16は、図15のD−D線上の断面図である。
この第4の実施形態では、充放電用コンデンサの並列回路を直列に接続したものである。
そして、図15に示すように、充放電用コンデンサC3及びC4を、同一平面上に、第1の電極端子22及び第2の電極端子23を上側とし且つ第1の電極端子22を左側、第2の電極端子23を右側として、前後方向に所定間隔を保って一列に整列させて配置する。
そして、充放電用コンデンサC3及びC4の第2の電極端子23と充放電用コンデンサC5及びC6の第1の電極端子22とが素子間接続導体44で電気的に接続されている。また、充放電用コンデンサC3及びC4の第1の電極端子22に第1の外部接続導体45が電気的に接続され、充放電用コンデンサC5及びC6の第2の電極端子23に第2の外部接続導体46が電気的に接続されている。
この絶縁部材47も、前述した第2の実施形態における絶縁部材28と同一断面形状に構成され、平板部47aと、仕切り板部47b及び47cとで構成されている。
そして、充放電用コンデンサC3〜C6に素子間接続導体44を固定ねじ16で固定すると共に、充放電用コンデンサC3及びC4に第1の外部接続導体45を固定ねじ16で接続する。そして、第1の外部接続導体45及び素子間接続導体44間に仕切り板部47bを介挿し、素子間接続導体44の対向側板部44bに仕切り板部47cを接触させながら平板部47aを第1の外部接続導体45の接続板部45b及び素子間接続導体44の連結板部44cに接触させる。その後、第2の外部接続導体46を、絶縁部材47の平板部47aの上面に接続板部46bを接触させ、仕切り板部47cに側板部46aを接触させて取付フランジ部46cを充放電用コンデンサC5及びC6の第2の電極端子23に固定ねじ16で固定するようにより充放電部43を構成することができる。
また、図17に示すように、高さの異なる回路素子を直列に接続する場合には、接続する回路素子の高さに合わせて群間接続導体の対向側板部の高さを変更すればよい。すなわち、図17に示すように、半導体素子S5と充放電用コンデンサC7とを群間接続導体51で接続する場合に、充放電用コンデンサC7の高さが半導体素子S5より高い場合には、群間接続導体51の対向側板部51a及び51bのうち充放電用コンデンサC7に固定する対向側板部51aの高さを低くし、半導体素子S5に固定する対向側板部51bの高さを高くすることにより、高さの異なる回路素子を電気的に直列に接続するとこができる。ここで、群間接続導体51の連結板部51cは水平方向に延長させる場合に限らず、対向側板部51a及び51bの高さを等しくする場合には両者間を傾斜状態で連結するようにしてもよい。
さらにまた、上記第1〜第4の実施形態においては、半導体素子S1〜S4の第1及び第2の電極端子5及び6と充放電用コンデンサC1〜C4の第1及び第2の電極端子22及び23を上方に向けて整列配置して接続する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図18に示すように、例えば一つおきの半導体素子S1及びS3の第1及び第2の電極端子5及び6を上方に向け、残りの半導体素子S2及びS4の第1及び第2の電極端子5及び6を下方に向けて配置してもよい。この場合には、群間接続導体10及び素子間接続導体11、13の連結板部10cをクランク状の連結板部10jに置換するようにすればよい。
Claims (9)
- 少なくとも2つの回路素子を整列配置して直列に接続した直列回路を備えた電力変換装置であって、
前記回路素子のそれぞれは、同一面側に少なくとも第1及び第2の電極端子が形成され、
前記直列回路は、隣接する2つの回路素子のうち一方の第2の電極端子と他方の第1の電極端子とを素子間接続導体で接続し、隣接する回路素子が存在しない両端の回路素子のうち、接続相手のない第1の電極端子に第1の外部接続導体を接続し、接続相手のない第2の電極端子に第2の外部接続導体を接続した構成を有し、
前記素子間接続導体は、隣接する他の接続導体との間でインダクタンスを相殺するインダクタンス相殺部が形成されており、
前記素子間接続導体は、前記インダクタンス相殺部となる一対の対向側板部と、これら対向側板部の一端を連結する連結板部と、前記一対の対向側板部の他端からそれぞれ内方に突出して前記回路素子の電極端子に接続する取付フランジ部とを備え、
前記一対の対向側板部と前記他の接続導体との間には、絶縁部材が配置されており、
前記回路素子は、能動素子及び受動部品の少なくとも一方で構成されていること
を特徴とする電力変換装置。 - 複数の回路素子を整列配置して直列に接続した直列回路を有する電力変換装置であって、
前記回路素子の夫々は、同一面側に少なくとも第1及び第2の電極端子が形成され、
前記直列回路は、それぞれ複数の回路素子を直列に接続した第1の回路素子群及び第2の回路素子群を、外部出力端子を有する群間接続導体で接続した構成を有し、
前記第1の回路素子群は、隣接する2つの回路素子のうち一方の第2の電極端子と他方の第1の電極端子とを素子間接続導体で接続し、隣接する回路素子が存在しない端部の回路素子のうち、接続相手のない第1の電極端子に第1の外部接続導体を接続した構成を有し、
前記第2の回路素子群は、隣接する2つの回路素子のうち一方の第2の電極端子と他方の第1の電極端子とを素子間接続導体で接続し、隣接する回路素子が存在しない端部の回路素子のうち、接続相手のいない第2の電極端子に第2の外部接続導体を接続した構成を有し、
前記群間接続導体及び前記素子間接続導体は、隣接する他の接続導体との間でインダクタンスを相殺するインダクタンス相殺部が形成されており、
前記素子間接続導体は、前記インダクタンス相殺部となる一対の対向側板部と、これら対向側板部の一端を連結する連結板部と、前記一対の対向側板部の他端からそれぞれ内方に突出して前記回路素子の電極端子に接続する取付フランジ部とを備え、
前記群間接続導体は、前記インダクタンス相殺部となる一対の対向側板部と、これら対向側板部の一端を連結する連結板部と、前記一対の対向側板部の他端からそれぞれ内方に突出して前記回路素子の電極端子に接続する取付フランジ部とを備え、
前記素子間接続導体の一対の対向側板部と前記他の接続導体との間には、絶縁部材が配置されており、
前記群間接続導体の一対の対向側板部と前記他の接続導体との間には、絶縁部材が配置されており、
前記回路素子は、能動素子及び受動部品の少なくとも一方で構成されていること
を特徴とする電力変換装置。 - 前記他の接続導体は、前記第1及び第2の外部接続導体を有すること
を特徴とする請求項1記載の電力変換装置。 - 前記群間接続導体との間に前記絶縁部材を配置した前記他の接続導体は、前記素子間接続導体の前記一対の対向側板部を有すること
を特徴とする請求項2記載の電力変換装置。 - 前記素子間接続導体との間に前記絶縁部材を配置した前記他の接続導体は、前記群間接続導体の前記一対の対向側板部と、前記第1及び第2の外部接続導体とを有すること
を特徴とする請求項2又は4に記載の電力変換装置。 - 前記素子間接続導体は、前記回路素子の電極端子に対して固定部材によって着脱自在に固定されていること
を特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電力変換装置。 - 前記群間接続導体は、前記回路素子の電極端子に対して固定部材によって着脱自在に固定されていること
を特徴とする請求項2、4又は5の何れか1項に記載の電力変換装置。 - 前記第1の外部接続導体及び第2の外部接続導体は、所定間隔を保って並設されていること
を特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の電力変換装置。 - 前記回路素子として半導体素子を適用した直列回路と、回路素子としてコンデンサを適用した直列回路とが並列に接続されていること
を特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008188239A JP5320878B2 (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008188239A JP5320878B2 (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | 電力変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010028983A JP2010028983A (ja) | 2010-02-04 |
JP5320878B2 true JP5320878B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=41734252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008188239A Expired - Fee Related JP5320878B2 (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5320878B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106788110A (zh) * | 2015-11-24 | 2017-05-31 | 株式会社日立制作所 | 功率转换装置和电梯 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016103324A1 (ja) | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置および電力用半導体モジュール |
JP7225032B2 (ja) * | 2019-06-03 | 2023-02-20 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | スイッチング素子ユニット及び電動圧縮機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4209421B2 (ja) * | 1998-04-28 | 2009-01-14 | 株式会社日立製作所 | 電力変換器の主回路構造 |
WO2001031771A1 (fr) * | 1999-10-27 | 2001-05-03 | Hitachi, Ltd. | Convertisseur d'energie electrique |
-
2008
- 2008-07-22 JP JP2008188239A patent/JP5320878B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106788110A (zh) * | 2015-11-24 | 2017-05-31 | 株式会社日立制作所 | 功率转换装置和电梯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010028983A (ja) | 2010-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6160780B2 (ja) | 3レベル電力変換装置 | |
US9425707B2 (en) | Inverter device capable of appropriately fixing a power module having a switching element and a smoothing capacitor in a limited region | |
US8902612B2 (en) | Power conversion apparatus | |
CN108370652B (zh) | 汇流排装置 | |
JP4640213B2 (ja) | 電力半導体装置及びそれを使用したインバータブリッジモジュール | |
JP5263334B2 (ja) | バスバーモジュール | |
JP6511981B2 (ja) | コンデンサモジュール | |
JP2014090538A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2008253055A (ja) | 電力変換装置 | |
US10951128B2 (en) | Main circuit wiring member and power conversion device | |
JP4209421B2 (ja) | 電力変換器の主回路構造 | |
JP5320878B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2019030043A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2014168360A (ja) | 電力変換モジュール結線用のバスバーアッセンブリ | |
JP2007068294A (ja) | 電力変換装置 | |
JPH09274904A (ja) | バッテリアレイの配線方法 | |
JP2007325387A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2019103280A (ja) | 電力変換装置 | |
WO2018190184A1 (ja) | 電力変換装置 | |
JPWO2019187700A1 (ja) | 半導体モジュール | |
JP6179487B2 (ja) | 3レベル電力変換装置の半導体モジュールユニット | |
JP5869207B2 (ja) | 回路部品実装構造ならびにその実装基板 | |
EP3258589B1 (en) | Circuit module and inverter device using same | |
JPH06327266A (ja) | 半導体電力変換装置 | |
US20210175816A1 (en) | Power conversion device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20110422 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110516 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |